喫茶いずみのマスター について

大学時代からコーヒーが好きで文化祭で「純喫茶・カフェ」というダブルネーム的なお店をやった。 その味をしめてサラリーマンを経て独学で自家焙煎コーヒー店を開業。

東京都現代美術館の「特撮博物館」展へ行く

今日はゴリ男君に乗ってMOT(東京都現代美術館)まで出掛けていった。

 

先日お客様からMOTでやってる「館長 廣野秀明 特撮博物館」という企画展のチケットを頂いたんです。

特撮博物館 チケット

特撮博物館 チケット

ゲージュツの秋なんでこういう贈り物は大変に嬉しい。
しかも月曜日(今日だけ特別)に開館しているなんてとっても素敵です。

僕の住んでる千葉県船橋市から、MOTのある東京都江東区の木場まで原付のゴリ男君で行くのは結構大変。

何が大変かっていうと、白馬に乗った青魔導師がいて僕に呪いのお札を貼り付けてくるんです。

先日は「ニダンカイ ウセツ」という呪いのお札を授けられ、財布から急にお金が消えた。

 

どういうこっちゃの?

 

まぁそれは僕がいけないのですが、朝の交通量の多い時間なんで白馬の青魔導師がいるいる。

赤い光を放たれ、うーうーと青魔導師がうなってきたら即座に観念するしかない。

いっつもバックミラーで後ろを警戒しながら、木場の美術館に無事にたどり着いた。
 

 

で、肝心のMOT(東京都現代美術館)。ここは何回か訪れたことがあります。
エントランスの高めの空間が特徴的。

巨大な三角の丸穴が印象的エントランス

巨大な三角の丸穴が印象的エントランス

さて、それで特撮博物館。
実は特撮ものって子供の頃に熱中しなかったんです。

僕の世代だと特撮ものはなんだろう?
っていう感じで全くわからない。
館内は月曜日だというのに男の30~50代くらいの男性客が多い。
しかも結構混んでいる。

ウルトラマンやゴジラぐらいならわかるけどその他の物がゼンゼンわからず軽く流してみた。

他の人は展示された宇宙船や怪獣と戦う秘密兵器、ウルトラマンに似たなんちゃらマンの抜け殻にをかなり凝視していた。
で、まぁ流してすべて終わるかなぁーと思ったら、展示後半にあった今回の目玉。

風の谷のナウシカに出てきた、恐ろしい「巨神兵」が東京に現れるというストーリーの

 

「巨神兵東京に現わる」

 

という短編映画が意外に面白かった。

 

小学生低学年の時に同じクラスの女の子の誕生日会に呼ばれて、そのときにテレビで風の谷のナウシカを流していた。

 

結局最後までは見れなかったけど、火の七日間戦争の巨神兵がヌラヌラと動いている姿が衝撃的に怖くてしばらくもうじき世界が終わると思ってた。

あのナウシカにでてくる巨神兵はそれだけ小さい僕に衝撃をあたえた。

 

そんな巨神兵が出てきていたのでもう釘付け。アレの恐ろしさをクローズアップしてました。
映画に出てきた言葉でたしか、

 

「創造主だけを神というのでない。畏れを感じるものを神という」

 

あぁ本当そうだよ。と感じ入りました。
普段はコーヒーの神に仕えているけど(けっこう真面目なトーンです)、根源的な畏れっていう感情も神に対してあるんだなと真面目に思った。

 

それでさらに、短編映画で使われていたミニチュアのビルが破壊される方法などを具体的に展示や映像で解説されていたりして、

ホッホーなるほどなるほど 

と一丁前に特撮技術の最先端に触れられた気がするという仕掛けで大変すばらしい。
あの熱線でドロドロに溶けたビルはこんなつくり方なのかー、とか大変に興味をそそられた。

 

最後にミニチュアに入って撮影できるコーナーもあって面白い。

さっきの映画の風景に入り込める

さっきの映画の風景に入り込める みんな熱心に写真撮ってました

やっぱりカメラに写らない裏は何にもないのね・・・

 

ミニチュアビルの裏側

ミニチュアビルの裏側 右側に「ウルトラマン 映画」?の文字が・・・

表側だとこんなに精巧なミニチュア。

表は精巧なビルディング 集合住宅でしょう

表は精巧なビルディング 集合住宅でしょう

 

そして、企画展を見て、さらに常設展の現代ゲージュツを見て美術館をあとにした。

 

現代ゲージュツは真っ白なキャンバスに「君主」といった題名で、今の僕には理解に苦しみ頭が痛かった。

その中では小瀬村真美さんの「Frozen」が好きでした。
映像作品ですが、黒いインクの染みが広がっていって・・・

個人的には展示左側のカーテンにやられました。(意味不明)

映像の左側に展示されたカーテンの襞が作る影がインクの染みを凝視していたら急に意味があるように思えて世界が変わった。(僕だけ?)

まぁ言葉でゲージュツは表現できない。
気になる人は見に行ってください。

あぁ。ゲージュツの秋がやってきましたねぇー。

また美術館行きたいです。
コーヒーもゲージュツの秋といい友達だと思います。

高校の文化祭へ行く

今日は本当に久々に出身高校の文化祭へお邪魔してきた。

高校の文化祭っていろいろ思い出あるでしょうけど、皆さんどうでした?

 

わりと僕は思い出あります。

僕は高校時代に山岳部と化学部に在籍していたのだが、その化学部では伝説を作ってしまった。

高校時代はペットボトルロケットなるものにだいぶ入れ込んでいた。
ペットボトルロケットは水と空気で飛ぶとてもエコロジカルなものだ。
火薬で飛ばすロケットも面白いが水と空気で充分だ。

けっこそれでも100メートル近くは飛ぶんだよね。

14年前になるだろうか、発射前の写真。

14年前のロケット発射前の写真。左が僕です。右は後輩。

14年前のロケット発射前の写真。左が僕です。右は後輩。

文化祭っていうことで、ツイツイやりすぎてしまい・・・

 
僕の高校は自分の所と別の高校が隣接していて4階建のビルに相当するフェンスがあるんだけど、(上の写真だと奥の方です。)
それを軽々と超えてしまったのネ。

 

飛ばしすぎて隣の高校にロケットが入っちゃったのよ。
僕の可愛いロケットちゃんが・・・
まぁ自分としては最高な気分でしたけど・・・
隣の高校にロケット入っちゃって、顧問の先生真っ青で大変あの時は迷惑をかけた。

先生スミマセン。

たまたま隣の高校の校庭には、だれもいなくて大事には至らなかった。

 

あとから人づてに聞いたところによると、
隣の高校の生徒は僕の高校から「ロケットで襲撃された」と噂になっていたらしい。

 

ってまぁ高校の思い出を語ってしまったけど、久々に母校の文化祭を楽しみました。
在籍していた山岳部の山の写真を見たり、

山岳部

山岳部 10年以上たっても展示内容は相変わらずだった

美術部の作品を鑑賞したり、

 

美術部

やっぱり題字が綺麗な美術部

一番面白かったのは地学部のプラネタリウム。
いまの最新のチョー綺麗なやつとゼンゼン違うデス。

素朴なプラネタリウム投影機

素朴なプラネタリウム投影機

こんな感じの大きな傘のお化けのスクリーンに、学校で座るイス。

白い傘のスクリーン

白い傘のスクリーン

 
6人ぐらいがひしめき合って「白い点の星」を見つめる。
それでエアコンがないんで暑いです。
なんか独特な場に支配されてました。

正直大きな感動はなかった。

それでもこの感じはたぶん忘れない。
ゼンゼン心地よくもないし壮大なスペクタルでもない。
なんだか忘れがたい。

白い星の点に集中していると一瞬トリップしそうになる。
なんか楽しいですよね。

また、高校生の喋りが完成されていて良かった。
僕も星座に関してはあそこまで饒舌にはなれない。
まぁ一切冗談の類はなかったけど、初々しくてすごく新鮮だった。

それで、あたりまえなんだけど、僕はあの初々しい高校生ではないのだなと実感した。
歳をとるってこういうことなんだなぁ、と今日は勉強しました。

 

それから、ちょっと素敵なセレクトショップ「doinel」でお買い物して、

ちょっと素敵なセレクトショップ「doinel」

ちょっと素敵なセレクトショップ「doinel」

大坊珈琲へいって濃い珈琲を飲んでひとごこちつく。
今日の大坊珈琲の4番(いわゆるデミタスコーヒー)はわりと軽めだったような気がした。
淹れるお兄さんによって若干味が違うのだろう。

大坊珈琲店

渋ーいコーヒー屋 大坊珈琲店

可否道→だし場

今日は大人しく珈琲店へ行ってきた。

東京の国立劇場の真裏にある喫茶店「可否道」

名前がいいです。

可否道

可否道

実はつい2日前に当店に来るお客さんからここのコーヒーチケットを頂いたので、早速行ってきたのだ。

コーヒーの神の導かれるままに・・・

この「可否道」とは事前に調べた情報によると、ものすごい浅煎りのコーヒーを置いてあると。

おぉーこれは神奈川の中央林間の「ぜにさわ」や南浦和の「道化宿」の流れかなーと思う。

早速お店に到着。

メニューをみてアメリカンを注文。

「うちのアメリカンは一般のアメリカンとは違いますよ」

「うちの店の飲んだことありますか、大丈夫ですか?」

と問われる。

「大丈夫です。」

やっぱりその系統なのか・・・

とアメリカンが出てくる。

香りが、超浅煎り系の特徴である、豆の匂いやほうじ茶という感じ。

飲んでみるとかなり薄めの感じ。
ほうじ茶に近い。
かなり浅煎りの豆だろうけど、薄く抽出してあるので酸味はほとんど感じない。

何に近いかというとコーン茶の甘さをなくしたような印象。

超浅煎り系の免疫が出来ているので、衝撃は受けなかったが、超浅煎り系のコーヒーの流れをしっかり感じた。

本郷「和田宿」(いまは味がかわってしまったとも 行ったことないのでそのうちいきます)

南浦和「道化宿」(昔からの浅煎りコーヒーって風情)

中央林間「ぜにさわ」(ここが超浅煎りコーヒーの極限だろう)

 

そして今日行った「可否道」のアメリカン。
コーヒー界の少数派の超浅煎り系のコーヒー。
コーヒーと思って飲んではいけない。

 

それで2杯目に注文した「インドネシア マイソール」だったかな?
あまり見たことのない銘柄のコーヒーを注文。
これはしっかり苦くてパンチのある昔風の珈琲。
インドネシア系の香りもしっかり感じる。
一つの店で超浅煎りと昔風の深煎りのコーヒーを楽しめるのはこの店だけだろうと思った。
コーヒーについて書いたけどこの店の雰囲気はとっても落ち着いた感じで素敵です。
カウンターのみなんだけども、古く時代を重ねてきた暖かさ。

 

それから最高裁判所を通り、

最高裁判所

最高裁判所

 

お堀の石垣を見てすばらしいと思い、

 

コーキョの石垣 桜田門脇の石垣のラインがすごくカッコいい。

コーキョの石垣 桜田門脇の石垣のラインがすごくカッコいい。

東京駅を抜けて日本橋へつく。
日本橋にはちょっと面白いところが・・・
最近OPENした「COREDO室町」の一階にある、

「だし場 DASHI BAR」

流行の最前線 「だし場」

流行の最前線 「だし場」

だしが100円でのめるのよ。
最高です。

4つの種類のだしが選べてソレを飲む。
テーブルに塩と醤油が置かれていてソレを混ぜて飲んでもいい。
甘い飲みもん飲むよりこっちが好き!!
1時間近く永田町から歩いてきたのでいい塩分と出汁の補給だ。
こうしたお店はぜひとも方々に出来て欲しい。

出社前に出汁。

モーニングコーヒーならぬモーニング出汁。

買い物後に出汁。
ちょっとお嬢さん出汁しない?

ブチョーちょっと今日は出汁していきますか?

「イトー君ちょっと今日は本社から人が来るから3時に出汁お持ち帰りで4つね。」

「本社の人の好みわかんないから醤油と塩どっちもだぞー」

「わかってますって・・・こぼさないように持ってきます」

いかん完全にコーヒーがその場を侵食されている・・・

出汁は日本人にとって魂だからなぁー

まぁ出汁が方々で100円で飲めたらうれしいなぁー
お勧めです。
日本橋でのお買い物の際はゼヒゼヒどうぞ。

K288 シリーズ 金杉緑地散策

はいK288シリーズ。
2回目。

今日は金杉緑地を散策してきました。

子供の頃から一人でよく雑木林に遊びに行ってたのでそのノリで紹介します。

まぁー子供のときから大人数で遊ぶのは苦手だったかなぁ。

だから雑木林によく行ってました。
喫茶いずみは夏見台だから夏見緑地を先にやらんかいって突っ込みをされそうだが、
狭いながらも魅力の詰まった金杉緑地が好きなんで紹介したいと思います。

金杉緑地はK288(夏見小室線)の金杉十字路と御滝公園の中間地点ぐらいに入り口がある。

金杉緑地入り口

金杉緑地入り口

ちょっと歩くと案内板がある。
金杉緑地案内図

金杉緑地案内図 実はこの看板あまりシゲシゲ見る人いないのでは?

 

うーーん。これが全体像か・・・

まぁ恐ろしい森だからちゃんと案内図を頭にいれないと猛獣に襲われるかも知れない。

もっとよく見てみよう。

あづまや

ひときわ目をひく「あづまや」の図

おぉー 白いワンピースの清楚な少女があづま屋へと呼んでいるでワないか。
なんだかとっても楽しそうだ。
これはこれは。行くしかない。
さっそく緑地内へ。
手書き風 「毒へび注意」

手書き風 「毒へび注意」 こういうのが一番説得力あるんだよなー

おいおい猛獣はいないけど「毒 へび」はいるみたいです。あまりの怖さにビビッて手ぶれしてしまう。
そしてスグに「あづまや」へ・・・
んんんんん?
いい煙の匂い。
人が住んでいるのか?あ。これは。すみません。

少女ではなく叔父さんが住んでました。
食事の準備中のようです。
案内板の書き間違えのようです。
あそこはひげの叔父さんがおいでおいでが正しい!!
金杉緑地内の薄暗い様子

金杉緑地内の薄暗い様子

あんな叔父さんがいたせいなわけではないけど、見てよこの退廃的なアスレチックを。

なんか核戦争で滅びた都市を彷彿とさ せるような感じ。

滅びた文明のビルのような退廃的アスレチック。

滅びた文明のビルのような退廃的アスレチック。

さらにスグそばにも退廃的シーソー。

退廃的シーソー なんだか寂しげ

退廃的シーソー なんだか寂しげ

 

さ、寂しい。

家族に見向きされない叔父さんを思わせる。さ、寂しい。

本当にシーソーなのか?

叔父さんが化けているんじゃないのか?

ちょっと寂しくなったので、案内板の森を抜けお楽しみゾーンへ・・・

 

実は金杉緑地はココからが楽しい。

キバナコスモスだと思うけどそれが綺麗に迎えてくれる。

キバナコスモス?

キバナコスモス?

 

この金杉緑地は谷地になっていて地形は夏見緑地にそっくりだ。

金杉緑地

金杉緑地 地面は湿地帯

つまり一番低くなった谷の小径を歩く。

ちょっと雑木林を見上げると、木漏れ日が素敵です。

見上げた雑木林。日にかざしてなんともいい感じ

見上げた雑木林。日にかざしてなんともいい感じ

 

それから少し歩いていくともう金杉団地が見える。

この裏側から見た雑木林や青空とのコラボレーションがとっても素敵です。

金杉団地と田んぼ もう稲穂が垂れています。

金杉団地と田んぼ もう稲穂が垂れています。

 

それでねここは歩いてみたらわかるけど、大変狭い地域なんだ。

面白いものがいっぱいあって、

田んぼがほったらかされたか知らないけど、「沼」

これが臭いのなんのって、

見てくださいこのクササ。

くささの源 アオコかアカコ くせぇ くせぇ

くささの源 アオコかアカコ くせぇ くせぇ

それで見上げるといい感じのベンチがおいてあるんだけど、

きっと夏の暑い日はこのベンチは沼からのくささで快適とはいえないだろう。

くさい沼そばのベンチ

くさい沼そばのベンチ

このベンチで愛をかたらったらきっとすぐに臭い愛になってしまう。

そして田んぼのわき道へ・・・

こんな用水路で遊びませんでしたか?一度は落ちた経験があるでしょう?

こんな用水路で遊びませんでしたか?一度は落ちた経験があるでしょう?

僕はこんな用水路でよく遊んだ。

細い石橋を渡るスリル。あんな短い距離なのに・・・冒険ですよ。

こんな風景が船橋にはいっぱい残っているんです。

懐かしい夏の日のような・・・田んぼ、入道雲、雑木林

懐かしい夏の日のような・・・田んぼ、入道雲、雑木林

 

K288金杉緑地編。いかがでしたでしょうか?
ちょっと長めでしたけど、金杉緑地の魅力が伝わりましたでしょうか?

初夏から秋の中ごろまでの散歩がおすすめです。

最後まで見てくださってありがとうございます。

写真で見る喫茶いずみマスターの休日

写真で見る喫茶いずみマスターの休日。
9枚分あります。
9時30分。

そば

そばをゆでて食べます。いろいろ入っているよりシンプルなのが好きです。

 
まず昼ごはんにお蕎麦をゆでて食べる。(朝もきっちり食べてるデス)
いつもこの時間にお店でゴハン食べてるので、休みの日も大体昼が早いのです。
そば大好きです。
いちいち出汁は取れないので、汁はヤマキのめんつゆ。
かけ汁作るときのお湯で干ししいたけを一緒に戻して風味UP。

ごっちゃリするのは好きでないので、ねぎと湯で菜としいたけ。

幸せ~~~
それでドケチなので駅前の金券ショップで上野まで行くための切符を購入。
JRで船橋から上野間だと通常380円が360円で20円安い。

回数券のばら売り

回数券のばら売り

はい。アメ横到着です。

アメ横

いったい何人の人が同じ構図で写真撮っただろうアメ横

目的の大津商店でスパイスを購入。

次はなにか良いグラスがないかと湯島の木村硝子のショールームへ・・・

その途中で見つけた昭和レトロな商店建築。

昭和レトロ建築

2階の窓の上にその商店を象徴するような紋章がヨーロッパの模倣か?

木村硝子のショールームはゼンゼン展示点数がなかったので、

ハイ。

合羽橋のニイミ

世界の食器はニイミから 合羽橋の象徴

合羽橋です。

お店開店前の準備期間によく来ていたので、2年ぶりぐらいにきました。
ニイミや高橋総本店。コーヒーのユニオンなどいちおう一通り見る。

やっぱりインターネットの情報より自分の目で見て感じたものが大事です。
カタログやインターネットじゃわからないこと多いです。
それからさらに銀座線の田原町から新橋へ・・・

新橋と見てマスターあそこだなとピンと来た方は、喫茶いずみマスターマニアです。

 

 

答えはカフェ・ド・ランブル、ではないんです。
「通販生活のカタログハウスの店」に浄水器を見に行ったんです。
日本ガイシ製の浄水器がシンプルな構造でメーカーのHPの商品説明の感じが、すごく熱意こもっていて好感が持てたので実物を見に行ったんです。
その場で水を飲ませてもらい説明を受ける。
さらにペットボトルに水を入れてもらい後で店でコーヒーとお冷でテストしようと思う。

でもやっぱりペットボトル取り出したら店のお姉さん親切だけどちょっと引き気味だったなー
まぁこっちはコーヒーのためですから・・・
カタログハウスの店は写真取り忘れたので立ち食い蕎麦の「新橋名物ポンヌッフ」

ポンヌッフ

新橋の名勝地 立ち食い蕎麦の名物ポンヌッフ

この店は永久保存して欲しい。ガードしたのこの位置でこの店の感じやおばさんの感じ。
そして「ポンヌッフ」という店名。
たしか「新」「橋」をフランス語かなんかで「ポン=ヌッフ」じゃなかったか?

 

そして時間があったのでお待ちかね「カフェ・ド・ランブル」

今日はちょっと遠めから写真を撮った。

遠目のランブル

遠目のランブル

ブラジル カルモ・シモサカ ブルボン ’91

ジャバ アラビカ ’86

を楽しんだ。
やっぱり一番ランブルが落ち着くデス。
両方とも酸味系のコーヒーだがそれぞれ違う。
やっぱりランブルだなぁーと思う。
自分のデミタス、もといドゥミタスはここまでじゃない。
それと今日思ったけど林さんと姐さんがカウンターに入っているときが一番カッチョええ。
なんか仕事のリズムを感じる。キビキビしていてかっこいい蕎麦屋のようだ。

「2番 ダブルで」
「5番 2つです」

「カップ拭きました」

「3番お願いします」

って感じで。アノ店はメニューを番号で呼ぶのですよね。
通だと番号でオーダーしたりするみたい。

帰りに焙煎室を見たら青いシャツをお召しになられた関口イチロー氏(神)が仕事してました。

いつまでもお元気でコーヒー界を見ていてくださいと思う。

 

それからそれから「まるふく農場」でアイスクリームを食べに行く。
ブログで限定メニューの日本酒ブッカケアイスを見たのでソレを食べた。

日本酒ぶっかけアイス 佐渡の酒なのでサドのトキと一緒に

日本酒ぶっかけアイス 佐渡の酒なのでサドのトキと一緒に

アイスの甘みと日本酒の甘みが調和して美味しい。
まるふくの大人シリーズじゃ一番じゃないのか?
これは勉強になりました。
なんかの引き出しにしまっておくです。
それからK288の為に金杉へ・・・

その様子はまた明日ね・・・

県道288線 (夏見小室線)の喫茶いずみマスター目線

はい。

きょうから喫茶いずみの新シリーズやるデス。

K288 マスター目線シリーズ。

K288とは県道夏見小室線のことです。
K288は船橋北口のロイヤルホストの交差点を基点に、喫茶いずみのある夏見台を通り、
市立体育館の手前を右折してずーーーーと御滝不動、県民の森を通って小室まで行く道です。
まぁ基本は船橋北口のロイヤルホストから、市立体育館あたりまでが主な観察場所になると思います。
はい。皆さんもバスに乗ったり通勤途中やお散歩のネタにしてみてね。

マスターも変な視線を持っているなぁーと・・・
じゃあ今日はとりあえず9枚見てみて。

いちおうマスター的には景勝地として紹介です。
今日は船橋駅側からの視点デース。

夏見坂上の木 

夏見坂上の木  木と坂のカンジはたぶんかなり昔から同じ光景だったと思う。

まずこの一枚目は夏見坂上。

歩いてくると視界が開けますよね。冬は富士山も見えますよね。

振り向いて2枚目。

夏見坂下を望む 船橋市内の高い建物が見える

夏見坂下を望む 船橋市内の高い建物が見える

 

見慣れた風景だけど僕はとても好きです。ハッといつでも思うんです。
 

そして3枚目。

逆三角「木」

逆三角「木」 まわりの電線の枠取との対象性が好きです

 

個人宅に生えている「木」

なんか形いいでしょ。

 

それからチョー接写。

これはどこにあったかな??

石像

石像 写真右手の丸の模様が意外にPOP

 

この方表情が読み取れないッス。

 

少し進んでこの原っぱ。なんてことないですよ。

あえて見向きしないです。

でも写真に撮ると・・・・

原っぱ

原っぱ 写真左手前と右奥の草のボリュームの違いを感じる

 

雑草のボリュームが違うデス。まぁなんてことないですよね。日常だから。

でもたまにパッと日常でないものもあるわけで・・・

なぜに南国?瞬間的に南国的風景

なぜに南国?瞬間的に南国的風景

なんか一瞬南国を思わせる景色にであったりします。

 

それで高いところ好きなんで屋上に行ったりもします。

2階の屋上。昔からココが好き。

2階の屋上。昔からココが好き。ポコンと給水塔がまた素敵。

 

大して絶景でもないんですけど、夏見台のシンボル的みなれた給水塔を確認出来ていいです。

そして歩いてくるとオアシス的な雰囲気出す夏見台団地バス停。

よい雰囲気のバス亭「夏見台団地」

よい雰囲気のバス停「夏見台団地」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木がバス亭にこの上ない安らぎを与えている。

夕方の赤い光のなかが東南アジア的なものを感じさせると僕は思う。

それで最後の一枚。

「夏見台団地バス停」のベンチ

この角度から是非!!「夏見台団地バス停」のベンチ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長めのブログにお付き合いくださってありがとうございます。
日常の風景にもいいところ沢山あると思います。
K288(夏見小室線)日常だけど、マスターの視点で散歩もよいと思います。

ラム酒を飲みに・・・

船橋で変わったバーがあるというのでそこに行ってみた。

それはラム酒を専門に扱っているバーらしい。

ラム酒といえばロビンソンクルーソーだ!!

彼がカリブ海の孤島に漂着して間もない頃、マラリアみたいな瘧(発作)にかかったんだよ。

そのときになんとまぁ、ラム酒にタバコの葉を1時間から2時間浸したものを寝る前に一口から二口飲む。

 

 

ロビンソンクルーソーに言わせると大変飲みづらかったらしいのだがそれをしばらく続けた病が治ったという。

 

300年前の医療だ!!

 

子供の頃の僕は本気でラム酒とタバコで病が治ると思った。
まぁ今でも僕が同じ立場だったら同じことをしたと思う。

 

それはまぁ自分の思い出なんですけど、ラム酒の専門でさえ珍しいのにさらに、船。

 

店が船。

 

みてみて。
夜だと写真撮れないので朝に改めて撮影してきました。

 

Deep Blue

船橋の船のバー

川や海に浮かんでいる船がお店なんてとっても素敵です。

 

東南アジアのベトナムなどでは船の市場というのを目にしますが、
まぁ東南アジアの場合は必要に迫られているというか必要然としているけど、
海や川に係留された船を改装してお店にするってことは何か人間の共通の欲求があるように思う。

 

不安定な船という空間で安らぎを覚える。一種のオアシス。

 

で、バーって始めていったので結構緊張した。
どうやって注文したら良いのかが良くわからない。

まぁ感じとしてバーテンさんに全てをゆだねる感じ。

 

「ふわぁー バーって初めてなんですよー あんまし甘くない感じのお勧めのラム酒をお願いします」

「ではこちらとこちらでいかがでしょうか?」

「(雰囲気で)じゃあこっちの黒めのやつで、飲み方はストレートでいいっす。」

「あっ あとチェイサーも下さい。」(たぶんこれは言わなくても良かった)

「(バーテンさんややきょとんで)ハイ」

で出てきたダークラム。

なんかカルガモのようなラベルのやつ。

あーラム酒ってこんなのもあるのかと思った。

 

 

甘すぎなくストレートで充分美味しい。カラメルのような風味があがってきて、
アルコールもそんなにきつくなくウィスキーより飲みやすい。

 

 

マイヤーズのダークラムをお菓子作りに良く使っているが全く違う印象。
甘いのもあるんでしょうけど・・・
それから次にバーテンさんのお勧めの甘すぎないラム酒。

 

 

たしかバミューダみたいなハイチ産のラム酒だったような。
ラベルは金に黒って感じの雰囲気のやつ。

これも甘すぎない。
色は金色のような感じ。
樽のような香りがしっかり入って、ウィスキーじゃないんだけどまぁそれに近い。
いいっすねぇー

 

 

ウィスキーなんて結構お金かかっちゃうけど、ラムちゃんは安い感じがする。
なんってたって砂糖を作った時の絞りかすから作るそう。(バーテンさんの吹聴)
すっかりご満悦です。

 

 

この店混んじゃうと大変だろうけど、カウンターでゆっくりしたいです。

ちょっと船橋駅から遠いけどおすすめでーす。

カリブに眠るゆめぇーたちぃー♪ 目を覚ませーときぃがきたぁー♪

カリブな夜を過ごしました。

お店の情報は下記リンク見てください。

「deep blues(ディープ ブルース)」

吉祥寺巡礼 その3

さてそれから少しホロ酔い気分でまた井の頭公園へ。

以前TVで尾木ママが言っていたパワースポットがある。

ソレがコレです。

井の頭公園 お茶の水

井の頭公園 お茶の水

お茶ノ水。

 

綺麗な水がコンコンと湧き出てます。

 

「いずみ」です。

 

新鮮な水が湧き出て淀むことがない。
そして憩いの場所。
「喫茶いずみ」もこうなりたいなーとしばらくその泉を見つめていた。

 

そうすると立ち入り禁止の縄をくぐってオジサンが泉に近づいていく。

おもむろにペットボトルを取り出しジャンジャン水を汲んでいる。
いいのか。おじさん。そこは立ち入り禁止だぞ。
それなら僕も水を飲んじゃうよとも思ったが、あんまり汚すと徳川家の亡霊に怒られそうなのでやめにした。

 

きっとあのおじさんは徳川家側の人間だ。そうに違いない。
でなきゃ祟られて死んでしまう。

 

そして中央線の線路の向こう側へ。
適当にあるいて「中通り」と呼ばれるところへ。

なんかオシャレな雑貨屋さんとか洋服やさんとか飲食店とかいっぱいある。

すごいオシャレなコインランドリもある。

みて。

コインランドリー べんてん

コインランドリー べんてん

尾木ママのオネエ系の力が乗り移りオシャレな雑貨屋さんにゴンゴン入っていく。
そのなかで見つけたこれ。

 

氷コップ。

昭和レトロ 氷コップ

昭和レトロ 氷コップ

いいっす。

 

前々から欲しいなと思ってたけど、ネットで一個3000円ぐらいしたのにココでは1800円。

 

半値やんけ。
やすいやん。

 

 

お店用に2つ購入。
何に使うかはまだ決めてません。
その店の名「吉祥寺PukuPuku 西公園前店」は古伊万里が専門。
外から見たらたまたまレトロガラスが見えたので入店して即購入。

 

 

そしてお店のお姉さんと話しをしていたら長年の疑問が解ける。

 

それはゼンゼン関係ないけど「クワス」の味だった。
「クワス」とはロシアでよく飲まれている飲み物で一体全体どんな味がするか良くわからなかった。
ロシアの小説読んでると良く出てくるのよ。

これが。

 

出てくるたびに、チクショーどんな味してんやろ。っていつも思ってた。

 

お姉さんはロシアに留学経験があり「クワス」も飲んだという。
それはノンアルコールビールに砂糖を入れて若干焦がしたような味わいだという。

 

 

そんなかんじかー
って「クワス」の謎が解けました。
そして散々休日を満喫して旅行気分を味わい吉祥寺を後にした。

 

あー楽しかった。

吉祥寺巡礼 その2

昨日の続き。
「もか」のあった場所からさらに井の頭公園をぬける。

井の頭公園

店の写真は禁止だから、井の頭公園で我慢してね

 
その店は、マスターがブログに掲載されることが好きではないようなので店名は伏せさせてもらいます。
わかる人にはわかるでしょう。ヒントは海の生き物でーす。

 

完全予約制なので、予約した時間にまだ早いなと思いお店の周囲を散歩した。
何の変哲もない住宅街なのだが、ナーんとなくおしゃれ感や生活水準の高さがにじみ出るような気がする。
そしてとある角を曲がったとき。

「標」の表札。

うえぇ。
マジかよ。
あの「標」さんかよ。
標って名字は少ないぜ。

 

ふと見てみると、婦人がでてくる。あの噂の奥さんか。
確かに優しそうな感じがした。
凝視するわけにも行かずにすーっと通り過ぎる。
いやぁ。鬼の本宅だったのかなぁ?
どうだろう・・・

 

偶然だったら、鬼が一瞬奥さんに会いたくて乗り移ったのかも知れない。
(この件だけ読んだらちょと頭おかしいと思われるかもしれない。熱中症のせいです)

 

それでまぁ、時間になったので店内に入店。
結構偏屈そうなマスターかなーって勝手に思ってたけど、ホント柔和な感じ。
店内はカウンターのみでダウンライト。

 

ちょーオシャレです。いやん。
デミタスの珈琲をのむ。

 

これちょっとすごいです。

 

舌に乗っけるとブワァーっと苦い風味。甘み。ウィスキーのような揮発性の風味。
一瞬に広がる。
飲むという感覚ではない。
舌に乗せるとブワァーきて終わる。

ソレをゆっくり嗜む。
いやぁ。僕のコーヒーはそこまでではないです。すごいです。修行します。僕。

 

ランブルのデミタスともまた違う。
大坊珈琲や北山珈琲の系統だろうが、この店の方が断然洗練されている。

 

恐ろしい。

 

ゆっくりコーヒーを嗜んだ後、ストレートでウィスキーをもらう。
名前はわすれたけどいいですね。
ちびりちびり。
ホワイトホースだかなんだかスコットランドのブレンデットウィスキーらしいです。
それをまた薄口のチューリップワイングラスで飲む。

 

いいっす。

 

そしてシメにもう一度デミタスのコーヒー。
また最初に飲んだものとは違うモカを使ったブレンド。
舌に乗っけると「森!!」って感じ。
コーヒーなんだけどココまで凝縮されると木の皮のような風味すら感じる。

 

マスターとポチリポチリ話をしながら、ちびりちびり。
ここは自分としてすばらしい。

ちょっとお酒飲めるし、磨きぬかれたデミタスコーヒー飲めるし。

 

本当に来てよかったと思いました。

 

あっというまに2時間過ぎてました。
ちょっとお酒が入って気持ちが良いので散歩もすることにしました。

 

 

散歩の様子はまた明日・・・
(予告:オネェ系で有名なパワースポットも行っちゃうよ。さらにほろ酔いでオシャレストリートへ・・・)

吉祥寺巡礼 その1

今日は吉祥寺へ旅行してきた。
とっても楽しい旅行だった。
まず吉祥寺に何があるかというと、鬼の住処だ。

 

鬼の住処????
日本のコーヒー御三家を答えなさい。

 

ハイ。先生。

山野「バッハ」田口護(将軍さま)
 銀座「カフェ・ド・ランブル」関口一郎(神)
 吉祥寺「もか」標交紀(コーヒーの鬼)

 

テストに出るでしょう。

それで、吉祥寺の「もか」という店がある。これが鬼の住処だ。
※彼のことは「コーヒーの鬼がゆく」に詳しく出てます。興味のある人は読んでね。

 

鬼はもう他界してしまって(鬼でも他界するの?)店はもう閉店してしまっている。
その店の跡地に紅茶屋さんができたと聞いたので、巡礼してくる。
吉祥寺駅を丸井方面にでて井の頭公園へ行くとおり沿いにある。
という記憶だけで、ろくに調べもせずに出てきてしまう。

 

やっぱりよくわからなくて、携帯で住所を調べる。
それでもよくわからなくて目に付いたブティックで道を聞く。

 

「あのぅー すみません ちょっとお伺いしますがね、この辺で昔もかという店がなかったですかねぇ?」

 

とお店のオネエさんに聞いた。

 

たぶんそのときの僕はかなり神がかっていたと自分では反省した。
つまり挙動が不審すぎた。
レジをしていたお客さんがいたが、声を先にかけてしまった。

 

すんません。気が回んなかった。

 

「えーと ワタシもこのへんあまり知らなくて・・・すみませんわからないです」
それでも、井の頭公園方面へ行くと目的の場所がピンときた。

ここだ!

旧もか

旧「もか」 コーヒーファンの巡礼地

迷わず入店。
紅茶店だった。

 

店内の雰囲気を感じるのに精一杯で紅茶の味なんかわからなかった。
しかしながら急に来てすごい勢いでポットで提供された紅茶(カップ3杯強)をたぶん15分くらいで飲んでしまった。

 

僕みたいな巡礼するコーヒーファンはたぶんいるだろう。
鬼の雰囲気は少し感じられた。

 

たぶん床が変わってなかったと思う。
これがあの鬼の住処か・・・
店内をグルグル見回す。

 

僕が吉祥寺の「もか」を知ったときは、ブルースリーと同じようにこの世にあなたはいませんでしたね。
一度でもいいから標(しめぎ)さんのコーヒーを飲んでみたかったものです。

 

そして15分足らずで店をあとにした・・・
なんでゆっくりしなかったって?

それはまだ次に目的があるんです。

実はこの先に珈琲店がありそこが今回の旅行の目的地なんですが続きはまた明日読んでね。