喫茶いずみのマスター について

大学時代からコーヒーが好きで文化祭で「純喫茶・カフェ」というダブルネーム的なお店をやった。 その味をしめてサラリーマンを経て独学で自家焙煎コーヒー店を開業。

コーヒーを一人で堪能して、お茶茶でニコニコ湯な一日

今日はねぇ、正直あんまりネタがないのですよねぇ・・・

まずはお店に朝から行って、確定申告のための計算や焙煎をちょこちょこ。

それから一人の店内をいいことに、

先日、お客さまからいただいた、福岡の名店「美美」のコーヒーを再度じーーーーくり味わう。

銘柄は、ムニールモカ

営業中に飲むのと違い、完全に一杯のコーヒーを楽しめる。

写真は使い回しですが、中身はおんなじ、美美のムニールモカ

写真は使い回しですが、中身はおんなじ、美美のムニールモカ

 

美美の森光さんのやり方は、豆を50℃のお湯で洗ってから焙煎するというやり方。

 

焙煎はかーーーなりの深煎り。

強烈な個性を出すというか、そぎ落とす美学というものを再度感じる。

ちゃんとプロセスの意図が完全に伝わる。

コーヒーを介したコミュニケーションで作り手の森光さんに思いをはせる。

この辺は、良い芸術品を鑑賞するのと共通する。

2杯目の今日はもう脳みそに、ビシビシ 来まくっている。

 

自分のムニールモカと全く違う。

 

一番の特徴は後味の消え方。まったくフッと消える感覚。

 

これはほかにないのだろう。

 

洗って味をクリアにするというのは、こういう極致まで行くのだろう。

 

それから、目を閉じて、瞑想しながら心行くまでコーヒーを味わった。

 

久々に一人でカウンター席に座って楽しむ。よいです。

 

たまにはね。

 

それから、ネルドリップを教えてほしいという人がいたので、それを教えること数時間。

 

一日ではなかなか難しいですよね。

 

まだ教えるほど、言語化できていないが、自分のやり方は伝えられるので・・・・

 

その後、ちょっといただいた台湾茶で結構遊ぶ。

台湾茶 GABA強化

台湾茶 GABA強化

いまいち台湾茶の入れ方がよくわからないのだが、

6グラムを130ccぐらいのお湯で遊ぶ。

道具はもちろんコーヒーのサーバー。

GABAを強化した台湾茶らしいけど、これはこれはあまーーーく、うまみのような感覚がある。

4煎目ぐらいまで遊ぶ。

まだ自分の理想的な濃度とかではないけど、雰囲気は楽しめた。

 

 

それから、家に戻ってきて夕ご飯時。

久々にあそこへ・・・

馬込沢の名湯 ニコニコ湯

馬込沢の名湯 ニコニコ湯

 

もうここは昭和なんです。

 

前も紹介したけど本当にいい。

 

僕なんかはたまに行くだけなのだけど、常連のおじさん達の日常がそこにあって・・・

中学生のころから思い出した時に行っている。

 

ニコニコ湯 参考写真

ニコニコ湯 参考写真

 

これは明るい時の写真なんだけど、この絵がまたいいのです。

川の奥へ 奥へ・・・・と目線をたどっていくと、いつの間にか風景の中にいる自分がそこにいて。

良い絵だと思う。

 

エキゾチシズムを刺激される。ミニチュアを眺めて旅を疑似体験するような楽しさ。

 

ココは例にもれず湯がものすごく熱い。

 

ここで中学生のときにやせ我慢を学習した。

 

今日はそれほど熱くは感じなかったが・・・・

 

で、浴槽はいっつもいい感じの入浴剤が入れてあって、なーーんやったかなぁー

 

セリ科の植物を利用して・・・・

 

ユーカリのようなちょっと違うような・・・・

 

すがすがしいにおい。

 

正直今のスーパー銭湯の心地よい使い勝手とは別の良さがそこにあって、とてもよいと思う。

 

 

かえりに焼き鳥一本だけたべたいなぁーって思ったけど、今はその一本だけの焼き鳥を気軽に買えないのよ・・・

ニコニコ湯の近くのマルエツの敷地に焼き鳥屋さんがあって、一本だけ買って大事に食べたけど、

今はそれができないのよねぇー

それだから、あの銭湯の入り口にある居酒屋さんにおやじは集うのか・・・・

今の僕ではまだ入れないなぁー

 

昭和レトロな銭湯。今日もありがとう ニコニコ湯。

 

ちなみに全然歩かなかった6000歩。

お散歩感は少ないけど、とてもよい一日であった。

ニコニコ ニコニコ湯)^o^(

 

 

日本橋三越で森本草介展を見に、それからコーヒーを飲みにぶらぶら(浅草 なにわや&本所吾妻橋 カフェ スタイル コジロウ)

今日は先日、土気のホキ美術館へ行ったこと言っていたら、ホキ美術館で取り上げられている

森本草介さんの展覧会のチケットをくれる人がいたので一緒に見に行った。

森本草介さんは例にもれず写真絵画の分野の方で、主に裸婦画やフランスの風景を描かれている。

日本橋三越

日本橋三越

 

展覧会はホキ美術館より点数が多く見応えのあるものであった。

最終日のせいなのだろうか、大勢の人が来ていた。

個人的には美術品を鑑賞するときは静かな環境で作品に向き合いたいけどしょうがないっす。

脳みそに来ちゃう絵はなかったけど、それは個人的嗜好が影響するので悪いということではないです。

でも迫力!!

あれだけ、裸婦の絵を見たのは初めてです。

かなりのリアリティーで女性の柔らかさや視線を通した実在感などが感じられる。

絵にはちょっとしたキャプチャーもついていて、これもホキ美術館にはなかった。

キャプチャーがあると、絵の解釈がキャプチャーにとらわれるけど、まぁそれもいいのかもしれない。

図録がないので不明だが、森本さんは女性に着せる洋服にもこだわりがあるようで、

コスチュームをデザインしたというようなキャプションも見受けられた。

森本さんの絵では女性が独特の視線を投げかけているのがなかなか素敵だなぁーと思った。

あと、フランスの風景画でなんてことないところの風景の絵が精密に書かれていてこれもよかった。

また、五味文彦さんのようなチョーリアルな静物画もあったが、これはキョーーーレツな磁場は発生してなかった。

きれいで、美しいという良さはあったけど、いやったらしいぐらいの(岡本太郎風表現)はなかった。

そんなこんなで30点ぐらいの森本草介さんの絵を堪能できた。

時間がたって、結構な枚数をみたので、それらのリアリティーが共鳴してきたような感じもなった。

 

会場をでると、森本草介さんがいらしたので、少し話をした。

「いやー女性の柔らかい質感がとてもリアリティーがあってすごく良かったです」

「あと風景画のところの水が書かれているそのリアリティーもとても印象的でした」

と感想を述べることができてとぉぉぉぉぉってもよかった。

普段芸術品をみても製作者に直接感想を言う機会がないのでこれは大変にうれしかった。

 

それから日本橋に来たらわかりますでしょ?

ここ。ここ。

最高のBAR。

「だし場!!」

日本橋 だし場

日本橋 だし場

 

以前もここで紹介しましたけど、コレド日本橋にある「にんべん」が経営している。

基本はだし汁が100円で飲めるんです。

最高!!

これをしてくれるだけで僕はあなたのファンで応援します!!!ってなっちゃう。

今日は昆布・かつおの合わせだしを飲む。

これが100円ですもんねぇ。

最初は何もいれずに。そのあと備え付けの塩やしょうゆで味付けする。

ちょっとお買いもの帰りや、芸術を鑑賞した後は、だしでアミノ酸の補給を!!!

美味しかったー

それから地下鉄に乗り、合羽橋へ・・・・

銀座線田原町出口案内板

銀座線田原町出口案内板

 

銀座線で行く場合は田原町が最寄駅なんですけど、田原駅の案内板そばのガードマンに今年のお仕事MVP賞をあげたい!!!

 

すごい。あのガードマン。

 

むちゃくちゃサービス精神が旺盛。

 

案内版を見ている人がいたら、即座にあんない!!

切符を買ってる外国人には率先して話しかけている。

 

彼は英語も堪能なんだぜ。

 

「ほえあーあゆーごぉいんぐ?」

って外国人にも親切。

 

一番心を動かされたのは、日本人の観光客が重たいキャリーバックを持っている。

それを即座に察知!!

 

そしてさーーーーーっとものすごい速さで階段の上まで運んでいた。

 

東京メトロの職員なのかよくわからないが、とにかく田原町改札口の警備員さん!!

 

あなたを尊敬します。下手なホテルのポーターより良いサービス!!

 

一緒に仕事がしたくなる人だと思った。

 

それから合羽橋でお買いものして、浅草の「なにわや」さんというコーヒー屋へ・・・・

なにわや

なにわや

店の感じがすんごい浅草っぽい。

 

カウンターと小上がりがあって、常連のおじさんたちが入れ替わり立ち代わり。

ぱっとコーヒー飲んで帰っていく。

やや控えめのマスターもとてもよくて、グングンにコーヒーの話ができそうな感じはしなかったけど、

 

ぴったりこの店にマッチしていた。

 

飲んだのはガテマラ

 

いやー美味しい。こう表現していいのかわからないが、昔風の味わい。

抽出はとても丁寧なネルドリップ。

味の構成は、酸味と香ばしい系の苦味になっていて、この酸味の質感がやっぱり、豆かんの赤えんどうを連想させ、

今はやりのサードウェーブみたいなフルーティーで明るい酸味ではないし、

かといって、重厚感がある恐ろしい感じとも違う。

 

それでも飲みごたえがあって、十分美味しいと感じる一杯であった。

浅草へ来たらこのコーヒー屋さんだと思った。

そして浅草寺へお参り。

浅草寺 今日は騙されない

浅草寺 今日は騙されない

先日ここへ来たときは、新手の詐欺か?!と思うお兄ちゃんがいて、

僕に500円のカンパを求めていた。

詳しい話はここでは避けるが、もしやいないかなと思ったが、さすがにいなかった。

会社がいやになって秋田からなけなしの貯金をもって出てきたが、ホテルで生活しながら就活をして

あっという間に金がなくなった。

そんなバカっぽいところが逆に本当っぽかったので500円カンパした次第です。

あえたらあえたで、今度は友達になれそうだったがそうではなかった。

さらに浅草、隅田川を突っ切って、

「カフェスタイルコジロウ」ヘ

2014 2 17 カフェスタイルコジロウ

2014 2 17 カフェスタイルコジロウ

 

ここには喫茶いずみにもある、井上製作所リードミルの最新作が導入されたホットな情報があったのでさっそく駆けつけた。

ありますねぇ。

RG05

むちゃくちゃ恰好いい!!

スマトラを飲む

 

いやぁぁぁぁぁ!!

いいっす。

脳にきます。

表現でいうと、酸味よりの表現だが、ビシバシスマトラの核心に触れる感じ。

いいわぁ。

すんごい美味しい。

リードミルの影響もかなりあるのだろうと思う。

完全に次世代へ、あのランブルの味を受け継いでいる。

きっとコジロウさんはさらに進化させていくのだろう。

 

良い芸術作品に触れ、コーヒーを飲んで大満足な休日であった。

14000歩。いいうんどうでした。

人知れず頑張っている田原町のガードマンに心から表彰状を送りたい。

 

 

 

 

円山町散策からのオオヤミノルさんのコーヒーを飲みに・・・

今日は本当ならばワカサギ釣りをしに行こうかなと予定していたのだが、雪&同行者が具合悪くなってしまったので、

中止になった。

そんなわけで、今日は普通に散歩へ行くことにした。

まずは腹ごしらえ。

そばゆでて&だしとってます

そばゆでて&だしとってます

 

無類のそば好きなんで今日の昼食、といっても時間は9時ころなんですけど・・・

最近の生活では開店前に昼食をとっているので、9時くらいが僕の昼食。

 

乾麺のそばでは伊藤家では「とびきり蕎麦」っていうやつを愛用している。

 

かけ汁はまぁヤマキの麺つゆなんですけど、それだけでは味気ないので、少しの昆布と干しシイタケを2個追加。

 

これでグレードアップ。

 

今日は缶詰のニシンの甘露煮を乗せて、ニシンそばに。

 

ニシンそば 出来上がりー

ニシンそば 出来上がりー

 

素朴な味わいで、おいちぃーーーー!!

 

蕎麦はたぶん2人前ぐらい入っていたなぁー

 

腹ごしらえしたので、お店の買い出し&所要をすませ、いざいざお散歩へ。

 

今日はこの町へ・・・・

 

若者の街渋谷 109

若者の街渋谷 109

 

渋谷まで出かけてきました。

 

渋谷には以前から気になっていた場所があります。

 

それが、かつての色町「円山町」

 

場所でいうと道玄坂上がっていったところの右側。

 

連れ込み宿がいっぱいある辺りです。

 

いぜんからここは一度じっくりと散歩をしてみたいと思っていた。

 

まずは吸い込まれるようにココへ!!

 

名曲喫茶ライオン

名曲喫茶ライオン

 

道玄坂から右側入っていく。

 

連れ込み宿が多く、女性と行くときは注意が必要なんだが、やっぱり今日も行ってしまう。

渋谷の宝です!!!!

 

途中で、客引きに声をかけられる。

 

「お兄さん どうっすか?カワイイ子いっぱいいますよ。」

 

「(カメラぶら下げているので)撮影会もありますよ 遊んでいかないですかぁー」

 

と声をかけられる。

 

歩いている感じが、かーーーなりヲタクっぽいので否定はしないです。

名曲喫茶ライオンは相変わらずだった。

天井が高く、教会のような感じ。

空気が清浄だ!!

 

タバコを吸っている人がいるが、空間が広すぎるせいか、まったく気にならない。

大学の講義で一番前に座る、マジメ学生のように一番前の中央の席に座る。

音もなくお兄さんが近寄ってきて、コーヒーを注文する。

行ったらベートーベンの知らないピアノソナタをかけていた。

うーーーん。音がいいっす。

上から音が降ってくる感じは当たり前だが、細かいニュアンスがよく伝わる感じがしますです。

 

少しすると隣の席に着いた紳士が

リクエストお願いできますか?とリクエストしていた。

僕もいつかここでリクエストしたいのだけど、今度来るときはそうしようかなとも思う。

ここで、今ゴーストライターで話題のあの人の曲をリクエストしたらどうなるんだろうか?とアホなことを考える。

さっきの紳士は「ベルリオーズの幻想交響曲 ベルリンフィル演奏」をリクエストしていて、ほどなく始まる。

この曲知らなかったけど、好みです。

目を閉じながら、大きな年代物の3Dスピーカーで聞いていると曲に集中でき、身を曲にゆだねる感じ。

最初は神秘、盛り上がって、落ち着くみたいな感じ。

全体として脈うっているような感じ。とーーーってもよかった。

古い時代の喫茶店のコーヒーだなぁーと思わせるここのコーヒーもおいしく感じらた。

第一楽章が終わったので店を後にする。

ライオン裏口?

ライオン裏口?

 

 

 

 

 

それから連れ込み宿街を歩く。

 

島田雅彦の小説か、エッセイにこの界隈でおいしいフランス料理屋かイタリアレストランがあると書いてあったのを思い出して、

 

ぶらぶらする。

 

こういった風俗街に昔からあるフランス料理屋やイタリア料理店はなかなかおいしそう。

んーーやっぱりおいしそうなうなぎ屋さんもあるのね・・・

 

ぶらぶらしていたらお地蔵さんを見つけた。

道玄坂地蔵 歴史は300年ぐらいらしい

道玄坂地蔵 歴史は300年ぐらいらしい

 

なーーんとなく表情が個性的。

 

一瞬、美輪明宏にお参りしてるのかと思いました。

 

ぶらぶらしたけど、なーーんとなく収穫がなかった。

 

こんなもんかな。

島田雅彦がいっていたレストランも見つかんなかった。

まぁ一軒よさそうなおでん屋さんがあった。

あそこは、秋葉原の赤津加という居酒屋さんに並んでよさそうなオーラを放っていた。

まわりは変わったけど、むかーーしから営業してます!!みたいな・・・

 

それで、今日はこの後ビックなイベントが。

 

それは、オオヤミノルさんが東京で出張コーヒー屋をやっていると情報があった。

ワカサギ釣りがあったらいけなかったけど、ないのでここぞとばかりに行く。

場所は神宮前にある「LT shop」

事前にインターネットのHPで見てみたが、一体全体どんなお店なのか想像がつかなかった。

でも、まぁとにかくオオヤミノルさんが来るんだから行ってみる!!って感じです。

 

さっきから出てきているオオヤミノルさんっていったい誰?って思った人の為に簡単に書くと、

有名なコーヒー焙煎士で、主に京都の「KAFE 工船」がファクトリーワークス??らしい。

以前に喫茶いずみに来るコーヒーファン2人から、このオオヤミノルさんが出ている、

「美味しいコーヒーって何だ?」っていうオオヤさんの対談集を読んでから興味があった。

知識を得るのでなく、会話の自意識のぶつかり合いの場の力を読むものとして、

コーヒーファンの僕は大変興味深く読ませてもらった。

これを読んだオオヤさんがどう思うかわからないけど、ギクシャク感が逆に秀逸だった。

そのリアリティーがとても強く、コーヒー好きの為の読み物としては僕はいいと思う。

だから一体全体どんな人なのかなぁと興味があって出かけていた。

LT SHOP オオヤさんのイベント

LT SHOP オオヤさんのイベント

 

絶対にこういうイベントがなかったら行かないかもしれない店内。

 

コーヒーに導かれてます。

 

いったら結構混んでいる。

 

まずはペルーの深煎り。

 

美味しい。深ーいコーヒーだった。

 

ペルーのチョコと一緒に合わせてさらに美味しい。

 

口の中でマリアージュして、別の要素が生まれる。

 

そして、ニカラグアのパカラマ。

 

オオヤさんいわく尖がった味わいと言っていような気がするが、そんな味わい。

 

これまたパカラマというチョコと合わせる。

 

これもマリアージュ。美味しいっす。

 

ここで2杯コーヒーを飲んで落ち着いたので、店内を見回す。

 

来ている人はみんなおしゃれっす。

僕なんかは一人でオタクオタクしていて、異彩を放っていただろう。

来ている人も結構身内感が強かった。

で、オオヤさんのトークが面白い!!

ここでは書けないような、さっきの本の裏話なんかいってたり、コンビニで買い物したときの話とか、

トークが結構面白かったっす。

それからさらに、インドネシアとペルーの浅煎りを飲む。

インドネシアは甘い感じでそこまで深煎りではない。

こっちの浅煎りのペルーは柔らかくて結構おいしかった。

さらにカフェオレにローズマリーを少し入れて作ったものがすんごく美味しく勉強になった。

店内に人があふれてきたので、途中から外で見物。

 

オオヤミノルさんのイベント大盛況

オオヤミノルさんのイベント大盛況

 

それとこの会で、以前から名前は知っていたけど、

あったことがなかった竹林さん(コーヒー焙煎&カカオ焙煎してる人)にあった。

やっぱりコーヒー好きは集まりますよね。

その場では、なんとなくタイミングを逃して自己紹介しなかったけど、後でメールしておきました。

 

まぁ生オオヤミノルさんに触れられて大変良かったなぁー

今日は1万7000歩歩きました。

あーーー楽しかった。

お友達のお菓子屋さんから、ランブル詣で十一房へ・・・

今日はまずは小学校と中学校の同窓生が近所にお菓子屋さんを開いたというので、行ってきた。

場所は鎌ヶ谷です。

地元の話になりますが、鎌ヶ谷のヨークマートのそばのユニオン通りに、以前小僧寿しがあったところ。

「Villa de mariage(ビラ デ マリアージュ)」

友達のお菓子屋さん ビラ デ マリアージュ

友達のお菓子屋さん ビラ デ マリアージュ

 

友達の柳松君は10年間修業してお店を開いたそう。

いやーすごいっす。

10年間の修業・・・

相変わらずの感じであった。

それで、この柳松君のお店は店内でも食べられるスペースがあるのでそこでケーキをいただく。

今日は食べたのは、

おすすめの、キューブショコラプリンを食べました。

飲み物は紅茶のアールグレイで・・・・

 

まずキューブショコラ。

シンプルなチョコレートのお菓子です。

生チョコよりもしっかり目の食感で、口の中でぬわぁあぁっと広がる。

口いっぱいにチョコレートの香りが広がる。

上質な感じでチョコが食べたい人にお勧めです。

うっすら別の香りもしたが何かは判別できなかった。

これと紅茶でまたおいしい。

 

そしてプリンは上から生クリーム、プリン、カラメルの3層構造。

スプーンを入れるとかーーなりなめらか。トロトロ系の作り。

しつこくないやや緩めの生クリームとトロトロのプリンの生地が見事にマッチしていてあぁーすごいって感じ。

卵の風味もしっかりと出ています。

生クリームとプリンの食感が合わせてあってやっぱり違うなーという印象。うまいっす。

 

であともう一つ。

オパールショコラ(チョコレート色のやつ)

これは柳松君が勧めてくるだけあって、口どけがすごく良い。

ムースではなく、生チョコでもなく。

味わい的にはチョコレートの風味でシンプル。口に入れるとぬわぁぁぁーっと溶けてなくなり、

チョコの味わいが広がる。

とーーってもおいしかったです。

どうもありがとう。

 

 

それからそれから、今日はK君と待ち合わせて、カフェ・ド・ランブルへ・・・

K君は喫茶いずみのお客さんでもあるのだけど、ランブルの話を僕が熱っぽくするものだから、いつか連れて行って下さい。

と言われていた。

なので今日一緒にランブルへ行くことにしたのです。

はい。

今日のランブル。

2014 2月3日ランブル

2014 2月3日ランブル

 

今日はまずK君が苦め系のコーヒーが好きだということなんで、先日Nさんと来た時に下見しておいた、

スマトラ(深煎り)デミタス

いやーーー今日のかーーーなりいいっす。

いやいやいやーーー

甘い味が苦味で抑えられている絶妙な感覚。スマトラ的な香りはそこまでしないけど、濃度と甘さ、苦味のバランス感が

うめぇぇぇぇっていう感覚。

キテマス。結構。

K君もとても喜んでいる感じ。

 

そうして2杯目。

噂のコロンビア’54

これは神だった。

今風にいって「ネ申」

いやーーー今日の完璧。

いやいやいはや。思わずカウンターに突っ伏しそうになる。

頭がカウンターに埋もれます。

基本酸味が主体の味わいなんだけど、これのすごいのは、海を感じる。

酸味に絡まって昆布か海苔みたいな感じ。コーヒーでそんなのあるの?おかしいジャネ?と言われそうなのだが、

実際そうなのだ。

その海系の香りに絡まって、ランブルっぽい豆カンにある赤えんどう豆のような風味。

香りの強度もとても強く素晴らしいの一言。

完璧と言っていい感じでした。

あーーーー僕も精進。精進。

浅田真央ちゃんの演技で完璧な演技を見た感動。

K君も深煎り系がお好みなんだが、全然よいらしい。

むしろ、かーーーなりおいしいと言っていた。

くやちぃ。

頑張ります!!

 

冷静になって分析するとたぶん2杯だてだからなのか・・・

両方ともむちゃくちゃよかったです。

あーーランブルも2杯だて最強なのか・・・

 

ランブルを出てからもコロンビア’54の思い出に浸る。

いい芸術作品を見たようだ。

昼食の時もコロンビア’54の思い出に浸る。

これは僕が飲んだ中でも記憶に残る一杯だった。

北山珈琲店の苦いやつとか、

機屋の関さんが淹れたクラッシックモカやブラジルセラード

ゼニサワの酸っぱいコーヒー

ギルドコーヒーの滑らかなマンデリン

秋葉原のメイドカフェの・・・

 

あ、

 

これは違った・・・

そんなランブル詣で。

昼食後に銀座をお散歩。

こういうところが銀座っぽくて好きです。

猫とかいたらさらによい。

銀座のとある路地

銀座のとある路地

 

 

それからいつもの巡礼コースで築地の勝鬨橋に本社がある会社の一階に売店へ。

例の本社ビル

例の本社ビル

 

ここでおじ様が働いているので挨拶へ。

今日もお仕事頑張っていた。

いったらとーーーってもうれしそうだった。

大きな会社のオフィシャルショップで大体の商品がここに並べられている。

また、社員の売店としても機能していてなかなか面白いところ。

黒烏龍茶やアセロラドリンクがお買い得で購入できる。(これを言ったら会社名がわかりそう)

それから簡単に築地市場を散策。

築地市場 K君の後ろ姿

築地市場 K君の後ろ姿

 

やはり観光客で今日もにぎわっていた。

でまぁ、場外でも面白そうな店があるわけで、

今日は入りませんでしたけど、

喫茶 マ コ もう名前がツボ 好きです

喫茶 マ コ もう名前がツボ 好きです

 

喫茶マコ

看板に小さく「お二階へどうぞ」と書かれていて、天からのお告げと思う・・・

 

ここはコーヒーを味わうとしてではなく、店として絶対によさそう。

 

完全に匂います。今度築地に来たときはマコによってみたい。

いろいろと人情が垣間見れそう。

 

もしこの店の場所を言い当てたり、まさかお店に入ったことがある人がいたら是非是非お話を伺いたい。

気になります。

 

それからまた銀座まで戻ってきて、

「十一房珈琲店」

十一房珈琲店

十一房珈琲店

 

おなじみですね。場所はプランタンの並び。銀座の沖縄のアンテナショップであるわしたショップのすぐそば。

 

ここでもオールドコーヒーが飲める。

ランブルとは違う感じで飲めるので、是非ともK君に飲んでもらいたかった。

 

今日のビンテージコーヒーはコロンビア’95

 

おぉーさっきコロンビアだったのでちょうど良い。

 

いったら3時近くてむちゃくちゃ混んでいて、出てくるまで30分待ちを覚悟。

 

コロンビア’95

 

 

 

十一房のは甘くて少し抑えた苦味が絡まってくる。特有の枯れた草のようなオールド香ももちろんする。

ランブルとは違う感じのオールドコーヒー。

印象的には平板な感覚だが、飽きずに飲める感覚。

おいしいなぁ。

K君はさっきのコロンビア’54の印象がすごくて霞むといってた。

僕も同感です。

とーーてもおいしいコーヒーなんですけど、さっきの印象が良すぎた。

十分にコーヒーを味わってK君と船橋まで帰った。

いやはや今日もコーヒー漬けな休日。

このところコーヒーガイドが休日の仕事か?!と思う。

むしろうれしいですけど。

13,000歩歩く。

あーーー今日も楽しかった。今日のコロンビア’54たぶん忘れない!!

 

 

 

家でラーメン作って、ホキへ。そしてベジカフェ心へ。

今日はまず、クラッチケーブルが切れたゴリ男君の修理をする。

 

それから、うちのお爺さんの介護認定が一年に一度あるので、

ソレの打ち合わせ。

お爺さんはここぞとばかりに自己PRしてくれる。

まぁさくさく進んで30分ぐらいで終える。

つめを自分で切れますか? とか

何度も同じこと聞いたりしませんか? とか

足首はまがりますか? とか

いろいろと質問をされる。

結構印象的なのは、自分で爪を切れますか?という質問。

確かにこれって意外に、良い基準かもしれない。

細かい作業で、ちゃんと手を動かせないとダメだし、日常的な動作なんで、

コノ質問を作成した人はやるなぁーと思った。

いつもでも自分で爪を切っていたいものです。

 

で、まぁ、介護認定の係の人が来るまでは自宅で待機するので、

久々に自分でラーメン作りました。

きょうはダシをとるのを結構手抜き&ゴミが出ないラーメン。

鶏のモモ肉と昆布、干し海老でダシをとり、その汁に直接味付けしちゃうタイプ。

まぁまずモモ肉を炊いていく。

鶏のモモ肉炊いてます

鶏のモモ肉炊いてます

 

沸騰したら、

昆布、干し海老を投入。

昆布、干し海老を投入

昆布、干し海老を投入

 
あとは灰汁も取らずに40分ぐらい炊くだけ。

最後に塩(ぜんぜんこだわりのない)で適度な塩分濃度に調整しておわり。
一度、鶏肉、昆布、干し海老を引き上げて、昆布は食べやすいように刻む。

全部食べちゃいます。

はい!!おまちーーー

鶏海鮮塩ラーメン

鶏海鮮塩ラーメン

 
結構今日のやつは、昆布&干し海老の香りが効いていた。

あーーーおいちぃ。

素朴な汁のラーメン。

うまし!!

 

 

そして今日は、急遽、千葉駅から更に先へ行く。
もうコーヒーファンのあなたならお分かりですよね。

木更津の「ブラジル屋」

 

 

 

 

 

・・・・ではないのです。

えっ、まさか「さかもと珈琲」

 

 

いやいや。

今日はすんません。美術館へ行ってきました。

もう脳刺激が欲しくて欲しくて。

脳に動かされてます。

行ったのはココ!!

ホキ美術館

ホキ美術館

 

 
千葉駅から外房線で25分 土気の「ホキ美術館」です。

トケのホキ。

何じゃろ。

シャケのトキ??

????
ホキってちょっと少数民族の名前みたいと思った人は僕と同じです。

ホキ美術館は保木将夫さんという方が作られたので、名字のホキからつけたそうです。

まず。この美術館、形がとっても変。

いいっす。

すんごいいい建築っす。

 

絵画鑑賞に最高の設備って確かにそんな感じです。

展示されているスペースの空間性もとーーーても素敵です。

独特の形のわりに、回遊する人の動きが良く考えられているせいか一切迷わない。(僕は)

たまに美術館いくと、展示作品にギラギラしたライトが当たっていて、

鑑賞をそぐということがあるが、そんなことは無かった。

LEDがどうのこうのと美術館のリーフレットにあるがそのおかげだろう。
展示作品は世界でもまれな写真絵画専門美術館です。

まぁ写真みたいな精巧な絵がいっぱい並んでいる。

 

今日はなぜココに来たのかというと「五味文彦」さんの絵を見に来た。

喫茶いずみに来るお客さんが、ホキ美術館にいった話をしていて、

「五味文彦」さんの絵がとても素晴らしいとのこと。

コレが脳みそに来るらしい。

「五味文彦」さんの絵はまぁ例に漏れず、

すごく精密な写真絵画なんだけど、ひと味違う。

レモンやパン、ワイングラスといった題材がかかれているのだけど、

コレが精密な写真絵画を越して更にレモンならレモンの質感を出している。

まぁそれならそれで、あーーーすごく上手!!!!

って終わるのだけど、画面に構成された題材のリアリティーが響きあって

キョーーーーレツな磁場を生む。らしい。

その話を聞いただけで、充分僕の心は動かされた。

そんなわけなんです。
で、肝心の絵。

すーーーーーーーーーーーーごく。キマシタ。
キマシタ。

キマシタ。

脳みそ。ファイヤー。

 

確かに大体全部見たけど、

最初にレモンやパンとかの質感のすごさ。

さらにじぃいいいいいいと見ていると、

それらが響きあって脳内でシャッフルされて、独特の磁場を絵から感じ取れる。

お、恐ろしい。

展示された絵の前で、「無茶苦茶いいぃいい!!」と言ってしまった。

そういう僕は周りを気にしないので、気がつくと人がいたりする。

というか、人がいて。あぁしまった。と思うが、まぁ自分なんで取り繕いません。

スイマセンって感じでオバサンが目の前をとおりすぎていく。

とくに五味さんだけのものが展示されているギャラリー4。

一人の世界に入っていると、通路が狭いのと、

作品に集中できる暗さで最高なんだけど、

他の人が来るのが気がつかない。

 

あ、でも一組気がつきました。

クンクンオジサン(たぶん絵の先生と若い女の子の弟子)が解説しながらこちらにやってくる。

クンクンのオーラっす。

香水の匂いもクンクンっす。

あんまりにもクンクン来るので、そのときばかりは集中力がそがれたっす。

五味さんの絵を見て。

「みてごらんコレを」

「水って描くのが難しいだよ(ワカルカネ)」

「あーそうなんですか。確かに透明ですもんね」

「これなんかすごいだろ」

「あーーー。すごいです(^^)」

「水の質感がすごいだろー」
ってなクンクン具合。

いやはや。良い物をみました。作品以外でも。

人間をみました。

もっと、さっきの絵の先生が僕みたいなオタクっぽい感じで言ってたら

たぶんお友達になれると思う。(勝手に)

たとえば、

「いやいやいやいあぁー」

「すごいねぇ君。これすごいすごい」

「いやー水がすごいすごいすごい」

「いやーいいよねぇー君」

「えぇ(汗)すごいですね」

っていう感じで、もうクンクン感でなくもう自分の世界にいっちゃっている人。

弟子が引いちゃってるよ。オイオイ。ぐらいの人。

いまだに、美術館でお会いしたことがない。

ぜひ一度は・・・・

 

まぁ真面目にけっこう脳みそ来たのは、

レモンとパンと水のグラスの作品、レモンとパンとワイングラス、木々の囀り?

みたいな作品。
(今回作品名のリストもらい忘れました。済みません)
完璧にレモンならレモンの存在感を超えて、

かかれている物体のリアリティーが共鳴しあい独特の磁場を発生した。

で最後に、ギャラリー8にあった五味さんの「飛行計画」という最近の作品。

これがさらにいい!!

まぁ女性の顔、動物、羽なんかがかかれているのだが、

ヤッパリ例の磁場が発生する。

ぜんぜん脈絡の無いような構成(静物画ではない)、

五味さんは剥製屋さんに勤める女性が・・・というストーリで作ったと何かにあったが

現実にありそうなパンやレモン、木とかそういう感じではない組み合わせ。

それのリアリティーから起こる磁場。

絵の前でしばらく瞑想しました。

すんごく良かった。

夢見ごこちで居ると罠が・・・

美術館ってカフェがあるんですよね。

ついついエスプレッソ飲んでしまった。余韻に浸りながら。

脳みそに来るコーヒーではないけど、少しサードウェーブを意識したのか?

少し酸味の感じられるエスプレッソであった。

ギャラリーカフェも素敵です。

エスプレッソとかコーヒーは500円なんで良心的な金額。

写真絵画は写真のように描かれた絵が、

それ自身の存在感を超えてこちらに訴えてくる力を持ったときすげぇなぁーと思った。

すっかり「五味文彦」さんのファンになりました。

 

そして船橋に戻ってきて、もう一軒。

船橋の本町通り。中央図書館から大神宮へ向かって、郵便局、をすぎて京葉ガスプラザの2階。

「BejyCafe・心(ベジカフェ・シン)」

ベジカフェ心 入り口

ベジカフェ心 入り口

 

ここに小松菜のアイスクリームがあるというので、ソレを食べに行った。

小松菜アイス 済みません食べ過ぎた

小松菜アイス 済みません食べ過ぎた

 
美味しいです。

僕が食べたものはネットリとした食感で、甘さとあの草もちのような感じ、まぁ厳密には違いますけど、の青菜の味。

僕は草もちが好物です。しかも餡がはいっていないのが好き。

あぁ関係ないか・・・

全然、青臭さは感じないけど、小松菜を感じるエッセンスがある。

で、わりとしつこくなくキレがある味わい。

勉強になりました。

このネットリ感が今の僕には大変勉強になった。

アイスであんな感じなんだぁーと。

スィーツ好きな人とかはすでに知っているのかもだけど、僕はあまり知らなかった。

また、ゴルゴンゾーラのアイスクリームがあるというので、それも勉強の為に・・・

 

これも勉強になった。

こちらはネットリ系ではなくシャーベットのような食感。

バランスが取れているけど、香りがわかりやすい感じだった。

まぎれもなくブルーです。

 

二つのアイスを食して帰りました。

あーーーいい休日。

脳みそ来ました。

五味文彦さん。大好きです!!

ランブル詣で&誰も知らないCoffee World ハーモニー

今日は恒例になりました、ランブル詣で。

はい

ランブル2014 1.20

ランブル2014 1.20

「カフェ・ド・ランブル」
今日は同行者のNさんに写真を撮ってもらう。

まずは、

 

・スマトラ(深煎り)

うーーーん。いいっす。

苦味基調の味わい。

キョーレツ!!では無いけど、やっぱりスマトラらしい香りがある。

美味しい苦味ベースのコーヒーだった。

そして
・エチオピア ブルーナイル

 

これは以前飲んだけど、

やっぱり他の人が飲んでいるのを知るとこちらも飲みたい。

おぉぉぉ。

以前のロットと違う味わいです。

昨年飲んだときとはまた違う味わいになっている。

昨年のは、どちらかというと今流行しているクンクンに「エチオピア ナチュラル」

の香りがしていたが、今日のはまた違う感じ。

うっすらと、エチオピアのナチュラルの感じはあるんだけど、

そこに、ランブル臭(僕が勝手に言ってます)が酸味に絡まってくる。

以前のロット?に比べると鮮烈な印象は少ないけど、なんかランブルっぽい感じがある。

液体的には濃いけど飲みやすい感じです。

まぁ今風のエチオピア ナチュラルの

オーバーデコレーションな香りがうっすらして、

そこにランブル臭が入ってくる酸味系統のコーヒーだったです。

また、一緒に行ったNさんのコロンビア スプレモ も少し飲ませてもらった。

結構いいです。

酸味が基調の味わいに鉱物を感じさせるものがあって。

いやはや美味しいです。

結果的に3杯の味わいをランブルで楽しんで満喫できました。

 

それからそれから、お待たせしました。いよいよです・・・・

これは喫茶いずみにもたまに来てくれる岩手のUさん情報。

「こういう風にやっていてくれてありがとう。僕は応援します」

とその店の感想にあった。

コレだけでも、完全に匂います。

すげぇ。

岩手のUさんがそういう風に言う店。

面白そうです。

その店のキャッチフレーズは

「誰も知らないCoffee World」
ぐわしぃぃぃぃぃぃぃ!!

もうそれだけで、あなたのファンです。

もう大丈夫です。

好きです。

同士です。

愛してます。

完璧です。

その店の名前は

「自家焙煎珈琲 HARMONY」

渋谷から東急田園都市線で少し行った、駒沢大学が最寄駅です。

お店のHPを見るとなんだか面白そう。

これは優先順位が特Aクラス。

 

お店のHPの案内図を印刷したものを持って、駒沢大学の駅から歩く。

駒沢公園通りを歩いていて、

あれーーーー。

まだないのかなぁーーーー。
おっかしいなぁーーー。
って感じのところに。

はい。

山本宇一 プリティーシングス

山本宇一 プリティーシングス

 

 
山本宇一さんの「プリティー シングス」

岩手のUさんはここにも行ったらしい。

これは駒沢大学から歩いてハーモニーいく人は入っちゃうのが解るロケーション。

結果として今日は入らなかったけど、

情報をくれた、岩手のUさんもきっと同じように道を歩いたのだなと、

勝手に解釈してあーーーわかる。わかるー。入るのがーーー。

って納得。
で、

目指すハーモニーはそのすぐ先。

はいココです。

ハーモニーの前で・・・

ハーモニーの前で・・・

「自家焙煎珈琲 HARMONY」
噂どおりのポットの口にスキッターをつけたように独特のポット・・・
また、ミニチュアの円錐ドリッパーか?!と思わせる、極小サイズのドリッパー。

(どうやら、切って加工しているようです)

ぐぉおお。噂どおり。

まずは

・フルボディ エチオピア ナチュラル(ネル デミタス指定)

 

マスターは線が細く痩せ型の方。

どこと無く柏のストリームバレーの池田さんを思わせる。

やはり湯の温度は45℃くらい。

聞くと、30℃でもいいとも言っている。

抽出は、見た目4枚継ぎのネル(でも違うような気も)

で細挽きの粉をネルにこんもり、山状に盛る。

それをもんじゃ焼きのコテでペンペンと整える。

それから、例のスキッターのついたポットで少し、

一円玉状に山の頂上を湿らせてから

スキッターをさすように注湯(この表現が本当にぴったり)点滴とも違う。

ずーーーーと動かさないで、出来上がりまで・・・
抽出しながらお話するが、理論を聞いていて独特で引き込まれる。
で、肝心の液体は。

うーーーーん。いいっ!!

モノクロ写真でいうとコントラストのきつい写真のような感じ。

まぁ、苦いです。

けっこうきつめ。

でもちゃんとエチオピアナチュラル由来のトロピカル的な香りがしっかり入っている。

石油とか石や岩を連想させるような苦味。コク。

切れ味がピシッっという感じではない。

ぶわぁああああ。っという感じ。でも嫌じゃない。

イメージを連想するには少し強すぎるが、

なんか昔の自分の家の壁のザラザラした灰色の壁っていうイメージ。

すげぇ。

 

そして面白いことに、同行したNさんの注文した普通の

ペーパードリップのエルサルバトル 温泉コーヒー

これを交互に飲むと面白い。

苦味の部分がマスキングされていて、

エルサルバトルがとてもフルーティーに感じる。

エルサルバトル単体では、まぁこんな感じかな。

だったけど、このフルボディー デミタスのコーヒーと交互にのむと、

別の世界。

なかなか面白い発見。

Nさん朴訥として天才か?!

濃度の違うコーヒーを交互に飲むと、

味覚がマスキングされて別の世界になる。

是非強兵のコーヒー愛好家は試していただきたい。

 

この間もいろいろマスターの理論について話を伺うが、

理論はいっぺんでは理解しきれない。

同行者のNさんがまた、朴訥とカウンターのスコーンか?をさして

「これ マスターが作られたんですか?」

と聞く。

「・・・・・・・・・・(無言)」

「いえっ 妻が作りました」

「いやーーー今の間がすごくマスターの照れを感じましたーー」

っていったらマスター笑ってた。

とってもそれで人柄が出て、ぐんとマスターと親近感が湧く。

ここの時点でもうノックアウト。

マスター僕はもう同士ですって感じ。

 
そしてさらに、もう一杯。

・スーパーフルボディー ブラジル(ネルドリップ たぶんデミタスより少し多め 80~100ccぐらい)

ぎゃあああああ。

これは。これは。

たぶんこのようなコーヒーは他では飲めない。

カップからの立ち上る香りはたまり醤油的な感じがある。

コレを書いている今でもそれを鮮烈に思い出す。

いやー。

液体は強烈です。

岡本太郎の黒い太陽って感じ。

舌をつねられる苦さかというとそうではない。

苦いは苦いですが、もっとドロリとして。むわぁーーーとくる苦く鉱物的な味。

ぎゃやぁぁぁーーー

って感じ。

恐れ入ります。

北山の苦味の中の甘みとも違う。こちらの方が鉱物的。

 

で、さっきのエルサルバトルと交互にのむと、相性が悪い。

これはスーパーフルボディーは強すぎた。全然エルサルバトルがかすむ。

いやはや、面白い店。

コノ店知らなかったけど、いやーーー面白かった。

もうマスターの大ファンです。

ありがとうございます。

わざわざ遠いところまで出掛けて行った甲斐がある。

マスターの語りと独特のコーヒーを楽しみたい方へお勧めです。

たぶん斜に構えると楽しめない店かも知れないです。

僕は大好きだなぁーーー

あーーー今日もコーヒーな一日であった。

千葉駅散歩

今日はコーヒー店へ行くというよりかは、お散歩してきました。

その舞台は千葉駅周辺。

まずは第一にコーヒー店へ行くという目的がありました。

それはまたまた、喫茶いずみへ来てくださる、コーヒーラヴァーが教えてくれた店です。

以前、千葉では、いとこのお見舞いがてら、「呂久呂」という喫茶店へいったという

ことをブログに書きました。

アノ店の感じにビビッてポークサンドを注文した日が懐かしい。

あの店のポークサンドは美味しかった。

そこではなく、エスプレッソを得意とする店があるという。

その名も「TAPO’S COFFEE(タポスコーヒー)」

タバコを買うときに認証するTASPO(タスポ)

と混同しそうな名前だ。(お店の方見てたら済みません)

千葉駅の新宿公園のそばにあるらしい。

千葉でも新宿というややこしい地名。

それでまぁ千葉駅まで電車で向かい、改札付近を歩いていると・・・

 

「あれっ Hさーーん」

「うわーすげぇ」

「元旦にも偶然会ったのにここでもお会いするとは・・・」

たまたま喫茶いずみの常連のHさんにお会いした。
きっとHさんの年なのだろう。元旦にもあって、今日もたまたま。

すこしタイミングがずれていたら会えない。

いやはや。

偶然。

Hさん元年。

H元年。

平成元年。
うーーむぴったり。何の元年なのか・・・

2014年が終わってみないとわかんないなぁー

 

「これからコーヒー飲みにいくんですけど、もしよければ行きませんか?」

と聞いたら快諾してくれたので、一緒に行くことに。

さてさて件の「TAPO’S COFFEE」

いったら店が閉まってた。

よく調べずに来たら、月曜日が定休日だったらしい。

証拠写真。

 

そんな鉄格子しなくていいのにぃー 

そんな鉄格子しなくていいのにぃー 
タポスコーヒー

 
いやん。

美味しいエスプレッソ飲みたかったー

がっくー

しょうがないです。

Hさんがお勧めのクラシカルな きっちゃてんへ・・・

「珈琲専科 ヨーロピアン」

珈琲専科 ヨーロピアン

珈琲専科 ヨーロピアン

 

全体がセピア色。

マスターと奥さんのご夫婦でやっている。

ダッチコーヒーを注文。

ガムシロップで味を調整していて、甘いアイスコーヒーという感じ。

よく、営業の時間つぶしなんかで入った喫茶店の味。

こういうのはこういうので美味しいです。

磨きぬかれた味わいとは別の世界。

でもコノ店の雰囲気とか、とてもいいです。★五つって感じ。

なんかわしゃわしゃしたあの千葉駅の界隈に、ぽっと開いたエアーポケットのような。

店の壁は窓になっていて閉塞感はない。

ただただシックで落ち着いていて。

いま流行のオープンで明るい感じのカフェとも違う。

時間が経ってきたぬくもりも感じられ、いいなと思う。

余裕があるならこういうお店でくつろぐのがいいです。

昔風の喫茶店としては、かーーーーなり良いところじゃないかな。

最近の言葉でいうと、昭和レトロ風 喫茶店とでもカテゴライズされるのだろう。

 

 

それからお散歩タイム。

自然に千葉の歓楽街である栄町へ二人で足が向く。

歓楽街にある昔からの喫茶店で人情豊かな店があるといいねーといいながら。

何十年もやっていて、風俗街に勤める人たちの人生を見続けるそんなお店。

ブラブラしていると、確か小田原屋だったか、

屋号は不明だがそんな佃煮屋さんがあった。

アサリの佃煮が一串52円だというので、二人でソレを食べる。

アサリの佃煮串

アサリの佃煮串

まずは焼いた浅利を佃煮にしているのか、とても香ばしく且つタレが聞いていて美味しい。

 

 

栄町の入口あたりで見た、連れ込み宿「ニューパリジェンヌ」と「クラブ レミー」

クラブレミー&ニューパリジェンヌ

クラブレミー&ニューパリジェンヌ

むぅううう。

いいっす。

これは結構きます。

現地で見ると分るが外壁のやられ具合が、

栄町そのものを見ているようで変な芸術作品見るより

こちらに何かを想起させるリアリティーがある。

クラブ レミー

レミーマルタン=高級な酒

レミー=高級

つまりは高級なクラブということなのだろうか・・・・

こういったセンス。とても好きです。

また

ニューパリジェンヌ

単なるパリジェンヌではない。

連れ込み宿でパリジェンヌとすると、逆に本気にきれいなホテルでおもてなしです。

みたいなPRにとれそうな感じもするが、

ニュー

コレがつくことで、逆に怪しさが増し、

連れ込み宿のネームセンスとしていいなぁって思う。

コレの類に「国際」っていうのも、

ついているモノによっては怪しさが増す感じが同様だろう。

「国際クラブ バッカス」

「国際的社交場 白い薔薇」

「国際的存在 アイドル」←使い方が

今風にいうと

「日本最大級」という単語。

きっとこれも30年ぐらいすると鮮度を失う言葉の一つだと思う。

これがその規模やすごさをPRする言葉として使われているように、

「国際」や「ニュー」も鮮度を失い怪しさが残るのだろう。

批判しているわけでなく、こういう時代の名残みたいなのがむしろ好きです。
それからブラブラしているとなんだか変なものが。

スナックのような店の前に唐突に、ギリシャ建築風の柱。とイスセット。

単純にイスと柱が倒れているだけ・・なのだがなんだか邪悪なオーラで子供に見せてはいけないような気になる

単純にイスと柱が倒れているだけ・・なのだがなんだか邪悪なオーラで子供に見せてはいけないような気になる

なんだか打ち捨てられていて、邪悪なオーラを放っている。

柱はなんとフェイクで、スポンジでできている。

なんで店の前に打ちやられて・・・?
さらに家庭用の冷蔵庫も外に設置?されているのか、捨てられているのか。

開けたらココではいえないようなものが出てきて、

怖いお兄さんに別世界へつれていかれるのでは・・・

などと小声で話し合う。

 

それからまた歩き疲れたので、普通のきっちゃてんへ入る。

「カフェ グレコ」

カフェグレコ

カフェグレコ

ここではアラビアン モカを・・・

一緒にいったHさんはコーヒーが熱いよねと。

喫茶いずみのストレートになれると、熱々のコーヒーがいやんという感じになる。

それがとてもよく理解ができる。

素数についてやトポロジーについての会話をする。

 

それからまぁ良い時間にになったので、船橋まで戻った。

なんか全然恐ろしいコーヒーを飲まない一日。

栄町の雰囲気を濃厚に感じ取れた。

夜来たらまた違う雰囲気なのだろうなぁー

よく散歩しました。

23000歩。

いやーなかなか良く歩いた。

楽しく侘しく味わい深い収穫のある散歩であった。

北山珈琲店へ、そして神楽坂 ギルドコーヒー&Mojo Coffee

今日は以前から喫茶いずみにくるコーヒー愛好家に宣言していた、

「北山珈琲店」を訪ねてきた。
北山珈琲店とはコーヒー愛好家たちにはかなり知られたお店で、

いやゆるとても深煎りの苦いコーヒーを飲ますお店。

店内には「30分以上長居禁止」とか

「商談禁止」とか

いろいろと張り紙があって、コーヒーを真摯に味わってほしいとのマスターの気持ちが伝わる。

苦いコーヒーが、とても濃厚で、研究にくる同業者が抽出風景を覗くので、

カウンターにはバリケードが張り巡らされ一切どんな抽出が行われているかが見えない、

ということで有名なお店。

先日閉店した大坊珈琲店と並ぶ深いコーヒーを飲ませるところです。

 
実は、その北山珈琲店は喫茶いずみを開業する前に一度、行った事がある。
もう5年以上前の話です。

いくとやや薄暗い店内。

何を飲んだか記憶が定かではないが、何かの濃厚タイプのものを飲んだと思う。

奥さんが接客されて、注文しようとすると、

「とても苦いけど大丈夫ですか?」

「大丈夫です」

「ほんとに大丈夫ですか?」

と2度、念を押されたのを記憶している。

しばらく待っているとテーブルにお冷が運ばれてくる。

そのとき感動したのはお冷の氷が立っている、という表現もどうかだけど、

氷の角が立っている。アイスピックでマスターがさっき割ったのだろう。

とても感動したのを覚えている。

そしてしばし待つと出てくる。

たしか、カップはロイヤルコペンハーゲンの1客 3万円以上するあの軽いやつだ。

飲むとすごいすごい。

ぎょぇーーーー

脳みそに来る。

何年かした、いまでも覚えている。
舌をつねられるぐらいの刺激に満ちた苦味。その裏側にクリームのような甘み。

ぐわーーーーっとなったのを覚えている。

衝撃だった。

それを今の僕ならどのように感じるかと、思っていたのだが定休日がかぶっている。

北山珈琲店は月曜日が定休日で、僕が可能な月曜日は開いていない。

(喫茶いずみも月曜定休)

 

先日、年始は月曜日が営業しているかも?との情報を得て事前に電話で確認してみた。

「えー5日か6日いればやってるかもしれないです」

とのマスターの声に希望を寄せていってみた。

はい。

ウエスタン 北山珈琲店

ウエスタン 北山珈琲店

 

 
やってませんでしたー

がっくーーーーーー

まぁしょうがないです。

店の窓から奥を見たが人の気配がしない。

店の二階のベランダに柔道着だけが干してあって、それがさらに謎を深める。

まさかあの柔道着に抽出時の「シャッシャッシャ」の謎を解く鍵が???

それとも煙突の先の剣道の面みたいなやつとの関連があるのか???

など、疑問が深まるばかりだ。

また来年も訪れようかなと思う。

あーーー盛岡のUさんが先日見せてくれたマスターとのツーショットがクソうらやましい。

画像を加工しようか・・・

 
それから気を取り直して、神楽坂へ・・・・

神楽坂といったらお分かりですよね。

「ギルドコーヒー」

ギルドコーヒー

ギルドコーヒー

ここは先日も大坊珈琲店の後にきました。

今日も脳みそに来る感覚のデミタスをお願いする。

 

・キューバ

いやはや。

美味しいです。

酸味に支配されているが、ナッツのような独特の香りが鼻に抜けるというか口の横側に広がる。

先日来た時は味覚から想起されるイメージに集中したので

味の感じがあまり印象に無いが今回はバッチリ。

一緒にいったNさんが抽出は何ですか?と朴訥と聞いていてペーパードリップだと知る。

ぐおぉぉお。

お、恐ろしい。

あの濃縮感をペーパードリップ。しかもハリオV60シリーズ。

しかも白いペーパーで・・・

冷めてきても、やはり酸味があるのと香ばしさ。そしてナッティー。

さらに冷たい感じまで待っていると酸味より甘みが登ってきてナッティー。

いやはやすごい。研究せねば。ペーパードリップでこの抽出。

 

さらに深煎りのものをもう一杯。

やはりお勧めはマンデリンらしい。ブレンドもすすめられたがやっぱりマンデリン。

・マンデリン

これはこれは。香りが全然生きている。

すげぇすげぇ。下手にネルドリップだと香りが弱まる部分があるが、

いわれるとペーパードリップだからなせる技なのか・・・

香りに味が支配され、苦味系のコーヒーではあるが尖った要素が全く感じない。

とても上等なマンデリンの土系の香りに少しフルーツ的な感じすらある。

苦味の要素があるが、刺激を感じる前に溶けていくような。

すごいです。

これは冷めてきてもそれほど味の印象の変化は感じられない。

今後の研究課題になる。

 

それからさらに、

神楽坂のサードウェーブ系の店。

「Mojo Coffee」

オサレなMOJO

オサレなMOJO

ニュージーランドに本拠地を構えるコーヒー店。

それが日本に初上陸らしい。

店内とってもおしゃれー

緑色のマグカップが壁にかけられていてお洒落ー

メニューはエスプレッソのバリエーション。

それとハンドドリップではケメックスで淹れたもの。

一番メニューの上にあった黄色いラベル(名前は失念 すみません)

のブレンドを選択。
サービスでテーブルで淹れてくれるのを見せてくれる。

いやー

ケメックスってペーパーが独特でした。

わりと使う粉も粒度が細かい感じだったかなぁー

Nさんとわいわい言いながら抽出を眺める。
早速お味は、まぁ美味しい感じです。

サードウェーブのニュアンスはしっかり感じる。

やや酸味。行き過ぎる前に香ばしさ、や香りが入ってくる。

個性はそこまで感じないが、これをもっと10倍ぐらい強く(味の濃さの意味ではないけど)

するとゼニサワっぽくなる感じ。

またNさんのマッキャートも一口飲ませてもらったがこれはウメぇー

ミルクがそこまで焦がされていなくてクリーミー。とっても良質な感じ。

大きなチェーン店ではこういうクリーミーな甘みというか、

旨みみたいな感じをさせるスチームをさせる店は少ないだろう。

 

ニュージーランドは学生時代一度行ったことがあり、

コーヒーのメニューがLong Black,Short Black

なんか特殊な表記でどれがどれだか分らずじまいだったが、

エスプレッソの文化がとても浸透しており、だいたいどの店でも美味しかった。

なんか適当な駅の中にある屋台のようなバールでもエスプレッソ美味しかったな。

中でも記憶にあるのが確か南島のネイピアという街にあった自家焙煎のコーヒー店。

10年前 ニュージーランドのネルソンにて

10年前 ニュージーランドのネルソンにて
このこじんまりとした街に良い自家焙煎コーヒー店があった

店の名前は忘れたがユースホステルのそばにあったと思う。

たしか濃い目の苦いやつ。すなわちショートブラックを頼んだと思う。

いやはや栗のような感じでとても美味しかった。

そんな記憶を呼び覚ました「Mojo Coffee」

 

それから、神楽坂の毘沙門天さんに挨拶をして帰った。

いやーコーヒーラヴァーな休日であったー

新年あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

2014年も喫茶いずみをよろしくお願いいたします。

営業は1月4日から通常営業です。

コーヒーで安らぎの時を・・・

予告:1月6日はあの上野のコーヒー店が営業していれば

いっちゃうよレポートです。

ターナー展を見に行く

今日は年内最後のお休み。

と、いうことで久々の美術館へ。

東京都美術館で12月18日まで開催されているターナー展へ行って来た。

月曜日は美術館が休館のことが多いが、このターナー展はたまに月曜日でもやっていて、

かっこうの機会だった。
そこまで絵画には詳しくないが、どうも印象派とか抽象画みたいなものが僕の好みらしい。

また、宗教画なんかのとても写実的であったり、コノ絵はどういう意味があり、

風景はどうのこうの・・・と解釈をするような感じが苦手で、

そのまま絵に描いてある「絵」の感じを受け取れるものが好み。

ターナーは風景がたくさん書かれていてそういう意味で好みだ。

一度見たいと思っていたのでターナー展。キターーーーって感じ。

 

まずは西郷さんの銅像をしかと眺める。

 

西郷さん銅像 今日も相変わらず

西郷さん銅像 今日も相変わらず

そして素晴らしい芸術を鑑賞するにはとても頭を使う。

なわけで・・・

スタバ 上野恩寵公園店

スタバ 上野恩寵公園店

 

 
「スターバックス(上野恩寵公園店)」

もうちょうどいいところにあるんだもん。

美術館とかで絵を見た後の休憩や公園内の散策にひと息つける。

カフェインの補給を。

 
はい。

スタバ エスプレッソ ダブル

スタバ エスプレッソ ダブル

エスプレッソ ダブル

 

一口飲む。

むがーーー苦い。

僕なりの表現でいうとノイズが大変多い。

そのノイズの中には深煎りならではの、とてもよい苦味と甘みや石油っぽい感じ。

それらがある。

しかしノイズが多くて、むがーーーってなって充分に味を楽しめない。

ちっとストレートではきついのでお砂糖を。

まろやかで美味しい。

ピシッとはまる。

こういう楽しみ方もあるです。

今日はコーヒーはまだ1杯しか飲んでいないので、正直な話すごく美味しかった。

久々のスタバのエスプレッソ。

補給できました。
そして東京都美術館へ・・・・
はい。

ターナー展

ターナー展 東京都美術館

ターナー展 東京都美術館

 

いやー結論から言うと無茶苦茶よかったです。

脳みそにいっぱい来ました。

脳刺激がとてもあった。

よい芸術作品に触れた!!

しかし、人が多かった。

ターナーは人気なんだろうか?
展示の意図も分りやすい。

回顧展なんでターナーの絵がいっぱい見れる。

最高でした。

個人的には、

「月光、ミルバンクより眺めた習作」

「レグルス」

「座礁した船、ヤーマス」

「ハイデルベルク」

「日の出」

「ヴェネツィア、総督と海の(省略)・・・」

「海の惨事」

が結構よかったです。

他にもよいのたくさんありましたけど、

ここでは書ききれないです。

やっぱり全体見てて、風景が単純に書いてあるやつが好きです。

うーーんすごいよかった。
初期の作品はわりと水彩画でも書き込まれているのだけど、

だんだん晩年にいくにしたがって、輪郭がなくなり、

光の感じとか場の雰囲気の力に画風が変わってきていて、

ターナーが生涯で絵を通じて求めていたものが少しは感じられた気がした。
コーヒーも突き詰めていくと、アノ人のこのコーヒーから感じられる印象。

というものになってくると思う。

飲み物としての役割というか嗜むもの。

素晴らしい芸術作品とコーヒーは共通するものがあると思う。

なーんてことを真面目に考えた日。

帰りにターナー風の写真を一枚。

ターナーっぽい???写真

ターナーっぽい???写真

 

よし。

あと2週間。休みなしで頑張ります!!

とてもよい脳刺激受けたなー。美術館大好きです。

※休日がないので年内のブログの更新はないかもしれないです・・・