今日は先週に引き続きコーヒーツアーへ!!
コーヒーラヴァ―のCさんと行きました。
まずはまずは、前から喫茶いずみに来るお客様に聞いて行ってみたかった、
喫茶店のホットケーキが美味しいところ。
家って・・・いいっすねぇ
よくソーセキ先生の小説を読んでいると、美味しい○○を食べさせる”家”などととつかわれて
いたような気がする。
店を家っていう言葉のセンス好きだなぁ・・・
僕はどちらかというと、辞書を引きながら言葉を使うタイプではないので、
言葉が量子の確率分布のように広がりを持ってしまうのですが・・・・
いつだったか、カバン持ちで中国へ行ったときに、
西湖の近くに、麻雀をやるそれこそ「家」があって、中国のお金持ちは
そういう麻雀をやる「家」で美味しい料理を飲み食いしながら一日中麻雀をするそうだ。
僕たちはそこへは、もちろん食事に行ったのだが、それはそれは美味しい農家の料理!!
って感じでさぞかしよかった。
アヒルの舌やカエルの足を焼いたもの。なんだかわかんない葉っぱを炒めたもの。
そして土鍋で、にた鶏!!!あぁーーいい思い出(るんるん♪)
ってぜんぜん話それてしまった・・・
そんな「家」ってついたお店。珈琲家!!!
事前に写真でみたホットケーキは、グイグイ来ないけど、ホットするような感じ。
これはいい感じがするなぁーーー
イタリアン風(アレンジメントコーヒー。コーヒーにクリームが浮かべてあって、シナモンスティックが添えてある)
コレとホットケーキ。
いやーーーホットケーキ!!
いいっすねぇーーー
プレーンで食べると、うっすら塩気とほわぁって粉の香り。
これを書いている今も、あのほわぁって粉の香りを思い出す。
縁側の日向ぼっこですかねぇーー
いい感じだなぁ!!
確かにこれは話通り、毎回食べても飽きが来ない感じのホットケーキ。
他の有名なお店のものを食べたことがないので比較できないけど、
素朴なぶんだけ、あのほわぁって粉の香りが反って浮き彫りになって素敵です。
ああいうホットケーキが愛されるのがわかるなぁー
イタリアン風のアレンジメントコーヒーも良かった。
クリームの感じが全く、もたれない感覚がある。
コーヒーと口に入れるとたーーーしかにうめぇのです。
美味しかったなぁーー
扉にはコーヒー豆があしらわれていて、これは開店当時からあるのなら、
オールド豆になってんじゃないかなぁと思う。
そして、腹ごなしに、茅場町から、銀座のランブルまで歩く!!
ブリヂストン美術館の前のオブジェ。
風の谷のナウシカの蟲の卵ですねぇと話し合う。
けっこう寒いので、東京駅八重洲地下街へ・・・
どう見てもイノシシにしか見えない、子豚。
鼻を触ると幸せになるらしい。
鼻を触ると幸せになるロッカーの傍でうずくまる人。
何か探し物をしていたのでしょうか?
とても印象に残る光景であった。
それからそれから、「東京国際フォーラム」
昨年の4月ぶりの訪問。(そのときのものも興味があればどうぞ・・・)
今日の感じは、外が曇っているので、こんな感じ。
灰色な塊。
ぐぅぅぅぅ。いいっす。
表情が変わるのも魅力の一つ。
見上げると、船底の竜骨のようだなぁ。それかクジラの骨。
秘密の小部屋があって、そのスイッチを押すと、巨大な宇宙船になる。
絶対そうだよねぇーなどとお遊びをしました。
いやーーー底の空間から見上げてもいい感じ。
やっぱしココの空間大好きだなぁ!!!
ラファエル・ヴィニオリ氏、いやはやすごいっす!!!!!
明るいときもいいけど、たしかに、真っ暗く静まりかえった国際フォーラムもイイだろうなぁと思います。
忍び込むのはいけないでしょうけど、暗く月明かりが静かにさしている国際フォーラムの空間も良いだろうなぁと・・・
そういう夜のツアーあったらいいかもしれないっす!!!
はい!!
それからランブル。
なんだか出口で人が話をしている・・・・
もしや、もしや・・・
満席で入れませんでした・・・
ガックシ
まぁしょうがないっす。
そんなわけで、次の草枕へ・・・
ここへは先週も来ました。
寒い中歩いてきたのでやっぱりホッとする。
僕はデミタスを。Cさんはふつうを・・・
Cさんは透明感があり、そこに味わいの要素が存在していると・・・
身振りでその味わいを説明してくれたが、これがまた、なんとも世界を受領している感じでおもしれぇなぁと思う。
紙に書いた三次元化したコーヒーイメージを見せてもらったがこれも大変興味深かった。
そして僕はデミタス。
先週、H君と来た時とはまた違う感覚。
コーヒーもさっきの国際フォーラムも来た時の感じでまた印象が違う。
大きな基盤(建築は物体だけど)は同じだが、その時で微妙に違う(建築は周りの天気などでも)
先週のはブランデー的な感じだったが、今日のはチョコレート的な感じ。
デミタスなので、濃度が結構あるが、透明な感じはある。
それが時間が経つと苦味や甘味の味わいが持ち上がってくる感じ(下図参照)
ピークポイントは先週と同じでカップの3分の2ぐらい飲んだあたり。
大きな基盤。同じっす!!!
そして今日もまた相吉さんとのお話を楽しめた。
いいっすねぇーー
そして、三田のダフニへ・・・
だが、だがなのです・・・
4時で閉店。
いったら間に合わなかった。
10分過ぎていた。
店内は煌々と電気がともっていたが・・・
ぐぅぅぅーーー閉店時間を確認してなかったなりぃーーー
ま、しょうがない。
気を取り直して、もう一度新橋まで戻り、
はい。
「ランブル」
今度はばっちり入店できました。
今日は同行のCさんが中口のタンザニアを飲んでみたいとのことなので、
それをまずは一緒に飲みました。
ん。
んんんん。
想像より濃い!!!
いっつもデミタス飲んでいたのですが、そういや中口って初めて飲みました。
僕の感じでは、デミタスの味わいの要素の強度と同じ感じがある。
丸く、コクのある甘味に下支えされている味わい。
3口目あたりでとてもしっかりとした収束された味わいを感じた。
抽象的な感じでいうと、漏斗のような形かなぁーー
それが時間を置くと酸味に変わって漏斗のヘリがあいまいに・・・
Cさんは平板な円柱のような図を描いていたがこれも納得。
かーーーなり冷めてから飲むとまた甘味が戻ってくる感覚。
2回の反転すんのねぇーーー。
う~~~。これ結構勉強になった。
脳みそに激しくは来ないが、いい感覚だったっす。
そして2杯目。
ブラジル カルモシモサカ93’
マキさんの1杯抽出。
ぐぅぅぅぅぅぅぅ
これ。
完璧。
脳に来ました。
僕の中では、最近のお気に入りだったオルコロ54’
や2011年10月に飲んだ(ここ参照)ブラジル1903年植樹(林さん抽出)
に並ぶ良さだった。
いやーーーいいっす。
酸味&甘味。イースト系の香りにちょっと酒粕的な感覚があって。
これはこれは。いいものをいただきました。
すげぇーーーー
座った席の隣に韓国の方がいて、抽出中のマキさんに道を聞こうとしていたので、
でしゃばってキムラヤへの道を教えました。
(いや内心、僕のカルモのデミタスの抽出中だったので、ここでマキさんの気がそがれて
はせっかくのデミタスがまずくなると「嫌っ!!!!」って思ったのでツイツイ)
バッハのリーフレットを持っていたので、彼らもコーヒーの巡礼中なのでしょう。
紙がないというので、大変申し訳なかったが、バッハのリーフレットに地図を描きました。
無事にいけたかなぁ・・・
そうして、ダフニは空振りに終わったのですが、無事にコーヒーツアーは幕を閉じました。
ささやかな打ち上げとして、
有楽町のガード下・・・
あっさり醤油味。
ここは美味しい。
ほんとに美味しい。
今風にグイグイ来るラーメン店ではない。
シンプルな醤油ラーメン。
無茶苦茶いい!!!
思えばこのコーヒーツアーの最初の珈琲家ホットケーキもグイグイ来るのではなく、
あっさりほわぁって美味しい。
このラーメンも然り。
麺は少し太目。
醤油が出すぎず、出汁が下支えしていて、でも出汁も出すぎていない。
ぐぅぅぅーーーいい構築感。
透明なタイプのとんこつの出汁。
これは今後の研究課題にしようと心に決めました!!!
Cさんが注文したワンタンも一つもらいましたが、つるんとしていて美味しかった。
コーヒーを飲んだ後って塩気のあるスープが身に染みる。
いやーーー今日も楽しかった。
けっこう歩いて24000歩。
よし、あしたも良い感じでコーヒー創る!!!
それにしても、あのラーメンお店に来る、シニア層に食べさせてあげたいなぁーーー
懐かしがりそうだなぁーーー