手網焙煎練習会@喫茶いずみ・・・そして焙煎機をもとめて・・・

今日はコーヒーな休日。

盛岡の機屋の関さんが中心に行っている、手網焙煎品評会。

これの練習会を今日は喫茶いずみで行った。

よし見てくれ!!!!

参加者は、

さすらいの焙煎人。竹林さん。

竹林さん 手網

竹林さん 手網

 

 

 

爬虫類分館の寺門さん。

なつきさん

なつきさん

 

 

そして、ビギナーの千葉さん。

千葉さん

千葉さん

 

 

そして僕の4名で行った。

イトウ 練習

イトウ 練習

 

みんなで関さんが手網焙煎したコーヒーを飲む。

とりあえず、僕のネルドリップで・・・

20g70cc抽出しました。

「ケニアに苦味はもとめない」

っていうことを意識したとプロファイル表(手網焙煎の工程表のようなもの)

に書かれていたので、もっとアフリカ系の野太い酸味を予想したがそうではなかった。

香ばしさやほろ苦さ、それに伴った酸味という感覚。

特別な香りというのは”僕の”抽出では出なかった。

やや、意外だなぁという感想。

 

今度は竹林さんが、V60で20g弱で80ccぐらいの抽出。

結構、粘り気味でしっかりとだす。

今度はみんなでティスティングして、おぉー苦味が出ているなぁーという感覚。

ほろ苦い感じで甘さをまというっすら酸味がある。

そんな感じ。

 

 

そしてみんなでそれぞれ焙煎を行って、それぞれのコーヒーを試飲。

僕の感じでは一番、寺門さんのものが味わいの収束せいがあって、酸味、甘味にまとまっていて美味しいなという感じ。

自分のものは、まだ味わいがバラバラでもうすこし振り方(熱の当て方)を練習しなければなという感じでした。

人のを見るというのは、やはり自分にとって参考になるので大変に勉強になりました。

焙煎時間と試飲時間を含めると、4~5人ぐらいが適正な人数じゃないかなと思いました。

有意義な時間を過ごしました。

 

それから、今度は竹林さんと八千代台へ2人でドライブデート(笑)

ちょっとコーヒーに纏わるいいものを取りに行ってきます。

 

まずは腹ごしらえ。

カーナビでスリランカレストランが八千代台にあるというので、いったら定休日!!

残念なり。

 

第二候補は、先日八千代に来た時に気になったお店。

「キンカーウ」

八千代台のキンカーウ

八千代台のキンカーウ

 

 

いやーグリーンカレー食べました。

美味しかったですー

グリーンカレーを最後にいつ食べたのか思い出せないほど。

お店のママさんもいい感じの人で、よかったなぁー。

お店に飾られていたコーヒーカップが良くて、7000円とのこと。

こんど来たら買ってもいいかなぁーって思いました。

タイのコーヒー話で、3分ぐらい盛り上がる。

 

そして目的の場所。

「cafe ふくろう」

cafeふくろう

cafeふくろう

 

ここへは何をしに来たかというと、コーヒーを飲むのはもちろんなんですけど、

 

この子を取りに来ました。

HR11改

HR11改

井上製作所の焙煎機。(現在は製造してません)バーナーを改造してあるタイプ。

新しい場所へ送り出すために・・・喫茶いずみではないっす(念のため)

 

実はこれは、もともと、もっと別の場所に設置されていた。

そしてその時もこの子が活躍しているのをよく見ていた。

まさか、まさか、その時はこの子が自分の手を経由して、また別の人の手に渡るとは思わなかった。

これを見たのはもうかれこれ6年ぐらい前だったかなぁー。

懐かしい・・・きっとこれからもこの子には縁があるかもしれない。

 

受け取って車に積んだ後で、竹林さんと2人で、焙煎機の掃除を行なう。

二人で共同作業で、無口になりながらの清掃。

なんか薄ら寒い秋空の下。少し夕方になりつつある駐車場。

駐車場でお掃除

駐車場でお掃除

そんな場所で焙煎機のメンテナンス。

なんか子供のころ、公園で泥んこ遊びをしていた空気感を思い出す。

正直楽しかった。

竹林さんはどう思ったか知らないけど、僕はなんか泥んこ遊びに夢中になってたのを思い出して楽しかった。

二人で、焙煎機の焦げで手をベトベトにする。

掃除が終わって、手を洗いたかったので公園の水場で手を洗う。

 

でもトイレに行きたくなったので、もう一度ふくろうさんでトイレを借りる。

さっぱりして、車で帰った。

あーーーコーヒーな一日であった。

ぜひあの子が動くのを見てみたいです。

黒沢さんどうもありがとうございます。

OMOTESANDOU KOFFEEからの東京をぶらぶら

今日は先週に引き続き表参道。

もうね。興味の対象になるとついつい行ってしまうっす。

やっぱり洗練されてとってもいいっす。

「OMOTESANDOU KOFFEE」

表参道コーヒー

表参道コーヒー

3週間連続で通っている。

先週も同じように行ったので、店員さんがよく覚えていた。

 

今日はちょっと「重ったるいような感覚のものを」

って注文しました。エスプレッソ リストレット。

 

確かに先週のものとは別のものになっている。

一番最初に何にも言わずに飲んだ、リストレットよりやや、苦く香ばしいものが増えている印象。

これも、苦味の部分を増やしつつ、酸味が割合として減っている。

調整の妙というのであろうか・・・

すげぇ。

脳みそに来るという意味合いでは、先週の明るい酸味を追加したものが来たが、

非常に美味しいエスプレッソ であった。

表参道コーヒー エスプレッソ リストレット

表参道コーヒー エスプレッソ リストレット

 

店内のお庭の花。

表参道コーヒー 庭

表参道コーヒー 庭

 

それから、先週に引き続いて「宇宙かふぇ」

宇宙かふぇ

宇宙かふぇ

 

いやはや。ここは大変楽しい空間。

パンケーキと紅茶を頼んで美味しかった。

何はともあれこの店大変良いっす。

今日はイロイロ写真撮りました。

ゴロンとMac

ごろんとMAC

ごろんとMAC

 

そして、なんだか良い感じのおトイレ。

宇宙かふぇ おトイレ

宇宙かふぇ おトイレ

 

よかったなぁー

 

それから、もう一つ別のところへ・・・・

 

いやはや、ここではあまり書けませんが、というか書くような内容ではないのですが、

ある意味なかなか良い経験をさせてもらった。

コーヒーとは全く関係のないスポットなのですが・・・ブログで楽しくご案内っていう感覚ではなかった。

まぁ風の谷のナウシカでいうとこんな感覚です。

土鬼の皇帝に包まれるナウシカ

土鬼の皇帝に包まれるナウシカ

 

(※風の谷のナウシカ第6巻P67 参照)

たまに人間生きていると良い気だけではなく悪い気というものも感じるわけで、

久々にそういうものを感じるスポットへ行った。

図らずもそうなった感じです。

高等な妖怪にであったとでもいいましょうか・・・

それはそれでよい経験になった。

 

それからだいぶ毒気にあてられたので、ふらぁーっと気分を変えるために、神保町へ・・・

ちょうど神田神保町古本祭りがやっていたのでそれをブラブラと見た。

出版社別にブースが出されていたり、

ティーハウスタカノのブースもあったり・・・

人が多かったのでサクサクと見た。

 

さらにそこから、だいぶ毒気は抜けたのですが、

ブラブラ、と靖国通りを神田のあたりまで向かって、

川を眺め、

 

岩本町付近

岩本町付近

 

上野まで・・・

いやーアメ横すんごい人。

アメ横

アメ横

まだ年末には遠いだけど、そんな迫力と活気があったかなぁー

アメ横 雑踏

アメ横 雑踏

で、初めて行った「地下食品街」

いやはや、匂いがとっても異国な感覚。

今日は上海蟹がたくさん並んでいた。

オスが一匹小さいもので1500円ぐらいだったかなぁー

時期ですよねぇ。

他にも、やっぱり臓物系。

様々なスパイス。

みどりのバナナなんかたくさん売っていて面白かった。

いやぁー知らなかったなぁー

 

実は今日まで知らなかったのですが、アメ横「地下食品街」

 

それから、京成電車で船橋まで帰って、椿屋珈琲店でお茶をして帰りました。

いやーほんとは真ん中の邪気を浴びた場所のこともかければよかったのですが、

ちょっとなぁー。

 

表参道の洗練されたサービス。

ゆるい宇宙カフェ。

詳しくは言えませんが、四谷のとあるスポット。

そして、知識が集積された本の街神保町の古本市。

さらには上野のアメ横。

 

一日でトウキョーのいろんな側面を体感できた。

うーーーむ東京。素晴らしい。

いろいろな側面を見ることができる。

今日はたくさん歩いて20000歩。

いやーーー面白い散歩であった。

 

清澄白河コーヒーゾーン(オールプレス エスプレッソ)&OMOTESANDOU KOFFEE そして三番瀬の光

今日は、清澄白河のブルーボトルが上陸する付近に集まっているコーヒー店へ行ってきました。

たまたま先日、喫茶いずみに来てくれたコーヒーラヴァーのM君と散策してきました。

今日行ったのはこの店。

「オールプレスエスプレッソ」

オールプレス

オールプレス

M君が以前オーストラリアにワーキングホリデーでいたことがあり、懐かしいのもあって絶対行きたかった。

と決めていた店らしいです。

だいぶ以前にこのお店のことは別のコーヒーラヴァー達にも聞いていたのですが、まだ訪れていなかった。

エスプレッソを注文。

エスプレッソ

エスプレッソ

おぉー酸味とほろ苦さがバランスとれている感覚。

わりと飲みやすいタイプのもの。

刺激的な要素はなく美味しいなぁって思うものだ。

スターバックスコーヒーが日本に上陸して、いわゆるシアトル系と呼ばれるエスプレッソを出すお店が 流行していた時期は

「エスプレッソ=苦い」が当たり前だったが、現在はエスプレッソの味わいの構成要素に 酸味も入っている。

そしてどうやら最近の流れとして飲みやすく、苦味と酸味のバランスが整っているものになってきているのではないかなぁ。

そういう意味で多様に進化しつつあるのではないかなと思った。

それから、ロングブラック(エスプレッソをお湯でわるもの)も注文。

これは、ダブルのエスプレッソと別に割る用のお湯が一緒に提供されるというもの。

エスプレッソを楽しんで、お湯で割ってと二度楽しめてお得だった。

それから、「ARISE COFFEE(アライズコーヒー)」へ行こうとしたが定休日。

残念。

せっかくなんでクリームクロップの店の前へ・・・

クリームクロップ 焙煎所

クリームクロップ 焙煎所

おなじみの犬の模様です。

まだ朝が早いのでやってませんでした。(10時すぎ)

それからブルーボトルの予定地へ行こうとしたが、M君の仕事があるので、あえなく断念して 朝の清澄白河散策を終える。

なかなか楽しかった。

M君とわかれた後、更に表参道まで移動して、

先週に引き続き、「OMOTESANDOU KOFFEE(表参道コーヒー)」へ・・・

表参道コーヒー

表参道コーヒー

いったら混んで混んで行列している。

外国のお客さんが多い。

行列しながら、皆さん思い思いの写真を撮っている。

先週に引き続いて今日も来たのは、「エスプレッソのリストレットはこういう風にしてください」と言うと

リクエストに答えてくれると、聞いたからなんです。

そういうお客さんのリクエストに応じて抽出を変化させられるお店ってすごいと思います。

行列していたのでドキドキしながらリクエストを伝える。

「先週来て酸味と苦みのバランスが良くて驚きました。今日はなんか明るい感じにしてください!!」

って伝えたら、お店の人が、すごく嬉しそうに笑っていたのが印象的だった。

 

それに、無茶苦茶忙しいのにもかかわらず、すごく接客が丁寧で情熱にあふれている。

見ていてすごく刺激になりました。

僕も頑張ろう。

 

で、出てきたエスプレッソ リストレット。

明るい感じにして!!って言ったら、パナマがあるのでそれを少し混ぜたと言ってました。

いやーーー良い!!!!

なんか、艶やかな酸味。

ほんと躍動感があるとはコレのことだなぁと思う。

ただ、酸っぱいって感じではない。

でも刺激的っていう感じでもない。

飲みやすく印象が薄いという感じでもない。

 

確かに・・・・・・

いやー情報通りであった。すごいっす。

じっくりカウンターの隅っこで味わって幸福な気持ちで店を後にする。

いやぁー良かった。

 

 

そして、今日はまだまだ時間があったので、ずいぶん前から通るたびに気になっていた面白スポットへ・・・

「宇宙かふぇ」

宇宙かふぇ

宇宙かふぇ

場所は表参道ヒルズの裏あたり。

この辺よくとおっていて、前々から気になっていたところ。

先週も来たけど、先週は時間がなく。

しばらく前に探偵ごっこした時には何となく勇気がなくて入れなかった。

 

今日はさっきのエスプレッソの幸福感もあって、いける!!!って感じだったので入ってみた。

いやぁ、ここはまた違う意味で僕好きです。

店はキャンピングカーをどうやら改造したもの。

宇宙をモチーフにしたものいっぱい。

センスいいなぁーって思ったのが、

かなり昔の10インチぐらいのアップルのモニターが2個ごろんとインテリア代わりに転がしてあったとこ。

うーーーむ。なんかグッとくる。

30分くらいぼんやりと座って空間を楽しんだ。

個人的にはこういうゆるい店大好きなんだなぁー

ゆっくりいて、集う人たちのウォッチングしたら楽しいかもなぁー

 

 

 

そして、なんか船橋に戻ったらまだ早かったので、三番瀬(海)へ行こうと思い立った。

海を見るの大好きです。

行ったらなんだかいつもと様子が違う。

カメラ持っている人がわんさか。

そばにいたオジサンに聞いてみたら、今日はダイヤモンド富士の日らしい。

(ダイヤモンド富士とは、富士山と日没時の太陽が重なる現象のこと)

なんか軽いお祭りの雰囲気で嬉しくなった。

そういうことは関係なく。日没時の海岸というのはいいもので、

光の芸術を楽しめる。

三番瀬 雲 ゆるやか

三番瀬 雲 ゆるやか

 

今日はどうも雲が微妙にかぶっていて綺麗には撮れなかったが、こんな感じ。

ダイヤモンド富士 1

ダイヤモンド富士 1

はい。

ダイヤモンド富士2

ダイヤモンド富士2

 

望遠レンズがあればもっと違うのだろう。

 

 

ダイヤモンド富士が撮れなくても、一瞬一瞬移り変わっていく景色は格別で、

三番瀬 日暮れ

三番瀬 日暮れ

あーいいわぁ。

茫洋と三番瀬

茫洋と三番瀬

 

日が暮れた余韻が残る。

光の余韻が残る 三番瀬

光の余韻が残る 三番瀬

 

 

いやーー今日も楽しかった。

夕焼け 三番瀬

夕焼け 三番瀬

21000歩。

なかなか歩いたなぁ。

明日からもコーヒーづくり頑張ろう!!!!

 

 

古巣へいってチューリッヒ美術館展へ、それから表参道コーヒーのんで夜景を撮った。(OMOTESAND0U KOFFEE)

秋と言ったら食欲の秋ですか?

まぁそうですよね。

秋は芸術の秋でもあります。

 

先週に引き続いて、今日も美術館へ行ってきました。

 

 

でも、

 

 

でも、

 

その前に今日は僕が仕えていたT社長のところへ顔を出しに行った。

 

 

それは喫茶いずみをオープンさせる前・・・

2005年の5月から2009年の12月まで勤めていた飯田橋にある会社。

小さなところで、このようなマンションの一部屋でやっている。

2009事務所でふざける僕

2009事務所でふざける僕

 

あの頃と同じように7時46分の総武線各駅に乗って船橋から飯田橋まで1時間弱。

船橋通勤電車

船橋通勤電車

 

久々の通勤電車の空気を味わう。

あのころは通勤電車で、夏目漱石やトルストイ、チェーホフとかよしもとばななとか色々と読んだ。

往復で2時間ぐらいが、貴重な読書の時間であった。

コーヒー店をやるのを決めていたので、変なゴリゴリのビジネス本よりもそういう本がきっと役に立つと思って。

 

 

会社の仕事は理不尽な要求や自分のミスによる悩みだとか、いやぁーやっぱり自分のやる感じではないなぁと

始終、違和感を感じながら仕事をしていたが、でもやってみると結構自分に合っている会社で、

慣れてくると自分でも意外だが楽しかった。

それに、社長も本当に情が厚く、いまでもこうして目にかけてくれるほどです。

でもやっぱりコーヒー屋になりたいから勤められたっていう気持ちが強いかなぁー

 

今日こうして通勤電車に久々にのってそういうことを思い出した。

そして、通勤電車に乗っている人達をみて、今ではもうこの人達とは違ってしまったんだ。

今の僕はこの人たちを癒す方なんだよなぁって思いました。

なんだか真面目なトーーーンですが、まぁ秋風はそうしたものも運んでくるのでしょう。(半ば強制的?)

 

 

それで、T社長はいったら大喜び!!!

興奮状態っす。

持参したコーヒーを2人で飲んで大喜び。

昔からピーナッツ好きの社長は、僕の焼いたアーモンドを旨いといって喜んで食べていた。

 

会社の現状や今やっていることを話してくれた。

またY島で進んでいる観光プロジェクトのことなども見せてもらった。

といっても全然僕自身は関係ないけど、やっぱり話がしたいんだろうなぁー

手土産までいただいてありがたい限りっす。

ご飯が食べたいようなそぶりをしてましたが、今日は予定が満載なんで、心を鬼にして事務所から出る。

オヤジの郷愁に弱いのです。ホント。

ごめんなさいT社長。またご飯しますです。

 

 

はい!!!!!!

そして来ました。

来ました。

国立新美術館

国立新美術館

「国立新美術館」

今日はいただいたチケットで、チューリッヒ美術館展を見に行きました。

いやーかなり見ごたえのあるものでした。

画家ごとに4、5点ぐらい展示してあって、けっこう見ごたえのある感じ。

画家ごとに作品の印象が違うので、かーーーーなりの脳トレになりました。

例えるなら、ラジオのチューニング。

ひとりの画家の展覧会だと一つの周波数に合わせればよいけど、

今回はその画家ごとに同調させなければいけないのでかーーーなり疲れました。

ひとりで美術館へ行くときはだいたい2週するけど、今日は2週目はホントにさらっとしか見なかった。

なんか脳疲れたって感じがわかるほど・・・

 

さて、僕が脳みそに来たのは4つといいたいところだけど5つです。

・モネ       「睡蓮の池、夕暮れ」

・ホドラー     「朝方の峰」

・ムンク      「冬の夜」

・ピカソ      「大きな裸婦」

・カンディンスキー 「黒い色班」

衝撃的だったのはカンディンスキーの「黒い色班」だったなぁ。

モネはなんだか感じを知っていたが、カンディンスキーは初めて見ました。

それぞれの感想は、

 

「モネ 睡蓮の池、夕暮れ」

モネ 睡蓮の池 夕暮れ

モネ 睡蓮の池 夕暮れ

 

 

これは晩年の作品でもう視力が弱くなっても光をとらえて描いたとされているもの。

これはもう完璧に来ますねぇ。脳に。

かなり話しかけてきます。

のっけからこれでかなりパワァを使う。

あー「積み藁」の絵も良かったし、「国会議事堂、日没」もやっぱり好き。

モネは大好きです。

 

 

それから、ゴッホやセザンヌの有名なやつもあったけどさらっと見て。

今日まで知らない画家「ホドラー」

なんか好きです。

わかりやすい。

遠方からの歌とかも良かった。画面に青いドレスの女性が描かれているのだが・・・(ここ参照)

でもこれが好きです。

「朝方の峰」

 

朝方の峰

朝方の峰

 

 

 

山がむっくり出てくる感じ。

話しかけるというか、むっくり立ち上がって来るリアリティーが画面を見ているとある。

むぅーーーくり。峰が立ち上がって。

これ好きです。

 

それから、何はともあれムンク。

いやーーー。

「冬の夜」(画像はこちらを参照にしてください)

 

ぬぅぅらーーーって感じ。

インクとかでまとわりつくように脳みそに話しかけてくる。

完全に独自の磁場を発生させてくる。

これは完璧に来ますねぇ。

ぬぅぅぅらーーーー。って。

この感じが体に入ってくる感覚。

ムンクの叫びも好きですけど、これやべぇ。

他の絵もあったけどコレすごく好き。

 

 

 

そしてそして、ピカソ。

「大きな裸婦」(ここ参照)

これは案外単純だろ・・・っていう感じに思うが、絵の密度がすごく重い。

特に画面左上の少し暗いところがなんかすげぇ。

そこに見とれていると、何となく大きな裸婦も存在感が強くなってきて・・・

一瞬バカっぽい感じに見えるが、脳内が同調し始めるとなんていうかよくわかんないけどコレすんごいですわぁ。

 

 

そして最後に、カンディンスキー。

「黒い色班」

 

黒い色班

黒い色班

 

 

これは衝撃的だった!!!!!!

きたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

まずこの絵を見て笑った。

というかニヤニヤしてしまう。

たぶん傍目にみたら完全に変な人です。まぁ変な人なんでいいですけど。

ほんとにすごいと笑っちゃうクセがあるかもです。

でも、こういう絵に笑いの感覚があるっていうのはホントにすごいことだと僕は思う。

いやぁでも、それぞれの抽象的な図形がいろいろお話してきて完璧。

しかもちょっと楽しげ感があって、なんだよコイツらすげぇ楽しそうにやってんなぁー

 

僕もまぜてよぉーーって感じ。

俗っぽい例えをすると、オタクたちがオタク話で盛り上がってすごく楽しい空気感に包まれているそんな感じ。

いやぁこれいいなぁ。

すごく動きがあって。

こんな抽象的なものがここまで脳みそに来るのはすげぇなぁー

 

 

かなり脳みそを使いました。

ほへぇーーーって感じ。

 

せっかく来たので建物内の写真も撮る。

設計は先日亡くなった黒川紀章のものだ。

やっぱり入り口入ってのこの柱の存在感がたっぷりっす。

円錐形の柱

円錐形の柱

 

 

ちょっと遠目に・・・

うねる壁面と柱

うねる壁面と柱

壁面の波のような壁もなんだかいいなぁ

 

それから、ロビーの光。

ロビーの光 人も構造物のよう

ロビーの光 人も構造物のよう

ちょうど、光が差し込んできて。

それだけでもいやぁ素敵。

もう一度、ドッシリ柱。

純粋に重そうな柱!!

純粋に重そうな柱!!

いやはや、最高でした。

脳みそへの栄養補給はもちろんコーヒー。

「OMOTESANDOU KOFFEE(表参道コーヒー)」

雰囲気だけ、表参道コーヒー

雰囲気だけ、表参道コーヒー

エスプレッソ リストレット(濃いめってことです)

いやー美味しかった。

わりと飲みやすい。

それでいてしっかりしていて、これより強いと刺激的ぃーーってなるかも。

一口目は酸味がしっかりあってかつ、良い苦味と香ばしさ。

次第に冷めていくにつれて、酸味が鮮やかになってきて、個性的な香りすら感じそう。

いいなぁ。

玉ねぎの皮をがーーーってむいていって最後に原石が出そうな感じ。(あー抽象的ですみません)

でも、酸味のあるエスプレッソが最近飲みやすいんだけど、独自の個性をお店ごとに創って行こうという

そういう動きのようなものを感じました。

酸っぱいエスプレッソではかーーーーーなり美味しかったっす。

 

 

 

それから、急いで船橋へ戻って、近所の集合住宅の集会所で能の講習会を聞く。

シニア世代に交じって、能の世界を知る。

 

そして、夕方は大幅に時間があったので、夜の船橋を撮影しに・・・

夏見台から船橋へ下っていくときの光景。

ここの電柱君が好きです。

おなじみ?の光景

おなじみ?の光景

なんだか、僕はあそこの木はすごく好きでいっつも気になる。

下る感じの夜景。手前の宿舎がいい暗さ。

夜景 船橋

夜景 船橋

この昼間の時とはまた違う印象。

昼間の夏見台から船橋

昼間の夏見台から船橋

 

こんどは怪獣っぽくとってみました。

 

怪獣のような木

怪獣のような木

 

 

最近開発の進んだイオンタウン。

よくありきたりだけど、ひとつひとつの窓に生活があるんだよなぁって感じる。

 

イオンタウン側

イオンタウン側

最後にもう一枚。

 

やっぱりこの木が好きです

やっぱりこの木が好きです

夜でも昼でもいつでも夏見の坂から船橋の街を見ていてくれるようで・・・

この木はずっとのこしててください。

夕方早めに船橋にいたので、写真を撮りたくなりました。

船橋大好きっす。

今日はあんまり歩かなくて11000歩。

 

脳みそ疲れました。

社長、絵画、珈琲、脳、夜景。

今日も充実してたなぁ。

早めにねよぉーーー。

鎌倉紀行(麻生三郎さんの絵を見に・・・灰色の海を堪能)

今日は鎌倉へ行ってきました。

昨年もちょうどこの時期に鎌倉へ行ってました。(この記事参照)

今日はなぜ鎌倉まで?!って。

それはもう決まってるでしょう。

コーヒー。

そう。

コーヒーにまつわることがあるから。

 

銀座のランブルに縁のある画家で麻生三郎さんという方がいらっしゃる。

2014.8.25ランブル

2014.8.25ランブル

何かで読んだか記憶が定かではないが、池袋モンパルナス(豊島区の長崎や椎名町とかあのへん)

で、たしかそこにランブルの関口一郎さんも出入りしており、そこで親交があったとかなかったとか・・・

そんな話を読んだような気がしたが、何の本かが定かではない。

実際にカフェ・ド・ランブルのボックス席側の一番奥の上の鴨井(通常の建物でいう)のあたりに

細長く小さい黒い画面の絵がさりげなく置かれている。

それは麻生三郎さんのものらしい。

 

実際に麻生三郎さんは暗めの油彩で描かれた人物像の絵なんかが有名らしい。

僕自身、油彩の抽象的なものがこのところ大変好きなんで、事前に調べた情報では

そういう油彩の絵が何点か展示されているらしい。

そういうツボにはまる作品がそして、コーヒーにまつわるものなんでこれを逃してはいけないと思って出かけてきました。
気合が入って、9時ころにはもう鎌倉駅に到着していた。

曇りで少し雨がぱらついている。

美術館の開館まで時間が有るので、

知り合いが奉仕している荏柄天神社へお参りしに行く。

荏柄天神社

荏柄天神社

菅原道真をお祭りしていて、学問に励む人や正直な人を助けてくれるところと聞きました。

僕はやっぱり、コーヒーの技術の上達を願いました。

 

境内にあった銀杏が素敵。

大きな銀杏

大きな銀杏

 

境内から望む景色。

何気ない境内からの鎌倉の景色

何気ない境内からの鎌倉の景色

きっとこの景色を奉仕の時も見ているのだろう。

なかなか良い神社を教えてもらった。

帰りに参道の入り口を守っている木をパシャリ。

入り口を護る木

入り口を護る木

 

 

そうしてそうして、そこから近い鎌倉宮もちょこっと見て(写真はありません)、

鶴岡八幡宮の近くにある神奈川県立美術館 別館へ・・・・

 

「麻生三郎の装幀・挿画展」

麻生三郎展

麻生三郎展

会場入ってすぐに大型の油彩が飾られている。

たしか4、5枚ほどあった。

噂通りの暗い感じ油彩。

良い感じの絵ではあったが、脳みそには来なかった。

うぐぅ。残念です。

結構期待していったのにぃ。

まぁ気を取り直して、ほかの挿絵も見る。

小ぶりの野間宏さんの本の挿絵がいくつか・・・・

水彩のペン画が多かった。

正直、油彩よりこちらの方が良かった。

図録一覧はなかったので、何だったかが失念したが、

野間さんの挿絵で、たしか「崩壊感覚」のものか・・・それのわしゃーーーーってしたペン画

がものすごく脳みそにきました。

完璧でした。

小ぶりながらも恐ろしい。

平野遼さんのペン画も先日見たが、そういう感じに近いといえば近いか・・・

わしゃわしゃしてました。

あれ いいわぁ・・・

1、2枚そういうのがあってよかった。

それと、機屋の関さんが好きな太宰治。

これの人間失格やヴィヨンの妻、東京八景の挿絵も・・・

人間失格の文章で彼が表現したものを自分の絵では表現できたとは思えない、

としながらも味わいのある絵が描かれていた。

関さんみたらどう思うかなぁ・・・

個人的には、東京八景の為に書かれていた挿絵が好きでした。

 

そして、この展覧会で来た絵はコレ。

帰りにポストカード買いました。

「隅田川 起重機」

ポストカード

ポストカード

 

ペン画なんですが本物見てると、動きがあるような感じ。

周りの空気の感じとかも伝わってくる。

なかなか良かったっす。

幸せな感じで美術館を後にする。

近くまで来たので、鶴岡八幡宮へもお参り。

鶴岡八幡

鶴岡八幡

 

境内の階段がいい感じ。

立ち入り禁止の階段 この先に何が・・・

立ち入り禁止の階段 この先に何が・・・

上から境内の砂利を見て。

鶴岡八幡 境内砂利

鶴岡八幡 境内砂利

人がいいリズムで存在している。

そして、脳みそ使ったのでコーヒー。

鎌倉でコーヒーと言ったら。

「cafe Bee」

cafe bee 十文字さんも

cafe bee 十文字さんも

モカとドゥ・フロマージュ(チーズケーキ)

融通の利きそうなお姉さんの店員だったので、

「モカはちょっと濃いめとかできますか?」

って聞いたら、32gまでなら任意でできますよみたいなことを言っていて、

(たぶん開店直後で混んでいないから融通を効かせてくれたのだと思う。)

その濃いめのモカとチーズケーキを頼む。

モカ。

匂いの予感がある。

かーーなり美味しい。

世界感は来なかったけど、濃いめだと美味しい。

飲みにくいとか、衝撃的なパンチがあるとかではないが、かなり美味しい部類。

それとチーズケーキがすこぶる良好。

あーーー幸せだなぁ。

 

 

だいたい用事が終わったのでお散歩へ・・・

鎌倉駅の聖地。

たらば書房。

あの?!たらば書房

あの?!たらば書房

 

そして、江ノ電へ乗って、長谷へ。

「長谷寺」

長谷寺

長谷寺

 

中学生の校外学習の自由行動でここへ来て以来大好きなんだが、

今日来て驚いたのは、長谷寺がテーマパークっぽく・・・

園内のいたるところに観光客向けに、きれーーーに整った庭があったり、

撮影を意識したスポット。

洞窟もあったりでそれなりに面白いですよ。

もう少しひなびたような記憶があったが、まぁしょうがないかなぁ。

何が好きかというと、ここは景色が良い!!

遠くの、鎌倉の山。

鎌倉ポッコリ山

鎌倉ポッコリ山

ポッコリ島のようです。

曇りであいにくだが悪くない由比ヶ浜。

弓なりに綺麗 由比ヶ浜

弓なりに綺麗 由比ヶ浜

弓なりの海岸がホントに綺麗。

それから、僕の好きな保坂和志さんの「季節の記憶」という鎌倉が舞台の小説がある。

ここらへんをクイちゃんは歩いたのかなぁとか思いながら・・・

江ノ電の長谷駅から極楽寺を抜けて、七里ヶ浜まで歩いた。

なんか山が迫るような路地。

山が迫るとこのカフェ

山が迫るとこのカフェ

こんなとこにもCAFEがあったけど、ここはパス。

それからグイグイ歩いていきます。

鎌倉名物「切通し」

切り通し

切り通し

いいっすねぇ。

雨でジトジトしているのもまた雰囲気がある。

森の暗さが目立つ

森の暗さが目立つ

 

森の暗さが目立つ。

 

そして、極楽寺駅からしばらく線路づたいに歩いて、海まで出ました。

じゃーーーーん!!!!

灰色の海

灰色の海

灰色だ。

なかなか素敵だ。

サーファーの頭がポコンポコン。

あたまポコポコ

あたまポコポコ

 

件の小説でよくクイちゃん達が散歩してた稲村ケ崎の崖のある公園。

稲村ケ崎の崖のある公園

稲村ケ崎の崖のある公園

 

あー灰色で黒めの砂浜といい具合だ。

水の流れと海

水の流れと海

 

しばらくこんな灰色の海を見ながら海岸の国道を歩く。

灰色の海

灰色の海

砂と波の具合が良い。

砂の模様と波

砂の模様と波

そしてもう一度江ノ電に乗って、「鵠沼」へ・・・

鵠沼

鵠沼

鵠沼って書道部を題材にした漫画「とめはねっ!」に出てきそうな名前だが・・・

 

湧水がある神社があると聞いたので、散歩がてらによってみた。

湧水のある神社

湧水のある神社

湧水、手ですくって飲んだけど、良かった。

それから、今度は江の島まで海岸伝いに歩く歩く歩く。

ぼやーーーっと見える江の島も悪くないです。

ぼやーーっと江の島

ぼやーーっと江の島

 

行きたいところへすべて行って、なかなか大満足な鎌倉小旅行であった。

今日はな、なんと29000歩。

いやはや久々の鎌倉紀行は楽しかったなぁ。

灰色の海もすごく良いっていうことがわかりました。

台風と遊ぶ日(八千代 cafeふくろう&羽田空港)

今日は台風な日。

台風・・・・無茶苦茶好きです。

実は血が沸き立つぐらい好きです。

死人とか甚大な被害は出てほしくないと心から思いますが、台風という自然の驚異好きです。

竜巻を遠くから見ていたい。とかそんな感じかなぁ。

だから、じっと台風を見ていたいです。

川の水や海は見に行くと自然の驚異にさらされてというかホントに恐ろしさがわかるので

それはしませんが、出来ればずっと見ていたい。

うちのお爺さんも家の窓から雨をながめ

「ふぉーーーすごい雨だ。すごい。もっとも。やまない雨はないだろうべ」

っていってました。

以前の旅行関係の会社にいた時も、実は率先して会社へ行ってました。

もちろん台風の対応はけっこう大変なんですが、そういうの好き。

意気揚々と出かけて行ったのを良く覚えてます。

社長が、前の日から泊まれよって言葉には遠慮させていただきましたけど(笑)

 

 

いやはや、こんな日は近場なんでしょうが、なかなか顔を出せなくて行かねばと思っていた

八千代台にある「自家焙煎珈琲cafeふくろう」へ・・・

なんでかとうと、

先週の初めに盛岡から「珈琲・うつわ わたなべ」の渡辺さんが喫茶いずみに来てくれた。

その時に八千代のふくろうさんの話が出て、あがぁーそろそろ行かねばなぁと・・・

ふくろうさんには他にも用事があったので・・・

そんなわけでここね。

「自家焙煎珈琲cafeふくろう」

cafeふくろう

cafeふくろう

 

コロンビア ミルキーセレクトを注文

美味しかったです。

けっこうマスターの黒澤さんのしゃべりがいい感じ。

というか、街の喫茶店としての、しゃべりの空気感がわりと良かった。

これはうちの店にも共通なんだなぁって共感した。

いろいろと業界の話をする。

ディカフェのコロンビアもたぶんサービスで飲ませてもらったが美味しかったです。

そして見に行ったのは焙煎機。

ありました。

井上製作所1k釜。

改造してあるので、バーナーがうちの釜よりも太い。

見た目は古いのですが、充分使用はOKだろう。

 

そして、もう一つ。

三洋産業の2k釜(直火タイプ)

これも改造してあり火力が強い。

バーナーに点火してもらったがパッと見でも無茶苦茶強い。

実際は最大火力の4分の1ぐらいで焼いている感じらしい。

 

いやー黒澤さんが親切でなかなか台風でも面白い時間を過ごさせてもらった。

気が付いたら1時間近くいたかなぁ・・・

 

そしてだ。

台風で早めに家路に着くのかというと、この台風大好きのイトウタクフミがそんなことしないのです。

台風も好きだけど、台風一過も大好きです。

すかーーーーっとした青空。

澄んでますよね。空気が。

世界がお掃除された感じが大好き。

今日は一番いい感じで台風一過を見れるところまで。

京成電車の八千代台にいるのでそのまま、羽田空港まで。

電車に乗って江戸川を超えるあたりでものすごく良い青空。

もう一刻でも早くつかねえかなぁーって血の気が騒ぐ。

大門から浜松町駅の東京モノレールに乗り換えるときは、ほぼダッシュ。

自分でもおかしくなってしまう。

 

別に急がなくてもいいのだろうが、この空気感がもう一刻も早く空港への気分。

羽田空港モノレールに乗るあたりから、うがぁぁぁぁーーーってなりましたねぇ。

はい。東京モノレール。

東京モノレール

東京モノレール

 

モノレールって1964年。

ちょうど近未来の時代の産物。

太陽の塔。(1970年)

ウルトラマン。(1966年)

新幹線0系。(1964年)

霞が関ビルディング(1968年)

っていうものを僕自身は連想します。

何となく時代が明るい未来を描いていた時代なんじゃないですかねぇ。

近未来モダニズム的(勝手に命名)な歩道橋。

モダニズム歩道橋

モダニズム歩道橋

 

 

で、東京モノレールって意外にスピードが出ていて、70kぐらいは速いときは出ている。

しかも意外にカァブやアップダウンもあるので、乗り物感覚としてとても楽しい。

 

東京湾の運河と青空がもう最高!!

運河と青空

運河と青空

 

何にもない整備場付近と青空。

無人の滑走場

無人の滑走場

くぅぅぅぅーーいい!!

 

台風一過を観察するには空港の展望デッキ以外に考えられない!!!!

というわけで、羽田空港第一ターミナル。

JALのほう。

ここはよーーーく前の会社の関係で来てました。

国内線は第一ターミナル(主にJAL)と第二ターミナル(主にANA)に分かれてますが、

展望デッキは僕は第一のほうが好きです。

なんせ、東京湾側、東京の都市部の方。富士山。横浜方面など、景色はこちらの方が一望できる。

管制塔。

新しい人と古い人

新しい人と古い人

 

富士山を望む。

富士山側を・・・

富士山側を・・・

残念ながら雲の中。

でも、雲の広がりがいい感じ。

もう一枚。

雲の広がりが良い

雲の広がりが良い

 

 

そして、移動して第二空港ターミナル(主にANA)

僕はここは建築が好き。

第一空港ターミナルは結構実用的な感じでデザインは特にこっていない。

こんな感じ。

第一空港ターミナルビル

第一空港ターミナルビル

 

まぁわかりやすいといえばわかりやすい。

第二は屋根の形が飛行機の羽をデザインして、また全体的に青っぽい。

建築を思う存分。

まずは、

天井の明かり採り。

いい透明感の屋根。羽の形

いい透明感の屋根。羽の形

これを見るだけで、気持ちが安らぐ。

 

そしてレストランなんかが入るモール部分の吹き抜け。

UFOの内部?モール吹き抜け

UFOの内部?モール吹き抜け

いいなぁこの感じ。

UFOの中・・・・ではないよなぁ・・・

UFO内????

UFO内????

 

でも、やっぱりUFOか・・・

↑この光景好きです。

宇宙港っていってもいいんじゃなかなぁ・・・

 

太陽光の採光。屋根の感じ。すべてが調和している。

いいわぁ。

あーいいわぁ。好き。第二空港ターミナル。

でねぇ。

ちょっとさっきのモール部分を見上げると、

なかなか憎い工夫の通路

なかなか憎い工夫の通路

吹き抜けに布状の絵が付いた大きなカーテンがかかっていて、

遠目に光を通してみると、これを作った人の意図が通じるぅ!!!って感じ。

一瞬僕は水中都市なんじゃないかなと思いました。

 

そしてもう一度、吹き抜け。

第二 吹き抜け!!!蒼くて綺麗

第二 吹き抜け!!!蒼くて綺麗

 

そしてもう一度オアシス感。

空港のオアシス!!!

空港のオアシス!!!

あーーいいわぁ第二ターミナルの建築。大好き。

 

ここの吹き抜けの感じも好きだなあ。

上から。

艦橋のような吹き抜け

艦橋のような吹き抜け

 

そして透かしてみて。

この感じもまたいいなぁー

この感じもまたいいなぁー

 

うーーーんあんまり透き通らない感じがなかなか素晴らしい。

 

そして展望デッキへ・・・

展望デッキ

展望デッキ

おぉーすごい人だかり。

こっちは東京湾がわを見渡せます。

青空が気持ち良い。

第二空港ターミナル展望デッキ

第二空港ターミナル展望デッキ

 

 

はい。こっちもね。

灰色の世界

灰色の世界

 

そして、なんか疲れたので休憩。

よくわかんないカフェでコーヒーを・・・

よくわかんないコーヒーを

よくわかんないコーヒーを

 

またモノレール乗って帰りました。

帰りのモノレール

帰りのモノレール

モノレールの車内で元気なハーフの男の子&お母さんとほっこり会話。

「飛行機とモノレール好き?」

「僕は両方好き」

・ ・ ・ ・ ・

「一番詳しいの何?」

「僕は飛行機。」

「お兄さんはぁ?」

「僕はコーヒー。コーヒーの神様に仕えてる」

「モノレールのあそこの線に電気流れてんのしってた?」

「・・・・しってるよっ!」

「え、じゃあ飛行機ってなんで飛ぶのか知ってる?」

「えーーと空気の力で飛ぶんでしょ?」

「違うね。風のスピードと速さだよ」

「あがぁーそうか・・・」

「えーじゃあサメはひれ何枚だ?」

「えーーっと。え さ、三枚ぐらい?」

「8枚だねぇ」

「え、じゃあレモンざめって知ってる?」

「・・・」

「死んだらレモンの匂いするんだよ」

って延々と浜松町に着くまで会話してました。

子供と張り合う子供大人っす・・・

あーーー面白い一日であった。

16000歩。

ゴム長で歩いたので足が大変疲れました。

あの子供面白いからまた会いたいなぁ・・・

下北沢からあの人のコーヒーを飲みに・・・おまけでフグレンもいったよー

今日はお店に行って、ちょっと作業。

そんなわけで、お店でご飯を作って食べた。

土鍋で炊き込みご飯。

鶏肉とごぼうと人参。

えー ご飯を炊くときの温度曲線は10分で緩やかに沸騰させ、

20分キープ

それで蒸らすのが鉄則らしい。

 

●最初は中から強火

●沸騰後は弱火 ここから10分きっちり待つ(しっかりタイマーで測ってね)

●そして15分火を消して蒸らす(絶対ふたを開けないでね)

 

初めてやったので、ドキドキ。

じゃーーーん。

土鍋で炊き込みご飯

土鍋で炊き込みご飯

 

ふわーーーっとごぼうのいい香り。(写真じゃ人参しか見えないっすけど・・・)

無洗米の古いやつを使ったけど、美味しくたけていた。

腹ごしらえして出かける。

今日は、たまたま縁があって、あの人に会いに行けることになった。

その前に何かブラブラしようと思って、

下北沢から歩くことに・・・

下北沢にはBEAR POND ESPRESSO というお店があるが、今日はこらえた。

下北沢の踏切の記憶・・・

下北沢 踏切の記憶

下北沢 踏切の記憶

 

踏切って街にリズムを与えるものとして大変にいいものだなぁと思う。

まぁ小田急線のように交通量が多いところでは、やはりそうはいってられないだろうけど、

情緒があるものだと思う。

 

今日は待ち合わせ時間があるので、道に迷わないように、小田急線の線路を意識して歩く。

下北沢から東北沢までほんとに住宅街がつづく。

きょろきょろしながら歩くがなかなか良い被写体が見つからない。

ぱっと目についたのはコレ。

古い建物「都」

古い建物「都」

東北沢近くのお店?だろうか・・・

「都」という文字が目を引き付ける。

 

そして、さらに東北沢から代々木上原へ・・・

謎の土地「大樹荘」の脇を抜けて、

坂を下りる。

東北沢付近

東北沢付近

 

無茶苦茶のどが渇いたので、公園の水場で水を飲む。

どうということない公園

どうということない公園

どうということのない公園なのだが、昼時とあって休憩している人が多い。

典型的な公園だった。

ここでしばし時間をつぶせそうだったが、ここはぐっとこらえて・・・

 

そうして待ち合わせ場所の代々木上原へ・・・

代々木上原 丸正を望む

代々木上原 丸正を望む

まだまだ時間があったので、付近を散歩。

今年の5月に来た「按田餃子」がとっても良かったので、そこで時間をつぶしてもいいが、

(参考写真)

按田餃子

按田餃子

入ったら、餃子だけでは済まされなくなるので、今日はよしておく。

さらに路地をブラブラ。

前もブラブラした時気になった大黒湯。

大黒湯 コインランドリー

大黒湯 コインランドリー

 

今日はお風呂には入らなかったが、ここのコインランドリー&洗濯機はなかなか昭和です。

東南アジアを旅行したことがある人ならわかるかもしれませんが、

なーーんか東南アジアの安宿みたいな空気感が漂っている。

なんていうんですかね・・・

東南アジアの普遍性が!!

東南アジアの普遍性が!!

この’プラ’トタン板や日光の感じ。

そういう全体がその、東南アジアの安宿感を作っている。

行った人なら何となく通じるかなぁーーー

 

それで、ブラブラして、待ち合わせ時間。

僕とあと2人とで・・・

 

3人でブラブラ話をしながら向かう。

閑静な所にある住宅だった。

みんなでイロイロと会話する。

滞在時間は2時間強ぐらいだったと思うが大変に濃密な時間だった。

パズルの謎はやはり本人が一番知っていて、ピントの合った話だった。

そして、コーヒーについてというか、コーヒーにまつわる抽象的な話とか、

F君が人を雇うことになって、面接で人を選ぶときにあの人がどうされたとか・・・

 

でも一番うれしかったのはやっぱりコーヒーと絵を同時に鑑賞できたこと。

あとでみんなと別れて、一人で電車に乗っても尾を引いている。

これを書いている今もそのミックスされた印象というのは穏やかな糸のようだけど鮮烈だ。

「絵」と「コーヒー」それを同時に味わえたなんて・・・

 

あの人のコーヒーを初めて飲んだ時に感じた世界観。

そして、あの人が感じ入るといっていた絵。

絵を見た後に、あの人のコーヒーと共通の世界がそこにはあるように僕は思った。

ぜんぜんコーヒーを飲んでいない瞬間に、そのコーヒーを思い起こさせる。

そういう力。

すごく良い文学作品とか、ふとした瞬間に思い出すような感じ。

音楽でも、映画、絵画、そのほかのいろんな芸術品とか・・・

 

 

あの人が良いと思った「絵」

あの人が良いと思って作った「コーヒー」

同じ人物がよいと思った世界観にあるいはその人の身体性とでもいうのか・・・

共通の「何か」世界が立ち上がる瞬間というか・・・

うーーんうまく言えないです。

小説家はきっとこういうことのために本を小説を書くのだろうなぁ・・・

そこに触れて大変感動しましたと、うまく伝わったかわからないけど、

喜んでいたなぁって思いました。

 

それから、一緒に行った人と「フグレン」へ・・・

相変わらずのオシャレな店内。

エスプレッソを注文。

刺激的ではない、酸味がちなエスプレッソ。

前回来たときの自分の感想によると、焦がし醤油的な要素があったらしいが、

今回はやや酸味がちでわりかし飲みやすいタイプのエスプレッソ。

冷めてくるとほんの少し、果実香の感じがあったようなないような。

ケニアをエスプレッソにしたのかなぁって印象。

一緒に行った人が注文したクロワッサンを少し食べさせてもらったが美味しかった。

飲み終わり エスプレッソ

飲み終わり エスプレッソ

 

それからここまで来たら、絶対よりたい店。

「シブヤパブリッシングブックセラーズ」

SPBS

SPBS

毎回行くごとに本の陳列が変わっていてついつい長居してしまう。

幅広くでも深みを感じさせる感じ。

本の置いてある数は少ないが、マニアにもなりすぎず

一般向けにもなりすぎず。

絶妙な塩梅。

ここの本の陳列をプロデュースしている人すごいなぁって思う。

ホントの専門書を探すのには向かないけど、なーんか面白いなぁって思わせる感じ。

ついつい行きたくなってしまうお店。

ほんのちょっと雑貨も置いてあってそれもまた良い。

それから時間が遅いので家に帰る。

 

いやぁ縁っていうのは本当に不思議です。

4年前の自分からは全く想像もしてなかった。

感謝感謝です。

コーヒーの世界観について考える重要な一日であった。

今日はまぁまぁ歩いて16000歩。

渋谷駅

渋谷駅

今日はそんな目的なくブラブラした日かなぁーって言ってもコーヒー店は2軒いったなぁー(十一房珈琲店&ギルドコーヒー)

今日はお彼岸なんでまずはお墓詣り。

無事にお墓詣りを済ませて、市場まで買い出しに・・・

子供のころよく遊んだ運動公園の傍を原付で抜けて、

ゆっくり走っていたら、目に留まった。

サトイモの葉っぱ。

サトイモの葉っぱ 1

サトイモの葉っぱ 1

すげぇぇぇ---

いいかんじぃーーー

素材がいいのでいい写真

素材がいいのでいい写真

 

 

綺麗ですよね。

自然の素材のおかげでいい写真が撮れるなぁー

市場で買い出しを済ませて、

原付でお店へ戻る。

その途中で、朝の清掃後の、

「日枝神社」

すがすがしい神社

すがすがしい神社

 

 

ついつい静謐な空気に立ち寄りたくなってしまう。

船橋の夏見台の神社ですねぇ。

ここはね、手洗い場がとっても好き。

ホンボンノ的な良さ?もある

ホンボンノ的な良さ?もある

さりげない感じなんですが、水が流れ出てくるところの石の感じとか、

水の出口には葉っぱがあしらわれていて、

いい空気感です

いい空気感です

ちょっといい感じの小料理屋さん?(こんな形容でいいのかなぁ)っぽいです。

ここの手洗い場の感じがホントに清々しい。

この光と影が自分として最高!!

この光と影が自分として最高!!

 

午前中の光がさしていい感じ。

 

 

はい。

そして、皆様に予告していた場所へ行ってきました。

「スターバックス 銀座マロニエ店」

スタバ 銀座マロニエ店

スタバ 銀座マロニエ店

予告を知らなくても感の良いあなた!!!!

もしくはコーヒーラヴァーなあなた!!!!

お分かりでしょう?

答えは、

「パナマ アウロマール ゲイシャ」を飲みに行きました。

ドキドキしながらお店に・・・

 

「ゲ・・・ゲイシャを下さい。」

「申し訳ありません。初日で販売分はすべて終了してしまいました。」

「よろしければマウイモカなどほかの、リザーブシリーズをどうぞ」

「いや。今日は帰ります。すみません」

 

ひぃぃぃ。一日で販売終了している。恐ろしい。

どんな味わいだったのかは純粋に気になる。

 

まぁなくなってしまったものはしょうがない。

気を取り直して、

しばらくぶりにここへ・・・

 

「十一房珈琲店」

十一房珈琲店

十一房珈琲店

コロンビア デミタス仕立てで・・・

抽出を見ていると、ポットの注ぎ口をネルの枠につけて抽出している。

むぐぅーーーこれ美味しいっす。

銘柄どうのこうのという感じではないコロンビアだけど、いやはや美味しい。

こういうのを上手に出すのが難しいと今の僕はヒシヒシと思いました。

味わいでいうと、温度が高いうちは、優しい苦味から酸味そして甘味に穏やかに切り替わっていく。

少し覚めると、甘味から酸味という感覚のコーヒー。

特筆すべき香りや個性はないが、それゆえに甘味、苦味、酸味のバランスが問われるであろうコーヒー。

こりゃー美味しいって感じでした。

 

それから、ちょっと思い立って神楽坂のギルドコーヒーへ

ギルドコーヒー

ギルドコーヒー

ギルドコーヒーへは、関口さんのお誕生日に機屋の関さんとのコーヒーツアーの時以来訪れていなかった。

行ったら、久光さんと奥さんが元気そう&嬉しそうだった。

まず、

コロンビア(ミルキーセレクト)をデミタスで。

うわぁーこれもうまいっす。

久光さんのは酸味に重点が置かれていて、綺麗な感じで引いていく。

酸味の感覚の中に、チョコ的な感じの苦味のようなうま味がある感じ。

恐ろしい個性ではないが、このような表現なんだなぁって思った。

 

この間イロイロお話しできて楽しい。

そして、今度は脳みそに来る系のものをって言ったら、

エチオピア モカ

いやーこれは来た。

ビシバシ打ってくるっていう感覚ではなく、穏やかな感覚で脳みそに来た。

木琴でポロポロ奏でられる感じかなぁー

ホントに美味しかったです。

そして、ちょっと寄り道で市川のアイリンクタウン。

まぁやっぱり高くて景色のいいところ大好き!!!!

今日は天気があんまりよくないけど、

夕闇に隠れる前の江戸川。

夕闇の江戸川

夕闇の江戸川

 

こっちはちょっとガラス面の反射が見えますけど、

広めに江戸川

広めに江戸川

 

いい景色だなぁ・・・・

このそっけない通路もなんか好き。

アイリンクタウン 通路

アイリンクタウン 通路

 

そして、船橋まで戻ってきて、

新船橋の珍スポット(この記事も見てください)

とうとうシンデレラ城が再建されたのです!!!!!

夜だといい感じ シンデレラ城?!

夜だといい感じ シンデレラ城?!

夜だとより一層いい感じ。

昼間はこれね・・・(6月の時点の撮影。城の設置場所が微妙に変わっている)

シンデレラ城 昼間!!

シンデレラ城 昼間!!

金魚池も夜だと幻想的。

金魚池

金魚池

金魚池を見ていた、お孫さん連れに話しかける。

「ここいいですよねぇ」

「ええ。金魚がいっぱいで」

「家から持ってきた金魚ここに離すのよ」

「でも食べられちゃうみたい」

「えっ・・・いいんですか?」

「僕はあの人のすごくよさそうな警備員さんのファンなんです。あの人に聞いたんですか」

「えーー聞いたんですよ。ったらいいって」

「おぉーしゅごいよだれだねぇ・・・。お孫さんですか?」

「えーそうなのよ」

って会話をする。

今日はゆるい感じな休日だったなぁー

16000歩。

楽しかったなぁー

気候も良くて。

そして来週はいよいよです。

トラムへ行って、目黒自然教育園な日

今日は祝日だったのでなかなか普段はいけないところ、まぁコーヒー店なんですがそこへ行ってきました。

やっぱり恵比寿の「Coffee Tram」へ行ってきました。

コーヒートラム

コーヒートラム

普段は月曜日が定休日でいけないのですが、祝日の今日は営業しているので。

かなり気合を入れて開店と同時に行く。

まずは、ブレンド。デミタス仕立てのものを。

いやっはーーー美味しい。

完璧に来る。

しっかり世界観のあるコーヒーであった。

基本的には苦味ベースなんだけど、骨太。かつこちらに何かを想起させるものがあって・・・

5年ほど前に大坊珈琲店で飲んだ、4番の世界感覚に近いものがあった。

あの時は、たしかカウンターの端っこに座って飲んだんだよなぁー

大切に飲んで、目をあげたら、大坊さんの奥さんと目があったのをよく覚えている。

5月に訪れて飲んだブレンドとはまた違っていて良くなっていると主観的に思った。

 

そして、モカ。

これもかなり良い。

完全に来るタイプのものであった。

渦巻き感があったかなー

香りと苦みがピッタリ一致していて、これはこれはさっきのブレンドとも違う世界であった。

なんか、収束ではないけど、渦巻き感があるなぁーすごく抽象的だけれども・・・

これは、他のコーヒー店では絶対に味わえないようなものだと思った。

モカ

モカ

 

古屋君とも初めて会話した時よりも、なんかより親密に話ができて大変良かった。

そして、9月1日のイベントの時に撮影した写真を見せてくれたが、これが無茶苦茶良かった。

大坊さんご夫婦と古屋君が写った写真なんだが、すごく暖かい空気が出ていて・・・

大坊さんご夫婦の笑顔と古屋君の笑顔がとっても良かった。

一枚記念にこちらももらいたいぐらいのものであった。

撮影した人もきっと良かったのだろう。

なかなか貴重なものを見せてもらって嬉しかった。

写真を携帯で見せるときの古屋君の感じがなんていうか、見せたくてしょうがないんですけどねぇー

っていう感じがまた僕のツボでした。

 

そしてトラムを後にして、

こちらも祝日しか訪れられない場所。

「目黒自然教育園」

公共の施設?なので月曜日が休園していて喫茶いずみを初めてからは訪れたことがなかった。

ここはものすごく好きな場所。

先週の明治神宮に引き続いて、都内で森林浴ができる貴重な場所。

デング熱の心配があるので、しっかりとスプレー&携帯用香取線香そして長袖で防御した。

園内入り口付近

園内入り口付近

 

目黒自然教育園のある場所は白金台地と呼ばれていて、

縄文時代から人が住みついていた土地。

それが、室町時代になって豪族が住み着いて、目黒自然教育園の場所に館を構えて、

それ以来代々、名士が館の庭園としていたとされています。

その周りは、首都高速や、ビルなど建物が建ち、自然は残っていないのですが、

この目黒自然教育園のある場所だけは、縄文時代から引き継がれた土地が残っている貴重な場所なんです。

 

そしてさらにすごいのは、武蔵野の自然を保護して守っているということ。

動植物の持ち込みは完全に禁止され、採取などももちろん禁止されている点。

いわゆる自然保護区。

本来の武蔵野の森を保護している点。

これはきっと職員の管理が行き届いているのだろう。

本来は外来の植物なんかもバンバンに生える場所なんだが、そのようなものは素人目には見当たらない。

完全にコントロールしている自然。

 

まぁそんなことは関係なく森へ行くというのはこの上なく楽しい。

古い森なので極相林化している。

わりと、管理が行き届いているので、明治神宮の森と違いすっきりとした印象を受ける。

すっきりしている森

すっきりしている森

森の清涼感は相変わらずです。

園内は散策路がしっかりとしていて歩きやすい。

ここのハイライトは僕はひょうたん池。

なんだかうっそうとした池

なんだかうっそうとした池

「池」って感じなんですよねぇ・・・

素晴らしい。

カメラで遊んでいるうちにバッテリーがおよよーって感じで無くなってしまう。

まぁ以前撮影したものも混ぜてみますけど、

こんなヤツデとか、

ヤツデ

ヤツデ

こんな池のつただとか・・・

池のつた

池のつた

なんてことないんですがとっても好き。

さらに、こういうお遊びもしました。

ミニチュア遊び

ミニチュア遊び

園内にあった石のベンチに人形を乗せて撮影するとすごくいい感じ。

あまりやりすぎると大変迷惑になっていけないので。さらっとしました。

通りかかった外国人と日本人がすごく反応して、

「うゎーとても素敵です。クリエイトです」

っていうことを言っていて

こちらも負けじと、片言の日本語(外国の人と話すと片言になるクセがあって・・・)

「おぉー とってもこういうクリエイトなことアメイジングです」

といって撮影合戦を繰り広げた。

ちょっと心の交流ができて楽しかったなぁー

いがいに子供向けに自然を教育する場所でもあるので、こういう園内の看板もある。

森の中のそうじ屋さん

森の中のそうじ屋さん

もともとはこの場所は何で知ったのかというと、保坂和志さんという小説家の

「夏の終わりの林の中」という短編小説がこの森を舞台にしてて、

あーこんなところがあるんだなぁと思い興味があったからなんです。

目黒自然教育園をより楽しむには、ぜひ一読をお勧めしますです。

「この人の閾」という新潮文庫から出ているものに収録されています。

 

明治神宮の設計してあとは自然のなり行きに任すっていう森もあるし、

目黒自然教育園のように、保護を主体としてコントロールされた森もある。

どちらも森には違いないし、素人目にはよく違いは判らない。

それぞれがそれぞれの森。

こういうことはコーヒーも同じなんじゃないかなー

となんでもコーヒーに結びつけてしまう。

武蔵野の森

武蔵野の森

 

それから、目黒をブラブラ歩いて、権之助坂を下りて、目黒寄生虫博物館の脇をとおって、

収穫はなかったが、まぁテクテクひたすら歩きました。

学芸大前の駅まで歩けるかなぁと思ったけど、

途中で道をそれて、結局は祐天寺まで来た。

歩きすぎて疲れたので、喫茶出雲っていうところでコーヒーを飲んだ。

(写真はなしです。すみません)

わりと美味しい感じだった。

それで、祐天寺の駅から電車に乗って家路につくときに、いやぁアメイジングなことが・・・

なんとあの方に会えたんです。

たしかに今日はここにいたという情報はあったのですが・・・なんてすごい。

電車に乗るときにふっと

あ。この方は・・・

たしか。。。

電車の座席に座ったら、その方が隣に。

ちらっとみてもう間違えないです。

かなり緊張しながらも、声をかけて、

少しだけお話しできた。

関さんの伝言も思っていたより早く伝えることができました。

いやーーーーすごい。

コーヒーの神様ありがとう。

まさかあのタイミングで・・・

ピンポイントな出会いであった。

感謝感謝。

今日は結構あるいて23000歩。

いい感じ。

縁というのはホントに不思議。

つながりを実感できた日。

探偵ごっこと森林浴(網兼、アンセーニュダングル)

今日は壊れたパズルを直すための手助けをしに、探偵ごっこをしてきた。

それは、外国へ日本の喫茶店文化を紹介する冊子に載っているコーヒー店の店を訪ねて、

当時どのような経緯でその取材があったのかなぁーと聞いてみること。

店のラインナップがなんだかおもしろくて、どういう基準、もしくは誰が選んだのかなぁー

と単純に好奇心がわくようなものだった。

ぱっと見、ジャンルを問わない万遍なさ。

しかし、東京近郊に集中。

そのほかにも新潟のあるコーヒー店がのっていたり・・・

大変興味深いものだった。

そんなわけで、リストで現存するお店を今日は訪ねてみようと思った。

 

AM11:00

歌舞伎ソバで昼食。

歌舞伎蕎麦

歌舞伎蕎麦

かけそば 大盛りで・・・450円なり。

ほぼ開店と同時で、蕎麦屋の新鮮な空気感が完璧!!!!

職人肌のおやじさんと、奥さんの息がピッタリ。

見ていてすがすがしい。

どんぶりから出汁の香りがふわぁーーっときてもう幸せ。

お蕎麦大好きだなぁー。

そばも柔らかすぎず、硬すぎず。ちょうどいいっす。

腹ごしらえをしたので調査を開始。

 

PM11:30

築地へ到着

 

場外市場へ来たので、ついつい牡蠣を食べたくて、生ガキを立ち食い。

うめぇぇぇぇぇー!!!!

 

あ、そうそう。調査は忘れてないっす・・・

 

ここ。

ここ。

「網兼」

 

コーヒー 網兼

コーヒー 網兼

 

 

いったらやってませんでしたーーー

今日は下調べはせずに来たので、これはまぁしょうがない。

やっていたらラッキー程度に思ってました。

隣の乾物屋さんで、おしゃぶり昆布を買いながら聞いてみる。

「隣のコーヒー屋はもうやっていないんですか?」

「いや。火曜と土曜がやっていますよ」

「まぁ今頃来たらやってないけどね・・・」

 

あーーーまぁちょっと来るのが遅かったもんなぁ

ちょっと所要もあったしなぁー。

月曜日に営業していないなら、ここは自分はだめだ。

それでも食い下がって・・・

 

「20年ぐらい前に、(これこれこういう)取材の人が来たってわかんないですかねぇー」

と店主と思える50代のおじさんに聞いてみた。

「いやぁーわかんないね。ガイコクジンならいっぱいきてるよぉーーー」

まぁこんなもんかな。

網兼が現在営業していることが確認できただけで良しとしたい。

まぁこの店なら、きっとこの手の取材は逆に珍しいだろうから、記憶がありそうだなぁと思っていた。

店主に直接話を聞いていないので、詳細は不明。

 

新橋から銀座線で表参道へ。

徒歩で原宿へ・・・

AM13:00

 

ここは3度目。

「アンセーニュダングル 原宿店」

 

アンセーニュダングル原宿

アンセーニュダングル原宿

 

 

 

 

相変わらず素敵な店内。

何となくだが、機屋の感じに似ている。

参考にしたのかなぁ。置いてあるカップとか・・・何となく・・・

 

実は外国へ日本のコーヒー店を紹介するの冊子のリストには、

アンセーニュダンクルの広尾店のほうが載っていたのだが、

ぱっとこっちの原宿店の、いつもいるわりと話好きそうな、

中年のマスターがいれば何か情報が得られるかもと思ったので・・・

原宿のほうへ。

 

いったら、好青年の若者が。

ぐぅ。

ここでも空振りか。

 

とりあえずブラジルを注文。

そしたら。バッター交代!!!!

やりました!!!

出た。

出た。

あの中年のマスター。

ありがとうございます。

トイレに行ってたらしい。

お客さんがちらほらいて、忙しそうだったので、おとなしくブラジルを飲みタイミングを見計らう。

苦味が主体の味わい。キョーレツな個性は感じないが良質なコーヒーだった。

ちょうどいいことにお客さんがすべて帰り、さらにさっきいた好青年のバイト君?も

マスターに買い出しに行かされたようだ。

機を見て聞く。

「20年ほど前に、(これこれこういう)取材はなかったですか?」

「俺はわかんないなぁーーー。たくさん取材はあるからねぇー」

「オーナーならわかるかもしれない。」

ということだった。

そうか・・・

じゃあ本店の広尾へ行こう。

リストには広尾店の住所が乗っていたし・・・

そっちだ!!!!

 

ちょっと、情報の核心部分にいけないので、森林浴。

原宿で森林浴といったらもうここしかありません。

 

いまは、デング熱を媒介する蚊がいて、大変危険かもしれない。

「明治神宮」

 

明治神宮

明治神宮

 

デング熱のせいか知らないが、人はまばらであった。

参道に目立つのは外国人観光客。

曇り気味の空。

少し湿り気を帯びた空気。

むわぁーーっと森の空気。

あーーいいなぁー森。

神宮参道

神宮参道

 

明治神宮の参道の森は人工林なんです。

1915年に植林自体は始まったそうだが、1921年に森を創るということで、

当時の一流の林学の人たちを集めて構想されたらしい。

1921年に構想され、100年後に広葉樹で構成され、堆肥や手入れの必要がない、

極相林(クライマックス)になるように設計されているという。

極相林(クライマックス)っていうのは簡単にいうと、いわば「森林」が発生して落ち着いている状態(平衡状態)。

くらーーい森って感じです。

(※このクライマックスっていうのは気候条件によっては草原みたいなところがクライマックスの場合があるので、

あくまでも日本の気候条件の中でという意味です。)

 

設計上では2021年に極相林(クライマックス)を迎えるので、2014年の現在はその状態に近いのでは。

そんなことがなくても、都内で森林浴ができる貴重なスポットだ。

※興味がある人はここも参考に見てください。

 

高層、中層、低層に分かれる森

高層、中層、低層に分かれる森

こういう、大きく育った広葉樹にと低層には、暗くても育つアオキやヤツデなんかの

一瞬爬虫類を思わせる、低木たち。

これは極相林(クライマックス)なんだなと思った。

これを見て、いっつも風の谷のナウシカの腐海を連想する。

下図参照。(風の谷のナウシカ。第一巻P9より)

ナウシカ 腐海

ナウシカ 腐海

豊かな生態系を感じるのかなんなのかわからないけど・・・

お気に入りの木を撮影しながら歩く。

苔の木

苔の木

苔むしたヤツ。

参道をそれていわゆる御苑へ・・・

デング熱のおかげで、虫よけスプレーが常備されている。

曇り空と相まって、さらに湿っぽい。

日本の森林ってこんな感じだよなぁー

子供のころ遊んだ雑木林もこんな感じ。

ブラブラ歩いて、お気に入りの木へ・・・

門のような木

門のような木

門のような存在感のこの人。

 

池の水連を見たり、

池のスイレン

池のスイレン

キノコを見たり、

さるのこしかけ?

さるのこしかけ?

隔雲亭の凛とした佇まいがとっても素敵!!!!

隔雲亭

隔雲亭

いやぁーかっこいいですよね。

 

花ショウブは咲いてなかったけど、なんか湿った谷地を連想するようなところ。

谷地

谷地

 

あずま屋の地面。

地面の模様に魅かれました

地面の模様に魅かれました

 

そして神宮の本殿。

明治神宮本殿

明治神宮本殿

うーーーん荘厳。

人があまりおらずいい雰囲気であった。

 

帰りにみた木のこぶ。

こぶ 人間のようだ。

こぶ 人間のようだ。

なんだか、ちょっと異様。

参道をまた戻る。

明治神宮の参道

明治神宮の参道

この森。とても良い森だなぁといつ来ても思います。

これを創った人達すごいなぁ。

まさに代々木。永久の森っす。

 

あ、探偵ごっこ忘れるところだった・・・

渋谷で山手線。

恵比寿まで行って、日比谷線で広尾。

恵比寿で乗り換え途中にイモが階段に落ちている(笑)

階段のイモ

階段のイモ

 

 

PM3:30

「アンセーニュダングル 広尾店」

 

アンセーニュダングル 広尾店

アンセーニュダングル 広尾店

 

今度はデミタスを注文。

同じ店なんで雰囲気がそっくり。

当たり前か・・・

なんか、そういや働いている人の空気感も似ている。

話しかける機を狙うため、ゆっくりコーヒーを味わう。

あーさっきのブラジルより面白い。

そこまで刺激的でもなく、そこまで濃厚でもなく。

一瞬独特の世界観がありそうだったが、ぎりぎり弱かった。

しばらくして、マスターの手が空いたので、単刀直入に聞いてみる。

 

「(これこれこういう)取材はなかったですか」

「残念ですが、私はまだその頃はここにいなくて・・・」

「自由が丘にいるオーナーなら何かわかるかもしれません」

「そのオーナーはいつもいるんですか?」

「だいたい4時くらいに出社しますよ」

おぉーそうなのか・・・

こっちの線でいくと、自由が丘店のオーナーに聞くというのが、核心にいける可能性が高いかな・・・

今日は時間切れなんでおとなしく引き上げることにする。

 

 

それにしても、明治神宮の森。ほんとに素晴らしい。

100年を見据えた設計。

創るというか、手を取り合ってああいう素晴らしいものができたって感じ。

自然との協力って感じがする。

あの森を見ていると。

コーヒーもそういう、手を取り合うつくり方もあるんじゃないかな。

こちらでは制御しすぎない。そういう部分。

 

今日の歩数は20000歩。久々に20000歩台ですね。

満足満足!!!!

お蕎麦。探偵ごっこ。森林浴。

うーーーーん。生きているって素晴らしい。