久しぶりに大坊珈琲に触れた日

今日は久々に大坊珈琲を味わう機会を得たので幸せな日だった。

 

大坊珈琲はいわずと知れた青山の表参道にあった喫茶店。

2013年に閉店しました。

閉店後は、たまにイベントで飲める機会があるぐらい。

最後に大坊さんのコーヒーを飲んだのは、昨年の12月。
千葉の「抱(ハグ)」という喫茶店に大坊さんがいらっしゃる、とのことで出かけていったのだった。

(そのようすはココで)

 

 

 

 

 

そして、今日は「東京ごはん映画祭」というイベントの中で、大坊さんが出演する

 

「A FILM ABOUT COFFEE」を特別上映し、大坊さんのコーヒーを飲むイベントも一緒に開催された。

 

大坊珈琲の味わいを味わうため、会場の青山まで出かけて行った。

 


 

青山といったら・・・ブルーマウンテン。
あ、関係ないっす。

青い山。

 

青山学院大学。

 

いちどここの学食で食事をしてみたかったので、さっそく行ってみた。

 

学食というのは大変お買得に、そして美味しいものを食べられるので、本当に素晴らしい。

 

青山学院大学には学食が2つあるようだが、入ってすぐに目についた大きめの場所で。

「スペシャルカレー」

大盛りはホントに大盛り。青学のカレー

大盛りはホントに大盛り。青学のカレー

 

秋の装いということで、栗、ぎんなんがごろごろ。

 

調子に乗って大盛りにしたら、いやはやけっこうな量です。

 

お得に美味しかった!!

 

ゆっくり食べながらほぼ満席状態の学生食堂を見まわす。

 

若いエネルギーに満ち溢れている!!

 

意外に子供連れの近所の人?と思える方もちらほら見かけて、

わりと地域にも根付いている食堂なんだなぁと思いました。

 

それにしても、学生たちを見ていると、もう自分はあそこにはいないんだなぁと、

 

ちょっぴり感傷的な気分になりました。

青学構内

青学構内


 

それから、時間まで渋谷界隈の散歩。
青山大学をでてすぐ目の前。

 

岡本太郎氏の「こどもの樹」

こどもの樹

こどもの樹

ひょうきんな感じの作品。

いいですよねぇ。

ほんと子供見てる感じ。

いいですよねぇ。

同じ渋谷にある「明日の神話」とはまた違う感覚の作品。

明日の神話

明日の神話

僕の感じでは、

大勢が行きかう通路に配置されているこの作品は、

風の谷のナウシカの「生命は闇の中の光だ」っていう言葉がピッタリな作品。
こういう現実も人間は抱えて生きているのだなぁと思います。

・・

・・

・・

 

は、さてさて、お散歩の続き。

 

宮下公園の方へ下る坂の途中に新しいコーヒー店を発見!!

 

ワイヤード カフェ ロースターズ

ワイヤード カフェ ロースターズ

どうもワイヤードカフェの店舗の一環として、研究所みたいなイメージでオープンした店。

「WIRED COFFEE ROASTERS」

 

テイクアウトのコーヒーを200円で飲むことができた。

 

ものはコロンビア。

店内ではエルサルバドルのコーヒーがいいとか、ティピカが来ているとか親しげに常連さんと、

 

 

オーナーさんが話をしていた。

味わいは酸味系で軽く香ばしい感覚。

ま、そんな感じです。

 

すなおに飲みやすく美味しい感じがありました。

 

 

焙煎機はたぶんワイルドの750g焙煎機。熱風か直火かは見た目では判断できなかった。

 

 

それからさらに宮下公園をぬけて、代々木公園の方へ・・・

 

だいぶ以前から気になっていた、アイスクリーム専門店。

 

「shiro ichi」(白一)

 

 

いやー面白いアイスクリーム。

 

牛乳のみとのアイスクリーム。

さっぱりしていて良かった。

 

一般的なアイスクリームではないジェラートに近いような感じのアイスクリーム。

 

ジョリ。さわーーって牛乳の風味が広がってくる。

 

 

あっという間に食べてしまう。

 

 

 

写真は半分以上食べたもの。

白一アイス

白一アイス

 

 

 

 

美味しかった。
この界隈は散策を繰り返しているが、いつも面白い発見がある。

 

会場のある宮益坂の方へ今度は引き返す。

 

 

途中で興にのってきたので、ビル エヴァンスごっこ(笑)

ファンのみなさん済みません(__)

エヴァンスごっこ

エヴァンスごっこ

 

キャットストリートと言われる場所のあたりへ・・・

 

渋谷という地名の通り、この辺は明治通りに向かって土地が低くなっている。

この写真はキャットストリート(明治通り方面)から、表参道の方向をみて・・・

渋谷駅のほうから表参道交差点のほうは土地が高い

渋谷駅のほうから表参道交差点のほうは土地が高い

画面奥の土地が高くなっている。

キャットストリートでもビル・エヴァンス(2度もすみません(__))

雑然としていない背景のほうがエヴァンスごっこは際立つ

雑然としていない背景のほうがエヴァンスごっこは際立つ

この近くには、雑誌によく乗っているカフェがうようよあるが、今日は素通り。

 

 

さらに何か発見がないかと、ブラブラ。

 

いつもは歩かない一角へ・・・

 

 

きました!!!!

 

湿った渋谷の路地

湿った渋谷の路地

渋谷や表参道ということを忘れさせる路地。

 

うぅぅぅ。

 

 

おもしれぇ。

 

 

昔の渋谷の時間が残っていそうな路地だ。

 

そういう不思議な磁場を感じる路地。

 

 

なんてことない景色なのだが・・・

 

なんてことない渋谷の路地

なんてことない渋谷の路地

 

行き止まりかと思う道には続きが・・・

向こうからお婆さん。

不思議な渋谷の一角

不思議な渋谷の一角

怪訝そうな顔でこちらを見ていた。

人がいない感じも・・・

湿った渋谷

湿った渋谷

なんか、渋谷が開発される前の、湿った土地の感じをとても強く感じました。

 


はい。

 

お散歩終わりで本題の大坊珈琲!!

大坊珈琲店

大坊珈琲店

ブレンド4番で!!(25g50cc抽出)

 

飲みやすい液体だが、紛れもなく大坊珈琲のデミタスという感覚があった。

味わいでいうと、カラメルのような甘い、苦味。100%中の3%あるかないかの酸味の気配。

世界観の感じとしては、白く流れる煙のうずがまいていて、ほわぁんほわぁんとクラゲが水を漂うように、

口の中での印象を残していく。

この煙・・・とはいってもコーヒーの味わいでのスモーキーという表現では全くなく、

あたまの中でのイメージの話で、白い雲のような煙の感じを感じるなぁと大坊さんのコーヒーを飲んで思います。
これに久々に触れた――――!!!!

お店を閉められているのに、コーヒーに生命感があふれていた。

ふぐぐ。

毎日いまでも大坊さんがコーヒーを創られているとの証拠だろう。

液体に躍動感がありました!!
あーーーー良かったです。

たった一杯だけでもとても満足でした。

 

そして、今日は大変貴重なものも見ることができました。

 

 

 

それは、大坊さんの抽出時の足の姿勢。

お店では下の方の足の姿勢は確認できなかったが、今日はしっかり目に焼き付けました。

”へ”の字で立って、全く体の軸がぶれていない・・・けど力が抜けている感覚。

くいいるように見ました。

 

 

帰り際に大坊さんへ質問する時間もあったので、

「今でもランニングはされているんですか?」

と質問しました。

今でも3キロほどのランニング。と30分ぐらいのストレッチをしているとのこと。

体が資本で年をとってからもやろうと「決めて」いたのでランニング&ストレッチを

 

欠かさずにやっているらしいとのこと。

 

よく大坊さんは「決めてやるんです」って発言をするなぁとニコニコ聞いてました。

 

 

あーー良い一日だった。

今日は14000歩。

 

やっぱりランニングは大事だなぁと思いました。

僕もかなり歳をとってもコーヒーを淹れたいと考えているので、

ランニングをこれからの習慣に取り入れていこうと思いました。