喫茶いずみのマスター について

大学時代からコーヒーが好きで文化祭で「純喫茶・カフェ」というダブルネーム的なお店をやった。 その味をしめてサラリーマンを経て独学で自家焙煎コーヒー店を開業。

盛岡機屋での珈琲合宿覚書 その②

盛岡から帰ってきて1か月強たちました。

だいぶ書くのが遅くなってすみません。

3日目編

========7月16日

3日目は、朝早く起きてまかないの準備。

いつもやってる鶏がらのシンプルラーメン。

 

こんな感じでスープを仕込みました。

ラーメン仕込み

ラーメン仕込み

10人前のスープなんて初めて作った。

一時間ぐらいで、ずーーっと煮込んでいればいいかなという段階になる。

それから、朝食まではずーーっと抽出の練習をしていた。

機屋の抽出の感覚をつかむのに必死です。

何度やってもなかなか難しいっす。

機屋のスタッフはみんな平然とやっているが、全然ダメだなぁ・・・

 

その後に僕が焙煎したものと、関さんが焙煎しいたものについての会話。

これがかなりエキサイティングだった。

というのも、関さんもコーヒーの味わいを抽象的な図に表して説明したからだ。

コーヒーを創造している人たちならだれでもこんなイメージで・・・と思い浮かべながらすると思う。

それは味わいであったり、世界感であったり・・・人によって様々だと思う。

 

課題豆は2種類で、「ウガンダ09’」と「タンザニア スノートップ95’」

関さんとの会話で・・・

その時のオリジナルメモはなくしてしまったけど、こんな感じ。

コーヒー抽象イメージ

コーヒー抽象イメージ

こういう図形で説明。

逆にこういうものの方がわかる。

それに関さんの感覚を理解するうえで非常に助けになる。

コーヒー抽象イメージ2

コーヒー抽象イメージ2

 

関さんがこのような図形でコーヒーを説明できるというのは、

コーヒーを抽出するときにどのように淹れるべきかをイメージしているからなのだろう。

浮彫にするような抽出だからこそ、的確に焙煎豆が持っている要素をとらえ、

「どのように淹れるか」をやっていく。そういう一連の流れがあるからだろう。

味の調整を抽出の段階でも積極的に行なっているというのが、新鮮な驚きであった。

 

味わいのチャートでコーヒーを作る人たちもいるだろうが、こういうものはもっと感覚的世界の産物だと思う。

だからこそ、普段関さんがこういうものをイメージしてコーヒーを焼いているかは別にしても話が通じるのだと思う。

 

また何回かカウンターの中でコーヒーを淹れていた。

そんなこんなで、まかないの為にラーメンを作ったり、なんだかで午前中は終了。

午後からは盛岡のクロステラスというところでコーヒーの座談会を行なうというのでついていきました。

ショッピングモールのスペースで、お客さんにコーヒーを抽出してもらって、コーヒーについてのあれこれを簡単にしゃべるというもの。

ここで大変に驚いたのは、関さんがペーパードリップでコーヒーを抽出している!!!

しかも、ハリオではなくカリタの3つ穴タイプ。

これは関さんの抽出スタイルから考えると納得できる。

関さんのネルは浅めで縦なが。

抽出はポットを動かさずネルを動かすタイプなのだが、円運動というか楕円運動で、全体に浸透させていくイメージ。

 

カリタの3つ穴も浅めで縦長なので、そうした抽出にあっているものだと思う。

 

実はこのとき、ぼわぁーっと眠たかったって正直に白状しますが、そのためにお客さんにどんな方法を説明したのかは、ちょっと記憶になかった。

 

それからお店に帰ってきて、関さんの機械で行う焙煎を見せてもらう。

関さんの使っている釜は半熱風式のブタ釜と言われているものだ。

直射日光は入らないが、わりと明るい環境の下で焙煎が行われている。

で、この焙煎を見せてもらったのは、今の自分にとって非常に大きかった。

基本、火力はあまり変えない。

最後のほうで少し落としてダンパーを閉める操作をしていたが、これはあまり参考にならなかった。

まぁ釜の性能や環境が全く違う。

何が参考になったのかは、温度計を一切見ないで、「香り」でとる焙煎がどういうものかを体感したことだ。

ブタ釜を開けてテストスプーンで豆を取り出すと、香りのニュアンスがとーーーってもわかりやすい。

明確に伝わってくる。

・・・はぜるだろ・・・ここで凪いで・・・・ここで開く

みたいな感じです。

香りの移り変わりというのもあるが、波のように強くなって香りが開いてくる。

そういう潮をとらえて、焙煎を見極めていた。

もちろん豆の面も結構観察をしていた。

 

最初は何言っているのかよくわかんなかったけど、2度目でなんか言っていることがわかった。

これは非常に参考になりました。

(実際自分の釜でやってみたら、やはりあった。ブタ釜ほどクリアな香りではないが、そういう変化が何度もやってとらえられるようになった。

どういうときにどういう味かはまだ経験が必要だと思います。)

これはきっと後々大きく役立つと思う。

香りが甘くなるんだよ・・・と関さんはいつだか、手網焙煎の判断でそういうようなことを言っていたと思うが、

だいたい豆を焼いていると甘い香りがしてくるのであんまりピンと来なかった。

でも今回見せてもらったおかげで「焼いている時間変化のなかで、甘くなってくる」っていう感じだと思った。

変化。潮。これをとらえるって感じのことなんじゃないかなぁと今の自分では解釈しています。

 

それから、これからの課題図書を教えてもらって合宿を終了した。

3日間濃厚であった。じっくり消化していこうと思います。

それには更なる努力が必要だろうなぁ・・・

 

僕自身の見解では、関さんのコーヒーを例えるなら、

コーヒーのいわゆる御三家が大活躍しているころから流れているメインストリームの

川底に原石が転がっていて、ソレを関さんが見つける。

原石をこれでもかと鍛えなおして精密につくりあげられたようなもの。

 

わかりやすい美術品でいうと、世界観は台湾の故宮博物館にある翠玉白菜(すいぎょくはくさい)のような感じ。

原石を見つけ、これでもかと技をこらした精密な彫刻。

細かく見れば見るほど、ため息が漏れるような。

ごしゃーーーっとしておらず、あくまでも繊細、緻密、作りこまれている。そういう感覚。

そのための生豆。

そのための焙煎。

そのための抽出。

という感覚だ。

ランブルのコーヒーを十分に知ったうえで飲むとより世界観が詳しくわかるんじゃないかなぁー

盛岡へ行った際にはぜひぜひ機屋へどうぞ・・・

帰り際の記念撮影

帰り際の記念撮影

船橋散歩からの、コーヒーツアー(ランブル・虎の門コーヒー・草枕)

今日は船橋の中田工業さんへお邪魔して、ポットの加工をお願いした。

自分で曲げるのもできなくはないが、やはり加工はプロの方にお願いしたほうがいい。

バーナーであぶってもらったり、ペンチで引っ張ってもらったり。

サンダーで削ってもらったり。

まだまだ、微調整はいるでしょうけど、基礎的な加工はできました。

 

 

それから、船橋の大神宮へブラブラお散歩。

船橋大神宮

船橋大神宮

 

大神宮はいつ行っても綺麗に掃き清められていてすがすがしい。

掃き清められた砂ってなんか心が洗われます。

土俵と木

土俵と木

そして、船橋の大神宮から戻る途中。

「タイムアートタテカワ」

船橋ユニバーサルビューティーカレッジのすぐそば。

クリムト 接吻 と宝石

クリムト 接吻 と宝石

くぅうううう。「クリムトの接吻」を中心に宝石たちが飾られているぅ。

なんかツボっす。

しかも時計屋さん。

なんていうか、この感覚すごくいいなぁって思いました。

関係のない風鈴。天狗の面。うちわ。

面白い組み合わせだった。

それから、グレースへ・・・

グレース

グレース

ここも先週の喫茶よしのと並んで、船橋で屈指の昭和レトロなお店。

ドンキホーテの並びです。

こういうUFOみたいな照明。

アダムスキー型?UFO なんと古典的!!

アダムスキー型?UFO なんと古典的!!

いいなぁ。

 

コーヒーはやはり昔の感じのコーヒー。

グレース ブレンド

グレース ブレンド

ストレートでも飲める感じっす。

ここのお店の2階席に座ると、トタンの屋根が見えて、なんか昔の船橋のアーケードってこんなんだったよなーって思う。

 

それからコーヒーラヴァ―のK君と待ち合わせて更にコーヒーツアーへ・・・

まずはK君が「イト―さん絶対食べてください。ホントは船橋が本店なんですけど、こっちが空いてますので・・・」

って亀戸にできた「赤坂味一」へ

赤坂味一 亀戸店

赤坂味一 亀戸店

煮干しの味わいの醤油ラーメンでシンプル。

具材もチャーシュー。メンマ。とてもシンプルって感じ。

いやぁ。美味しかったです。

これはちょっと自分では作れないかなぁーって思う味わい。

K君が力説して、

「すげぇ具材にこだわってなくあんなにシンプルで美味しいラーメンはないっすよぉ!!!」

ってよくわかる気がする。

 

記念に亀戸のカメちゃんを写真に収める。

この人たちって、スーパーマリオのパタパタさんですよねぇ・・・

この人たちって、スーパーマリオのパタパタさんですよねぇ・・・

 

そして、いよいよカフェ・ド・ランブル

2014.8.25ランブル

2014.8.25ランブル

K君にはかねてから、オルコロちゃんを飲ませたいなぁーって思ってました。

内田さんの2杯だてのオルコロ。

 

K君の感動っぷりがはんぱない。

カブトムシがどうのこうのと、新鮮な感想を漏らしていたが、わからなくもないっす。

自分の今日の感想では、若干以前飲んだ時より焙煎が深い感じ。

酸味ベースだが苦味もふぅーっと寄り添ってくる。

海藻感ありますねぇ。

ふげぇぇぇイイです。

今日のは海藻感もありましたが、鹹味(かんみ)感のほうが強く感じました。

やはりちょっと、僕の感覚だと、深いほうにシフトしている感覚があったせいなのかなぁとも思いました。

 

それからそれから・・・・

虎ノ門ヒルズへ。

虎ノ門ヒルズ

虎ノ門ヒルズ

先日は思う存分写真撮影できなかったけど、今日は撮影。

突き刺さっているクリスタル感がいいなぁーーー

クリスタル感が綺麗

クリスタル感が綺麗

六本木ヒルズの森タワーと違って、尖っている感覚。少し硬いイメージ。

そんな感じがあります。

たまたまK君がカメラ小僧と化している自分を撮影していたので、チラリと・・・

路上で珍獣感丸出し!!(K君撮影)

路上で珍獣感丸出し!!(K君撮影)

なんていうか・・・オタク感丸出しやわぁ・・・・

まぁそんな姿勢で撮影しているこんな写真。

とがったクリスタル

とがったクリスタル

さらに・・・よりそう、クリスタル。

よりそうクリスタル!!

よりそうクリスタル!!

目的の場所はココ!!

虎ノ門コーヒー

 

遠巻きに虎ノ門コーヒー

遠巻きに虎ノ門コーヒー

 

先日たまたま縁があって、ここのバリスタさんが喫茶いずみに来てくれました。

今日はそんなわけで、K君もつれて訪問。

エスプレッソのリストレット(濃いやつ)を注文。

最初のパンチはかなり強い。

結構強い厚みのある酸味感覚と尖りはしないが、べた―――っと厚い苦味感覚。

うっすらここになんか栗のような香りがした。

厳しい刺激感はそこまでしない。

まぁお水と一緒に飲む感じがいいが、むがぁぁーー飲めない。っていうことはない。

かーーーなり調和がとれている。しっかり考えた構成なんだろうなぁって思いました。

酸味のあるエスプレッソの形態としてはかーーなり美味しい部類なんじゃないかなぁー。

先日来て下さったバリスタさんがイロイロと説明してくれる。

いやはやありがたいです。

K君ここでもいやーーーうまいっすねぇ。エスプレッソもこういうのならいいなぁっていう感じでした。

 

そして、虎ノ門ヒルズを後にする。

鉄の構造物 

鉄の構造物

こっちの入り口もいいっすよねぇ。

鉄の塊っぽくて。

それから、新橋といったらもうお分かりでしょう。

「草枕」

草枕

草枕

最近はランブルと組み合わせで行くことが多い。

ブレンドのデミタスを・・・

 

K君はここで激しく感動。

「イトーさん!!!優しいっす!!!」

って。

そうなんですよね。苦味のあるしっかりしたもので全体は柔らかく優しい感覚。

相吉さんの人柄が出てる感じってK君が言っていた。

ものすごく、K君がほめるので相吉さんすんごく嬉しそう。

今日の感じとして確かに先日来た時よりさらに優しくまぁるくなっている感じでした。

いやーいつもありがとうございます。

 

ランブルのオルコロ。虎の門コーヒーのエスプレッソ。草枕のブレンドのデミタス。

三者三様のコーヒー。

K君はとても喜んでいました。

K君の感想の感じからどうも草枕が一番良かった感じを受けました。

そして相吉さんの嬉しそうな感じが見れてとっても良かったなぁーと思いました。

今日はだんだんペースが戻って21000歩。

いい感じぃ!!!!!

今日も濃厚な一日を過ごせたなぁー

またコーヒーづくり励みます!!!!

船橋市内気になったコーヒー店(ウォームハートコーヒー&喫茶室よしの)からのラムしゃぶh

今日は船橋市内で気になるコーヒー店2店へ行ってきました。

まずは、「Warm Heart Coffee(ウォームハートコーヒー )」

このお店は地元のタウン誌で6月のオープン!!と紹介されていて、気になっていたお店だ。

それを当店に来るお客様に話をしたら、さっそく行ってきましたよー。と報告が届く。

す、すごいっす。アグレッシブっす。

 

で、さらに、行ったお客様達がこちらの喫茶いずみの話をしてくれて店主の井相田さんがお店に来てくれました。

そんなわけで、これはこれはこちらも行かねばというわけで、本日行ってきました次第です。

ウォームハートコーヒー

ウォームハートコーヒー

 

場所は東葉高速鉄道の船橋日大前からほど近い場所にあります。

 

ほぼ開店と同時に入店。

前のめり感が大変に出ていたと思うが、そこは優しく迎えいれてくださった。

メニューのウォームハートコーヒーを注文。

使用している豆はニカラグア。

抽出は感じとしてエアロプレスのような感じ(未確認です)

香ばしくてほろ苦く、うっすら酸味も感じさせる。

全体として、わりと飲みやすいコーヒー感のしっかりした美味しいコーヒーでした。

※エアロプレスは注射器みたいな見た目の道具で、粉をホルダーにいれてピストンを押して抽出する道具。

サードウェーブ系のお店では頻繁に使用されている。

 

さらに今回快く同行してくれた人の抽出されたディカフェを飲みましたが、

こちらも苦い味わいでしたが抽出がいい感じで美味しく飲めた。

さらにカフェラテを注文。

さすがラテアート素晴らしいです。

可愛いクマを書いてくれる。

いやぁーーーこりゃあマネできねぇです。

ふわーーーーーっと調和のとれた味わいですごく良かったです。

 

そしてさらにもう一軒。

船橋北口の「喫茶室よしの」

喫茶室よしの

喫茶室よしの

船橋北口を出て、東武デパートの送迎バス(駐車場への)ロータリーのほうへ向かって

山城屋という酒屋の路地を入ってすぐのところ。

ずいぶん前から気になっていて、一度行ってみたかった場所だ。

 

 

 

ブレンドコーヒー400円。

ほーーーーんと昭和の香り。

くぅううううううう最高っす。

店内のすべての感じが大好きです。

店内のお客さんの、完全に隔離されて、ぼわぁーーとしている空気。

ぼーーーっと空中を眺める、中年の女性。

新聞に目を通している中年男性。

 

コーヒーの味は一口目に昔系の味わいを一瞬感じる。

そしてガンガンに熱い。

僕たちコーヒーラヴァ―が何かを求めて入るお店ではないけど、

はっきりと喫茶室っていう役割を担っているお店。

チェーン店にはない空間を作り、独自の喫茶店としての共通の空気感とでもいうのだろうか、

そういうものをしっかり備えている。

これはたぶん海外でも同じような共通のなんかがある。

海外のカフェに入って、くつろぐお客さん達が作り出す独特の空気。

そうしたものが総合として場になっている感覚。

喫茶店ってやっぱり喫茶店なんだなぁと感じる。

それはきっと海外のどこへ行ってもこういう共通の場を作りだすのだろうなぁって思いました。

喫茶室よしの・・・・・大変良かったです。

 

それから今日はトリプルHでラム肉の会を行いました。

ラムしゃぶ

ラムしゃぶ

ラム肉が大好きなんで、大変に幸せでした。

 

ラム肉

ラム肉

それから、ドライアイスのアートで遊びました。

怪しげなアート

怪しげなアート

とても怪しげな感じが出ていて、すごく良かったなぁと思いました。

 

ベランダの洗濯バサミがいい感じに揺れていた。

せんたくばさみ

せんたくばさみ

 

いやぁー船橋から一歩も出ない休日でしたが大変に充実していた。

あーいい一日だった。

渋谷をぶらぶら(名曲喫茶ライオン とりかつ)

今日はコーヒーファンの皆さんにはあんまりコーヒーネタではなくて申し訳ないのですが、

まぁ読み物としてお付き合い下さい。

チームダブルHの2人と僕とで渋谷をブラブラしました。

あーそれでも、一軒だけ渋谷の名曲喫茶へ行ってきました。

 

 

今日は、渋谷のBUNKAMURAで開催されている「人形偏愛主義」という展示をチームダブルHのリーダーに誘われて見に行きました。

ブンカムラ

ブンカムラ

主に球体関節人形という読んで字のごとく、球の関節で自由に人形にポーズを取らせられるものを使っている。

単純に球体関節人形といってもイロイロとあって、作家によっても全然作風が違う。

 

何点か見たが、なかなかモノとしての力がバンバンにあふれているものがあった。

まぁ家に置いてあったら普通の人は怖いのだろうが、こういうものを愛でている人はとてもいいのかもしれない。

良いものは人形としての存在を超えて独特の磁場を放っている。

女型の人形が多く、中には情念を感じる恐ろしいもの、どこにでもいそうな女の子をモデルにしたものなんかあった。

こういう世界があるんだなぁーと勉強になりました。

それから、さらにBUNKAMURA ミュージアムでやっているだまし絵展も合わせて見る。

さらーーーーっと全体を見ました。

一番楽しかったのはパトリック・ヒューズの「広重とヒューズ」というやつで、

凹凸に絵が描かれているのだが、鑑賞者が動くにつれて、なんか飛び出すような、動くような、

なんとも文章で表現しづらい独特な感じになる。

最初僕は近づきすぎてよくわからなかったが、見方を教わって世界が変わったら独特の飛び出る感を味わえた。

まぁ3D(まだらで目の焦点をずらすと見えるもの)の絵とかも見るのが苦手なほうでこういうのもすこぶる弱い。

 

あとやっぱりエヴァンペニーの引き延ばされた女。

あれは作品自体が大きいのと独特の存在感が強く良かった。

今風にいうと、進撃の巨人に出てきそうな感じがする。

 

ダリの「海辺に出現した顔と果物鉢の幻影」も良かったです。

全体はだまし絵風になっているのだけど、なんか細かく書き込まれた絵を見ていると良かった。

特に画面の左上方の日が沈むのか上るのかわからない水面。あの感じが好きだった。

単純にだまし絵としてではなく絵画としても良かったなぁーって思いました。

ブンカムラ出口の階段

ブンカムラ出口の階段

 

そして、ミュージアムを後にして、昼食を。

ちょこっと道玄坂の界隈をブラブラしながら・・・

お稲荷さんにもお参りしたり・・・

千代田稲荷神社

千代田稲荷神社

 

こんなビルを眺めたり・・・・

道玄坂付近のビル

道玄坂付近のビル

そしてダブルHの天才がこちらのお店を発見。

「とりかつ」

とりかつ

とりかつ

 

いったら地元のサラリーマンだと思われる人で満席。

会社で営業しているときに知ってたら、渋谷方面での昼食はここで決まり!!って感じの店です。

650円で2品のフライを選んでご飯とみそ汁が付いてくるというもの。

基本は店名の、とりかつと別の何かを選ぶというのが一般的みたいだ。

とりかつが好きなら「とりとり」ってとりかつを2ツ選ぶという組み合わせもありのようだ。

いやぁ美味しかった。

650円でこの内容はリーズナブルです。

千切りキャベツとともに2枚だけついてきた大根の糠漬けがすごく好みだった。

また店で働いている3人のおばさんがテキパキしていて、見ているこちらがうれしくなっちゃう。

あとで、勝手にあの人たちは3姉妹なんだよと妄想をする(たぶん違ってます)。

洗練された接客とは違うが、息の合った家族のような空気感でテキパキと仕事をこなしていて

本当に素晴らしいと思う。

トルストイの戦争と平和にも、戦場のシーンがあり、そこで大砲を砲弾に詰める陣地で必死に戦う兵士たちなんだが

そこには家族的な雰囲気が漂っていて、忙しさや死ととなり合わせなんだけど、どこか息の合っていて楽しげっていう

場面を思い出した。

あとでおぼろげな記憶なんでもう一度探して読んでみよう。

 

 

そして、そこを出て、「名曲喫茶ライオン」へ

ライオン

ライオン

3度目の訪問。

初めて2階席へ行く。

2階だとスピーカーがさらに目の前でいい。

ダブルHの2人とでコソコソ会話を楽しむ。

ホットコーヒーは相変わらずであった。

清浄な空気で、緊張感が漂っていて・・・・・

相変わらずとっても素敵だった。

大好きな店だなぁー。非常に良かったです。

 

それから、渋谷の東急ハンズをみたりして、

ハンズのサボテン

ハンズのサボテン

落書きの多い路地に入ったりして・・・

独特な路地の空気

独特な路地の空気

渋谷を楽しみました。

さらに有楽町産直飲食街でお酒を飲む。

有楽町産直飲食街

有楽町産直飲食街

いろんな産直のお店が一緒になっている横丁だ。

最近はやりのシステムで隣のお店からも出前を取れる。

いろいろ食べたいっていう要求にこたえるもので、非常にありがたいシステム。

ここで、カキや馬を食べる。

一口ギョーザとっても美味しかったなぁーー

 

 

そして〆に宮越屋でタンザニアを飲む。

相変わらず美味しかったっす。

昔ながらの表現とでも言いましょうか・・・

苦く、コクがあって重厚ながらもうっすら赤えんどう豆系の酸味も感じられて。

お酒の後のコーヒー美味しかったです。

今日はものすごくあるいて18000歩。

ちょっと今日のブログは軽かったですかね・・・

とても楽しい一日でした。

盛岡合宿1日目と2日目の覚書

盛岡合宿の覚書。

なかなか作文が進まなかったのですが、やっと今日時間が取れて、2日目まで書きました。

鮮度はありませんが、読み物としてどうぞ。

 

=====7月14日

先週(7月14日のこと)は盛岡へ珈琲合宿へいってきた。

いやぁ、非常に刺激的な3日間で、いってよかったなぁとヒシヒシと感じた。

新幹線で14日の9時30分頃につく。

前日に機屋の関さんと話をして、交番の前で待ってるよと言ってた。

駅から出てみて、交番なんてぜんぜんないじゃん。って。

滝のあるほうってこっちだよなぁ・・・

念のため駅に戻って、窓口で交番のありかを聞く。

「南口出てずーと歩きます」

あらそうなのね。

と思ってずーーと歩いて全然ない。

ホテルの警備員さんに聞いて、あっちの駅の下ですよと・・・

 

 

あの駅そばっぽいところか・・・

引き返したら関さんいました。

このエピソードはコーヒー界で延々と(おもに機屋で)語り継がれるエピソードになるだろう。

 

ってこの手のエピソードは、以前の会社にいたころにも2、3個もっていて、

僕の仕えていた社長の師匠みたいな方がいて、そこに仕事の手伝いで行った。

その師匠の自宅兼事務所に寝泊まりして仕事のお手伝いをしたのだけど、

同室のおじさんたちにお風呂入ってくればぁといわれてお風呂入ったら、

その僕の会社の社長の師匠の一番風呂をとってしまったらしく、あとで社に戻ったときに、

「いやぁイトーくん。師匠の一番風呂より先にはいったんだってぇ・・・どんなキョーイクしてんだよって言われたよ」

「ええええ。シャチョー。だって同室のおじさんたちにききましたよぉー。いやいや。やっべーーっす。すいません」

「あーまぁ今度は俺の師匠のあとで入れよ」

って。

飲み会のたびにネタになり、僕の仕えていた社長と定番のネタに。

「いやー師匠の一番風呂とってしまったっす(笑笑)」

 

ほかにも、「本部長、竹刀でボーーン事件」など前の会社のこの手の話題は欠かさないが、ここは割愛して・・・

まぁコーヒー界でも「盛岡駅前 交番のイト―」って定番の落語を作ってしまった(笑)

 

それから、関さんの車で納品をして、銀行入金後、白龍でジャジャ麺を食べた。

いやー。無茶苦茶うめえっす。

それから機屋へ戻り、とにかく抽出の練習。

生で見るのは全然違う。

また、電話やネットを通じたやり取りではわからない「会話による理解」というのにも助けられる。

 

合間に手網も再び見せてもらう。

これも生で見るのは全然違う。

手網は去年見たが、今年と去年では違うものが見えてるかもしれない。

 

お客さんも定休日のはずなのにガンガン入ってくる。

なんやかんやであっという間に夜。

懇親会ということで、スタッフを含めて盛岡に集うコーヒーラヴァ―と飲んだ。

機屋のスタッフの愛ちゃんが作ったカレー。無茶苦茶美味しかった。

酸味が効きつつも、あまり辛みは強くないんだけど、スパイシーで・・・

カヌレ対決ということで、僕が持参したカヌレと、愛ちゃんが作ったカヌレを合計で3個。

いや、隣にいたUさんが糖尿病を気にしているのに、2つ目に手を伸ばしてきていたので、半分こしたので3.5個。

ぐぬるぅ。それさえなければ、カレー食えたのだが。

どちらかというと、甘い物も食べるけど、しょっ辛いものが好物っす。

懇親会では白熱した議論。

 

いやぁこれがなかなか面白かった。

こういうのってなかなかないので、けっこう激しい会話だったが、こういうのは嫌いではない。

またこの懇親会で関さんの会話のクセみたいな感じがわかったようなわかんないような・・・

僕としては白熱感がホントに良かったっす。

 

 

=====7月15日

この日は確か、5時30分くらいに起床して散歩へ出かける。

朝市へ行くとかいう話も合ったようだったが、普通に関さんの家から近場をブラブラした。

あんまり写真の被写体になるようなものはなかったです。

 

そして、朝飯に盛岡のソウルフード!!!!

福田パン。

7時に行ったら無茶苦茶混んでいる。

去年も食べたけど、いやぁイイですよね。

甘いもののラインナップが多いが、やはり塩気のあるものが好きっす。

そうして、家(機屋)に戻って朝食。

福田パン&関さんの奥さんの朝食を食べる。

こういう感じが久しぶりだったので、クソ楽しいっす。

今日の打ち合わせをして、少し抽出の練習をする。

そして、なんと今日は手網品評会に参加している、箱崎さんも一緒に参加。

二人で、入れ比べて飲む。

実際飲み比べると、歴然と箱崎さんのほうが美味しい。

 

ふぇえーーー!!!!

悔しいのだが、コーヒーの液体は嘘をつかない。

人間は嘘をつくのだが、コーヒーの液体は嘘をつかない。

創った人の意識を理解し、適正に処理されれば輝きを放つ。

 

僕も事前に練習していたのだが、全然機屋の淹れかたではだめです。

これは3日間を通して関さんからの会話から得た認識なのだが、

基本は「均一性」関さんのコーヒーには意識されていると思う。

関さんが意識してそうなったのか、自然に積み上げてきてそうなったのか?

それはわからないが「均一性」というところに重点があるように僕は思う。

それは、焙煎や抽出といった作業に統一してある。

もちろん他のコーヒーを作る人間も均一な製品をつくるという意味ではそうなんだが、

そういう表面的なことではない。

 

「均一性」といっても、単純に、物が綺麗に並んでいるとか、単純に、色が綺麗にそろっているとか

そういうことではなくて、

まぁ抽象的な話になりますけど、「縄」がしっかりよられている「均一性」

「縄」というのは何本もの「紐」で編まれる。

その「紐」をしっかりよらないとバラけてしまう。

「縄」は遠くから見ると、一本の「縄」で統一されている。

すなわち一つのコーヒーが作られている。

で、その一本の「縄」を近くで見ると一本一本の「紐」が綺麗によってある。

その綺麗によられているところに「見る」ような「均一性」。

 

実際、機屋で飲むコーヒーは、カップ一杯を飲むと世界観が均一だ。

トーンというか、もちろん強く感じる味わいや、香りなんかは変化していくのだが、

大きな基盤がしっかりしていて、移り変わっていく様子。

例えば、同じ建物を見ているけど、朝から晩まで見ると、中の人の出入りがあったり、電燈がついたり消えたりで、

同じ建物を見ているのは見ているけど、移ろいがある様子。

まぁこれは、僕自身も感じたが、他の人の感想から着想を得た世界観なんですが・・・

 

で、僕の焙煎したコーヒーを関さんが淹れてくれたのだが、20分ぐらいほおっておくと糸がほつれたように

味がばらける。

関さんの焙煎したものに関してはそれはなかった。

まぁ僕のコーヒー(デミタスで飲む時に)は今のところ「混沌」とした世界感で脳みそに来るような感覚で作っているので、

そういう意味では全く「均一性」はないのかもしれない。

 

 

まぁそれぞれ飲み比べて、箱崎さんのアドバイスを受けながらさらに抽出の練習をして、

もう一度、手網。

箱崎さんの煙突システムを目の当たりにする。

コーヒーラヴァ―ネタですみませんが、なんか箱崎さんが手網をしているようすが、こうひい堂の内田さんに似ている。

帽子の感じとか。オタクポイントでした。

 

それから午後はラジオの収録がある関さんにひっついて、社会科見学。

完全に興味本位です。

内容は、機屋のコーヒーゼリーを紹介するというもの。

イメージではもっと密閉された空間かと思えば、案外そうでもなかったです。

収録時間は短かったが、大変に面白かった。

 

そして、またお店に戻って、なんやかんやで箱崎さんと今度は関さんの淹れるコーヒーを飲んで勉強する。

それはさっきも書いたようなことを深く印象づけた。

で、この日は夕食を関の家でご馳走になった。

そして、明日は昼ごはん伊藤君がまかない作れよというので、鶏がらのラーメンを作ることに。

材料を関さんと買い出しに行く。

 

車中でもコーヒーにかかわる会話。あと音楽や文学のこと。

関さんを形作っているものに触れる。

買い出しのあと、盛岡の夜景スポット。

岩山に連れて行ってもらう。

 

なかなか良かったです。

カメラで撮影したのだが、露光が足りず・・・・がっくし・・・

ここでも、太宰治についての話なんかをした。

いい思い出だなぁ・・・

3日目やもう少し関さんのコーヒーについての考察はまた後日。

幕張にマスターを訪ね、「写真展 大坊珈琲店」を見に。それから六本木ヒルズを撮りに

今日は親戚の家に用事があったので幕張まで行く。

幕張には、僕が大学時代にチェーンのコーヒー店でアルバイトをしていた時のマスターがやっているお店がある。

幕張のベイタウンのお店で、いまでもそのチェーン店の古いタイプのお店の形態として残っている。

お店の名前は出しませんが、

こんな幕張ベイタウンの一角。

幕張ベイタウンの喫茶店

幕張ベイタウンの喫茶店

 

いったら、マスター元気だった。

僕が10年ぐらい前にアルバイトしているときと、全く変わっていなくて元気そうでした。

行ったら大変嬉しそうで良かった。

最近は、息子さん(先日のミスターМのお父さんなんです これを参照)

に大変お世話になっていて、彼のおかげで遠くからお客さんも来たんですよ。と報告しました。

マスターと息子さん。この一家に感謝っす。

 

それから、親戚の家に行く前に、幕張のヨットハーバーあたりの海岸をお散歩。

幕張の海

幕張の海

いやー潮風最高。

近所の人たちが潮風浴びてます。

 

海もきもちぃぃぃぃぃぃぃ!!!!

幕張の人工海岸

幕張の人工海岸

 

それから、「写真展 大坊珈琲店」を表参道の交差点の「山陽堂書店」まで見に行った。

山陽堂書店

山陽堂書店

展示内容は大坊珈琲店の写真が主な内容。

大坊さんと奥さんも会場にいらした。

やはりお客さんとの対応で、面識のない僕は言葉を交わすことはできなかった。

残念。くぅぅぅぅ。

それでも、大きな収穫がありました。

これです。

「私の平野遼」

私の平野遼

私の平野遼

大坊さんの直筆の原稿用紙が製本されている。

喫茶いずみに来るお客さんに、平野遼さんという画家の存在を教えてもらってから本当に平野遼さんの絵が好きです。

ぱっと目に飛び込んでくる内容だけ読んだが、これは大変良い内容だなぁと思った。

また平野遼さんの絵も写真で後ろのほうにある。

これは、ぜひ平野遼さんの絵と合わせて鑑賞したい。

前後の文脈から読んでないが、ぱっと飛び込んできた。

理論の力でもあり・・・

理論の力でもあり・・・

理論の力でもあり

思想の力でもある

そういう自覚に達しなくてはならない

 

うぅぅむ。コーヒーにも通じる部分が大いにあると思います。

・・・でもあり・・・でもある。ここに思考を読み取る足がかりがあると思う。

 

いやぁ。単純に写真だけかと思えば、大いなる収穫だった。

今度、この本をもっと読んでみたいなぁと思う。

展示されていた大坊さんのポット

展示されていた大坊さんのポット

 

そして、会場で思わずいい芸術の魂に触れることができて大変にいい気分。

 

それから、ほぼ日刊イトイ新聞の中で糸井重里さんと大坊さんとの対談の記事がアップされている。

この中で、ちょっとうちのスペースでやりませんかと大坊さんが応じて、

いちにちだけの大坊珈琲店(仮)がどうやらやるみたい。

その会場となる、昔はクリーニング屋さんだったという建物を見に行った。

ほぼ日ストア TOBICHI というらしい。

場所は根津美術館の突き当りを左に行ったところです。

建物の写真はとらなかったが、今日は陶器を販売していた。

 

その中でも目を引いたのはこれ。

曜変天目の片鱗?宇宙っす

曜変天目の片鱗?宇宙っす

くわぁぁぁぁぁぁぁーーー

これはこれはお久しぶりです。

曜変天目っぽいような、班が・・・・・・・

いい。

本物の曜変天目茶碗がいいが、これもどことなく宇宙を感じましたです。

写真が自由だったので撮影しました。

ここで、大坊さんが一日だけやるのかぁーーーと感慨深く後にしました。

 

 

 

それからは、表参道なんで大好きな建物の一つ。六本木ヒルズをイロイロと撮影するお散歩をする。

例のストアから青山墓地までは近い。

青山墓地のヒルズ

青山墓地のヒルズ

こちら側から眺めると、六本木ヒルズはほぼ正面になる。

純粋にかっこいいですよね。

 

船橋のこの高層マンションとは別の次元の意志の力強さを感じる。

船橋のたっかーい建物

船橋のたっかーい建物

 

六本木ヒルズって割と東京のどこからでも確認できて、形が単純な割に見つけやすい。

そういうこともあってとても好きなんです。

 

六本木ヒルズを撮影しながら、青山墓地を歩いていたら、こんなにゴミ箱が。

ごみ箱 青山墓地

ごみ箱 青山墓地

存在感が強いなあ・・・・・

刈り取られた雑草が押し込まれている感じっす。

 

それから、六本木ヒルズ近くの珈琲店「れいの」へ。

れいの

れいの

ブラジルを注文。

美味しかった。

今日は夕方のせいか、事前に抽出したものを再加熱して出してくれたが、それでもまぁ美味しい。

デミタスがあるらしいが、僕の行ったときはできなかった。

雰囲気が良いので、コーヒーラヴァーでない方もつれてきやすい。

またそのうち挑戦してみたい。

 

 

で、六本木ヒルズの足元からパチリ。

ヒルズ 足元から

ヒルズ 足元から

六本木ヒルズを抜けて、麻布方面のいつもの散歩コースへ・・・・

 

この界隈は子供もインターナショナル。

色鮮やかなすべりだい

色鮮やかなすべりだい

滑り台も原色が強い色使い。

綺麗っす。

以前ここの公園であまりにも、のどが乾いたので水を飲んでいたら、公園のセレブ母さんたちが僕を凝視していた。

まぁそうでしょうね・・・・とほほ

 

麻布は起伏が多くて大変大好きで、こんな石階段がある。

麻布 階段

麻布 階段

それを抜けると、

元麻布ヒルズを正面に見える坂に出る。

元麻布ヒルズ

元麻布ヒルズ

ここは車の抜け道になっいて交通量が多いのだが、大変お気に入りの場所っす。

ぐぅぅぅーーーー \ って降りて行って、 ズドン っと元麻布ヒルズがある。

これも、六本木ヒルズの森タワーと並んで好きだ。

お寺の山門を借景にしているというが、僕はこちら側からの見る感じが好きだ。

 

それで、坂を下りてまた六本木ヒルズ。

コンクリートとヒルズ

コンクリートとヒルズ

ちょうどここが低くなっていて坂が集まってくるポイント。

手前右側のクリーム色の建物との対比が面白いなぁって思ってついつい撮影。

平野遼さんの力に触れたので、全然違うけど、それっぽい感覚があるようなないような写真。

はい。

壁1

壁1

 

はい。

 

壁2

壁2

こんな感じ。

壁の感じが好きです。

 

 

それから、いつもの撮影スポットで・・・

ヒルズと木と民家

ヒルズと木と民家

 

麻布は木と建物のバランスや起伏があって、適度に魅力的です。

この足元には公園があるのだが、やはりインターナショナル。

「とぉーーます。今日おまえんちでしゃわーあびてまたあそびいこうぜぇー」

って会話が繰り広げられていました。

それから定番の有栖川公園散策。

有栖川公園の名建築のトイレは打ち壊されていた。

くそぉーーー

あんとき写真撮っておいてよかったーーー。

記録にこれを・・・・

有栖川公園トイレ 名トイレ

有栖川公園トイレ 名トイレ

 

今日の収穫は水飲み場。

意外に味わい深い。

有栖川公園水飲み場

有栖川公園水飲み場

地面のコンクリートと同化しているような質感なのだが、むくぅぅぅぅっと起き上っていて。

実際に水でも飲めれば最高なのだが、この状態では撤去も時間の問題か・・・

せめて、あのトイレはかっこよくデザインしてほしい。

再現したら最高だと思う。

 

最後に広尾に向かうあたりの六本木ヒルズ。

ギラリとヒルズ

ギラリとヒルズ

巨大なロボットの頭部に思う。

虎ノ門ヒルズではそそられず、このように撮影たくさんしたいなぁって思わないのよねぇ・・・

 

まーーー盛りだくさん。

まぁまぁの歩数で16000歩。

充実していたなぁーーー。

家に着くころには激しい空腹に見舞われる。

空腹は最大の調味料(笑)

合羽橋散策

盛岡の合宿話はもう少しまってって下さい。

ただいま書き途中なので・・・(一日目あたりまで書きました)

だいたいお店に来てくれた人にはお話した感じですが・・・

 

さて、今日は久しぶりの休日。

まずは早起きして、手網品評会用の豆を焙煎する。

締め切った店内でやるので、暑い暑い。

休みの日に行なうと集中できるので大変にいいことが分かった。

その後に営業が控えていると、やはり落ち着かない。

なんとか焙煎を終わらせて、発送した。

 

それから合羽橋へ行く。

合羽橋へ行くときは、船橋からだと総武線で浅草橋まで行ってそこから徒歩で向かう。

久々のお散歩感を楽しむ。

浅草橋から合羽橋へ向かう途中の食堂の看板。

ミズタニ食堂

ミズタニ食堂

ぱっと見「ダフニ」に見えてしまう。

もうビョーキです。

これが、ダフニっぽく読めそうだなと思った人は、おんなじビョーキにかかってます(笑)

 

ミズタニ食堂のはす向かいにある会社のロゴ。

上に伸びる大西造花装飾

上に伸びる大西造花装飾

やたら文字の上の部分が間延びしていて面白いなぁと思う。

 

そして、テクテク歩いてハイ!!!!

合羽橋。

ニイミ

ニイミ

いっつもおんなじニイミのコックさん。

 

ブラブラ歩いて、ヘンテコなお菓子の型。

ゆるいお菓子の型

ゆるいお菓子の型

ゆるい感が素敵っす。

このお菓子の型の存在は人から教わったのだが、何となくデザインがゆるーーーくなんとも言えない味わいがある。

 

あと合羽橋はやはり飲食店向けの業務用品を販売している街なんだけど、その合羽橋道具街から脇に伸びる路地が味わい深い。

合羽橋 路地

合羽橋 路地

なんの変哲もない路地なんだけど、こういうところに僕は東京の下町を感じる。

フワっと感じるというか。

 

こういうスカイツリーが見える風景。

スカイツリーの路地

スカイツリーの路地

そして電線が否応なしに張り巡らされているところなど。

巨大感がとても強い。

合羽橋をずーーーーっと南(浅草橋側)から通り抜けて、北の端っこまで抜けて、交差点を左へ行ったところに食堂がある。

「入谷食堂」

入谷食堂

入谷食堂

 

ここ。素敵。

昭和レトロです。

メニューはいろいろな定食や親子丼、玉子丼、かつ丼がある。

メンチカツ定食を食べた。

行ったときはお昼の部が終了になるころで、店内に人は僕以外に一人とあとは従業員。

おそらく家族経営で、僕以外にいた常連さんのような親戚のような人と家族のように会話している。

メンチカツ定食に集中していたのでよくわからなかったが、共通の知り合いが離婚して再婚したという会話をしていた。

そしてしばらくすると、この定食やの中学生ぐらいの娘さんが帰ってきて、先客との会話に少し加わる。

なんかこの感覚が先日、合宿へいった機屋の娘さんが、帰ってきて、親しいお客さんと会話している感じに近いなぁーいいなぁー

って思った。

 

昼の部が終了する間際だったので、さらっと食べて店を後にした。

それから、目的のコーヒー屋の開店までコーヒー屋で時間つぶし。

それはこの店。

「Bridge」

ブリッジ

ブリッジ

 

オシャレっす。この店。

設計事務所が奥にあるところで、オッッシェレェ―――!!!って感じ。

「えーーーエスプレッソ下さい」

と言ったら、

「うちのお店のエスプレッソは非常に濃度がこくて・・・ウンヌンカンヌン・・・・」

と来たので、

「大丈夫です。変態なんでかなりの濃度のものでも大丈夫です」

と真顔で答えた。

「(笑)わかりました」

って納得される。

納得される自分もどうかと思うが、まぁそもそもの話、

真顔で変態ってふつうは言わないだろうが、この人なら大丈夫って気がしたので

言ってしまって、あがぁーーー引かれてしまったかー(反省)と思う。

肝心のエスプレッソのお味はサード系。

ひ、非常に刺激的。

刺激的すぎて睡魔が襲ってきた???ので、15分くらい店内でコックリコックリする。

 

ゆっくり2階へいって様々なオブジェも見たかったがそろそろかなぁと、店を後に・・・

 

そして目的の店へ。

とその前にさらに寄り道して、

というか、東本願寺の建築に魅かれる。

屋根のそり上がりが迫力ある。

均整のとれたそり上がり

均整のとれたそり上がり

むぐぅうううううという感覚。

若干時間が経った経年変化の感じもあり味わい深い。

墓石と、本願寺の屋根。

墓石と屋根

墓石と屋根

この角度が一番迫力がある。

この角度好き 東本願寺

この角度好き 東本願寺

屋根のそり上がりが迫力あり力強い。

 

そして夏の暑い太陽光線に黒っぽい瓦屋根が反射する様。

黒光りな屋根

黒光りな屋根

 

いいです。好みです。

十二分に満喫したのちに。

名前や店の写真はネットに載せてはいけないお店。

合羽橋道具街の入り口からほど近い、この看板を目印にする店。

なぞの名店

なぞの名店

噂を聞いて行ってきました。

ジャズとコーヒーのお店。

 

3時半から4時くらいにお店を開けるらしい。

モカを飲む。

くわぁぁーーーーーーーーーーー!!

カップから立ち上る香りで予感があったが、無茶苦茶いい。

デミタスではなく普通の濃度。やや濃いめって感じ。

 

これは完全に来ます。

あくまでも主観的なしかも抽象的な感じだと、2つの中心があるコーヒー。

一つはなんだかエチオピアレケンプティーなんかに感じる香りに似ているけどちがう、イリガシェフェでもないかな、

でもなんかそういった類の香り。

そしてもう一つは今まで嗅いだことのない、お線香とか、線香花火とかタバコとかそういうことを連想させるような

けっしていやではない無機的な煙のような香り。

この二つの香りが中心になって伸び縮むような、

先日、機屋の関さんがしめぎさんのコーヒーがチューインガムのように伸び縮む感覚がある。

と言っていたのはこれなんじゃないかな?という感覚。

いままで飲んだ経験がない感覚だった。

ただこれはあくまでも僕の主観的なもので、たぶんに美味しい複雑な香りのするモカだよねって感想が一般的かもしれない。

いやでも、これはすごい。

しっかりと別の世界感が切り出されていた。

ちょっと今日は時間がないので、一杯でやめたけど、ほかの物も飲んでみたいお店であった。

いやぁーーいろいろあるんだな。

勉強になりました。

 

今日はそこそこ歩いて16000歩。

短時間であったけど、濃厚な合羽橋散策であった。

あーーー今日も無茶苦茶楽しかった。

新橋ぶらぶら(草枕とランブルへ)

今日はお店のエアコンの調子が悪かったのでそれの対応。

どうやら、熱交換する際にファンが結露して、水がたまるらしいが、

その水を外に排出するポンプの穴が詰まるらしい。

原因としては、水垢がたまっているとのことで、清掃作業を行った。

 

8時から12時30分くらいまでお店で待機。

焙煎を行って、それでも時間が余ったので本を読んで待った。

無事に清掃を終えて、エアコン綺麗になりました。

エアコン

エアコン

また明日からいい感じの冷風でお客様を迎えられる。

なかなか手痛い出費であった。

 

それから、新橋まで出かけていく。

もうそういったらお分かりでしょうけど、まずはこの店。

「草枕」

草枕

草枕

昨日、草枕の相吉さんがお客様を紹介してくれて、喫茶いずみにお客さんが訪ねて来てくれたのでそのお礼に行く。

相変わらずダウンライトで素敵な店内。

訪ねてきてくれたお客さんの話題で談笑する。

コーヒーはお勧めのデミタス。

ブレンドを出してくれた。

相変わらず最初のモコモコ感があります。

泥の沼地からモコモコ出てくる感覚。

そして程よい苦味がふわぁーとくる感覚。

美味しかった。

香りは一瞬イエメン産のモカを深く焙煎した時の匂いかなぁと思って聞いてみたら、

エチオピアのレケンプティとのこと。

それと、マンデリンとメキシコとおっしゃっていた。

まだまだ修行が足りない。

 

そして、今日は新橋をブラブラ。

ちょっと雨が降りがちの暗めの街。

新橋ってどんなんかぁって思いながらブラブラ。

砂場

砂場

少し小腹が減ったので、たまにの贅沢で、もりそばを食べる。

少し細い感じの麺。

つけ汁はほんの少しだけ甘いほうに偏っている感じかな。

いやぁ美味しかった。

蕎麦湯まで堪能。

ふげぇーいいなぁ。

ホントはビールも飲みたいけど我慢我慢。

目の前に相席したサラリーマンが、急いでいるので注文早く出してくれみたいなことを帳場に言っていた。

そして、注文はたしかささみ天そば?

なんだかよくわかんないけど、そういう時はもりそばにすれば早いのでは?と思った。

まぁサラリーマンは常に相反する論理というものを抱えて仕事をする一面もあるのだと思う。

ほとんど僕と同じに出てきたが、ネラネラゆっくりとその方は食べていた。

ブチョーか取引先にでも怒られたのかもしれない。

一応短い期間だが会社員をしていたこともあるので、この人の気持ちがよくわかる。

 

 

そんなカイシャインを癒す街が新橋なのだろうか。

どんな面が、新橋にあるのかなぁと雨が降って曇りがちの新橋をゆっくりゆっくりブラブラする。

まずは今新しく出来た虎ノ門ヒルズ。

写真にパチリ。

虎ノ門ヒルズ

虎ノ門ヒルズ

 

こちら側からだとそこまでいい写真ではないかなぁ。

もうちっとこれについては研究する必要がある。

この建築の形とか建っている地形の感じでは断然六本木ヒルズのほうが好みです。

(参考写真)

六本木ヒルズ

六本木ヒルズ

 

 

こんどゆっくり訪れて見よう。

今日は中には入らず、新橋をブラブラ。

路地を見つけた。

新橋 路地

新橋 路地

こんなイメージが僕の新橋。

なんかこういう店がぐちゃぐちゃあるというか・・・

お か め

お か め

 

あと、この古く経年変化した壁の感じ。

経年変化な壁

経年変化な壁

何屋かわかりません。そういうところがいい。

そして雑居ビルに挟まれた空間。

都心にありがち隙間空間

都心にありがち隙間空間

 

こういうの見るとトウキョーらしいなぁと個人的には思います。

なんか灰色なんすよね。

まぁ今日の空模様の影響がでかいですけど、自然とこういうものと同調してくる。

ブラリブラリして。

こんな居酒屋。

灰色な居酒屋

灰色な居酒屋

 

灰色っす。

ミヒャエルエンデの「モモ」の灰色い人を連想する色使い。

(お店の感じとかでなく、そのこの撮影された写真の印象の意味合いです。念のため)

 

そして一度も来たことがない烏森神社。

結構建築が近代的。

この鳥居。

烏森神社 鳥居

烏森神社 鳥居

近代的っす。

そして、このお社。

烏森神社 お社

烏森神社 お社

近代的。

こういうのも悪くないなぁと思います。

小ぶりで、都会の真ん中にあって。

参拝者の感じから愛されているんだなぁって思いました。

 

まぁ新橋は近代的なビルもボコボコ建っていて、

汐留シティセンタービルと会社員の癒しどころ。ニュー新橋ビルディングを。

ニュー新橋ビルの壁面の編み込み感と汐留シティセンタービルの青い感じがいいなぁと思う。

汐留シティビルとニュー新橋ビル

汐留シティビルとニュー新橋ビル

 

さらに場所をガード伝いに歩いて、

汐留シティセンタービルと日テレビルと、電線のコラボ。

電線ゴチョゴチョ

電線ゴチョゴチョ

もうちょいゴチョゴチョ感がほしいが、今の僕ではこれがいいところかなぁ。

 

あと灰色の新橋を代表するものとして、こんな感じとか・・・

換気扇口と窓

換気扇口と窓

なんだか独自の世界を展開してしまった。

写真家だと自分の感じをもっと的確に表現できるのだろうけど、こんなところかなぁ。

 

そして、高校時代からとーーーってもお世話になっている化学の女史と待ち合わせしてランブルへ。

来週盛岡へ合宿へいくので、今日は絶対に行こうと決めたので付き合っていただいた。

2014.7.7 ランブル

2014.7.7 ランブル

 

うちの店で話題にしていたランブルのコーヒーゼリー。

一体全体どんなものか・・・

食べてみないとと一度思ってた。

ひとりで来ると、瞑想モードでコーヒーを飲んでしまうので、良い機会だった。

あとプリンも注文。

自分のコーヒーはエキストラ モカ。(イブラヒムモカなかった残念)

エキストラモカ。

うーーーんやっぱりいい。

ノスタルジィな酸味感。

ふーーーーーっと最後まで。

決して強すぎるというわけではなく。

それに香りが絡まってくる。

で、コーヒーゼリー。

う、うめぇっす。

口どけが柔らかい。かといってグジュグジュでもない。

そこまで苦味が支配していなく。適度な感じ。

おいちぃです。

これが口に入っていて、モカを飲むと正直、味の判別ができないっす。

やっぱり僕自身は何も食べないほうがコーヒーの味がわかる。

あとプリンも。

プリンもシックな感じ。

美味しい。抑えていて卵とカラメルの感じ。

モカを飲んで。

うーーーん細かい味わい判別できねぇーー。

 

で、まぁ化学女史と今月末にやるOB会の話題で盛り上がる。

ちょっと騒ぎすぎました。すみません。ランブルで。

 

そしてもう一杯。

スマトラのデミタス。

いやぁ。これはすげぇ。

苦味に香りがピッタリ寄り添っている感覚。

またギルドコーヒーのものとも違う。

ランブルのコーヒーを飲んで良く連想するのは、スペクトル。

綺麗なノイズのないスペクトルを連想する。

レーザービームのような感覚。

綺麗っす。

しっかりと、スパイシーな土臭い感じがでていた。

あぁ美味しかった。

そしてランブルを後にして、まだ話が尽きないので先ほどの散歩で気になった焼き鳥屋さんへ。

鳥

烏森神社のすぐそば。

「鳥」って・・・

素敵。

この暖簾の感じイイです。

これを見てかーーーなり以前のあやふやな記憶では、ニュー新橋ビルの向かいにあった、

焼き鳥屋に似ているなぁって思った。

そこは汚い店なんだけど、お通しのおしんこが潔く。あとあんましメニューがない。

そして〆の鶏スープがすこぶる美味しい。

いつも近くを通ると探すけど、もうあれは幻想だったのかな・・・と最近は思ってました。

 

で、店の外から人影が見えたので満席かなぁと話していると、お兄さんが小窓開けて大丈夫ですよーーって。

それで入りました。

お店のおしんこの感じで、あの店の感じだと思いました。

カウンターの中にいた年嵩のおじさんに聞いてみると、「つるとり?とりつる?(たしかそういったような)ですかね」

「わたしもそこで働いていたんですよ」

あーーやっぱり。

焼き鳥美味しかったです。潔くて。

シイタケも美味しかった。

鶏皮炒めもポン酢が効いていて、そんなにしつこくなく。

そして最後の〆の鶏スープ。

こりゃぁ完璧でした。

スダチかなぁなんかかんきつの香りもちょっとして。

しっかりコクがあるけどしつこくない。

あの、ニュー新橋ビルの向かいにあった記憶のかなたの焼き鳥屋さんが今目の前に復活したなぁって思いました。

美味しい焼き鳥とゆるい会話でもりあがりとても楽しかった。

よし。来週は盛岡合宿。頑張ってきます。

そして海の日の21日(月)は特別営業。

なわけで、28日(月)まで実質お休みなしです。

ブログの更新はおそらく不定期になるので、そこらへんは勘弁してください。

たぶん、盛岡へ行って帰ってきてぼちぼち更新。

21日(月)はネタがないので更新はないと思います。

今日は歩数稼ぎしなくて12000歩。もうちっと歩こう。

あーーー今日も面白かった。

長者ヶ崎へ行った日

コーヒーファンの皆様申し訳ありません。

今日は一切コーヒーネタないんです。

それでもまぁ付き合っていただけると嬉しいです。

 

今日は神奈川県の葉山のそばにある長者ヶ崎へ行ってきました。

たまにはコーヒーを抜きでブラブラしたいなぁと思ってました。

はい。

そんなわけで、京急電車の新逗子へ到着。

新逗子駅

新逗子駅

 

三浦半島をめぐるときは一日乗車パスがあるのでそれがお勧めだ。

エリア内の京急線と京急バスが乗り放題で、品川からだと1970円だ。

新逗子から京急バスに乗車。

まずは、海辺の良い神社があると聞いたので、途中下車。

「森戸神社」

森戸神社

森戸神社

バスを降りたら潮の香り。しかもフレッシュな感じの香りですがすがしい。

海辺の神社って来たことないかもなぁーと境内を散策してお参りする。

まずは、この看板が謎すぎるのです。

アメーバのような不思議地図

アメーバのような不思議地図

僕はこの辺の土地勘がないので、現在地が全くわからないのと、

なんかアメーバ―がびしゃーっと広がった感じの地形図。

ふげぇ。ツボっす。

健康のためあなたもあるいて見ませんか。。。はいそうします(従順)

ってなってしまう。

現在地がどうなっているのかわからないまま、立て看板を後にした。

境内を散策すると、境内の松のうねり具合がイイ!!

 

うねり松

うねり松

 

 

そして、境内の裏のホントのお参りスポットらしい。

こっちがホント いい雰囲気

こっちがホント いい雰囲気

もうこの鳥居の感じがすでにいい感じっす。

ちょっと登るとこんな祠。

海辺の祠

海辺の祠

その後ろにはこれまた良い槇?の木が・・・

なんでも樹齢は800年あるとされ、海岸に張り出して生えているのは全国でも珍しいらしい。

こんなかんじや、

飛柏槇

飛柏槇

こんなかんじ。

飛柏槇2

飛柏槇2

迫力があるです。

ここから海をのぞくとGOOD。

木の間からの海

木の間からの海

そして、千貫松。

千貫松

千貫松

海の岩の松。

素敵です。

 

神社をあとにしてブラブラ。

海辺の標識。

海岸の標識

海岸の標識

 

バス停でバスを待つ間の民家。

こういう風に背後に山がある感じ。

バス亭の民家

バス亭の民家

 

 

バスで葉山まで行ってそこからさらに、長者ヶ崎へ行くバスへ乗り換える。

 

葉山

葉山

そして、長者ヶ崎へ到着。

ブラブラ海岸へ降りていく。

今日は少し曇り気味なんでこんな感じの写真がギリギリのところ。

長者ヶ崎

長者ヶ崎

 

で、長者ヶ崎みて振り返るとさ・・・

こんもりお山

こんもりお山

ほら、山が見えるんです。

こんもりとした山が大好き。

もう少し長者ヶ崎に近づいて・・・

長者ヶ崎

長者ヶ崎

 

もう一度振り返って・・・・

こんもりお山

こんもりお山

 

いい時間なんで、ここへ。

「見晴し日本一 味一番 池沢物産店」

池沢物産店

池沢物産店

海の家のようなところ。

こんな感じ。

昭和な店内

昭和な店内

飾り気のないテーブルに、ガラス窓。

いいなぁ。

ホッコリする。

 

ラーメンを食べた。

まったく飾り気のないラーメン。

素直にうまかった。

そりゃあ、この近くに「葉山ホテル音羽ノ森」というちょーーいいところがあるんですけど、

どちらかというとこういう土産物屋を楽しむ人間なのかもしれない。

この風景。

葉山を眺めて・・・

葉山を眺めて・・・

 

正直うたい文句通りじゃないかもしれない。

電線がとおってしまったし。

 

海は穏やかで優しくてよかった。

ただただ海

ただただ海

ラーメンすすってぼわぁーーーっと海を見つめていた。

また何年かした時もここに来るだろう。

そして必ずこの土産物屋に立ち寄ると思う。

6年ぐらい前にここに来たときは、無理してコーヒーを飲んだ記憶がある。

また変わらない時間があるといいなぁと勝手に思ってます。

そして、実は件の「葉山ホテル音ノ羽」にも行ってみた。

ホテルへ登るアプローチからさっきの岬をみる。

長者ヶ崎 遠景

長者ヶ崎 遠景

さっきの土産もの屋と岬のバランスがよくとても素敵。

 

もう一枚。

恐竜のしっぽのような岬

恐竜のしっぽのような岬

長者ヶ崎。

そして、ホテルへ入ろうとしたら様子がおかしい。

なんとテレビロケで全館貸切状態だった。

もう少し写真をとってホテルを後にした。

こっそり写真撮った

こっそり写真撮った

そして、全く知らない場所を開拓しようと佐島マリーナなる場所へバスで行ったが収穫物がなく。

こんな写真をパチリ。

佐島マリーナ付近

佐島マリーナ付近

バスを一時間待ったらもうそろそろいい時間だったので、家に帰った。

 

最後におまけ。

何年か前に行った時の写真。

長者の岬 逆光

長者の岬 逆光

 

 

今日はぜんぜん歩かなくて10000歩。

潮風に本気で癒される一日。

あーーーーすごく良かった。

葉山や三浦半島はなかなか面白いところ。

これで恐ろしいコーヒー店があればもっと来ているかも・・・

でも、池沢物産展(さっきの土産物屋)で十分かな・・・

楽しかったなぁー

地元散歩から、ジェームス・フリードマンお気に入りの店から始まるコーヒーツアー(渋谷からのダフニ)

常連の皆さんには予告してましたが渋谷のあの店へ行ってきました。

それまでの前置きもお付き合いください・・・・

 

今日は、まぁ盛りだくさんなんですが、まずは例によって9時の昼ごはん。

親切な方にラムしゃぶ用の肉をいただいたので、それをふんだんに使ってラム肉盛りラーメン。

ラム肉盛りラーメン

ラム肉盛りラーメン

 

麺とスープはインスタント。

これでもラムの感じがしっかりしてラム肉好きの僕としては大満足っす。

スープから作ると大変美味しいですけどね・・・(本格ラムラーメンの作り方 以前の記事参照)

 

そして、コーヒー店巡りの前に地元ネタを一つ。

お客様の情報ですが丸山の市民の森近くに、個人でやっているパン屋さんができたとの情報。

持ち帰るのとイートインもあるそうで行ってみる。

時間にはまだ早かったので、さらに丸山グリーンハイツの奥にあるという謎のうどん店の調査にも・・・

これは結局わからなかったのですが、後で場所はパン屋さんに聞いたらわかりましたのでそのうちに行こうかなと思う。

 

まだ時間があるので、久々に「丸山市民の森」を散策。

丸山市民の森

丸山市民の森

湿った感じの雑木林。

光の具合が良い。

程よく湿った空気で癒される。

雑木林

雑木林

緑に萌えている。

 

見上げるとこういう暗ーーーい感じとか。

見上げて

見上げて

 

思わず遊んで一時間ぐらい滞在したくなりそうだったが、今日は完全に予定が盛りだくさんなんで、

早々と引き揚げた。

 

そして、はいここです。

「ここ和」

(月・火・水 11:00~16:00 ※祝日はお休みです)

ここ和

ここ和

地元の人だと、馬込沢駅から徒歩10分。

丸山商店街をずーーーーと歩いて、山道という地元民ご用達のとんかつ屋さんの向かいの坂道を上がったところ。

(行きたい人は僕に聞きに来てください)

 

今日は僕はイートインで行きました。

コーヒーと店内のパンをいただく。

惣菜系のパンが多かったが、何にも入ってないパンを選択。

ふわっとしていて、優しい小麦や酵母の感じが広がる。

そこまで個性のあるものではないけど、あーーー優しい味わいだなぁって感じる。

手作り感があり毎日食べても飽きないんじゃないかなぁって思う。

最後にオリーブオイルをつけたらこれまた美味しかった。

かーーなり調和していました。

 

食パンや、このような大きめのパンも販売しています。

ここ和

ここ和

コーヒーは豆の選定を悩んでおられたが、良い濃度でしっかり抽出されていた。

 

そして、今日は僕が大学時代にアルバイトしていたチェーン店系の喫茶店のマスターであるミスターMとコーヒー巡り。

渋谷のハチ公口で待ち合わせ。

 

渋谷に来たのでオカモトタローを拝みに行く。

「明日の神話」

原爆の悲惨

原爆の悲惨

いつみても良い。

柱がとても邪魔だけどしょうがない。

作品の左側のこの部分に今日は惹かれた。

明日の神話 左側

明日の神話 左側

 

色使いや混沌とした部分。

しばらく見入っている。

あんまり見ていて時間に遅れては悪いので、やめにしてハチ公口でミスターMを迎える。

僕はミスターMのお父さんのお店で大学時代にずーーっとアルバイトしてコーヒーに目覚めたわけで、

その時はミスターMとは一緒に仕事をしたことがなかった。

それがこのように、一緒にコーヒー店巡りができるってすごく嬉しいし楽しい、ミスターMに感謝です。

じゃーーーきました。

お約束のコノ店!!!!

「茶亭 羽富」

羽富

羽富

 

なんでこの店かというと、「ブルータス(2014 6/15号 喫茶店好き)」を見てほしい。

今年の10月にアメリカでサードウェーブの流れを作ったとされる、ブルーボトルというコーヒー店が日本に上陸する。

この創設者であるジェームス・フリードマンの特集記事がある。

お気に入りとされている、コーヒー店にこの羽富が挙げられていて、インタビュー記事がある。

ミーハーというか、彼の風を感じるために、そこへ行ってきた。

店内が比較的混んでいたのでフリードマンスタイルで席に座れず・・・

 

彼と同じ席で、写真に写っているようにはできなかったが、ブルータスの写真の通りの空間がそこにはあった。

オールドビーンズの楡(デミタス)を注文。

キャーキャー言いながら写真を撮る。

楡

 

苦くパンチのある感覚。

3口目あたりで、ほんのほんのわずか。口に入った瞬間。

一瞬大坊珈琲店のモカっぽい感じがあったかも・・・って感じだがあとは苦くてパンチの利いたコーヒー。

一緒に行ったミスターMは普段はもっと空いている感じだけど、ブルータス効果かなぁといっていた。

ぐいぐい飲んで後にする。

 

店を出るときに気が付いたが、一度ここに来たことがあったかも・・・・って淡い記憶。

忘れていることもあるのだなと思った。場に保存される記憶みたいな・・・

 

そして、ミスターMが変わったエスプレッソ飲めるよと教えてくれたのが・・・

「CAFE KITUNE」

キツネコーヒー

キツネコーヒー

 

キツネコーヒー。

ミスターMによればエスプレッソなんだけど、マシン自体に蒸らし機能があってタンピングをしない抽出をするものが飲める。

しかもわりと美味しいらしい。

抽出の様子をカブリつきで見る。

「え、ちょっと粉をタンピングしてなかったですか?」

「あー押してるね」

グラインダーの脇についているところで軽くならす程度だが。

そして、抽出。

ホルダーの上部についたところのレバーを操作している。

一瞬聞いた説明ではわからないような感じで、なんか蒸らす機構があるらしい。

はい。これ。

キツネ

キツネ

エスプレッソ。明るい。

一口目は重みではなく、明るく抜けがある感じ。

これがあんまりタンピングしない感じなのねぇーーー。

サード系らしい酸味。

二口目から三口目ではトマト感。からモサットしてくる。

わりと美味しかった。

刺激に満ちていなく、美味しいなぁーってうちに終わる感じ。

さっと店からでる。

オタクぶりをミスターMと発揮して鋭い質問してしまったが面白かった。

ひとりで行くのも面白いが、こういうオタク的なミスターMと一緒に行くとなお面白い。

 

そしてさらに、ミスターMが気になっていたという、

「COFFEEHOUSE NISHIYA」

ニシヤコーヒー

ニシヤコーヒー

 

どうもアレンジメント系がイイらしい。

ペースが速い感じでグイグイ来たので、アレンジメントいいっす。

ミスターMはエスプレッソバナナシェケラータを

僕はエスプレッソシェケラータを

エスプレッソシェケラータ

エスプレッソシェケラータ

いやー優しい。今の僕に・・・

サードっぽい酸味のある味わい。

こういう酸味のあるコーヒーにお砂糖を入れた冷たいコーヒーは非常に美味だと思う。

店員さんの接客がものすごく良い感じ。

べたっとしないけどしっかり、見られていて。

とても好印象です。

最後のほうで、コーヒーじゃない酸味があって、聞いてみるとどうもコアントローを少し入れているらしい。

酸味の感じでつながりがあって、味覚構成がいやーいいなーーって思う。

しかも飲んでいて比重の関係か知らないが、最後のほうでコーヒーと交わって出てくる。完璧っす。

そして最後に泡が残るので、ソレをミルクで流すように飲んでくださいって・・・

うーーーカフェオレの味。

一杯でイロイロ楽しめて最高。

ミスターMも非常に良い感じだったねぇーって。

店も明るく、適度に狭く、サイドメニューもあって。

かーーーなりカフェとしていいところだと思いました。おすすめっす。

 

そうして、最後にここ。

「ダフニ」

ダフニ

ダフニ

喫茶いずみを開店してから一度も訪れていなかった。

会社勤めしているころは、田町に大きなお取引先が2つあり良く来ていたので、休憩がてら寄っていた。

久々なんで、道の筋を忘れていた。

でもすぐに見つかり。

 

モカを注文。

ふげぇーーーーいいっす。

やっぱりいいっす。

モカ

優しい甘い感じ。酸味は一切ない。

モカの要素はふんだんにあり完璧な感じ。

うめぇーーーーー

最後にここにきて良かった。

すっきりとして飲みやすいがしっかり感覚がある。

ピンポイントなコーヒー。

初めてここに来るミスターMは最初戸惑い気味だったが・・・

ミスターMも喜んでいる。

 

イエメン産のモカと言っていたが何なんだろう。

少しづつ会話していると桜井さんが乗ってきて、いろいろとお話しがうかがえる。

今回聞いて印象に残ったのは、師匠の襟立さんの教えではコーヒーを作るには心理学、芸術なんかを回りくどく勉強するということ。

そして、コーヒーの味を覚えるために、ブラジルならブラジルを浅いもの、中ぐらいのもの、深いもの。

これをしばらく。なんどもなんども飲まされる。

あるとき、違うものを出されると。

あ、これはブラジルではない味だ。

では違うコーヒーですね。

っていう訓練。

それを様々な種類を変えてやったそう。

ブラジルなら明確なこの味わいがブラジルです。

という教え方ではなく、まっさらな桜井さんにゼロから体で覚えさせるやり方。

襟立さんの思想にふれた。

あーーー来てよかった。

いい話を聞けた。

 

そして、やはりランブルの関口さんの話へ・・・・

年を取ると豆の見た目が暗くなる。

自然に味わいが酸味のほうに引っ張れることもあるのではと・・・

桜井さんも3時を過ぎると、焙煎が大変とおっしゃってた。

肉体が年を取った時の参考になった。

もっと桜井さんの千本ノックを受けていたかったが、時間が遅くなったのでお暇しました。

レジェンドに触れて豊かだった。

 

いやーーーーちょーーー楽しかった。

ミスターMさんどうもありがとうございます。またセッションしたいです。

今日は16000歩。

なかなか歩きました。