福岡遠征 コーヒーツアー

今回はスペシャル遠征!!

 

福岡へ行ってきました。

 

シルバーウィークの営業頑張った~

 

福岡と言えば・・・・・

 

・・・

 

・・・

 

そうですよね。

 

コーヒーラヴァーの皆さんはご存じだと思います。

 

知らない方も是非。

 

「珈琲美美」

 

が今回の目的地です。

 

そして他の有名なコーヒー店も訪れてきました。

 

1泊2日のコーヒーを巡る旅。

 

それではどうぞ・・・


 

 

◆◆◆

 

千葉から福岡へは、最近話題の格安航空の「JET STAR」が就航している。

 

旅費の軽減の為やっぱりLCCは強力な武器になる。

 

朝早い便を予約したので、3時30分に起きて、4時ころの出発。

 

電車の乗り継ぎの関係などで、搭乗のチェックインにギリギリになる。

 

「最終チェックインになりますーー」などとカウンターのお姉さんは言っていた。

飛行機 タラップ

飛行機 タラップ

 

ほげぇ危なかった。

 

久しぶりの飛行機なので、とてもとても緊張したのが、とても楽しかった。

 

天候も良くて、

 

ほら。

富士山!!

富士山!!

 

富士山がとてもきれい。

 

 

 

空からの眺めはとても素晴らしい。

空から

空から

 

 

以前オーストラリアへ行ったときに、空からの景色が珍しくて、ずーーーーーーーと窓から外を見ていたら、

 

トイレに入って鏡を見たときに目が赤くなっていたのを見て、

 

あーー高空は紫外線が強力なのだなぁと思ったことがある。

 

 

あーーーっという間に福岡へ。

 


 

 

まずは、大宰府。

 

「珈琲蘭館」

蘭館

蘭館

 

 

クラシカルな店内。

 

コーヒーを頼んで注文すると・・・

 

 

 

がらん がんら がらん

 

どどどどーーーもごごごごご

 

 

 

!!!!!!

 

聞き覚えのある音が・・・

 

 

リードミル。

 

ここにもか!!!!

 

しかもおそらく「RG05」

 

3段カッターのもの。

 

 

そういや、ずいぶん以前にお話しした時に、RG05を蘭館って大阪の蘭館と勘違いしていたけど、

 

こっちに納品していたのか・・・

 

 

機械が動いているのは初めて見た。

 

 

 

さてさて肝心のコーヒー。

 

期待が無茶苦茶高まる。

 

 

イブラヒムモカ。

 

バニーマタルをここでは飲みました。

 

 

イブラヒムモカ。

 

深煎りで苦い感覚。

ネルドリップで軽やかに抽出しており、ニガーーーーホワァーーーーーって抜けていく感覚。

この印象は最初から最後まで変わりませんでした。

 

 

そしてバニーマタル。

 

これは良かった。

 

脳みそには激しく来ないのですが、バニーマタルで飲みたい感じの要素がホワァって入っている。

個人的には、干しブドウの皮や酸味の部分を思わせる感じがある。

そして、意外に煎りが深いな(自分のものに比べると)と感じさせるような煎り止め。

抑制された酸味に苦味があって・・・良かったなぁ。

 

 

そしてエスプレッソも注文。

 

田原さんに注文したら何回か作り直しをしていた。

 

 

以前、リードミルを制作している井上社長が

 

「3段カッターのRG05は(蘭館にある)エスプレッソもできるだでや」

 

と言っていて、こほぉー、とうとうここで飲めるかと思って注文した。

 

 

 

ところが!!!ディッティング。脇に置いてあった違うミルで・・・

 

 

ほぇん。

 

 

酸味を重点に置いた今風のエスプレッソであった。

 

 

朝ごはんがものすごく速かったので、トーストと卵サンドをここでいただきましたが、

 

大変美味しかったです。

 

 


 

 

「そして、大宰府へお参り。」

 

高校の修学旅行ぶりだ。

 

中秋節で中国人団体客が無茶苦茶多かったです。

 

グイグイ写真を撮りまくっている。

 

手水舎の水盤が魅力的です。

大宰府 手水舎

大宰府 手水舎

 

 

それから広々とした境内。

大宰府 境内

大宰府 境内

 

とてもよかった。

 

コーヒーの上達を祈願しました。

 

 

 

さらに、樹齢1000年を超えるともいわれる「大楠(くす)」が素敵だった。

大楠 大宰府

大楠 大宰府

生命力を感じますねぇ。

 

 

 

境内裏手の水が流れている場所で、団体客から離れて休憩したらいい景色であった。

大宰府 裏手

大宰府 裏手

 

 

 


 

 

それから、喫茶いずみの常連さんが先日福岡へ、チョコレートの旅をした際に、大宰府も行ったとのこと。

 

 

まわりの仏閣いいですよ~とのことで、寄り道。

 

「光明禅寺」

 

何も期待していなかったが、無茶苦茶良かった。

 

 

庭がすごく良かった。

苔の庭

苔の庭

 

 

無茶苦茶イイ!!!!

 

あそこを見ていると、砂が水の流れの感じを表現しており、

 

そこにポコポコ島があるって書くと単純でわかりやすいのだけど、無茶苦茶作りこまれている感じがある。

岩が苔むす

岩が苔むす

 

視線が自然に留まるところに味わいがあり、奥深い。

苔、木、岩 

苔、木、岩

 

縁側の様々な角度から見ても、味わえるように、視線の導きが計算されているように、

 

枯山水によくある砂の流れがそこにはあった。

 

いやぁ。

 

 

ぜひぜひ、大宰府へいったらここへも訪れてほしい。

 

ここの庭は一見です!!!!


 

 

 

それから、大宰府から西鉄へ。

 

なんとここでは、先頭車両に。

 

しかも運転席の後ろにシートが設けられており、鉄ちゃん気分。

 

 

本当の鉄道マニアに、軽蔑されそうだが、意味も分からず激写。

 

 

カァブ。

西鉄 カァブ

西鉄 カァブ

 

 

ポイント!!!

ポイント!!

ポイント!!

 

 

 

 

鉄道オタクではないので、画像の構図が著しく低下しております。(笑)

 

先頭車両で鉄オタごっこを楽しみました。

 

カァブのホォム!!!

カァブのホーム

カァブのホーム

 

 

 

そしてすれ違う列車!!!

対向列車

対向列車

 

 

 

 

更に自撮り!!!

自撮り!!(笑)

自撮り!!(笑)

 

 

笑顔!!

 

 

最高に楽しい!!!

 

 

ぐふふふふ。無茶苦茶たのしぃーーーーーーーーーーーー

 

 

失礼しました。

 

 

マジメに西鉄に乗り換えて、

西鉄ブルー!!

西鉄ブルー!!

西鉄ブルーが綺麗です。


 

 

 

 

 

そして2件目。

 

「手音」

(あとで知りましたが美美で修行されていたとのこと

 

入った瞬間、物静かだった。

手音 カウンター

手音 カウンター

 

 

この人。コーヒーやっている人だ!!って感じのマスター。

 

 

豆をお盆に出して、何粒か取り分けて、ミルへ・・・

 

 

それから、もう一度。

 

ネルドリップは独特で、割とサイドに重点がおかれ、最後に中心へ行く感じの抽出。

 

 

静かに見ていたら、キースジャレットのケルンコンサートが・・・ものすごく小さい音量で聞こえる。

 

 

くぅぅぅ。

 

いい。

 

お店の感じに大坊珈琲の佇まいを感じた。

 

 

 

ブラジル。

 

 

けっこう深煎り。

かすかに、ブラジルのコーヒーに感じる、日向のような乾いた香りの気配。

苦味の骨格がしっかり貫かれていて、クラゲのようにフワフワしてくる。

大坊珈琲のそれでもなく、トラムのそれでもなく、ワゾーの苦いコーヒーにあるものでも、

草枕のものでもない。

しっかりとこのお店の感じがあってすごかった。

 

 

コスタリカ。

 

 

これはさらに重厚。

苦味が太く厚い。形的には丸く丸く。余韻がフワフワしてくる。

さっきのクラゲのフワフワ感がある。

 

 

さっきの大坊珈琲の感じがあるっす。と話をしたら、なんと自身の修行されていた美美と

 

大坊珈琲の感じの中間を目指そうとしているとのこと。

 

焙煎も手回しロースターで25分程度(2015年9月の話では)

 

 

美美の森光氏が修行していた、吉祥寺 もか のコーヒーも飲んだことがあるというので、

 

グイグイ話を聞いてしまった。

 

柔らかい感じのコーヒーと言っていました。

 

今や伝説になろうとしている人のコーヒーの話を生で聞けてうれしかった。

 

そして、

 

玄 というブレンドのデミタスを。

 

 

さっきより、いろんな感じの苦味が混じっており、案外柔らかい。

デミタスなんで重厚ではありしっかりしつつ柔らかい感じだ。

苦味と甘い感じの香りが来て、もおんわぁと広がっていく。

感じとしては、草枕のデミタスをもっと骨格をしっかりさせて、

最後はなんか、もんわぁ~と独特な感覚を残して終わっていく。

感覚で終わる感じがある店のコーヒーっぽい感じ。

いろんなお店のたとえを出したけど、“手音”独自のものを創り出している。

 

 

無茶苦茶良かった。

 

ありがとうございます。

手音 

手音

 


それから、ものすごく歩いてヘトヘトになりながらたどりついた、

 

「かろのうろん」

かろのうろん

かろのうろん

 

昼食をここでとろうと思ったのですが、予定が全然。

 

寄り道が長く、5時近くに・・・

 

 

かろのうろん・・・って変な名前ですけど、「角のうどん」ということらしい。

 

ごぼうの天ぷらうどん。

 

腹が減りすぎていたのと、コーヒー飲んだ後はなんだかショッパイものが美味しく感じる効果で

 

ガムシャラに美味しかった。

 

あっさりとしたスープ。

 

讃岐うどんではない。柔らかいうどん。

 

ごぼうの天ぷら。

 

 

完璧でした。

 

 

福岡のうどんは食べたほうが良いといわれたが本当にそうであった。


 

 

 

猫に招かれていった、櫛田神社。

櫛田神社

櫛田神社

 

 

ここもなかなか良かった。

 

僕的な見どころは境内の不老長寿のお水。

 

ここのお水。

 

ショッパイ!!

 

しかもしっかり鉄分を含んでいます。

 

ぜひぜひ、福岡のコーヒー巡りついでに、ココの霊水もティスティングしてみてね~


 

 

 

 

 

それから、ものすごくお腹が空いていたので、モツ鍋のお店。

 

「川端」

川端

川端

 

 

 

本場のモツ鍋

 

美味しいです。

 

脂身がとろける感じで柔らかく、臭みが全くない。

むしろ肉っぽい感じすらある。

 

それが、ニンニクの利いたスープと相まって大変美味しい。

 

鍋のキャベツもなかなか良い味を出していた。

 

 

満腹で一日めを終了。


 

 

 

 

2日目。

 

今日は目的の「美美」へ・・・

 

 

腹ごしらえで、近くのパン屋さんへいった。

朝食のパン

朝食のパン

 

グイグイパンが美味しかった。

 

中でも驚いたのが、フレンチトースト。

 

しっかりプリン見たくなっていて、今までこのようなものを食べたことがなく驚いた。

 

フレンチトーストって、もっとパンじゃないの?と思ったらもっとプリンのようなものまであった。


 

 

そしてけやき通り。

けやき通り

けやき通り

 

マンションが立ち並び、しっとりしている感じ。

 

すごく落ち着いていて良い。

 

 

美美の開店時間までまだあるので、護国神社をみて、

護国神社

護国神社

 

 

福岡城址公園で遊ぶ。

 

遠くを見渡せて大変気持ちが良い。

天守閣 跡から・・・

天守閣 跡から・・・

 

 

黒田官兵衛のお城らしい。

 

見事な石垣だ。

石垣のシルエット

石垣のシルエット

 

 

今ではすっかり草木に覆われていた。

福岡城址 石垣

福岡城址 石垣

 

 

そして、時間になりました。


 

 

 

「美美」

 

今回の旅の目的!!!

美美

美美

 

 

森光氏の抽出で、モカ ハラール デミタス。

 

 

抽出している様子が、全く力が入っておらず、本当に物語に出てくるような仙人を連想させる。

 

山水画から湧き出ているような水をそのままコーヒーに注いで、コーヒーが抽出されてくるような感覚。

 

歳を取ったらこのような境地になれるのだろうか・・・・

 

さて。 モカハラ―ル。

 

1、2、3口目あたりがピーク。

フワーーーっと苦味のカーテンをまとっていながら、ハラ―ルのお花畑にあるような感じの要素を感じさせる。

そして、3口目あたりで、来ました。

フワァーって清涼感。

一般的な言葉でいうとマスキングっていうのだろうか。

舌の味蕾が埋まって、一つの味わいを形成するとでもいうのか・・・

清涼な“場”が出てきました。

でました。美美!!って感じです。

 

 

そして、森光氏が階下に降りていき、今度は森光氏の奥さんの抽出で、

 

 

ムニールモカ デミタス。

 

 

要素がすごく感じる。

もがーーーという感覚。

これはトーストの香ばしいところを、うんと濃縮した感覚を感じました。

清涼感の出現はほとんど感じられなかった。

やはり森光氏本人でなければだめなのか・・・

もしくはムニールはこちらのような味わいの要素が強い感覚なのか・・・

ほとんど無口で真剣にコーヒーを飲みました。

ここに来られてホントに良かったです。

 

 

しっかりコーヒーの系譜を見ることができました。

 

 

ありがとうございます!!

 

 

それから、美美から最寄の駅へ行く途中の、博多のとんこつラーメンを・・・

とんこつラーメン

とんこつラーメン

 

 

美味しかったです。

 

 

無事に戻ってきました。

 

28日18000歩

 

29日14000歩

 

1泊2日という短い時間でのコーヒー探索だったが、大変実りのある旅行であった。

 

 

東の関口

 

西の襟立

 

西の襟立の系譜を巡ることができました!!!!!

 

コーヒー精進していきます!!!!

今回の旅は様々な方の情報で大変に良い遠征ができました。

(福岡から転勤でこちらへきたMさん、コーヒーラヴァーのNさん、僕の家の近くのSさんの旦那さん、

福岡に詳しいSさん、チョコレート好きなGさん)ありがとうございます!!