新橋→赤坂→青山一丁目→信濃町

今日はまた東京散歩をしてきました。

コースはJR新橋→赤坂→青山一丁目→JR信濃町駅というコースです。
今日のチェックポイントは3つ。

①1月3日にも行った「宮越屋珈琲 東京本店」でコーヒーを飲む。

②赤坂の謎のサイフォンで淹れたコーヒー店を探し出し味を調べる。

青山一丁目の寛永堂の黒豆茶を購入する。

これらをクリアできるようにお散歩をした。
まぁウォークラリーみたいなもんです。

 

まずJR新橋駅で下車。

新橋駅から程近い「宮越屋珈琲 東京本店」

宮越屋珈琲 東京本店

宮越屋珈琲 東京本店

先日行ったのになぜまた行ったのかというと、単純にやるなぁーって思ったからです。

そして、カフェ・ド・ランブルも1月8日からの営業だからなんです。

今日はブラジルをデミタスで飲む。
1杯850円

まぁ高めだがかなり美味しいです。

昔系のネルドリップの濃い目だけど、しっかり切れがあり嫌な雑味がないコーヒー。

小豆のような酸味をはっきり感じる。

味の系統でいうなら、

阿佐ヶ谷の「カフェ・ドゥ・ワゾー」や千葉県柏の「ストリームヴァレー」なんかを思い起こさせる。

コノ味で多店舗展開しているので、なかなか侮れないです。

正直ちょっといやだぁーこんなに良いレベルで・・・って思うぐらい。

また、前回も書きましたけどわりと入りやすい雰囲気です。

だからあんまりコーヒー詳しくない人を連れて行っても良いかもしれないです。

すぐ近くのカフェ・ド・ランブルはヤッパリコーヒーが少しは分かる人でないと難しいと思う。

 

 

それから新橋を後にして、赤坂へ向かいます。

チェックポイント②はお客さんに聞いた。

店の名前や地図をバッチリ聞いたはずだったのだが・・・人間というのはいい加減なもので忘れてしまった。

なんでも赤坂の(お客さんが勤める)会社の近くにあり以前から気になっていたそう。

それでマスターも行ってくださいよ、と「あぁー行きますよー」っていって店の場所も確認したんだけどなぁー

今の記憶はまず

・店の名前が漢字で3文字

・サイフォンでコーヒーを淹れる

この2点で探そうというものだ。

実は家で事前にネットで調べたが、該当する店がなかった。

まぁ探してみてなければ縁がないということです。

大体の場所は、溜池の交差点を頂点に外堀通り、赤坂通り、六本木通りに囲まれた範囲内の大体500m四方の地域。

わかんないのでローラー作戦!!

溜池の交差点から捜査開始。

意外に20分くらい隈なく歩くと簡単に見つかった。

・店の名が漢字で3文字

・サイフォン

コレだとピンと閃くものがあった。コレしかない!!

看板はこれだ!!

弾豆実 はずみ

弾豆実 はずみ

コノ店でよろしかったでしょうか?お客様???

もう昔っからの店という雰囲気です。

店内もアメリカのオールディーズがかかっていた。

メニューをチラ見してブラジルを注文。

出てきたコーヒーはかなり薄めのタイプのコーヒーでポットにもう一杯分ついてくる。

ほうじ茶のような味わいだった。

メニューのストレートコーヒーのリストからたぶんキャラバンコーヒー系だろうと思った。

まぁ昔の喫茶店の雰囲気に浸りたい人はどうぞ。

なんか「いらっしゃいませー」の発声が昭和のにおいプンプンでニヤニヤしてしまった。

 

場所はこの連れ込み宿「シャンティー赤坂」のスグそばです。

このシャンティー赤坂の建物はとても好きだわーと思う。

ホテル シャンティー 赤坂 西洋のお城を模したつくり。キャンティーじゃないのよ

ホテル シャンティー 赤坂 西洋のお城を模したつくり。キャンティーじゃないのよ

模造だ。

HPによると内部は純和風なつくりの部屋があるらしく、作り手のセンスを感じる。

外観は完全に模造。極東の寂しさを感じる。

ヨーロッパの人はどう感じるのだろう。

逆にヨーロッパに日本のお城みたいな連れ込み宿があったら記念写真を撮りたいぐらい嬉しいけど・・・

「エドジョウ ホンマロ ザルツヴァイン」とかいって・・・

 

気をとりなおして、それからTBSの正門まで行く。

ここははじめてきたけど、正門左側に古い民家がある。

失礼かと思いながら写真を撮らせてもらった。

TBS正門左手の民家 赤坂の古い時代を髣髴とさせる。みんなの視線に入ってないだろうなぁー

TBS正門左手の民家 赤坂の古い時代を髣髴とさせる。みんなの視線に入ってないだろうなぁー

古い赤坂の一面を見たような気がした。

とてもTBSのそばとは思えない光景だ。

しっかり生活の臭いがした。

 

そして赤坂通りをミッドタウンの方へ歩いていくとお客さんに聞いたことのあるドイツパン屋を発見!!

ここだったのかぁー!!と勢い込んでハードなドイツパンを購入。

ドイツパン 「カーベーケージ」

カーベーケージのハードなパン

カーベーケージのハードなパン

美味しかったですよー。

しっかりとした生地で少し塩味もあり。

スーパーで売っている柔らかい食パンと違って、パンを食っている実感がある。

ウマシ!!

 

そして全然知らないところを歩こうと、赤坂小前交差点を青山通り方面へ入る。

そうすると。よいです。

ちょっとなぜか庶民的な感じなんです。

もちろん都会的な洗練された感じはあるのだけど、ホットするような空気がある。

面白い地区を見つけたなーと思った。

ほんの赤坂小学校の周辺の一角なんだけどいいです。赤坂7丁目。

ホットした雰囲気からこの「新坂」を登るといっぺん。

新坂 道標

新坂 道標

チョー高級低層マンション街という風情。

これはこれで良いです。

そして程なく国道246青山通りに突き当たる。

青山一丁目の交差点すぐの「寛永堂」で黒豆茶を購入した。

それから赤坂御用地の脇をぬけ、JR信濃町まで到着。

大体1万歩のコース。

良く歩いてとってもすがすがしい。

チェックポイントを全部クリアして、知らない赤坂7丁目坂下というホットした空間も見つけた。

なかなか良い散歩だったー♪ルンルン♪

2013年最初のコーヒー店めぐり・・・(宮越屋珈琲)

今日は新年早々、コーヒー店へ行ってきた。

コーヒー好きの友達が赴任先の石川県から東京に戻ってきているとのことだったので、

東京駅で待ち合わせする。

本来ならばコーヒー詣でにカフェ・ド・ランブルへ行きたいのだが新年は8日から営業。

また十一房も営業しているかと思ったけど、これも店の前まで行ったけど営業はしていなかった。

さすがにあかんのかぁーと思った。

ところが今日はネタがあるんです。

「しめぎモカ」があるとお客さんから聞いたのです。

「しめぎ」ってコーヒーの鬼といわれた、標交紀(しめぎ ゆきとし)さんの名を冠したコーヒー。

標さんは、以前このブログにも書いたけど、

カフェ・ド・ランブルの関口一郎氏

バッハの田口護氏

に並ぶ日本の偉大なるコーヒーマンだ。

もう当の標さんは鬼籍に入られてしまい、彼のコーヒーは飲むことが出来ない。

そんな標氏の名を冠した「しめぎモカ」。

それが新橋の「宮越屋珈琲」にあると聞いたので、ちょうど良い機会なので行ってきました。

場所は新橋駅近く。

 

とっても分かりやすい場所にある。

もしや超裏メニューなんじゃ????と不安だったが店員が差し出すメニューに「しめぎモカ」の名がありホッとする。

はいコレね。

しめぎモカ

しめぎモカ

ネルドリップで淹れられているしっかり目のコーヒー。

「しめぎもか」は酸味に縁取られて苦味、コクに裏打ちされた美味しいコーヒーであった。

ちゃんと抽出したときのイメージの焦点がしっかり結ばれているコーヒーだなと感じた。

また、どちらかというと古典的な味わいの系統でのネルドリップコーヒーだとも思った。

多店舗展開していてたいしたことないだろうと思っていたけど、全然違った。

わりと入りやすい感じの店構えですので、初心者の方はどうぞ・・・

今年最後のランブル詣で

今日は歳末なので、今年最後のランブル詣でに行ってきた。

相変わらずの外観です。

珈琲だけの店 ランブル

珈琲だけの店 ランブル

昼過ぎに行ったら結構混んでました。

流石コーヒーの総本山。

いつもはカウンターの左端(入り口に近い方)に座るのだが中央へ座る。

すると水道関係が良く見える。

おおー喫茶いずみで使ってる日本ガイシ製の「C1」が置いてあった。

同じ浄水器使っていたなんて嬉しい。

やっぱり選ぶとそれになるよなぁーって思う。

関口さんの本にはRO式(逆膜浸透式)浄水器を使用していると書かれているような気もするが・・・

コーヒーの抽出用とお冷用で分けているのかも知れない。

 

肝心のコーヒーは喫茶いずみにもある「イブラヒム モカ」を飲む。

イブラヒム モカとはイエメン産モカの銘柄でコーヒーを詳しい人なら一度は耳にした事のある名前だろう。

デミタスのストレートで飲む。

全然僕がやったのと違う。

なんでこの違いがでるの????

と半分訝りながら飲みました。

やはり焙煎時のガス種の違いからくる味の違いなのだろうか・・・
いろいろ検証しないとわからない。

それから苦味系の「セレベス トラジャ」と飲む。
しっかり独特の香りがありつつ苦すぎずコクがありキレもある。

苦味系ではものすごい差は感じにくいが、やっぱりどことなく違うようなものは感じる。
全くランブルと同じ味になってしまっても面白くないので自分の新しい境地を探そうとも思うが、
まだまだ力の差はあるように感じました。
技術を磨きつつ新境地を開いていこうかと思った。
帰りに小部屋を見ると関口さん(神)が座っていた。
ちょっと今日は良く見れた。
神は紺色のベストをお召しになられていた。

あまり直視すると心を惑わされそうだし、急に話しかけるのも何ていってよいのかわからない。
神の声は一度「ありがとうございました」と聞いた事があったか・・・

こうして今年のランブル詣では無事に終了した。

 

そして、まだ時間が早いのでお散歩することにした。
今日はまったくあてがないので、赤坂方面へとりあえず歩くことにした。
新橋を抜け、溜池山王をすぎTBS近くの通りへ

すると

「生きている珈琲 コヒア アラビカ」という看板が目に留まる。

コヒア アラビカ

コヒア アラビカ

これは知らない店だ。

なにか匂うので地下の店内へ。
店のマダムがメニューを差し出す。

ストレートコーヒーが1200円からだ。

うへぇ高い!!

この値段だと味の期待が持てる。

迷っているとマダムが、

「コーヒー好きですか?」と聞くので

「ハイ大好きです」と答える。

「じゃあーストロングブレンドが良いわよ」

「それでお願いします」

って飲んだ。

苦くコクがありキレもある美味しいコーヒー。

コーヒーよりもマダムの個性がキョーレツな感じ。

ストロングブレンドで1500円。

この値段だと、上野の「北山コーヒー」やコーヒーハンターの「ミ・カフェート」クラスだが、
この2店に比べるとコーヒーの個性が劣るような感じがするが、それはマダムのトーク料かな。
まぁ面白い店に入れてよかった。
それから、紀尾井坂まで歩き

上智大の脇を通って、四谷や市ヶ谷のボーエイチョウを一周して十分歩いて船橋まで帰った。

上智大 外壁

上智大外壁 シンプルだが気品があるように思う

木更津 ブラジル屋へ行く

木更津と言えば!!

つぶらな瞳の狸 「狸塚 左手の狸像」

つぶらな瞳の狸 「狸塚 左手の狸像」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しょっ  しょっ  しょじょじー 

 

しょじょじの庭は♪
ツ ツ 月夜だ みーんな出てコイコイコイ!

 

ショウジョウジで有名な狸林のあの「證誠寺」だ。
 

他にも「木更津キャッツアイ ニャーお」(すみません想像です)などが有名ですが、
僕はダントツで「證誠寺」だ。
なんせこの「ショジョジ」の歌がとっても好きなんです。童謡ではダントツです。

 
最初の「しょっ  しょっ しょじょじー しょじょじの庭は♪」が

ウキウキさせるビートを刻んでワクワクしてしまう。
ありありと狸が踊っている姿が思い浮かぶ。

 
それと同様にサザエさんのエンディングテーマである「サザエさん一家」

 

―サザエさん一家が行進して最後に小さいピンク色の家に入っていく時のあの曲―

のイントロの「ダダンダン ダダン  ダダンダンダダン ダダンダンダダン ダン! ポン!! 」

 

ってビートの刻みがやっぱりウキウキさせていて、とっても好きです。

これも、「ショジョジ」のビートに共通したウキウキ感があってすっごくファンキーだと思う。
こういったビートを刻む音楽は根源的に人を楽しくさせる何かがあるのだと思う。

 

 
あーのっけから話がそれてしまったが、

まぁ木更津へ行ったのは「ブラジル屋」というとても素敵なコーヒー屋があるからなんです。

ブラジル屋

ブラジル屋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでもココのご主人は、僕が神と仰ぐ(勝手に)カフェ・ド・ランブルで焙煎を教わったことがあると聞いた。

 

やっぱり神の弟子達の店には行ってみたいです。

 

なんでとっても以前から気になっていたのだが、ついつい木更津という場所で行きそびれていたのだ。
 

駅からは歩いて20分くらいの距離だろうか。ちょっと散歩にちょうど良い距離です。

 

矢那川沿いにブラブラあるいて、

矢那川 なんの変哲もない川

矢那川 なんの変哲もない川

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「しょうわばし」を渡ってスグのところにあります。

 

この喫茶店はクラシカルな雰囲気でとっても素敵です。

 

またコーヒーの提供スタイルが洒落ていて、木のお盆にその日の簡単なデザートと、ポットに2杯半分のコーヒー。ワイングラスに注がれたお冷。

そして野の緑が添えられてくる。

 

ワチャー やられます。

 

気になる人はお店に行って是非実物を見てみてください。

肝心のコーヒーはお勧めのブラジル(ニブリだったか?)を飲んだ。
深煎りでかつ、やや軽めの味わい。
美味しい風味だった。

 

 

実はお店のマスターに「この辺はどこか見るところありますか?」

 

と聞いたところ「證誠寺」があるよと教わったんです。

だから今日までゼンゼン知らなかった。(だから前述のは後付なんですスミマセン)
で、早速行ってみました。

しょうじょうじ

しょうじょうじ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とても小さいお寺で別に見るところはなかった。

雰囲気はとても清潔でよかったです。
狸ばやしが聞こえてくるのは萩の咲く頃の月夜だったらしく、入り口には萩が植わっていた。

萩の花

萩の花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お坊さんがあんまりにも狸と騒ぐのが楽しくて毎晩毎晩、狸の太鼓で踊ったところ、狸のお腹の皮が破れてしまったそう。

 

ヤッパリ・・・

 

わかる。ビートは楽しいもの。
それで、お坊さんが狸の供養の為に建てた「狸塚」なるものも境内にありました。

 

狸に悪いから写真は撮らなかったです。手を合わせておきました。

まぁ「ブラジル屋」というコーヒー店と狸ばやしの「證誠寺」がある木更津。

とっても面白いところだった。

謎の珈琲店へ行く あと萌季屋、と庵も行ったよ。(市川コーヒー店訪問)

今日はコーヒー屋さんを3軒はしごしてきました。

まずは本八幡の「萌季屋」さん。
先日世田谷の巨匠「珈琲工房HORIGUCHI」で堀口氏が今年自信をもってお勧めするケニアを飲んできた。
同じ堀口グループ(LCF)の「萌季屋」さんではどのような表現になるのかを研究してみたかった。

 

つまり同じ豆が店によってどのように違うかを知りたかったんです。

よくありますでしょ?

 

ショパンの子犬のワルツをコルトーが演奏したのとアシュケナージが演奏したのでは雰囲気違うみたいな・・・

 

その差異を楽しんでみたい。つまりはオタクなんです。
オリジナルの「珈琲工房HORIGUCHI」と「萌季屋」のものを比較してみたかったのです。

 

はてさて「萌季屋」さんはどうだったか?

ローストの段階が「HORIGUCHI」で飲んだときと違ったけど「萌季屋」のケニア美味しかったです。

「萌季屋」のフルシティーローストの酸味がギリギリなくなるぐらいのギリギリで煎り止めしていて、しっかりと焙煎している人の意思を感じる一杯だった。
苦味勝ちなのだがギリギリ酸味も入っている感じでした。

 

ローストしている人の意思を「HORIGUCHI」のものより感じました。

 

相変わらず美味しかったです。「萌季屋」さん。

 

 

そして今日本当に書きたいのはココ。
謎の店!!

謎の店

謎の店

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所はいえません。

‘自家焙煎珈琲‘の文字に引かれて営業しているのかといぶかりながらも入った。

なにか古臭そうなショーウィンドウからキョーレツな磁場が発せられていて、原付で引き返す。

入ったらゼンゼン営業していない感じ。

でも、ご主人は快く迎えてくれた。

営業はしていないので、昔の店の道具が難破船のようにごっちゃリおかれている。

ご主人のわんちゃんがまとわりついてくる。

ごみは床に散らばってお世辞にも綺麗とはいえなかった。

テーブルにはパック入りの焼酎があってソレを飲みながら仕事をしているようだ。

わちゃーと思ったけど、乗りかかった船なのでコーヒーを飲ませてくださいといった。

 

出してくれたコーヒーはかなり美味しい部類のコーヒー。

すっきりと透明で甘みがある。

しかも意外にコクもある。

あぁ難破船のようなところにいる、このご主人は本物だと思った。

 

さらに驚いたのはコーヒーを淹れるドリッパー。

現在のコーヒー業界で主流になりつつある、円錐ドリッパー。

 

これね

 

ハリオ式円錐ドリッパー

ハリオ式円錐ドリッパー

 

 

 

 

 

 

これのきっと開発当時の原点を見た。

いまはコーヒーサイフォン株式会社からコーノ式円錐ドリッパー、

ハリオから円錐ドリッパー

が有名だが、この謎の店のご主人が使っていたのはぜんぜん見たこともない銅製の円錐ドリッパー。

 
しかもかなり古い。

マジかよと思った。

オレが開発したんだよとご主人はおっしゃってたが案外そうかも知れない。

円錐ドリッパーは僕が知る限り、コーノ式が元祖かと思っていたが、このご主人の手作りドリッパーが元祖だと思う。

難破船のような店内にはなんかお宝がいっぱいありそうだが、初対面であまり見るのも悪いので今日は一杯だけのんで退出することにした。

「500円ぐらいですかねぇ」

「いやいいんんだよお金は。」

「いやいやいやいやいやぁー だめですよ」

「じゃあー250円だよ」

って250円置いてきました。

なによりコーヒーの話をしてとても嬉しそうなご主人に僕も嬉しくなった。

「また遊びによってください」

ってご主人いってました。
プレイスレスな体験したです。

かなりの収穫だった。

自分がコーヒー店やってなければ絶対入れなかっただろう店。
また必ず来ます。

 

そしてさらに「と庵」にもいく。
ここは以前船橋の港に係留された船で営業しているラム酒のバー。
「ディープ ブルー」のマスターに教えてもらった店。

「と庵」ではエルサルバトルを飲む。

かなり深煎りのコーヒー。
こちらはこちらで美味しかった。
驚いたのはカウンターにあったかなり浅煎りの豆。
食べさせてもらったが節分の大豆みたいな味わい。

こりゃー超浅煎り系だなと思い豆を購入した。
まぁ3軒はしごしてコーヒーな一日でした。

謎の店は本当に収穫だった。

世田谷美術館から世田谷のコーヒーの巨匠

いやぁ ゲージュツの秋ですねぇ。

祝日の月曜日なんで美術館が開館している。

というわけで、今日は世田谷美術館まで出掛けていった。

世田谷美術館 建築も素敵

世田谷美術館 建築も素敵

しかも調べてみたらなんと世田谷区区政80周年で無料で入館できるのだ。

いやぁ。ありがたいですね。

 

1000円が無料。

ええやん。

いかすわ。世田谷区。

コーヒー代が浮くわ。

 

世田谷美術館にはどうしても見たい絵があった。
それは、バスキアの『SEE』だ。

バスキアって有名じゃないと思うけどいつだかテレビ東京の「美の巨人達」という番組でやっていて好きになった。

日本でバスキアの絵を展示しているところは少なくて、スグに見れるところはこの世田谷美術なんです。

現代芸術がわかるように、工夫されて展示されていたけど僕はバスキアの『SEE』目当て。
やっと対面できて嬉しかった。

バスキアの絵は全く落書きのような作風なんだけどなにか訴えてくるものがある。
キョーレツな激しさがあるかと思ったらゼンゼン違った。

実際見てみると「空虚」だった。

なにもないっス。

それは画面に人みたいなものが大きく書かれているけど、率直な感想は「空虚」だ。
画面の背景にはバスキアが書き溜めたいろいろなイメージを視覚化したモチーフ。

いろいろなものが画面に書かれてくるんだけど、一つ一つは全く意味を持ってないような印象。
落書きっていう軽さじゃなく本当に「SEE」って感じ。
題名が良くわかるっす。

うまく言葉ではいえないけど、まぁゲージュツは文字で表現できないから絵になるから興味のある人は見に行って見てください。

 

来て良かったと思いながら美術館を後にした。

それからバスに乗って千歳船橋まで行く。

はい。

 

コーヒー好きの皆さん問題です。

 

これからいくコーヒー店は?

 

そうですね。ご名答です。

 

「珈琲工房 HORIGUCHI」です。

 

ここはまぁ今のコーヒー界のドンじゃないだろうか?
実は僕がコーヒーの仕事をしようとしたのも、堀口さんのセミナーに興味本位で参加したからだった。

 

あと大学の時に学園祭でココのコーヒーを使わせてもらったり、
採用試験を受けて無事に?落選したり、といろいろHORIGUCHIにまつわる話はあるけど、

それはまた別の話です。

 

まず「千歳船橋にある本店の方」へいく。
あー懐かしい。

HORIGUCHI 世田谷本店

HORIGUCHI 世田谷本店

大学生の頃、足しげく通いました。
この店の2階でやってるセミナーに通ったのだよなぁー
いったらチョー混んでいる。

ウマラヤシイ。

さて、何を飲むかというと、

今年のコーヒーで堀口氏が自身を持ってお勧めするケニアAAリアンジャギ(シティーロースト)を飲む。
ケニアらしい味わいがする美味しいコーヒーだ。

もっと特別な個性を期待していたがそれほどではなかった。
誤解のないように言いますが、僕が期待しすぎてただけです。

 

もう一杯試したかったが、店内の混雑していてもう一度店員を呼ぶのが悪かったのでやめにした。

 

そして、今度は駅すぐにある「ネルドリップほうのHORIGUCHI」へ。

HORIGUCHI 千歳船橋駅前店

HORIGUCHI 千歳船橋駅前店

今度はそれほど混んでいない。

落ち着いた店内でカウンターが広い。素敵です。

カウンターの左端にやや店員さんに絡み気味の常連客がいたので、一番右端に座る。
いややわ。怖いです。

昔のアマゾンの話とかしなくていいのに・・・

それでも店員さんは適当に返事をせずに、

「え、僕もライダーシリーズの中で一番好きでしたよー」

とかボケをかませば怖くないのになどと思ってしまった。

 

それはさておき、
こっちのネルドリップのほうはブレンドしかおいていないので、苦味系のブレンドを注文。
思ったより軽めの味わい。

明るめのネルドリップコーヒーだ。
現代的ネルドリップという感じ。
明るくて軽い。

 

現在の堀口氏の雰囲気に触れられて良かったです。
堀口氏に影響を受けたが自分のコーヒーは違う場所にきたんだなぁと実感した。

可否道→だし場

今日は大人しく珈琲店へ行ってきた。

東京の国立劇場の真裏にある喫茶店「可否道」

名前がいいです。

可否道

可否道

実はつい2日前に当店に来るお客さんからここのコーヒーチケットを頂いたので、早速行ってきたのだ。

コーヒーの神の導かれるままに・・・

この「可否道」とは事前に調べた情報によると、ものすごい浅煎りのコーヒーを置いてあると。

おぉーこれは神奈川の中央林間の「ぜにさわ」や南浦和の「道化宿」の流れかなーと思う。

早速お店に到着。

メニューをみてアメリカンを注文。

「うちのアメリカンは一般のアメリカンとは違いますよ」

「うちの店の飲んだことありますか、大丈夫ですか?」

と問われる。

「大丈夫です。」

やっぱりその系統なのか・・・

とアメリカンが出てくる。

香りが、超浅煎り系の特徴である、豆の匂いやほうじ茶という感じ。

飲んでみるとかなり薄めの感じ。
ほうじ茶に近い。
かなり浅煎りの豆だろうけど、薄く抽出してあるので酸味はほとんど感じない。

何に近いかというとコーン茶の甘さをなくしたような印象。

超浅煎り系の免疫が出来ているので、衝撃は受けなかったが、超浅煎り系のコーヒーの流れをしっかり感じた。

本郷「和田宿」(いまは味がかわってしまったとも 行ったことないのでそのうちいきます)

南浦和「道化宿」(昔からの浅煎りコーヒーって風情)

中央林間「ぜにさわ」(ここが超浅煎りコーヒーの極限だろう)

 

そして今日行った「可否道」のアメリカン。
コーヒー界の少数派の超浅煎り系のコーヒー。
コーヒーと思って飲んではいけない。

 

それで2杯目に注文した「インドネシア マイソール」だったかな?
あまり見たことのない銘柄のコーヒーを注文。
これはしっかり苦くてパンチのある昔風の珈琲。
インドネシア系の香りもしっかり感じる。
一つの店で超浅煎りと昔風の深煎りのコーヒーを楽しめるのはこの店だけだろうと思った。
コーヒーについて書いたけどこの店の雰囲気はとっても落ち着いた感じで素敵です。
カウンターのみなんだけども、古く時代を重ねてきた暖かさ。

 

それから最高裁判所を通り、

最高裁判所

最高裁判所

 

お堀の石垣を見てすばらしいと思い、

 

コーキョの石垣 桜田門脇の石垣のラインがすごくカッコいい。

コーキョの石垣 桜田門脇の石垣のラインがすごくカッコいい。

東京駅を抜けて日本橋へつく。
日本橋にはちょっと面白いところが・・・
最近OPENした「COREDO室町」の一階にある、

「だし場 DASHI BAR」

流行の最前線 「だし場」

流行の最前線 「だし場」

だしが100円でのめるのよ。
最高です。

4つの種類のだしが選べてソレを飲む。
テーブルに塩と醤油が置かれていてソレを混ぜて飲んでもいい。
甘い飲みもん飲むよりこっちが好き!!
1時間近く永田町から歩いてきたのでいい塩分と出汁の補給だ。
こうしたお店はぜひとも方々に出来て欲しい。

出社前に出汁。

モーニングコーヒーならぬモーニング出汁。

買い物後に出汁。
ちょっとお嬢さん出汁しない?

ブチョーちょっと今日は出汁していきますか?

「イトー君ちょっと今日は本社から人が来るから3時に出汁お持ち帰りで4つね。」

「本社の人の好みわかんないから醤油と塩どっちもだぞー」

「わかってますって・・・こぼさないように持ってきます」

いかん完全にコーヒーがその場を侵食されている・・・

出汁は日本人にとって魂だからなぁー

まぁ出汁が方々で100円で飲めたらうれしいなぁー
お勧めです。
日本橋でのお買い物の際はゼヒゼヒどうぞ。

吉祥寺巡礼 その2

昨日の続き。
「もか」のあった場所からさらに井の頭公園をぬける。

井の頭公園

店の写真は禁止だから、井の頭公園で我慢してね

 
その店は、マスターがブログに掲載されることが好きではないようなので店名は伏せさせてもらいます。
わかる人にはわかるでしょう。ヒントは海の生き物でーす。

 

完全予約制なので、予約した時間にまだ早いなと思いお店の周囲を散歩した。
何の変哲もない住宅街なのだが、ナーんとなくおしゃれ感や生活水準の高さがにじみ出るような気がする。
そしてとある角を曲がったとき。

「標」の表札。

うえぇ。
マジかよ。
あの「標」さんかよ。
標って名字は少ないぜ。

 

ふと見てみると、婦人がでてくる。あの噂の奥さんか。
確かに優しそうな感じがした。
凝視するわけにも行かずにすーっと通り過ぎる。
いやぁ。鬼の本宅だったのかなぁ?
どうだろう・・・

 

偶然だったら、鬼が一瞬奥さんに会いたくて乗り移ったのかも知れない。
(この件だけ読んだらちょと頭おかしいと思われるかもしれない。熱中症のせいです)

 

それでまぁ、時間になったので店内に入店。
結構偏屈そうなマスターかなーって勝手に思ってたけど、ホント柔和な感じ。
店内はカウンターのみでダウンライト。

 

ちょーオシャレです。いやん。
デミタスの珈琲をのむ。

 

これちょっとすごいです。

 

舌に乗っけるとブワァーっと苦い風味。甘み。ウィスキーのような揮発性の風味。
一瞬に広がる。
飲むという感覚ではない。
舌に乗せるとブワァーきて終わる。

ソレをゆっくり嗜む。
いやぁ。僕のコーヒーはそこまでではないです。すごいです。修行します。僕。

 

ランブルのデミタスともまた違う。
大坊珈琲や北山珈琲の系統だろうが、この店の方が断然洗練されている。

 

恐ろしい。

 

ゆっくりコーヒーを嗜んだ後、ストレートでウィスキーをもらう。
名前はわすれたけどいいですね。
ちびりちびり。
ホワイトホースだかなんだかスコットランドのブレンデットウィスキーらしいです。
それをまた薄口のチューリップワイングラスで飲む。

 

いいっす。

 

そしてシメにもう一度デミタスのコーヒー。
また最初に飲んだものとは違うモカを使ったブレンド。
舌に乗っけると「森!!」って感じ。
コーヒーなんだけどココまで凝縮されると木の皮のような風味すら感じる。

 

マスターとポチリポチリ話をしながら、ちびりちびり。
ここは自分としてすばらしい。

ちょっとお酒飲めるし、磨きぬかれたデミタスコーヒー飲めるし。

 

本当に来てよかったと思いました。

 

あっというまに2時間過ぎてました。
ちょっとお酒が入って気持ちが良いので散歩もすることにしました。

 

 

散歩の様子はまた明日・・・
(予告:オネェ系で有名なパワースポットも行っちゃうよ。さらにほろ酔いでオシャレストリートへ・・・)

吉祥寺巡礼 その1

今日は吉祥寺へ旅行してきた。
とっても楽しい旅行だった。
まず吉祥寺に何があるかというと、鬼の住処だ。

 

鬼の住処????
日本のコーヒー御三家を答えなさい。

 

ハイ。先生。

山野「バッハ」田口護(将軍さま)
 銀座「カフェ・ド・ランブル」関口一郎(神)
 吉祥寺「もか」標交紀(コーヒーの鬼)

 

テストに出るでしょう。

それで、吉祥寺の「もか」という店がある。これが鬼の住処だ。
※彼のことは「コーヒーの鬼がゆく」に詳しく出てます。興味のある人は読んでね。

 

鬼はもう他界してしまって(鬼でも他界するの?)店はもう閉店してしまっている。
その店の跡地に紅茶屋さんができたと聞いたので、巡礼してくる。
吉祥寺駅を丸井方面にでて井の頭公園へ行くとおり沿いにある。
という記憶だけで、ろくに調べもせずに出てきてしまう。

 

やっぱりよくわからなくて、携帯で住所を調べる。
それでもよくわからなくて目に付いたブティックで道を聞く。

 

「あのぅー すみません ちょっとお伺いしますがね、この辺で昔もかという店がなかったですかねぇ?」

 

とお店のオネエさんに聞いた。

 

たぶんそのときの僕はかなり神がかっていたと自分では反省した。
つまり挙動が不審すぎた。
レジをしていたお客さんがいたが、声を先にかけてしまった。

 

すんません。気が回んなかった。

 

「えーと ワタシもこのへんあまり知らなくて・・・すみませんわからないです」
それでも、井の頭公園方面へ行くと目的の場所がピンときた。

ここだ!

旧もか

旧「もか」 コーヒーファンの巡礼地

迷わず入店。
紅茶店だった。

 

店内の雰囲気を感じるのに精一杯で紅茶の味なんかわからなかった。
しかしながら急に来てすごい勢いでポットで提供された紅茶(カップ3杯強)をたぶん15分くらいで飲んでしまった。

 

僕みたいな巡礼するコーヒーファンはたぶんいるだろう。
鬼の雰囲気は少し感じられた。

 

たぶん床が変わってなかったと思う。
これがあの鬼の住処か・・・
店内をグルグル見回す。

 

僕が吉祥寺の「もか」を知ったときは、ブルースリーと同じようにこの世にあなたはいませんでしたね。
一度でもいいから標(しめぎ)さんのコーヒーを飲んでみたかったものです。

 

そして15分足らずで店をあとにした・・・
なんでゆっくりしなかったって?

それはまだ次に目的があるんです。

実はこの先に珈琲店がありそこが今回の旅行の目的地なんですが続きはまた明日読んでね。

イエメン人が経営している「Mocha Coffee」へ行く!!

いやっほー
やっと代官山にある「Mocha Coffee(モカ コーヒー)」へ行って来れた。

mocha coffee

新しい巡礼地 mocha coffee

ここは、なんとイエメン人のフセイン アハマドさんが経営しているお店なんです。
いやはや、イエメンはコーヒーの起源の土地。
そんな本場の人が自分の目で見てきたコーヒーを直接空輸して持ってくる。
そりゃあすごいなぁーって、ぜひともいってみたかったのだが、
定休日が月曜日(喫茶いずみも月曜日)かぶっていて一生このすげぇ店にはいけないのだろうか・・・
と思っていたけど、最近祝日の月曜日は営業をするようになったので、このチャンスにと鼻息を荒くしていってきたのだった。

ちょうど開店直後で、誰もいない。
ゆっくりといろいろ話が出来る。
フセインさんは日本語があまり通じないと聞いてきたのだが、今日は奥さんもお店にいて言葉の心配はなかった。

 

さっそくコーヒーをのむ。
イエメン イスマイリ

フルーティーでフレッシュな印象。
す、素晴らしい。
もう少し独特かなと思ったけどそうでもない。
かなり洗練された味わい。
クリアで透明だ。

冷めると個性爆発という感じ。
自分が使っているイエメン産モカとは全く違い、なんか木の実のような木の皮のようななんかわからないけどそんな匂いも感じる。
他の産地の豆にはないです。

さらに、
イエメン なーんだったかな とにかくフセインさんと話しに夢中でなにかもう一つ飲む。

これはまた別の酸味。シャープな酸味。説明書きに白ワインのようだとあったが、まさにそれそのもの。
これはいいほうの酸味。
冷めてもそのまま。
これも美味しかった。

あと、ギシルも飲ませてもらったがこれもすげぇ美味しい。
甘みがとても強いギシルだった。
正直うちの店においてあるものより上質な感じがした。
フセインさんが「アラビアのウィスキーさ」というほど透き通った琥珀色の液体は良かった。
沢山仕入れたら分けてくれるそうなのでお楽しみに。

アラビアのウィスキーさってかっこう良すぎるゼ。フセインさん・・・

というわけでまぁいろいろと話ができた楽しい訪問だった。
コーヒーのことだと奥さんの通訳を介さなくてもなんとなくわかる。
話をするのはなかなか英単語を知らないのでダメだったけど。
お互い専門的な会話だとなーんかわかる。
その中で印象的なのが、

「日本人はコーヒーオタクすぎてデンジャラスだ」

いやぁ
こりゃあーちょっと僕はオタクなので戒めなければいけない。

グサリときましたねぇー。この言葉は。

あまりオタクオタクしすぎるとよくないのかも知れない。
あえてイエメン人にデンジャラスさを感じるコーヒーをつくるのも手ですけど・・・
また、

「コーヒーは結局お客さんの前に出てきたコーヒーが美味しければプロセスはどうでもいいのさ」

といっていた。
これには僕も共感を覚えて。
「ウンウンそうだよ。フセインさん。全くその通りさ。」
という意味を込めて大きくうなずいておいた。

専門職の場合は言葉がわかんなくても何とかなっちゃうってわかった一日。