喫茶いずみのマスター について

大学時代からコーヒーが好きで文化祭で「純喫茶・カフェ」というダブルネーム的なお店をやった。 その味をしめてサラリーマンを経て独学で自家焙煎コーヒー店を開業。

所要を済ます日

今日は全くコーヒーネタじゃないです。

今日はいろいろとお店のことや、休みの日でしかできないことをして過ごした。

まずは、アイソン彗星君がバラバラになってしまったそうなんで、

早起きをしてみようと思ったのに6時30分まで不貞寝。

 

ご飯食べて、ひげそって、年賀状の原画を書く。

30分ぐらいは精神統一して(ぶっちゃけネットでイラスト集を参考に)、

ガッと一枚書けばあとはスキャナーに取り込む。

スキャナーに取り込んで、修正など加工をして一時終了。

 

それから、僕の可愛い原付のゴリ男くんがパンクして不貞寝しているので、たたきおこして

夏見のコスモ石油まで引いていく。そしてお姉さんに空気を入れてもらう。

途中で空気が全て抜けるかもしれないという不安はあったが、時間にして15分ほどの

市場町にあるホンダウィングまで乗って行く。

なんとかギリギリ乗っていくことができた。

ホンダウィングについたのが9時50分くらい。

開店前なのにもかかわらず、大変親切に対応していただき助かった。感謝!!

来週の月曜日には復帰できるかな・・・

 

それから近くにある船橋中央卸市場へ買出し。

ビニール袋を購入。

そして時間は10時20分くらい。

昼飯の時間だ・・・

ついおとといお店のお客さんが市場の食堂のオムライスが案外美味しいといってたのを思い出し、

それを食べようともくろむ。

最近のカフェでチキンライスの上に別添えで卵を載せ、切り開くとトローってやつ

じゃなくて、昔ながらのバターで卵を焼いて、昔のケチャップのチキンライスのやつ。

見ればおぉーあったあった。

オムライス。

ん。

んんん。

値段がなんか聞いていたのと違う。

ちろっと他の店をみると。

あ、

ここにもっすか。オムライス。

 

もしやと思い、他もさらに見る。

ここにもっすか。

オムライス。

どれなんすか。

オムライス。

あのお客さんが教えてくれたオムライスはどれなのぉー

こういうときは店に入らない。

他にも定番の中落ち定食や、市場の中のそば屋なんて最高にうまいのだろうけど入らない。

酒は大関。男は黙ってサッポロビール。と浅草の観音温泉で教わった。

なので、まっすぐ夏見台まで引き返してくる。
いつもの八栄小学校の坂道を登る。

ふと思い立って、日枝神社へお参り。神社へ行くのは好きです。

日枝神社 大当たり

日枝神社 大当たり

 

今日の日枝神社は大当たり。

掃除したてで、打ち水が全体にされていて、無茶苦茶すがすがしい。

手洗い場もなんかいい感じ。

水の出口も葉を詰めて 素敵

水の出口も葉を詰めて 素敵

 

 

まぁ大晦日や初詣はいいけど、神様サイドの空気がちょっとテンパっていて、

こうしたあまり人のいないときに訪れると凛とした空気でとてもよい。

まぁ神様サイドが大賑わいの時もいいのだけど・・・
お参りして、後ろを見る。

畳石がしっとりしていて良いです

畳石がしっとりしていて良いです

打ち水が施されて、本当に清清しい。

きっとこれから師走の準備のためなのだろう。

とても良い気分で神社を後にする。

 
それから店へ戻って、保健所の検査。

10分くらいで終了。

腹が減っている。

そうだ、最近塚田にできた「ぞうさんカレー」へ行こうと思い立つ。

さっきの市場でこけたしなぁー

喫茶いずみからは、長津川公園を抜けると近い。

とてもよい紅葉をしている。

 

長津川公園はいつ来てもイイ

長津川公園はいつ来てもイイ

それから、小道を通っていると

大根。干されてますねぇー

大根 干されている

大根 干されている

いい感じですねぇー。

たぶんにぶどう棚を利用して大根が干してあるので、

あたかもぶどう棚から大根がなっているかのようで、なかなかよろしい。

 

そして「ぞうさんカレー」

あぁー腹減ったー

 

いやん。

やってへん。

営業してない。定休日じゃん。

調べてこなかったー

ぐやじぃ。

こんなこともあるのか・・・

またこけてもうた・・・

 

しょうがないので、東武野田線塚田駅から馬込沢までのり、

地元で飯をくう。

一度もいったことのない、馬込沢では有名なラーメン屋。

「目黒屋」

馬込沢の名店 目黒屋

馬込沢の名店 目黒屋

 
塩ラーメン食べました。
久しぶりにプロのこういうラーメン食べた。

うめぇー。

自分の作る鶏がらスープラーメンも美味しいけど、

この感じは家では再現できない。

今日のは、少し塩分強めな感じかなと思うけど、充分美味しい。

魚系の香りとたぶん鶏がら系の香りが合わさってかーーーーなり複雑。

そしてむわぁーっと独特の油の質感。

いやぁーこりゃー家では作れない。

ちゃーしゅーも美味しくて、メンマもだし汁かなんかにつけたような感じで一仕事してあった。

美味しく頂きました。
それから帰って年賀状を仕上げる。

2014年年賀状

2014年年賀状

例年通りモザイク処理しておきマース。

全ての予定したことを消化できました。

いやぁー今日もよい一日であった。

 

焼き鳥キャラバン(喫茶いずみ×船橋ステンレス工業)

いやー食欲の秋です。

先日の月曜日の夜はお世話になっている船橋ステンレス工業さんで、

焼き鳥キャラバンと称して焼き鳥を試食する会があった。

船橋ステンレス工業さんでは、「焼き鳥器」としてステンレスで制作された

焼き鳥用の焼き場を制作している。

その焼き鳥器を制作した社長さんなんで焼き鳥焼くのが上手。

上手といったレベルではないのか・・・

今風にいうとネ申って感じっす。

僕自身、船橋ステンレス工業の兎澤社長の焼く焼き鳥が船橋、いや全国でもトップレベルだと信じている。

いちど、喫茶いずみの開店準備期間中にネルの枠の制作をお願いして、なぜか食べられた焼き鳥。

あの焼き鳥がすんごい美味しかった。

そのファーストインパクト以来、兎澤社長の焼き鳥の信望者だ。

 

それで、先日たまたまいらした社長と当店のお客様が盛り上がり、

社長のご厚意でこのような会をセッティングしてもらった。(と僕は思ってます)

18時くらいに喫茶いずみへ集合して、社長が運転するワゴン車で工場へ。

工場は臼井市にありだいた車で30分くらいはかかる。

社長のトークを聞きながらあっという間に到着。

 

いったらすでに噂の焼き鳥器に炭が準備され火を起こしている。

炭がおこされている

炭がおこされている

晩秋の枯れ葉が舞う夜に、炭の煙の臭いが甘ったるくていいです。

 

子供の頃祖母が畑をやっていて、いらないものを燃やす煙の感じ。

 

いいっすねぇー

 

焼き鳥準備中

焼き鳥準備中

みごとな手さばき(と言っても本人達はなにも考えずに仕事してるでしょうけど)で準備。

 

また兎澤社長の焼き鳥器を購入し、免許皆伝??したSさんも手伝いで来てくれていた。

 

師匠と弟子?完璧な仕事

師匠と弟子?完璧な仕事

 

何も考えずに焼けると言っていたが、かなりやればそういう風に体が反応して動けるのだろう。

 

で、また焼いている間の社長のトークがまた面白い。

ついついそのトークと焼き鳥のうまさにひかれて通ってしまう。

ぜったい社長は焼き鳥屋さん向いていると思う。(勝手にすいません)

 

でほどなくして出てきた焼き鳥。

噂の焼き鳥。食べるのに夢中で写真これだけっす

噂の焼き鳥。食べるのに夢中で写真これだけっす

 

うめぇぇぇぇぇぇっぇぇぇぇっぇぇぇぇぇっぇぇぇぇぇっぇぇぇぇぇぇ!!!

 

あの時のままだ。

 

ふわっと全体がしていた。

 

これ以上は言葉で伝えきれない。

 

その場にいる全員が納得の味。

 

こんなにうまい焼き鳥初めて食べた!!って感じです。

 

水っぽくなくパサつきもなく、肉全体がふわぁーって感覚。

 

材料にむちゃくちゃこだわっているかというとそうではなく、あの焼き鳥器の熱伝導と焼き手。材料の串のさし方。

 

これらがそろっていて実現できるのかなぁと。

 

すなぎも。

 

これも焼き鳥屋産で食べるより、ふわぁーと柔らかい砂肝でとても良かった。いままでで一番美味い。

 

秘伝のタレを漬けた焼き鳥も良かった。

 

そしておどろたのはネギマ。

 

ネギマ恐るべし。

 

ネギマって、ネギと鳥を交互に食べるイメージでしょう?

鳥の間にネギが挟まっている感じ。

あれは違うのね。

鳥、ネギ、鳥、ネギという感じで挟まっているのだけど、

最初の鳥を食った瞬間にほわぁーとネギの香り。

くわぁー。やられた。こういう感じは焼き立てじゃないとダメでしょうけど、これはすげぇ。

脳みそにきたっす。

もちろん単体のネギ美味いですけど。絶妙に食べる瞬間にネギの香りが来て幸せだった。

 

 

そーして焼きおにぎりも単純に網焼きで焼いたものだけど、すごくシンプルな味でいいっす。

冷凍食品の焼きおにぎりもあれはあれで美味しいけど、オーバーデコレーションな味だと比べてわかった。

 

そして、さらに燻製豚バラ。

燻製中の豚バラブロック(BBB憶えてます?)

燻製中の豚バラブロック(BBB憶えてます?)

 

いー感じに油が落ちている。

 

入刀

入刀

 

いやはや、これもむちゃくちゃうめーーーって感じです。

 

油とチップの香り。とても良いごちそう。

 

焼き立てがむちゃくちゃいいっすねぇ―。

 

そんな感じで船橋ステンレス工業の兎澤社長に大変お世話になった夜です。

 

どうもありがとうございます。

 

 

千駄木のミルクホールへ行く

今日は曇ってますねぇー

本当は朝早く起きて、アイソン彗星の観察にでも行こうとしたけど、天気が悪くてだめでした。

そんなわけで、午前中はゆっくりしていて、午後は恒例のコーヒーを飲みに行った。

今回は千駄木にお店があるので、大好きな京成電車へ乗って上野から歩くことにした。

秋もだいぶ深まってきているので、

退廃群像。

不忍池の蓮。退廃的・・

不忍池の蓮。退廃的・・

夏のきれいな蓮の花ではない・・・・

 

首をもたげている・・・

 

それから池の周囲をぐるり。

 

遠くの白鳥ボートが悲しい。おセンチな気分

遠くの白鳥ボートが悲しい。おセンチな気分

 

そして今日の一つの大事な目的。

 

銀杏(ギンナン)の匂いを嗅ぐこと。

 

最近よくコーヒーの本や話をしていると銀杏臭いと聞く。

 

話を合わせてフムフムうなずいていたけど、一体全体どういう香りかは分からなかった。

 

銀杏(イチョウ)の木を見つけるたびにギンナンが落ちていないかを調べた。

 

ついに落ちていた。

 

ぎんなん

ぎんなん

落ちていた・・・

 

とうとう匂いを嗅ぐ。

 

おほほぉーかぐわしい。

 

それほど臭いという匂いでもないが、なんだろう。子供の頃なら耐えられないクササだと思う。

チーズでいうとマンステールの匂いを薄めた感じかなぁー

変なたとえ、オヤジの足の裏のクササに共通する。ソラマメのクササとか・・・

 

これなのかぁーと勉強した。オオヤミノルさんの本にも出てたもんなぁー

 

それから調子に乗ってサルビアが花壇に咲いていたので蜜を吸う。

 

サルビア

サルビア

サルビア・・・

????

んんんん

あ、味しないジャン。

 

どーいうこと?????

 

これか。これなんだな。最近の野菜が味薄くなったというのは・・・

 

昔の野菜は味が濃かったのにこんなチヤホヤされた環境で育つと味もへったくれもあったもんじゃない。

小学校の花壇で吸ったサルビアの蜜が美味しかったなぁー

そして、そろりそろり千駄木の方面へ。

で、でました・・・

いー色合いのトタン屋根

いー色合いのトタン屋根

 

いいっすねぇー

 

この枯れ具合。

 

最高です。

これが分かる人はオールドコーヒーの良さがわかるかも(冗談)

さてさて、本題の珈琲店。

ミルクホール

ミルクホール

 

 

いやぁー。路地裏って感じっす。

店はこんな感じ。

ミルクホール

ミルクホール

 

お店の利用方法は「ミルクホール」のHPを参照してもらいたいのですが、

基本的にコノお店は1名さま利用。

会話をすることが目的ではなく、静かに本を読むなどして過ごす。

というのが目的の喫茶店です。

なもんだから、会話目的ではダメですね。

ここは7、8年ぐらい前に一度訪問したことがある。

あのHORIGUCHIの豆を使っているお店。

7、8年まえに、せっせとHORIGUCHIの本店で当時行われている、

セミナーに足しげく通っていた頃、HORIGUCHIの豆で飲めるとのことを

雑誌か何かで読んで訪問したのを覚えている。

当時はそこまで味わいについて、分らなかったので正直印象に残らなかった。

ところが・・・

今日飲んだら、うめぇーって感じです。

HORIGUCHIの豆を使う店(自家焙煎も含めて)でトップクラスの美味さだと思った。

抽出がすごくいいぃーーーー!!って感じ。

飲んだものは、コロンビア フレディ という銘柄のもので普通に注文した。

一口目はあんまり感じないが、中盤でオレンジっぽい香りが来た。

ふぇぇぇぇ。これはいい!!

失礼を承知でいうがHORIGUCHI本店のものより、個性が感じられ美味しいと思った。

やや冷めてくると、やはりコーヒーらしい香ばしさやナッツとかに例えられるような

味わいに埋もれてきてしまう。

中盤のアノ感じ。あれを出せるのはすごかった。

 

そしてだ。

本来の目的がありました。

違う条件でマスターに同じものを入れてもらいました。

(お店に迷惑がかかるといけないので、知りたい人は僕に聞いてください)

カップから立ち上る、香りがさっきのいわゆるフルーツ感のある感じがすでにある。

うぉお。

さっきのものと、濃度はそれほどあがったようには思えないが、

明らかに中盤で感じたオレンジのような香りが最初から中盤にかけて感じる。

後半はコーヒーらしさに溶けてなくなるのが不思議だったが・・・

これ以上濃度が濃いとちょっと飲みづらいなと感じるギリギリのところというのは

よく理解できる。

これを教えてくれた人は条件をいろいろ試されたとのことだったが、

納得。

これよりきついと、後半のコーヒー感が来たときにワシャワシャしそうな感じだった。

いやはや。同じ豆を使っているところでもコレだけ違うのか・・・

下手にHORIGUCHIの豆を自家焙煎しているお店より美味しさを感じた。

ミルクホールのマスターすげぇ。

この感じなら豆によって脳みそに来るコーヒーが出るのも納得です。

いやはや、いい体験しました。

それから、根津神社へお参りして、一万歩以上歩いたので、帰路についた。

そしてさらにさらに、今日は喫茶いずみ×船橋ステンレス工業コラボ企画。

焼き鳥キャラバンへ・・・・

船橋ステンレス工業の社長が焼く焼き鳥は全国でもトップクラスじゃないか?

と考えてますが、果たしてどうか!?

そのようすはまた後日UPします。

ワサビな夜 そして加工の日

昨日の夜(日曜日)はまたまた親切なオジサンの家でオヤジ会を開いた。

オヤジ会。

今回のテーマはワサビ丼。

ワサビをご飯に乗っけて食べましょうというのがテーマ。

鮫肌でワサビを擦って、ご飯に乗っけて、お好みで醤油とカツオ節。

これがまたシンプルで美味しいです。

鮫肌。「俺の鮫肌でもいいよ」などギャグが飛び出すが、

こんな感じ。

すりおろした わさび

すりおろした わさび

 

これをご飯に乗っけて、醤油をかけて食べるのですけど、これがまた美味しいこと。

 

もちろんツンとくるけど、甘味と爽やかな香りでとってもよろしい。

 

シンプルなものだけどいいっす。

 

最高のごちそうであった。

 

これの美味しさというのは日本人だけなのかぁーとふと疑問に思う。

ドウなんだろう。

 

海外の方には通用しないかもしれない。

 

僕たちがほかの外国へいって香料の強い料理が合わないような感じだろうか・・・

 

日本人が馴致されて美味しいと感じる味覚なのかもしれない。

 

でも意外に共通で、これはとても共感の得る味の場合も考えられる。

 

是非海外の方にもこれを食べてもらい、感想を聞いてみたい。(といってもワサビはありませんが・・・)

 

 

それから今日(月曜日)は、年に一度ある保健所の検査の為の検便を提出したり、お店の用事をして過ごす。

 

そして午後は喫茶いずみがお世話になっている、船橋ステンレス工業さんへ・・・

 

今回はステンレスのポットの加工の仕事の為に伺った。

 

コーヒー屋にとってコーヒーを抽出するポットというものは重要な道具で、

 

どういったポットを使うのかで、その抽出の思想が出ると思う。

 

今回お願いするのはかなりの特注品。

湯の垂れ具合は、ここをこうで、ああいうふうにしたい。

 

と口では伝えられるが、実際には使用してみないと何とも言えない。

 

そんなわけで、実際に工場へお邪魔して一緒に加工。

 

どのような抽出かを見てもらい、その後にポットの加工。

 

一緒に感じを確かめながらだと、お互いに理解が深まっていい仕事ができる。

 

ピン!!と来ると社長の仕事はとても早かった。

 

すごい集中力でミルミル内にポットが仕上がっていく。

 

す、すごい。

「すごいっすねぇ 社長!!(文章にすると伝わりづらいが ぜんぜんお世辞とかではなく)」

僕が脇で驚いていると

 

「いやぁ これで食べてきてるからね」

 

 

どのように、何を目指すかが社長の頭にピンと来ると、

 

あとは、自分の手先のようなハンマーやグラインダーなどを駆使して瞬く間に仕上げてしまう。

 

これが試作品

 

試作品

試作品

 

加工を初めてからは早い出来です。

 

細部の感じ。

先っちょ

先っちょ

 

素晴らしい。

納得の出来です。

いやぁ今日はいい勉強になりました。

 

帰りに近くにある

「周珈琲」さんへ・・・

 

周珈琲 看板のみ

周珈琲 看板のみ

マスターおすすめのマンデリンをいただく。

あーお仕事あとに人に淹れてもらうコーヒーは美味しかったー

 

 

表参道「グルニエ」&原宿「アンセーニュダングル」へ行く

ココ最近の気候は秋のすがすがしく爽やかな小春日和が少なく、

いいなぁーって思うと急に気温が下がったりして、

ガクガクの季節の移り変わりで、アナログ的に変化すればいいなぁー

と思ったりもする。

ちょっとこのところデジタル的な変化をしますね。気候。
文化の日の振り替え休日の今日はそこまで天気が良くなく、

どちらかというとあまり良い天気ではなかった。
そんな日でもとりあえずお出かけはしたいものです。

エキゾチシズムを強く感じることが好きなので、散歩など常にしたいです。

今日は朝早くから葛西臨海公園のなぎさを見てくる。

アンニュイな感じのなぎさ。

葛西臨海公園 なぎさ

葛西臨海公園 なぎさ

 

波はほとんどチョロチョロ程度。

少し波打ち際で時間を過ごす。

静かにザーンザーンと波が繰り返す。

遠くにかもめかウミネコの群れが見える。

走っていって蹴散らそうかと思ったがやめておいた。

キット朝ごはんのあとの休憩だろう。そうだろう。

海をながめて、そしてコーヒーを飲みに・・・

 

 

今日は表参道の「グルニエ」と原宿の「アンセーニュダングル」へいって来た。

近頃、渋谷や表参道の辺りによく来ていると思う。

表参道の交番の脇で、川越シェフとお笑い芸人のはらいちがロケをしていた。

意外に人垣ってできないものなんだーって思う。
まず表参道の「グルニエ」

表参道の交差点から246を渋谷方向へすすみ、

青山五丁目の交差点の手前の路地を入り

100メートルぐらいいったところの右手2階の建物。

店内は古くからの建物という感じで雰囲気が素敵。

コーヒーに詳しくない人でも連れて行っても大丈夫そうな感じの店。

カウンターには常連さんが座られていたので、奥にある窓際の席へ・・・

デミタスを注文。

グルニエのデミタス

グルニエのデミタス

 

苦味と甘みで構成されているコーヒー。

トロリとしている。

無茶苦茶個性があるかというとそうではないが、キレのレベルがとてもよく、

濃いわりに飲みやすいなぁーっていう感じ。

脳みそには来なかった

それでも飲みやすくかーーなり美味しいデミタス。

普通下手なところだと飲みづらいですよね。

 
表参道から原宿まで移動する間、人、人、人、人。祝日なんで多いです。

普段来ても人が多いが輪をかけて多いですよね。

原宿駅から山の手線の線路伝いに代々木方面へ歩く。

そうすると広い道が急に狭くなって、その先の代々木造形学院をすぎたところ。
原宿の「アンセーニュダングル」

 

アンセーニュダンクル

アンセーニュダンクル

 

ある場所が、原宿のどん詰まりというわけではないが、そんな感じでなんか落ち着く。

人通りは全然少ない。

ここではモカマタリとチーズケーキを食べる。

アンセーニュダンクル モカ

アンセーニュダンクル モカ

 

 

今度はカウンターへ陣取ってマスターの手元を見る。

ネルが小さめなのが特徴かもと思う。

抽出を目線を感じさせないように目の端でガン見する。

最初に早めの白滝系の感じで湯をたらし、全体にいったらしばらく待つ。

あとは結構粉が盛り上がるまで湯を垂らす。

盛り上がり方がキレーだなぁーと思った。
出てきたモカ。

深いです。

うっすらモカの香りの残滓が感じる。

酸味は全く感じなく、苦味よりも甘みが先行している香ばしい味わい。

これも先ほどの「グルニエ」のコーヒーと同様に濃いようでいて飲みやすいコーヒー。
最近チーズケーキづいているが、ココのチーズケーキ結構美味しい。

マスターに話を聞くと、かの服部先生のお墨つきとのこと。

食感は柔らかく、フワァーと溶ける。

どちらかというとクリームチーズ系のチーズの味がして、酸味とのバランスが良い。

最初のインパクトはしっかりしているけど、後味がすぅーっと消えていって、

しつこくない。よく言うけど、コレならたくさん食べちゃいそうって感じ。

最近のインパクト重視の感じではなく、まとまりがあってとっても落ち着いた美味しさ、

とでもいうところだろうか・・・
チーズケーキの話をしていたら、このアンセーニュダングルは他にも自由が丘にあること。

先日訪れた谷津と本八幡の「螢明舎」も仲間だとおっしゃっていた。

うっすらとしたこういうつながりがコーヒー屋さん同士にあるのだろう。
千葉の螢明舎のレアチーズケーキ

鎌倉のCAFE beeのドゥ フロマージュ

原宿のアンセーニュダングルのチーズケーキ
三者三様だなと思う。喫茶店のチーズケーキって面白いと感じる今日この頃。

いやぁコーヒーの味を堪能したいときはやっぱり純粋に飲むほうがいいです。

でもチーズケーキの後口で飲むコーヒーってすんごく美味だって思いますデス。

メニューでチーズケーキを見たらドキっとしてしまう。

頼むか・・・頼まないか・・・

チーズケーキを食べる日は1万歩以上歩こうと思った今日この頃。

ちなみに今日は17000歩。チーズケーキ食べても良かった日です。

今日はさっくりしてたかなー

鎌倉へコーヒーを飲みに

今日はとーーーーっても天気が良かったので小旅行。

鎌倉まで行ってきました。

JR鎌倉駅

JR鎌倉駅

目的はもちろんコーヒーなんです。

船橋駅を9時ころ出発する。

鎌倉までは、電車の乗り換えなしで、約1時間半くらいで到着する。

都心から近い観光地だ。

10時30分過ぎに鎌倉駅に到着。

僕の昼飯はいつも9時半ごろなので10時30分過ぎにはお腹が空いている。

とーーーても駅ソバが好きなので、今日は鎌倉駅の駅ソバを食べようと心に決めていた。

観光地で美味しいもの食べずに駅ソバ。

ハイ

「大船軒」

鎌倉駅ラチ内 大船軒

鎌倉駅ラチ内 大船軒

 
大船軒は鯵の押し寿司なんかで有名だが、大船駅を中心に立ち食いそばの営業も行っている。

そんな大船軒に入った。

メニューイチオシの鶏つくねそばも気になったが定番を選ぶ。

カレーそば大盛りを注文した。

コシは無いが駅そばの味。

うめぇーーー

大好きです。

高校生の頃から好きでした。

水曜日はいつも高校が早く終わり、昼食はお小遣いをもらって食べる。

フツーはマクドナルドなどへ行くのだろうが、僕は立ち食いそば。

月見そばか山菜そばといった地味なメニューを好んで食べていた。

かき揚やカレーそばやイチオシメニューなんかは派手すぎて当時の僕の好みではなかった。
そんなわけで今日もカレーソバを食べていたのだけど、

カウンターからは駅の通路が良く見える。

歩いていく人はいかにも観光地に遊びに来ましたよ。というような期待に胸を膨らませて歩いている。

これから観光地のお店で豪勢なご馳走を食べるのだろう。
そういう人たちを見ながらカレーそばをすすっていると、ややうらぶれた気分になる。

だが、逆にやっぱりこれがしたかったーーーとふつふつと嬉しさもこみ上げてくる。

鎌倉の観光地では良く調べもせずに料理屋へ入ったら、あれよあれよお金を吸い取られてしまうだろう。

ここぞ!!というお店なら入ってみたい気もするが、コーヒー目的で来ているので

今の僕には大船軒のカレーソバ大盛りで充分な気がする。

 

そして目的のお店。

小町通りを鶴岡八幡宮の方向へ歩いていくと、右手にある。

小町通りの7割ぐらい鶴岡八幡宮へ向かったところかな。

「CAFE bee」

CAFE bee

CAFE bee

なんでこのお店かというと、先日喫茶いずみに来たお客さんに教わったからなんです。

画が飛び出すコーヒー(注1)ではないけど、お勧めですよといわれた。

 

(注1)画が飛び出すコーヒー

非常に少数の人にしか共感されないが、コーヒーを飲んだときの味覚からイメージがわくような

想起力のあるコーヒー。名店のコーヒーで特に良いものに現れる。非常に優れたコーヒー

例・・・ランブルのブラジル100年<青い豆をみた>
    機屋のクラッシックマタリ<牡蠣をみながらなんか布を思い出す>
    北山珈琲の濃厚で苦いコーヒー<岡本太郎を思い出す>
    大坊珈琲店の4番<黒い海に枯れた草原と石油>

みたいな非常に主観的な感覚。見るイメージは人によって違う。
ソムリエが様々な言葉で味覚を記憶するようなものだと思う。

 
その方はモカを飲んでくださいとおっしゃっていた。

早速モカ。

わりと深い感じのコーヒー。

特別なモカ香は感じないが、苦めで甘く美味しいコーヒーであった。
それから、ドゥ フロマージュ

いわゆるチーズケーキ。

これかーなり美味しいです。

ゴルゴンゾーラを使っているそうだけど、ブルーチーズ特有の臭みは感じなかった。

うっすらラム漬けのレーズンだろうか、それの香りがあってとても良い。
それと一緒に注文したマンデリン。

これがまた一緒に味わうと最高にうまい。

チーズケーキの残滓とコーヒーが一緒に口の中で混じって、別の風味を感じさせる。

素晴らしい。

酸味のあるレアチーズよりもこういったあまり酸味が強くないタイプのチーズケーキが、

この店の深煎りのコーヒーによくはまっていいなーと思う。

個別にコーヒーを味わいたい場合は何も食べないほうが良いと思うが、

こういう食べ物とあわせる楽しみ方も良いですよねぇー
そうして鶴岡八幡宮をお参り。

鶴岡八幡宮

鶴岡八幡宮

とーっても良い天気で人の出も多かった。

七五三の時期なので、着飾った子供とお母さんお父さん、じじばばという組み合わせが目立った。

 

 

それからそれから、さらにもうひとり別の方に鎌倉へ行くと話しをしたら、

蓄音器とコーヒーのお店があるとの情報を得る。

喫茶いずみでも蓄音器の会を行って縁があるので、ここは是非行っておきたかったのでいってみた。

「珈琲浪漫と蓄音器 カフェ サンスーシ」

サンスーシ

サンスーシ

 
ここではコクテル堂のコーヒー豆を使っている。

マスターの岡本氏が豆を独自にブレンドしている。

飲んだのは一番濃いタイプ。

月虎(Gekko)

苦い深煎りのタイプのコーヒーで美味しい。

まず驚くのはコーヒーの蔵書。

面白い本がいっぱい。

ランブルの関口氏の本、井上誠氏の本、しめぎ交紀氏の本。

奥山義八郎氏の珈琲遍歴もそろってる。

すげぇー

カップもかーなりいいものが置いてあった。

さりげなく、カフェ・ド・ランブルの100歳記念のお誕生日会で配られたカップも置いてあった。

もう一つのお目当ては蓄音器で音楽を聴くこと。

あまり詳しくは分らないが店の案内によると、アメリカ製のクレデンザという蓄音器。

結構大きめで、街中にある赤く四角い郵便ポストほどある大きさ。

早速音楽をかけてもらう。

いやぁーやっぱり生っぽい感じ。

息吹が伝わってきます。

何を聞くのときかれて、ショパンのピアノが好きですと答えると、

ラウル コチャルスキーという人の演奏を聞かせてもらう。

あとで調べたら、ショパンの孫弟子にあたる人らしいですね。

勉強不足でした。
で、そのコチャルスキーの演奏。これが無茶苦茶良かった。

脳みそに来ました。
完全に抑揚や息吹、演奏者の意図が伝わってくる。

詳しくはわかんないけど、僕が持っているコルトーの演奏より好みだった。

さらにスケルツォOP31が僕はやられた。

今の演奏と全然違う。

早いようなんだけど、抑揚がとても分りやすく、かつ息吹みたいなものが伝わってきて、

情報量がとーーっても多い。

CDが負けますよ。

 

岡本氏によるとショパンが演奏していた頃のピアノに近いとのこと。

今のピアノは音が大きく良く響くが、ショパンの頃のものは音がすぐに消える。

だからこういう演奏になるし、むしろショパンが考えている演奏に近いのではとのこと。

うーーーーん素晴らしい脳体験。

美味しい珈琲と蓄音器での音楽。

最高に良かった。
とーってもいい時間を過ごす。

 

それから、長谷寺へ向かおうと思い、

小町通りまで引き返してきたら偶然に高校時代の化学の実験助手の女史に会う。

本業とはべつに、鎌倉の神社でお勤めしていると聞いていたので、

この場所に居て不思議ではないが、

たまたまアノ時間。アノ場所でお会いできるとは嬉しいです。

少ししか時間がないとのことだったので、またまた

「CAFE bee」へ・・・

今度はコロンビアを飲んだ。

いやぁー全くの偶然に嬉しくなってしまう。

荏柄天神社でお勤めしてるとのことなんで、もときた道を引き返しながら、会話をした。

せっかく近くまで来たので、鎌倉宮へもお参りした。

鎌倉宮

鎌倉宮

 

 帰りにサンスーシの前を通ったらマスターの岡本氏がタバコ吸っていたので挨拶した。
そして時間がいっぱいいっぱいになったので鎌倉駅から電車で引き返す。
なかなか良い経験や不思議な縁があった鎌倉訪問であった。

今日も良い一日。

1万6000歩を歩きました。ちょっと少ないかな・・・
おまけ・・・

「鳩の巣」

鳩の巣

鳩の巣

噂の鳩サブレの鳩の巣だったりしてー

谷津の螢明舎からのお散歩(なーんか空振りぎみ)

今日は最近あんまり歩いていなかったので、沢山あるこうと思った。

まぁお店の用事も今日はあったので、近場でのお散歩。

往復歩くのが一番良いのだけど、今日は時間がなかったので、

まず片道はショートカット。

京成電車の谷津駅そばの

「螢明舎」

谷津 螢明舎

谷津 螢明舎

 

船橋近辺でネルドリップのコーヒーを飲ます店は、僕の喫茶いずみ以外なら

この螢明舎ぐらいだろう。

店の感じもとっても良い。

ここで、コロンビア800円とレアチーズケーキ500円を注文。

ここでは、ブレンド以外のコーヒーを注文すると必ず、

時間かかりますけど、よろしいですか?

としつこいぐらいに確認される。

 

出てきたコロンビアはやっぱし昔系の味わい。

なんていうのだろう。ぼわんとした感じ。

滑らかな布みたいな感じ。

香ばしく、酸味が弱めに感じられる。

それ以上の個性は感じられないが、コーヒーらしさを感じる。

ぼわぁーっと来て終わる感じです。

レアチーズケーキはブルーベリーソースがかかっており定番通りの味わい。

たまにはコーヒーとケーキも良いかなと思う。

それから、谷津から船橋大神宮へ。

大神宮のそばへ来たらお参り。

特に信心深いわけではないが、習慣になっているのでやらないと気持ち悪い。

船橋大神宮

船橋大神宮

 

 

それから境内をふと見まわすと同級生が七五三でご主人と子供とでお参りに来ていた。

むこうはたぶんわからないだろうから、今回はあいさつは遠慮した。

微妙な距離感のときありますよね。

 

そして今日は目的がありました。

以前からお店のお客さんで話題に上がっているラーメン屋

「こまつや」

いったらこれがまた、お休みしていた。

残念なり!!

まぁさっき10時半ぐらいに昼ごはんを食べたので、

いらないといえばいらないのだが・・・

気を取り直してお散歩。

 

海老川 

海老川 

海老川沿いを歩く。

曇りがちの天気で判然としない。

ここまで来たらちょっと寄り道。

謎の旅館

妙泉

謎の場所 妙泉

謎の場所 妙泉

 

謎っす。

いっつもしげしげ見てしまう・・・

人外魔境の入口かもしれない。

 

それから船橋界隈で振り込みなどの所用を済ませ、夏見の台地へ上がってくる。

景色がとってもいい。

夏見台地から船橋を眺める

夏見台地から船橋を眺める

 

 

ここまで来て、さらにまだ気になっているお店がある。

それが

「なかちゅう」

やっぱりこれもラーメン屋さん。

いったらこれも暖簾が出ていなくてダメ。

とほほー

こういう日もあるでござんす。

夏見の商店街を抜ける。

昭和ランプがここにあり。

昭和ランプ

昭和ランプ

 

これを見ると商店街はいいなぁーと思う。

このランプって商店街のつきもので、いろいろとデザインがありますよね。

こういうの見るとホッとします。

夏見商店街のオモシロスポット。

道路の真ん中の木

道路の真ん中の木

 

気が道路の真ん中から生えている・・・

美しい。

設計の意図が見える。

もっと理想が高かったのだろうけど、いまはこんなに。

道の真ん中に街路樹があって素敵なんだけど、今は夢半ばという感じで木だけ残っています。

 

それから、夏見中央公園の遺跡がある。

なんだ。

これは。

惑星Θ なーんちて

惑星Θ なーんちて

 

近めに見ると惑星Θのような光景(てきとー)

なんと透明な水が・・・

 

角度を変えて・・・

穴の開いた岩

穴の開いた岩

何じゃこの奇妙な光景は・・・

不思議です。

人形持ってきて遊んだら楽しいだろうな・・・

 

全体像はこれデス。

岩 全体像

岩 全体像

 

何てことない岩です。

なぜにこんな岩が公園に???

しかもチェーンまでして厳重にある。

なんで???

だれか由来ご存じですか?

 

そうして空振りに終わったので、お店の近くにできたネットカフェへ行く。

ネットカフェ

ネットカフェ

僕はネットカフェは使い切らないです。

特別に調べ事があれば別だけど。

今日はなにか楽しいことがあるかと思っていった。

とりあえず席につく。

必要もないのにマッサージチェアの席をとった。

 

とりあえずドリンクバーの味噌汁を飲んでみる。

5分経過。

 

漫画があったので読みたい本を探す。

備え付けの検索システムで読みたい漫画を検索したらなかったORZ

とりあえず意味もなく席に戻り、味噌汁を飲む。

 

 

こんどは店内を一周してみる。

ビリヤード、ダーツをやる場所がある。

カラオケの部屋もあった。

一人でする気にもなれずもう一度着席。

ネットをぼんやり見ながら30分たつ。

ここにはなにもなかた・・・・

260円を支払って出る。

まぁしかし、ビリヤードやったり、ダーツやったり漫画を読みたい人はいいと思う。

たまたま僕が使い方わからなかっただけで。

普段は一人が好きだが、ネットカフェは意外に人と行くと楽しめるかも。

できもしないビリヤードなんかして・・・

 

そんな一日。

歩いて気分は爽快!!

目標は達せず。

また今度にしよう。

 

 

 

 

 

大坊珈琲店からのシブヤ散歩

今日は大坊珈琲店の最後のお参りに行ってきた。

大坊珈琲店は表参道のすぐ側で村上春樹の聖地の一つらしい(詳しく知りません)

実は12月でビルの取り壊しに伴い閉店するそう。

今後の行方は未定らしい。

どちらにしても、今の店は無くなってしまうのでいってきた次第です。

 

はい大坊珈琲店。

村上春樹の聖地 大坊珈琲店

村上春樹の聖地 大坊珈琲店

店内は写真撮りませんが、しぶーくていい感じです。

今日は、モカを飲む。

小さめのお猪口のようなカップに注がれてくる。

入り目は100ccぐらいだろう。

深煎りのモカは久々にのんだ。

うまいですねぇー

そこそこの苦さ。

モカを深煎りにしたときでないと感じないような、酸味じゃないんだけど

これはモカの深煎りでしかでないだろうなぁーという酸味とは違う、

苦味ではない味覚の成分。

これはなんていうんだろう。

冷めてきてもそれを後から感じる。

モカ香の残滓とでもいうのか・・・・

決して分りやすい個性的な香りがあるかというと、今日の抽出ではそうではなかった。

美味しいと感じるコーヒー。

苦味の盛り上がりにささっと残滓でモカというかなんというか感じる。

こういうモカもモカなんだなぁーと思った。

勉強になるデス。
しかも、しかも今日は嬉しいことに大坊さんご本人がいらっしゃる。

初めてみました。

連休とあってお店は大盛況。

ずーっとコーヒー淹れっぱなしの感じ。

動きをみているとすんごいしなやか。

年齢を重ねて仕事するとああいうふうになるのか・・・

会話もそふと。

あんまししゃべんないけど、

常連さん「きのうは済みません。長居しちゃって」

大坊さん「いえいいんですよ」

常連さん「すごいですね昨日は3時間ぐらいコーヒー淹れてたんじゃないですか?」

大坊「えぇ・・・」

それだけ・・・

隣の常連さんは本を読んでいた。

そしてくしゃみしたお客さんにも

「コーヒーの香りでですか・・・?」

とか、

お待たせした人にも

「おまたせしました。ブレンドです」
必要最小限。

そしてしなやか。

くぅううう。

また違ったコーヒー人。

かっちょえぇ。

にじみ出るっす。
大坊さんがカッコいいので4番「ブレンド 25g100cc 抽出」を飲む

出されたブレンド。

苦い。

でもうめぇーーー

これは苦味の味の中にいろいろな風景がみえる感じだ。

苦味のなかにポツンポツンと別の味が入ってくる。

今日の僕の感じだと、なんか藁っぽいような感じに似た甘み。

いっしゅん枯れた草原をみた。

そしてそれが消える感じで、今度は石油だ。

あの深煎りのコーヒーによく感じるあの揮発的な味わい。

きょうのはこの2つが苦味の「地」にでたり消えたり。

そんな感じだった。

とーってもいい感じのブレンド。

苦いんだけど、完全に調和している。

いやはやすごいです。

会計の時にもし大坊珈琲がもし移転したら、おしらせしてくれるというので、

カードに自分の名前と住所を書いておいた。

 
それから表参道なんで、明治神宮をブラブラしようと思った。

最近自然に触れ合っていないので、まぁ山ではないが都心の貴重な森林浴ができる場所だ。

表参道のケヤキ並木も素敵。

表参道ヒルズと一緒の高さの並木。

表参道ヒルズ 並木と溶け込む

表参道ヒルズ 並木と溶け込む

そうなるように設計したそう。

溶け込んでますよね。

 

そして明治神宮。

正月の初詣以来です。

参道

参道

参道に入ると空気が湿り気を帯びて少しだけひんやり。

武蔵野の森林だ。

武蔵野の森林といってもこの明治神宮は東京の空襲で焼けてしまって、

その後、森林の権威を集めて森を築いたそう。

よく昔からあるかと思うけど、明治神宮の森は完全な人工林だ。

そういやナウシカの腐海もある意味人工林だよなー(ネタばれか)

もうここまで来ているとかーなり調和が取れていると思う。

極相林に近いんじゃないかなぁー

まぁ森は森なんで森林浴になるです。

 

普段初詣の時は、まっすぐ参道へいってお参りするだけだが

今日は森林浴が目的なんで寄り道。

「明治神宮御苑」

まぁ要は庭です。自然散策路みたいな感じ。

有名な清正井もここにあります。
こういうところはものすごい大好きです。

いわゆる武蔵野の林だ。

僕も小学校中学年になると近くの雑木林に足しげく通った。

武蔵野の林がそこにあった。

金杉緑地と同じ?じゃね。明治神宮御苑

金杉緑地と同じ?じゃね。明治神宮御苑

 

散策路をあるいていくとすごい人。

みんな清正井目当てだろう。

僕はこんな写真目当て。

柱のような成熟した木

柱のような成熟した木

柱みたいでしょ・・・
それから少し歩くと、

池。

 

池

庭には池がつきものです。

こういう林の中の池って大好き。

なんだかわかんないところがツボ。

うっそうとした薄暗い武蔵野の林の中の池。

いいっすねぇー
さらに歩をすすめると、御釣代(おつりだい)と呼ばれる天皇陛下が景色をみる場所がある。

まぁ池に木造のデッキが設けられて池全体が見られる。

ここはしかし格好の撮影スポットで、写真オヤジ達が金にものを言わせた、

無茶苦茶高性能の望遠レンズ付カメラ軍団がいっぱいいる。

いやん。

一人で自然に向き合っている人は好きだけど、なんか軍団でこられるとオヤジパワァーが出すぎていて

クンクンしてくる。そして引いてしまう。

オヤジ達が決して撮影しないようなほうを向けてパシャリ。

松と鯉

松と鯉

松と鯉。

松平健みたいでしょ?

ん、意味わかんないこといってしまった。

オヤジ集団のせいだわ。
そっと脇をみたら、すすき。

すすき

すすき

秋ですね。

 

さっきコーヒー飲んだので、御苑のトイレへ・・・・
トイレに驚く。

掃除の行き届き感が★★★★★だ。

みて、

ネ申 トイレ

ネ申 トイレ

窓枠のサンが拭き清められている。

ドライブインとかいくとそんなとこまで拭いてないぜ。

さすが神域。神は細部に宿る???

こ、ここに・・・

 

それからすがすがしい清正井を見る。

警備員が立っているので驚く。

そんなスポットなんですか・・・・
井戸の側の敷き詰められた玉石が凛としている。

玉石が凛 いいっす

玉石が凛 いいっす

さらに帰りの歩を進めると、名も知らない白い花。

綺麗だ・・・

白い花

白い花

それから御苑をでて、参拝。

 

だいぶ歩いたのだけど、渋谷まできたらぜひ訪れたい場所。

以前も紹介した、裏渋谷の

NHKの裏辺り。

渋ブックことシブヤパブリッシングブックセラーズ

渋ブック 雑貨やみたいな本屋

渋ブック 雑貨やみたいな本屋

 
いやぁー今日もラインナップおもしれぇー

前回来た時と違う本が並んでいる。

おもしれぇー

脳みその痒いところを掻いてくれるようなラインナップ。

きょうは岡本太郎の本や、今和次郎の本、児童書の絵本。

谷川史子の漫画、三島由紀夫の本なんかが脳に来た。

狭い店内だけどついつい2週ぐらいしてしまう。

ネットより生で本棚の本見ると、世界が広がりますよね。

いやぁー今日はいっぱい歩いてつかれたぁー

気候もよく大変気持ちよく散歩した日であった。

有楽町で外飲み

今日はまずお店の買出し。

おなじみ新船橋のD2。

その向かいに僕にグッと来る新スポットができたのだ。

向かいには東武ストア。

そこの駐車場に新スポット。

はい。

船橋の富士山

船橋の富士山

 

富士山。

いまブームですよね。

世界自然遺産にもなりましたし。

 

なんでこんなところに・・・・

こういうの大好きです。

こういうミニチュアに入り込んで旅をするというか。

製作者が知りたい富士山

製作者が知りたい富士山

 

大体ここから登ってこうするというか・・・

いろいろ想像力がかきたてられますよねぇー

この庭ですごいのは、さらに城!!!

城!!富士山のそばに!!

城!!富士山のそばに!!

 
クオリティーはまぁまぁなんですけど、

作りこんでいる感じがあるです。

富士山に城。

ガイコクジンが無茶苦茶喜びそう。

っていってもガイコクジンこないだろうけど・・・

さらにさらにツボなのが、

池。

 

池。意外に花は造花

池。意外に花は造花

けっこう本格的で金魚がばんばんに泳いでいます。

 

全体像はこんな感じ。

 

全体像はこんな感じ。手作り感満載

全体像はこんな感じ。手作り感満載

 

はっきりいって全体をみると、わちゃーって感じなんだけど、

マクロ的視点ならばクソ楽しめる。

 

 

それからそれから今日は久々に夏休みをとった友達と外飲み。

有楽町の東京国際フォーラムが近いところで・・・

 

この場所知っていたら、サボり上手なサラリーマンっす。

この場所知っていたら、サボり上手なサラリーマンっす。

東京駅のラチ内(オタクな言い方で改札内の意味)にある長谷川酒店で日本酒を購入。

それと、おつまみとなんと丸氷つきカップが売っているのでセレブ気分。

それに日本酒を注げば無茶苦茶最高なきぶんっす。

丸氷カップ210円なり。つぼ押さえているっす

丸氷カップ210円なり。つぼ押さえているっす

 
久々といっても3ヶ月ぶりぐらいですけど、いろいろ相変わらずの会話を繰り広げる。

飲んでいると猫が来たのでつまみをあげる。

かーなり警戒心の強い猫。

動くものに反応するようで、おつまみを投げると食べる。

置くよりは投げ与えたほうが反応がよかった。

 

まぁ今日はコーヒーにはあんましカンケーなかったけど、友達にあえてとっても良かった。

ちなみにコーヒーネタ欲しい人は、先週の僕のブログで・・・「SBCに参加する」

SBCに参加する

先週は盛岡へ行ってきたので、お彼岸のお墓参りへいけなかったので今日は早起きして、

といってもいつもの時間に起きて、歩いてお散歩がてらお墓へ・・・

家から歩いて20分ぐらいのところにお墓があるので、朝のよい散歩だ。

歩いていたら畑の脇に、

鶏の鶏冠が・・・・

鶏の鶏冠

鶏の鶏冠

モッサモッサとした独特の質感が素敵。

ツイ触りたいが、僕はこいつに偏見があって触ると毒針をもらいそうなので、

一切触ったことが無い。

なんか細かい毛のような感じが毒をもっていそう。

それは全くの誤解なのは分ってますけど。

写真に収める。

 

それからそれから朝日がとってもよく畑のキャベツを照らしている。

冬キャベツ(予定)

冬キャベツ(予定)

綺麗ですよね。

日光に透けていて。

実に葉脈が素晴らしい。
それからテクテク歩いてお墓へ。

先週に母達がお墓へ来ていたので、お墓はとてもきれいな状態だった。

お墓も近所のおじいさんおばあさんの散歩コースになっていて、

ベンチには犬を連れた人が何人かいて、僕が通るとこちらを笑いながら見ていた。

 

それから午後までゆっくりして、僕の好きな幕張のヨットハーバーへ・・・

例のランチタイムを外せば500円ぐらいでゆっくり海を眺めながらコーヒー飲める店ね。

今日は紅茶を飲む。

まぁ特筆すべき味ではありません。

今日はそれからさらに予定があるので、テラス席のところから海を眺めた。

稲毛ヨットハーバーのテラスから

稲毛ヨットハーバーのテラスから

 

 

曇りがちのアンニュイな海。

 

なんの予定があるのかは、

コレ。

コレです。

「SBCブリューワーズカップ」

要は同じ豆でだれが美味しく淹れられるかを競い合う競技会です。

これは墨田区の「ホソミーファクトリー」が主催のもの。

本大会は10月26日、10月27日なのですが期日前予選というのがあるので、

それに参加しました。

 

この店は自分達のコンセプトに合う他店の豆を購入して、店で抽出してくれる。

いわばコーヒーのセレクトショップのようなところ。

店の内装は事務所というかオフィスのような感じのところですが、面白い店です。

面白い店 ホソミーファクトリー

面白い店 ホソミーファクトリー

あの有名なぜにさわさんの豆なんかが置いてあります。

いったら今年のエスメラルダのカーニバルを飲ませていただく。

酸味が明るくて、いかにもおいしぃーって感じ。

皆一様に昨年のエスメラルダカーニバルのほうがいいというが僕もそうだと思う。

脳ミソに来る感じは去年のものが強かった。

でもやっぱり美味しいです。

明るく透明なコーヒー。

美味し!!

中央林間行かなくてもココで飲めるなんて素敵!!

 

そして、本題のSBC大会。

ここからは専門用語が来ますんでテキトーに読み飛ばしてね。

あくまでも自分の行動記録でもありますので・・・
今日の豆は玄豆屋というところのキリマンジェロを使用。

豆が100gを渡され、その中で抽出できるかぎり何回でも挑戦できる。

抽出量は300ccでペーパーフィルター使用。

いろんなドリップポットが用意されている。

抽出の器具はハリオV60

言えばコーノ式円錐ドリッパーもあるようだ。
とりあえず豆の感じを見るために、17gで120cc抽出して豆の感じを見る。
飲んだら特別に癖のある感じはしなかった。

あと、膨らみ具合も中ぐらいでわりと新鮮な豆。

感じをつかんだので、本番。
ハリオV60をつかって豆35gの300cc抽出。

富士ローヤルのみるっこの8番の挽き目。
抽出はオリジナルの河野式の抽出方法にした。というかそれ以外できない。

点滴で濃いエキスをだしあとは引き伸ばす感じ。

とても抽出に時間がかかる。
タイムが測定されているので、どれくらいで出るかが聞ける。

どうやら8分ぐらい抽出にかかったらしい。

久々にやったので腕が疲れた・・・

といっても最近、機屋で見てきた抽出もそんなようなものだけど・・・

 

できた液体を審査員の皆さんに。

僕も一緒に飲んでみる。

かなり自分では良いできの液体だった。

キリマンジェロらしい酸味にまろやかな甘みが入っていて。

最後のキレが少しいまいちのような感じだったけど。

 

まだ豆が残っているのでもう一度。

今度はコーノ式円錐ドリッパーの名門のほう(違いが分る人は同士です)

同じ抽出。

ハリオと違いコーノ式は螺旋の溝が無いので、わりと粘った抽出ができる。

同じ様に丁寧に点滴ドリップをする。

そしてある程度濃い液体がたまったら、一気にドバァー!!
今度は要領をつかんだので、ワリト良かった。

液体もさっきのより僕は理想的だった。

酸味のあるまろやかな液体。うっすら液体の中の香りも入った。

そしてキレがある感じ。

さっきのより良いできジャンと自負。

これが審査員の基準でどのように評価されるかはよく分りませんが、

自分としてはなかなか良いできであった。

 

余談ですが、ここに置いてあったオリーブオイルがむちゃくちゃ良かったです。

産地はニュージーランドのものでしたけど、

実をそのまま食べているようなさらにものすごい濃縮感。

しかも少し舌にピリピリ辛い感じすらある。

こんな感覚初めて。

面白いものを試飲させていただいた。

これを料理で使う人はセレブだな・・・(表現が浅い)

一本2500円なり。

 

夕方17時を過ぎたので、お家に帰りました。

また今日もコーヒーを通していろいろな人と交われました。

うれしいなぁー