コピルアックの原典を触れに・・・それからダフニ、OMOTESANDOU KOFFEE

3月になりましたね。

春。

今日は雨の月曜日。

天満宮 梅

天満宮 梅

しだれ梅が綺麗っす!!

そんな三月からさかのぼること一月。

先月半ば(2月)あたりに喫茶いずみでは、ジャコウネコのコーヒー

いわゆる「コピルアック」を販売していた。

ありがたいことに、好評で、早々と完売しました。

コピルアックは激しい個性ではないが、どことなく「何か」を感じるようなコーヒーであった。

しかしなのです。

僕は傲慢だったのです。

すみません。

ジャコウネコのコーヒーを販売しながら一体全体、麝香の匂い。

それを全く知らなかった。

傲慢でした。

すみません。

およよ。

すぺぺ。

全く想像で、雲をつかむように作るのもまた面白いがやっぱりここは原典に触れておきたい!!!

それを反省してから一月。

いろいろインターネットで情報を集めると、とあるところで麝香の展示があるとのこと。

おぉーーー

ついにこれで晴れて麝香の匂いを嗅いで、作り手がしっかりと麝香の匂いを知ったうえで

コピルアックを創ることができる。

それが高砂工業という香料を創る世界では大きな会社の受付の展示スペースに麝香があるらしい。

調べてみると高砂工業は、天然ではない化学合成のメントールの94%をこの会社が製造しているらしい。

メントールは確か高校の化学の授業で、これを科学的に合成することができたのは

ものすごい大きな功績とおぼろげな記憶がある。

ま、そんな高砂工業。

インターネットで調べて、麝香の展示があると知った時はそれはもう「脳に来ました」(笑)

念のため電話で問い合わせてみる。

「麝香があるんですか?」

「はい。展示しております」

「匂いがかげますか?」

「それは展示してあるものを見ていただくことになります・・・」

「会社の受付付近の展示なので、香料の原料となるものは強いもので不快感を与えるといけませんので・・・」

「あーそうですか(がっくし)」


 

ま、それでも現物をみたことがないので、行ってみることにした。

場所は蒲田。

アロマスクウェアという大きなビルにある。

久しぶりにビジネスマンの空気に触れる。

同行いただいたCさんと時間まで、1階ロビーをブラブラ。

大理石でできた柱のタイルに貝殻の化石を見つける。

巻貝の化石

巻貝の化石

何かの巻貝なのだろう。こういったロビーにもふんだんに大理石のタイルが使われているのは

高砂工業の繁栄ぶりを示すものだろう。

時間になったので、オフィスの受付へ・・・

もう遠くからでもアレなのねってわかる。

こんな感じで展示されてました。

麝香

麝香

想像では黒い塊と思っていたけど、ちょっと違う。

このケバケバしているところが、むしろ本物っぽい!!!

姿を見れて満足です。

ありがとう。

と思ったらですよ・・・

この、

ケースにわずかな隙間が!!

ケースにわずかな隙間が!!

展示のガラスケースに隙間がある。

鼻をくっつけると、麝香の匂いが・・・

キョーレツかと思ったがぜんぜんそんなことなく、むしろいい匂い。

なんというのだろう。

ぜんぜん他では嗅いだことない。

いい匂いで優しい。

引き付けられるというのがよくわかる。

コーヒーのように脳内で再現できるかというとそうではないが、ほかでこの匂いを嗅いだら、

あぁ麝香ってこんな感じだなぁと思う感覚。

麝香は麝香の香りだなと思う。

たしかに男の香水とかで、こういう匂いが構成に入っているような感じがあるよなぁと。

あとで思う。

いやぁ満足です!!!

次にコピルアックを焙煎するときは、これを念頭に創ることができる。

来年を楽しみにしていてください!!!!

アンバーグリス

アンバーグリス

麝香以外にも、アンバーグリス(クジラの病的結石)、乳香(フランキンセンス)、没薬(ミルラ)があった。

乳香と没薬キリスト生誕の時に東方の三賢者マーゴイが収めたものらしい。

それぞれガラスケースの隙間に鼻を近づけて、においをかぎました。

いやぁ大変収穫になりました。
有意義な会社訪問であった。

高砂工業さんではこの展示スペースは一般に解放しているのでどなたでもご覧になれます。

興味のある方は是非!!!

天然香料と合成では全然違うと思いました。

(※10名以上は予約がいるようです)


それから、蒲田の東急プラザにあるシビタスでホットケーキをいただく。

バターと生地の甘さ。メープルシロップの感じにすっかり心を奪われる。

素朴な感じのホットケーキで美味しかった。

そして、先日16時で閉店していたダフニへ再訪!!

ダフニ 2015.3.9

ダフニ 2015.3.9

OPENの文字にほっとする。

今日は天気が悪くまた、暗いのせいもあるのだろうか・・・桜井さんは焙煎をしていなかった。

Cさんはタンザニア(深煎り)

僕はキリマンジェロを

それぞれ飲み比べる。

僕のキリマンジェロはあまーーーく穏やかな印象。

チラと酸味も見え隠れ。

Cさんのタンザニアは意外にもパンチがしっかり深煎り。

苦い!となる手前の苦味で酸味もほわぁと酸味も。

でも全体は穏やか。

桜井さんのコーヒーはホントに穏やかです。

コーヒーの力強さや個性を知っていて、優しく包むようなコーヒーに仕上がっている。

お母さんが、泣いた赤ん坊をあやすように・・・

赤ちゃんは命全体で泣いて訴える。それを上手にあやして泣き止ませる母親。

優しく個性を包み込んで、決して個性を隠してはいない。

そんなコーヒーなんだなぁと改めて感じました。

しっかり集中して飲みました。

さらにブラジル。

Cさんはダフニブレンド。

ブラジルはしっかりブラジル出てました。

関さんが焼いた時にキョーーレツに感じる日向ぼっこのような甘味と香り。それを別の出し方で感じた。

優しい穏やかな感覚。

あぁすごい。

ダフニブレンド。

コチラはこちらで。丸いのです。

僕の感じだと優しいビロードのような酸味&苦味。そこに甘味があって丸いのです。

どこも突出していない。

Cさんはブレンドはブレンドなんだけど、それがものすごく上質なんだと。

ほんとそんな感覚。

コーヒーってけっこう人に厳しい。(作り手に対して)

名人のコーヒーを飲むとホントにその人が出る。

桜井さんのコーヒーは桜井さんのコーヒー。

すごいなぁ。

男たちが創るコーヒーとはまた違うなと思う。

優しい。けど骨太でもある。そして清らか。

いつきても感動します。

そして、僕がテーブルにスプーンを置いたのを機にテーブルマナーのお話を聞く。

いやぁ為になりました。

恥は若いときにかいた方が良いです。っていってももう30代ですけど・・・

いくつになっても、恥をかいても聞く姿勢が大事だなぁと対話で学ぶ。


 

それから移動して表参道。

っていったら「OMOTESANDOU KOFFEE」

今日も相変わらずです。

人がつぎから次へとやってくる。

エスプレッソ リストレット (明るめにしてって希望)

とキューブカステラ。

やっぱり今日も完璧。

エスプレッソ リストレット。

いいです。

来る。

来る。

ミケランジェロの描いた最後の審判って感じっす。

いやはやすごくいい。

かーーーなりしっかりしてるけど、飲みやすい方で脳みそに来るタイプのものであった。

エスプレッソ リストレット

エスプレッソ リストレット

そんなこんなで無事に一日の日程を終了。

代々木上原の按田餃子で、きくらげをたらふく食べてささやかなツアーの締めくくりをして帰宅する。

案外あるいていて17000歩。

今日はとても収穫のあるツアーだった。

いやぁ。来年のコピルアックの力を得ました。

そしてダフニ。桜井さんに触れるとホント気持ちが温かくなる。

國友さんの酸味の利いた、エスプレッソリストレット。

これは男の人が創るコーヒー。サッカーでいいシュートが決まったぁぁぁぁって感覚。

楽しかったです!!!!

明日からの創作の力を得ました。

一年越しのダブルコンソメスープ。あとはきの珈琲、ポールバセット、フリーマンのエッセンス羽富も

今日は一年ぐらい前からずーーーっと思っていたことをやっと実現できた。

舞台は赤坂!!

何気ない赤坂の風景

何気ない赤坂の風景

もう興奮状態で落ち着かないので、

まずは「きの珈琲 本店」
ほぼ一年ぶりぐらいの再訪になる。

きの珈琲 ガテマラ

きの珈琲 ガテマラ

開店早々入店して、ガテマラを注文。

豆は宮越屋のもの。

深煎り系の味わい。

苦味主体のなかにうっすら、甘味にひきつれられた酸味を感じる。

後味は穏やかで、すこし収斂感をかんじる。

ピークポイントは2口めぐらい。

ごんごん飲んでそそくさと店をでる。


さすがに今日の目的地は一人ではいけなくはないが、以前からお世話になってるアネキに同行いただく。
アネキと待ち合わせて、まずはブラブラ散歩する。

やっぱり神社へ・・・・

赤坂の神社といったら、「日枝神社」

日枝神社

日枝神社

お参りしていたら、3人の会社員と思われる方が・・・・

ものすごーーーーーーく、ピッタリの呼吸で二礼二拍手一礼をしていた。

境内をちょろっと散策。

さざれ石

さざれ石

さざれ石。「さざれぇ~ いしのぉーーー いぃわぁおーとぉなぁーりてぇー」

のアレである。

しげしげと見つめる。

なんだか地質的な呪文が書いてあり理解が弱かったが、なんだか石が引っ付いて大きくなるようなイメージかな。

そして、日枝神社を後にして、

目的地へ・・・・


「ホテルオークラ」

ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっぅぅぅーー
来た。

この場所へ。

一年前からの夢。

シックな落ち着くロビー

シックな落ち着くロビー

かなりシックなロビー

よく、昔の人がしている勾玉のネックレスに使われている、切子玉型

オークラランタン

オークラランタン

オークラランタンと呼ばれる形の照明。

いやぁ素敵な空間。

ホテルのHPによると、日本古来から用いられているデザインが随所にちりばめられていて、

とても落ち着いた感覚。

ロビーの感じが大変僕は好きだ。

お雛様も飾られていました。

お雛様

お雛様

障子。切子玉型。麻の葉の紋様。

あーーー心落ち着く。

で、何をしに来たかというと、ホテルオークラの名物。

ダブルコンソメスープ。

これを味わうためにやってきた。

ダブルコンソメスープって、すごくおおざっぱにいうと一度、取った出汁に

もう一度材料を加えて出汁をとる、2度出しのスープだ。

コーヒーという液体の味覚の構成を常に考えているので、

このような液体の味覚の構成というのは特に興味深い。

前菜とワインで盛り上がってきたところに、提供されたダブルコンソメスープ。

液体はほんとに黄金。

澄み切っている。

スプーンで一口すする。

もわぁぁぁぁーーって牛の肉のうまみがホルンの音のように広がる。

そしてホルンの音が鳴りやむか止まないかの時に、野菜のうま味がオーボエやクラリネットの感じで響いてくる。

そして全体が一つの音楽のように集束していく。

いやぁー無茶苦茶良いです。

良質のデミタスのイエメンモカを飲んでいる液体の構築感。

あくまでも、飲みやすい。

塩分濃度もそれほど高くはない。

それでいて強烈な印象を残す。

本当にイエメンモカのデミタスを飲んでいる印象だ。

はたまた、綺麗な室内管弦楽か?!

赤ワインを一口飲んで、またスープを飲むと表情が変わる。

同じ女優さんを見てはいるんだろうけど、スポットライトの当て方によって違う表情が出るように・・・

そりゃあ、僕は駅の立ち食いソバでも幸せになれる人間なんですが、

いやぁ。

やはり一流のものに触れることも大事なのだなと思います。

やっぱりこういうのを味わうと人間はすげぇと思います。

いやぁーいい音楽や建築に触れた気分です。

あーーー幸せ。

メインがいらないぐらいの満足感。

一緒にいたアネキは魚にしていたが、ここは肉の方があのダブルコンソメの後では良かった。

コースの重心はコンソメスープにあった感じです。

で、あとデザート。

ガトーショコラの勉強の為、ガトーショコラ。

ガトーショコラ

ガトーショコラ

これも良かったです。

味わいは特に個性的なものではなかったが、

口どけが非常に細やかでさわぁぁぁぁぁって溶けていく感覚であった。

しっかりしているが、くどくなく消えていく。

大変な満足感に浸る。


 

それから渋谷へ移動。
定点観測(笑)(やっと場所が判明しました!!!!)

ここで合ってますよねぇ 定点観測

ここで合ってますよねぇ 定点観測

駅前が変わりつつある。

変革する渋谷駅周辺

変革する渋谷駅周辺

ヒカリエの中の「ポールバセット」

ポールバセット エスプレッソ

ポールバセット エスプレッソ

エスプレッソ(ブレンドで注文)

いやっはーーーー!!

刺激的ぃーーー

ビシバシ尖っている。

ハードなロックを聴いている感じ。

キョーレツな酸味で幕開けして醤油のような感じ。

最後にゴンゴンなフルーティー感。

たぶんこれはサードウェーブの本流のしかも源流にあるエスプレッソだと思う。
ぎょぉーーーって飲み干す。

お会計の時に、お客様以前もいらっしゃいましたよねと言われシドロモドロ・・・・(笑)


 

それから、さらに今話題のサードウェーブの本流にあるブルーボトル。

ブルーボトル創設者のフリーマンがエッセンスを得た店。

「茶亭 羽富」

茶亭 羽富

茶亭 羽富

先日、ミスターMことドトール船橋南口店のオーナー マサミさんと訪れて以来だ。

今日はキリマンジェロ。

フリーマン効果か、店内満席!!!

キリマンジェロは炭火焙煎という割には(イメージからの想像ですが)

しっかり酸味を感じわりと昔ながらの味わいを感じた。

そういや渋谷をぶらぶらしていたら、渋谷の東急プラザが閉店するので全館セールをやっていた。

その地下にある台所雑貨屋で、前々からほしかったタイプのヤカンを購入。

ぐふふ。20%オフ。

ぐふふ。いいステンレスのヤカン。

いい買い物した。散財した。

明日からお店のお湯はそれで沸かします。

あーお湯を沸かすのが楽しみ。

明日からは倹約して過ごそう。
明日からもマジメにコツコツ美味しいコーヒーを創ろう。

一年越しに実現できたダブルコンソメ。

液体の味覚構成ではかなりの収穫になりました。

ありがとうございます。感謝感謝!!

まぁまぁ歩いて15000歩。

ドトール船橋南口店で始まりドトール船橋南口店で終わる一日。(横浜もいったよー)

2月23日(月) AM5:45

雨の船橋 早朝

雨の船橋 早朝

船橋駅到着 え、 こんなに早い時間に何をしているかって・・・・

それは、普段お世話になっている「ミスターM」こと(この記事よんで・・・)

梶マサミ氏が経営している、ドトールコーヒー船橋

 

南口店がリニューアルオープンするから。

 

オープンはAM6:00

開店直後のドトール

開店直後のドトール

雨が結構降っている。

 

それでも気温は低くなく、春への移り変わりを感じるような日。

一番乗りしようとしたが、車いすのおじさんの先客が既にいらした。

 

それでも、マサミさんに「おめでとうございます!!」と伝え、さっそくブレンド。

ドトール ブレンド

ドトール ブレンド

香ばしく甘い感覚。

 

それがカップ三分の一ぐらいのところでピーク。

甘くコクがあり、一瞬だけ。

おぉってなる。

機械式なのか知らないが、

若干収斂感はある。

 

それでも、この価格でこの味わいはすごいと思う。

 

特徴として、香ばしさ、甘味、ほろ苦さ、軽い酸味これらがいわゆる均等に感じられるような感じだ。

 

さらにマサミさんのサービス。

ちょっと設定を変えたブレンド。

飲み口いいいぃ!!

僕が学生時代に彼のお父様のドトールでアルバイトしていたころのブレンドに近いかも。

 

ちょっと濃くなる。

そのせいで、コクと酸味をわずかだがさっきより強く感じる。

その為、さっきの収斂感が覆い隠されるような印象。

おいしい。

 

いろいろあるようなんで、普段は最初の味わいにしているようだ。

確かに一般向けだろうなぁ~ どちらにしても、頭の中のチャートで、甘味、苦味、酸味、コクが、均等に広がりをみせる。

そーーんな感じ。

 

ひっさびさにゆっくり味わいました。

 

そして、さらにもう一度夕方訪れる。

 

夕方4時ころ戻ってくると、店内大爆発!!!!

 

ものすごい混雑。

 

すげぇーーー なんで戻ってきたかっていうと、 ハンドドリップの名人が実演販売をしているらしい。

 

この船橋南口店の最大の売りは

店内の試飲カウンター

店内の試飲カウンター

ここのカウンター。

試飲カウンター2

試飲カウンター2

ここで、イロイロなコーヒーの発信を行っていこうと、お店の中にしつらえたらしい。

今日はここで、ハンドドリップ大会3位の小野さんという方が実演販売。

今朝たらふく飲んだ、マイルドブレンドを再度!!

写真はマイクロセパレーター(要は微粉とり

写真はマイクロセパレーター(要は微粉とり

抽出は粗挽き、30g270cc抽出。

 

事前にマイクロセパレーターという微粉を取る道具で微粉をふるう。

このようにすると、簡単な話、雑味が取れてすっきり飲めるコーヒーになる。

実際に飲んでみました。

いやーーこれは美味しい。

ま、そうですよね。

それでもやっぱりあの均等なチャートが現れる。

 

甘味、苦味、酸味。均質さがある。

 

ここでもやっぱり少しだけ収斂感がある。

 

ま、そこはしょうがないのだろう。

 

ハンドドリップでもドトールマイルドブレンド。

美味しかったですぅ。

 

なんだか今回はドトールの回し者になりましてすみません。

 

ドトールのマイルドブレンドは豆でも購入したので、喫茶いずみでも遊んでみようと思う。

 

コーヒーラヴァーの間では、ドトールの焙煎のクリスタルマウンテンやゴールデンモカブレンドが良いと聞く。

枠にとらわれず、イロイロなコーヒーを真剣に飲んでみることは大事なんだなぁと思う。

ま、もちろん自分の信念を持つことは大事なのでしょうが・・・

いやーーーマサミさんありがとうございます。そして頑張ってください!!!!


はい。 ここからは、コーヒーネタではありません。

今日は、ドトールへ朝行って、夕方まで戻る間何をしていたか?

横浜へ行きました!!

ランドマークタワー!!!!!

昨年7月以来 ランドマーク

昨年7月以来 ランドマーク

そのランドマークタワーの足元!!! 「横浜美術館」

横浜美術館

横浜美術館

  都庁の建築で有名な丹下健三氏のもの。

 

ちょっとこの感じとにてますよねぇ~

新宿都庁

新宿都庁

そんな横浜美術館で、ホイッスラー展を行っている。

行きたいなぁと思っていたら、 お客様から貴重なチケットをいただいたのです。

僕自身は昨年の4月にホイッスラーの暗い画面で構成されるノクターンを見てきた。

あれがかーーーーーなり良かったので、今回も餌に誘われる犬のように行ってきました。

 

 

結論からいうと、すげぇ良かった。

あくまでも、個人的な感想です。

自分的に来ました。

脳に来た。

一枚の絵が完璧に来た。

それは、この作品。

「赤と黒:扇」

赤と黒

赤と黒

ま、赤いドレスを来た女性が描かれた絵。

 

無茶苦茶良かった。

 

ま、表面的には女性が描かれているんだけど、これは、黒い部分がすげぇいいのです。

 

印刷では絶対に伝わらない濃淡。

画面下部から這い上がるように・・・ いやーーーかーーーーなり良かった。

 

僕はホイッスラーは黒い濃淡の画家だと勝手に思ってます。

前述のノクターンでも、黒い闇の部分の濃淡がワラワラ蠢くようで。

 

この「赤と黒」では完璧にワラワラ蠢く。

また、僕流の鑑賞のコツとしては、目を細める。

はっきり見開かないで見る。   ちょっと暗めの視野がすげぇ来る!!!

黒のホイッスラー(勝手に命名してます)の感じが完璧。

 

 

ほかにも、ノクターンを描き始めたころに描かれた 「灰色と黒のアレンジメント トーマスカーライルの肖像」

灰色と黒のアレンジメント

灰色と黒のアレンジメント

これも良かった。 これもついつい人に目が行ってしまうが、 背景や洋服の生地の色の濃淡みたいな感じがすげぇ。

あくまでも、人はそういう濃淡を演出する媒介としてある、と僕自身の解釈です。

 

印刷では絶対伝わらない、感じがそこにあった。 良かったですよ。

そして、肝心なノクターンシリーズは、 青っぽいやつよりこの黒で構成されたやつが僕の好みだった。

 

「青と銀色のノクターン」

ノクターン

ノクターン

目を細めてみるとイイですねぇ。 闇が蠢く。 いつだか行ったベトナムのメコン川を思い出す。

ベトナム クーロンBから船着場

ベトナム クーロンBから船着場

また、影響を受けたものとして、歌川広重の浮世絵もあった。

これは行った人の話通り、いやーー濃淡が見事!!!

今風にいうと解像度が高く滑らか。

 

夜の黒い部分。紺。青い部分。

そういう美しさがあった。 たぶんホイッスラーは自分の身体感覚として持っていたものに、

この広重の青や黒の濃淡で表現された浮世絵にピンと来たんじゃないかなぁーー って、

 

展示者の意図通りの解釈(笑) ま、小ぶりな習作も多かったですが、「赤と黒」あれ僕は良かったです。 ホイッスラー 黒の濃淡が好きなんじゃないかなぁー 本人に聞いてみたい。


で、展覧会をでたら、ぐぅぐぅお腹が泣きます。

 

あーー中華街までもたない・・・

かといって変な店も入りたくないなぁ・・・

そこで見つけた、横浜第二合同庁舎 そこの食堂に駆け込む。

マグロカツ定食550円なり。

マグロかつ定食 幸せ

マグロかつ定食 幸せ

あー庶民的なご馳走。 おいしいよぉ。 満足だよぉ ここで見つけた不思議な光景。

煎茶もコップへ

煎茶もコップへ

煎茶もお冷のグラスに注ぐ(笑) どうも、お茶用の湯飲みはなく、皆疑問を持たずにお冷グラスに注ぐのがココの流儀らしい。

おもしろっ!!

 

お腹が膨れて元気になったので、お散歩。

山下公園に行ったことがなかったので徒歩で目指す。

 

ブラブラ歩いて・・・   おなじみの光景。

港 山下公園から

港 山下公園から

マリンビュー。 港の光景ですねぇ。     スダジイと芝生。

スダジイと芝生

スダジイと芝生

ブラブラ山下公園を歩く。 そこまで激しい見どころはココにはないかなぁ・・・

 

それでも、面白スポット。 山下公園のストーンヘンジ。

山下公園 ストーンヘンジ

山下公園 ストーンヘンジ

ストーンヘンジの先に・・・

山下公園 謎の紋章

山下公園 謎の紋章

謎の紋章が飾られていた(笑) きっとこれも何かの遺跡の類だろう。 裏まで回ってプレートを探したが、意味は一向に分からなかった。 山下公園の一番端っこにある。 興味のある人はぜひとも行ってほしい。


それからさらに歩いて歩いて、港の見える丘公園へ・・・

 

あまり天気が良くないのでこんな感じ。

港の見える丘公園 から

港の見える丘公園 から

ここは日中より夜来た方がよさそうだなぁ・・・・

それで、公園をでて、外人墓地を見る。

外国人墓地 横浜

外国人墓地 横浜

横浜の街を見渡せる、開放的な墓地でいいなぁー

 

そして意外に面白かったのは横浜地方気象台。 どうも見学できるようなので・・・ モダニズム建築っぽい玄関。

横浜地方気象台

横浜地方気象台

階段もかなり古い建築?

地方気象台 階段

地方気象台 階段

ん。 でも新しい。

どうも、ここは昔の部分を生かしつつ安藤忠雄氏の建築事務所が増改築を行ったらしい。

だから古くて新しい。

 

気象台。萌えポイント。 カンベル日照計(ガラスの球形部分)

水晶玉ではない。カンベル日照計

水晶玉ではない。カンベル日照計

温度計のグラフ。

温度グラフ

温度グラフ

いいいぃーーー 思わぬ観光ポイントに嬉しくなる。 そしてヘトヘトになって、元町へ・・・ 名も知らない喫茶店へ。

ほんと喫茶店

ほんと喫茶店

モカを注文。 そういうコーヒーではないが、こういうのもたまには良い。

カウンターだけの店内。

愛想の悪いママさん。

何を言うのでもなくテレビを見つめる空間を共有する。

MMCのコーヒーをサイフォンで淹れて出すスタイルのようだ。

少し休憩して、船橋へ戻り、もう一度ドトールへ行ったのでした。

ドトールに始まりドトールに終わる一日。

 

いやーーー充実充実!!!! まぁまぁ歩いて19000歩。

よっしゃーーーーー良いコーヒー創ります!!!

下町ぶらぶら散歩。ストリームをたどって・・・・

ぐぐーーー

いやはや

青い空

少し気温が緩んでくる!!

もう我慢できない!!!

もう少し我慢というか、

もう抑えきれない気持ちで今日は、

お散歩ファイヤー!!!

下町を歩く。

小学校の脇から空を眺めると、飛行機雲がながーーーく残る。

下町の小学校

下町の小学校

明日は雨かなぁ・・・・

この界隈は碁盤の目のようになっているので、基本的には迷うことはない。

ジグザグに歩いていく。

都心ではよく見る光景。

川の上のシュトコー

川の上のシュトコー

シュトコーの高架は川の上にある。

 

 

シュトコーが都心の川の上に張り巡らされているのは、景観上良くないといわれるが、僕は好きだ。

もうあれがトーキョーの風景でもある。

だって、天下の日本橋の上にもシュトコー

まぁ用地買収の必要がない川の上に建設する案は天才的な考えだったのだろう。

僕はこういう光景はなんでも有りなトーキョーらしい風景だと思う。

 

 

そうしてブラブラ。
カレーパンを買い食い。

 

カレーパン クソうめぇ

カレーパン クソうめぇ

有名な「カトレア」のパン。
ぐぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー

 

うめぇっす。

美味しいねえ~

 

外側が新鮮にあげたたて。カリもっちり。

 

そして中身のカレーと組み合わさって幸せ。

なかのカレーも滑らかな感じ。

 

かつスパイシーな香辛料がはっきり。

 

いやーさすが有名店。

 

これで198円は素晴らしい!!!

 

 

ってこのあたりで、感の良い読者さんは気が付くでしょうか????

 

 

はい。

どこへ向かっているんでしょう僕は・・・

 

さらに、青い空と青い水門を越えて・・・・

青い水門 青い空

青い水門 青い空

 

 


 

ジャン  ジャ  ジャーーーン!!!!

「ブルーボトル(清澄)」

ブルーボトル

ブルーボトル

行列してました。

警備員のおじちゃんがノリノリだ!!

 
「今日はわりとすくないですよ。」

 

とか、いろんな観光地にいそうな警備員さんの典型的な人物で嬉しくなる。

 

 

いやーこういう人必ずどんなとこにもいるのよね。

 

ブルーボトルの人じゃないんだけど、かなり愛している。

 

 

たぶんコーヒー自体も一回ぐらいしか飲んだことないんじゃない(想像)

 

でも・・・かなり愛しちゃってる。

 

グイグイ親切だ!!

 

ぜひブルーボトル行くときは、彼も見どころの一つだ。

 

きっと撮影をお願いしたら、快く撮影してくれる人だと思う。

 

 

まぁそんなわけで、行列するのは覚悟していたので、今日は本を持参。

モモより 挿絵

モモより 挿絵

 

読んでいるのはミヒャエル・エンデの「モモ」

いやーーこれは何度読んでも面白い。

 

ブルーボトル待ちの時はちょうど、灰色の「時間泥棒」が登場して、影が忍び寄ってくるあたり。

くいいるように読むので、あっという間に店内へ・・・

 

エスプレッソとブレンド(ハンドドリップ)を同時に注文。

 

まずは、ハンドドリップの味わい。

 

あ、おいしい。

 

たぶんにこれはエチオピアモカなのかなぁベースは?

 

やはり酸味が主体の想像通りの味わい。

 

コシがある。

 

話に聞いていたよりは飲みやすい。

 

まぁ多めの量で、カップに注がれてくる。

 

(2人の人に聞いて印象が違うので、ばらつきがあるのか?)

 

僕自身が飲んだ液体に関していえば、悪くはなく、あぁサードウェーブだ!!!

 

薄くも飲みづらくもない。

まぁ、でもちょっと量が多かったかなと思わせる感じの重さはあった。

 

それとエスプレッソ。

 

これは。

 

 

わぁお

 

 

刺激てきぃ!!!!!!!

 

ふぎぃ!!

 

 

これはちょっと一般の人は、お砂糖入れて美味しい感じ。

やはり酸っぱいエスプレッソはOMOTESANDOU KOFFEEだろうか。

一緒に炭酸水が添えられてくるのは面白かった。

ざっくり飲んで訪問を終える。


 

 

 

フリーマン。

 

 

あなたの哲学にもっと触れたかった。

 

あなたは、日本の喫茶店に何をみたのですか?

 

あなたは、表参道の大坊珈琲店やランブル。羽富。に影響を受けたと本には書かれていた。

(僕の解釈ではそうとりました)

あくまでも僕個人の見解だけど。。。

あなた自身は意識してないのかもしれませんが、

僕はあなたが作り出したストリームの源流の一滴は「あそこにも」あると思うのです。

 

それを確かめるために本郷三丁目へ・・・


 

それはココだ!!!
「和田珈琲店」

 

和田珈琲店

和田珈琲店

 

フリーマンさん。
あなたの意識にはないですけど、っていうかたぶんあなたは知らないと思う。

 

この店を。

 

 

でもきっと、今回のストリームの源流の一滴は「ここにも」ある。
フリーマンさんはやっぱり絵画とか音楽がそれまでの常識を覆して、新しい価値を作ってきたように、

 

シアトル系とか言われる、苦いエスプレッソ。苦いコーヒー。

そういうものとは真逆の存在。

酸っぱいエスプレッソ。酸っぱいコーヒー。

 

あなたが作り出したストリームよりはるか以前から、自然にあったんです。

 

和田珈琲店。

 

今日はほぼ満席。

 

初めてカウンターへ。

モカを注文。

 

抽出は、口の広いヤカンで抽出。

 

こだわりのある人が見たら、失神しそうなやり方。

 

起毛のなさそうな濾し布で上からドバドバお湯を注ぐ。

 

奥さんとご主人が二人で切り盛り。

 

常連さん達と他愛もない会話。

 

ここに来る人達の日常がそこにはある。

 

 

モカが来ました。

 

 

一口。

 

一瞬、ほろ苦さを感じるが、さらりとした酸味に切り替わってくる。

 

そしてほわぁ~と甘味が覆ってくる。

 

 

液体を飲みこんだ後、口の中には甘味の残り方がホントに素晴らしい。

 

体にしみこんでくるようなクリアな液体。

 

いいわぁーーー

 

幸せ。

 

 

きっとサードウェーブの源流の一滴はココにもあるんじゃないかなぁ~

 

酸味のコーヒー

 

お客さんとの会話。

 

どっちかっていうと焼き鳥職人とかそっちのタイプのほうのご主人。

 

体の動かし方をみてそう思う。

 

創りこまれた世界観のあるコーヒーとは違う。

でも、このコーヒーの焙煎にはきっと日本に昔からあるストリームがある。

 

 

この甘味の残り方にはホントにそう感じた。

 

ランブルのデミタスの後口に共通性があるような感じ。

帰りに焙煎室をしげしげガラス越しに眺める。

和田珈琲 焙煎機

和田珈琲 焙煎機

 

 

あーーーいいコーヒー飲んだ!!!
幸せですぅ!!!!

 

やっぱりフリーマンのエッセンスはここにもあったと思う。

 

かれが持ち込んだストリームも混じり合って、また新しい流れをうむかもしれない。


 

 

 

幸せになったので、ちょっと烏骨鶏を見に・・・桜木神社へ・・・

 

桜木神社

桜木神社

ホワッ ホワッ の烏骨鶏。

良い烏骨鶏

良い烏骨鶏

神社で飼育されているのが何とも面白い。

それで、またまたペンギンへ・・・

久しぶりのペンギンへ・・・

久しぶりのペンギンへ・・・

「文京区シビックセンター」

ここは久しぶりだなー
たぶん1年半ぐらい来ていない。

向かいの「都営文京真砂アパート」がちょっとブルーボトルの建物ちっく(笑)

真砂アパート

真砂アパート

わりとここのエントランスホール好きです。

シビックセンター1階

シビックセンター1階

ちょうど午後の日光が差し込んでいて良い感じ。

 

新宿方面を凝視する。

 

新宿方面 いいなぁ高いところ

新宿方面 いいなぁ高いところ

あぁ高いところ大好き!!

 

相変わらずの艦橋のよう

相変わらずの艦橋のよう

しばらく楽しんで船橋へ戻りました。

 

錦糸町の階段がいい感じだったです。

 

錦糸町 階段

錦糸町 階段

今日は短め散歩で12000歩。

 

確定申告の書類を作成して税務署持っていったら、印鑑忘れて、郵送にします。

あぎぃーー

よしこれで最新の流れはわかりました。

 

結局すべては日本にあったんじゃね?!って思いました。

今日もコーヒーツアーな一日(珈琲家、ランブル、草枕)

今日は先週に引き続きコーヒーツアーへ!!

コーヒーラヴァ―のCさんと行きました。
まずはまずは、前から喫茶いずみに来るお客様に聞いて行ってみたかった、

喫茶店のホットケーキが美味しいところ。

その名は「珈琲家」

家って・・・いいっすねぇ

よくソーセキ先生の小説を読んでいると、美味しい○○を食べさせる”家”などととつかわれて

いたような気がする。

店を家っていう言葉のセンス好きだなぁ・・・

僕はどちらかというと、辞書を引きながら言葉を使うタイプではないので、

言葉が量子の確率分布のように広がりを持ってしまうのですが・・・・

いつだったか、カバン持ちで中国へ行ったときに、

西湖の近くに、麻雀をやるそれこそ「家」があって、中国のお金持ちは

そういう麻雀をやる「家」で美味しい料理を飲み食いしながら一日中麻雀をするそうだ。

僕たちはそこへは、もちろん食事に行ったのだが、それはそれは美味しい農家の料理!!

って感じでさぞかしよかった。

アヒルの舌やカエルの足を焼いたもの。なんだかわかんない葉っぱを炒めたもの。

そして土鍋で、にた鶏!!!あぁーーいい思い出(るんるん♪)

ってぜんぜん話それてしまった・・・

そんな「家」ってついたお店。珈琲家!!!

珈琲家

珈琲家

事前に写真でみたホットケーキは、グイグイ来ないけど、ホットするような感じ。

これはいい感じがするなぁーーー
イタリアン風(アレンジメントコーヒー。コーヒーにクリームが浮かべてあって、シナモンスティックが添えてある)

コレとホットケーキ。
いやーーーホットケーキ!!

いいっすねぇーーー

プレーンで食べると、うっすら塩気とほわぁって粉の香り。

これを書いている今も、あのほわぁって粉の香りを思い出す。

縁側の日向ぼっこですかねぇーー

いい感じだなぁ!!

確かにこれは話通り、毎回食べても飽きが来ない感じのホットケーキ。

他の有名なお店のものを食べたことがないので比較できないけど、
素朴なぶんだけ、あのほわぁって粉の香りが反って浮き彫りになって素敵です。

ああいうホットケーキが愛されるのがわかるなぁー
イタリアン風のアレンジメントコーヒーも良かった。

クリームの感じが全く、もたれない感覚がある。

コーヒーと口に入れるとたーーーしかにうめぇのです。
美味しかったなぁーー

珈琲家 金庫室を利用した重厚な扉

珈琲家 金庫室を利用した重厚な扉

扉にはコーヒー豆があしらわれていて、これは開店当時からあるのなら、

オールド豆になってんじゃないかなぁと思う。


そして、腹ごなしに、茅場町から、銀座のランブルまで歩く!!

ブリヂストン美術館の前のオブジェ。

卵型オブジェ

卵型オブジェ

風の谷のナウシカの蟲の卵ですねぇと話し合う。

けっこう寒いので、東京駅八重洲地下街へ・・・

どう見てもイノシシにしか見えない、子豚。

子豚(イノシシだよなぁ)

子豚(イノシシだよなぁ)

鼻を触ると幸せになるらしい。

鼻を触ると幸せになるロッカーの傍でうずくまる人。

ロッカー側でうずくまる人

ロッカー側でうずくまる人

何か探し物をしていたのでしょうか?

とても印象に残る光景であった。


 

それからそれから、「東京国際フォーラム」

昨年の4月ぶりの訪問。(そのときのものも興味があればどうぞ・・・)
今日の感じは、外が曇っているので、こんな感じ。

灰色の巨大な船

灰色の巨大な船

灰色な塊。

ぐぅぅぅぅ。いいっす。

今日は外の灰色を反射

今日は外の灰色を反射

表情が変わるのも魅力の一つ。
見上げると、船底の竜骨のようだなぁ。それかクジラの骨。

竜骨

竜骨

秘密の小部屋があって、そのスイッチを押すと、巨大な宇宙船になる。

絶対そうだよねぇーなどとお遊びをしました。

いやーーー底の空間から見上げてもいい感じ。

地階から見上げて・・・

地階から見上げて・・・

やっぱしココの空間大好きだなぁ!!!
ラファエル・ヴィニオリ氏、いやはやすごいっす!!!!!

 

明るいときもいいけど、たしかに、真っ暗く静まりかえった国際フォーラムもイイだろうなぁと思います。

忍び込むのはいけないでしょうけど、暗く月明かりが静かにさしている国際フォーラムの空間も良いだろうなぁと・・・

 

 

そういう夜のツアーあったらいいかもしれないっす!!!


 

はい!!
それからランブル。

2015.2.9 ランブル 昼

2015.2.9 ランブル 昼

なんだか出口で人が話をしている・・・・
もしや、もしや・・・
満席で入れませんでした・・・
ガックシ

まぁしょうがないっす。


そんなわけで、次の草枕へ・・・

ここへは先週も来ました。

2015.2.9 草枕

2015.2.9 草枕

寒い中歩いてきたのでやっぱりホッとする。
僕はデミタスを。Cさんはふつうを・・・

Cさんは透明感があり、そこに味わいの要素が存在していると・・・

身振りでその味わいを説明してくれたが、これがまた、なんとも世界を受領している感じでおもしれぇなぁと思う。
紙に書いた三次元化したコーヒーイメージを見せてもらったがこれも大変興味深かった。

そして僕はデミタス。
先週、H君と来た時とはまた違う感覚。

コーヒーもさっきの国際フォーラムも来た時の感じでまた印象が違う。

大きな基盤(建築は物体だけど)は同じだが、その時で微妙に違う(建築は周りの天気などでも)

先週のはブランデー的な感じだったが、今日のはチョコレート的な感じ。

デミタスなので、濃度が結構あるが、透明な感じはある。

それが時間が経つと苦味や甘味の味わいが持ち上がってくる感じ(下図参照)

ピークポイントは先週と同じでカップの3分の2ぐらい飲んだあたり。

大きな基盤。同じっす!!!
そして今日もまた相吉さんとのお話を楽しめた。

いいっすねぇーー


 

そして、三田のダフニへ・・・
だが、だがなのです・・・
4時で閉店。

いったら間に合わなかった。

10分過ぎていた。
店内は煌々と電気がともっていたが・・・

ぐぅぅぅーーー閉店時間を確認してなかったなりぃーーー
ま、しょうがない。
気を取り直して、もう一度新橋まで戻り、
はい。
「ランブル」

 

今度はOKランブル

今度はOKランブル

 
今度はばっちり入店できました。
今日は同行のCさんが中口のタンザニアを飲んでみたいとのことなので、

それをまずは一緒に飲みました。
ん。

んんんん。
想像より濃い!!!

いっつもデミタス飲んでいたのですが、そういや中口って初めて飲みました。
僕の感じでは、デミタスの味わいの要素の強度と同じ感じがある。

丸く、コクのある甘味に下支えされている味わい。

3口目あたりでとてもしっかりとした収束された味わいを感じた。

抽象的な感じでいうと、漏斗のような形かなぁーー
それが時間を置くと酸味に変わって漏斗のヘリがあいまいに・・・

Cさんは平板な円柱のような図を描いていたがこれも納得。

かーーーなり冷めてから飲むとまた甘味が戻ってくる感覚。
2回の反転すんのねぇーーー。
う~~~。これ結構勉強になった。

脳みそに激しくは来ないが、いい感覚だったっす。

そして2杯目。
ブラジル カルモシモサカ93’

マキさんの1杯抽出。

ぐぅぅぅぅぅぅぅ

これ。

完璧。

脳に来ました。
僕の中では、最近のお気に入りだったオルコロ54’

2011年10月に飲んだ(ここ参照)ブラジル1903年植樹(林さん抽出)
に並ぶ良さだった。
いやーーーいいっす。

酸味&甘味。イースト系の香りにちょっと酒粕的な感覚があって。

これはこれは。いいものをいただきました。

すげぇーーーー

 

 

座った席の隣に韓国の方がいて、抽出中のマキさんに道を聞こうとしていたので、

でしゃばってキムラヤへの道を教えました。

(いや内心、僕のカルモのデミタスの抽出中だったので、ここでマキさんの気がそがれて

はせっかくのデミタスがまずくなると「嫌っ!!!!」って思ったのでツイツイ)

 

 

バッハのリーフレットを持っていたので、彼らもコーヒーの巡礼中なのでしょう。

 

紙がないというので、大変申し訳なかったが、バッハのリーフレットに地図を描きました。

 

無事にいけたかなぁ・・・

 

そうして、ダフニは空振りに終わったのですが、無事にコーヒーツアーは幕を閉じました。


 

ささやかな打ち上げとして、

有楽町のガード下・・・

秘密めいてガードした

秘密めいてガードした

「谷ラーメン」

 

谷ラーメン

谷ラーメン

 
いやーー理想的なラーメン店。

あっさり醤油味。
ここは美味しい。

ほんとに美味しい。

今風にグイグイ来るラーメン店ではない。

シンプルな醤油ラーメン。

無茶苦茶いい!!!

思えばこのコーヒーツアーの最初の珈琲家ホットケーキもグイグイ来るのではなく、

あっさりほわぁって美味しい。

このラーメンも然り。

麺は少し太目。

醤油が出すぎず、出汁が下支えしていて、でも出汁も出すぎていない。

ぐぅぅぅーーーいい構築感。

透明なタイプのとんこつの出汁。

これは今後の研究課題にしようと心に決めました!!!

Cさんが注文したワンタンも一つもらいましたが、つるんとしていて美味しかった。
コーヒーを飲んだ後って塩気のあるスープが身に染みる。

いやーーー今日も楽しかった。

けっこう歩いて24000歩。

よし、あしたも良い感じでコーヒー創る!!!
それにしても、あのラーメンお店に来る、シニア層に食べさせてあげたいなぁーーー

懐かしがりそうだなぁーーー

H君とのコーヒーツアー「丸山珈琲(西麻布店)、OMOTESANDOU KOFFEE、ランブル、草枕、TORANOMON KOFFEE」

 

今日は高校の後輩のH君を連れてのコーヒーツアー

合計で5件回りました。

今回の目的は、H君にそれぞれのコーヒーの世界観を体感してもらう。

そして、頭の中で、できれば再現(味わいを思い出す)してもらいたいなぁと考えていた。

そのために、文章、もしくはグラフ、チャートなどを使い記憶にとどめる練習をしてほしいなぁ

って思ってました。

まぁあくまでも僕の感覚ですが、味覚を覚えるっていうのは、ある場所へ行く道順を覚えるのに似ている。

すごく細かくは文章で表現すると大変だけど、実際にそこの場所へは行けるという感覚。

またよく知っている場所だと、割と思い出しやすい。

そして人にも丁寧に(文章化して二次元的に考えて伝達できる)教えられる。

ただ、まぁ絵画を見てもそうなんだけど、良い作品に触れるというのはもちろん、

その作品に触れている間しか存在しない時間がある。

その触れているときに発生する「場」の力のようなもの。

されどコーヒー。たかがコーヒー。そんなもんっす。

さてさてそんなわけで、コーヒーツアー開始っす。

9時30分

広尾駅集合。

向かった先は、「丸山珈琲 西麻布店」

 

丸山珈琲 西麻布店

丸山珈琲 西麻布店

 
丸山珈琲の豆はよくいただいて飲んだことがあったのだけど、

実際お店では一度も飲んだことがなかった。

そんなわけで、この機会にH君を連れていってきました。
いやはや店内の空間がすごくきれいで、大変良い居心地。

こういうところでモーニングしたらとってもハイソサエティーなんだろうなぁと思いました。

H君は朝ごはんがてら、スコーンと「コレス」という金属フィルターで抽出した深煎りのコロンビア。

僕は本日のエスプレッソを。

銘柄はエチオピア モカのボルボカってやつ。

エスプレッソ良かったです。

最近のエスプレッソがそうなのか、割かし飲みやすいタイプの酸味主体のタイプ。

酸味が大きな流れにあり、そこにモモやライチっぽい、いわゆるエチオピア モカのような味わい。

良かったです。

喫茶いずみに来るお客さんが別の丸山珈琲の店舗でエチオピアモカのエスプレッソを飲んだ話を聞いたが、

その時の話の印象よりはきっと、バランスが取れていて完成された一杯だったのだろうと思った。

そして、H君が飲んでいた「コレス」抽出のコーヒー。
これは面白い。

見た目はオイルが浮いていて透明度が低いタイプのコーヒー。

見た目に反して案外飲みやすい感覚。

なんというか茫洋とした感じ。

いわゆる飲みやすい。

フレンチプレスの粉っぽさもなく、かといって油の感じがないわけではない。

個性がないわけではないが本当にニュートラル。

苦くも酸っぱくもない感覚。

それでいて、意外にコクが感じられるので、薄いという印象ではない。

スコーンと合わせると美味しい飲み物の感じ。

こういうのもあるんだぁーって思った。

H君とオタクな話で盛り上がっている後ろに、

たぶんにTVによく出ているお笑い芸人がオシャレな感じでコーヒーを飲んでいたような気がした。

西麻布という場所柄なのかなぁー

何をのんで、どう感じていたのかが気になるなぁー


はい。そして2件目。

「OMOTESANDOU KOFFEE(オモテサンドウ コーヒー)」

 

表参道コーヒー

表参道コーヒー

 
お昼時だったので今日はお店空いてました。

ここではもちろんエスプレッソのリストレットを・・・

そしてキューブカスタードも一緒に頂く。

国友さん抽出で完璧!!!

酸味の入り口からチョコ系の感覚がついてきてそこから香りがムワット上がってくる。

酸味で扉が開いて、重たいハンマー投げの重りを空へ投げる感じかなぁーーー

H君のコメントでは

「酸味なんだけど、さっきのと違う。そして後で香りがきますねぇー」

「最後に甘い感じがしますねぇ。たくさん口に含んだ時と、ちびちび飲んだ時では味が違いますねぇ」

ってなかなか核心に迫るコメントを残していて印象的であった。

国友さんも

「わかっていただける方に飲んでいただいてうれしいです」

っておっしゃってました。

いやはや良かったなぁー


それから、僕たちの母校へ・・・

高校訪問

高校訪問

僕自身はわりと母校へ来てはいたのだが、H君は久しぶりのようで、すごく嬉しそうにしていた。

受付をすませて、化学実験室へ・・・

ぐぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーー

化学実験室の匂い大好きぃ!!!!

それだけでテンションが上がる。

化学部OBの残した歴代ノートなどを眺めて楽しむ。

そしてだ!!!

なんとH君。

お手伝い!!!

試験管の洗浄中

試験管の洗浄中

化学というのは基本、ビーカーや試験管の洗浄が命。

正しい実験は洗浄から。

汚れが付着している実験道具では正しい成果が得られない。

1に洗浄

2に洗浄

3,4がなくて

5に洗浄

ってよく先生がいってました。

そんなわけで試験管の洗浄。

美しい試験管の列

美しい試験管の列

彼は試験管洗うのプロでした。

ものの20分でかごいっぱいの試験管を洗っていた。

その様子から、肝心に手馴れていてまた間違いない動き。

あーあ。職人でもいいんじゃないかなぁ。と後ろから眺めていて思う。

いあはや面白い母校訪問だった。

何よりもH君が満足そうで僕も嬉しかった。


そして、かねてからH君に話していたランブル。

ランブル詣でです。

 

2015 2.2 ランブル

2015 2.2 ランブル

 

今日は店内は混雑してました。

今日は遅い時間のためか関口氏が小部屋にいらっしゃった。

「いらっしゃい」と神の言葉を聞く。

緑色のジャージを着ておられた。

ここでは2人で同じものを。

H君が酸味系より苦味系が好きなので、まずは深煎りコーヒーを。

ニカラグア 04’(深煎り)

これいいっすねぇーーー

きます。きます。

先日飲んだ時よりくっきりしている。

まろやかな苦味の中に伴った酸味。

少し冷めるとやや酸味が勝ってくるのと同時に香りが出てくる。

H君は「すごく濃く抽出してるんだけど、飲みやすく、けど印象や味わいが鮮烈。

冷めてくると酸味が来ますねぇそして飲みやすい」

しっかりと世界を捉えていたコメントだなぁー。僕も同感!!!って感じです。

ガンガン飲んで2杯目。

エキストラマタリ 97’

カップ温めるんですよねぇって会話から、

内田さんがカップを温めてないものと温めたものの飲み比べ。

僕自身は温めていないものを飲みましたが、H君は納得がいったよう。

ふわっとまろやかな感じになるんですよねぇー

温めてないとグッとくる感覚になるっす。

やっぱりこちらは酸味が主体のコーヒー。

何度も同じことを書いているが、赤えんどう豆(あんみつに入っている豆)みたいな酸味に

イーストを薄めたような香りが立ってくる。

あとは一瞬牡蠣の殻を思わせるミネラル感があったかなー

そんな感覚。

H君は、飽和状態的で、酸味になんか言葉にできないけど香りがある。

木っぽい感覚。

とコメントしていた。

会話を聞いていた内田さんはセルロース系と補足してくれた。

あぁーそうかぁー

なるほどっす。

幸福感を得てランブルを後に。

どうだったぁ?と聞くと、言葉にできないっす。って感じ。

でもすごく良かったです。

僕も最初はそんな感じだったかなぁーと思いました。

H君は僕が横で飲んでいて、言葉にできないながらもコーヒーの世界観を

とらえてはいるなぁと思わせるコメントしてるなと思った。


新橋へきたらセットで訪れたい。

「草枕」

 

2015.2.2 草枕

2015.2.2 草枕

 
いったら夕方で、ここも混雑してました。

ここではブレンドのデミタス。

2杯点てか?!(確認しませんでした)

ひぇぇぇぇーこれは今までで一番いい感じぃーーー

来る来る。

かなり来る。

最初の幕開けから、カップの3分の2ぐらいまでのところでピークポイントを迎える。

まろやかな苦味に揮発性のオイルの感覚。

ウィスキーの甘味みたいな感じ。煙は感じない。

これはかなり良かったっす。

H君も好みのドストライクゾーーンで200キロの剛速球をストライクで投げられました。

とコメントを。

そして、ブランデーみたいな感じと言ってました。

ここではマスターの相吉さんとの会話も楽しめて面白かったです。


 

相吉さんのデミタスでアゲアゲになったので、調子にのって、

「TORANOMON KOFFEE」へも

TORANOMON KOFFEE

TORANOMON KOFFEE

ここでは僕のわがままでマッキャートを・・・

5時以降に飲むと入眠時の落ちる感じが弱くなるので・・・

ここでは武田さんがニコニコ迎えてくれる。

あーーうめぇっすねぇーマッキャートなどと言いながらゴリゴリのんでさっと引き上げた。

それから新橋のお気に入りの焼き鳥屋さんでささやかな打ち上げをして帰路へついた。

焼き鳥。

幸せ。

あの店の鶏スープ。完璧です。

コーヒーと違う液体が心から嬉しかった。

いやはやひっさびさに1日でたくさん回ったなぁーー

まぁまぁ歩いて17000歩

H君が心から楽しそうにしていたので僕も大変うれしかった。

盛りだくさんだったなぁー今日もまた・・・

よし。また新しいコーヒー創るぞ!!!!

今年も フキノトウ な夜 そしてバッハからの出会い。蛇骨湯でさっぱりしてモカモカする日

いやはや・・・

いつもは月曜日にあったことを書いてますが、

日曜日にちょっとSPなことがあったので(コーヒー関係ないですけどちょっと書きます)

船橋の雑草博士とおっしゃっている鍵山さん。

自然にとれて自己満足!!

自然にとれて自己満足!!

彼が、一度雑草を使って料理したいと・・・

そして予算は一人1000円にしましょうと!!

今回は、鍵山さんが自宅の庭?なのか?で採取してきた ふきのとう で

鍵山邸のフキノトウ

鍵山邸のフキノトウ

お鍋をしよう!!!と計画していた。

そしてさらに近くの遊水地(長津川)でクレソンもたくさん採取できる。

それらをメインに鍋をしましょうと、夜二人で雑草鍋会を行った

(クレソンもふきのとうも雑草じゃないか・・・)

僕は調理係。

隣のヨークマートで手羽元を900g購入して12時間煮込んでおく。

出汁 手羽元&煮干し

出汁 手羽元&煮干し

また出汁の下支えに、手羽元を煮る前に煮干しで一晩水出しを行なう。

鍵山邸のふきのとう。

くぅぅぅぅ今年も最高やないですかぁーーー

切っていてよだれがでる。

そしてたくさんの新鮮なクレソン!!!

きぃぃぃぃクレソン大好きっす。

こんな感じで鍋で煮込みます。

クレソン&ふきのとう鍋

クレソン&ふきのとう鍋

結論として、ふきのとうは鍋にあんまり適さない。

そして、クレソン。

これが鍋に良い!!!!!

生だともちろん香味野菜の感じでさわやかな香り、そしてちょっと辛みもありこの上なくいいのだが、

鍋でもいいんだなぁーこれが。

手間暇かけた出汁とクレソンが適度に合わさってうまいことうまいこと。

さっくり平らげました。

たぶんクレソンは醤油か塩ベースの感じにピッタリっす。

理想は、さらっと鶏がらの出汁にクレソンを頂く。

具材は鶏肉とごぼう、クレソンでいいかなぁー

雑炊もいいけど、〆は中華めんとか・・・

中華めんの時にはクレソンを細かく刻んで・・・ぐぅぅ妄想が広がる・・・

お勧めです!!!!

そして、一緒に炊き込みご飯も。

近くのワイズマートで2個150円で売られていたという、タイのお頭。

出汁に使った煮干しの2番出汁とタイのお頭。

クレソン。

こちらも美味しかったです。

予算ちょっとオーバーの一人1052円でした。

野菜でお腹いっぱいの感じ。

春の滋味!!最高っす。


はい。

そして本日月曜日!!

今日は昨晩食べ過ぎたので、朝昼兼用でスパゲッティ―を。

トマト&玉ねぎスパゲッティー

トマト&玉ねぎスパゲッティー

トマトと玉ねぎだけの感じ。

シンプルでうまいっす。

 

エネルギーチャージしたので、コーヒーを飲みに!!
今日はひっさびさにバッハへ!!!

 

南千住で下車。

しばし操車場(っていうのか・・・)を眺める。

南千住 操車場 桃太郎もいたよ♪

南千住 操車場 桃太郎もいたよ♪

南千住からバッハへ向かう参道(笑)はなんとなく空虚感がただよう。

↓こんなかんじで・・・

空虚感の漂う通り

空虚感の漂う通り

なんなんだろうなぁーと思う。

単純に僕が勝手に思っているだけなんですけど、

空虚感が半端ない。

そのためにこんなパブがあるのだろうか?!(交友 いいなぁー)

泪橋 交差点

泪橋 交差点

はい。

コーヒーの御三家。(銀座 ランブル・南千住 バッハ・吉祥寺 もか(現在閉店))

「バッハ」

 

バッハ!!

バッハ!!

 

いやーーー混んでますねぇー

カウンターへ。

お目当てのターキッシュコーヒーを・・・

ターキッシュコーヒーとはイブリックと呼ばれる専用の小鍋で

コーヒーの粉を煮たててそこに砂糖あと好みで香辛料を混ぜたもの。

バッハのは砂糖を混ぜたもののようだ。

香辛料の感じはしなかったなぁー

なかなか提供スタイルが素敵でアラブの夢ってかんじぃー

そしてお店の店員さんはホント自分の仕事に誇りを持ってます!!!!って感じで

見ていて清々しい!!!

いやーーー日本って素晴らしい。

あそこまで統制のとれている組織はやはりすごいなぁと思う。

そしてお年寄りが多いことも関心した。

ヘルパーさんが車いすの老人もつれてきたりで・・・

地元に愛されているお店だなと今日は感じました。

そうしてだよ。

ブラブラ歩いていたら・・・
な、なんとコーヒー仲間のキムさんにばったり。
向こうも驚いたようで・・・

確かにこのあたりが、生活圏内というのは知ってはいたが・・・

声をかけられて僕もびっくり&すんごい嬉しい!!!

縁がありますなぁーーー!!!

さっそく彼女のお母さんが経営している韓国苑さんでコーヒーの淹れあいっこ^^

彼女はどうもコーノの使い手のようで、コーヒーサイフォン株式会社が独自に開発している

改造ポットを持っていた。(広口のほう)

キムさんに偶然ばったり♪

キムさんに偶然ばったり♪

くぅぅぅかっちょいい!!

で、彼女にコーヒーを淹れていただく。

写真をご覧ください。

ポットの持ち手に手を添えてますでしょ?

これがコーノの構えなんだ。

刀を鶺鴒の尾のように動かす北辰一刀流とは違うのです(笑)

おぉーーーコーヒーらしい味わい。

苦味の感じから甘味に切り替わってすわぁぁぁーーっと引いていく。

僕も負けずにコーノ塾に通ったころの感じを思い出しての抽出。

コーノの構え!!

ひっさびさにコーノの構え

ひっさびさにコーノの構え

抽出はいかんかった。

点滴の時の芯がとらえてなくて、ムラがあって雑味が入っちまった。

くぅぅぅ。くやちぃ。

コーヒー飲んでます^^

コーヒー飲んでます^^

って感じで、コーヒーで盛り上がって別れた。

面白かった!!!


それから、浅草の浅草寺へ・・・

まずは是非これを見ていただきたい。

浅草寺 ドロドロ岩

浅草寺 ドロドロ岩

以前も紹介しましたが、ドロドロ岩。

浅草寺向かって左手にあります。

やはり核戦争の悲劇を訴えているのでしょう・・
ドロドロ。

正体はコレですね・・・

ニンゲンの折り重なり

ニンゲンの折り重なり

浅草寺もお参りする。

浅草寺 境内

浅草寺 境内

僕はこの光景が好きで、いつも振り返って眺めてしまう。

そう。いつの世だって人は祈るのだ。

ご利益ご利益。

観光でさっぱりお参りに来る人。

真剣な悩みを持った人。

様々。

まぁニンゲン。

ニンゲンを見ている感じになります。

境内 たくさんの参拝客

境内 たくさんの参拝客

いつの世もこうして人々は祈ってきたんだろうなぁー


 

それから、かねてから行きたかったお風呂。

「蛇骨湯」

蛇骨湯

蛇骨湯

ここはちょっと茶色く濁ったお湯が有名な銭湯。

銭湯価格の460円で入泉できる。

タオルは今日は持参してきた。

いいっすねぇー銭湯。

やはり場所柄、刺青をした人も和気アイアイと入っている。

客層は年齢層が高めだった。

噂の茶色い湯は独特のにおいがした。

牛肉が腐る手前のようなにおいをうんと薄めたような香りがしました。

濃度によっては脳ミソに来たかもしれない。

銭湯内はリニューアルしていて綺麗だ。

浅草来たらちょっとお風呂も大変良い。

お風呂と言ったら、僕はぜひとも浅草観音温泉もお勧めしたい。

浅草観音温泉(観音様裏)

浅草観音温泉(観音様裏)

こちらは入泉料が700円とちと高い。

が。

がが。

中が完全に昭和を保存している。

居心地がイイとか、使いやすいとか。そういうことではなく。

酒は大関 で始まる昭和のスローガン!!

酒は大関 で始まる昭和のスローガン!!

「酒は大関。男は黙ってサッポロビール」
「歌と踊りで今日も楽しく」
これに代表されるような空間がそこにある。

ぜひともよもや外国の方を案内する機会があれば、

僕はこっちに連れて行きたい。

ここはイトウタクフミ文化遺産と勝手に命名っす(笑)


それから浅草駅の脇をとおって・・・

浅草駅 裏口

浅草駅 裏口

いやーー東武線のR!!!

航空母艦か恐竜のしっぽか?!

航空母艦か恐竜のしっぽか?!

鉄道ファンには通過時の車輪がすれる音がたまらないだろう。

僕はこの高架橋の感じが、航空母艦にも似ていて大変好きです。

それから、今度は本所吾妻橋へ・・・

もうお分かりですよね?

「カフェ・スタイル・コジロウ」

 

コジロウさん!!

コジロウさん!!

 

イエメンモカのデミタスで・・・

今日は旧ランブルカップで出してくれました。

くぅぅぅぅ嬉しいサービス!!

液体は軽やかで、綺麗な酸味を伴ってナッツぽさを残して消えていく感じ。

こういういい方でいいのかわからないが、酸味の感覚にしっかり

ランブルの足跡が付いている。

僕が焙煎してもこういう風にはならないよなぁーー

しっかりと堪能する。

あとで、小島さんに銘柄聞いたら、マタリ9!!!!

うげぇぇぇ---

あれで、あんなに清涼感が出るのかぁーー

マタリ9は僕が焙煎した時は混沌を極めた味わいになった。

それをこのように加工する技術。

うーーーーーん。やはりすごいなぁーって思いました。

そうしてお家に帰りました。

今日は19000歩

なかなかいいっすねぇー

先週のランブル、ダフニに引き続き、バッハ、コジロウ

偉大なコーヒー店はそれぞれ勉強になるっす。

マタリ9・・・そのうちもう一度焙煎してみよう。

コーヒー参拝、神社&教会 そして新宿のダンジョンをさまようなカオスな日(ランブル、ダフニ、ベルクなど)

今日は船橋大神宮へ恒例のお参りへ・・・(実は2回目か・・・)

朝の大神宮 すがすがしい

朝の大神宮 すがすがしい

ご神木の緑が綺麗っす。

船橋大神宮 ご神木

船橋大神宮 ご神木

木のコブも良い感じ。

境内の木のこぶ

境内の木のこぶ

灯台も青空に映えます。

大神宮のシンボル 灯台

大神宮のシンボル 灯台


お参りを済ませた後、コーヒーの初もうでへ・・・
「ランブル」

ランブル 2015.1.19

ランブル 2015.1.19

 
今日は開店とほとんど同時に入店。
マキさんと中西君がいた。

エキストラ マタリ

いやーーーやはりこの味はランブルでしか飲めないモカの感覚。

基本は酸味の大きな流れの味わいに、

核になるような、やはり僕はパンが発酵するときのような

イーストみたいなそんな感じがあるなぁといつも思う。

イブラヒムだともっとそれが顕著に表れるのだが、

こちらも同じような感覚が得られる。

今日はラッキーなことにマキさんとぽちりぽちり話ができて幸せだ。
そして

キブのオールド(何年ものか失念・・・すみません)

おぉーーーいいっすコレ。

やはり味わいの構成は同じ感覚で、酸味が大きな流れにあるんですけど、

こちらは、藁があるかなぁー

草原じゃちょっと違う。

酸味の中の藁って感覚。

海の感じではなく、植物のミネラル系の味わいがしました。

別のお客さんが入ってきたのを潮にお店を出た。


 

それから、次は三田。

「ダフニ」

ダフニ

ダフニ

 
ここでは、タンザニア。

普通の量のもので。

液体が熱いときは、ほんの少し苦味が立って甘味が持ち上がってくる。

少し冷めてくるといい感じ。

甘い全体に最後に酸味とうっすら香りが伴ってくる。

丸い甘味の球体があとの軽い酸味や香りを引っ張ってくる感覚。

桜井さんは、もう少し日が経つと味がどんどん出てくるのよと言っていた。

豆を久しぶりに購入しました。

やはり先日も書きましたけど、桜井さんのコーヒーは里山に流れる清らかな小川。

しかも、日本のコーヒー界の源流から流れている。

若々しくないし、怒涛の力があるわけでもない。

それでも生命感にあふれ、全く淀んでもいない。そして清々しい。

彼女に触れるだけでやっぱり暖かくなるっす。
ランブルはいろんな人がいろんな言葉で語っているでしょうけど、

やはり日本のコーヒー界の源流。

多かれ少なかれ影響を受けるだろう。

水源近くの巨大な老木という感覚。

そしてその環境をしっかりと護っている感じかなぁ。

そして最近はその老木を見るために遠くから大きなカメラを持って

観光客もたくさん来るようになった。

そんな感じだろうか・・・

桜井さんは今日は焙煎されていて忙しそうにしていたのであまり会話はできなかったが、

ランブルの関口さんがお隠れになられたら、やはり日本のコーヒー界は変わるだろうとのこと。
今の人はメディアに先導されてコーヒーを本当に味わうということを知らない人達。

自分の価値観。舌で味わっていない。

なんでもそうだが、メディアに踊らされる。

そこに危機感を感じていらっしゃった。

また、大手のコーヒーの焙煎の技術が進んでいる現状。

下手な付け焼刃の技術ではもう駄目なこと。

昔からの力のあるコーヒーマン(女性もでしょう)しか残らないでしょう。これからは・・・
といったことを、にこやかに語っていた。

僕も心から共感しました。

僕もコーヒーの道に益々精進せねばと思う。

それで、なんでか知らないけど、たこ焼きの話に・・・(笑)

全体が柔らかいたこ焼きが流行しているが、やっぱりたこ焼きは外がカリッと焼かれていて

中が柔らかくないとダメ!!

桜井さんが語ると、たこ焼きの話をしていても、
なんかコーヒーの焙煎の話に聞こえるから不思議だ。

偉大な指揮者のそばに行くと、音楽がその”人”から流れてくると聞いたことがあるが、

偉大なコーヒー屋の傍に行くとコーヒーの香りがする。

桜井さんありがとうございます。


 

で、まだだいぶ早いので、
目白へ・・・
遠藤新さんというフランク・ロイド・ライトに学んだ建築家が設計した教会がある。

それが、

「目白ヶ丘教会」

目白ヶ丘教会 鐘塔

目白ヶ丘教会 鐘塔

 
いやっはーーー

話通りに、この鐘塔(しょうとう)は何度も振り返りたくなる。

遠藤さんの気が残っている感じがする。
中も見学させてもらう。

教会内

教会内

衝撃的な空間性ではない。

でもなんというか、統一性がある。

照明と窓

照明と窓

窓、や照明の感じ。これがさっきの鐘塔と共通の世界観がある。

係りの人が帰る間際だったので、ほんの少しだけ触れただけであったが本当に良かった。
そしてここまで来たら、もうお分かりですよね。

フランク・ロイド・ライトさんと遠藤新さんの共同設計

「自由学園 明日館」

明日館 外だけ・・・

明日館 外だけ・・・

 

しかーーーーーし!!!!

月曜休館。
中は見れませんでした。

残念!!

中みてぇーーー!!

中みてぇーーー!!

外側から観察。

いいっすねぇーーー

さらに近くにある、婦人之友社のビルディング。

婦人之友社ビル

婦人之友社ビル

これも古く味わいがある。

うーーーんフランク・ロイド・ライトの空気感くるなぁーーー!!!!

あーー文化的なものに触れた!!!


 
まだまだ時間が早いので、

更に新宿駅。

ちょっとお遊びモードっす。

超有名店。今更ながら「ベルク」へ・・・

ベルク!!

ベルク!!

ベルクって何?!って人の為に説明しますと、

ルミネの駅地下にある小さなビア&カフェ

ホットドックが有名なんです。

こういう括りでいいのかその道の人に教えてほしいのですが、B級グルメスポット。

前々から聞いていたり、食べテツの女こと荷宮和子さんがよく紹介していたり、

最近、うちの店に来るお客さんがベルクについて書かれた本を読んでいたりと・・・
これは、行きなさい!!と神の啓示なので行ってきた次第っす。
ベルクドック無茶苦茶うめーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
ドトールのジャーマンドックも美味しいけど、

いやーーーこれはいいっす。

適度にフランスパンっぽいパン。

しっかり小麦の感じ。

そして、ムチッ!!ってはじけるウィンナー。

それにちょうど良い触感で合わさってくる、ドックパン。

ぐぅううううううううううううううううう

完璧っす。

コーヒーは昔系のきっちゃてんの味わい。

ベルク コーヒー

ベルク コーヒー

ホットドックと合うなぁーーー

メニューが面白い。

ベルク メニュー(2015.1.19)

ベルク メニュー(2015.1.19)

泡だちブレンド(い、潔い!!!!コーヒー側の人間としてツボに入る)

機械抽出の泡ついているやつですよねぇ。これ。

しかも、普通のコーヒーと別にしているところがなんとも憎い!!!

また今度、呑み助の友達と遊びにこよう。

ここで、力を回復したら、新宿の地下のダンジョンを散策。

新宿都庁にいる悪の魔王を倒しに行こう!!!!(笑)
西新宿方面へ向かう通路に、謎の壁画が・・・

人間の力の協力 ヒエログリフを連想させる

人間の力の協力 ヒエログリフを連想させる

これは・・・

なんだ・・・

ごしゃーーとした壁画周辺

ごしゃーーとした壁画周辺

遠目に見るとありがたみもへったくれもないじゃないか!!!

わちゃーーーーー

それから、新宿西口のロータリー部分。

新宿西口ロータリー地下部分

新宿西口ロータリー地下部分

曲線が美しい。

そして、新宿スバルビルの目!!

新宿の目

新宿の目

ここでは、秘密教団の謎を教えてもらいたい。
アップにしてもいいですねぇ。

いいなぁーこの陰影。

いいなぁーこの陰影。

更に近づいて・・・

UFOみたいな目

UFOみたいな目

ん・・・・UFO???

いよいよ、秘密教団の城(笑)

東京都庁

東京都庁

もとい、新宿都庁へ・・・

ここはよく、営業途中の時間つぶしでお世話になったなぁーーー
いわずも知れた丹下健三さんの設計。
正面へ・・・

うーーんコンピューターチップ的ぃー!!

うーーんコンピューターチップ的ぃー!!

振り向いて・・・

この感じいいなぁ

この感じいいなぁ

なんかの祭壇みたぁーーい

なんかの祭壇みたぁーい

なんかの祭壇みたぁーい

そして、展望台へ・・・

まず注目してほしい。

むーーー虚無がはびこる。天井!!

むーーー虚無がはびこる。天井!!

この無意味な天井に!!!!!
ぐぅぅぅぅぅぅぅぅ
無意味!!!

なんだろうか!!!!

構築感がちょっとたらんっす。
でも、展望台からの景色はやっぱり格別。

見渡す限りの建物!!!!

見渡す限りの建物!!!!

いやーーーホントにいいなぁ。

遠くの山並みぼんやり

遠くの山並みぼんやり

 

素敵っす。

そして都庁のコアはこれ。

都庁のコア!!(笑)

都庁のコア!!(笑)

これを破壊すると悪魔退治ができます(笑)

しっかり都庁を堪能して帰りました。

ありがとう都庁あそんでくれて

ありがとう都庁あそんでくれて

16000歩。

まぁまぁかな。

盛り沢山な一日。

最高!!!!!!
神社、教会、コーヒーの神々、現代建築、B級グルメ。

人間ってたのしいなぁーー

コーヒーと森と蕎麦とコーヒーと・・・(トラム、ジュビリーコーヒー、目黒自然教育園)

 

きっぱりと晴れて、北風がピープゥー吹く中出かけて行った。
今日はやっぱり恵比寿まで・・・

祝日の月曜日が営業しているお店。

「Coffee Tram」へ・・・

 

2015.1.12トラム

2015.1.12トラム

 

なんか看板見ただけで、ニヤニヤしてしまう。

まずは、古屋君のブレンドをデミタスで。

そしてガトーショコラも一緒に頂く。

コーヒーが出てくるまでの間、会話してクソ楽しい。

コーヒーの前にガトーショコラを食べる。

いやーーー美味しいです。

ミシッとしている生地なんだけど、やはり口どけが滑らかで、しっかりと広がっていく感覚。

味わいとしては、苦味酸味甘味のバランスがとれた良いチョコレートなんだなぁと思いました。
ここ最近いろいろなケーキを食べて思ったけど、

こういう「口の中で溶けていく感覚」が大事なんだなぁと思った。

自分のこれからのお菓子作りにも、役立てようと思った。

そして、ガトーショコラを味わっているうちに古屋君の淹れたブレンドのデミタスが運ばれてくる。

いやっはーーーーー世界観があるぅーーー

9月に訪れた時とは違う世界観!!!!

簡単な言葉でいうと、味わいは苦味の濃いコーヒーなんだけど、飲みやすい。

抽象的な感じで例えるなら綺麗な若々しい新鮮な小川が勢いよく流れている、

そういった生命感を感じる。

6口で丁寧に味わった。

いやぁいいコーヒーって世界があるっス。

それは例えば音楽でいう音楽性。っていう言葉でしょうか。

そういうのありますよね。

小説ならその中に存在する時間。

ストーリーの牽引力ともちがう、なんか時間のようなところ。

絵画にもやっぱりその絵画に接した時にだけ鑑賞者に湧き上がるような感覚。

そこに接する時間。そういったもの。

もちろん、漫画やゲームや映画、お笑いのコント。

そのほかなんでも。

なんか、感じ入るものにはそこにしかないような世界観があるような感じがするです。

そして、次は同じブレンドが淹れる人によってどのように違うのか。

純粋な興味から、新しくトラムに来た鈴木さんにお願いしてブレンドを淹れて頂いた。

同じブレンドという枠組みでどのように違うのか。

同じコーヒーだって淹れる人が違えばやはり違う。

特に濃いデミタスだと本当にそういう風に感じる。

さて、実際どうか・・・

おおお。

違う。

基本のベースは同じ世界観なんだが、さっきの、

「綺麗な若々しい新鮮な小川が勢いよく流れている」

っていうなら、その水量が雨の日で増えている印象。

最初の展開感がすごい。

1、2口目来ます。来ます。

その後はやはり製作者の古屋君の淹れたものに軍配が上がるが、

美味しいコーヒーだなぁと思いました。

同じコーヒーでも違う展開感があって今後すごく楽しみだなぁと思いました。

非常に良い時間だったなぁーーー。

あーーー楽しかった。


それから、トラムとセットに訪れたい目黒自然教育園。

森。

大好き。

小学校高学年から中学生の頃は近くの雑木林が遊び場であった。

かーーーーなり寒い風の中、丁寧に散策をする。

入り口からだんだん森の世界に周波数が合ってくる感じになる。
冬の森といっても常緑樹が多い。

入り口から近いところにいるこの木に目が留まる。

二股の木

二股の木

テクテク歩いて立派なクロマツの木肌。

蛇の鱗のような木

蛇の鱗のような木

素晴らしい。
お気に入りの池。

ひょうたん池

ひょうたん池

風が強いせいか、水面が波立っている。
冬っぽい枯草。

 

枯葉の廣野

枯葉の廣野

存在感のある木肌。

良い陰影の木肌

良い陰影の木肌

いい陰影です。

時間が堆積している。
そして、名物。

「シュロ」

棕櫚

棕櫚

 

この看板を読んでください。

棕櫚 看板

棕櫚 看板

要は温暖化してきて熱帯のシュロが都市部に増えている。

本来は異質なものなので排除しているが、「教材として展示している」

グッときますねぇ。

そういうの大好き。

シュロ。

展示ですよね。

この看板の意志からわかるように、

自然教育園は本来の武蔵野の自然を保護している場所。

それを一般に公開して勉強していただこうという場所。

だから、本来ない異質なものは徹底的に排除されている。

だから、外来の繁殖力の強い植物や生物はココでは見当たらない・・・

ということらしい。

森は森なんだけど、徹底的に管理された、森なんですよねぇ。ここは。

僕、自身植生に詳しくないので、そこまでは感じられないが、

管理が行き届いている感じは何となく伝わる。

いつも、いつもナウシカの例えになりますが、

第七巻の中盤に出てくる庭園を思わせる。

腐海の世界になる旧世界の、自然を残した庭園。

遺産を残す庭園 七巻P100参照

遺産を残す庭園 七巻P100参照

延々と旧世界のものを管理して残している。

※漫画版第七巻のP100参照
そういうところを思わせる。

このように小道では落ち葉がぎっしり。

落ち葉の散策路

落ち葉の散策路

この辺は広葉樹が植生している。
いいなぁ・・・
地面を見ると、霜柱の跡だろう。

霜柱の後

霜柱の後

地面が隆起している。

まるでグランドキャニオン・・・かどこか知らない惑星の表面か????
地面に落ちる影も印象的。

松葉の落ちる散策路

松葉の落ちる散策路

この辺は松が多く、落ちているものも、尖がった針。

一瞬遠くにビルを見つけると、都心ということを思い出させる。

遠くに建設中のビル

遠くに建設中のビル

 

沼の水面と影が織りなす独自の世界。

光と影の世界

光と影の世界

光と影のおりなす世界。

木の陰と光

木の陰と光

で、自然教育園で一番好きな看板。

コナラ林の看板

コナラ林の看板

これ。

少し長いけど、引用します。

「しかし放置すると目の前に見られるような樹齢100年の大きなコナラになります。

林の下にはコナラの若木や芽生えが見当たりません。

光不足のため芽生えが育つことができないのです。

このコナラ林もやがては、シイ・カシなどの常緑樹林へと移り変わっていく運命にあります

まぁ誰かがいってたのの、受け売りなんですけど、

太字部分の、育つことができないのです。
は、この看板の文章を書いた人の主観というか身体性というか、

断言することで、そういう書き手側が透けて見えるという文章。
また、

常緑樹林へと移り変わっていく運命にあります。

は、予言めいた、書き手の想像力が伝わってきて、いい看板だわぁと思ってしまう。

そういうポイントも含めて大好き。

最後に、ここの森の空間が大好き。

名付けて「常緑樹のアーチ」

 

2本の木のアーチ

2本の木のアーチ

 
二本の木が手をつなぐように、ぐぅーーーーーーーーーーーっと狭まっている。

この空間性。

きっと建築をする人の源泉になるような空間性だと僕は思う。

いいっすねぇーーー

もう一枚。

帰りの視線だとわかる木のアーチ

帰りの視線だとわかる木のアーチ

はい。

帰りにいつも見れますよ。

いやーーー目黒の森を十分に堪能。


 

それから、親友と待ち合わせて、自然教育園出てすぐそばのお蕎麦屋さん。

「利庵」

 

利庵

利庵

 
新年会ということで久々の贅沢。

お昼からのお蕎麦屋さんでのお酒!!

幸せだなぁーーー

おつまみが豊富で楽しくなっちゃうお蕎麦屋さん。

出汁巻卵、美味しいっす。

ぬたもいい感じ・・・

っていろいろ寄り道して、最後にせいろにたどりつく寸法。

いやーーー日本人で良かった。
それから、コーヒーももう一度飲みたくなって、

自然教育園前の「ジュビリーコーヒー&ロースターズ」へ

ここでもガトーショコラを・・・

そしてコーヒーはガテマラのエル・インヘルトのパカラマを・・・

ガテマラ パカラマ

ガテマラ パカラマ

酸味の構成で香りが高い感覚。

美味しい。

ガトーショコラも美味しかった。

お酒が入っているので、集中が鈍るっす。

でも、お酒の後の、コーヒーは幸せです。

それから、親友と別れた後に、もう一度トラムへ戻る。
さ、さすが、と思った人・・・・

そうじゃないの。

ほへん。

ドジっこプリを発揮して、カメラのキャップを忘れてしまったのだ。

だからそれを取りに行った。

わざわざ連絡をくれた古屋君ありがとうです。

カメラのキャップって、地味だけど、あれってなくすと非常に困る。

助かりました。
それからまっすぐおうちに帰りました。
帰りの乗り換えで、新橋駅のステンドガラス。イイですねぇ・・・くじゃく窓。いつもハッとします。

くじゃく窓 新橋駅

くじゃく窓 新橋駅

まぁまぁ歩いて16000歩。

コーヒーと森って組み合わせイイですよねぇ。

もちろん蕎麦も幸せでした。

んーーーーー今日も満足な休日!!!!楽しかった。

パティスリーリョーコから始まるお散歩。白金台~新橋~有楽町へ(草枕&十一房)

新年最初の喫茶いずみブログの更新です。

いやぁー先日、家族の恒例行事の明治神宮参拝。

明治神宮の森

明治神宮の森

森がスンバらしい!!!!

 

朝の光の森が完璧!!!!

今朝(1月5日)の朝日新聞朝刊によると、150年構想の森は、

予定より早い100年目の今年でほとんど、設計時に理想された「森」になっているらしい。

極相林・・・クライマックス・・・うぐぅーそんなこと知らなくても、清々しい森でした。

で、まぁ今日はまず、チョコレートのお菓子の勉強ということで、

お客さんに教えていただいた、高輪台にある「パティスリーリョーコ」へ・・・

パティスリーリョーコ

パティスリーリョーコ

こんな感じのお店。

ショコラテリーヌ

 

ショコラテリーヌ

ショコラテリーヌ

家まで 待ちきれず、食べる。

う、うまい。

印象に残った感想は、なーーーーーーーめらか!!!!!!!!!!!!

くちどけがもう、ほんとほわぁーーーーーーーーーーーー!!!!!!

ケーキの構成というよりそこに驚愕した。

たぶんスポンジ、クリーム、上掛けというのか?そのチョコ。

そういうものが意識されて構成されているのでしょうけど、

ケーキの世界の深みまではまだ理解しきれていないのでこんな感じ。

使われているチョコレートは、そこまで個性のあるようなものではないが、

ホント上質で酸味苦味甘味のバランスが取れているものだった。

ケーキなんだけど「溶けていく」

いまの僕の解釈ではそんな感じです。

ま、そんなこと言わなくても無茶苦茶美味しいケーキなんでお勧めです。

かなり以前に頂いた、メゾンドショコラのケーキとは全く違う。

あれはチョコレートのドッシリとした印象が強かった。

こちらのものは混然一体となるケーキっていうのかなぁー

すごいっす。
それから、腹が空いたので、近くの明治学院へ・・・(守衛さんに許可取りました)

あ・こ・が・れ の が・く・しょ・く

クソたのしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!

今日のアラカルト

明治学院大学 学食

明治学院大学 学食

バターチキンカレーセット

460円なり

この内容でこの値段。

安い。
ナン&サフランライス両方ついている。

学生に交じりながら孤独に食事。

この選択は正しかった。

美味しいのです。

チキンがごろごろ入っているんです。

そりゃあ正直、お店で食べる躍動感のあるスパイシーな感じはないけど、

味の構成がしっかりしていて、いやーーー幸せ。

学生のおしゃべりを聞きながら、満足感に浸る。

それからさらに、学食の上には軽食が取れ、持ち込みもいけるカフェスペースのようなところがあり、

そこで、も・ち・ろ・ん

明治学院大学 カフェ コーヒー

明治学院大学 カフェ コーヒー

コーヒー!!!

150円
ぐぬぅ。

今はなくなってしまったが、千葉大学内の「ヴィッセン」の100円コーヒーにはさすがにかなわないか・・・

と思った。

ま、でもこのカフェスペースは空間が広くてとっても素敵。

明治学院大学内カフェスペース

明治学院大学内カフェスペース

ここでも学生の会話に耳を傾けながらしばし寛ぐ。

しあわせーーーー!!!

それから、明治学院には教会があるので、見学してきた。

明治学院大学内 教会

明治学院大学内 教会

礼拝堂(許可あります)

礼拝堂内

礼拝堂内

いいですねぇーーー

神社やお寺も好きだが、教会も好き。

人々が祈る清浄な「場」というかそういうところが好きです。

住んでいる人々や宗教によって「場」の感じが違うが、それぞれに面白い。

 

 

 

例えば下の画像は、以前フィジーに行ったときに、ヒンズー教の蛇の神様をお祀りしているところ。

「ナーギ・マンダイヤ」というらしいです。

ナーギマンダイヤ

ナーギマンダイヤ

一緒にお参りさせてもらったが、

わからないながら何かを信仰する人々の息が感じられて興味深かった。

お祀りしている様子からは、なんだか陽気な感じはする。

祈りをささげているときは真剣そのものだった。

まぁいろいろと祈りの場はあるのだなぁと感じた。

 

 

それから、白金台から歩いて歩いて歩いて!!!!

 

 

別の信仰の対象「ラーメン次郎 三田本店」

 

ラーメン次郎 三田本店

ラーメン次郎 三田本店

 

こちらにも本日、神様がいらっしゃった。

 

そしてさらに歩いて!!!

 

東京タワー

東京タワー

東京タワー

慶応義塾大学!!!!

慶応義塾大学 門

慶応義塾大学 門

この辺で敬虔なコーヒーラヴァーはお分かりになるかもしれません。

 

答えは神の味噌汁・・・・なーーんちて

 

ではなく「ダフニ」へ・・・

ダフニ ポスト

ダフニ ポスト

新年でやっているかなぁと思って

焙煎のいい匂い。

桜井さんいました。

6日からの営業。

扉があいたので挨拶した。

そしたらドリップバックを下さった。

少しだけ言葉を交わしただけでも心が温かくなった。

「いまは何もないんです。またよろしくおねがいします」

 

それだけでも満足^^

また来ます!!!

 

 

この辺で結構疲れてきたが、

やっぱり美味しいコーヒーが飲みたいので頑張って

歩く!!歩く!!歩く!!

ほんとヘトヘトになりながら到着。

「草枕」

草枕 暖簾の色変わった

草枕 暖簾の色変わった

相吉さんの笑顔を見てホッとする。

奥さんもいらっしゃった。

席に座るやいなや、デミタスを・・・

今日は、完全に欲していたので、

無茶苦茶しみるぅーーーーー

カウンターに埋もれる感じ。

魯山人じゃないですけど・・・って相吉さんが

「空腹は最大の調味料」って返しておきました(笑)

そんなこと抜きにほんと美味しかったです。

一口目はモカっぽい世界観のある感じ。

その後、落ち着いてくると燻されたような

決して嫌ではない、深煎りされたコーヒーに感じられる香り。

むがぁーーーーーーーーーーって脳に来る感じではないが、

いやーーー美味しい!!!!!って感じっす。

相吉さんの空気感に癒される。

 

 

ここでかなり元気になって、2件目へ・・・

ランブルはまだ営業していないので、

有楽町近くの「十一房珈琲店」

 

十一房珈琲店

十一房珈琲店

今日はタンザニア シティーローストのものをデミタス仕立てで。

う、うめーーーーー

さだまさしの神田川を聞いている感覚。

若々しい躍動感に飛んだコーヒーではないが、

うーーーーーーーーーベ・テ・ラ・ン

って感じ。

味わいの感じとしては、赤えんどう豆系の酸味に絡まって、

優しいチョコ系の苦味が入ってくる、

完成されている味わい。

今日の3軒(ダフニは飲めなかったが)を例えると、

ダフニの桜井さんのコーヒーは里山に流れる清らかな小川。

清涼で、チョロチョロチョローと流れていて、そこに生命を感じる。

大河の豊かさや瀑布の力強さ、沼のように淀んではいない。

桜井さんは若くはないし、男性が作るコーヒーとも違う。

それでも、まだ淀んでもいないし、清らかで、

かつ日本のコーヒーの水脈を受け継いでいる。

 

 

草枕の相吉さんのコーヒーは都会を流れる川。

ロンドンのテムズ川のウォータールー橋あたりって感じですかねぇ。

モネがよく描いているあの感じ(参考にどうぞ)
訪れたことはないけど、そんなイメージ。

都会にあって水量もあって、人が行きかって、文化もあって・・・

しっかりとした水脈を感じる。

 

 

そして十一房のコーヒーは「湖」

芦ノ湖って感じ。

とどまって完成されている。

決して悪くないし、そして昔からの日本のコーヒーの水脈を受け継いで、

守っている。

そんな感じ。

躍動感、生命感。そういうのは感じない「静的」な感覚。

悪い意味ではない。

そして綺麗に守られている。

 

のような好き勝手なことを考えた帰りの電車の中。

 

 

今日は大変良く歩いて、22000歩!!!

いい休日だったなぁー

お菓子。

学食。

教会。

コーヒー。
よーーーし

いずみのように湧き出でる感じでコーヒー創るぞ!!!!