喫茶いずみのマスター について

大学時代からコーヒーが好きで文化祭で「純喫茶・カフェ」というダブルネーム的なお店をやった。 その味をしめてサラリーマンを経て独学で自家焙煎コーヒー店を開業。

大手コンビニ各社のコーヒー飲み比べ

今日は雨が降っていて何処にも行く気がしない。

それでも、またまた元BOSSに豆がほしいので・・・

ということで、豆をもって行くついでに以前の会社へ行ってきました。

こういう感じのマンションに事務所があるんです。

サンポーロハイツ

サンポーロハイツ

 

それで、いつものように元BOSSと漫談を繰り広げる。

相変わらずのマシンガントークで漫才的。

なかなか面白いです。

元BOSSも仕事のグチをこぼしたいらしく、早々と退散するつもりが引き止められる。

まぁほんとお世話になっており、

僕はグチぐらいしか聞けないのでコレも奉公だと思ってます。

以前は、よく金曜日もしくは水曜日の夜に仕事が終わらず、少し残っていると、

「いとーちゃん 行くか」

と必ず誘われた。

それでよくご馳走になっていた。

 

で、今日も元BOSSの事業計画や今やっている仕事の状況なんかを聞いているうちに、

「いとーちゃん 5時に(パートの)おばさんかえるから、コソーッと焼き鳥いくか?」

とまじめに耳打ちしてきた。

そんなわけで、今日はこれから元BOSSと焼き鳥を食べに行くんですけども、

ネタが無いので、BOSSが電話しているアイダに、大手コンビニ各社のコーヒーを買ってきた。

最近大手コンビニ各社はレジで弾き立てコーヒーというカンジで主に機械抽出

のコーヒーを100円~180円(レギュラーサイズ)で販売している。

どういった差異があるのかが興味深い。

 具体的な名前の記載はしませんが、画像や感想から想像してみて下さい。

もしくはお店に直接聞きに来て下さい。

以下が結果です。

 

●黒いカップのお店

ヒントは人の形のロゴのコンビニ

ヒントは人の形のロゴのコンビニ

「お勧め度」  ★★★★★

「飲んだもの」 有機コーヒー

「値段」     150円

「特徴」     カートリッジ式の密閉のもので、新鮮な味わい。

「感想」  噂ドウリのおいしさです。香りがあり適度にコクが出つつわりと飲みやすい

       感じがある。さめてもかすかな酸味、苦味、甘みのバランスの良い味わい。

       飲むならここです。

●白いカップに緑色のお店

緑いろのイメージ ○チキってヒントかな

緑いろのイメージ 
○チキってヒントかな

「お勧め度」  ★★★

「飲んだもの」 ブレンドコーヒー

「値段」     150円

「特徴」     機械式抽出

「感想」     軽めで苦い味わい。独特な甘みがある。

         オタク的にいうとイエメンモカのものすごい悪いやつに

         ありそうな甘み。ただこういうタイプのコーヒーで出るのは

         悪くないと思う。さめてもまぁまぁ飲める。

●茶色の地のカップ

青いイメージのコンビニ

青いイメージのコンビニ

「お勧め度」  ☆

「飲んだもの」 ブレンドコーヒー

「値段」     180円

「特徴」     機械式抽出

「感想」     苦味でしっかりパンチ系の味わい。ややいがいがする。

          冷めると酸味がたってきて一瞬「おっ」と思うが、

          さらに放置するとこの酸味がとてもまずくなって駄目。

●白地に模様のあるところ

コンビニの大御所

コンビニの大御所

「お勧め度」  ★★

「飲んだもの」 ブレンドコーヒー

「値段」     100円

「特徴」     機械式抽出

「感想」     段違いに悪い。たった50円でこの差が出るの?ってかんじ。

          タバコ的なカンジ。

         ただし意外なことに冷めてくると少し甘い感じがでてまぁ飲める。

総評

コンビニ各社の物を比べるならダントツで黒いカップのお店。

ほかは微妙な差異があるものの、苦く香ばしい液体で余りおいしくない。

きっとお砂糖はミルクを入れること前提に作っているのだろう。

黒いカップのお店が150円で、コレに50円をプラスすればドトールでコーヒーが飲める。

この200円のドトールのコーヒーと黒いカップの店はかなり差異がある。

50円の差ってほんとすごいなぁーって思いました。

チェコ料理店(だあしゑんか)と幕張の海

日曜日の夜またまた誘われて出掛けていった。

いつものようにコソコソ閉店作業をする。

ちょっと日曜日は遅くて7時30分ぐらいに店を出る。

向かった先は・・・

JR四ツ谷駅

JR四ツ谷駅

 

四ツ谷。

そこから新宿御苑方面に歩いて、まぁ地下鉄で言うと四ツ谷三丁目のそば。

 

今宵の目的地

だあしゑんか

だあしゑんか

「だぁしゑんか」

チェコの料理店。

おすすめできる店です。

お店にくるお客さんがとっても良いお店だから行ってみましょうよと誘われていたのです。

それで今日は行ってきたわけなんです。

想像よりこじんまりとしていて、カウンターがちょこっととテーブル席がちょこっと。

テーブル席の側には本がいっぱい。

とってもいい感じのお店。

雰囲気だけで気に入ってしまう。

好きだなぁこういうお店。大好き。

 

まずはコーヒー豆をウォトカにつけたものをロックで飲む。

適度にコーヒーの香りがついておりいい。

そして料理はとりあえずコレを食べなさいといわれた3品を注文。
・牛すじのビゴス

なんか牛肉がとても煮込まれていて、繊維状になっており、ソレに爽やかな酸味がある。

ピクルスみたいな酸味だなーって思ったらザワークラウトの酸味らしい。

牛肉のコクに酸味があって飽きがこない。

いいおつまみです。

それとお腹がすいていたので、

・ブランボラーク

ジャガイモのパンケーキ。セージのような香りのするスパイスが効いていてコレも美味しい。

・ビール煮込みのグラーシュ

間違いなく美味しいです。洋食屋ででてくるビーフシチューよりまろやかな感じ。

これが複雑なうまさでグイグイ食べてしまう。

一緒に皿に添えられてあったクネドリーキというフカフカの蒸パンをつけて食べると

もう最高。

ついついご飯とか言ってしまいそうだが、この蒸パンと絶妙なおしどり夫婦具合だ。

素晴らしい。

あんまり遅くなるといけないので、その3品を食べて家路に着いた。

 
そして昨日遅く昼ねをしまっくったので、今日は近場へ遊びに行くことに。

幕張のヨットハーバー。

幕張ヨットハーバー

幕張ヨットハーバー

この3階がイタリアレストランになっていて、14時30分からカフェタイムらしい。

コーヒー500円。

下手なところでコーヒー飲むより雰囲気が良い。

ヨットハーバーのレストラン

ヨットハーバーのレストラン

コーヒーは特別に何かを語れる味ではない。

でも500円でこの景色を見ながらゆっくりできるのは良いです。

しばらく太陽の光が海にあたってキラキラしているのを眺める。

こういう時は無になれていい時間が過ごせる。

自然の場の力は偉大です。

それから店をでて、海を散歩。

やや雲っているような判然としない海。
それでも夏なので男女のアベックや若者のグループ。

常連のおじさん連中など人がいつもより多かった。

幕張の海 防波堤

幕張の海 防波堤

それで防波堤を見るといてもたってもいられずツイツイ先端までいってしまう。

 

何人かの人が釣りを楽しんでいる。

僕は海をゆっくり眺めたかったのでベンチに横になってぼやーっと海を見ていた。

防波堤の先端から

防波堤の先端から

こういう時間ってとてもいいんですよね。

脳みそがマッサージされているような感覚。

いつだかいった国のことをいろいろ思い出していた。

海はいろんな国とつながっているのよね。

ツイツイ現代人は何か有意義に時間を過ごそうとなにかに励んでしまいますけど、

こういう何にもない時間って甘ったるくて大好きです。

いやぁーいい時間をすごした。

帰りにみつけたチラシ。

 

ノーアルゴル

ノーアルゴル

 

ノーアルゴ

?????

デモか?

デモなのか?
NOシーフォレスト

NO自然破壊

ちがうきっと

おじさんだ。

絶対おじさんが作った。

パソコン覚えたてで。

ノー

ノンが今風なのにあえて「ノー」拒絶間がつよい。

ノンよりノー

はっきりしているじゃないの。

そうだよアルゴルもってこいよ。

アルゴル

ろーどーしゃにはアルゴルがいるんだよ!!

アルゴルは社会の潤滑油なんだよ!!!

暑気払いにアルゴルのみに行きませんか?

旅のコーヒー屋&中川ワニ珈琲@八百コーヒー(千石)

原付で船橋駅へ向かっている最中に伝説のコーヒー屋にあった!!

天沼公園の脇に停車していたところを写真に収めた!!

伝説の旅のコーヒー屋

伝説の旅のコーヒー屋
なんでニカラグアがあんなに高額???

 

軽トラックにいろいろつんでコーヒーを販売しながら全国を旅している。

先日浅草橋に出没していたと噂をきいていたがまさか遭遇できるとは思わなかった。

コーヒー飲めるかなと思ったけど、ダメだった。

店のお兄さんが寝ていてグロッキー状態でダメだった。

しょうがないので写真をとっただけにした。

一体どんなコーヒーか気になったが、こういう出会いは一期一会なんでしょうがない。

帰りに通ったらもうすでに姿はなかった。

あーどんなコーヒーだったか気になるー

 
それから今日は中川ワニ珈琲さん本人が巣鴨近くの「八百コーヒー」にくるということで

鼻息を荒くしていってきたのだ。

 

中川ワニ珈琲@八百コーヒー

中川ワニ珈琲@八百コーヒー

 

中川ワニさんってわりと聞いたことあるのだけど、一体全体どんなコーヒーかは知らないんだ。

実際どんな人物かも気になったし、とてもよい機会だった。

今日は4種類のブレンドが用意されていた。

とりあえず、昔風の1番というブレンド。

どのへんが昔なのかはもう少しワニさんに伺いたかったが、なんせ人が多く・・・

ロブスタ特有の麦の香りがして、かつ甘くしっかりパンチ系のコーヒー。

コレより濃い抽出だと嫌味が出そうだけど、そうなる一歩手前のものだろう。

 

そうして次に4番のブレンド。

ワニコーヒー ブレンド@八百コーヒー

ワニコーヒー ブレンド@八百コーヒー

ブルンジをブレンドしているらしいが・・・

コレはやられました。

うめぇー

ブレンドでこういう風に美味しいのは僕は初めて飲みました。

一枚岩のように味がまとまっている。

決して単調とかそういうことではなく。

甘く苦めでパンチのある系統のコーヒー。

僕のカラリとした、キレと澄んだ感じのコーヒーとはプロセスが違う。

しかし、よくこんなにまとまったブレンド

いいなぁー

円錐ドリッパーでアノ味って磨かれている。

中川ワニさん恐るべし。

お話聞きたかったけど、人垣が店内にできていてワニさんの話を聞いているので。

まぁ本人が淹れてくれたコーヒーが全てを語るので満足です。

本人も生で会えたし。

豆も購入したのでお店でいろいろ遊んでみよう。

 
それから水道橋までもどって、いつものペンギン(文京シビックセンター)へ行く。

文京区のペンギン

文京区のペンギン

無料でとっても景色のいいとこ。

今日もコノ光景。

シビックセンターから 新宿

シビックセンターから 新宿

うっすら遠くの山並みは見えた。

富士山は残念ながら見えなかったなぁー
それからいつものように千葉方面。

シビックセンターから 千葉方面

シビックセンターから 千葉方面

10分ぐらい飽きずに眺める。

それはフェイスビルがいつか見えるのでは?と期待しているから。

携帯電話のデジカメの性能ではいくら拡大してもわかんなかったなぁー。

今日は散歩感が薄いけど、充実していた一日であっという間に過ぎたなぁー。

いい日だった。

ランブル詣でとトイレを見る

喫茶いずみのコアな常連さんの8割程度がランブル詣でをしている。

そういった話を聞くとツイツイ嬉しくなってしまう。

そしてまた新しい常連さんがランブルへ行ってきたらしい。

しかも2回も連続だ。

うーーーんウラマヤシイ。

聞いたら行きたいというか、5月以来なにやら他のことでいけてなかったので、

ランブル詣でをしてきた。

相変わらずの感じ。

2013.7.8 カフェ・ド・ランブル

2013.7.8 カフェ・ド・ランブル

 

まず今日は

[ニカラグア ジャイアント04’]

やっぱりいいなぁーって感じです。

これは落ち着いている感じのコーヒー。

カルモシモサカ93’より、こう軽い感じ。

優しいランブル的な酸味で入り、あの味なんて表現するんだろう・・・・

あんまり複雑じゃないけどシャープな酸味で、フルーティーともちがう

生の果物にはない、干したくだものというか、乾燥トマトにあるような酸味。

それで居てそんなにしつこくない感じ。(誰かウマイ表現おしえてください)

そしてカラメルっぽいような感じで落ちていく。

ハデではないけどやはり良い感じです。

何度もここに書いているけど、ランブルのコーヒーが一番落ち着きます。

さらにあの雰囲気なんで集中してコーヒーを味わえるのが好き。

本当にいいですカフェ・ド・ランブル

それから今日はコレは勉強になった。

 

[ブラジル]

普通のなんにもないやつ。ストレートメニューの一番上にあるやつ。

これは飲んだら

ふぇぇぇ

って嬉しくなってしまった。

同じなんだよ。

味の構成の表現が。

やっぱりそうなりますよねぇー

と心の中で関口さんに語りかけた。

味は甘み先行でホロ苦いとは感じさせない一歩手前の香ばしい感じ。

喫茶いずみのブラジル(普通のやつ)はヤッパリこの表現にしてます。

それとランブルのデミタスの濃度とウチの120cc抽出の濃度って意外に近いかもって思った。

それにしてもさすがランブルのブラジルです。

悔しいが、一枚上手な感じがした。

うまく表現できないけど、一段上なのよねぇ。

目指している表現が近くて嬉しかったけど、ノイズが少ない感じっす。

ノイズが少ないのに味の輪郭がクッキリしているというか・・・

ついつい面白いコーヒー店にいくと個性的なものを注文してしまいますが、

たまにはありきたりなものもいいです。

ランブルの普通のブラジルにやられた。

今日もありがとう。ランブル。

インスパイヤーネクスト

いつも刺激受けます。

 

 
それから今日は銀座から東京駅までブラブラ歩く。

2杯もコーヒーを飲んだのでトイレに行きたくなる。

そんなときはギリシア風トイレへ・・・

「水谷橋公園」

水谷橋公園

水谷橋公園

ここは名トイレ建築だと思う。

ギリシアっぽい雰囲気。

ギリシア風っていうのがぴったり。

柱にはなんと干支のレリーフがある。

これは猿?

猿柱?

猿柱?

これは龍?

龍柱?

龍柱?

これは東京駅のパクリなのか???

まぁこういうのが流行ったのだろう。
ついでにもう一個。

名トイレ建築。

京橋付近のトイレ

京橋付近のトイレ
シンプルイズベストの典型。素晴らしい形だ!!

これはなんというんだろう。

僕はコレもいいと思います。

こういうセンス。

わかんねーしょっー?

こういうのをトイレ萌えというのだろうか・・・・

 
それから天気が怪しくなってきたので、探索を早めに切り上げ、

船橋東武の地下でくさやを購入する。

今日の肴は生まれて初めてのクサヤです。

どうなるんだろう。

たぶん好きだろうケド、いまからクサヤにドキドキしてます。

くさや

くさや

日曜の閉店後にほっこり飲みに行く

僕がお酒を心置きなく飲めるという日はやはり、日曜日の夜と月曜日だ。

長野の旅館に住み込みで働いていた、小学校の同級生がこちらへ帰郷しているので

はじめてお酒を飲みに行くことにした。

日曜日。喫茶いずみの営業時間は19時まで。

みんなとの約束があるので絶対に19時までは営業。

それ以前からコソコソシンクを洗ったり、ミルの掃除をしたりしていた。

そして19時。

電気を消してばーーーっと店を閉める。

少しでも早く飲みに行きたかったのでたぶん店を19時15分には出ていた。

普段はゆっくり閉店作業するので20時くらいまでかかります。

 

そうして家に荷物をおいて、向かった先は

東武野田線「馬込沢駅」

馬込沢駅で待ち合わせ

馬込沢駅で待ち合わせ

 

喫茶いずみのある夏見台とはまた違う地域性でしょうね。

駅前には「華勝園」というラーメン屋がある。

ここはいまどきのうるさいラーメンではなくサイレントラーメン?だ。

昔の中華食堂の感じ。

経営が変わって若干味が変わったとなっているが、今でも美味しいです。

たしか昔は「鯉の丸揚げ」・・・時価  みたいなメニューも入っており、

東海林さだおの丸かじりシリーズのセンスにぴったりっす。(あーわかんないか・・・)

 

まぁ今日はその華勝園ではなくて、馬込沢でお気に入りのお店。

「鳥忠」

鳥忠

鳥忠

 

 

ここはまぁ焼き鳥屋です。

近所にこういう焼き鳥屋さんはとてもいいです。

技が編込まれた焼き鳥かというとそうではないですけど、美味しいです。

けっこう具が大きくてそれほど高価でもない。

庶民のお店。

焼き鳥のほかにも鳥めしがあってそれも美味しいです。

同級生のK君と焼き鳥とビールで近況を語り合った。

というか僕はコーヒー屋なんでそんななにも何のだけど・・・・

 

 

K君は大学を卒業してから長野の旅館に就職し、

このまま長野の旅館で一生かなぁと疑問に思って

思い切って旅館を退職して世界へ放浪の旅にでた

んじゃなくて、

今度は新宿のホテルで同じような職につくそうだ。

また同じような職に就いたのがK君らしい。

 

 

僕ら30代前半はきっと結婚する人はもう家庭生活で、自分の人生に疑問を持たずに、

というかそう考える時間はないだろう。

K君や僕みたく結婚せずにただ仕事をしているとふと、このままでいいのかという不安がよ

ぎるのだろう。

まぁ僕はコーヒーの道があるので全くそんなこと思わないけど・・・・

 

 

そういう漠然とした不安に取り付かれ自殺・・・・芥川龍之介じゃないか・・・

ではなく、なんか急に職をやめたり人生を見つめなおすというのタイミングってあるのだろう。

「K君に結婚すればいいんじゃね」

って適当なことはいわなかった。

まぁK君がえらんでいるからそうなんだろうぐらいのことを言ったような気がした・・・

まぁそんな話を焼き鳥に舌鼓をうちつつしました。

最後の〆は僕は鳥でだしをとったスープ派だ。

鳥忠のは軽めでコショウと柚子が効いたやつで美味しかった。

 

 

それから酔っ払って気分が良いので、近所をブラブラ散歩することにした。

結局久しぶりの同級生との散歩は

「あーここ○○君の家だよねぇー」

とか

「あれここの保育園更地になったじゃん」

とか

「あーあいつ同級生と結婚したんだってねぇー」

とかそんな感じでブラブラした。

暗い街の散歩

暗い街の散歩

最後に丸山のベスト絶景ポイントへK君を案内する。

「あーいいねぇ 家いっぱいじゃん」

「ここはじめて来た」

「拓ちゃんとこなければ一生来なかったと思う」
あーそうか。

いい夜だ。

おぉーほっこり同級生と近所の散歩。

心が満たされた。

うれしいなぁー。

友は大事です。

メゾン・ド・ショコラへ行く

今日はチョコレートで有名なメゾンドショコラへ行ってきた。

メゾンドショコラとはフランスに本店を置く創業35年ぐらいのチョコレート屋さんで、

このたび日本にも出店したらしい。(1998年に)

現在日本には東京には表参道、丸の内、銀座の3つと大阪の梅田の計4店の出店しているらしい。

 

他にも高級チョコレート店は沢山あるけど、何でコノ店なのか?

それはヤッパリ喫茶いずみに来るお客さんに聞いたからなんです。

喫茶店をやっていると、しばしば自分の行き着けの飲食店の会話になる。

やはり聞いているとおいしそうだなぁーと自然にいきたくなるものです。

 
インターネットで地域の美味しいお店の情報がスグわかる時代ですが、

やはり人の中にある情報というのが一番良いです。

自分が共感できる人のおすすめするお店というのは、まずはずれがないです。

 

 

そんなわけで、半年前ぐらいからぜひ一度訪れて見たかったのが、

今回行く丸の内の「メゾンドショコラ」
丸の内店は、有楽町の東京国際フォーラムのすぐ側にあります。

ロイヤルコペンハーゲンのお店の向かいって言うとわかりますかねぇ?

 

開店とほぼ同時に行きました。

注文したのは

ショコラーショ945円(一般的なやつ)

とお勧めのシンプルなケーキ670円

ケーキは確かアントゥルメ・デリスっていってたかなぁー

 

早速ショコラーショ。

メゾンドショコラ ショコラーショ

メゾンドショコラ ショコラーショ

いやはや美味しいです。

流石にチョコーーーー!!って感じはそうなんだけど、上品な感じ。

チョコの酸味もなくビターでもない。

甘くあっさりとクリーミーでチョコの風味がしっかり。

なんかコノ前食べた一蘭のとんこつラーメンのようだ。

しっかりチョコな感じが来るんだけど、後味があまりしつこくないです。

濃厚は濃厚なんだけどしつこくない。

いやはや美味しいです。

 

そうしてチョコレート飲みながらチョコレートのお菓子。

メゾンドショコラ アントゥルメ・デリス

メゾンドショコラ アントゥルメ・デリス

 

いやーコレがまた美味しい。

いやはや美味しい。

まず思ったのは優しい口どけ。

チョコのコーティングとスポンジの部分。

それぞれフワァーってチョコレートの香りで溶けていく。

これもやはり甘く優しいタイプのチョコレートの感じ。

酒が効いているとか、何かスパイスや果物の香りがするとかそんなんじゃなくて、

シンプルなチョコレートケーキ。

うーーーんこりゃー自分で作るのはちょっと難しいなぁー

どこがどうなってどうしてああなっているかさっぱり説明できないけど、いやはや美味しい。

ケーキってそういうこと良くありますよね。

構成が複雑でどこがどうしてどうなっているか良くわかんないケーキ。

美味しいのは良く分るけど、詳しくどうというと難しくて解説できない感じ。

いずれにしてもオーソドックスなケーキなんだろうけどヤッパリ美味しい。

いやはや美味しいです。

 

うっとりと糖分ファイヤーな時間を過ごしました。

思わずお店のお姉さんに「あんまり美味しくてうっとりでした」と言ってしまった。

メゾンドショコラの向かいにはサダハルアオキもあるので、スィーツ好きにはたまりませんね。

ここにはエスプレッソもあったけど、一体どんな味なのだろう。

次回試してみようかなぁ?

カルボナーラをつくり御徒町&本郷 和田珈琲店!?

カルボナーラって皆さん食べたことあります?
僕、ないんです。

いや。

あったか。

一度だけTVでみてイメージだけで作ったカルボナーラ。

見事に大失敗でした。

炒り卵パスタになってしまった・・・カルボナーラを・・・

TVのイメージだけでやると大概失敗するんですよねぇー

 

 

だから今日は入念に下調べをしてカルボナーラ作るです。

まぁ溶き卵とチーズを混ぜ合わせたソースにパスタを絡めるのがカルボナーラ。

その絡めるときに卵に完全には火が入らない様にするのがポイント。
一応はじめて本格的にやるので、9時からやっているイオン船橋で食材をそろえる。

これね・・・

カルボナーラ材料

カルボナーラ材料

・パンチェッタ(まぁ今度やるときは安売りのベーコンでよいだろう)

・ペコリーノロマーノ(まぁ今度やるときは安売りのパルメザンチーズでよいだろう)

・イタリアンパセリ(まぁ今度やるときは入れなくてもいいだろう)

・黒コショウ(これは今度やるときも必要だろう)

・卵

ってな感じ。

で、今日はビギナーズラックで完璧なソースが仕上がった。

いやぁしかし、かーーーーなりテンパって独り言いってたなー

ちょっと濃厚なタイプのカルボナーラのレシピ。

素晴らしくねっとりとした感じ。

コレより火が入ると炒り卵になるな。

カルボナーラ

カルボナーラ
写真撮るよりすぐ食べよう!!一秒を争う料理

いやー

美味しかったです。

ツヤツヤしてますでしょ。

いいっすねぇーカルボナーラ。

濃厚な卵の風味とチーズのコンビネーション。

そして味を引き締める黒コショウとイタリアンパセリの風味。

もう説明はいりませんでしょ?

うめぇー

ちょっとペコリーノロマーノだけにしたので塩分が多めだったけど許容範囲内。

今回は上手にできたけど、次回はどうかなぁー

 

 

カルボナーラが上手にできたのでお出かけすることにした。

 

今日はここへ行ってきました。

御徒町のガード下にある「2K540 AKI-OKA ARTISAN」

2K540

2K540

これはいろんな工房が併設されたお店や少量生産のモノ、ワークショップなんかが集まっている

個性的なお店が集まっているショッピングモールみたいなところです。

詳しくはHPでもご覧になってください。

2K540 内部

2K540 内部

陶芸の工房、革製品の店、ステンレスの工房、木工の店もういろいろあって面白かったです。

少しきつかったのは3件に1件ぐらいの割合で店員が話しかけてくること。

手に取るもの手に取るもの後ろで店員さんが説明してくる。

いいのだけど、静かに見たいときはダメです。

まぁ話しかけられればこちらも結構話してしまいますけど・・・

ああいうのは正直苦手なんです。

いやーでも2K540いいっす。センスあるものがいっぱいあって見るのが楽しい。

一度行かれてみても損はないと思います。

秋葉原と御徒町の間です。

 

 
それからさらにコーヒーを飲みに本郷へ・・・

途中の湯島天神を無視できず、お参りをする。

ちょうど夏越しの大祓式(茅の輪くぐり)をやっていた。

 

湯島天神 茅の輪くぐり

湯島天神 茅の輪くぐり

 

 

 

茅の輪をくぐってお参り。

学業成就というときでもないが・・・お参りを済ませる。

境内の庭園にきれいなキキョウが咲いていた。

湯島天神のキキョウ

湯島天神のキキョウ

きれいだ・・・

 

 

それから今日の目的。

「和田珈琲店」

 

和田珈琲店とは知る人ぞ知る浅煎りのコーヒーで昔から有名な店だ。

以前から噂を聞いてましたが訪問は初めて。

ふうぅん。

これが和田珈琲店????

いがいにPOPやないかぁー

入り口はJAZZのLPなんか飾ってあり、薄暗い。

あー確か経営者変わったってきいたような・・・

ちょっと雰囲気もかわったんだろうなー

 
イメージと全然ちがうなぁー

メニューをお姐さんが差し出す。

「!!!!!」

(ちゃうやないか!!!コノ店!!!)

(なにこれ グゥと店名がかかれている)

(こんなところでコーヒー飲めるかい。いかんのじゃ)

あんまりにも自分の早とちりにニヤニヤしてしまう。

しょうがないのでジンジャーエールを頼む。

一刻でも早くコノ店から出て和田珈琲店に行きたかった。

パラパラパラ、サラリーマン風のお客さんが入ってきたのを潮に

「やべぇ電話かかってきたー」

って独り言をいいながらお会計をしてお店をでる。

また小市民ブリを発揮してしまった・・・とほほ・・・

まぁよくみれば和田珈琲店じゃないことに気がつくのに・・・・

間違ったー!!!

間違ったー!!!
和田珈琲店じゃなーーーい!!

 
一度行かれてみると判ると思うが、和田珈琲店の焙煎室が実際のお店の隣のビルにあって、

そのビルだと思い込んで2階まで登ってしまったのだ。

普通の人は絶対に間違えないでしょう!!自分でもおかしい。

気を取り直してすぐ隣にあった和田珈琲店。

こっちがホント 和田珈琲店

こっちがホント 和田珈琲店
なんで2階へ登っていてしまったんだろう。

 

 

早速キリマンジェロを注文。

いやぁー美味い。

他の店のキリマンジェロとは全然違う。

キリマンジェロって酸味がちの表現なんだけど、ココのは甘い。

もちろん酸味も感じるのだけど、軽くて甘くてあとでククッと酸味があがってスッと離れる。

お茶っぽいような軽い感じ。

勉強になったです。

この表現はちょっと知らなかった。

あんまり知らない人が飲んだら、ただの軽めの香ばしいコーヒーかなぁぐらいにしか思わないかもしれない。

でも和田珈琲店恐るべし。

この表現のコーヒーはもう絶滅寸前かもしれない。

最近のスタイルの浅煎りのコーヒーなら酸味をもっとはっきりさせコレでもかというぐらいにやる。

ココのはそうじゃない。キリマンジェロに関しては。

酸っぱさが前面にでないが甘く酸味で香ばしい。

いいです。奥ゆかしい日本茶の精神のようだ。

わかりづらいですけど。

たぶんコノ感じはコノ店がなくなればないかも知れない。

勉強の為に豆も購入しました。

お店のお客さんは、喫茶いずみみたく常連さんがカウンターに陣取ってマスターご夫妻と

楽しそうに会話を繰り広げていた。

常連さんで盛り上がっていてもそんなに閉鎖的な感じもしなかったし・・・

いい店だったなぁ和田珈琲店。

帰りはお茶の水まで歩いて帰りました。

 

聖橋から神田川を眺める

聖橋から神田川を眺める
水道橋側をみる。

ストリームヴァレーの濃厚ブルマン

今日はまたまた柏まで出掛けて行きました。

以前いったストリームヴァレーの濃厚ブルマンは良いと聞いたからです。

今日は電車を使わずにゴリ男君で出掛ける。

 
その場合 柏までは、船取線をずっと北上して16号を経由して行くのが良いのですけど、

ほんの少しの16号がとてもとても恐ろしい。

何が恐ろしいかというと、轍(わだち)が恐ろしい。

「聞けわだつみの声」なんかあるがそんなことは全く関係ない。

 

原付で大きな道を走行する人は経験したことがあるかも知れないけど、

バンバン大型トラックが通る道は、車のタイヤが良く通るところに轍ができている。

この轍が原付には脅威なんです。

なるべく交通量の多い道では端っこを走行して、大型トラックが来たら避ける。

ところが、轍があるとトラックを避けようとして、端に寄ろうとしても

轍にはまって端まで寄れない。

むしろ端によろうとすると轍のヘリの盛り上がりで転倒する。

 

だから、轍にそってそのままのろのろ運転すると、ブチ切れたかのようにトラックは抜いていく。

わざとそんなところ走っているわけじゃないのよ・・・

ただ轍にはまっているだけなんです。

そんな事情を知って知らずか大型トラックは恐ろしいスピードで追い越していく。

あのときの恐ろしさは嫌だなぁーと思う。

 

 

そんなわけで、今日は新しいルートで柏まで行った。

16号は経由しないけど、道に迷っていつもより30分余計にかかって柏につく。

事前に要所になる所のメモをとったんだけどなぁー。

メモを取ったけど、不思議なことに全ての地点でメモどおりに行かなかった・・・

不思議なこともあるもんだ。

きっと昔の船乗りなんかも、きちんと地図用意していくのだろうけど、

不思議なことに地図のとおりに行かないものなんですよね。

あーこのメモじゃ行かないか?

柏までのメモ

柏までのメモ
コレが道に迷う原因?

 

 

まぁなんだか松戸の五香あたり(ぜんぜん違う方向)まで確信にみちたまま進んでしまう。

それでも案内表示の「柏」の文字を発見して方向修正。

道に迷うときは、

「あれぇーこのままでいいのかなぁー」

「ちょっと不安だけどもうちょっと行ってみよう」

で結局とんでもないとこまで行ってしまう。

まぁその不安感やウネウネした道に迷った感を久々に楽しんだ。

道に迷うって嫌だけど余裕のあるときは案外いいモンです。

もう引き返そうと不安になった頃の「柏」の表示にたぶらかされ、

だいぶ遠回りしながら柏の良く知っているあたりまで到着する。

 

 

そして今日はストリームヴァレー(略してストバ)。

あそこの濃厚ブルーマウンテンは良いと聞いたからなんです。

ちょうど一年ぶりぐらいの訪問。

たしか去年の皆既日食のとき以来だなぁー

ストリームヴァレー

ストリームヴァレー

 

濃厚ブルマンいいっす。

メニューの説明どおりウッディーな香りがする。

酸味と甘みのバランスが取れている。

苦味はあんまりないんじゃないかなぁー

派手な感じはしないけど落ち着きがあっていいコーヒーだなぁーと感じさせる一杯。

 
ストバのコーヒーは全体的に甘みが特徴だと思う。

味覚構成に甘みが先に入ってくる。

もちろん酸味や苦味、香りも感じるけど甘みが先に来るように感じる。

その後で酸味や苦味といった他の構成要素に変化する。

たまに飲みづらさを感じるものもあるけど、

今日の濃厚ブルーマウンテンは曇りがなく飲みやすかった。

無茶苦茶濃いというわけでもないけど、十分飲み応えのあるコーヒー。

ブルマンってこういう感じもあるんだぁーと勉強になった。

8月あたりにやる夏のブルーマウンテンスペシャルの時は濃厚バージョンも考えてみよう。

友に偶然会ってからの社長とニコニコ湯

今日は銀座を歩いていたら偶然に高校時代に同じ山岳部だった友人にあった!!
「あれぇーK君じゃん」

「イトー君?」

ってどうやらK君は百貨店に勤めていてちょうどお得意さんとの打ち合わせの帰り

に会ったようだった。

昼休みを利用して、コーヒーを飲みに行った。

ちょうど彼の勤める百貨店の事務所がカフェ・ド・ランブルからは目と鼻の先だったが、

まぁ普通に会話したかったので、仏蘭西屋という喫茶店に入った。

仏蘭西館

仏蘭西屋

 

クラシカルな昔の喫茶店という感じで、女給さんもこれまたクラシカルなメイド服で迎えてくれる。

ブレンドコーヒー530円なり。

味は特筆すべきものはなかったけど、話をしながらお代わりまでもらってしまう。

仏蘭西館 ブレンド

仏蘭西館 ブレンド

友達のお笑い芸人のライブ(投票制で順位を決める)を見に行って組織票を入れようとか、

また山岳部の仲間集めて低い山に登ろうとか、

K君はいい感じの彼女がいるけど占いによると今年は結婚しないほうがよいとか、

太ってしまって昼飯をあまり食べないとか

そんな他愛もない話をして別れた。

 
それから以前勤めていた事務所の社長が寂しがっていると人づてで聞いていたので、

特に予定がなかった今日はそこへも立ち寄った。

僕が事務所を辞める頃は酒の飲みすぎで体調を崩し勝ちだった社長はとても元気そうだった。

開口一番に

「体調どうですか?みたところ元気そうですねぇ?」

を皮切りにひとしきり漫談を繰り広げた。

相変わらずの感じでとてもよかったです。

これ僕が勤めていた頃の事務所です。

事務所

事務所
ほんとマンションの一室を利用したところ

僕がやめてから3年経ついまでも独特のアットホームな事務所の雰囲気は変わっていなかった。

業界はいま大きく変わっているので大変厳しいと社長はおっしゃっていた。
ひとしきり漫談が終わり、「コッチ来て」と自室へ呼び仕事の資料を見せて説明し始めたので、

これは仕事させられるカモ?と思い「いやぁー今日はそろそろ帰るです」といって事務所を後にした。

 
そうして家に早く戻ってきたので、久々に馬込沢の銭湯「ニコニコ湯」へ行ってきた。

ニコニコ湯の煙突

ニコニコ湯の煙突

僕が小学生の頃から何にも変わんないです。
銭湯を中心に小さい居酒屋が数件。

ニコニコ横丁。

馬込沢のいいところ ニコニコ横丁

馬込沢のいいところ ニコニコ横丁

この横丁の突き当たりにニコニコ湯。

ここはホント昭和です。

昭和を楽しみたい人はぜひぜひ一緒に行きましょう。
「420円です。お湯熱いけど薄めないで下さいね」

「あー大丈夫ですよ」

このニコニコ湯の湯は熱い。

銭湯の雛形というべきところ。

いまどきのスーパー銭湯と違って何にもない。

富士山の絵。

高く青空のような水色で塗られた天井。

昔ながらのタイル。

時代が集積されたぬくもりがあるです。

 

体洗って湯につかるとヤッパリ熱い。

ラベンダー色の入浴剤の匂いがすがすがしくて「いいー」とついつい口走ってしまう。

熱いのでそんなに長く浸かっていられない。

すこし休んで2度入って風呂からでる。

まーったりとした時間が流れているんですよね。

この人があんまりいない時の脱衣場のまーったり感は星5つです。

いいよなぁー。最高です。

東南アジアの安宿にも同じゆるさを感じる。

常連客のタオルが何気に干してあったり・・・

ロッカーの扉がところどころなかったり・・・

風呂から上がって脱衣場でパンツ一丁になり涼む。

最高の贅沢です。

喜びだった。

こういう情緒のあるものは文化遺産で残して欲しいが、コノご時世よくわかんないです。

いずれにしても、昭和の時代を色濃く残す「ニコニコ横丁」

知らない人はぜひぜひ行って欲しい。

懐かしさのあまり泣きたくなる人・・・は、いないかぁ・・・

柏の最新鋭の焙煎機と有名カレー店のコーヒー(雨の日珈琲&ボンベイ)

今日はやっぱりコーヒー店へ行ってきました。

千葉県柏にあるお店といえば「ストリームヴァレー」なんだけど、

今回は違う。

最新鋭の焙煎機を導入したお店がオープンしたので、焙煎機を見に行ったのです。

それがコノお店

柏駅西口から歩いて5分ちょっとのところにある店。

「雨の日の珈琲」

雨の日珈琲 外観

雨の日珈琲 外観

 

店の名前が変わっていますが、「雨の日にコーヒーをお家で飲んでください」

という意味がこめられているそうです。

 

基本的にこの雨の日さんはコーヒー豆売り店です。

テイクアウトのコーヒーをのめるのでソレを飲ませてもらいました。

抽出はユニフレームのバネットにコットンフィルターという組み合わせ。

店で使っているのははじめてみました。

これはおそらく濃いコーヒーをペーパードリップで出すという方法だろう。

 

ユニフレームのバネットは、以前お客さんに頂いてだいぶ遊ばせてもらったが

針金だけの見た目とは裏腹に意外にしっかりとしたコーヒーが抽出できる感じがした。

 

さっそくマスターお勧めのコーヒー

 

’ブラジルさくらブルボン’を飲む。

わりと深めの焙煎だが苦すぎることはなく、確かに甘い。

うちの釜と似たような特性の感じがした。

(もっとも同じ井上製作所のものですので当たり前か?)

若干このマスターの焙煎のほうがパンチがある感じだった。

 

マスターのしゃべりが全く止まらず(僕と同じだろう・・・)

ぜんぜん2杯目を注文する機会をのがしているが、

自然にサービスしてくれた。(コーヒーの同士の役得だろう)

 
このちょこっとくれた2杯目がすごく良かった。

なんかパカラマ(産地忘れた)とエチオピア イリガチョフをブレンドしたものらしいが、

完全に釜の性能が生かされたように思う。

井上製作所の井上社長はキレイなコーヒーを自分の理想としていた。

かつて開業前に井上社長の工場で飲んだコーヒーにもこのクリアさがあった。

キレイな澄んだサービスコーヒー。

完全にノイズがなくクリアで香りのあるコーヒー。

これはどんな抽出にも耐えるだろうなと思った。

 

そして3杯目はガテマラのパカラマを飲んだ。

これはマスターが気合を入れすぎてかなり濃かったが、僕では引き出せなかった

パカラマのいわゆるフルーティーな香りがあった。

それでも焙煎は結構深い。

深いのにコノ香りなの?とちょっと不思議でよく分らない。

クリアさはさっきのには及ばないが、香りの部分は良かった。

 

そしていろいろ井上社長の最新作の焙煎機HR206SFを見物させてもらった。

全体像。

HR206SF 最新鋭の焙煎機

HR206SF 最新鋭の焙煎機

かっこいい!!
そしてバーナーの部分。

HR206のバーナー部分

HR206のバーナー部分

 

噂の傘バーナー。

噂のフレイム検出装置。(あんな棒なんだ・・・)

噂の制御系。

 

あんまり詳しくはここで書きませんけど、

いやーすげえ。

いろいろな味創りができるんだろうな。

たぶん井上社長が想定もしないような使い方もできそうな、可能性の高いものに感じた。

自由度の高さがある反面、いちどやったものを再現しやすいような計測装置&不安定な要素の排除。

っていう感じだった。

金額聞いたら国産の高級車が買えちゃう値段で驚く。

最新鋭の道具をそろえたところで美味しいコーヒーが完璧にできるかというと

そうではない。

昔の道具ですげぇコーヒーをつくる偉人はいっぱい居る。

道具を使う感性が大事なのは事実なのだが、あの機械は良いと思う。

あの機能はコーヒーをつくる感性がかなり高いレベルでないと使いこなせないとも思った。

自分の感性にあった道具を使うのが一番なんですよね。

レベルの高い職人の意思を落とし込めそうだった。

僕はまだ今使ってるベーシックなHR11で修行が必要でしょう。

感性の高い細部を数値化できる力がある焙煎機。

と最新鋭の焙煎機を見て真面目にツラツラ考えてしまった。

マスターといろいろコーヒーの話をしてとても楽しかった。

 

 
それからそれから、

こんどは柏でカレーといったら言わずと知れた「ボンベイ」

チョー有名店ですよね。

喫茶いずみに来るお客さんがボンベイのカレーも美味いけど俺はコーヒーが美味いと思う。

マスターも行ってみな。

と教えてくれたので今回の機会に訪ねることにした。

コーヒー目的で行くカレー屋。

僕は辛いものが好きなのでメニューにあった激辛口の「カシミールカレー」を注文した。

いやぁー美味いです。

かーーなり辛かった。

デミグラスソースをちょっと薄くして酸味を加えたベースの味

(近似的にウスターソースに近い)に複雑なスパイスの香りに

追いかけるような激辛さ。

インド系のカレーとはまた別の美味しさです。

いやぁー後半は口がヒーヒーいってました。

まぁ余談ですが本当の辛いもの好きなら分ると思いますけど、

すげぇ辛いもの食べている時に水は逆効果で

辛さをクールダウンしようと水を飲んだ瞬間に地獄になる。

なんで、本当に激辛のものを食べる心得として食べ続けるというのが正しいです。

 

そして美味しいカレーの後に運ばれてきたデミタスのコーヒー。

ボンベイのデミタスコーヒー

ボンベイのデミタスコーヒー

舌がビリビリするので水でクールダウン。

そして一口。

美味かった。

さらに角砂糖を一ついれてかき混ぜて飲む。

ビシーーーッと決まる。

カレーからの流れで角砂糖を一つ入れた甘いコーヒー。

 

たらされた。

たらされた?

あれです。

怖い人の人たらし術だ。

 

怖い人にも愛人が居るでしょ?

あんなに怖い人になんでくっついちゃうんでしょう?

怖い人は愛人の前だけではチョー優しいから?

いや。

いやいや。

怖い人は無茶苦茶、愛人にも厳しいと思う。

きっとぶん殴るのは当たり前だろう。

それでも時折見せる甘い優しさ。

コレなんです。

怖くしておいて時折すげぇ優しい。

「いじめんといて。」

「あんたホンマは優しい人やろ。」

「病気のお父ちゃんにお花買ってきてくれたし。」

「あたしアンタに一生ついていくねん。だからいじめんといて」

って勝手な想像です。

とにかく激辛で口をいじめておいて最後に角砂糖ひとつ入れた甘いコーヒー。

やられますねぇ。

完全にお店のひと分ってる。

しかもこのデミタス結構美味しかった。

きれいな味のコーヒー。でも薄くなく味もある。

店を見回したらネルが引っ掛けてあった。

ははぁネルドリップ。

やりますねぇ。繁盛店は。

最後まで気を抜いてないです。

怖い人の人たらし術を激辛のカレーと口直しのコーヒーで実践する店(笑)

柏の有名カレー店「ボンベイ」

コーヒー屋での見方でしたけど、すげぇ美味しい店でした。

きっと明日はお尻がファイヤーすると思う。