税務署からの大森

今日は確定申告へ行ってくる。

船橋競馬場駅から税務署までの案内図

船橋競馬場駅から税務署までの案内図

なんだか船橋税務署はとっても混んでいて、並んでから申告書を作成して、提出し終わるまでに1時間かかった。

そうした頭脳労働をした後のコーヒーは特にうまい。

申告書を提出して、船橋駅に戻り、たまに贅沢でとんかつ屋さんへ行く。

船橋シャポーの中のお店ね。

ひれカツとエビフライのセット。

ご飯はお替りしちゃった。

セットでコーヒーがついてくるんだけど、こういうのはあまり味が期待できない。

本当はお店の人にいらないといえばよいのだろうけど、

ついつい小市民の癖が出て「ホットコーヒーで」と気がつくと言ってしまう。

内心は「いやっはー あぎゃぁー」って感じなんだけれども。

とんかつ屋でのランチタイムのサービスコーヒー。

どーでも良いカップに注がれ、香ばしさの黒い液体。

 

ただ今日は本当に美味しかった。

ああいった頭脳労働の後の一杯のコーヒー。

脳みそに染み渡る。

「うまいなぁー」と思わず口走ってしまいそうになる。

確定申告のこの時期にコーヒー屋台をやったらたぶんかなり稼げるだろう。

ぜひお勧めいたします。

 

 

それからそれから、大森まで出掛けて行った。

大森といえば、大森貝塚ってピンと来る人は少ないでしょうけど、それぐれいかな。

大森はどんなところか想像できますか?

今日行って感じたのは、なーんだ東京なんだけど船橋っぽい感じがあるなぁーってこと。

先週東京の西の二子玉川で、あまりのオシャレでちょっと劣等感を感じたけど、大森には親近感を感じた。
まずさ、みてこれ。

妖怪ぬりかべのような壁に看板。大森駅ホームから

妖怪ぬりかべのような壁に看板。大森駅ホームから

大森駅ホームから見える「KEY BOX SYSTEM」の看板

サントリー 白 ¥2,000
サントリー 黒 ¥3,000

などなど

看板のある建物のモルタルだろうかコンクリートだか判然としない昭和建材(←勝手に呼んでる)の壁。

これにこの看板。

うーーーむ。

酒場らしい。しゅばらしい。

こんなの二子玉川にはないね。どっちかって言ったら京成的風景です。

 

ちょっとそれで駅前東口でるとこんな感じなんです。

大森駅近くの路地  カラオケの歌声が昼間なのに聞こえる

大森駅近くの路地  カラオケの歌声が昼間なのに聞こえる

ちょうどシットリ雨でぬれていて良い感じです。

スナックが何軒かあり、大衆酒場もある。

昼間でもオヤジが歌っている歌声が路地まで聞こえてくる。

ほほほ。良いですね。

 

それでもう少し周囲を散策。

アーケードの商店街。

 

アーケードの商店街 駅に近い入り口の角に立ち食い蕎麦屋ががあり僕的に100点の雰囲気

アーケードの商店街 駅に近い入り口の角に立ち食い蕎麦屋ががあり僕的に100点の雰囲気

こちらは少し離れた路地よりは家賃が高いせいだろうか、チェーン店のお店が多く面白みが少ない。

だけど、このアーケード全体を支配している空気感は大衆的な匂いがする。

歩いている人もそんな感じだ。

あとで地図をみて思いあたったが、

この街は平和島の競艇場がちかいからそのような空気感になるのではないかと思う。

なーるほど、と一人納得した。
それで今日はなんで大森まで来たのかというと、やっぱりコーヒー店なんです。

はい。

今日の店。

珈琲亭 ルアン

珈琲亭 ルアン

「珈琲亭 ルアン」

古ーーい感じの内装。

かなりの年配と思われるマスターがやっているお店。

実はこの店も喫茶いずみに来るお客さんに聞いたんです。

サイフォンで淹れていて結構美味しいですよーと聞いていたのだけど、あまりピンと来るのがなかった。

ところが先日もまた「ルアン」が話題になりアイリッシュコーヒー美味しかったですよーと言っていた。
(アイリッシュコーヒーとは砂糖(ザラメが一般的)とアイリッシュミストとコーヒーを混ぜたアレンジメントコーヒー)

しかもそのお客さんがアイリッシュコーヒーの時は電気を消すんですよぉー、

なぬぅ。かなり本気なアイリッシュだな?と思い来訪を決意した。
さて席に着くなり、アイリッシュコーヒーを注文。

いやぁー噂どおりです。

専用のテーブルの上で斜めに傾けたワイングラス。

そこにアイリッシュミストを注ぐ。

「電気消します!」

火をアイリッシュミストの注がれた傾けたワイングラスに着け、回転させアルコールをとばす。
さらに、

火のついたまま事前に持ってきてあった、フルートグラスに注がれる。

暗いので、火のついた液体が滝のように流れてとても綺麗。

青い炎がグラスに注がれるのです。

ここでもう「おぉー」となりノックアウトされる。

そして炎を注いだら、コーヒーを持ってきてさらにそれも注がれる。
味もとっても良かったです。

正直僕はストレート原理主義で砂糖やミルクを入れるのは嫌なのだが、これは全然良いです。

アイリッシュミストと砂糖、コーヒーのコンビネーション。

かなり調和の取れた味わいです。

是非お勧めしたいです。

砂糖をコーヒーに入れることの美味しさを今日は知った。

アレンジメントコーヒーの研究なんて邪教の教えだ、ぐらいに考えていたが今回は反省しました。

アイリッシュコーヒー。アレは良い。しかも「ルアン」スタイルのものが良い。

まぁ好みの問題だが、一緒に提供される生クリームは入れないほうが僕は良いと思った。

せっかく、砂糖とアイリッシュミストとコーヒーの絶妙なコンビネーションが

生クリームのコッテリ感で完全に壊されてしまうように思いました。

是非、大森まで行ったら「ルアン」のアイリッシュコーヒー飲んでみてください。

演出も含めとっても素敵です。

ゴリ男君で秋葉原へ行く

今日は午後から天気が良くなったので、愛車のゴリ男君で遠乗りに出掛けた。

(今日もちょっと長めなんで時間があるときに読んでください)

行き先は昼寝していて、アキバがいいと思いついた。

秋葉原まで僕の家からは測ってみると、27キロメートルあるらしい。

木下街道を下って市川橋まででる。

市川橋から江戸川を眺める

市川橋から江戸川を眺める

 

大体この市川橋にはいい思い出がなく、いつもコノ辺りで白バイに捕まる。

何度か捕まっているので、法律を遵守しながら進む。

午後一時の一番気温が高い時間帯なのに、風が強くてゴリ男君を運転しているととっても寒い。

アキバについたらスグに街を探索しようと思っていたがやめにして、

暖かいコーヒーを飲んでからにしようと思った。

秋葉原、お茶の水周辺で行きたい喫茶店はココ!!

「ショパン」

珈琲ショパン

珈琲ショパン

場所は「神田やぶ蕎麦」の向かいにある。

ショパンの作品はとても好きで、店内にはもちろんショパンが流れている。

内装もとってもシックで、昔は白かったであろう壁紙に、頭があたる為だろうか、黒い染みがたくさんあった。

コノ店に経っている時間を感じさせる。

「ショパン」は全体的にセピア色という感じ。

また、店内の灰皿がとても趣がある。(ぜひ行って確かめてください)

肝心のコーヒーはブレンドを注文。

かなり良いブレンドだった。

昔系のコーヒーの味がした。

コクの強さも理想的。そして酸味を味の構成に入れているブレンドは僕と考え方が似ている。

ほんと酸味が良いです。

うまいコーヒーのんで、ショパンを聞いて・・・

最高です。

ただし、僕が行ったときは、店内はタバコの煙が多いので気にする人は気になるかもしれません。

おすすめできる昔ながらの美味しいコーヒーを味わえる喫茶店です。

 

それから秋葉原を散策。

アキバ裏通り

アキバ裏通り

中学生からオタクだったので、アキバに通っているがやっぱり大きく変化しますよねぇ。

その時々のトレンドが見えるので面白い。

今はやっぱりアニメ、萌え系、メイド喫茶が主体になりつつある。

もっとパソコンのパーツとかジャンクショップとか多かった気がするが、

メイド喫茶やアニメがらみの店がかなり多いのではないだろうか?

僕が落ち着く場所。

「ラジオデパート」

ラジオデパート

ラジオデパート

店主と常連がマニアックな会話をしている。

「あのセンサーの説明書の数値どうなんすか」

「実際メーカの人に聞いたんですけど誤差が出るらしいですよ」

「あーやっぱり俺もそう思ってたんです」

こういう光景を見たくて、僕は店内をうろうろする。

知識がなく詳しいことはわからないが、抵抗やダイオート、真空管が綺麗に並べてあっていいなぁーって思う。

マニア気質が日本の根底にあるとココに来るたびに実感でき、

おおげさではないけど韓国や台湾、インドに押され気味な日本も捨てたものではないと思った。

それから、湯島聖堂を見る。

湯島天神と勘違い!!湯島聖堂。すんません聖堂さん。

湯島天神と勘違い!!湯島聖堂。すんません聖堂さん。

黒塗りであんまり見るところがなかった。

(実は湯島天神と勘違いしてました)

夕食のときに母にこのことを話したら、「湯島天神もいったじゃない」だって。

あららーすっかり忘れてた。行ったことあるのよね。湯島天神も・・・

がっかりしたので、神田明神も行った。

大好きです。神田明神

大好きです。神田明神

 

神田明神はとても好きなところで、カラットした明るい感じが僕は好きだ。

いろいろ小ぶりな神社ながらも見所は沢山あって、屋上庭園や銭形平次の碑とかいろいろある。

なかでも好きなものがコレ。

獅子山

獅子山

境内入って右手側の「獅子山」

由来はライオンキングのように、崖から親獅子が子獅子を突き落とす能の出し物に由来しているらしい。

まぁ僕はそんなこと関係なく、この滝と水が大好きなんです。

コレコレ

近めに見ると白糸の滝のよう

近めに見ると白糸の滝のよう

近めにみると本当に苔と滝の清清しい感じがとっても良い。

今日は思わず写真左上の、ややぬめり気味の大きめな苔に触ってみた。

「ムニョォオー」

えっ!!

想像していたのと感触が違って驚いた。

もっと薄い層かと思ったが、かなり分厚い。

たぶん触った人はあんまり居ないだろう。

これはご利益がある。(ほんとか?)

まぁそっとしておいて下さい。感触はあんまり良くはないです。

それから、聖橋からお茶の水駅をながめる。

聖橋からお茶の水

聖橋からお茶の水

この光景はいいですよね。

電車が交わって、神田川も流れていて、昌平橋も見えて・・・

子供の頃から大好きな風景です。

そしてあまり遅くならないようにゴリ男君で家に帰る。

でも、今日は帰りの道が思ったより空いていてモウ一箇所寄り道。

どこでしょう?

以前も紹介したアイリンクタウン

以前も紹介したアイリンクタウン

 

 

 

 

 

 

 

高いところ!!

以前も紹介した、市川駅前アイリンクタウンの展望台。

ここも無料なんだ。

帰りの空気の感じで、絶対に最高の景色だと思いワクワクして展望台へ!!

江戸川 富士山 スカイツリー

江戸川 富士山 スカイツリー

日が暮れる東京の街と富士山。

最近じゃスカイツリーも共演。

本当に綺麗だった。

モウ一枚。

富士山に日が暮れる

富士山に日が暮れる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日が暮れる富士山。

感動的でした。

ああいう景色見るだけで、心が洗われる。

今日も一日たのしかったなぁー

雪のランブル初詣&十一房珈琲店

今日は雪です。

予報を見てまたどうせたいしたことはないだろうと思っていたが、

ものすごい降るじゃないの雪が・・・

夕食の時には停電になりましたよ・・・・

そんな日は家でゆっくりコタツに入って読書。

 

 

いやいやいやいやいやー

こういう日って血が騒ぐのよね。

コーヒーを飲みに出掛けちゃいますよ。

 

マニアな血が・・・

分かりますでしょ?なんか雪の日に行っちゃう感じが???

家族で昼食をとった後、雪で遅延がちな総武線各駅停車に乗る。

やっぱり居ますね。マニアが。

雪の景色の総武緩行線(←鉄道マニアはこう言いうんですって)の一番先頭車両に陣取って、

アイパッドで雪の運転席からの景色を動画におさめてました。

さすが!!きっとユーチューブなんかにUPするのでしょう。

さらに先頭車両には小学生がデジカメを握り締めて車窓を必死に撮影してました。

先頭車両に鉄道マニアは集うね。

 

前置きが長くなりましたけど、新年の初詣に「カフェ・ド・ランブル」へ行ってきました。

雪なんでランブルが遠い・・・・

雪のランブル

雪のランブル

新年の最初のコーヒーは「ランブレッソ」

これは低温抽出の濃いコーヒーとメニューに記載してあるが一体全体どんなものか分からなかった。

以前「水出しコーヒー」も飲んだがこちらは結構キツメの味わいだった。

メニューを見るたびに気になっていたが、ついついいつものストレートをデミタスで飲んでしまう。

それで今日は気合を入れて飲んでみた次第です。

注文するとお馴染みの冷蔵庫からスグに出てきた。

冷たい濃い目のコーヒーだ。

水出しコーヒーより飲みやすく、それでいてコクやうまみもしっかりある。

水出しよりもこちらのランブレッソのほうが好みだ。

ただ抽出方法が良く分からない。

関口氏の本の珈琲辛口談義にあるポンプを使って抽出するエスプレッソなんだろうか?

良く分からない。

謎です。

それからブラジル カルモシモサカ 93’ を飲んで〆る。

やっぱり美味しいですねぇー

残念ながら関口氏(神)はいらっしゃらなかったがとても満足しました。

 

それからさらに「十一房珈琲店」へ行く。

ここは有楽町のすぐそばなので銀座7丁目からは程近い。

雪がすごいので、いつもより遠く感じました。

十一房珈琲店 看板

十一房珈琲店 看板

 

「十一房珈琲店」はどちらかというとランブルの流れを汲むお店で、ネルドリップで抽出したコーヒーが飲める。

さらにその時々で(たしか月変わりで)お勧めのビンテージコーヒーが飲める。

ビンテージコーヒーとは生のコーヒー豆を寝かせたもののことで、さっきのランブルでもコレが売りです。

最近は生の豆は新鮮なものではなくてはいけないという考え方から

ニュークロップ(その年度に収穫された豆)を扱うお店もありビンテージコーヒーは良くないとする考え方もある。
まぁそれで今日飲んだのは98年もののイエメン モカ である。

しかもちょっと濃い目に点ててもらった。

 

飲んだ感想は、ランブルと全然ちがうじゃーん。

けど、むっちゃオイシー

って感じです。

甘くて丸い感じです。

キョーレツな個性のコーヒーではなく、丸さに本質があるような印象。

まったく中ぐらいの焙煎だというのに酸味を感じさせない味。

マスター曰く酸味を殺しているとのこと。

冷めてくるとうっすらイエメン モカに由来する香りを感じた。

さっきのランブルの93年もののブラジルではもっと酸味が経って独特の香りがきて、

個性がキョーレツに感じる。

この十一房の98年もののイエメン モカは丸くて甘い。

個性というならAKB48に見られるような協調性だと思う。

このように違うものかと大変勉強になった。

ビンテージコーヒーを良しとする、ランブルの流れを汲みながら全く違う着地点を見出している。

自分もこの十一房のようにランブルの流れを汲みながら違う地平を目指して行きたいと思った。

新橋→赤坂→青山一丁目→信濃町

今日はまた東京散歩をしてきました。

コースはJR新橋→赤坂→青山一丁目→JR信濃町駅というコースです。
今日のチェックポイントは3つ。

①1月3日にも行った「宮越屋珈琲 東京本店」でコーヒーを飲む。

②赤坂の謎のサイフォンで淹れたコーヒー店を探し出し味を調べる。

青山一丁目の寛永堂の黒豆茶を購入する。

これらをクリアできるようにお散歩をした。
まぁウォークラリーみたいなもんです。

 

まずJR新橋駅で下車。

新橋駅から程近い「宮越屋珈琲 東京本店」

宮越屋珈琲 東京本店

宮越屋珈琲 東京本店

先日行ったのになぜまた行ったのかというと、単純にやるなぁーって思ったからです。

そして、カフェ・ド・ランブルも1月8日からの営業だからなんです。

今日はブラジルをデミタスで飲む。
1杯850円

まぁ高めだがかなり美味しいです。

昔系のネルドリップの濃い目だけど、しっかり切れがあり嫌な雑味がないコーヒー。

小豆のような酸味をはっきり感じる。

味の系統でいうなら、

阿佐ヶ谷の「カフェ・ドゥ・ワゾー」や千葉県柏の「ストリームヴァレー」なんかを思い起こさせる。

コノ味で多店舗展開しているので、なかなか侮れないです。

正直ちょっといやだぁーこんなに良いレベルで・・・って思うぐらい。

また、前回も書きましたけどわりと入りやすい雰囲気です。

だからあんまりコーヒー詳しくない人を連れて行っても良いかもしれないです。

すぐ近くのカフェ・ド・ランブルはヤッパリコーヒーが少しは分かる人でないと難しいと思う。

 

 

それから新橋を後にして、赤坂へ向かいます。

チェックポイント②はお客さんに聞いた。

店の名前や地図をバッチリ聞いたはずだったのだが・・・人間というのはいい加減なもので忘れてしまった。

なんでも赤坂の(お客さんが勤める)会社の近くにあり以前から気になっていたそう。

それでマスターも行ってくださいよ、と「あぁー行きますよー」っていって店の場所も確認したんだけどなぁー

今の記憶はまず

・店の名前が漢字で3文字

・サイフォンでコーヒーを淹れる

この2点で探そうというものだ。

実は家で事前にネットで調べたが、該当する店がなかった。

まぁ探してみてなければ縁がないということです。

大体の場所は、溜池の交差点を頂点に外堀通り、赤坂通り、六本木通りに囲まれた範囲内の大体500m四方の地域。

わかんないのでローラー作戦!!

溜池の交差点から捜査開始。

意外に20分くらい隈なく歩くと簡単に見つかった。

・店の名が漢字で3文字

・サイフォン

コレだとピンと閃くものがあった。コレしかない!!

看板はこれだ!!

弾豆実 はずみ

弾豆実 はずみ

コノ店でよろしかったでしょうか?お客様???

もう昔っからの店という雰囲気です。

店内もアメリカのオールディーズがかかっていた。

メニューをチラ見してブラジルを注文。

出てきたコーヒーはかなり薄めのタイプのコーヒーでポットにもう一杯分ついてくる。

ほうじ茶のような味わいだった。

メニューのストレートコーヒーのリストからたぶんキャラバンコーヒー系だろうと思った。

まぁ昔の喫茶店の雰囲気に浸りたい人はどうぞ。

なんか「いらっしゃいませー」の発声が昭和のにおいプンプンでニヤニヤしてしまった。

 

場所はこの連れ込み宿「シャンティー赤坂」のスグそばです。

このシャンティー赤坂の建物はとても好きだわーと思う。

ホテル シャンティー 赤坂 西洋のお城を模したつくり。キャンティーじゃないのよ

ホテル シャンティー 赤坂 西洋のお城を模したつくり。キャンティーじゃないのよ

模造だ。

HPによると内部は純和風なつくりの部屋があるらしく、作り手のセンスを感じる。

外観は完全に模造。極東の寂しさを感じる。

ヨーロッパの人はどう感じるのだろう。

逆にヨーロッパに日本のお城みたいな連れ込み宿があったら記念写真を撮りたいぐらい嬉しいけど・・・

「エドジョウ ホンマロ ザルツヴァイン」とかいって・・・

 

気をとりなおして、それからTBSの正門まで行く。

ここははじめてきたけど、正門左側に古い民家がある。

失礼かと思いながら写真を撮らせてもらった。

TBS正門左手の民家 赤坂の古い時代を髣髴とさせる。みんなの視線に入ってないだろうなぁー

TBS正門左手の民家 赤坂の古い時代を髣髴とさせる。みんなの視線に入ってないだろうなぁー

古い赤坂の一面を見たような気がした。

とてもTBSのそばとは思えない光景だ。

しっかり生活の臭いがした。

 

そして赤坂通りをミッドタウンの方へ歩いていくとお客さんに聞いたことのあるドイツパン屋を発見!!

ここだったのかぁー!!と勢い込んでハードなドイツパンを購入。

ドイツパン 「カーベーケージ」

カーベーケージのハードなパン

カーベーケージのハードなパン

美味しかったですよー。

しっかりとした生地で少し塩味もあり。

スーパーで売っている柔らかい食パンと違って、パンを食っている実感がある。

ウマシ!!

 

そして全然知らないところを歩こうと、赤坂小前交差点を青山通り方面へ入る。

そうすると。よいです。

ちょっとなぜか庶民的な感じなんです。

もちろん都会的な洗練された感じはあるのだけど、ホットするような空気がある。

面白い地区を見つけたなーと思った。

ほんの赤坂小学校の周辺の一角なんだけどいいです。赤坂7丁目。

ホットした雰囲気からこの「新坂」を登るといっぺん。

新坂 道標

新坂 道標

チョー高級低層マンション街という風情。

これはこれで良いです。

そして程なく国道246青山通りに突き当たる。

青山一丁目の交差点すぐの「寛永堂」で黒豆茶を購入した。

それから赤坂御用地の脇をぬけ、JR信濃町まで到着。

大体1万歩のコース。

良く歩いてとってもすがすがしい。

チェックポイントを全部クリアして、知らない赤坂7丁目坂下というホットした空間も見つけた。

なかなか良い散歩だったー♪ルンルン♪

2013年最初のコーヒー店めぐり・・・(宮越屋珈琲)

今日は新年早々、コーヒー店へ行ってきた。

コーヒー好きの友達が赴任先の石川県から東京に戻ってきているとのことだったので、

東京駅で待ち合わせする。

本来ならばコーヒー詣でにカフェ・ド・ランブルへ行きたいのだが新年は8日から営業。

また十一房も営業しているかと思ったけど、これも店の前まで行ったけど営業はしていなかった。

さすがにあかんのかぁーと思った。

ところが今日はネタがあるんです。

「しめぎモカ」があるとお客さんから聞いたのです。

「しめぎ」ってコーヒーの鬼といわれた、標交紀(しめぎ ゆきとし)さんの名を冠したコーヒー。

標さんは、以前このブログにも書いたけど、

カフェ・ド・ランブルの関口一郎氏

バッハの田口護氏

に並ぶ日本の偉大なるコーヒーマンだ。

もう当の標さんは鬼籍に入られてしまい、彼のコーヒーは飲むことが出来ない。

そんな標氏の名を冠した「しめぎモカ」。

それが新橋の「宮越屋珈琲」にあると聞いたので、ちょうど良い機会なので行ってきました。

場所は新橋駅近く。

 

とっても分かりやすい場所にある。

もしや超裏メニューなんじゃ????と不安だったが店員が差し出すメニューに「しめぎモカ」の名がありホッとする。

はいコレね。

しめぎモカ

しめぎモカ

ネルドリップで淹れられているしっかり目のコーヒー。

「しめぎもか」は酸味に縁取られて苦味、コクに裏打ちされた美味しいコーヒーであった。

ちゃんと抽出したときのイメージの焦点がしっかり結ばれているコーヒーだなと感じた。

また、どちらかというと古典的な味わいの系統でのネルドリップコーヒーだとも思った。

多店舗展開していてたいしたことないだろうと思っていたけど、全然違った。

わりと入りやすい感じの店構えですので、初心者の方はどうぞ・・・

今年最後のランブル詣で

今日は歳末なので、今年最後のランブル詣でに行ってきた。

相変わらずの外観です。

珈琲だけの店 ランブル

珈琲だけの店 ランブル

昼過ぎに行ったら結構混んでました。

流石コーヒーの総本山。

いつもはカウンターの左端(入り口に近い方)に座るのだが中央へ座る。

すると水道関係が良く見える。

おおー喫茶いずみで使ってる日本ガイシ製の「C1」が置いてあった。

同じ浄水器使っていたなんて嬉しい。

やっぱり選ぶとそれになるよなぁーって思う。

関口さんの本にはRO式(逆膜浸透式)浄水器を使用していると書かれているような気もするが・・・

コーヒーの抽出用とお冷用で分けているのかも知れない。

 

肝心のコーヒーは喫茶いずみにもある「イブラヒム モカ」を飲む。

イブラヒム モカとはイエメン産モカの銘柄でコーヒーを詳しい人なら一度は耳にした事のある名前だろう。

デミタスのストレートで飲む。

全然僕がやったのと違う。

なんでこの違いがでるの????

と半分訝りながら飲みました。

やはり焙煎時のガス種の違いからくる味の違いなのだろうか・・・
いろいろ検証しないとわからない。

それから苦味系の「セレベス トラジャ」と飲む。
しっかり独特の香りがありつつ苦すぎずコクがありキレもある。

苦味系ではものすごい差は感じにくいが、やっぱりどことなく違うようなものは感じる。
全くランブルと同じ味になってしまっても面白くないので自分の新しい境地を探そうとも思うが、
まだまだ力の差はあるように感じました。
技術を磨きつつ新境地を開いていこうかと思った。
帰りに小部屋を見ると関口さん(神)が座っていた。
ちょっと今日は良く見れた。
神は紺色のベストをお召しになられていた。

あまり直視すると心を惑わされそうだし、急に話しかけるのも何ていってよいのかわからない。
神の声は一度「ありがとうございました」と聞いた事があったか・・・

こうして今年のランブル詣では無事に終了した。

 

そして、まだ時間が早いのでお散歩することにした。
今日はまったくあてがないので、赤坂方面へとりあえず歩くことにした。
新橋を抜け、溜池山王をすぎTBS近くの通りへ

すると

「生きている珈琲 コヒア アラビカ」という看板が目に留まる。

コヒア アラビカ

コヒア アラビカ

これは知らない店だ。

なにか匂うので地下の店内へ。
店のマダムがメニューを差し出す。

ストレートコーヒーが1200円からだ。

うへぇ高い!!

この値段だと味の期待が持てる。

迷っているとマダムが、

「コーヒー好きですか?」と聞くので

「ハイ大好きです」と答える。

「じゃあーストロングブレンドが良いわよ」

「それでお願いします」

って飲んだ。

苦くコクがありキレもある美味しいコーヒー。

コーヒーよりもマダムの個性がキョーレツな感じ。

ストロングブレンドで1500円。

この値段だと、上野の「北山コーヒー」やコーヒーハンターの「ミ・カフェート」クラスだが、
この2店に比べるとコーヒーの個性が劣るような感じがするが、それはマダムのトーク料かな。
まぁ面白い店に入れてよかった。
それから、紀尾井坂まで歩き

上智大の脇を通って、四谷や市ヶ谷のボーエイチョウを一周して十分歩いて船橋まで帰った。

上智大 外壁

上智大外壁 シンプルだが気品があるように思う

木更津 ブラジル屋へ行く

木更津と言えば!!

つぶらな瞳の狸 「狸塚 左手の狸像」

つぶらな瞳の狸 「狸塚 左手の狸像」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しょっ  しょっ  しょじょじー 

 

しょじょじの庭は♪
ツ ツ 月夜だ みーんな出てコイコイコイ!

 

ショウジョウジで有名な狸林のあの「證誠寺」だ。
 

他にも「木更津キャッツアイ ニャーお」(すみません想像です)などが有名ですが、
僕はダントツで「證誠寺」だ。
なんせこの「ショジョジ」の歌がとっても好きなんです。童謡ではダントツです。

 
最初の「しょっ  しょっ しょじょじー しょじょじの庭は♪」が

ウキウキさせるビートを刻んでワクワクしてしまう。
ありありと狸が踊っている姿が思い浮かぶ。

 
それと同様にサザエさんのエンディングテーマである「サザエさん一家」

 

―サザエさん一家が行進して最後に小さいピンク色の家に入っていく時のあの曲―

のイントロの「ダダンダン ダダン  ダダンダンダダン ダダンダンダダン ダン! ポン!! 」

 

ってビートの刻みがやっぱりウキウキさせていて、とっても好きです。

これも、「ショジョジ」のビートに共通したウキウキ感があってすっごくファンキーだと思う。
こういったビートを刻む音楽は根源的に人を楽しくさせる何かがあるのだと思う。

 

 
あーのっけから話がそれてしまったが、

まぁ木更津へ行ったのは「ブラジル屋」というとても素敵なコーヒー屋があるからなんです。

ブラジル屋

ブラジル屋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでもココのご主人は、僕が神と仰ぐ(勝手に)カフェ・ド・ランブルで焙煎を教わったことがあると聞いた。

 

やっぱり神の弟子達の店には行ってみたいです。

 

なんでとっても以前から気になっていたのだが、ついつい木更津という場所で行きそびれていたのだ。
 

駅からは歩いて20分くらいの距離だろうか。ちょっと散歩にちょうど良い距離です。

 

矢那川沿いにブラブラあるいて、

矢那川 なんの変哲もない川

矢那川 なんの変哲もない川

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「しょうわばし」を渡ってスグのところにあります。

 

この喫茶店はクラシカルな雰囲気でとっても素敵です。

 

またコーヒーの提供スタイルが洒落ていて、木のお盆にその日の簡単なデザートと、ポットに2杯半分のコーヒー。ワイングラスに注がれたお冷。

そして野の緑が添えられてくる。

 

ワチャー やられます。

 

気になる人はお店に行って是非実物を見てみてください。

肝心のコーヒーはお勧めのブラジル(ニブリだったか?)を飲んだ。
深煎りでかつ、やや軽めの味わい。
美味しい風味だった。

 

 

実はお店のマスターに「この辺はどこか見るところありますか?」

 

と聞いたところ「證誠寺」があるよと教わったんです。

だから今日までゼンゼン知らなかった。(だから前述のは後付なんですスミマセン)
で、早速行ってみました。

しょうじょうじ

しょうじょうじ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とても小さいお寺で別に見るところはなかった。

雰囲気はとても清潔でよかったです。
狸ばやしが聞こえてくるのは萩の咲く頃の月夜だったらしく、入り口には萩が植わっていた。

萩の花

萩の花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お坊さんがあんまりにも狸と騒ぐのが楽しくて毎晩毎晩、狸の太鼓で踊ったところ、狸のお腹の皮が破れてしまったそう。

 

ヤッパリ・・・

 

わかる。ビートは楽しいもの。
それで、お坊さんが狸の供養の為に建てた「狸塚」なるものも境内にありました。

 

狸に悪いから写真は撮らなかったです。手を合わせておきました。

まぁ「ブラジル屋」というコーヒー店と狸ばやしの「證誠寺」がある木更津。

とっても面白いところだった。

謎の珈琲店へ行く あと萌季屋、と庵も行ったよ。(市川コーヒー店訪問)

今日はコーヒー屋さんを3軒はしごしてきました。

まずは本八幡の「萌季屋」さん。
先日世田谷の巨匠「珈琲工房HORIGUCHI」で堀口氏が今年自信をもってお勧めするケニアを飲んできた。
同じ堀口グループ(LCF)の「萌季屋」さんではどのような表現になるのかを研究してみたかった。

 

つまり同じ豆が店によってどのように違うかを知りたかったんです。

よくありますでしょ?

 

ショパンの子犬のワルツをコルトーが演奏したのとアシュケナージが演奏したのでは雰囲気違うみたいな・・・

 

その差異を楽しんでみたい。つまりはオタクなんです。
オリジナルの「珈琲工房HORIGUCHI」と「萌季屋」のものを比較してみたかったのです。

 

はてさて「萌季屋」さんはどうだったか?

ローストの段階が「HORIGUCHI」で飲んだときと違ったけど「萌季屋」のケニア美味しかったです。

「萌季屋」のフルシティーローストの酸味がギリギリなくなるぐらいのギリギリで煎り止めしていて、しっかりと焙煎している人の意思を感じる一杯だった。
苦味勝ちなのだがギリギリ酸味も入っている感じでした。

 

ローストしている人の意思を「HORIGUCHI」のものより感じました。

 

相変わらず美味しかったです。「萌季屋」さん。

 

 

そして今日本当に書きたいのはココ。
謎の店!!

謎の店

謎の店

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所はいえません。

‘自家焙煎珈琲‘の文字に引かれて営業しているのかといぶかりながらも入った。

なにか古臭そうなショーウィンドウからキョーレツな磁場が発せられていて、原付で引き返す。

入ったらゼンゼン営業していない感じ。

でも、ご主人は快く迎えてくれた。

営業はしていないので、昔の店の道具が難破船のようにごっちゃリおかれている。

ご主人のわんちゃんがまとわりついてくる。

ごみは床に散らばってお世辞にも綺麗とはいえなかった。

テーブルにはパック入りの焼酎があってソレを飲みながら仕事をしているようだ。

わちゃーと思ったけど、乗りかかった船なのでコーヒーを飲ませてくださいといった。

 

出してくれたコーヒーはかなり美味しい部類のコーヒー。

すっきりと透明で甘みがある。

しかも意外にコクもある。

あぁ難破船のようなところにいる、このご主人は本物だと思った。

 

さらに驚いたのはコーヒーを淹れるドリッパー。

現在のコーヒー業界で主流になりつつある、円錐ドリッパー。

 

これね

 

ハリオ式円錐ドリッパー

ハリオ式円錐ドリッパー

 

 

 

 

 

 

これのきっと開発当時の原点を見た。

いまはコーヒーサイフォン株式会社からコーノ式円錐ドリッパー、

ハリオから円錐ドリッパー

が有名だが、この謎の店のご主人が使っていたのはぜんぜん見たこともない銅製の円錐ドリッパー。

 
しかもかなり古い。

マジかよと思った。

オレが開発したんだよとご主人はおっしゃってたが案外そうかも知れない。

円錐ドリッパーは僕が知る限り、コーノ式が元祖かと思っていたが、このご主人の手作りドリッパーが元祖だと思う。

難破船のような店内にはなんかお宝がいっぱいありそうだが、初対面であまり見るのも悪いので今日は一杯だけのんで退出することにした。

「500円ぐらいですかねぇ」

「いやいいんんだよお金は。」

「いやいやいやいやいやぁー だめですよ」

「じゃあー250円だよ」

って250円置いてきました。

なによりコーヒーの話をしてとても嬉しそうなご主人に僕も嬉しくなった。

「また遊びによってください」

ってご主人いってました。
プレイスレスな体験したです。

かなりの収穫だった。

自分がコーヒー店やってなければ絶対入れなかっただろう店。
また必ず来ます。

 

そしてさらに「と庵」にもいく。
ここは以前船橋の港に係留された船で営業しているラム酒のバー。
「ディープ ブルー」のマスターに教えてもらった店。

「と庵」ではエルサルバトルを飲む。

かなり深煎りのコーヒー。
こちらはこちらで美味しかった。
驚いたのはカウンターにあったかなり浅煎りの豆。
食べさせてもらったが節分の大豆みたいな味わい。

こりゃー超浅煎り系だなと思い豆を購入した。
まぁ3軒はしごしてコーヒーな一日でした。

謎の店は本当に収穫だった。

世田谷美術館から世田谷のコーヒーの巨匠

いやぁ ゲージュツの秋ですねぇ。

祝日の月曜日なんで美術館が開館している。

というわけで、今日は世田谷美術館まで出掛けていった。

世田谷美術館 建築も素敵

世田谷美術館 建築も素敵

しかも調べてみたらなんと世田谷区区政80周年で無料で入館できるのだ。

いやぁ。ありがたいですね。

 

1000円が無料。

ええやん。

いかすわ。世田谷区。

コーヒー代が浮くわ。

 

世田谷美術館にはどうしても見たい絵があった。
それは、バスキアの『SEE』だ。

バスキアって有名じゃないと思うけどいつだかテレビ東京の「美の巨人達」という番組でやっていて好きになった。

日本でバスキアの絵を展示しているところは少なくて、スグに見れるところはこの世田谷美術なんです。

現代芸術がわかるように、工夫されて展示されていたけど僕はバスキアの『SEE』目当て。
やっと対面できて嬉しかった。

バスキアの絵は全く落書きのような作風なんだけどなにか訴えてくるものがある。
キョーレツな激しさがあるかと思ったらゼンゼン違った。

実際見てみると「空虚」だった。

なにもないっス。

それは画面に人みたいなものが大きく書かれているけど、率直な感想は「空虚」だ。
画面の背景にはバスキアが書き溜めたいろいろなイメージを視覚化したモチーフ。

いろいろなものが画面に書かれてくるんだけど、一つ一つは全く意味を持ってないような印象。
落書きっていう軽さじゃなく本当に「SEE」って感じ。
題名が良くわかるっす。

うまく言葉ではいえないけど、まぁゲージュツは文字で表現できないから絵になるから興味のある人は見に行って見てください。

 

来て良かったと思いながら美術館を後にした。

それからバスに乗って千歳船橋まで行く。

はい。

 

コーヒー好きの皆さん問題です。

 

これからいくコーヒー店は?

 

そうですね。ご名答です。

 

「珈琲工房 HORIGUCHI」です。

 

ここはまぁ今のコーヒー界のドンじゃないだろうか?
実は僕がコーヒーの仕事をしようとしたのも、堀口さんのセミナーに興味本位で参加したからだった。

 

あと大学の時に学園祭でココのコーヒーを使わせてもらったり、
採用試験を受けて無事に?落選したり、といろいろHORIGUCHIにまつわる話はあるけど、

それはまた別の話です。

 

まず「千歳船橋にある本店の方」へいく。
あー懐かしい。

HORIGUCHI 世田谷本店

HORIGUCHI 世田谷本店

大学生の頃、足しげく通いました。
この店の2階でやってるセミナーに通ったのだよなぁー
いったらチョー混んでいる。

ウマラヤシイ。

さて、何を飲むかというと、

今年のコーヒーで堀口氏が自身を持ってお勧めするケニアAAリアンジャギ(シティーロースト)を飲む。
ケニアらしい味わいがする美味しいコーヒーだ。

もっと特別な個性を期待していたがそれほどではなかった。
誤解のないように言いますが、僕が期待しすぎてただけです。

 

もう一杯試したかったが、店内の混雑していてもう一度店員を呼ぶのが悪かったのでやめにした。

 

そして、今度は駅すぐにある「ネルドリップほうのHORIGUCHI」へ。

HORIGUCHI 千歳船橋駅前店

HORIGUCHI 千歳船橋駅前店

今度はそれほど混んでいない。

落ち着いた店内でカウンターが広い。素敵です。

カウンターの左端にやや店員さんに絡み気味の常連客がいたので、一番右端に座る。
いややわ。怖いです。

昔のアマゾンの話とかしなくていいのに・・・

それでも店員さんは適当に返事をせずに、

「え、僕もライダーシリーズの中で一番好きでしたよー」

とかボケをかませば怖くないのになどと思ってしまった。

 

それはさておき、
こっちのネルドリップのほうはブレンドしかおいていないので、苦味系のブレンドを注文。
思ったより軽めの味わい。

明るめのネルドリップコーヒーだ。
現代的ネルドリップという感じ。
明るくて軽い。

 

現在の堀口氏の雰囲気に触れられて良かったです。
堀口氏に影響を受けたが自分のコーヒーは違う場所にきたんだなぁと実感した。

可否道→だし場

今日は大人しく珈琲店へ行ってきた。

東京の国立劇場の真裏にある喫茶店「可否道」

名前がいいです。

可否道

可否道

実はつい2日前に当店に来るお客さんからここのコーヒーチケットを頂いたので、早速行ってきたのだ。

コーヒーの神の導かれるままに・・・

この「可否道」とは事前に調べた情報によると、ものすごい浅煎りのコーヒーを置いてあると。

おぉーこれは神奈川の中央林間の「ぜにさわ」や南浦和の「道化宿」の流れかなーと思う。

早速お店に到着。

メニューをみてアメリカンを注文。

「うちのアメリカンは一般のアメリカンとは違いますよ」

「うちの店の飲んだことありますか、大丈夫ですか?」

と問われる。

「大丈夫です。」

やっぱりその系統なのか・・・

とアメリカンが出てくる。

香りが、超浅煎り系の特徴である、豆の匂いやほうじ茶という感じ。

飲んでみるとかなり薄めの感じ。
ほうじ茶に近い。
かなり浅煎りの豆だろうけど、薄く抽出してあるので酸味はほとんど感じない。

何に近いかというとコーン茶の甘さをなくしたような印象。

超浅煎り系の免疫が出来ているので、衝撃は受けなかったが、超浅煎り系のコーヒーの流れをしっかり感じた。

本郷「和田宿」(いまは味がかわってしまったとも 行ったことないのでそのうちいきます)

南浦和「道化宿」(昔からの浅煎りコーヒーって風情)

中央林間「ぜにさわ」(ここが超浅煎りコーヒーの極限だろう)

 

そして今日行った「可否道」のアメリカン。
コーヒー界の少数派の超浅煎り系のコーヒー。
コーヒーと思って飲んではいけない。

 

それで2杯目に注文した「インドネシア マイソール」だったかな?
あまり見たことのない銘柄のコーヒーを注文。
これはしっかり苦くてパンチのある昔風の珈琲。
インドネシア系の香りもしっかり感じる。
一つの店で超浅煎りと昔風の深煎りのコーヒーを楽しめるのはこの店だけだろうと思った。
コーヒーについて書いたけどこの店の雰囲気はとっても落ち着いた感じで素敵です。
カウンターのみなんだけども、古く時代を重ねてきた暖かさ。

 

それから最高裁判所を通り、

最高裁判所

最高裁判所

 

お堀の石垣を見てすばらしいと思い、

 

コーキョの石垣 桜田門脇の石垣のラインがすごくカッコいい。

コーキョの石垣 桜田門脇の石垣のラインがすごくカッコいい。

東京駅を抜けて日本橋へつく。
日本橋にはちょっと面白いところが・・・
最近OPENした「COREDO室町」の一階にある、

「だし場 DASHI BAR」

流行の最前線 「だし場」

流行の最前線 「だし場」

だしが100円でのめるのよ。
最高です。

4つの種類のだしが選べてソレを飲む。
テーブルに塩と醤油が置かれていてソレを混ぜて飲んでもいい。
甘い飲みもん飲むよりこっちが好き!!
1時間近く永田町から歩いてきたのでいい塩分と出汁の補給だ。
こうしたお店はぜひとも方々に出来て欲しい。

出社前に出汁。

モーニングコーヒーならぬモーニング出汁。

買い物後に出汁。
ちょっとお嬢さん出汁しない?

ブチョーちょっと今日は出汁していきますか?

「イトー君ちょっと今日は本社から人が来るから3時に出汁お持ち帰りで4つね。」

「本社の人の好みわかんないから醤油と塩どっちもだぞー」

「わかってますって・・・こぼさないように持ってきます」

いかん完全にコーヒーがその場を侵食されている・・・

出汁は日本人にとって魂だからなぁー

まぁ出汁が方々で100円で飲めたらうれしいなぁー
お勧めです。
日本橋でのお買い物の際はゼヒゼヒどうぞ。