雪のランブル初詣&十一房珈琲店

今日は雪です。

予報を見てまたどうせたいしたことはないだろうと思っていたが、

ものすごい降るじゃないの雪が・・・

夕食の時には停電になりましたよ・・・・

そんな日は家でゆっくりコタツに入って読書。

 

 

いやいやいやいやいやー

こういう日って血が騒ぐのよね。

コーヒーを飲みに出掛けちゃいますよ。

 

マニアな血が・・・

分かりますでしょ?なんか雪の日に行っちゃう感じが???

家族で昼食をとった後、雪で遅延がちな総武線各駅停車に乗る。

やっぱり居ますね。マニアが。

雪の景色の総武緩行線(←鉄道マニアはこう言いうんですって)の一番先頭車両に陣取って、

アイパッドで雪の運転席からの景色を動画におさめてました。

さすが!!きっとユーチューブなんかにUPするのでしょう。

さらに先頭車両には小学生がデジカメを握り締めて車窓を必死に撮影してました。

先頭車両に鉄道マニアは集うね。

 

前置きが長くなりましたけど、新年の初詣に「カフェ・ド・ランブル」へ行ってきました。

雪なんでランブルが遠い・・・・

雪のランブル

雪のランブル

新年の最初のコーヒーは「ランブレッソ」

これは低温抽出の濃いコーヒーとメニューに記載してあるが一体全体どんなものか分からなかった。

以前「水出しコーヒー」も飲んだがこちらは結構キツメの味わいだった。

メニューを見るたびに気になっていたが、ついついいつものストレートをデミタスで飲んでしまう。

それで今日は気合を入れて飲んでみた次第です。

注文するとお馴染みの冷蔵庫からスグに出てきた。

冷たい濃い目のコーヒーだ。

水出しコーヒーより飲みやすく、それでいてコクやうまみもしっかりある。

水出しよりもこちらのランブレッソのほうが好みだ。

ただ抽出方法が良く分からない。

関口氏の本の珈琲辛口談義にあるポンプを使って抽出するエスプレッソなんだろうか?

良く分からない。

謎です。

それからブラジル カルモシモサカ 93’ を飲んで〆る。

やっぱり美味しいですねぇー

残念ながら関口氏(神)はいらっしゃらなかったがとても満足しました。

 

それからさらに「十一房珈琲店」へ行く。

ここは有楽町のすぐそばなので銀座7丁目からは程近い。

雪がすごいので、いつもより遠く感じました。

十一房珈琲店 看板

十一房珈琲店 看板

 

「十一房珈琲店」はどちらかというとランブルの流れを汲むお店で、ネルドリップで抽出したコーヒーが飲める。

さらにその時々で(たしか月変わりで)お勧めのビンテージコーヒーが飲める。

ビンテージコーヒーとは生のコーヒー豆を寝かせたもののことで、さっきのランブルでもコレが売りです。

最近は生の豆は新鮮なものではなくてはいけないという考え方から

ニュークロップ(その年度に収穫された豆)を扱うお店もありビンテージコーヒーは良くないとする考え方もある。
まぁそれで今日飲んだのは98年もののイエメン モカ である。

しかもちょっと濃い目に点ててもらった。

 

飲んだ感想は、ランブルと全然ちがうじゃーん。

けど、むっちゃオイシー

って感じです。

甘くて丸い感じです。

キョーレツな個性のコーヒーではなく、丸さに本質があるような印象。

まったく中ぐらいの焙煎だというのに酸味を感じさせない味。

マスター曰く酸味を殺しているとのこと。

冷めてくるとうっすらイエメン モカに由来する香りを感じた。

さっきのランブルの93年もののブラジルではもっと酸味が経って独特の香りがきて、

個性がキョーレツに感じる。

この十一房の98年もののイエメン モカは丸くて甘い。

個性というならAKB48に見られるような協調性だと思う。

このように違うものかと大変勉強になった。

ビンテージコーヒーを良しとする、ランブルの流れを汲みながら全く違う着地点を見出している。

自分もこの十一房のようにランブルの流れを汲みながら違う地平を目指して行きたいと思った。

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