ラムしゃぶの夜から 阿佐ヶ谷~中野散歩(カフェ・ドゥワゾーと第三波のBar Zingaroを訪ねて)

昨日(日曜日の夜)は親切なオジサンの家で「ラムしゃぶ」をご馳走になった。

「ラムしゃぶ」美味しいっす。

ラム肉は臭いイメージがあって敬遠されそうだが、全くそんなことはない。

また、冷え症やダイエットにも良いらしい。

はい。

ラムしゃぶ 出汁とってます

ラムしゃぶ 出汁とってます

骨でだしをとってます。

この骨はなんでも、ハムがついていた骨でハム屋さんで投げ売りされているらしい。

はい。

ラム肉 安い!!

ラム肉 安い!!

ラム肉。

安っ!!

ららぽーとのお肉が安くてよいとの評判の「ロピア」で購入したみたいです。

いやはや。安くても、とてもおいしい。3人で1kgは平らげました。

で、ラムしゃぶにはもう一つの楽しみがあるのです。

それが。

コレ!!!

ラムしゃぶ後のスープ

ラムしゃぶ後のスープ

これ

これ

 

 

 

画像を詳しく見てほしいけど、すごく澄んでますでしょう?

この金色のスープを飲むのがホントに幸せっす。

人によっては受け付けないでしょうね。

 

ラムしゃぶをした後には、最高のスープがとれる。

ラム肉のにおいはものすごくするのだが、油が溶けていて最高のコクを醸し出している。

また今回は、男子鍋の乗りで、

巨大なしいたけや昆布そしてハム骨も入っていて良い出汁が出ていることこの上ない。

うどんをすすって。

無茶苦茶うめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ(羊なだけに・・・)

 

いいよぉー

大好き。ラムちゃん。

油がいい感じっす。

これは脳みそにきそうな感じ。

一緒にいた二人に気が付かれないように、スープを結構飲んでました。

油と出汁最高っす。

これで、ビタミン。ミネラル補給!!

 

 

 

それで、まぁ今日は起床はしたものの、やっぱり眠いのでまたこたつで二度寝。

家で朝食兼昼食を取ってから出かける。

 

 

今日は阿佐ヶ谷の「カフェ ドゥ ワゾー」確か二羽の鳥って意味だったと思う。

ワゾー 雰囲気最高

ワゾー 雰囲気最高

 

訪問は2012年の4月以来なので、ほぼ2年ぶりです。

行ったら、なんとなく宋(そう)さんあたふた。

常連さんもいて、会話を聞いていたら、義理の母親がなくなって、そのことであたふたしていたらしい。

常連さんもみんなそれを聞きに来ていたよう。

宋さんがぜんぜん尖がってない会話で、ホントに阿佐ヶ谷に溶け込んでるなーという印象。

こちらもホッコリする。

あの時と同じように、ブラジルを注文。

すると・・・

小さい女の子が・・・入店。

「すいません。ひゃくえんだまにかえてください」

おぉ?!宋さんのお孫さんなのか?

って見ていると。

おかあさんじゃなくて、おばあさんが(お婆さんにみえないっす)ほどなく入店。

 

で、この小さい女の子は「リコ」ちゃんって呼ばれていたんだけど、

宋さんがコーヒー淹れているところをガン見。

カウンターに両手をついてしっかり見ていて、可愛いったらありゃしない。

「そんなに見るとだめだよ」

バァバァにたしなめられていた。

「いっぱいみてコーヒーをバァバァに淹れてあげな」

っていうような会話をしてました。

うーーーん。映画のワンシーン。使えます。監督!!

 

そして出てきたブラジル。

相変わらずのお味。

うーーーん。磨かれている。

今日のは2年前の印象よりも軽い感じであったが、ほど良い柔らかい酸味とふーーーと甘く香ばしい感覚。

ギュウギュウの個性はないけど、今のサードウェーブとは明らかに一線を画するような味わい。

2年前に来たときはどうしてこのような一線を画する味わいの違いがあるのか?

また、自分はどうやったら出せるのか?ということが全くわからなかったが、

今の自分ではおぼろげながらではあるが、糸口をしっかりとつかんでいる実感がある。

こんどはデミタスでも飲んでみたいなぁと思う。

ゆっくり、ゆっくり味わって店を後にした。

あーーーそれにしても宋さんはかっちょいい!!

大坊さんに次いでダンディズムを感じる。

素敵だなと思う。

 

それから、阿佐ヶ谷から中野まで歩く。

ふらぁーっと適当に。

阿佐ヶ谷の神明宮を通りかかったのでお参り。

阿佐ヶ谷 神明宮

阿佐ヶ谷 神明宮

いい神社ですねぇ。

婚礼をしていた。

境内に桜が咲いていたので、写真に撮った。

境内の桜

境内の桜

春ですねぇ。

それからブラリブラリ。

知らない土地を歩くのはとても良い。

昔ながらの銭湯。

典型的な銭湯

典型的な銭湯

開いていたら間違いなく入浴していただろう。

 

 

相撲の暖簾が印象的な謎の商店。

ガラスの色と暖簾の色がマッチしていて大変に良い調和を醸し出している。

謎の店 相撲暖簾

謎の店 相撲暖簾

 

阿佐ヶ谷駅から少し行くと住宅街に入る。

玄関先のやたら存在感の強いサボテン。

強い存在感のサボテン

強い存在感のサボテン

 

高円寺の駅近くの昭和レトロな「篠崎商店」&「小料理 おにぎり き世」

篠崎商店&き世

篠崎商店&き世

 

 

これは最高のコンビだ。

「篠崎商店」の前には謎の封印された桶?が・・・

一種の芸術作品

一種の芸術作品

丁寧に念入りに何重にも張られたガムテープが、絶対に封印を解いてはいけない。とのメッセージを。

でも、それよりも何よりも、このガムテープの経年変化の具合が見事でそれに目を奪われる。

案外綺麗だわぁー

 

はい。そして目を「き世」ちゃんのほうに。

見てください。

き世 メニュー

き世 メニュー

これは手本です。

かっちょえぇぇーーーー!!

「コーラ ビール 御酒」

むぐぅぅ。

シンプル。

これですべてを語っている。

情報過多なメニュー表よりも、この店の実在をすべて語っている。

素晴らしい。

行間を読むのが楽しい。

イイですねぇ。

いいものを見せていただいた。

 

 

そうして、高円寺を通りすぎて、線路端を歩いていると・・・

今日一番いい写真。

ねじれ鉄 トマソンか?

ねじれ鉄 トマソンか?

 

素晴らしい。

自分としては最高の写真が撮れました。

ねじれた鉄。

トマソンの一種だろう。

ねじれ具合が秀逸。

鉄の実在感がとても良い。

また背景のコンクリートのそっけなさがそれを助長している。

かなり意識して写真撮りました。

この散歩はこのねじれ鉄を見出す為にあったのだろう。

 

そして、中野へ到着。

何をしに来たって?

それは。

ここ。

中野ブロードウェイ

中野ブロードウェイ

中野ブロードウェイ

ヲタクの聖地。

サブカルチャーの町。

脳内が顕在化しているような場所。

ここには、なんとサードウェーブ系の店があるので行ってきた。

「Bar Zingaro」(写真なしですみません。サイトを参考にしてください)

 

お花のキャラクターで有名な村上隆がプロデュースしたカフェで、

エスプレッソやドリップコーヒーやエアロプレスのコーヒーが飲める。

コーヒーは「FUGLEN TOKYO(フグレン)」のもの。

(※フグレンは北欧のカフェの東京での出店 今流行のサードウェーブ系)

 

日本テレビの上重アナウンサーを女性にしたような感じの女性がいて、ドリップコーヒーを注文。

銘柄はケニア

これは美味しいっす。

かなりイケてるドリップコーヒー。

サードウェーブらしい、わかりやすい酸味を主体に置いた味わい。

豆の核心を突く味わいではないが、非常に上質な豆を使い、良好に抽出されていてとてもおいしい。

いいっすねぇーーー

 

これが想像以上に良かったので、エスプレッソも注文。

くわっ!!

これは刺激的なエスプレッソっす。

刺激の強さでいうと、下北BEAR POND>ポールバセット>Bar Zingaro>AMAMERIA ESPRESSO って感じ。

わりと刺激的。これはお砂糖を入れて飲んだほうが調和がとれる味わいだろう。

このレベルだと、酸味の中に、しょうゆのような独特の風味すら感じる。

くわっ!!って感じで飲みました。

 

それで、あとはブロードウェイ内を堪能。

僕は人気が少ない4階が好きです。

こんな感じ。

4階は医者のテナントが多い

4階は医者のテナントが多い

 

 

 

あと二階でっきで、待ち合わせの女性。

2階デッキ 待つ女性

2階デッキ 待つ女性

 

「つぼ」な店は、4階の「でことらんど」入店はしなかったけどキッチュすぎる。

店内はピンク色で、いろんな可愛い小物が所せましと置かれている。

キッチュだ。

店番をしている女の子の所在なさげなところも素晴らしい。

 

まぁそんな散歩を楽しんで。1万6000歩。

昨日のラムしゃぶのカロリーは消費したかな?

ゆるいブラリ散歩楽しかったなぁー

武蔵小山のコーヒー店2軒 コーヒーローストブラン&AMAMERIA ESPRESSO(アマメリアエスプレッソ)

今日は目黒のそばの武蔵小山までコーヒーを飲みに出かけてきた。

まずは一件目。

「コーヒーローストブラン」

コーヒーローストブラン

コーヒーローストブラン

よくあるオンデマンド方式のお店。

生豆を選んで、焙煎している間にコーヒーを飲めるというお店。

知り合いの知り合いということで、焙煎機の操作を特別にさせてもらう。

以前、僕が店を始める前に、会社が休みの日曜日に自宅の前でコーヒーを焙煎して販売していた。

こんな感じで・・・

喫茶いずみ 路上時代

喫茶いずみ 路上時代

 

で、その時に使用していたテストロースターがあるのだが、それに近い感じ。

つくりは堅牢で、操作はとてもシンプル。

それは喫茶いずみで使用している、井上製作所のHR11に似ている。

 

店主に聞きながら操作をする。

基本的に火力は全開で、2ハゼぐらいまで持っていく感じ。

いろいろ最適な感じとか探ってみたいが、郷に入っては郷に従えということで、いう通りに焼いた。

仕上がりは結構良い感じ。

とても楽しかった。無理を聞いてくれてありがとうございます。

その時は飲まなかったがまたお店にに持って行って飲んでみようと思う。

店主が出してくれたコーヒーも優しい感じで美味しかった。

エチオピアモカ イリガチョフだったかな それと、ペルー オルテギアだったかな

それぞれ優しい味わいで、女性店主の人柄が出ていると思った。

船橋にもLOHASという同じタイプの店があるが、このローストブランさんの出してくれたコーヒーのほうが好み。

同じようなやり方の店でもやはり店主の資質によって違う味わいになるのだろうと思った。

 

 

 

 

それから、かーーーなり気になっていた最新のスタイルのお店。

同じ武蔵小山にある。

「アマメリア エスプレッソAMAMERIA ESPRESSO」

アマメリア エスプレッソ おっしゃれー!!

アマメリア エスプレッソ おっしゃれー!!

 

おほほー。

おしゃれっす。

グヌルるぅぅぅぅぅーーーーー

もてそうじゃないか。

しかもお店のお兄さんさわやかで小動物のような敏捷性を感じる。

かっちょええっす。

でもヒカリエの中のポールバセットへ行った時のような疎外感を感じさせず、フレンドリー。

がっついて、エスプレッソ ダブル。

がっついた注文にも関わらず、さわやかに「はい かしこまりましたぁー!!」って感じ。

おぉぉぉぉ。

素晴らしいっす。

僕より一枚上手かもかも・・・

 

むぐぐぐぅぅぅぅぅぅ。

いい店だここは。なんだかいい店と思う。勝手にライバル心むき出しだが・・・・

さわやかお兄さん。素晴らしい。

路線が違うけどなんでこんなにライバル心????

なぜにそんなライバル心がわくのかよくわからないのだが・・・

 

さて肝心のエスプレッソ。

これがうめぇぇぇぇぇぇぇぇーーーー。

基本は酸味があるタイプのエスプレッソなんだけど、かなり調和がとれていて、良い仕事をされているなぁー

って思いました。

脳みそに来るか来ないかは来ないタイプのコーヒーだった。

自分が知る、他店と比較してみると、

下北沢のBEAR PONDはもっと刺激に満ちていて、量は少な目。個性は抜群。

渋谷にあるヒカリエのポールバセットはBEAR PONDほどじゃないけど、これもしっかり刺激的。

そして今回のアマメリアは非常に調和がとれている。

飲みやすい感じだが、ちゃんと思想も感じられて美味しい。

酸味主体だけど、しっかり苦味(刺激は少ない)の部分で味を抑えている感じ。

特別な個性があるかというとそうではないけど良い酸味系のエスプレッソだなぁーと。

勉強になったっす。

そしてさらに、エアロプレスのコーヒー。

わからない人のために説明すると、注射器のような容器にコーヒーの粉を詰めてお湯を入れて抽出する道具。

とでもいうのだろうか。

例のお兄さんが結構丁寧にわかりやすく説明してくれる。

うぉぉぉぉ。お兄さん ぱわぁ全開っす。

銘柄はコスタリカのモンテブリサス。

これ結構おいしいっす。

味わいは香ばしい甘味寄りの酸味系のコーヒー。うっすらトマト感がある。

フレンチプレスほど、ドッシリしておらず飲みやい。

でも油が結構入っているので特有のしっかりとした味わいがある。

なかなか面白いなぁー

 

うーーん。サードウェーブの本流の中にあるコーヒー屋なのだろう。

フレンドリーで尖った感がなく良い感じのお店だなぁーと思った。

オシャレなんだけど、オシャレ過ぎず、疎外感も感じなかった。

今の若い人たちはこういうコーヒーに影響を受けていく世代なのだろうかなぁー

僕がコーヒーに目覚めた頃は、

スターバックスが上陸して間もなくスペシャリティーコーヒーが急速に広まりつつある時代。

HORIGUCHIなんかにとても影響を受けた世代です。

いまの20代はこうした今流行しているサードウェーブに大いに影響を受ける世代なのだろう。

それぞれの世代で強く影響を受けたコーヒーというのがあるわけで、そうしたものはコーヒー屋をやっている上で

知識や時代の雰囲気として知っていてもいいかなぁーと思う。

 

それから、今日はお散歩感はあんまりないんですけど、僕の大好きな、なんせ無料の展望施設。

市川のアイリンクタウン。

いいーーー夕日。

東京に沈む夕日 2014 3.17

東京に沈む夕日 2014 3.17

きれーですねぇ。

霞がかっていて遠くは見えなかったけど、大変良い夕日であった。

 

今日は割とよく歩いて1万6000歩。

うーーーーーん。素晴らしい。

いい一日だったなぁー。

確定申告から平野遼さんの絵を見に・・・そして荻窪の邪宗門へ・・・

今日は先日からの懸案事項であった、確定申告。

3回目となう今年は要領がよくわかっていて、事前にすべての書類を用意して、あとは提出するのみの状態。

はい。

税務署。

申告書作成はプレハブへ!!

申告書作成はプレハブへ!!

「申告書作成はプレハブへ」

ふっふっふっふっふっふ。

今年のワタシは違うのだよ。

もう提出するだけなのだ!!

ちらりと、プレハブ小屋のほうを見たら、恐ろしい数の人が行列している。

コワヤ コワヤ

良かった。

さっさと提出して終わる。

まぁE-TAXにするとさらに良いんですけどね・・・

 

 

それから今日は半蔵門にあるバイオテックという会社内の戸嶋靖昌記念館 分館で開催されている、

「戸嶋靖昌 光のゆらぎ 展」へ行ってきました。

ここに最近気になっている平野遼さんという方の絵があるとうので行ってきました。

なんで気になりはじめたのかはやっぱりコーヒーつながり。

大坊珈琲店にも平野さんの絵がありました。

そんなわけで見に行ってきたのです。

 

 

戸嶋さんの絵も結構好みでしたけど、平野遼さん

完璧っす。

あの人の絵。すごい。

生がイイ!!

生が。

あれは印刷難しいっす。

生の情報量がいい。

いまの僕の脳みそに来たのは平野遼さんの「夜の囁き」

 

あれはホントにすごい。

脳の無意識の部分に直接話しかけてくる感じがある。

書かれているのは抽象的なものなんだけど、話しかけてくる部分がイロイロあって。

恐ろしいぐらいです。

完璧に脳みそに来ます。

 

あれってコーヒーにも似てるかもしれない。

本当にすごいコーヒーはああいう風に、無意識の部分まで味覚で訴えてくるというか。

僕がコーヒー屋だから肩持ちすぎだよぉーといわれるかもだけど、あれはそんな感じがする。

「夜の囁き」

むぐぐぐぐぐぐぐぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅー!!!

これ書いてる今でも余韻あるぐらい。

大変良い絵だった。

なかなか面白いスポットを教わった。感謝!!!

そしてこれを惜しげもなく(無料で!!)展示しているバイオテック㈱の執行社長にも感謝!!

また平野遼さんを見に行きますです。

 

 

それから次はコーヒー店へ・・・・

ここで唐突に問題です。

福岡の「美美」の森光さんが人生で3回感動したコーヒーがあるらしいけど、それをすべて答えなさい。

 

 

 

 

 

 

いいですか・・・

①銀座 ランブルのグァテマラ

うわぁー やっぱし・・・森光さんは深いのと浅いのどっちを飲まれたのだろう・・・

②吉祥寺 モカのブレンド

うわぁー 鬼がきました・・・・そうだよなー修行していたわけですし・・・・

そしてこれが今回のきっかけ。

③荻窪 ヒカリ(この店は閉店)

なんじゃーそりゃー知らないやん。勉強不足でした・・・・

 

それで、ヒカリは閉店しているんですけど、荻窪の「邪宗門」という店で、貴重な資料があるので

それを見てこようと思った。

それはこんな看板が似合う一角。

ルパンの館

ルパンの館

 

 

ルパンの館

どんな人が来るんだろう。

そして肝心の邪宗門へ入ろうとしたら、何か様子がおかしい・・・

扉はあいていて、しばらく佇んでいると・・・

「すいません3時10分から開けます」

と、とても感じが良いお婆さんが・・・

ちょっと時間があるので、喫茶店へ行くのに喫茶店で時間をつぶす

 

「イナズマカフェ」

イナズマカフェ

イナズマカフェ

店内の奥へ入ったら全然印象が違った。

何かというと、壁面に有名な漫画家が直接書いたイラストがびっしり・・・

こ、こりゃあファンにはたまらないだろうなぁー

さらっとエスプレッソを飲んで立ち去る。

 

はい、戻ってきました。

「邪宗門」

荻窪 邪宗門

荻窪 邪宗門

 

 

 

 

階段を上がると素晴らしい空間。

うーーーーん。いい!!!

好みです。

時代が堆積してる感じ。

全体的に古いけど、没落しているようではない。

時間が積もっている印象。

お店のママに

「1972年卒業の日大二高の方がかかれた学生新聞のコピーがあると聞いたのですけど・・・」

「あーあれね」

「どこいったかしらねぇー」

「・・・・」

「あ 一番上にあったわ」

と見せてくれました。

40年以上前の荻窪を知る資料として大変貴重なもの。

そして例の「ひかり」

ありました・・・

ひかり アルバム

ひかり アルバム

 

 

 

 

ここだったのかぁー。森光さんの感動の一つは・・・

影に触れました。

でまぁ他にもお客さんが来るまでの少しの間、ママさんと話をしたんですが、

このママさんとっても素敵です。

聡明でとっても優しい。

たぶんイロイロな苦労もなさったと思う。

その分芯がしっかりと感じられて、尊敬できます。

ここはお勧めです。

ゆっくり時間が持てる人に。

 

で、話戻りますけど、例のマップすごく面白いです。行ったら見てみてください。

高校生の寸評が秀逸。

ラーメン屋の寸評「にんにく5杯でげんき一杯」

 

やきとり屋の寸評では

「串を落とすと安くなる」

えっ?そういうこと・・・それいいのか?など

 

「コーヒーまずい」

あからさま・・

 

「水のあとに煎茶がでる」

これは、麻布十番の茶路か?!(わかる人は喫茶いずみマニアです)

 

「二高生はこない」

なるほど・・・

「こわいお兄さんがくる」

あなたたちは大丈夫か?!

 

とかいろいろ。

このセンス脱帽です。

今度いったらコピーさせてもらいたい。

 

帰り際に「お体お大事にしてください」といったら、「あなたも頑張ってね」って・・・

ファンになるわぁー素晴らしいっす。

いい人に触れました。

 

 

それから、電車に乗って家に帰ろうとしたら、夕日がいい感じ。

ちょっと道草して、三番瀬海浜公園へ行ってきました。

 

こんな感じ。

三番瀬海浜公園

三番瀬海浜公園

 

 

三番瀬海浜公園2

三番瀬海浜公園2

 

三番瀬海浜公園3

三番瀬海浜公園3

 

 

今日の最後のヒカリ。

良かったーーーーー。

けど 寒かったーーーー

脳みそにきて、素敵なコーヒー屋のお婆さんにあって、海をみて。

今日も良い一日であった。

1万3000歩。まぁまぁ歩きましたね。

おなかもよく減ります。

ふきのとうのスパゲッティーを作りトレインカフェ(勝田台)そして印旛沼へ・・・

注)今日のブログは長いんで、休憩時間を設けながら読んでください

 

 

昨日お店の常連のお客様のKさんからふきのとうを頂いた。

ふきのとう

ふきのとう

 

ね、

 

綺麗でしょ?

早速生で食べてみる。

 

むがぁぁぁぁぁぁぁーーー

脳に来る。

さわやかでしっかりとした苦味。土のミネラルだぁぁぁー!!

そして後から追いかけてくるように、フキ特有の香り ふさぁぁぁぁー

そしてほんのり舌に苦味が残り、香りも通り過ぎていく。

う、うめぇ。

これコーヒーで出せないかな?

 

・・・・・・

・・・・・・

どうだろう・・・・

 

そして真面目に料理。

僕の昼ごはんは例によって、ちょっと早めの9時。

まぁ基本はシンプルにニンニクと鶏肉いためて、それにフキノトウを絡める感じで・・・

ネットの情報を総合して、フキノトウはみじん切りすると、すぐに黒く変色するので、手早く!!

そして、少し砂糖を入れるとGOODらしい。

それだけで。

はい

おまちどう

見た目が地味っす

見た目が地味っす
フキノトウのパスタ

 

いやはや美味しいです。

ニンニクとオリーブのマッチョな味わいに、フキノトウの苦味と香りが新撰組の斉藤一みたいに切り込んでくる!!!

 

いいっすねぇーーー

これは。

今日の割合より、もっともっとたくさん入れてもいいかもしれない。

あ、でも絡めると、ずーーーとフキノトウで飽きるから、上にペーストっぽく載せて崩しながらでもうまいかも・・・

これたぶん、ホタテの貝柱も美味しそう・・・

って色々考える。

 

たぶんに2人前をペロリと完食。美味しかったーーーー

 

そして丁寧にコーヒーを入れて、飲む。

30g50cc抽出 ペーパードリップで

30g50cc抽出 ペーパードリップで

 

あーーーーー口の中さっぱり。脂っこい料理のあとには濃いコーヒーうまいっす。

 

今度は普通の抽出で、うちのおじいさんにもコーヒーを入れてあげた。

「こぉひぃは体があたたまるんだよぉー」と言ってた。

 

はいそして。お出かけです。

今日はおしゃれを勉強しに?勝田台のトレインカフェへ

京成線の勝田台の駅から10分くらいかなー

みちはわかりやすいです。

トレインカフェ入り口

トレインカフェ入り口

 

コーヒーの味をみるのはもちろんだけど、今日はこのオサレ空間でいかに「シレッ」と過ごせるかが課題だ。

 

言動がオタクっぽ過ぎるのでどこまでそれを感じさせないか。

 

まぁ無理だけどね・・・

 

開店が11時30分というのでだいたいぴったりにつく。

看板をいじっているお姉さんに

「あっ いいっすか?もう大丈夫ですか」

「早くないっすか」

「・・・・(苦笑い)大丈夫です。もうあけるところですので・・・」

もごぉぉぉぉ

おたくっぽさ全開やないですかぁ、兄さん・・・

アキマセンやろぉ。。。。。

いかん。体制を立て直さねば。

 

そして店内へ・・・

うわぁーめっちゃ好みです。

電車じゃないですかーーー。最高!!

てっちゃんってほどではないが、列車の食堂車で食事する感じで良い。

阿呆列車の内田百閒先生がクソうらやましぃー。夢の超特急 ハトとかにのりてぇぇぇー

ヒマラヤさんけいになりてぇぇえー

あ、話それた・・・

コーヒーはおすすめくださいと席に着く以前に注文。

ここでも多少引いていた・・・

ちょっとグイグイ行き過ぎるのよね。ぼかぁ

 

ここで落ち着いて、「よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり」を取り出し読む。

とりあえずよく知っている人の、羽海野チカ(ハチクロで有名な)とよしながさんの対談の部分を読む。

 

読み始めるとコーヒーが・・・

G1ブレンド

ん。深い。

これはクンクンにエチモカのナチュラルっぽい感じが・・・

そのG1でしょうね・・・

結構美味しいなぁー

時間感覚における味わいの展開がミルクホールの山本さんの淹れるコーヒーにほとんど同じだ。

 

で、この 羽海野チカ(ハチクロで有名な)とよしながさんの対談が面白れぇ。

結構感情丸出しで読んでしまう。

にやにやしたり。真剣になったり。

けっこうこれはコーヒー屋同士の会話でも同じだと思った。

たとえば・精神的ストリップっていう段落で言ってることとか(まぁ興味あれば読んでください)

コーヒー屋同士の出会いでも共通するんじゃないかなぁ

最初の出会いで、もう次ぎ会えるか会えないかが決まるみたいな・・・

クリエーター同士の会話面白いっす。

 

ここでお代わり。

ブラジル マカウバ デ シーマ

おぉぉ

うめぇー

これは堀口系の中で結構いいんじゃないですか・・・

今日出てきたものはかーーーなり好みっす。

脳みそには来ないけど、かなり好みです。

いいなぁー

 

それからここを後にして佐倉の印旛沼へ。

駅をでて、

佐倉の田園風景

佐倉の田園風景

 

こんな光景のところをしばらく歩く。

 

印旛沼をよく見渡せるのは、「サンセットの丘」という場所でそこまでは、記憶があいまい。

 

道行く人に聞きながら歩く。

 

「サンセットのおかぁー?知らないなー運動公園のほうだよ。方角として」

 

運動公園まで到着。

良い光景。

巨大な鉄柱

巨大な鉄柱

 

おおおぉぉぉ。

 

良い存在感。

 

野球場のライトの支柱なんですけどね・・・

運動公園まで来たけど、よく道がわかりません。

また道行くおじさんに聞いてみる。

「サンセットの丘知りません?」

「???風の丘かぃ」

 

「うーーーーん」

「この方向か」

「うーーーん」

「うーーーん」

おじさんを悩ませてしまう。

「よーーく俺行ってるんだけど、口じゃあ説明できないから車のっけて行ってあげるよ」

「定年して暇だからさ」

 

ありがたい感謝です。

正直このおじさんに感動した。言葉に馴致されていないというか、プリミティブというか・・・

サラリーマンでゴリゴリに固まっている人なら、段取りよく説明できるだろうけど・・・

よくいく場所を言語化できない・・・なんか素敵。

このプリミティブおじさんのおかげで、車に乗せてもらえたし・・・

そして、

 

こーーんな木を見ながらあるいて、

木 印旛沼

木 印旛沼

 

 

こんな素朴な農道をみたり、

変哲もない農道

変哲もない農道

 

さらに送ってくれたところから歩いて20分。

 

着きました。

 

サンセットの丘!!

 

ちょっと曇ったけど印旛沼

ちょっと曇ったけど印旛沼

 

いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

いいなぁー

脳が水を欲していたので、完全に脳みそに来る。

しばらく、太陽の光が水に反射しているキラキラを楽しむ。

綺麗だわぁ印旛沼

綺麗だわぁ印旛沼

 

いいなぁぁぁー

堪能しますよねぇー

 

しばらく楽しんで、今度は印旛沼に近づく。

まだ冬っぽい印旛沼

まだ冬っぽい印旛沼

 

 

だいぶ歩いてくたびれてきた。

 

水の広がり

水の広がり

 

綺麗ですよね。

心があらわれたので、これをさらに良い思い出にするために、

知らない町で床屋に行きます。

 

旅先での床屋は非常にリスクが高い反面、エキゾチシズムを色濃く感じられる行為だ。

 

くたくたになって駅まで戻ってきてこの目についた床屋。

名前がわからない床屋

名前がわからない床屋

 

待合室が結構広くて、おじさんが2人待っていた。

以外に回転は早そうだった。

待っている間に、こんな本が待合室に。

コーヒー専科

コーヒー専科

 

内容はともかく古い本で興味深かった。

暇つぶしになりました。

 

そしていよいよ散髪。

正直むちゃくちゃ不安です。

とりあえず希望を伝える。

あとは目をつぶります。

 

じょき、じょき。

(意外にはさみのキレが悪いなぁ 手入れしてんのか)

じょき、じょき

(意外に迷いがないなぁー大丈夫か・・・)

そんなに不安なら見ればいいのにと思うが、いいのです。それが楽しい。

(え、そんな角度で切ってんのいいの?)

しばらくすると、すきバサミですいてくれる。

そして・・・

 

あ。上手だわぁこのおばさん。

迷いがなさ過ぎてすごかった。

もうここまで来るとおばさんを大好きになる。

あとは洗髪と髭剃りなんだけど、ちょっとのことですべての物事がうまく見える。

いやはや。

これはあれだよ。

ブラームスだよ。

交響曲第一番!!!

 

緊張したティンパニーからの入り・・・

不安感。重々しい感じ。

不信感。

そして目を開けた時。

コラールだ!!

歓喜!!!

 

そして極まったのがあれだ。

耳毛そり。

通常はそのまま剃刀でやるのだけど、意表をつかれた!!

電動の剃刀。そんなもんあるなんて知らなかったが・・・エクスタシィィィーーー(アホです すんません)

コラールだ!!

そして。

おばちゃんに

「さっぱりしましたーありがとうございます」

って言ったら

満面の笑み(^^)

 

ブラームス ありがとう

交響曲第一番が今演奏終わりました!!!

時間感覚も一時間弱

素晴らしい!!

しかも2100円

良心的だ。

 

とても充実した一日。

 

1万5000歩 意外に少ないかも・・・

ありがとう。あのおばさん。

ありがとう。道教えてくれた人。車に乗せてくれた人。

ふきのとうくれたKさんありがとう。

ブラームスに今日はやられました・・・・

 

 

日本橋三越で森本草介展を見に、それからコーヒーを飲みにぶらぶら(浅草 なにわや&本所吾妻橋 カフェ スタイル コジロウ)

今日は先日、土気のホキ美術館へ行ったこと言っていたら、ホキ美術館で取り上げられている

森本草介さんの展覧会のチケットをくれる人がいたので一緒に見に行った。

森本草介さんは例にもれず写真絵画の分野の方で、主に裸婦画やフランスの風景を描かれている。

日本橋三越

日本橋三越

 

展覧会はホキ美術館より点数が多く見応えのあるものであった。

最終日のせいなのだろうか、大勢の人が来ていた。

個人的には美術品を鑑賞するときは静かな環境で作品に向き合いたいけどしょうがないっす。

脳みそに来ちゃう絵はなかったけど、それは個人的嗜好が影響するので悪いということではないです。

でも迫力!!

あれだけ、裸婦の絵を見たのは初めてです。

かなりのリアリティーで女性の柔らかさや視線を通した実在感などが感じられる。

絵にはちょっとしたキャプチャーもついていて、これもホキ美術館にはなかった。

キャプチャーがあると、絵の解釈がキャプチャーにとらわれるけど、まぁそれもいいのかもしれない。

図録がないので不明だが、森本さんは女性に着せる洋服にもこだわりがあるようで、

コスチュームをデザインしたというようなキャプションも見受けられた。

森本さんの絵では女性が独特の視線を投げかけているのがなかなか素敵だなぁーと思った。

あと、フランスの風景画でなんてことないところの風景の絵が精密に書かれていてこれもよかった。

また、五味文彦さんのようなチョーリアルな静物画もあったが、これはキョーーーレツな磁場は発生してなかった。

きれいで、美しいという良さはあったけど、いやったらしいぐらいの(岡本太郎風表現)はなかった。

そんなこんなで30点ぐらいの森本草介さんの絵を堪能できた。

時間がたって、結構な枚数をみたので、それらのリアリティーが共鳴してきたような感じもなった。

 

会場をでると、森本草介さんがいらしたので、少し話をした。

「いやー女性の柔らかい質感がとてもリアリティーがあってすごく良かったです」

「あと風景画のところの水が書かれているそのリアリティーもとても印象的でした」

と感想を述べることができてとぉぉぉぉぉってもよかった。

普段芸術品をみても製作者に直接感想を言う機会がないのでこれは大変にうれしかった。

 

それから日本橋に来たらわかりますでしょ?

ここ。ここ。

最高のBAR。

「だし場!!」

日本橋 だし場

日本橋 だし場

 

以前もここで紹介しましたけど、コレド日本橋にある「にんべん」が経営している。

基本はだし汁が100円で飲めるんです。

最高!!

これをしてくれるだけで僕はあなたのファンで応援します!!!ってなっちゃう。

今日は昆布・かつおの合わせだしを飲む。

これが100円ですもんねぇ。

最初は何もいれずに。そのあと備え付けの塩やしょうゆで味付けする。

ちょっとお買いもの帰りや、芸術を鑑賞した後は、だしでアミノ酸の補給を!!!

美味しかったー

それから地下鉄に乗り、合羽橋へ・・・・

銀座線田原町出口案内板

銀座線田原町出口案内板

 

銀座線で行く場合は田原町が最寄駅なんですけど、田原駅の案内板そばのガードマンに今年のお仕事MVP賞をあげたい!!!

 

すごい。あのガードマン。

 

むちゃくちゃサービス精神が旺盛。

 

案内版を見ている人がいたら、即座にあんない!!

切符を買ってる外国人には率先して話しかけている。

 

彼は英語も堪能なんだぜ。

 

「ほえあーあゆーごぉいんぐ?」

って外国人にも親切。

 

一番心を動かされたのは、日本人の観光客が重たいキャリーバックを持っている。

それを即座に察知!!

 

そしてさーーーーーっとものすごい速さで階段の上まで運んでいた。

 

東京メトロの職員なのかよくわからないが、とにかく田原町改札口の警備員さん!!

 

あなたを尊敬します。下手なホテルのポーターより良いサービス!!

 

一緒に仕事がしたくなる人だと思った。

 

それから合羽橋でお買いものして、浅草の「なにわや」さんというコーヒー屋へ・・・・

なにわや

なにわや

店の感じがすんごい浅草っぽい。

 

カウンターと小上がりがあって、常連のおじさんたちが入れ替わり立ち代わり。

ぱっとコーヒー飲んで帰っていく。

やや控えめのマスターもとてもよくて、グングンにコーヒーの話ができそうな感じはしなかったけど、

 

ぴったりこの店にマッチしていた。

 

飲んだのはガテマラ

 

いやー美味しい。こう表現していいのかわからないが、昔風の味わい。

抽出はとても丁寧なネルドリップ。

味の構成は、酸味と香ばしい系の苦味になっていて、この酸味の質感がやっぱり、豆かんの赤えんどうを連想させ、

今はやりのサードウェーブみたいなフルーティーで明るい酸味ではないし、

かといって、重厚感がある恐ろしい感じとも違う。

 

それでも飲みごたえがあって、十分美味しいと感じる一杯であった。

浅草へ来たらこのコーヒー屋さんだと思った。

そして浅草寺へお参り。

浅草寺 今日は騙されない

浅草寺 今日は騙されない

先日ここへ来たときは、新手の詐欺か?!と思うお兄ちゃんがいて、

僕に500円のカンパを求めていた。

詳しい話はここでは避けるが、もしやいないかなと思ったが、さすがにいなかった。

会社がいやになって秋田からなけなしの貯金をもって出てきたが、ホテルで生活しながら就活をして

あっという間に金がなくなった。

そんなバカっぽいところが逆に本当っぽかったので500円カンパした次第です。

あえたらあえたで、今度は友達になれそうだったがそうではなかった。

さらに浅草、隅田川を突っ切って、

「カフェスタイルコジロウ」ヘ

2014 2 17 カフェスタイルコジロウ

2014 2 17 カフェスタイルコジロウ

 

ここには喫茶いずみにもある、井上製作所リードミルの最新作が導入されたホットな情報があったのでさっそく駆けつけた。

ありますねぇ。

RG05

むちゃくちゃ恰好いい!!

スマトラを飲む

 

いやぁぁぁぁぁ!!

いいっす。

脳にきます。

表現でいうと、酸味よりの表現だが、ビシバシスマトラの核心に触れる感じ。

いいわぁ。

すんごい美味しい。

リードミルの影響もかなりあるのだろうと思う。

完全に次世代へ、あのランブルの味を受け継いでいる。

きっとコジロウさんはさらに進化させていくのだろう。

 

良い芸術作品に触れ、コーヒーを飲んで大満足な休日であった。

14000歩。いいうんどうでした。

人知れず頑張っている田原町のガードマンに心から表彰状を送りたい。

 

 

 

 

お友達のお菓子屋さんから、ランブル詣で十一房へ・・・

今日はまずは小学校と中学校の同窓生が近所にお菓子屋さんを開いたというので、行ってきた。

場所は鎌ヶ谷です。

地元の話になりますが、鎌ヶ谷のヨークマートのそばのユニオン通りに、以前小僧寿しがあったところ。

「Villa de mariage(ビラ デ マリアージュ)」

友達のお菓子屋さん ビラ デ マリアージュ

友達のお菓子屋さん ビラ デ マリアージュ

 

友達の柳松君は10年間修業してお店を開いたそう。

いやーすごいっす。

10年間の修業・・・

相変わらずの感じであった。

それで、この柳松君のお店は店内でも食べられるスペースがあるのでそこでケーキをいただく。

今日は食べたのは、

おすすめの、キューブショコラプリンを食べました。

飲み物は紅茶のアールグレイで・・・・

 

まずキューブショコラ。

シンプルなチョコレートのお菓子です。

生チョコよりもしっかり目の食感で、口の中でぬわぁあぁっと広がる。

口いっぱいにチョコレートの香りが広がる。

上質な感じでチョコが食べたい人にお勧めです。

うっすら別の香りもしたが何かは判別できなかった。

これと紅茶でまたおいしい。

 

そしてプリンは上から生クリーム、プリン、カラメルの3層構造。

スプーンを入れるとかーーなりなめらか。トロトロ系の作り。

しつこくないやや緩めの生クリームとトロトロのプリンの生地が見事にマッチしていてあぁーすごいって感じ。

卵の風味もしっかりと出ています。

生クリームとプリンの食感が合わせてあってやっぱり違うなーという印象。うまいっす。

 

であともう一つ。

オパールショコラ(チョコレート色のやつ)

これは柳松君が勧めてくるだけあって、口どけがすごく良い。

ムースではなく、生チョコでもなく。

味わい的にはチョコレートの風味でシンプル。口に入れるとぬわぁぁぁーっと溶けてなくなり、

チョコの味わいが広がる。

とーーってもおいしかったです。

どうもありがとう。

 

 

それからそれから、今日はK君と待ち合わせて、カフェ・ド・ランブルへ・・・

K君は喫茶いずみのお客さんでもあるのだけど、ランブルの話を僕が熱っぽくするものだから、いつか連れて行って下さい。

と言われていた。

なので今日一緒にランブルへ行くことにしたのです。

はい。

今日のランブル。

2014 2月3日ランブル

2014 2月3日ランブル

 

今日はまずK君が苦め系のコーヒーが好きだということなんで、先日Nさんと来た時に下見しておいた、

スマトラ(深煎り)デミタス

いやーーー今日のかーーーなりいいっす。

いやいやいやーーー

甘い味が苦味で抑えられている絶妙な感覚。スマトラ的な香りはそこまでしないけど、濃度と甘さ、苦味のバランス感が

うめぇぇぇぇっていう感覚。

キテマス。結構。

K君もとても喜んでいる感じ。

 

そうして2杯目。

噂のコロンビア’54

これは神だった。

今風にいって「ネ申」

いやーーー今日の完璧。

いやいやいはや。思わずカウンターに突っ伏しそうになる。

頭がカウンターに埋もれます。

基本酸味が主体の味わいなんだけど、これのすごいのは、海を感じる。

酸味に絡まって昆布か海苔みたいな感じ。コーヒーでそんなのあるの?おかしいジャネ?と言われそうなのだが、

実際そうなのだ。

その海系の香りに絡まって、ランブルっぽい豆カンにある赤えんどう豆のような風味。

香りの強度もとても強く素晴らしいの一言。

完璧と言っていい感じでした。

あーーーー僕も精進。精進。

浅田真央ちゃんの演技で完璧な演技を見た感動。

K君も深煎り系がお好みなんだが、全然よいらしい。

むしろ、かーーーなりおいしいと言っていた。

くやちぃ。

頑張ります!!

 

冷静になって分析するとたぶん2杯だてだからなのか・・・

両方ともむちゃくちゃよかったです。

あーーランブルも2杯だて最強なのか・・・

 

ランブルを出てからもコロンビア’54の思い出に浸る。

いい芸術作品を見たようだ。

昼食の時もコロンビア’54の思い出に浸る。

これは僕が飲んだ中でも記憶に残る一杯だった。

北山珈琲店の苦いやつとか、

機屋の関さんが淹れたクラッシックモカやブラジルセラード

ゼニサワの酸っぱいコーヒー

ギルドコーヒーの滑らかなマンデリン

秋葉原のメイドカフェの・・・

 

あ、

 

これは違った・・・

そんなランブル詣で。

昼食後に銀座をお散歩。

こういうところが銀座っぽくて好きです。

猫とかいたらさらによい。

銀座のとある路地

銀座のとある路地

 

 

それからいつもの巡礼コースで築地の勝鬨橋に本社がある会社の一階に売店へ。

例の本社ビル

例の本社ビル

 

ここでおじ様が働いているので挨拶へ。

今日もお仕事頑張っていた。

いったらとーーーってもうれしそうだった。

大きな会社のオフィシャルショップで大体の商品がここに並べられている。

また、社員の売店としても機能していてなかなか面白いところ。

黒烏龍茶やアセロラドリンクがお買い得で購入できる。(これを言ったら会社名がわかりそう)

それから簡単に築地市場を散策。

築地市場 K君の後ろ姿

築地市場 K君の後ろ姿

 

やはり観光客で今日もにぎわっていた。

でまぁ、場外でも面白そうな店があるわけで、

今日は入りませんでしたけど、

喫茶 マ コ もう名前がツボ 好きです

喫茶 マ コ もう名前がツボ 好きです

 

喫茶マコ

看板に小さく「お二階へどうぞ」と書かれていて、天からのお告げと思う・・・

 

ここはコーヒーを味わうとしてではなく、店として絶対によさそう。

 

完全に匂います。今度築地に来たときはマコによってみたい。

いろいろと人情が垣間見れそう。

 

もしこの店の場所を言い当てたり、まさかお店に入ったことがある人がいたら是非是非お話を伺いたい。

気になります。

 

それからまた銀座まで戻ってきて、

「十一房珈琲店」

十一房珈琲店

十一房珈琲店

 

おなじみですね。場所はプランタンの並び。銀座の沖縄のアンテナショップであるわしたショップのすぐそば。

 

ここでもオールドコーヒーが飲める。

ランブルとは違う感じで飲めるので、是非ともK君に飲んでもらいたかった。

 

今日のビンテージコーヒーはコロンビア’95

 

おぉーさっきコロンビアだったのでちょうど良い。

 

いったら3時近くてむちゃくちゃ混んでいて、出てくるまで30分待ちを覚悟。

 

コロンビア’95

 

 

 

十一房のは甘くて少し抑えた苦味が絡まってくる。特有の枯れた草のようなオールド香ももちろんする。

ランブルとは違う感じのオールドコーヒー。

印象的には平板な感覚だが、飽きずに飲める感覚。

おいしいなぁ。

K君はさっきのコロンビア’54の印象がすごくて霞むといってた。

僕も同感です。

とーーてもおいしいコーヒーなんですけど、さっきの印象が良すぎた。

十分にコーヒーを味わってK君と船橋まで帰った。

いやはや今日もコーヒー漬けな休日。

このところコーヒーガイドが休日の仕事か?!と思う。

むしろうれしいですけど。

13,000歩歩く。

あーーー今日も楽しかった。今日のコロンビア’54たぶん忘れない!!

 

 

 

ランブル詣で&誰も知らないCoffee World ハーモニー

今日は恒例になりました、ランブル詣で。

はい

ランブル2014 1.20

ランブル2014 1.20

「カフェ・ド・ランブル」
今日は同行者のNさんに写真を撮ってもらう。

まずは、

 

・スマトラ(深煎り)

うーーーん。いいっす。

苦味基調の味わい。

キョーレツ!!では無いけど、やっぱりスマトラらしい香りがある。

美味しい苦味ベースのコーヒーだった。

そして
・エチオピア ブルーナイル

 

これは以前飲んだけど、

やっぱり他の人が飲んでいるのを知るとこちらも飲みたい。

おぉぉぉ。

以前のロットと違う味わいです。

昨年飲んだときとはまた違う味わいになっている。

昨年のは、どちらかというと今流行しているクンクンに「エチオピア ナチュラル」

の香りがしていたが、今日のはまた違う感じ。

うっすらと、エチオピアのナチュラルの感じはあるんだけど、

そこに、ランブル臭(僕が勝手に言ってます)が酸味に絡まってくる。

以前のロット?に比べると鮮烈な印象は少ないけど、なんかランブルっぽい感じがある。

液体的には濃いけど飲みやすい感じです。

まぁ今風のエチオピア ナチュラルの

オーバーデコレーションな香りがうっすらして、

そこにランブル臭が入ってくる酸味系統のコーヒーだったです。

また、一緒に行ったNさんのコロンビア スプレモ も少し飲ませてもらった。

結構いいです。

酸味が基調の味わいに鉱物を感じさせるものがあって。

いやはや美味しいです。

結果的に3杯の味わいをランブルで楽しんで満喫できました。

 

それからそれから、お待たせしました。いよいよです・・・・

これは喫茶いずみにもたまに来てくれる岩手のUさん情報。

「こういう風にやっていてくれてありがとう。僕は応援します」

とその店の感想にあった。

コレだけでも、完全に匂います。

すげぇ。

岩手のUさんがそういう風に言う店。

面白そうです。

その店のキャッチフレーズは

「誰も知らないCoffee World」
ぐわしぃぃぃぃぃぃぃ!!

もうそれだけで、あなたのファンです。

もう大丈夫です。

好きです。

同士です。

愛してます。

完璧です。

その店の名前は

「自家焙煎珈琲 HARMONY」

渋谷から東急田園都市線で少し行った、駒沢大学が最寄駅です。

お店のHPを見るとなんだか面白そう。

これは優先順位が特Aクラス。

 

お店のHPの案内図を印刷したものを持って、駒沢大学の駅から歩く。

駒沢公園通りを歩いていて、

あれーーーー。

まだないのかなぁーーーー。
おっかしいなぁーーー。
って感じのところに。

はい。

山本宇一 プリティーシングス

山本宇一 プリティーシングス

 

 
山本宇一さんの「プリティー シングス」

岩手のUさんはここにも行ったらしい。

これは駒沢大学から歩いてハーモニーいく人は入っちゃうのが解るロケーション。

結果として今日は入らなかったけど、

情報をくれた、岩手のUさんもきっと同じように道を歩いたのだなと、

勝手に解釈してあーーーわかる。わかるー。入るのがーーー。

って納得。
で、

目指すハーモニーはそのすぐ先。

はいココです。

ハーモニーの前で・・・

ハーモニーの前で・・・

「自家焙煎珈琲 HARMONY」
噂どおりのポットの口にスキッターをつけたように独特のポット・・・
また、ミニチュアの円錐ドリッパーか?!と思わせる、極小サイズのドリッパー。

(どうやら、切って加工しているようです)

ぐぉおお。噂どおり。

まずは

・フルボディ エチオピア ナチュラル(ネル デミタス指定)

 

マスターは線が細く痩せ型の方。

どこと無く柏のストリームバレーの池田さんを思わせる。

やはり湯の温度は45℃くらい。

聞くと、30℃でもいいとも言っている。

抽出は、見た目4枚継ぎのネル(でも違うような気も)

で細挽きの粉をネルにこんもり、山状に盛る。

それをもんじゃ焼きのコテでペンペンと整える。

それから、例のスキッターのついたポットで少し、

一円玉状に山の頂上を湿らせてから

スキッターをさすように注湯(この表現が本当にぴったり)点滴とも違う。

ずーーーーと動かさないで、出来上がりまで・・・
抽出しながらお話するが、理論を聞いていて独特で引き込まれる。
で、肝心の液体は。

うーーーーん。いいっ!!

モノクロ写真でいうとコントラストのきつい写真のような感じ。

まぁ、苦いです。

けっこうきつめ。

でもちゃんとエチオピアナチュラル由来のトロピカル的な香りがしっかり入っている。

石油とか石や岩を連想させるような苦味。コク。

切れ味がピシッっという感じではない。

ぶわぁああああ。っという感じ。でも嫌じゃない。

イメージを連想するには少し強すぎるが、

なんか昔の自分の家の壁のザラザラした灰色の壁っていうイメージ。

すげぇ。

 

そして面白いことに、同行したNさんの注文した普通の

ペーパードリップのエルサルバトル 温泉コーヒー

これを交互に飲むと面白い。

苦味の部分がマスキングされていて、

エルサルバトルがとてもフルーティーに感じる。

エルサルバトル単体では、まぁこんな感じかな。

だったけど、このフルボディー デミタスのコーヒーと交互にのむと、

別の世界。

なかなか面白い発見。

Nさん朴訥として天才か?!

濃度の違うコーヒーを交互に飲むと、

味覚がマスキングされて別の世界になる。

是非強兵のコーヒー愛好家は試していただきたい。

 

この間もいろいろマスターの理論について話を伺うが、

理論はいっぺんでは理解しきれない。

同行者のNさんがまた、朴訥とカウンターのスコーンか?をさして

「これ マスターが作られたんですか?」

と聞く。

「・・・・・・・・・・(無言)」

「いえっ 妻が作りました」

「いやーーー今の間がすごくマスターの照れを感じましたーー」

っていったらマスター笑ってた。

とってもそれで人柄が出て、ぐんとマスターと親近感が湧く。

ここの時点でもうノックアウト。

マスター僕はもう同士ですって感じ。

 
そしてさらに、もう一杯。

・スーパーフルボディー ブラジル(ネルドリップ たぶんデミタスより少し多め 80~100ccぐらい)

ぎゃあああああ。

これは。これは。

たぶんこのようなコーヒーは他では飲めない。

カップからの立ち上る香りはたまり醤油的な感じがある。

コレを書いている今でもそれを鮮烈に思い出す。

いやー。

液体は強烈です。

岡本太郎の黒い太陽って感じ。

舌をつねられる苦さかというとそうではない。

苦いは苦いですが、もっとドロリとして。むわぁーーーとくる苦く鉱物的な味。

ぎゃやぁぁぁーーー

って感じ。

恐れ入ります。

北山の苦味の中の甘みとも違う。こちらの方が鉱物的。

 

で、さっきのエルサルバトルと交互にのむと、相性が悪い。

これはスーパーフルボディーは強すぎた。全然エルサルバトルがかすむ。

いやはや、面白い店。

コノ店知らなかったけど、いやーーー面白かった。

もうマスターの大ファンです。

ありがとうございます。

わざわざ遠いところまで出掛けて行った甲斐がある。

マスターの語りと独特のコーヒーを楽しみたい方へお勧めです。

たぶん斜に構えると楽しめない店かも知れないです。

僕は大好きだなぁーーー

あーーー今日もコーヒーな一日であった。

北山珈琲店へ、そして神楽坂 ギルドコーヒー&Mojo Coffee

今日は以前から喫茶いずみにくるコーヒー愛好家に宣言していた、

「北山珈琲店」を訪ねてきた。
北山珈琲店とはコーヒー愛好家たちにはかなり知られたお店で、

いやゆるとても深煎りの苦いコーヒーを飲ますお店。

店内には「30分以上長居禁止」とか

「商談禁止」とか

いろいろと張り紙があって、コーヒーを真摯に味わってほしいとのマスターの気持ちが伝わる。

苦いコーヒーが、とても濃厚で、研究にくる同業者が抽出風景を覗くので、

カウンターにはバリケードが張り巡らされ一切どんな抽出が行われているかが見えない、

ということで有名なお店。

先日閉店した大坊珈琲店と並ぶ深いコーヒーを飲ませるところです。

 
実は、その北山珈琲店は喫茶いずみを開業する前に一度、行った事がある。
もう5年以上前の話です。

いくとやや薄暗い店内。

何を飲んだか記憶が定かではないが、何かの濃厚タイプのものを飲んだと思う。

奥さんが接客されて、注文しようとすると、

「とても苦いけど大丈夫ですか?」

「大丈夫です」

「ほんとに大丈夫ですか?」

と2度、念を押されたのを記憶している。

しばらく待っているとテーブルにお冷が運ばれてくる。

そのとき感動したのはお冷の氷が立っている、という表現もどうかだけど、

氷の角が立っている。アイスピックでマスターがさっき割ったのだろう。

とても感動したのを覚えている。

そしてしばし待つと出てくる。

たしか、カップはロイヤルコペンハーゲンの1客 3万円以上するあの軽いやつだ。

飲むとすごいすごい。

ぎょぇーーーー

脳みそに来る。

何年かした、いまでも覚えている。
舌をつねられるぐらいの刺激に満ちた苦味。その裏側にクリームのような甘み。

ぐわーーーーっとなったのを覚えている。

衝撃だった。

それを今の僕ならどのように感じるかと、思っていたのだが定休日がかぶっている。

北山珈琲店は月曜日が定休日で、僕が可能な月曜日は開いていない。

(喫茶いずみも月曜定休)

 

先日、年始は月曜日が営業しているかも?との情報を得て事前に電話で確認してみた。

「えー5日か6日いればやってるかもしれないです」

とのマスターの声に希望を寄せていってみた。

はい。

ウエスタン 北山珈琲店

ウエスタン 北山珈琲店

 

 
やってませんでしたー

がっくーーーーーー

まぁしょうがないです。

店の窓から奥を見たが人の気配がしない。

店の二階のベランダに柔道着だけが干してあって、それがさらに謎を深める。

まさかあの柔道着に抽出時の「シャッシャッシャ」の謎を解く鍵が???

それとも煙突の先の剣道の面みたいなやつとの関連があるのか???

など、疑問が深まるばかりだ。

また来年も訪れようかなと思う。

あーーー盛岡のUさんが先日見せてくれたマスターとのツーショットがクソうらやましい。

画像を加工しようか・・・

 
それから気を取り直して、神楽坂へ・・・・

神楽坂といったらお分かりですよね。

「ギルドコーヒー」

ギルドコーヒー

ギルドコーヒー

ここは先日も大坊珈琲店の後にきました。

今日も脳みそに来る感覚のデミタスをお願いする。

 

・キューバ

いやはや。

美味しいです。

酸味に支配されているが、ナッツのような独特の香りが鼻に抜けるというか口の横側に広がる。

先日来た時は味覚から想起されるイメージに集中したので

味の感じがあまり印象に無いが今回はバッチリ。

一緒にいったNさんが抽出は何ですか?と朴訥と聞いていてペーパードリップだと知る。

ぐおぉぉお。

お、恐ろしい。

あの濃縮感をペーパードリップ。しかもハリオV60シリーズ。

しかも白いペーパーで・・・

冷めてきても、やはり酸味があるのと香ばしさ。そしてナッティー。

さらに冷たい感じまで待っていると酸味より甘みが登ってきてナッティー。

いやはやすごい。研究せねば。ペーパードリップでこの抽出。

 

さらに深煎りのものをもう一杯。

やはりお勧めはマンデリンらしい。ブレンドもすすめられたがやっぱりマンデリン。

・マンデリン

これはこれは。香りが全然生きている。

すげぇすげぇ。下手にネルドリップだと香りが弱まる部分があるが、

いわれるとペーパードリップだからなせる技なのか・・・

香りに味が支配され、苦味系のコーヒーではあるが尖った要素が全く感じない。

とても上等なマンデリンの土系の香りに少しフルーツ的な感じすらある。

苦味の要素があるが、刺激を感じる前に溶けていくような。

すごいです。

これは冷めてきてもそれほど味の印象の変化は感じられない。

今後の研究課題になる。

 

それからさらに、

神楽坂のサードウェーブ系の店。

「Mojo Coffee」

オサレなMOJO

オサレなMOJO

ニュージーランドに本拠地を構えるコーヒー店。

それが日本に初上陸らしい。

店内とってもおしゃれー

緑色のマグカップが壁にかけられていてお洒落ー

メニューはエスプレッソのバリエーション。

それとハンドドリップではケメックスで淹れたもの。

一番メニューの上にあった黄色いラベル(名前は失念 すみません)

のブレンドを選択。
サービスでテーブルで淹れてくれるのを見せてくれる。

いやー

ケメックスってペーパーが独特でした。

わりと使う粉も粒度が細かい感じだったかなぁー

Nさんとわいわい言いながら抽出を眺める。
早速お味は、まぁ美味しい感じです。

サードウェーブのニュアンスはしっかり感じる。

やや酸味。行き過ぎる前に香ばしさ、や香りが入ってくる。

個性はそこまで感じないが、これをもっと10倍ぐらい強く(味の濃さの意味ではないけど)

するとゼニサワっぽくなる感じ。

またNさんのマッキャートも一口飲ませてもらったがこれはウメぇー

ミルクがそこまで焦がされていなくてクリーミー。とっても良質な感じ。

大きなチェーン店ではこういうクリーミーな甘みというか、

旨みみたいな感じをさせるスチームをさせる店は少ないだろう。

 

ニュージーランドは学生時代一度行ったことがあり、

コーヒーのメニューがLong Black,Short Black

なんか特殊な表記でどれがどれだか分らずじまいだったが、

エスプレッソの文化がとても浸透しており、だいたいどの店でも美味しかった。

なんか適当な駅の中にある屋台のようなバールでもエスプレッソ美味しかったな。

中でも記憶にあるのが確か南島のネイピアという街にあった自家焙煎のコーヒー店。

10年前 ニュージーランドのネルソンにて

10年前 ニュージーランドのネルソンにて
このこじんまりとした街に良い自家焙煎コーヒー店があった

店の名前は忘れたがユースホステルのそばにあったと思う。

たしか濃い目の苦いやつ。すなわちショートブラックを頼んだと思う。

いやはや栗のような感じでとても美味しかった。

そんな記憶を呼び覚ました「Mojo Coffee」

 

それから、神楽坂の毘沙門天さんに挨拶をして帰った。

いやーコーヒーラヴァーな休日であったー

ランブル詣で&これが本当に最後の大坊珈琲店詣で&ギルドコーヒー

いやはや。今日はコーヒー漬けな休日であった。

まずは年内最後になるランブル詣で。

はい。

 

2013 12.9 ランブル

2013 12.9 ランブル

いつもの記念撮影。

「カフェ・ド・ランブル」
まずは、キブ(コンゴ)

いやーいいっす。

これは結構きます。

味わいで単純に例えるなら、豆かんの赤えんどう豆。

これだ。

酸味し支配された味わいで、かつカラメルの味わい。

ココに赤えんどう豆が混じる。

これはいい。

以前も一度飲んだけど、今日のはマスマスよかったです。

味に一本芯が通っていて、とてもクリアーな印象。

うーーーんヤッパシランブルっす。
それから次は、

キューバ74’
くわぁーこれも来ます。

これはね、最初にぐわぁーってきて凋ん(しぼ)でいくイメージ。

これは完全にバクダン・・・あの米を爆発させてつくるアノ駄菓子。

あれの風味が完全にある。

さっきのキブと比べると若干軽め。

うわぁー僕のキューバではこんなの無かったなぁーと思う。

不思議なことに最後にはかなり香りが減ってくる感じ。

インパクトはキブに比べると無いけど、キューバ。

こういう風になるのかとまた勉強になった。

やっぱりすごい。ランブル。

無事に今年最後のランブル訪問を終える。

 
それから次に築地。

ある本社ビル

ある本社ビル

このビルで勤めている人がいるので、そのオジサンに陣中見舞いにいった。

ビシバシはたらいていてすごかった。

 

 

勝鬨橋を久々に眺める。

今はもう開かない勝鬨橋

今はもう開かない勝鬨橋

いいっす。

カップルがベンチでお弁当を食べていた。

水の流れはなぜだか知らないが、人をひきつける魅力がある。

それからそれから、年末の築地。

場外をみるといやぁすんごい人、人、人。

築地場外市場

築地場外市場

年末のごわごわした雰囲気でいやぁーいいですねぇー。

 

毎朝、日本テレビでやる「おは4」という番組の宣伝スポンサーが「すしざんまい」で

「すしざんまい」のCMは好きなんです。

それは、まぁありきたりなんだけど、全国ネットのCMでああいう社長、社員の顔が見えそうなCM

でわりかし好き。(変なおどりおどってるし・・・)

で、CMみたく「すしざんまい」の前で社長のマネをして写真撮ろうとしたが、

かなり行列&そういう雰囲気でもないのでヤメにした。

 
 
それからブラブラ築地から銀座へ戻り地下鉄で表参道へ・・・・

もう分りましたでしょ。

はい。

ご名答。

「大坊珈琲店」
なんだけど、今日は一緒に行こうと約束している人がいたので、その間に
ココ!!!
「清水湯」

青山のセントー 清水湯

青山のセントー 清水湯

無茶苦茶おすすめの銭湯。

古来からの銭湯文化を新しい感覚で引き継いだ場所。

以前開店前に並んでいたら、青山なのに近所のおじいちゃんおばあちゃんが集まっていて、

やっぱり昔からの人もいるのだぁーと思う。

今日は3時近かったので、そういう人ではなかったがかーーーーなり込んでいた。

入湯料も450円と銭湯価格。

今日はタオル持ってなかったのでプラス300円で計750円。

 

いやぁーロビーはお洒落なカフェみたいだし、受付の若い人もカフェの店員って感じ。

オサレっす。

それでもちゃんと銭湯の良さがある。

体を流して炭酸泉。

お湯に溶けた炭酸がドウノコウノで疲れをとったり体によいことこの上ないらしい。

10分ぐらいつかって熱いので、休む。
そしてここの名物、超微粒子空気風呂へ。

これは一見入浴剤を入れたかのように白くにごっているのだが、全くそうではなく、

こまかーーーーい気泡がそうさせているようだ。

なんでもコノ細かい気泡が毛穴の奥にたまった老廃物・・・・云々で美容にいいらしい。

気泡でできた泡を眺めていると、こちらの存在がなくなる感じがする。

とてもよいひととき。

泡を無言で見ていると、銀河の生成を想像してしまう。

あーアノ泡はあれと衝突してまた違う銀河が・・・

またあーさらに大きなながれがーーー

宇、宇宙の大きな重力にひっぱられているーーー

など以下に自分の小ささを想像して楽しんだ。

 
まぁ清水湯は中もとっても綺麗で最高。

意外にライティングにも凝っていて、ジェット風呂の泡が噴出しているところをライトしたり

けっこうセンスが光っていると僕は思う。

青山界隈を散歩して疲れたらココがお勧めです。

食事して、銭湯(温泉のように使える)そして散歩みたいな。

もう最高っす。

 

はい。

そしてもうこないといってたけど、また来れた大坊珈琲店

夕暮れ時 大坊珈琲店

夕暮れ時 大坊珈琲店

夕暮れ時。

たぶん今日が最後になるかな。

入店したら無茶苦茶込んでいた。

すげぇーーーー

あんな大坊珈琲はじめてみた。

一緒にいった人としばしまつ。

今日はモカ。

2杯立てのモカだとよいらしい。

(淹れる人によっても違うらしい。大坊さんはそれは否定しているらしいが)

程なくしてモカ。

いやぁー

これは前回訪問したときよりイイ!!

香りで分る。

全然違う印象。

ビロードのような感触。

また明らかにモカ由来の独特な香りがある。

なんだろう。たとえが分らない。

深煎りの時の香りです。

全体は苦味ベースだけど、そこまできつくはない。

幕切れもやさしい。

うーーむすんごい。

大坊さんの奥さんが淹れていた。

おもしろい。

こんなに違うとは。

こういうこともあるとは・・・・

通う人ではないと分らないかもしれない。

 
それからさらに神楽坂の「ギルドコーヒー」

ちょと写真ぶれた ギルドコーヒー

ちょと写真ぶれた ギルドコーヒー

なんでこんなにコーヒー飲んでいるかというと、

実は一緒に行く人と面白い遊びをしているからなんです。

それはコーヒーの味覚から想起されるイメージをメモして

あとで一緒にそれぞれのイメージを見せあいっこしようと。

端から見るともうなんだかおかしいと思われそうだが、こちらは真剣。

さっきの大坊珈琲店ではお互い全然ちがうイメージだった。

はたして今回は・・・

ここではまず

マンデリン(デミタスで)。
むーーーーーー。

こりゃあーすげぇいい!!

そんなのあんの?

って感じ。

イメージに集中したが後で思い出すに、

苦味ベースの中になんというか、マスカット的なぶどうの香りににた感じ。

でもフルーティーっぽくない。

初めて飲んだかんじ。

そして一緒に行った人も言ってたが、滑らかで磨かれた印象。

僕の感じではだんだん味わいが変化して収束していく感じで、

最初のインパクトがパワー前回という感じ。

すごいです。

まぁ全然違うイメージ見てます。

 

そして、エチオピアモカ(デミタスで)
これも後で思い出すに、香りはエチオピアモカなんだけど、

どちらかというとイチゴに近い感じがする。

そして酸味がそれほどきつくなく、本当に滑らか。

これはかなり良い。

全然とがっているところはない。

それでいて、イメージを出す想起力は充分ある。

こういうエチオピアモカは初めて飲んだ。
これで鳥肌立ちました。

一緒に行った人とイメージ(絵合わせ)をやり一つだけ浮かんだイメージが合致した。

いままでの2杯ではそうではなかったけど、この3杯目でありました。

こういうこともあるのかと逆にとても驚いた。というかちょっと怖かった。

味覚から想起されるイメージにも共通の普遍性みたいなものがあるかもしれない。

面白い脳みそ体験をした。

刺激的だったなぁー。すんごい面白かったです。

お店の人には奇妙な二人組みに映っただろうけど・・・・

ギルドコーヒーはココにしかできない完全な着地点見出していると感じられた2杯だった。
いやはや、今日はコーヒー8杯のんだ。

コーヒー漬けかついろいろお散歩できた幸せな一日だった。

2万歩あるいていい運動。

千駄木のミルクホールへ行く

今日は曇ってますねぇー

本当は朝早く起きて、アイソン彗星の観察にでも行こうとしたけど、天気が悪くてだめでした。

そんなわけで、午前中はゆっくりしていて、午後は恒例のコーヒーを飲みに行った。

今回は千駄木にお店があるので、大好きな京成電車へ乗って上野から歩くことにした。

秋もだいぶ深まってきているので、

退廃群像。

不忍池の蓮。退廃的・・

不忍池の蓮。退廃的・・

夏のきれいな蓮の花ではない・・・・

 

首をもたげている・・・

 

それから池の周囲をぐるり。

 

遠くの白鳥ボートが悲しい。おセンチな気分

遠くの白鳥ボートが悲しい。おセンチな気分

 

そして今日の一つの大事な目的。

 

銀杏(ギンナン)の匂いを嗅ぐこと。

 

最近よくコーヒーの本や話をしていると銀杏臭いと聞く。

 

話を合わせてフムフムうなずいていたけど、一体全体どういう香りかは分からなかった。

 

銀杏(イチョウ)の木を見つけるたびにギンナンが落ちていないかを調べた。

 

ついに落ちていた。

 

ぎんなん

ぎんなん

落ちていた・・・

 

とうとう匂いを嗅ぐ。

 

おほほぉーかぐわしい。

 

それほど臭いという匂いでもないが、なんだろう。子供の頃なら耐えられないクササだと思う。

チーズでいうとマンステールの匂いを薄めた感じかなぁー

変なたとえ、オヤジの足の裏のクササに共通する。ソラマメのクササとか・・・

 

これなのかぁーと勉強した。オオヤミノルさんの本にも出てたもんなぁー

 

それから調子に乗ってサルビアが花壇に咲いていたので蜜を吸う。

 

サルビア

サルビア

サルビア・・・

????

んんんん

あ、味しないジャン。

 

どーいうこと?????

 

これか。これなんだな。最近の野菜が味薄くなったというのは・・・

 

昔の野菜は味が濃かったのにこんなチヤホヤされた環境で育つと味もへったくれもあったもんじゃない。

小学校の花壇で吸ったサルビアの蜜が美味しかったなぁー

そして、そろりそろり千駄木の方面へ。

で、でました・・・

いー色合いのトタン屋根

いー色合いのトタン屋根

 

いいっすねぇー

 

この枯れ具合。

 

最高です。

これが分かる人はオールドコーヒーの良さがわかるかも(冗談)

さてさて、本題の珈琲店。

ミルクホール

ミルクホール

 

 

いやぁー。路地裏って感じっす。

店はこんな感じ。

ミルクホール

ミルクホール

 

お店の利用方法は「ミルクホール」のHPを参照してもらいたいのですが、

基本的にコノお店は1名さま利用。

会話をすることが目的ではなく、静かに本を読むなどして過ごす。

というのが目的の喫茶店です。

なもんだから、会話目的ではダメですね。

ここは7、8年ぐらい前に一度訪問したことがある。

あのHORIGUCHIの豆を使っているお店。

7、8年まえに、せっせとHORIGUCHIの本店で当時行われている、

セミナーに足しげく通っていた頃、HORIGUCHIの豆で飲めるとのことを

雑誌か何かで読んで訪問したのを覚えている。

当時はそこまで味わいについて、分らなかったので正直印象に残らなかった。

ところが・・・

今日飲んだら、うめぇーって感じです。

HORIGUCHIの豆を使う店(自家焙煎も含めて)でトップクラスの美味さだと思った。

抽出がすごくいいぃーーーー!!って感じ。

飲んだものは、コロンビア フレディ という銘柄のもので普通に注文した。

一口目はあんまり感じないが、中盤でオレンジっぽい香りが来た。

ふぇぇぇぇ。これはいい!!

失礼を承知でいうがHORIGUCHI本店のものより、個性が感じられ美味しいと思った。

やや冷めてくると、やはりコーヒーらしい香ばしさやナッツとかに例えられるような

味わいに埋もれてきてしまう。

中盤のアノ感じ。あれを出せるのはすごかった。

 

そしてだ。

本来の目的がありました。

違う条件でマスターに同じものを入れてもらいました。

(お店に迷惑がかかるといけないので、知りたい人は僕に聞いてください)

カップから立ち上る、香りがさっきのいわゆるフルーツ感のある感じがすでにある。

うぉお。

さっきのものと、濃度はそれほどあがったようには思えないが、

明らかに中盤で感じたオレンジのような香りが最初から中盤にかけて感じる。

後半はコーヒーらしさに溶けてなくなるのが不思議だったが・・・

これ以上濃度が濃いとちょっと飲みづらいなと感じるギリギリのところというのは

よく理解できる。

これを教えてくれた人は条件をいろいろ試されたとのことだったが、

納得。

これよりきついと、後半のコーヒー感が来たときにワシャワシャしそうな感じだった。

いやはや。同じ豆を使っているところでもコレだけ違うのか・・・

下手にHORIGUCHIの豆を自家焙煎しているお店より美味しさを感じた。

ミルクホールのマスターすげぇ。

この感じなら豆によって脳みそに来るコーヒーが出るのも納得です。

いやはや、いい体験しました。

それから、根津神社へお参りして、一万歩以上歩いたので、帰路についた。

そしてさらにさらに、今日は喫茶いずみ×船橋ステンレス工業コラボ企画。

焼き鳥キャラバンへ・・・・

船橋ステンレス工業の社長が焼く焼き鳥は全国でもトップクラスじゃないか?

と考えてますが、果たしてどうか!?

そのようすはまた後日UPします。