新橋→赤坂→青山一丁目→信濃町

今日はまた東京散歩をしてきました。

コースはJR新橋→赤坂→青山一丁目→JR信濃町駅というコースです。
今日のチェックポイントは3つ。

①1月3日にも行った「宮越屋珈琲 東京本店」でコーヒーを飲む。

②赤坂の謎のサイフォンで淹れたコーヒー店を探し出し味を調べる。

青山一丁目の寛永堂の黒豆茶を購入する。

これらをクリアできるようにお散歩をした。
まぁウォークラリーみたいなもんです。

 

まずJR新橋駅で下車。

新橋駅から程近い「宮越屋珈琲 東京本店」

宮越屋珈琲 東京本店

宮越屋珈琲 東京本店

先日行ったのになぜまた行ったのかというと、単純にやるなぁーって思ったからです。

そして、カフェ・ド・ランブルも1月8日からの営業だからなんです。

今日はブラジルをデミタスで飲む。
1杯850円

まぁ高めだがかなり美味しいです。

昔系のネルドリップの濃い目だけど、しっかり切れがあり嫌な雑味がないコーヒー。

小豆のような酸味をはっきり感じる。

味の系統でいうなら、

阿佐ヶ谷の「カフェ・ドゥ・ワゾー」や千葉県柏の「ストリームヴァレー」なんかを思い起こさせる。

コノ味で多店舗展開しているので、なかなか侮れないです。

正直ちょっといやだぁーこんなに良いレベルで・・・って思うぐらい。

また、前回も書きましたけどわりと入りやすい雰囲気です。

だからあんまりコーヒー詳しくない人を連れて行っても良いかもしれないです。

すぐ近くのカフェ・ド・ランブルはヤッパリコーヒーが少しは分かる人でないと難しいと思う。

 

 

それから新橋を後にして、赤坂へ向かいます。

チェックポイント②はお客さんに聞いた。

店の名前や地図をバッチリ聞いたはずだったのだが・・・人間というのはいい加減なもので忘れてしまった。

なんでも赤坂の(お客さんが勤める)会社の近くにあり以前から気になっていたそう。

それでマスターも行ってくださいよ、と「あぁー行きますよー」っていって店の場所も確認したんだけどなぁー

今の記憶はまず

・店の名前が漢字で3文字

・サイフォンでコーヒーを淹れる

この2点で探そうというものだ。

実は家で事前にネットで調べたが、該当する店がなかった。

まぁ探してみてなければ縁がないということです。

大体の場所は、溜池の交差点を頂点に外堀通り、赤坂通り、六本木通りに囲まれた範囲内の大体500m四方の地域。

わかんないのでローラー作戦!!

溜池の交差点から捜査開始。

意外に20分くらい隈なく歩くと簡単に見つかった。

・店の名が漢字で3文字

・サイフォン

コレだとピンと閃くものがあった。コレしかない!!

看板はこれだ!!

弾豆実 はずみ

弾豆実 はずみ

コノ店でよろしかったでしょうか?お客様???

もう昔っからの店という雰囲気です。

店内もアメリカのオールディーズがかかっていた。

メニューをチラ見してブラジルを注文。

出てきたコーヒーはかなり薄めのタイプのコーヒーでポットにもう一杯分ついてくる。

ほうじ茶のような味わいだった。

メニューのストレートコーヒーのリストからたぶんキャラバンコーヒー系だろうと思った。

まぁ昔の喫茶店の雰囲気に浸りたい人はどうぞ。

なんか「いらっしゃいませー」の発声が昭和のにおいプンプンでニヤニヤしてしまった。

 

場所はこの連れ込み宿「シャンティー赤坂」のスグそばです。

このシャンティー赤坂の建物はとても好きだわーと思う。

ホテル シャンティー 赤坂 西洋のお城を模したつくり。キャンティーじゃないのよ

ホテル シャンティー 赤坂 西洋のお城を模したつくり。キャンティーじゃないのよ

模造だ。

HPによると内部は純和風なつくりの部屋があるらしく、作り手のセンスを感じる。

外観は完全に模造。極東の寂しさを感じる。

ヨーロッパの人はどう感じるのだろう。

逆にヨーロッパに日本のお城みたいな連れ込み宿があったら記念写真を撮りたいぐらい嬉しいけど・・・

「エドジョウ ホンマロ ザルツヴァイン」とかいって・・・

 

気をとりなおして、それからTBSの正門まで行く。

ここははじめてきたけど、正門左側に古い民家がある。

失礼かと思いながら写真を撮らせてもらった。

TBS正門左手の民家 赤坂の古い時代を髣髴とさせる。みんなの視線に入ってないだろうなぁー

TBS正門左手の民家 赤坂の古い時代を髣髴とさせる。みんなの視線に入ってないだろうなぁー

古い赤坂の一面を見たような気がした。

とてもTBSのそばとは思えない光景だ。

しっかり生活の臭いがした。

 

そして赤坂通りをミッドタウンの方へ歩いていくとお客さんに聞いたことのあるドイツパン屋を発見!!

ここだったのかぁー!!と勢い込んでハードなドイツパンを購入。

ドイツパン 「カーベーケージ」

カーベーケージのハードなパン

カーベーケージのハードなパン

美味しかったですよー。

しっかりとした生地で少し塩味もあり。

スーパーで売っている柔らかい食パンと違って、パンを食っている実感がある。

ウマシ!!

 

そして全然知らないところを歩こうと、赤坂小前交差点を青山通り方面へ入る。

そうすると。よいです。

ちょっとなぜか庶民的な感じなんです。

もちろん都会的な洗練された感じはあるのだけど、ホットするような空気がある。

面白い地区を見つけたなーと思った。

ほんの赤坂小学校の周辺の一角なんだけどいいです。赤坂7丁目。

ホットした雰囲気からこの「新坂」を登るといっぺん。

新坂 道標

新坂 道標

チョー高級低層マンション街という風情。

これはこれで良いです。

そして程なく国道246青山通りに突き当たる。

青山一丁目の交差点すぐの「寛永堂」で黒豆茶を購入した。

それから赤坂御用地の脇をぬけ、JR信濃町まで到着。

大体1万歩のコース。

良く歩いてとってもすがすがしい。

チェックポイントを全部クリアして、知らない赤坂7丁目坂下というホットした空間も見つけた。

なかなか良い散歩だったー♪ルンルン♪

可否道→だし場

今日は大人しく珈琲店へ行ってきた。

東京の国立劇場の真裏にある喫茶店「可否道」

名前がいいです。

可否道

可否道

実はつい2日前に当店に来るお客さんからここのコーヒーチケットを頂いたので、早速行ってきたのだ。

コーヒーの神の導かれるままに・・・

この「可否道」とは事前に調べた情報によると、ものすごい浅煎りのコーヒーを置いてあると。

おぉーこれは神奈川の中央林間の「ぜにさわ」や南浦和の「道化宿」の流れかなーと思う。

早速お店に到着。

メニューをみてアメリカンを注文。

「うちのアメリカンは一般のアメリカンとは違いますよ」

「うちの店の飲んだことありますか、大丈夫ですか?」

と問われる。

「大丈夫です。」

やっぱりその系統なのか・・・

とアメリカンが出てくる。

香りが、超浅煎り系の特徴である、豆の匂いやほうじ茶という感じ。

飲んでみるとかなり薄めの感じ。
ほうじ茶に近い。
かなり浅煎りの豆だろうけど、薄く抽出してあるので酸味はほとんど感じない。

何に近いかというとコーン茶の甘さをなくしたような印象。

超浅煎り系の免疫が出来ているので、衝撃は受けなかったが、超浅煎り系のコーヒーの流れをしっかり感じた。

本郷「和田宿」(いまは味がかわってしまったとも 行ったことないのでそのうちいきます)

南浦和「道化宿」(昔からの浅煎りコーヒーって風情)

中央林間「ぜにさわ」(ここが超浅煎りコーヒーの極限だろう)

 

そして今日行った「可否道」のアメリカン。
コーヒー界の少数派の超浅煎り系のコーヒー。
コーヒーと思って飲んではいけない。

 

それで2杯目に注文した「インドネシア マイソール」だったかな?
あまり見たことのない銘柄のコーヒーを注文。
これはしっかり苦くてパンチのある昔風の珈琲。
インドネシア系の香りもしっかり感じる。
一つの店で超浅煎りと昔風の深煎りのコーヒーを楽しめるのはこの店だけだろうと思った。
コーヒーについて書いたけどこの店の雰囲気はとっても落ち着いた感じで素敵です。
カウンターのみなんだけども、古く時代を重ねてきた暖かさ。

 

それから最高裁判所を通り、

最高裁判所

最高裁判所

 

お堀の石垣を見てすばらしいと思い、

 

コーキョの石垣 桜田門脇の石垣のラインがすごくカッコいい。

コーキョの石垣 桜田門脇の石垣のラインがすごくカッコいい。

東京駅を抜けて日本橋へつく。
日本橋にはちょっと面白いところが・・・
最近OPENした「COREDO室町」の一階にある、

「だし場 DASHI BAR」

流行の最前線 「だし場」

流行の最前線 「だし場」

だしが100円でのめるのよ。
最高です。

4つの種類のだしが選べてソレを飲む。
テーブルに塩と醤油が置かれていてソレを混ぜて飲んでもいい。
甘い飲みもん飲むよりこっちが好き!!
1時間近く永田町から歩いてきたのでいい塩分と出汁の補給だ。
こうしたお店はぜひとも方々に出来て欲しい。

出社前に出汁。

モーニングコーヒーならぬモーニング出汁。

買い物後に出汁。
ちょっとお嬢さん出汁しない?

ブチョーちょっと今日は出汁していきますか?

「イトー君ちょっと今日は本社から人が来るから3時に出汁お持ち帰りで4つね。」

「本社の人の好みわかんないから醤油と塩どっちもだぞー」

「わかってますって・・・こぼさないように持ってきます」

いかん完全にコーヒーがその場を侵食されている・・・

出汁は日本人にとって魂だからなぁー

まぁ出汁が方々で100円で飲めたらうれしいなぁー
お勧めです。
日本橋でのお買い物の際はゼヒゼヒどうぞ。

K288 シリーズ 金杉緑地散策

はいK288シリーズ。
2回目。

今日は金杉緑地を散策してきました。

子供の頃から一人でよく雑木林に遊びに行ってたのでそのノリで紹介します。

まぁー子供のときから大人数で遊ぶのは苦手だったかなぁ。

だから雑木林によく行ってました。
喫茶いずみは夏見台だから夏見緑地を先にやらんかいって突っ込みをされそうだが、
狭いながらも魅力の詰まった金杉緑地が好きなんで紹介したいと思います。

金杉緑地はK288(夏見小室線)の金杉十字路と御滝公園の中間地点ぐらいに入り口がある。

金杉緑地入り口

金杉緑地入り口

ちょっと歩くと案内板がある。
金杉緑地案内図

金杉緑地案内図 実はこの看板あまりシゲシゲ見る人いないのでは?

 

うーーん。これが全体像か・・・

まぁ恐ろしい森だからちゃんと案内図を頭にいれないと猛獣に襲われるかも知れない。

もっとよく見てみよう。

あづまや

ひときわ目をひく「あづまや」の図

おぉー 白いワンピースの清楚な少女があづま屋へと呼んでいるでワないか。
なんだかとっても楽しそうだ。
これはこれは。行くしかない。
さっそく緑地内へ。
手書き風 「毒へび注意」

手書き風 「毒へび注意」 こういうのが一番説得力あるんだよなー

おいおい猛獣はいないけど「毒 へび」はいるみたいです。あまりの怖さにビビッて手ぶれしてしまう。
そしてスグに「あづまや」へ・・・
んんんんん?
いい煙の匂い。
人が住んでいるのか?あ。これは。すみません。

少女ではなく叔父さんが住んでました。
食事の準備中のようです。
案内板の書き間違えのようです。
あそこはひげの叔父さんがおいでおいでが正しい!!
金杉緑地内の薄暗い様子

金杉緑地内の薄暗い様子

あんな叔父さんがいたせいなわけではないけど、見てよこの退廃的なアスレチックを。

なんか核戦争で滅びた都市を彷彿とさ せるような感じ。

滅びた文明のビルのような退廃的アスレチック。

滅びた文明のビルのような退廃的アスレチック。

さらにスグそばにも退廃的シーソー。

退廃的シーソー なんだか寂しげ

退廃的シーソー なんだか寂しげ

 

さ、寂しい。

家族に見向きされない叔父さんを思わせる。さ、寂しい。

本当にシーソーなのか?

叔父さんが化けているんじゃないのか?

ちょっと寂しくなったので、案内板の森を抜けお楽しみゾーンへ・・・

 

実は金杉緑地はココからが楽しい。

キバナコスモスだと思うけどそれが綺麗に迎えてくれる。

キバナコスモス?

キバナコスモス?

 

この金杉緑地は谷地になっていて地形は夏見緑地にそっくりだ。

金杉緑地

金杉緑地 地面は湿地帯

つまり一番低くなった谷の小径を歩く。

ちょっと雑木林を見上げると、木漏れ日が素敵です。

見上げた雑木林。日にかざしてなんともいい感じ

見上げた雑木林。日にかざしてなんともいい感じ

 

それから少し歩いていくともう金杉団地が見える。

この裏側から見た雑木林や青空とのコラボレーションがとっても素敵です。

金杉団地と田んぼ もう稲穂が垂れています。

金杉団地と田んぼ もう稲穂が垂れています。

 

それでねここは歩いてみたらわかるけど、大変狭い地域なんだ。

面白いものがいっぱいあって、

田んぼがほったらかされたか知らないけど、「沼」

これが臭いのなんのって、

見てくださいこのクササ。

くささの源 アオコかアカコ くせぇ くせぇ

くささの源 アオコかアカコ くせぇ くせぇ

それで見上げるといい感じのベンチがおいてあるんだけど、

きっと夏の暑い日はこのベンチは沼からのくささで快適とはいえないだろう。

くさい沼そばのベンチ

くさい沼そばのベンチ

このベンチで愛をかたらったらきっとすぐに臭い愛になってしまう。

そして田んぼのわき道へ・・・

こんな用水路で遊びませんでしたか?一度は落ちた経験があるでしょう?

こんな用水路で遊びませんでしたか?一度は落ちた経験があるでしょう?

僕はこんな用水路でよく遊んだ。

細い石橋を渡るスリル。あんな短い距離なのに・・・冒険ですよ。

こんな風景が船橋にはいっぱい残っているんです。

懐かしい夏の日のような・・・田んぼ、入道雲、雑木林

懐かしい夏の日のような・・・田んぼ、入道雲、雑木林

 

K288金杉緑地編。いかがでしたでしょうか?
ちょっと長めでしたけど、金杉緑地の魅力が伝わりましたでしょうか?

初夏から秋の中ごろまでの散歩がおすすめです。

最後まで見てくださってありがとうございます。

県道288線 (夏見小室線)の喫茶いずみマスター目線

はい。

きょうから喫茶いずみの新シリーズやるデス。

K288 マスター目線シリーズ。

K288とは県道夏見小室線のことです。
K288は船橋北口のロイヤルホストの交差点を基点に、喫茶いずみのある夏見台を通り、
市立体育館の手前を右折してずーーーーと御滝不動、県民の森を通って小室まで行く道です。
まぁ基本は船橋北口のロイヤルホストから、市立体育館あたりまでが主な観察場所になると思います。
はい。皆さんもバスに乗ったり通勤途中やお散歩のネタにしてみてね。

マスターも変な視線を持っているなぁーと・・・
じゃあ今日はとりあえず9枚見てみて。

いちおうマスター的には景勝地として紹介です。
今日は船橋駅側からの視点デース。

夏見坂上の木 

夏見坂上の木  木と坂のカンジはたぶんかなり昔から同じ光景だったと思う。

まずこの一枚目は夏見坂上。

歩いてくると視界が開けますよね。冬は富士山も見えますよね。

振り向いて2枚目。

夏見坂下を望む 船橋市内の高い建物が見える

夏見坂下を望む 船橋市内の高い建物が見える

 

見慣れた風景だけど僕はとても好きです。ハッといつでも思うんです。
 

そして3枚目。

逆三角「木」

逆三角「木」 まわりの電線の枠取との対象性が好きです

 

個人宅に生えている「木」

なんか形いいでしょ。

 

それからチョー接写。

これはどこにあったかな??

石像

石像 写真右手の丸の模様が意外にPOP

 

この方表情が読み取れないッス。

 

少し進んでこの原っぱ。なんてことないですよ。

あえて見向きしないです。

でも写真に撮ると・・・・

原っぱ

原っぱ 写真左手前と右奥の草のボリュームの違いを感じる

 

雑草のボリュームが違うデス。まぁなんてことないですよね。日常だから。

でもたまにパッと日常でないものもあるわけで・・・

なぜに南国?瞬間的に南国的風景

なぜに南国?瞬間的に南国的風景

なんか一瞬南国を思わせる景色にであったりします。

 

それで高いところ好きなんで屋上に行ったりもします。

2階の屋上。昔からココが好き。

2階の屋上。昔からココが好き。ポコンと給水塔がまた素敵。

 

大して絶景でもないんですけど、夏見台のシンボル的みなれた給水塔を確認出来ていいです。

そして歩いてくるとオアシス的な雰囲気出す夏見台団地バス停。

よい雰囲気のバス亭「夏見台団地」

よい雰囲気のバス停「夏見台団地」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木がバス亭にこの上ない安らぎを与えている。

夕方の赤い光のなかが東南アジア的なものを感じさせると僕は思う。

それで最後の一枚。

「夏見台団地バス停」のベンチ

この角度から是非!!「夏見台団地バス停」のベンチ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長めのブログにお付き合いくださってありがとうございます。
日常の風景にもいいところ沢山あると思います。
K288(夏見小室線)日常だけど、マスターの視点で散歩もよいと思います。

吉祥寺巡礼 その3

さてそれから少しホロ酔い気分でまた井の頭公園へ。

以前TVで尾木ママが言っていたパワースポットがある。

ソレがコレです。

井の頭公園 お茶の水

井の頭公園 お茶の水

お茶ノ水。

 

綺麗な水がコンコンと湧き出てます。

 

「いずみ」です。

 

新鮮な水が湧き出て淀むことがない。
そして憩いの場所。
「喫茶いずみ」もこうなりたいなーとしばらくその泉を見つめていた。

 

そうすると立ち入り禁止の縄をくぐってオジサンが泉に近づいていく。

おもむろにペットボトルを取り出しジャンジャン水を汲んでいる。
いいのか。おじさん。そこは立ち入り禁止だぞ。
それなら僕も水を飲んじゃうよとも思ったが、あんまり汚すと徳川家の亡霊に怒られそうなのでやめにした。

 

きっとあのおじさんは徳川家側の人間だ。そうに違いない。
でなきゃ祟られて死んでしまう。

 

そして中央線の線路の向こう側へ。
適当にあるいて「中通り」と呼ばれるところへ。

なんかオシャレな雑貨屋さんとか洋服やさんとか飲食店とかいっぱいある。

すごいオシャレなコインランドリもある。

みて。

コインランドリー べんてん

コインランドリー べんてん

尾木ママのオネエ系の力が乗り移りオシャレな雑貨屋さんにゴンゴン入っていく。
そのなかで見つけたこれ。

 

氷コップ。

昭和レトロ 氷コップ

昭和レトロ 氷コップ

いいっす。

 

前々から欲しいなと思ってたけど、ネットで一個3000円ぐらいしたのにココでは1800円。

 

半値やんけ。
やすいやん。

 

 

お店用に2つ購入。
何に使うかはまだ決めてません。
その店の名「吉祥寺PukuPuku 西公園前店」は古伊万里が専門。
外から見たらたまたまレトロガラスが見えたので入店して即購入。

 

 

そしてお店のお姉さんと話しをしていたら長年の疑問が解ける。

 

それはゼンゼン関係ないけど「クワス」の味だった。
「クワス」とはロシアでよく飲まれている飲み物で一体全体どんな味がするか良くわからなかった。
ロシアの小説読んでると良く出てくるのよ。

これが。

 

出てくるたびに、チクショーどんな味してんやろ。っていつも思ってた。

 

お姉さんはロシアに留学経験があり「クワス」も飲んだという。
それはノンアルコールビールに砂糖を入れて若干焦がしたような味わいだという。

 

 

そんなかんじかー
って「クワス」の謎が解けました。
そして散々休日を満喫して旅行気分を味わい吉祥寺を後にした。

 

あー楽しかった。

吉祥寺巡礼 その1

今日は吉祥寺へ旅行してきた。
とっても楽しい旅行だった。
まず吉祥寺に何があるかというと、鬼の住処だ。

 

鬼の住処????
日本のコーヒー御三家を答えなさい。

 

ハイ。先生。

山野「バッハ」田口護(将軍さま)
 銀座「カフェ・ド・ランブル」関口一郎(神)
 吉祥寺「もか」標交紀(コーヒーの鬼)

 

テストに出るでしょう。

それで、吉祥寺の「もか」という店がある。これが鬼の住処だ。
※彼のことは「コーヒーの鬼がゆく」に詳しく出てます。興味のある人は読んでね。

 

鬼はもう他界してしまって(鬼でも他界するの?)店はもう閉店してしまっている。
その店の跡地に紅茶屋さんができたと聞いたので、巡礼してくる。
吉祥寺駅を丸井方面にでて井の頭公園へ行くとおり沿いにある。
という記憶だけで、ろくに調べもせずに出てきてしまう。

 

やっぱりよくわからなくて、携帯で住所を調べる。
それでもよくわからなくて目に付いたブティックで道を聞く。

 

「あのぅー すみません ちょっとお伺いしますがね、この辺で昔もかという店がなかったですかねぇ?」

 

とお店のオネエさんに聞いた。

 

たぶんそのときの僕はかなり神がかっていたと自分では反省した。
つまり挙動が不審すぎた。
レジをしていたお客さんがいたが、声を先にかけてしまった。

 

すんません。気が回んなかった。

 

「えーと ワタシもこのへんあまり知らなくて・・・すみませんわからないです」
それでも、井の頭公園方面へ行くと目的の場所がピンときた。

ここだ!

旧もか

旧「もか」 コーヒーファンの巡礼地

迷わず入店。
紅茶店だった。

 

店内の雰囲気を感じるのに精一杯で紅茶の味なんかわからなかった。
しかしながら急に来てすごい勢いでポットで提供された紅茶(カップ3杯強)をたぶん15分くらいで飲んでしまった。

 

僕みたいな巡礼するコーヒーファンはたぶんいるだろう。
鬼の雰囲気は少し感じられた。

 

たぶん床が変わってなかったと思う。
これがあの鬼の住処か・・・
店内をグルグル見回す。

 

僕が吉祥寺の「もか」を知ったときは、ブルースリーと同じようにこの世にあなたはいませんでしたね。
一度でもいいから標(しめぎ)さんのコーヒーを飲んでみたかったものです。

 

そして15分足らずで店をあとにした・・・
なんでゆっくりしなかったって?

それはまだ次に目的があるんです。

実はこの先に珈琲店がありそこが今回の旅行の目的地なんですが続きはまた明日読んでね。

長ーーーい船橋散歩

今日は特にすることがなかったので、散歩に出掛けた。
といっても、とーーーーっても長い散歩。
ブログも長めなんで暇があったらお付き合いください。
 

自宅から、ららぽーとまでの往復コースで、大体10キロちょっとある。
天気がよいので喜び勇んで出掛ける。
新緑の季節なんで緑を堪能してこようと思った。

まず自宅近くの運動公園。

運動公園

緑のこんもり。グランドの土と共に

 

緑がキレーですよね。

それから、公園を突き抜けて、船橋医療センター脇の夏見緑地へ・・・

医療センターそば

夏見緑地。田んぼの水面と共に

船橋って田園風景はまだあるんです。
医療センターのある辺りってちょうど \__/ こんな感じの地形になっていて、
その縁が緑地になっていて綺麗なんです。
医療センターから少し先に進んでいくと、夏見緑地の「緑の尾っぽ」(←勝手に呼んでます)

夏見緑地

緑の尾っぽ。明るい光のソースをかけて

この緑地帯のベストビューです。
やっぱり新緑の季節がいいね。

夏もちかずーっく はーちじゅう はっちやぁ~♪

それから緑を抜けて海老川へ・・・
木々の「サワサワサワー」から水のながれる「ちょろろろろろー」へ周囲の音が変わる。

しばらく進んで、この二股。

 

JA船橋付近

川の合流。なぜだか、おっちゃん達がよくこの辺にタムロしてんのよ

川の合流。

いいっすねぇ。合流。緑と青空。そして川。

なぞの巨岩。

謎だ!!なぞです。

謎の巨岩

謎の巨岩

やっちゃ場(市場)すぎてからしばらく歩く。
ふと見上げると集合住宅の壁が良い感じ。

JR住宅

無機質な建物。奥の給水塔の水色きれい。

青空に映えていいです。シンプルな縦線の感じと塗装が剥げた壁の感覚。

 

そして知ってる?みなさん?
ディープスポット。
旅館妙泉。

旅館 妙泉

いい看板だ!!

現在はおそらく営業はしてないと思います。
この看板の感じがとても好きです。

昭和を思い出したので、鄙びたお稲荷さん好きの太宰治が行ったかもしれない御蔵稲荷へ行く。
(研究する人はここも見てね。朝日新聞サイト http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000681106170001

御蔵稲荷の狐

御蔵稲荷の狐。

お稲荷さんの狐さん。
そういや先週はきつねそば食べたんだよなぁー
太宰治はこの辺歩いてたかなと思ってさらに川沿いを進むと、もううっすら潮の匂いがする。

こんな風景見ると船橋は漁師町なんだなぁーって思う。
高速道路の高架に切り取られた風景。

船橋漁港

船橋漁港

船。水門が遠くに見える。
運動公園あたりの緑はゼンゼンどっか行っちまったよ。
海だよ。海。船橋は漁師町だよ。

ららぽーと前の公園で最後にパチリ。
水面の光の反射がキレイです。

漁港の水の反射

漁港の水の反射

いやー
それからまた家まで引き返して、往復10キロぐらい。ちかれた。

調子に乗って一句。
「よみがえる 緑と潮が 今宵のお酒」(マスター心の俳句)

(解説:中の句の「が」で断絶的に区切られている。それでいいのか?強引に酒へ持ってく句)

腹が減りすぎて、正直お酒よりゴハンがうまいっス。

実は下北沢のあと渋谷もいったの・・・

それでね実は、「BEAR POND ESPRESSO」でエスプレッソの飲めなかったから確か渋谷にもこの店があるなと思い、下北沢から井の頭線で渋谷へ向かった。

 

またコレをみれるとは思いもしなかった。
先週コレを見たときはしばらくは来ないと思ってた・・・
いつみてもいいですね。
岡本太郎の「明日の神話」

明日の神話

明日の神話

それから宮下公園のそばにその「NO8 BEAR POND ESPRESSO」はあった。
店内は手前が簡単な立ち飲みスペース。
奥は広く席がとってある。

奥の席に座りメニューを見る。

どわぁぁぁちゃー

ないやん

ESPRESSO

エスプレッソはどこなの。

あんたの店はESPRESSOないのね・・・

こういう日は、もうとことんこういう日。
ありますよね。何をやってもパッとしない日が。

またレッドアイを注文しそうになるが、ここはアメリカーノを注文。
なかなかこれもキレが良い。
コーヒーオイルのコクがよく出たコーヒー。
ちょっと今の僕には重たかった。
渋谷らしくハイセンスなビジネスマンがパソコン広げて仕事をしていた。
しばらく、なんでこんな渋谷でコーヒーを飲んでるんだろうと自問した。
そもそも、下北沢からおとなしく引き返せばよかったのだろう。
まぁそれでもせっかく渋谷まで来たので、店を出て散歩することにした。

青山通りと平行してある裏道をずーっと歩く。
この青山の裏は僕は大好きです。
あんまり写真を撮るようなところはないけど、なんかゴージャスっていうかセレブっていうかなんかわからないけど、歩きたくなる。

表参道を横切ってさらにすすむ。
このあたりって美容室多いよね。
あとガラス張りで閑散とした空間に店員がポツリといる店。

なにかのオフィスだろうけど、大きなスタイリッシュなテーブルのみがおいてあり、それをはさんで何か会話をしている男女。
ゆらりゆらりしている。

あれが労働なのか?

現代の労働なのか?

ガランとした何もないオフィスでゆらりゆらり話をするのが最先端の労働なのか?
よくSF小説で過去から来た人が未来人が何をやっているかわからないということがあるが、そんな感じだ。
まぁ近代の貨幣がもたらした労働のスタイルなのでしょう。

そのまま進んで今日の一枚。

青山北町アパート

青山北町アパート

裏側からとってます。
「青山北町アパート(都営青山北町団地)」

この団地けっこう古い。
1957年から1968年にかけて建設されたもの。
青山のオシャレな雰囲気らしからず、昔の東京を感じさせるものだろうと僕は大好きです。

さらに歩いていくと・・・
バランス石。

バランス石

3つの石の存在感が独特 なんの為に???

なにこれ?
何の為かは意味はないだろう。
こういう意味のないものが大好きだねぇー。
いいねぇーコレ。
たぶんこの散歩はこの為にあった。
独特の存在感。
たぶん雪だるまになりたかったのだろう。

 

それからさらに青山から神宮球場の前へでて絵画館へ。
絵画館まえの馬。

絵画館前の馬

行ったことある人は知っている。絵画館前の馬

夕暮れ時の逆校の写真

 

そして5時のお知らせが鳴ったので家に帰ろうと思い信濃町駅へ向かう。

そこでも一枚。
キョーレツな逆光の写真。

信濃町駅前

車に反射した光と建物の影の光景 (信濃町駅前)

奥の代々木ドコモタワーがかろうじてわかる。
この光はやっぱりこの瞬間しかないんだろうな・・・

○山町散歩

今日は2本のブログをアップしました。マスターの日常編は下のほうまでグーーートスクロールしてください。

これはマスター散歩編です。時間のない人は一本ずつみてね。

 

先日の麻布散歩の回がかなり反響があったので、今日も書き下ろしの散歩日記を発表します。(もう作家気取り)

今日は自宅近くの○山町周辺を散歩する。
僕は散歩するときに何が好みかというと、坂道の多い場というのがいい。
坂道が多いと坂を上り下りすると景色が大幅にかわり、その時々で「おぉこんな景色あったのか」などと感嘆できる。
そこに味わいがあり、普段の景色でも発見がある。
この自宅近くの○山町も「山」と地名につくだけあって坂が多い。
自宅近くなので、よく散歩するし、小学生のころから遊びにもいっているのだが、いまだに飽きないものがある。

そんな、自宅近くの○山を散歩してきた。
夕暮れ時なので哀愁漂うおじ様のよう。

まずはこのレトロな街灯。あるよねぇーこれ。

レトロ街灯

レトロ街灯 昭和を感じるねぇ

もうこの町の商店街は完全に衰退してきていて、ほとんどシャッター街。
昔から張り替えていないだろう、テント地の屋根を持つ布団店。

店舗

外壁とテント地の屋根の古ぼけ感が昭和の哀愁だ

味わい深い。
時間が経ってこないと現れない、縦線の味わいがある。壁の茶色と緑。グッとです。

しばらく先へ歩くと、バス亭。

バス亭

背景のコンクリートが武骨

背景のコンクリートの壁が武骨だ。

その脇のコンクリートが気になってちょっと坂を上る。少し風景が開ける。

空き地

うち捨てられている。奥の木材がより残酷

放置された建物の基礎。放置された木材が独特の存在感。
きっと地球が崩壊するまでこのままだろう。そうだろう。

さらに商店街を奥へ歩く。
見上げると急な坂。ちょっと先に開ける青空がいい天気。能天気。

坂

奥の青空の先にはなにがあるのだろう

さらに先へ進む。
ちょっと坂をまた登って、この商店街の絶景ポイント。
日が最後の力を振り絞って、町を照らす。
遠くの古い集合住宅に光が反射して無機的な表情を際立たせている。

絶景

ちょっと坂のぼると景色が開ける。この散歩の一番の絶景。

また坂を下りてさらに奥へすすむ。
しばらく行くと、林か森か地元ではサンクチュアリ(聖地?)といわれる場所がある。
こじんまりとした林なのだが、小学生の遊び場や地元の高齢者たちの生きがいで緑の手入れをする場所になっている。
夕暮れのオレンジの光と冬の枯れ木のコラボがいい色合いを出している。

木と光

コントラストが素敵

 

それからもう一度、サンクチュアリ脇の坂道を上がると景色がまた良い。
遠くの高層マンションが見える。
強烈な逆光の写真はちょっと印象派のモネの絵画のよう。

夕暮れマンション

影がおりなす光景。焼きつくわぁ

 

夕暮れマンションⅡ

夕暮れと電柱と電線とのハーモニー 素晴らしい!!

その坂から下を見る。
えぇ。結構、急な坂なんです。

坂道Ⅱ

光の感じがまたとない瞬間をつくる。

坂に夕暮れの光が差し込んでこの瞬間しかない景色をつくっている。
遠くのちょっと見える緑のテント地の屋根がいい。
それからぐるーっと回って家に帰る。
これは坂を下るところ。

二股

二股ってなんだか気になるよなぁ

郵便局。
二股の真ん中にある郵便局。向かって右側が坂道になっている。
なんかこういう光景は良くあるけど、なにかひっかっかるものがありますなぁ。

そうして、今日歩いてきた町を一望。(スーパーの屋上へ上がりました)

○山町

今日の散歩地を一望

なんとなく家が/みたくなっているのわかります?
ずっと斜面が続いている地形なんです。

今日の最後の夕日の一撃。

夕暮れ

光のグラデーションが素敵。やっぱり一瞬が大事だよねぇ

いい光を出してくれる。
今日のこの瞬間じゃないとこの光景はない。

今日はいい天気だったので綺麗な夕焼けが撮れた。
どう?○山町の夕暮れ散歩。ちょっと切なくなりました?
哀愁をおびたオジサンの様な町。