神田「松翁(まつおう)」→珈琲ショパン→オブスキュラ→水上バスそして神谷バーな日

今日(月曜日)は大学時代の友達とお蕎麦を食べに行った。

昨日(日曜)の夜に急に電話があって、「仕事が月曜日休みとれたので、遊ぼうよ」と

この友人とは先月もあったのだが、なかなかない機会なので二つ返事で今日もあった。

 

で、店を始めてから、昼間からお酒を飲む贅沢がなかなかできなかったが、

今日はまたとない機会なので、昼間からお蕎麦屋さんでお酒を飲もうと決めた。

 

神田「まつや」あたりで、焼き鳥を食べながらお酒を飲もうかと思ったが、今日はお休み。

神田「やぶそば」もこのまえの火事でまだ修復中。

二人の交通の便を考えて今日は、もうホント久々に神田の「松翁(まつおう))」へ行ってくる。

ここは31歳で店主の小野寺さんが開業したお店だ。

店主の小野寺さんは、蕎麦の為に日本料理、中華料理、フランス料理の店を回って研究していたらしい。

なんでも蕎麦に取り入れられるものは吸収しようということで。

研究熱心な方の仕事を勉強したいです。

まぁそうしたマジメなことに、かこつけて昼間からお蕎麦屋さんでお酒を飲むという贅沢をしたいのですが・・・・

 

 

お茶の水駅で待ち合わせ。

御茶ノ水駅

御茶ノ水駅

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お茶の水駅のホームにある、このトンネルが好き。

 

 

お茶の水駅 トンネル

お茶の水駅 トンネル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お茶の水駅を出て、山の上ホテルの脇をとおって、

いい建物っす・・・

 

 

山の上ホテル

 

 

千代田区 猿楽町町会詰所の古い建物の傍。

猿楽町町会詰所

猿楽町町会詰所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。

「松翁」

 

 

 

松翁

松翁

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お豆腐と天ぷら、ソバとけんちん汁を注文しました。

お豆腐。

美味しいです。

やや硬めの触感で、口の中でしっかりとした大豆の風味を残しながら消えていく。

ちょっとビール飲んでいい気分。

そして天ぷら。

ここの天ぷらは揚げたてをその都度運んで来てくれて大変うれしい。

揚げたてを食べてくれ!!!!と運ばれたらすぐに頬張る。

 

まず最初に出てくる、エビの頭を天ぷらにしたものにやられる。

ぶわぁーーーーと油の香り。

そしてエビの香り。うーーーーん。素敵。

なす。ししとう。アナゴ。アスパラ。稚鮎。どれも大変美味しかった。

 

〆には、せいろなんだけど、ここはけんちん汁も有名。

ふかーーーい味で美味しいんだこれが。

せいろを平らげて、けんちん汁。

なんだか、甘くて、根菜のミネラルを感じて深くて。いいなぁー。

遠い記憶の小学校の給食のけんちん汁。アレを思い出した。

とても満足でお店をあとにしました。

 

腹ごなしのため、ゆるゆると歩く。

友達はもう大変だったらしいが・・・

ニコライ堂をみて・・・

 

 

 

ニコライ堂

ニコライ堂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう おわかりですよね。

コーヒー飲みに行きます。

ここでわかったらもうすごい。

答えは。

 

 

今は工事中の「かんだやぶそば」の向かいの、「ショパン」。

珈琲 ショパン

珈琲 ショパン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昭和8年創業。

ここのブレンド大好き。

濃いめで、酸味がベースにあって。

美味しい。

BGMはもちろんショパン。今日はちょうどバラードがかかっていた。

喫茶いずみの、いずみブレンドもここまで酸味はないが、ここの味わいの骨格に似ている。

お酒を飲んだのでより一層コーヒーが美味しい。

店内は喫煙可なのでタバコが気になる人は遠慮したほうがイイです。

 

ここで目を引くのは、灰皿。

 

 

ショパンの灰皿

ショパンの灰皿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各テーブルに置かれているけど、それぞれデザインが違う。

存在感がしっかりしていて、良い灰皿だなぁーと来るたびに思う。

 

 

 

それから、歩いて秋葉原へ・・・

途中に「OBSCURA 神田万世橋店」があるのでちょいより。

オブスキュラ

オブスキュラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友達はコーヒーだめなので、エスプレッソ飲む間少し待ってもらう。

エルサルバトルを選択。

やはりサードウェーブの本流の味わい。

酸っぱい。そして刺激的。美味しいな。酸味系。

ポールバセットと中野のバージンガロに近いような味わい。

最近サードウェーブ系を良く飲んでいるので、大体の位置づけがわかる。

 

 

それから、両国まで行って、水上バスに乗ろうとしたら今日は運行していない。

いやん。まぁそういうときは柔軟に・・・

浅草のほうから出る水上バスは運行していそうだったので、両国から浅草まで墨田川沿いを歩く。

 

 

隅田川沿い ぶらぶら

隅田川沿い ぶらぶら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラブラして、それほど疲労感もなく、おなじみの建物の前に・・・・

いったい何人の人が同じような構図で写真を撮ったのだろう・・・

 

お決まりショット

お決まりショット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吾妻橋を渡って・・・

はい。東武線浅草駅。

 

この建物が目立っていた当時はどんなんだったろう

この建物が目立っていた当時はどんなんだったろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浅草駅を出てすぐのカァブ大好きです。

新京成線もカァブすごいが、こっちのがRはきついのでは・・・

 

そして浅草から水上バスへ・・・

中央大橋のワイヤーがとても美しい。

 

ワイヤー超いい!!

ワイヤー超いい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何度も見たくなる。

機能美的なものか。

 

それからやっぱり、勝鬨橋。これは譲れないです。

これは地上からのが素敵かも。それでも・・・

はい。パチリ。

 

 

勝鬨橋

勝鬨橋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしておなじみのレインボーブリッジ。

 

 

まあ吊り橋っす

まあ吊り橋っす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとは、首都高速のカァブ。

 

 

シュトコー 迫力!!

シュトコー 迫力!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは水上バスならではの風景。

萌えるぅぅぅーーー

 

 

そうして、最後に神谷バーで電気ブラン(オールド)を飲んで〆ました。

 

電気ブラン

電気ブラン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか旅行に行ったかのよう。

贅沢な一日であった。

今日はあるいて16000歩。

松翁の小野寺さんの仕事を見習っていろんなものからコーヒーのために貪欲に吸収しよう。

近場の散歩 雑草を探しながら、二和向台のカフェとティーハウスへ・・・

今日は特別に近所のお母様方の貸切で午前中のみ営業しました。

それほどたくさんの人数ではありませんが、なかなか面白かったです。

以前、旅行関係の仕事についていた時に研修で、屋久島のホテルの宴会場の手伝いをしたことがあります。

なんとなくその、呼吸が役立ったなぁーと思いました。

写真は、これから片すぜぇ!!!ってところです。

片しますこれから・・・

片しますこれから・・・

そんなわけなんで、今日は遠方までコーヒーを飲みにいけませんでした。

まぁ先週とても密度の濃い散歩をしたのでイイかなぁーと・・・

 

それでも何となく今日は一人で散歩する気ではなかったので、救世主の鍵山さん!!

彼は雑草博士。

船橋を散歩するにはもってこいっす!!

そんな鍵山さんが以前から二和向台にある「スールカフェ」に一緒に行きませんか?と誘われていたので、

この機会に行くことにした。

はい。

「スールカフェ」

スールカフェ

スールカフェ

 

二和向台からほど近い、一軒家で営業しているゆるい感じのカフェ。

かわいらしい姉妹が営業していて、そこへ男二人で行くのもなんかアレですが、まぁ行きましたです。

はい。

行ったら結構混んでました。

 

僕はコーヒーを飲みました。

コーヒーは最初は苦味で入ってきて、落ち着いてくると酸味が立ってくる。いやぁ僕の好みっす。

ブレンド美味しい。

まぁ鍵山さんと他愛もない話をして楽しみました。

この店のゆるい一軒家の雰囲気とても好きです。

ゆるい。

しかも住宅街っぽいところにある感じ。

外国とか歩いていて、「CAFE」って唐突に一軒家に看板がかかっていて、恐る恐る入ったら、

コーヒー美味しくて、その家の感じが出ていてゆるくていいなぁー「ホッコリ」ってそんな感じ。

鍵山さんと僕とではキョーーーレツすぎて、

この神聖なゆるいカフェの雰囲気を壊しは・・・たぶん笑いすぎてしてましたごめんチャイ。

 

それから二和向台界隈をブラブラ。

さ、猿田彦・・・

猿田彦

猿田彦

ついつい拝んでしまう。詳しくは先週のブログへ・・・

脇にいた鍵山さんは僕の突然の行動に戸惑いながらも、一緒に拝んでました。

 

で、ドシドシ住宅街へ分け入っていく。

鍵山さんは雑草博士なんで、行く先々の雑草を教えてくれる。

はい。

小判草だったかなl?

小判草だったかなl?

小判草(だったかなぁ????)

 

なんかイロイロ説明してくれたけど、記憶がないなぁ・・・

乾燥してるところにあるのでしたか???

 

そして、桑。

桑の実。

桑の実

桑の実

採って食べました。

こ、これは・・・・

さわやかな酸味がふげぇぇぇぇぇー。もっと酸味のほかの味が来れば完璧に脳みそ来てました。

桑の実はなんか、司馬遼太郎の北辰一刀流の千葉周作を題材にした「北斗の人」にたしか江戸川の河川敷だったか

桑の実を食べるシーンがあった気がする。

一体どんな味がするのかと思ったけど、今日はその疑問を解決できた。

鍵山さんによると、これは酸味が強くもう少しふつうは甘いとのこと。

 

そしてさらに住宅街を押し分けて歩いていると、唐突に空地。

空き地を散策

空き地を散策

鍵山さん。なにかを探している様子。

「いあや。こういうところに土器があるんですよ」

あーなるほど。

確かに僕のお店のある夏見台では、畑を開発する際に遺跡調査をする。

だからこうした場所でもそういった土器のかけらが見つかってもおかしくはない。

でもここにはなかったっす。

 

そしてさらに住宅街を・・・

なんでこんなに住宅街を散歩しているのか、そろそろ皆さんは疑問に思われると思う。

お、思わない人もいるかな?

ま、それはさておき。

目的があります。

実はこの住宅街にティーハウスがあると聞いたのです。

船橋のこうしたところにあるなんて素敵。

地元散歩なんでぜひぜひ行ってみたい。

そうして住宅街を散策しているのです。

ブラブラしていたら、貯水池が草で覆われていい感じ^^

こういうの好きだなぁー

こういうの好きだなぁー

 

 

「いやぁ全然ティーハウス見つかりませんねぇ」

「なんかウォークラリーっぽいですよねぇ」

って迷っている感じすら楽しくなっている。

 

急に鍵山さんが興奮して、雑草を抜いている。

ノビル

ノビル

ふぇ!!!

「伊藤さんコレはノビルです」

あーコレなのか・・・・

綺麗に拭いて、食べてみました。

おぉーーーーエシャロットみたいで美味しい。

 

 

そして1時間ぐらい雑草を見ながらブラブラして、いよいよ着かないな。と。

お店の電話番号があるので、電話して聞いてみました。

親切に、そしてわかりやすく「マダム」という言葉が似合いそうな人が説明してくれました。

道の説明の仕方がとてもわかりやすく、あぁよさそうな店だなぁと思いました。

はい。到着。

「the tea house」

ティーハウス

ティーハウス

 

行きたい人は僕に聞きに来てください。

新京成の三咲駅か二和向台駅が最寄です。

こんなところにこんな店が!!!!という驚きが第一印象。

一軒家を綺麗に改装しているのだが、ティーハウスって感じ。

それは、重厚感や歴史の堆積はないが、こんな感じは下手なレストランに入るよりは良いっす。

入店した時に仕込みをしていたのか、お肉系の良いにおいが・・・

僕は正直お茶だけして帰りたい気持ちではあったが、その肉のような匂いを嗅いで鍵山さんはスイッチが入った模様。

なんかコンソメスープの仕込みかなぁと思ったけど、聞いたらラザニアとのこと・・・

 

一つをランチタイムティーセットにして、あとストレートでアッサムのセカンドフラッシュを・・・

さっき僕は昼食におにぎりを3コ食べたので何にも食べたくなかったけど、

それでも少しづつ鍵山さんのものをもらいながら、お茶を飲む。

ブルスケッタ。おいしー

ラザニアはしつこくなくバランスが取れている。

お茶ともいい感じ。

そしてデザートの盛り合わせ。

クグロフ。

ねっとりしていてうめぇ。

いいなぁこれ。

マーブルチョコもワンポイントで入っておりいいアクセント。

これはコーヒーでなくお茶だと思った。

ガトーショコラ。抑え気味でお茶との相性を考慮しているのだろう。これも美味しい。

あとガレットといっていたか?マーマレードの風味がしっかりして、ほろほろ崩れてマーマレードの香り。

ランチセットで1650円はお得かもしれない。

この雰囲気とお茶がたっぷり飲めて。

駅前とかでも1000円は軽くするし・・・

個性がギラリと来る感じではないが、メルヘンチックに船橋の近くでお茶を飲むならここがお勧めできる。

デザート盛り合わせとお茶だけでも良いし。

予算があればランチティータイムセットがいいと思う。

自然にとれて自己満足!!

自然にとれて自己満足!!

ガトーショコラを見つめて鍵山さんは何を思っていたのだろう・・・

すっかりいい気分で店をあとにする。

 

 

それから長津川調整池公園まで戻り、公園でクレソンを採集して、園内をブラブラして遊んだ。

綺麗にクレソンが生えてますよね。

いっぱいのクレソン

いっぱいのクレソン

 

今日は曇りで風が強かったけど、新緑がとっても綺麗だった。

長津川公園

長津川公園

 

今日はまぁまぁ歩いて16000歩。

近場でもいいお散歩感だった。

突然の呼び出しに応じてくれた鍵山さんどうもありがとうございます。

coffee tram(恵比寿)&猿田彦珈琲 そのあとむちゃくちゃブラブラな日

今日は先日、喫茶いずみに来てくれたcoffee tram の古屋さんのお店へ行ってきた。

場所は恵比寿駅のすぐ近く。

「coffee tram」

コーヒー トラム

コーヒー トラム

夜はバーで営業しているところを昼間は古屋さんが、コーヒーのお店をしている。

彼は表参道の今はなき名店で働かれていて、やはりそうした味わいの流れの中にいる方。

深煎りのコーヒーをネルで美味しくという感覚。

まずは

「モカ」デミタスで・・・

使っている豆は今はエチオピアのイリガシェフェのナチュラル

ふげぇぇぇぇ。

完璧に来ました。

濃度はそこまできつくないけど、完全に個性が立ち上がる感じ。

想像したよりは苦味は少なかったが、エチオピア ナチュラルの良い部分が出ている感覚。

甘味に香りが絡まってくる。

例の彼が修行したお店のものとは別の次元を切り出している。

実は先日彼が僕のお店に来た時に、豆の銘柄を聞き、たまたま喫茶いずみにもあったので、

同じように深煎りに焼いてみたのだが、あまりにも個性的な仕上がりすぎて失敗したなあーと思った。

彼のような仕上がりはどうしたら・・・・

少し焙煎のヒントを聞いたので、実践に移してみようと思った。

それから、ブレンド。

これは実はまぁ3杯同じものをありついたのですが、いずれも大変素晴らしい出来。

「いずれも」というのは僕も正直、人のことは言えませんが、比べれば微妙に味わいの変化があった感覚。

僕が一番最初に、表参道の名店で飲んだ時に頼んだブレンドのエッセンスに近かったのは1杯目のもの。

重厚感があった。

モカの力が一番顕著に表れていた。

2杯目のブレンドは甘味にフワフワした感覚があってとても良い感触のコーヒー。

重厚感はさっきより抑えられていたが、別の次元が切り取られていて恐ろしいと思った。

そして3杯目のブレンドは1杯目と2杯目の中間。重厚感を出しつつも甘味のフワフワ感が出ていて、

あーーー僕はこんなコーヒー未だに作れていないなぁと思った。

若いのにあー良い仕事してるなぁーって素直に思って、会話ができてあー楽しい。幸せーって

彼と知り合えた縁を嬉しく思った。

きっと深煎りのコーヒーではcoffee tram の古屋さんが若きホープだろうと思う。

 

 

それからだ。

猿田彦。

名前聞きませんか・・・

コレ。

猿田彦監修缶コーヒー

猿田彦監修缶コーヒー

猿田彦珈琲監修の缶コーヒー。

 

これと猿田彦の店内で出されるものと比較してどのような思想があるのかなぁと研究してみたかった。

こちらは恵比寿のお店。
「猿田彦珈琲」

猿田彦珈琲

猿田彦珈琲

まず缶コーヒー。

銘柄はブラックのやつで、温度の影響を無くすため前日に購入し、常温まで戻したものを飲んでみた。

短刀直入にいうと、缶コーヒーだなぁと。

ただこれは結構すごいと思った。

最近缶コーヒーを飲んでいなかったのだけど、まず香り。

正直、化学的に抽出されたエッセンスのようなコーヒーのデジタル的な香りが抑えられたまろやかな苦味と上がってくる。

ここで、おぉ と思う。

飲み下す時にやはり、やや複雑さにかけるのとやっぱり薄いわけではないが液体の力の弱さを感じた。

そして2口目以降で驚くのは甘味。

美味しいコーヒーには甘味があるが、ソレの演出。

たぶん化学的な力での甘味だろうが、これが優しい苦味とともに支配される。

微糖とかそういう甘さではない。

これもうまく考慮されている。

恐ろしい。

それからはだんだん落ちていく感覚。

いずれにしても、コーヒーの美味しいという部分をしっかりと演出されてあり、うーーーーむと思う。

まぁ缶コーヒーは缶コーヒーの味わいだけど。

 

そしてこれが店のものとは・・・

店では苦いほうのブレンドを頼む。

もう一つ、フレッシュな(おそらく酸味をだしたタイプ)ブレンドもあったが、

たぶん苦めのほうが近いだろうとそちらを注文。

いやはや。

立ち上りのセンスおんなじっす。

苦い感じで香りで上がってくる。

少し冷めるとやっぱり甘味系の味わい。

後半に少し収斂感があったが、缶コーヒー効果で店が忙しいのだろうか・・・・

たぶんそんな影響かなと思わる感じ。

実際に店内は座るところがない。

また猿田彦のTVCMで見るような人たちがいっぱいいました。

 

コーヒーとしてはやはり店で出されるものが美味しいが、

仕事の完成度としては猿田彦の缶コーヒーはかなり研究されているのではと思った。

人工的な感じはするが、人がコーヒーを美味しいと感じるポイントをしっかりととらえて

それを化学的に味にしている凄みがあった。

うーーーむ。すごいなぁー飲料メーカーの研究者。

 

それから、丸の内オアゾのカフェでお茶しながら、ラフォールジュルネをみた。

カフェからのラフォールジュネ

カフェからのラフォールジュネ

壁画にピカソのゲルニカがあってとっても良かった。

そして、ブラブラ歩いて、明治生命館。

明治生命ビル

明治生命ビル

重厚で伝統的な建築。岡田信一郎氏の設計。

土日祝日は内部を見学できるので覗いてみました。

ロビーのソファ。

ソファー

ソファー

色合いや光の感覚がすげぇいい。

それから、2階からの空間。

2階 天井付近 豪華!!

2階 天井付近 豪華!!

シャンデリア。天井面の意匠。しっかりと緻密に作り上げられた感覚。

どーーーんという感じ。

室内のランプ一つにも意匠が施されている。

作りこまれているランプ

作りこまれているランプ

個人的に好きなのはこのランプで

「そっ」って感じ 好きです

「そっ」って感じ 好きです

シンプルながらにも存在感がある。

壁面の白い壁との対比も良く、大変な見どころだなぁーと。

そしてここの階段。

空間感覚素敵!!重厚っす

空間感覚素敵!!重厚っす

いい!!!!

デザイン。階段の質感。

角度。

奥の窓のデザイン。

どれをとっても隙がなく、上質な空間だなぁーと。畏怖は感じないが、重厚感そして計算された美という感覚。

いいですねぇー。

ここでコーヒー飲みてぇー!!!!

応接室 ここでコーヒーを!!

応接室 ここでコーヒーを!!

この応接室も隙がなく美しい。歓喜とは違う。綿密に計算された綺麗さとでもいうのか・・・

いいですね。

ここでは綿密につくり込まれたコーヒー飲みたいです。

きっとこの応接室でもコーヒーは飲まれただろう。

ここでコーヒー出せたらいいなぁーと思う。

 

それから、さらに今日は根津美術館。

根津美術館

根津美術館

それは僕の大好物の「尾形光琳の燕子花図」

これが毎年展示されるので鑑賞してきた。

ゴールデンウィークなんで大変人の多いこと。

集中が多少そがれるが、絵としっかり対話ができた。

今日の展示は、屏風らしく、/\/\/\状に折り曲げられて展示されていた。

平面で見せたほうがいいのかなぁと思ったがそんなこともなかった。

相変わらず、時間をかけて絵と波長を合わせると、ビシッと張りつめたところから燕子花がワラワラワラワラ話しかけてくる。

生の花の本物を見るより脳刺激が強い。

いやーーー非常に良い。

完璧に来ます。

前回見たときの印象と変わらない。

いいわぁー

時間にして20分ぐらいだろうか・・・

集中して楽しめました。

 

それからお庭も探索。

団子のような灯篭が素敵・・・・

団子灯篭

団子灯篭

 

美術館から出るときのエントランスがとても好き。

根津美術館 エントランス

根津美術館 エントランス

いいっすねぇー。

また芸術に触れました。

 

 

さらに今日は盛りだくさんなんですけど、根津美術館のある表参道から代々木上原へ・・・

喫茶いずみにくるお客さんが美味しいと教えてくれた餃子を食べに。

「按田餃子」

按田餃子

按田餃子

店の感じは何となくゆるーーーく屋台で食べている感覚。

売りの餃子は変わっている。

水餃子なんですけど、皮がもったりしていて、讃岐うどんを柔らかくしたような感じ。

具はパクチーだったり、白菜だったり。

そこまで刺激的ではないですけど、テーブルにある餃子ようの山椒が効いたラー油と食べるといくらでもいけちゃう。

いいですねぇー

はいご馳走さま・・・

 

 

それからさらに、先週も来た人形劇場プークのカフェ。

場が好き プーク

場が好き プーク

エスプレッソを堪能。

200円なり。

おいちぃ。

 

さらにさらに。

代々木駅近くの

「ひつじや」

ひつじや

ひつじや

 

羊料理がメインの店。

羊のたたき。うまーーーーーーーーー!!

そこまでクササはないけど、素晴らしい。

羊の脳みその唐辛子和えも。

これまたうまーーーーーーーー!!!

あんまり脳みそ特有の味わいはしないが、冷たくなると、白子のようなニュアンスがあった。

あと羊のステーキ。

これまたうまーーーーーーーーーー!!!!

素朴でいいなぁ。

ってほかにも食べたけど、大満足で家路についた。

今日は230000歩。

あーーー足がきつい。

14kmぐらいかなー

コーヒー。建築。芸術。餃子。羊。

混沌とした一日。これがまた身になって良いコーヒー創りたいなぁ^^

ザ・ビューティフル展を見に・・・そしてフグレン&人形劇場のカフェに癒される・・・

昨日の夜はかーーーなり食べ過ぎたのと、やはり歩くことがとても好きなので自宅から船橋まで歩く。

大体時間でいうと1時間ぐらいで、4kmぐらい。

このところ気候が良いので歩いていて、大変気持ちが良い。

畑の柿の木がとても新緑が鮮やかだ。

畑の柿木 新緑だ・・・

畑の柿木 新緑だ・・・

 

てくてく歩いて、運動公園前のクスの木。

運動公園前のクスの木

運動公園前のクスの木

根元にあるお稲荷さんが古びていて、時代堆積を感じる。

僕が子供のころから全く変わっていない。

新緑の季節になると、芽吹いているのがわかる。

ブラブラ歩いていると発見も多いですよね。

 

そうして午前中から歩いていって何をしに行ったのかというと、

東京駅そばの三菱一号美術館で開催されている「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義」を見に行ってきました。

開館まで時間があったので、皇居の周辺もブラブラ。

皇居のお堀の石垣

皇居のお堀の石垣

いつもながら、ここの石垣大好きです。

良い職人の仕事を見る感覚で良いと思う。

石垣の組まれ具合が、なんか良い。

 

あと、この小ぶりな建物も好き!!

皇居前の小?楼?とでもいうの?

皇居前の小?楼?とでもいうの?

しげしげと写真にとる。

 

そしてそろそろ時間かなと開館時間十分前に到着。

はい。

三菱一号美術館!!

三菱一号美術館

三菱一号美術館

 

三菱一号美術館のある中庭がとても管理が行き届いており、安らぎを覚える。

開館直後の美術館っていいですねー

「凛」としていて、鑑賞もしやすいし・・・

理想的な鑑賞環境の中見ることができた。

 

お目当ての絵はあるのだが、何か感性に響くものを・・・っていう感じでゴリゴリ鑑賞する。

まずはツボに入ったのは。

「クリストファードレッサーのティーポット」(ぜひリンク先で画像を・・・)

正直これには大笑い。(すみません。でもマジメっす)

なんというかUFOを想像してしまう。

底部の足や上部についたトルコ石の飾りのセンス。

近未来的で特撮映画なんかに出てきそうな感じだった。

1878年のものだというので驚きです。

 

で、お目当ての絵。

ホイッスラー「ノクターン 黒と金―輪転花火」

脳に激しく来る感じではないが、これすんごくイイです。

優しく些細ですごい。

正直画面に描かれたものって、

「公衆の面前で絵の具を投げつけただけで、高額の値をつけるとは!」

と批判されるのがわからないではない、黒い画面に、花火の明かり。

なにが描かれているのだかよくわかんない。って感じ。最初は。

かすかに人物とわかる影が描かれているのみ。

事前にどんな絵かは知っていたが、もっとこう力がみなぎった感じで描かれているかというとそうではない。

正直ファーストインパクトは拍子抜けをする感覚があるが・・・・

少し粘って、絵の波長に脳みそが同調してくると面白い。

 

今日の僕の感じだと、画面中央に描かれている人影がユラユラしてきたり、

黒い画面は慣れてくると、濃淡があってそのようなところがユラユラしたり、

自分の体験でいうと、家の前の公園で夏になると子供たちが花火をやるのだが、

少し離れてみていると、ユラユラ影が花火に照らされている。その影の陰影の感じ。

あのユラユラ感で話しかけてくる感じ。
特にしばらく集中すると、画面右下の(生でみないとわからない)人影の闇の感じが結構ユラユラしてていいです。

全体的に闇(影)がユラユラ蠢いている感覚になってくる・・・

脳に直接話しかけてくるのではなく、画面のもつ力でユラユラしてくる感じ。

うーーーーん脳刺激です。

これは個人的な見解だけど、絵の展示している照明が画面に当たりすぎて却って、闇がわからないのでは?

とも思った。

もう少し暗いところで鑑賞すると、もっと脳みそにきそうな感じがした。

でも、ユラユラ話しかけてくるのは間違いなく、良い対話だった。

そして引き続き展示をみると、ホイッスラーのエッチングもある。

その中でも、「ノクターン バターシー地区から見たテムズ川」

が良かった。

モノクロ写真のようだが、やはり影の感じ。

光というか闇(影)の部分がユラついてる感覚があって小ぶりながらも好きな絵だった。

 

あとはさーーーっと流してみたが、

最後に捕まった絵がある。

それは、ジョージ・フレデリック・ワッツの「内奥の世界の住人」(気になる人はネットで検索してください)

やられました。

やや暗い画面。

緑がかった瞳で、こちらを見ている。

いまの自分の感じではこの瞳にすべてを射抜かれるような印象。

これは誇張ではないが、涙が出そうになった・・・

絵の力がものすごい。

脳に話しかけてくる系統の絵ではないけど、すざましい力のある絵。

あの瞳は忘れない。

生の人間の瞳よりも深く、すべてを射るような瞳。それでいて何のメッセージも僕は感じない。

ただただ射抜かれた。

出会えてよかった・・・

 

ホイッスラーのユラユラした闇。

あの感覚。ダイレクトに脳みそアタックではないが、ああいう感じ・・・

闇ってあるんだろうなぁーととてもよく感じさせられた。

あと内奥の世界の住人。あの瞳に出会えて良かった。収穫があった。

 

それから移動して、代々木公園まで・・・

地下鉄に乗ってもさっきの瞳の余韻がすごく、ちょっと涙ぐみそうになる。

そして代々木公園へ。

歩いて近くの、今話題のサードウェーブの「フグレントウキョウ」

フグレントウキョウ

フグレントウキョウ

店内はとても洒落。

外には椅子もあって、気候のよいこの季節はそちらの席もおすすめ。

まずは、エスプレッソ。

非常によくまとまっている。

自分的には焦がし醤油的な感じがあり、やはり酸味とエスプレッソによくあるチョコ感を感じ、

綺麗にまとまっている印象。

刺激的な感じはなく、ストレートでも飲める感覚。

 

そしてエアロプレスのコーヒー。

銘柄はケニア カンゴチヨだったかな・・・

酸味が明るく、いやらしい感じが全くなく飲みやすい。

ジュース的な感覚。

本を片手にぐいぐいイケる感じだろう。

 

それから・・・実はここから近かった、裏渋谷の僕のお気に入りの本屋さん。

「シブヤパブリッシング&ブックセラーズ」

シブヤパブリッシング&ブックセラー

シブヤパブリッシング&ブックセラー

いつも行くたびに本の陳列が変わっていて(僕が訪れるのが頻繁ではないが・・・)とてもいい。

今日もやっぱりツボな感じが・・・

たとえば最近すきな、エンデの鏡の中の鏡があったり、佐内正史の詩集(写真家だが)があったり・・・

本の陳列から発してくるメッセージが、常になんか面白いもんありそーって感じで興味深い。

ここの本の陳列のマネジメントしている人は本当にすごいと感心させられる。

 

そして、代々木公園前からあるいて歩いて・・・・

新宿駅南口から歩いてすぐの、「プーク人形劇場」に併設しているカフェ。

これは良いスポット 人形劇場プーク併設カフェ

これは良いスポット 人形劇場プーク併設カフェ

ここ、大変好き。

なんていうかホットする感じ。

またエスプレッソが200円と良心的。

なんていうか・・・懐かしい。

気張った感が全くなくなんだか素敵。

かなり好きだと思う。

店内というか奥に、指人形とかなんかそんなグッズ。ほっとする。いいねぇ。こんなの。

久々の感触っす。

人形劇なんかも見てみたかったが、本日は開催されていないよう・・・

ここで一息ついて帰りました。

なんかうまくは言えないけど、ほぉーーーーーっとするっす。

新宿に来たら行きたいなぁここへ。

 

歩数稼ぎのおかげで、今日はななんと22000歩。12キロぐらい歩いたかなぁー

いい芸術作品見て、喫茶店でお茶して・・・

今日も良い一日であった。

池尻大橋の夜 ヨーカドーで幸せ♡そして草枕&ランブルからの巨大空間へ・・・

昨日(日曜日の夜)は久々に大学時代の友人と会っていた。

店を閉めたあとに向かったのは渋谷から近い池尻大橋。

なんでそんなところへ行ったかというと、

内田百閒先生にゆかりのある居酒屋があるというので行かなくちゃーといって出かけてきた。

僕の大学時代の友人が僕に内田百閒面白いよ・・・と教えてくれた。

大学時代から、彼に読書の傾向の影響を受けている。

会社員の頃は月一度ほど彼の部屋に良く泊まりにいった。

喫茶いずみを始めてからは、そうそう頻繁に会えなくなってしまったが・・・

そんな百閒を知っている彼なんでこれは最高の同行者だなぁーと思った。

詳しい場所を良く地図で調べなかったので、彼の持っているスマッフォでナビしてもらった。

ほどなく店に到着。

はい。

ひょうたん 閉まってた・・

ひょうたん 閉まってた・・

 

 

 

残ねーーーーーーん!!

お店休みでした・・・(とほほほー)

事前に電話で確認しておくべきだった・・・

それでも、まぁ彼とはいつでもどこでもお酒を飲めれば良いので、ふらっとこの店に入りました。

「保月(ほうづき)」

保月(ほうづき)

保月(ほうづき)

 

どうもお魚がメインのお店で、魚嫌いの彼には申し訳ないことをした・・・

でも店の感じからはそれ、読み取れないです。

で、近況っていっても相変わらずなわけでまぁどうとでもないことをしゃべる。

お料理がわりと創作的な感じで一番うまいなぁーーーって感じたのが、

煮大根の唐揚げ。

おいちぃ

煮汁を良く含んだ大根を、薄く粉をつけて揚げてあるのだろうか・・・

詳しい技法まではわからないけど、とにかくこれが美味しい。

煮汁の感じ。大根のミネラルの感じ。そして揚げ物のコク。

これらが混然一体となって、いやっはーーーー美味しい。

あと意外に濃いめの煮汁で絹豆腐をしっかり煮込んである煮豆腐も良かった。

場所が場所なだけに、店内はとてもオシャレな空間でした。

昔からの友人と飲むのは本当に楽しい。

僕は友人と飲むときは、酔っぱらってくると、次第に無口になる癖があるのだけど、

まぁ無口になっても

「・・・・これ 美味しいな」「・・・・・うん・・・・うまいな」

って感じでまぁ無口でも気心が知れているので、なんてことはない。

今回は時間が短いのでそんなに話題に事欠くことはなかったのだが・・・

 

それから友人の部屋で一夜を明し、朝食は武蔵小杉の旧イトーヨーカドー(現セブン&ワイ)へ・・・

 

夢の場所。

ポッポ(地下フードコート)

ポッポ(地下フードコート)

「ポッポ」

ここはまぁ直営のフードコート。

変に懲りすぎたラーメンを食べるより、こうしたところでラーメンを食べるのがとてもうらぶれていて良い。

開店直後に行ったので、お店のおばちゃんの接客が完璧。

チャーシューメンを注文。

 

なんてことのない、ラーメン。天然系の味わいは感じられなかったが素朴で美味しい。

駅そばに通じる良さがそこにはある。

たこやきも売っていたので、昨日の宿代の代わりに二人で半分づつたべた。

久々のたこ焼きはとてもおいしかった。

チャーシューメン 綺麗に食べました。

チャーシューメン 綺麗に食べました。

 

いやー綺麗に平らげました。

忙しいときは別なんでしょうけど、ポッポのおばさん達の接客が最高クラス。

優しいけど、べっとりしていない。

まさに「蕎麦屋の3時状態」素晴らしい!!

お客さんが興味深げにのぞいていたら、「いらっしゃいませー どうぞー」(しかも2人で声揃っている)

帰りは「ありがとうございます またどうぞー」(また声揃っている)

って、しかも真心がこもっている感じ。

マニュアルで言わされていない。

しかも働いているおばさんの息がぴったり。

見ていて気持ちがイイ。

よく立ち食いソバやとかでも、良い店には必ずこういう感じのおばさんが働いていて、ソバが余計にうまくなる。

誠心誠意働いているおばさん素晴らしいっす。美しき日本!!

 

ヨーカドーの地下のフードコートで満足して僕たちは幸せだなぁーと思う。

下手なファミレス行くよりとても良いと思う。

 

そして友人と別れて、新橋へ。(武蔵小杉には最近総武横須賀線が止まるようになってからは非常に便利だ。)

友人も誘ったけど、俺はコーヒー飲めないからと・・・

はい。

「草枕」

草枕

草枕

スーパーレケンプティの勉強の為に飲みに行く。

事前情報であるときとないときがあるので、聞いてくださいとのこと。

マスターの有吉さんに聞いたらあるので、

スーパーレケンプティーのデミタスを・・・

ほごぉぉぉ。

美味しい。

最初の一口目が最大のピークポイント。

よく映画かなんかで泥の沼地から、泥人形が湧き上がってくるようなシーンがあると思うが、

一口目でむわわわわぁーーーーーって盛り上がる。

そんな感じ。

それからは、芯があるしっかりとした苦味が美味しく感じるコーヒー。

とてもとても美味しいコーヒーでした。

以前デミタスではないものを飲んだけど、やっぱり僕はデミタス美味しいなと思いました。

 

はい。

そしてここまで来たらやはりお参りは欠かせません。

「カフェ・ド・ランブル」

今日は何となくお店混んでましたねぇー

開店直後な感じだったと思うけど・・・

まず中西君おすすめの

「エチオピアモカ ナチュラル グジ」

ふげぇぇぇーーー

いいですコレ。

いわゆるオーバーデコレーション系ではない。

しっかりとランブル的に焼き直されている。

基本酸味が主体の味わいで、枯れた草みたいな感じとほんのかすかに例のオーバーデコレーションな香り。

舌が慣れてくると素晴らしいのは、わりと甘口でボディーがしっかりとした白ワインの酸味に似たような感覚

があってひじょーーーうに素晴らしい。

集中して飲んだけど、昨日の夜更かしが効いているのかわからないが、つかみにいって脳みそに来る感じ。

どうやったらあんな感じになるのかは謎です。

自分が焼いたらどうしてもオーバーデコレーション系の味わいになってしまう。

それはそれで良いと思う。

ただこうした奥ゆかしい表現もできるならやってみたいと思う。

 

そして最近お気に入りの

「オルコロ」

内田さんの一杯点て。

いやーーーーーきます。来てます。

来てますよ。

海。

昆布が・・・

素晴らしい。

やられます。

完全に・・・

睡眠不足の弱った脳みそでも完璧に来ます。

しかも最後は浮遊するようなイメージ。

すげぇなこれ。

カウンターに突っ伏してもいいと思いました。

最近サードウェーブのお店に何軒かいったがやっぱりランブル落ち着きます。

いいよなぁーランブル。

今日は関口さん(神)と目があいました。パイプタバコを楽しんでました。

帰りにパシャリ。

ランブル 中西君 後姿

ランブル 中西君 後姿

林さんが換気扇のお掃除をしていた。

 

上質のコーヒーを3杯飲んで、脳内環境がよくなってきたので、まぁとりあえずブラブラ。

銀座のアップルストアの傍のハナミヅキの木

ハナミヅキ アップルストア側

ハナミヅキ アップルストア側

無機質な壁面にすごくそんなに派手ではないハナミヅキが映えていて素敵だなぁーと思う。

 

それから昔の職場だったあたりをブラブラ。

昔のキャバレー。白いばら。

懐かしのキャバレー 白いばら

懐かしのキャバレー 白いばら

「あなたの郷里の娘をよんでやってください」

ズキューン。

昭和の香り。

入店したことはありませんが、きっと変な意味ではなく素晴らしいと思う。

おじ様達が求めている、カラオケが導入される前の会話でもてなす接客。

きっとここで働く女性たちは誠心誠意働いていると思う。

意外に若い女性が多いと聞いたこともある。

実際はわかりませんが・・・

素敵ですよね。

日本的なお酌が発展してこうした形になっていたのではないのだろうかなぁと思う。

海外ではこういう類の店は見られないのではなかろうか・・・

よく時代劇で、女房が主人にお酌している。

アレが源泉なんじゃないかなぁー、、、と勝手な推測。

 

はいそれから、

ここに来ました。

この銅像でわかるかな?

太田道灌

太田道灌

太田道灌(江戸城を築城した人)

わかんないっすか・・・

このアップわかるか?

道灌さんのズボン 魚のような質感

道灌さんのズボン 魚のような質感

 

戦国武将のズボンが案外魚っぽい質感。

なんだか目を奪われました。

すみません。個人的なツボなポイントでした。

なんか偉大な戦国武将の太田道灌が半漁人っぽく思えた一件。

 

はいお遊びは終わりね。

ここ!!

巨大な宇宙船!!

巨大な宇宙船!!

大好きな空間。

みて!!

みてみて!!

7階部分から 美しい

7階部分から 美しい

(7階から)

素晴らしい!!!!

宇宙船みたいでしょ?

はるかな時空を超える巨大な宇宙船の内部を思わせる。

もうお分かりですよね。

東京国際フォーラム。

大好き。

この巨大な空間感覚を切り出したラファエル・ヴィニオリ氏は偉大です。

結構外国人の観光客も一眼レフで似たような写真を撮っている。

 

ここのお勧めとしてはこの順序で・・・

まず入ってすぐにエレベーターで7階までいって一番上の階で、宇宙船ポサを楽しむ。

そして角度を変えて反対側。

内部の曲線と直線の組み合わせの空間性が素晴らしい

内部の曲線と直線の組み合わせの空間性が素晴らしい

 

こちらも人間が作り出した力を感じる。意志の力。とても力強い!!

そして回廊があるので、それに沿って下へ下へ降りていく。

途中で下を眺める。

影が印象的。無機質な街に思える

影が印象的。無機質な街に思える

上からの影が魚の骨のよう。

写真にすると死んだ都市のようで美しい。

それからさらに回廊を下へ下へ・・・

この廊下の部分好きっす。

回廊の下層。空間が良い

回廊の下層。空間が良い

 

この曲り角度といい(山手線の線路のカァブをうまく取り入れてあるための曲線ともいわれる※記憶違いかもしれない)

素晴らしい。

そして地下のホールまで降りてくる。

ここまで来ると、上の巨大な空間に気が付くだろう。

上に開ける巨大空間

上に開ける巨大空間

 

で上記の写真の柱部分のあたりから上を見上げるのが、東京国際フォーラムの最高の僕的楽しみ方。

 

こんな感じ。

僕のツボ。巨大空間を楽しめる!!

僕のツボ。巨大空間を楽しめる!!

写真で見ると伝わりづらい部分もあるが、この位置からだと全部舟形の空間をすべて見渡せる。

反対側からの眺めではだめで、有楽町に近い側のほうでないとダメ。

巨大かつ偉大。素晴らしい

巨大かつ偉大。素晴らしい

ホント巨大な空間感覚がとても素晴らしい。

どわわわぁぁぁぁぁぁーーーっと。

大阪の太陽の塔から受ける空間感覚に似ている。

太陽の塔もあの大きさで、ああいう構造物の空間感覚ではないと成立しない。

畏怖を思わせる。

同じように、この東京国際フォーラムの舟形空間もこの大きさで、この角度が一番感じる。

巨大な空間。そしてこの切り出された空間からくる畏怖。

簡単な言葉で表すと「すげぇ」になるのだけど。

大好きです。

皆さんもぜひ楽しんでください

皆さんもぜひ楽しんでください

みんなも喫茶いずみのマスター目線で東京国際フォーラム見てみてねー

この東京国際フォーラムから受ける「畏怖」をコーヒーに生かせたら本当にすごいのだろうなぁー。

睡眠不足であったがなかなか楽しめた休日。

友達と会って、ヨーカドで幸せ感じて、素晴らしいコーヒー飲んで、素晴らしい建築を見て。あーリア充っていうのかなこれを・・・

意外に歩いていて13000歩。

今日の感じでまた新たなコーヒーを作ってみよう。

 

ラムしゃぶの夜から 阿佐ヶ谷~中野散歩(カフェ・ドゥワゾーと第三波のBar Zingaroを訪ねて)

昨日(日曜日の夜)は親切なオジサンの家で「ラムしゃぶ」をご馳走になった。

「ラムしゃぶ」美味しいっす。

ラム肉は臭いイメージがあって敬遠されそうだが、全くそんなことはない。

また、冷え症やダイエットにも良いらしい。

はい。

ラムしゃぶ 出汁とってます

ラムしゃぶ 出汁とってます

骨でだしをとってます。

この骨はなんでも、ハムがついていた骨でハム屋さんで投げ売りされているらしい。

はい。

ラム肉 安い!!

ラム肉 安い!!

ラム肉。

安っ!!

ららぽーとのお肉が安くてよいとの評判の「ロピア」で購入したみたいです。

いやはや。安くても、とてもおいしい。3人で1kgは平らげました。

で、ラムしゃぶにはもう一つの楽しみがあるのです。

それが。

コレ!!!

ラムしゃぶ後のスープ

ラムしゃぶ後のスープ

これ

これ

 

 

 

画像を詳しく見てほしいけど、すごく澄んでますでしょう?

この金色のスープを飲むのがホントに幸せっす。

人によっては受け付けないでしょうね。

 

ラムしゃぶをした後には、最高のスープがとれる。

ラム肉のにおいはものすごくするのだが、油が溶けていて最高のコクを醸し出している。

また今回は、男子鍋の乗りで、

巨大なしいたけや昆布そしてハム骨も入っていて良い出汁が出ていることこの上ない。

うどんをすすって。

無茶苦茶うめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ(羊なだけに・・・)

 

いいよぉー

大好き。ラムちゃん。

油がいい感じっす。

これは脳みそにきそうな感じ。

一緒にいた二人に気が付かれないように、スープを結構飲んでました。

油と出汁最高っす。

これで、ビタミン。ミネラル補給!!

 

 

 

それで、まぁ今日は起床はしたものの、やっぱり眠いのでまたこたつで二度寝。

家で朝食兼昼食を取ってから出かける。

 

 

今日は阿佐ヶ谷の「カフェ ドゥ ワゾー」確か二羽の鳥って意味だったと思う。

ワゾー 雰囲気最高

ワゾー 雰囲気最高

 

訪問は2012年の4月以来なので、ほぼ2年ぶりです。

行ったら、なんとなく宋(そう)さんあたふた。

常連さんもいて、会話を聞いていたら、義理の母親がなくなって、そのことであたふたしていたらしい。

常連さんもみんなそれを聞きに来ていたよう。

宋さんがぜんぜん尖がってない会話で、ホントに阿佐ヶ谷に溶け込んでるなーという印象。

こちらもホッコリする。

あの時と同じように、ブラジルを注文。

すると・・・

小さい女の子が・・・入店。

「すいません。ひゃくえんだまにかえてください」

おぉ?!宋さんのお孫さんなのか?

って見ていると。

おかあさんじゃなくて、おばあさんが(お婆さんにみえないっす)ほどなく入店。

 

で、この小さい女の子は「リコ」ちゃんって呼ばれていたんだけど、

宋さんがコーヒー淹れているところをガン見。

カウンターに両手をついてしっかり見ていて、可愛いったらありゃしない。

「そんなに見るとだめだよ」

バァバァにたしなめられていた。

「いっぱいみてコーヒーをバァバァに淹れてあげな」

っていうような会話をしてました。

うーーーん。映画のワンシーン。使えます。監督!!

 

そして出てきたブラジル。

相変わらずのお味。

うーーーん。磨かれている。

今日のは2年前の印象よりも軽い感じであったが、ほど良い柔らかい酸味とふーーーと甘く香ばしい感覚。

ギュウギュウの個性はないけど、今のサードウェーブとは明らかに一線を画するような味わい。

2年前に来たときはどうしてこのような一線を画する味わいの違いがあるのか?

また、自分はどうやったら出せるのか?ということが全くわからなかったが、

今の自分ではおぼろげながらではあるが、糸口をしっかりとつかんでいる実感がある。

こんどはデミタスでも飲んでみたいなぁと思う。

ゆっくり、ゆっくり味わって店を後にした。

あーーーそれにしても宋さんはかっちょいい!!

大坊さんに次いでダンディズムを感じる。

素敵だなと思う。

 

それから、阿佐ヶ谷から中野まで歩く。

ふらぁーっと適当に。

阿佐ヶ谷の神明宮を通りかかったのでお参り。

阿佐ヶ谷 神明宮

阿佐ヶ谷 神明宮

いい神社ですねぇ。

婚礼をしていた。

境内に桜が咲いていたので、写真に撮った。

境内の桜

境内の桜

春ですねぇ。

それからブラリブラリ。

知らない土地を歩くのはとても良い。

昔ながらの銭湯。

典型的な銭湯

典型的な銭湯

開いていたら間違いなく入浴していただろう。

 

 

相撲の暖簾が印象的な謎の商店。

ガラスの色と暖簾の色がマッチしていて大変に良い調和を醸し出している。

謎の店 相撲暖簾

謎の店 相撲暖簾

 

阿佐ヶ谷駅から少し行くと住宅街に入る。

玄関先のやたら存在感の強いサボテン。

強い存在感のサボテン

強い存在感のサボテン

 

高円寺の駅近くの昭和レトロな「篠崎商店」&「小料理 おにぎり き世」

篠崎商店&き世

篠崎商店&き世

 

 

これは最高のコンビだ。

「篠崎商店」の前には謎の封印された桶?が・・・

一種の芸術作品

一種の芸術作品

丁寧に念入りに何重にも張られたガムテープが、絶対に封印を解いてはいけない。とのメッセージを。

でも、それよりも何よりも、このガムテープの経年変化の具合が見事でそれに目を奪われる。

案外綺麗だわぁー

 

はい。そして目を「き世」ちゃんのほうに。

見てください。

き世 メニュー

き世 メニュー

これは手本です。

かっちょえぇぇーーーー!!

「コーラ ビール 御酒」

むぐぅぅ。

シンプル。

これですべてを語っている。

情報過多なメニュー表よりも、この店の実在をすべて語っている。

素晴らしい。

行間を読むのが楽しい。

イイですねぇ。

いいものを見せていただいた。

 

 

そうして、高円寺を通りすぎて、線路端を歩いていると・・・

今日一番いい写真。

ねじれ鉄 トマソンか?

ねじれ鉄 トマソンか?

 

素晴らしい。

自分としては最高の写真が撮れました。

ねじれた鉄。

トマソンの一種だろう。

ねじれ具合が秀逸。

鉄の実在感がとても良い。

また背景のコンクリートのそっけなさがそれを助長している。

かなり意識して写真撮りました。

この散歩はこのねじれ鉄を見出す為にあったのだろう。

 

そして、中野へ到着。

何をしに来たって?

それは。

ここ。

中野ブロードウェイ

中野ブロードウェイ

中野ブロードウェイ

ヲタクの聖地。

サブカルチャーの町。

脳内が顕在化しているような場所。

ここには、なんとサードウェーブ系の店があるので行ってきた。

「Bar Zingaro」(写真なしですみません。サイトを参考にしてください)

 

お花のキャラクターで有名な村上隆がプロデュースしたカフェで、

エスプレッソやドリップコーヒーやエアロプレスのコーヒーが飲める。

コーヒーは「FUGLEN TOKYO(フグレン)」のもの。

(※フグレンは北欧のカフェの東京での出店 今流行のサードウェーブ系)

 

日本テレビの上重アナウンサーを女性にしたような感じの女性がいて、ドリップコーヒーを注文。

銘柄はケニア

これは美味しいっす。

かなりイケてるドリップコーヒー。

サードウェーブらしい、わかりやすい酸味を主体に置いた味わい。

豆の核心を突く味わいではないが、非常に上質な豆を使い、良好に抽出されていてとてもおいしい。

いいっすねぇーーー

 

これが想像以上に良かったので、エスプレッソも注文。

くわっ!!

これは刺激的なエスプレッソっす。

刺激の強さでいうと、下北BEAR POND>ポールバセット>Bar Zingaro>AMAMERIA ESPRESSO って感じ。

わりと刺激的。これはお砂糖を入れて飲んだほうが調和がとれる味わいだろう。

このレベルだと、酸味の中に、しょうゆのような独特の風味すら感じる。

くわっ!!って感じで飲みました。

 

それで、あとはブロードウェイ内を堪能。

僕は人気が少ない4階が好きです。

こんな感じ。

4階は医者のテナントが多い

4階は医者のテナントが多い

 

 

 

あと二階でっきで、待ち合わせの女性。

2階デッキ 待つ女性

2階デッキ 待つ女性

 

「つぼ」な店は、4階の「でことらんど」入店はしなかったけどキッチュすぎる。

店内はピンク色で、いろんな可愛い小物が所せましと置かれている。

キッチュだ。

店番をしている女の子の所在なさげなところも素晴らしい。

 

まぁそんな散歩を楽しんで。1万6000歩。

昨日のラムしゃぶのカロリーは消費したかな?

ゆるいブラリ散歩楽しかったなぁー

確定申告から平野遼さんの絵を見に・・・そして荻窪の邪宗門へ・・・

今日は先日からの懸案事項であった、確定申告。

3回目となう今年は要領がよくわかっていて、事前にすべての書類を用意して、あとは提出するのみの状態。

はい。

税務署。

申告書作成はプレハブへ!!

申告書作成はプレハブへ!!

「申告書作成はプレハブへ」

ふっふっふっふっふっふ。

今年のワタシは違うのだよ。

もう提出するだけなのだ!!

ちらりと、プレハブ小屋のほうを見たら、恐ろしい数の人が行列している。

コワヤ コワヤ

良かった。

さっさと提出して終わる。

まぁE-TAXにするとさらに良いんですけどね・・・

 

 

それから今日は半蔵門にあるバイオテックという会社内の戸嶋靖昌記念館 分館で開催されている、

「戸嶋靖昌 光のゆらぎ 展」へ行ってきました。

ここに最近気になっている平野遼さんという方の絵があるとうので行ってきました。

なんで気になりはじめたのかはやっぱりコーヒーつながり。

大坊珈琲店にも平野さんの絵がありました。

そんなわけで見に行ってきたのです。

 

 

戸嶋さんの絵も結構好みでしたけど、平野遼さん

完璧っす。

あの人の絵。すごい。

生がイイ!!

生が。

あれは印刷難しいっす。

生の情報量がいい。

いまの僕の脳みそに来たのは平野遼さんの「夜の囁き」

 

あれはホントにすごい。

脳の無意識の部分に直接話しかけてくる感じがある。

書かれているのは抽象的なものなんだけど、話しかけてくる部分がイロイロあって。

恐ろしいぐらいです。

完璧に脳みそに来ます。

 

あれってコーヒーにも似てるかもしれない。

本当にすごいコーヒーはああいう風に、無意識の部分まで味覚で訴えてくるというか。

僕がコーヒー屋だから肩持ちすぎだよぉーといわれるかもだけど、あれはそんな感じがする。

「夜の囁き」

むぐぐぐぐぐぐぐぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅー!!!

これ書いてる今でも余韻あるぐらい。

大変良い絵だった。

なかなか面白いスポットを教わった。感謝!!!

そしてこれを惜しげもなく(無料で!!)展示しているバイオテック㈱の執行社長にも感謝!!

また平野遼さんを見に行きますです。

 

 

それから次はコーヒー店へ・・・・

ここで唐突に問題です。

福岡の「美美」の森光さんが人生で3回感動したコーヒーがあるらしいけど、それをすべて答えなさい。

 

 

 

 

 

 

いいですか・・・

①銀座 ランブルのグァテマラ

うわぁー やっぱし・・・森光さんは深いのと浅いのどっちを飲まれたのだろう・・・

②吉祥寺 モカのブレンド

うわぁー 鬼がきました・・・・そうだよなー修行していたわけですし・・・・

そしてこれが今回のきっかけ。

③荻窪 ヒカリ(この店は閉店)

なんじゃーそりゃー知らないやん。勉強不足でした・・・・

 

それで、ヒカリは閉店しているんですけど、荻窪の「邪宗門」という店で、貴重な資料があるので

それを見てこようと思った。

それはこんな看板が似合う一角。

ルパンの館

ルパンの館

 

 

ルパンの館

どんな人が来るんだろう。

そして肝心の邪宗門へ入ろうとしたら、何か様子がおかしい・・・

扉はあいていて、しばらく佇んでいると・・・

「すいません3時10分から開けます」

と、とても感じが良いお婆さんが・・・

ちょっと時間があるので、喫茶店へ行くのに喫茶店で時間をつぶす

 

「イナズマカフェ」

イナズマカフェ

イナズマカフェ

店内の奥へ入ったら全然印象が違った。

何かというと、壁面に有名な漫画家が直接書いたイラストがびっしり・・・

こ、こりゃあファンにはたまらないだろうなぁー

さらっとエスプレッソを飲んで立ち去る。

 

はい、戻ってきました。

「邪宗門」

荻窪 邪宗門

荻窪 邪宗門

 

 

 

 

階段を上がると素晴らしい空間。

うーーーーん。いい!!!

好みです。

時代が堆積してる感じ。

全体的に古いけど、没落しているようではない。

時間が積もっている印象。

お店のママに

「1972年卒業の日大二高の方がかかれた学生新聞のコピーがあると聞いたのですけど・・・」

「あーあれね」

「どこいったかしらねぇー」

「・・・・」

「あ 一番上にあったわ」

と見せてくれました。

40年以上前の荻窪を知る資料として大変貴重なもの。

そして例の「ひかり」

ありました・・・

ひかり アルバム

ひかり アルバム

 

 

 

 

ここだったのかぁー。森光さんの感動の一つは・・・

影に触れました。

でまぁ他にもお客さんが来るまでの少しの間、ママさんと話をしたんですが、

このママさんとっても素敵です。

聡明でとっても優しい。

たぶんイロイロな苦労もなさったと思う。

その分芯がしっかりと感じられて、尊敬できます。

ここはお勧めです。

ゆっくり時間が持てる人に。

 

で、話戻りますけど、例のマップすごく面白いです。行ったら見てみてください。

高校生の寸評が秀逸。

ラーメン屋の寸評「にんにく5杯でげんき一杯」

 

やきとり屋の寸評では

「串を落とすと安くなる」

えっ?そういうこと・・・それいいのか?など

 

「コーヒーまずい」

あからさま・・

 

「水のあとに煎茶がでる」

これは、麻布十番の茶路か?!(わかる人は喫茶いずみマニアです)

 

「二高生はこない」

なるほど・・・

「こわいお兄さんがくる」

あなたたちは大丈夫か?!

 

とかいろいろ。

このセンス脱帽です。

今度いったらコピーさせてもらいたい。

 

帰り際に「お体お大事にしてください」といったら、「あなたも頑張ってね」って・・・

ファンになるわぁー素晴らしいっす。

いい人に触れました。

 

 

それから、電車に乗って家に帰ろうとしたら、夕日がいい感じ。

ちょっと道草して、三番瀬海浜公園へ行ってきました。

 

こんな感じ。

三番瀬海浜公園

三番瀬海浜公園

 

 

三番瀬海浜公園2

三番瀬海浜公園2

 

三番瀬海浜公園3

三番瀬海浜公園3

 

 

今日の最後のヒカリ。

良かったーーーーー。

けど 寒かったーーーー

脳みそにきて、素敵なコーヒー屋のお婆さんにあって、海をみて。

今日も良い一日であった。

1万3000歩。まぁまぁ歩きましたね。

おなかもよく減ります。

ふきのとうのスパゲッティーを作りトレインカフェ(勝田台)そして印旛沼へ・・・

注)今日のブログは長いんで、休憩時間を設けながら読んでください

 

 

昨日お店の常連のお客様のKさんからふきのとうを頂いた。

ふきのとう

ふきのとう

 

ね、

 

綺麗でしょ?

早速生で食べてみる。

 

むがぁぁぁぁぁぁぁーーー

脳に来る。

さわやかでしっかりとした苦味。土のミネラルだぁぁぁー!!

そして後から追いかけてくるように、フキ特有の香り ふさぁぁぁぁー

そしてほんのり舌に苦味が残り、香りも通り過ぎていく。

う、うめぇ。

これコーヒーで出せないかな?

 

・・・・・・

・・・・・・

どうだろう・・・・

 

そして真面目に料理。

僕の昼ごはんは例によって、ちょっと早めの9時。

まぁ基本はシンプルにニンニクと鶏肉いためて、それにフキノトウを絡める感じで・・・

ネットの情報を総合して、フキノトウはみじん切りすると、すぐに黒く変色するので、手早く!!

そして、少し砂糖を入れるとGOODらしい。

それだけで。

はい

おまちどう

見た目が地味っす

見た目が地味っす
フキノトウのパスタ

 

いやはや美味しいです。

ニンニクとオリーブのマッチョな味わいに、フキノトウの苦味と香りが新撰組の斉藤一みたいに切り込んでくる!!!

 

いいっすねぇーーー

これは。

今日の割合より、もっともっとたくさん入れてもいいかもしれない。

あ、でも絡めると、ずーーーとフキノトウで飽きるから、上にペーストっぽく載せて崩しながらでもうまいかも・・・

これたぶん、ホタテの貝柱も美味しそう・・・

って色々考える。

 

たぶんに2人前をペロリと完食。美味しかったーーーー

 

そして丁寧にコーヒーを入れて、飲む。

30g50cc抽出 ペーパードリップで

30g50cc抽出 ペーパードリップで

 

あーーーーー口の中さっぱり。脂っこい料理のあとには濃いコーヒーうまいっす。

 

今度は普通の抽出で、うちのおじいさんにもコーヒーを入れてあげた。

「こぉひぃは体があたたまるんだよぉー」と言ってた。

 

はいそして。お出かけです。

今日はおしゃれを勉強しに?勝田台のトレインカフェへ

京成線の勝田台の駅から10分くらいかなー

みちはわかりやすいです。

トレインカフェ入り口

トレインカフェ入り口

 

コーヒーの味をみるのはもちろんだけど、今日はこのオサレ空間でいかに「シレッ」と過ごせるかが課題だ。

 

言動がオタクっぽ過ぎるのでどこまでそれを感じさせないか。

 

まぁ無理だけどね・・・

 

開店が11時30分というのでだいたいぴったりにつく。

看板をいじっているお姉さんに

「あっ いいっすか?もう大丈夫ですか」

「早くないっすか」

「・・・・(苦笑い)大丈夫です。もうあけるところですので・・・」

もごぉぉぉぉ

おたくっぽさ全開やないですかぁ、兄さん・・・

アキマセンやろぉ。。。。。

いかん。体制を立て直さねば。

 

そして店内へ・・・

うわぁーめっちゃ好みです。

電車じゃないですかーーー。最高!!

てっちゃんってほどではないが、列車の食堂車で食事する感じで良い。

阿呆列車の内田百閒先生がクソうらやましぃー。夢の超特急 ハトとかにのりてぇぇぇー

ヒマラヤさんけいになりてぇぇえー

あ、話それた・・・

コーヒーはおすすめくださいと席に着く以前に注文。

ここでも多少引いていた・・・

ちょっとグイグイ行き過ぎるのよね。ぼかぁ

 

ここで落ち着いて、「よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり」を取り出し読む。

とりあえずよく知っている人の、羽海野チカ(ハチクロで有名な)とよしながさんの対談の部分を読む。

 

読み始めるとコーヒーが・・・

G1ブレンド

ん。深い。

これはクンクンにエチモカのナチュラルっぽい感じが・・・

そのG1でしょうね・・・

結構美味しいなぁー

時間感覚における味わいの展開がミルクホールの山本さんの淹れるコーヒーにほとんど同じだ。

 

で、この 羽海野チカ(ハチクロで有名な)とよしながさんの対談が面白れぇ。

結構感情丸出しで読んでしまう。

にやにやしたり。真剣になったり。

けっこうこれはコーヒー屋同士の会話でも同じだと思った。

たとえば・精神的ストリップっていう段落で言ってることとか(まぁ興味あれば読んでください)

コーヒー屋同士の出会いでも共通するんじゃないかなぁ

最初の出会いで、もう次ぎ会えるか会えないかが決まるみたいな・・・

クリエーター同士の会話面白いっす。

 

ここでお代わり。

ブラジル マカウバ デ シーマ

おぉぉ

うめぇー

これは堀口系の中で結構いいんじゃないですか・・・

今日出てきたものはかーーーなり好みっす。

脳みそには来ないけど、かなり好みです。

いいなぁー

 

それからここを後にして佐倉の印旛沼へ。

駅をでて、

佐倉の田園風景

佐倉の田園風景

 

こんな光景のところをしばらく歩く。

 

印旛沼をよく見渡せるのは、「サンセットの丘」という場所でそこまでは、記憶があいまい。

 

道行く人に聞きながら歩く。

 

「サンセットのおかぁー?知らないなー運動公園のほうだよ。方角として」

 

運動公園まで到着。

良い光景。

巨大な鉄柱

巨大な鉄柱

 

おおおぉぉぉ。

 

良い存在感。

 

野球場のライトの支柱なんですけどね・・・

運動公園まで来たけど、よく道がわかりません。

また道行くおじさんに聞いてみる。

「サンセットの丘知りません?」

「???風の丘かぃ」

 

「うーーーーん」

「この方向か」

「うーーーん」

「うーーーん」

おじさんを悩ませてしまう。

「よーーく俺行ってるんだけど、口じゃあ説明できないから車のっけて行ってあげるよ」

「定年して暇だからさ」

 

ありがたい感謝です。

正直このおじさんに感動した。言葉に馴致されていないというか、プリミティブというか・・・

サラリーマンでゴリゴリに固まっている人なら、段取りよく説明できるだろうけど・・・

よくいく場所を言語化できない・・・なんか素敵。

このプリミティブおじさんのおかげで、車に乗せてもらえたし・・・

そして、

 

こーーんな木を見ながらあるいて、

木 印旛沼

木 印旛沼

 

 

こんな素朴な農道をみたり、

変哲もない農道

変哲もない農道

 

さらに送ってくれたところから歩いて20分。

 

着きました。

 

サンセットの丘!!

 

ちょっと曇ったけど印旛沼

ちょっと曇ったけど印旛沼

 

いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

いいなぁー

脳が水を欲していたので、完全に脳みそに来る。

しばらく、太陽の光が水に反射しているキラキラを楽しむ。

綺麗だわぁ印旛沼

綺麗だわぁ印旛沼

 

いいなぁぁぁー

堪能しますよねぇー

 

しばらく楽しんで、今度は印旛沼に近づく。

まだ冬っぽい印旛沼

まだ冬っぽい印旛沼

 

 

だいぶ歩いてくたびれてきた。

 

水の広がり

水の広がり

 

綺麗ですよね。

心があらわれたので、これをさらに良い思い出にするために、

知らない町で床屋に行きます。

 

旅先での床屋は非常にリスクが高い反面、エキゾチシズムを色濃く感じられる行為だ。

 

くたくたになって駅まで戻ってきてこの目についた床屋。

名前がわからない床屋

名前がわからない床屋

 

待合室が結構広くて、おじさんが2人待っていた。

以外に回転は早そうだった。

待っている間に、こんな本が待合室に。

コーヒー専科

コーヒー専科

 

内容はともかく古い本で興味深かった。

暇つぶしになりました。

 

そしていよいよ散髪。

正直むちゃくちゃ不安です。

とりあえず希望を伝える。

あとは目をつぶります。

 

じょき、じょき。

(意外にはさみのキレが悪いなぁ 手入れしてんのか)

じょき、じょき

(意外に迷いがないなぁー大丈夫か・・・)

そんなに不安なら見ればいいのにと思うが、いいのです。それが楽しい。

(え、そんな角度で切ってんのいいの?)

しばらくすると、すきバサミですいてくれる。

そして・・・

 

あ。上手だわぁこのおばさん。

迷いがなさ過ぎてすごかった。

もうここまで来るとおばさんを大好きになる。

あとは洗髪と髭剃りなんだけど、ちょっとのことですべての物事がうまく見える。

いやはや。

これはあれだよ。

ブラームスだよ。

交響曲第一番!!!

 

緊張したティンパニーからの入り・・・

不安感。重々しい感じ。

不信感。

そして目を開けた時。

コラールだ!!

歓喜!!!

 

そして極まったのがあれだ。

耳毛そり。

通常はそのまま剃刀でやるのだけど、意表をつかれた!!

電動の剃刀。そんなもんあるなんて知らなかったが・・・エクスタシィィィーーー(アホです すんません)

コラールだ!!

そして。

おばちゃんに

「さっぱりしましたーありがとうございます」

って言ったら

満面の笑み(^^)

 

ブラームス ありがとう

交響曲第一番が今演奏終わりました!!!

時間感覚も一時間弱

素晴らしい!!

しかも2100円

良心的だ。

 

とても充実した一日。

 

1万5000歩 意外に少ないかも・・・

ありがとう。あのおばさん。

ありがとう。道教えてくれた人。車に乗せてくれた人。

ふきのとうくれたKさんありがとう。

ブラームスに今日はやられました・・・・

 

 

円山町散策からのオオヤミノルさんのコーヒーを飲みに・・・

今日は本当ならばワカサギ釣りをしに行こうかなと予定していたのだが、雪&同行者が具合悪くなってしまったので、

中止になった。

そんなわけで、今日は普通に散歩へ行くことにした。

まずは腹ごしらえ。

そばゆでて&だしとってます

そばゆでて&だしとってます

 

無類のそば好きなんで今日の昼食、といっても時間は9時ころなんですけど・・・

最近の生活では開店前に昼食をとっているので、9時くらいが僕の昼食。

 

乾麺のそばでは伊藤家では「とびきり蕎麦」っていうやつを愛用している。

 

かけ汁はまぁヤマキの麺つゆなんですけど、それだけでは味気ないので、少しの昆布と干しシイタケを2個追加。

 

これでグレードアップ。

 

今日は缶詰のニシンの甘露煮を乗せて、ニシンそばに。

 

ニシンそば 出来上がりー

ニシンそば 出来上がりー

 

素朴な味わいで、おいちぃーーーー!!

 

蕎麦はたぶん2人前ぐらい入っていたなぁー

 

腹ごしらえしたので、お店の買い出し&所要をすませ、いざいざお散歩へ。

 

今日はこの町へ・・・・

 

若者の街渋谷 109

若者の街渋谷 109

 

渋谷まで出かけてきました。

 

渋谷には以前から気になっていた場所があります。

 

それが、かつての色町「円山町」

 

場所でいうと道玄坂上がっていったところの右側。

 

連れ込み宿がいっぱいある辺りです。

 

いぜんからここは一度じっくりと散歩をしてみたいと思っていた。

 

まずは吸い込まれるようにココへ!!

 

名曲喫茶ライオン

名曲喫茶ライオン

 

道玄坂から右側入っていく。

 

連れ込み宿が多く、女性と行くときは注意が必要なんだが、やっぱり今日も行ってしまう。

渋谷の宝です!!!!

 

途中で、客引きに声をかけられる。

 

「お兄さん どうっすか?カワイイ子いっぱいいますよ。」

 

「(カメラぶら下げているので)撮影会もありますよ 遊んでいかないですかぁー」

 

と声をかけられる。

 

歩いている感じが、かーーーなりヲタクっぽいので否定はしないです。

名曲喫茶ライオンは相変わらずだった。

天井が高く、教会のような感じ。

空気が清浄だ!!

 

タバコを吸っている人がいるが、空間が広すぎるせいか、まったく気にならない。

大学の講義で一番前に座る、マジメ学生のように一番前の中央の席に座る。

音もなくお兄さんが近寄ってきて、コーヒーを注文する。

行ったらベートーベンの知らないピアノソナタをかけていた。

うーーーん。音がいいっす。

上から音が降ってくる感じは当たり前だが、細かいニュアンスがよく伝わる感じがしますです。

 

少しすると隣の席に着いた紳士が

リクエストお願いできますか?とリクエストしていた。

僕もいつかここでリクエストしたいのだけど、今度来るときはそうしようかなとも思う。

ここで、今ゴーストライターで話題のあの人の曲をリクエストしたらどうなるんだろうか?とアホなことを考える。

さっきの紳士は「ベルリオーズの幻想交響曲 ベルリンフィル演奏」をリクエストしていて、ほどなく始まる。

この曲知らなかったけど、好みです。

目を閉じながら、大きな年代物の3Dスピーカーで聞いていると曲に集中でき、身を曲にゆだねる感じ。

最初は神秘、盛り上がって、落ち着くみたいな感じ。

全体として脈うっているような感じ。とーーーってもよかった。

古い時代の喫茶店のコーヒーだなぁーと思わせるここのコーヒーもおいしく感じらた。

第一楽章が終わったので店を後にする。

ライオン裏口?

ライオン裏口?

 

 

 

 

 

それから連れ込み宿街を歩く。

 

島田雅彦の小説か、エッセイにこの界隈でおいしいフランス料理屋かイタリアレストランがあると書いてあったのを思い出して、

 

ぶらぶらする。

 

こういった風俗街に昔からあるフランス料理屋やイタリア料理店はなかなかおいしそう。

んーーやっぱりおいしそうなうなぎ屋さんもあるのね・・・

 

ぶらぶらしていたらお地蔵さんを見つけた。

道玄坂地蔵 歴史は300年ぐらいらしい

道玄坂地蔵 歴史は300年ぐらいらしい

 

なーーんとなく表情が個性的。

 

一瞬、美輪明宏にお参りしてるのかと思いました。

 

ぶらぶらしたけど、なーーんとなく収穫がなかった。

 

こんなもんかな。

島田雅彦がいっていたレストランも見つかんなかった。

まぁ一軒よさそうなおでん屋さんがあった。

あそこは、秋葉原の赤津加という居酒屋さんに並んでよさそうなオーラを放っていた。

まわりは変わったけど、むかーーしから営業してます!!みたいな・・・

 

それで、今日はこの後ビックなイベントが。

 

それは、オオヤミノルさんが東京で出張コーヒー屋をやっていると情報があった。

ワカサギ釣りがあったらいけなかったけど、ないのでここぞとばかりに行く。

場所は神宮前にある「LT shop」

事前にインターネットのHPで見てみたが、一体全体どんなお店なのか想像がつかなかった。

でも、まぁとにかくオオヤミノルさんが来るんだから行ってみる!!って感じです。

 

さっきから出てきているオオヤミノルさんっていったい誰?って思った人の為に簡単に書くと、

有名なコーヒー焙煎士で、主に京都の「KAFE 工船」がファクトリーワークス??らしい。

以前に喫茶いずみに来るコーヒーファン2人から、このオオヤミノルさんが出ている、

「美味しいコーヒーって何だ?」っていうオオヤさんの対談集を読んでから興味があった。

知識を得るのでなく、会話の自意識のぶつかり合いの場の力を読むものとして、

コーヒーファンの僕は大変興味深く読ませてもらった。

これを読んだオオヤさんがどう思うかわからないけど、ギクシャク感が逆に秀逸だった。

そのリアリティーがとても強く、コーヒー好きの為の読み物としては僕はいいと思う。

だから一体全体どんな人なのかなぁと興味があって出かけていた。

LT SHOP オオヤさんのイベント

LT SHOP オオヤさんのイベント

 

絶対にこういうイベントがなかったら行かないかもしれない店内。

 

コーヒーに導かれてます。

 

いったら結構混んでいる。

 

まずはペルーの深煎り。

 

美味しい。深ーいコーヒーだった。

 

ペルーのチョコと一緒に合わせてさらに美味しい。

 

口の中でマリアージュして、別の要素が生まれる。

 

そして、ニカラグアのパカラマ。

 

オオヤさんいわく尖がった味わいと言っていような気がするが、そんな味わい。

 

これまたパカラマというチョコと合わせる。

 

これもマリアージュ。美味しいっす。

 

ここで2杯コーヒーを飲んで落ち着いたので、店内を見回す。

 

来ている人はみんなおしゃれっす。

僕なんかは一人でオタクオタクしていて、異彩を放っていただろう。

来ている人も結構身内感が強かった。

で、オオヤさんのトークが面白い!!

ここでは書けないような、さっきの本の裏話なんかいってたり、コンビニで買い物したときの話とか、

トークが結構面白かったっす。

それからさらに、インドネシアとペルーの浅煎りを飲む。

インドネシアは甘い感じでそこまで深煎りではない。

こっちの浅煎りのペルーは柔らかくて結構おいしかった。

さらにカフェオレにローズマリーを少し入れて作ったものがすんごく美味しく勉強になった。

店内に人があふれてきたので、途中から外で見物。

 

オオヤミノルさんのイベント大盛況

オオヤミノルさんのイベント大盛況

 

それとこの会で、以前から名前は知っていたけど、

あったことがなかった竹林さん(コーヒー焙煎&カカオ焙煎してる人)にあった。

やっぱりコーヒー好きは集まりますよね。

その場では、なんとなくタイミングを逃して自己紹介しなかったけど、後でメールしておきました。

 

まぁ生オオヤミノルさんに触れられて大変良かったなぁー

今日は1万7000歩歩きました。

あーーー楽しかった。

家でラーメン作って、ホキへ。そしてベジカフェ心へ。

今日はまず、クラッチケーブルが切れたゴリ男君の修理をする。

 

それから、うちのお爺さんの介護認定が一年に一度あるので、

ソレの打ち合わせ。

お爺さんはここぞとばかりに自己PRしてくれる。

まぁさくさく進んで30分ぐらいで終える。

つめを自分で切れますか? とか

何度も同じこと聞いたりしませんか? とか

足首はまがりますか? とか

いろいろと質問をされる。

結構印象的なのは、自分で爪を切れますか?という質問。

確かにこれって意外に、良い基準かもしれない。

細かい作業で、ちゃんと手を動かせないとダメだし、日常的な動作なんで、

コノ質問を作成した人はやるなぁーと思った。

いつもでも自分で爪を切っていたいものです。

 

で、まぁ、介護認定の係の人が来るまでは自宅で待機するので、

久々に自分でラーメン作りました。

きょうはダシをとるのを結構手抜き&ゴミが出ないラーメン。

鶏のモモ肉と昆布、干し海老でダシをとり、その汁に直接味付けしちゃうタイプ。

まぁまずモモ肉を炊いていく。

鶏のモモ肉炊いてます

鶏のモモ肉炊いてます

 

沸騰したら、

昆布、干し海老を投入。

昆布、干し海老を投入

昆布、干し海老を投入

 
あとは灰汁も取らずに40分ぐらい炊くだけ。

最後に塩(ぜんぜんこだわりのない)で適度な塩分濃度に調整しておわり。
一度、鶏肉、昆布、干し海老を引き上げて、昆布は食べやすいように刻む。

全部食べちゃいます。

はい!!おまちーーー

鶏海鮮塩ラーメン

鶏海鮮塩ラーメン

 
結構今日のやつは、昆布&干し海老の香りが効いていた。

あーーーおいちぃ。

素朴な汁のラーメン。

うまし!!

 

 

そして今日は、急遽、千葉駅から更に先へ行く。
もうコーヒーファンのあなたならお分かりですよね。

木更津の「ブラジル屋」

 

 

 

 

 

・・・・ではないのです。

えっ、まさか「さかもと珈琲」

 

 

いやいや。

今日はすんません。美術館へ行ってきました。

もう脳刺激が欲しくて欲しくて。

脳に動かされてます。

行ったのはココ!!

ホキ美術館

ホキ美術館

 

 
千葉駅から外房線で25分 土気の「ホキ美術館」です。

トケのホキ。

何じゃろ。

シャケのトキ??

????
ホキってちょっと少数民族の名前みたいと思った人は僕と同じです。

ホキ美術館は保木将夫さんという方が作られたので、名字のホキからつけたそうです。

まず。この美術館、形がとっても変。

いいっす。

すんごいいい建築っす。

 

絵画鑑賞に最高の設備って確かにそんな感じです。

展示されているスペースの空間性もとーーーても素敵です。

独特の形のわりに、回遊する人の動きが良く考えられているせいか一切迷わない。(僕は)

たまに美術館いくと、展示作品にギラギラしたライトが当たっていて、

鑑賞をそぐということがあるが、そんなことは無かった。

LEDがどうのこうのと美術館のリーフレットにあるがそのおかげだろう。
展示作品は世界でもまれな写真絵画専門美術館です。

まぁ写真みたいな精巧な絵がいっぱい並んでいる。

 

今日はなぜココに来たのかというと「五味文彦」さんの絵を見に来た。

喫茶いずみに来るお客さんが、ホキ美術館にいった話をしていて、

「五味文彦」さんの絵がとても素晴らしいとのこと。

コレが脳みそに来るらしい。

「五味文彦」さんの絵はまぁ例に漏れず、

すごく精密な写真絵画なんだけど、ひと味違う。

レモンやパン、ワイングラスといった題材がかかれているのだけど、

コレが精密な写真絵画を越して更にレモンならレモンの質感を出している。

まぁそれならそれで、あーーーすごく上手!!!!

って終わるのだけど、画面に構成された題材のリアリティーが響きあって

キョーーーーレツな磁場を生む。らしい。

その話を聞いただけで、充分僕の心は動かされた。

そんなわけなんです。
で、肝心の絵。

すーーーーーーーーーーーーごく。キマシタ。
キマシタ。

キマシタ。

脳みそ。ファイヤー。

 

確かに大体全部見たけど、

最初にレモンやパンとかの質感のすごさ。

さらにじぃいいいいいいと見ていると、

それらが響きあって脳内でシャッフルされて、独特の磁場を絵から感じ取れる。

お、恐ろしい。

展示された絵の前で、「無茶苦茶いいぃいい!!」と言ってしまった。

そういう僕は周りを気にしないので、気がつくと人がいたりする。

というか、人がいて。あぁしまった。と思うが、まぁ自分なんで取り繕いません。

スイマセンって感じでオバサンが目の前をとおりすぎていく。

とくに五味さんだけのものが展示されているギャラリー4。

一人の世界に入っていると、通路が狭いのと、

作品に集中できる暗さで最高なんだけど、

他の人が来るのが気がつかない。

 

あ、でも一組気がつきました。

クンクンオジサン(たぶん絵の先生と若い女の子の弟子)が解説しながらこちらにやってくる。

クンクンのオーラっす。

香水の匂いもクンクンっす。

あんまりにもクンクン来るので、そのときばかりは集中力がそがれたっす。

五味さんの絵を見て。

「みてごらんコレを」

「水って描くのが難しいだよ(ワカルカネ)」

「あーそうなんですか。確かに透明ですもんね」

「これなんかすごいだろ」

「あーーー。すごいです(^^)」

「水の質感がすごいだろー」
ってなクンクン具合。

いやはや。良い物をみました。作品以外でも。

人間をみました。

もっと、さっきの絵の先生が僕みたいなオタクっぽい感じで言ってたら

たぶんお友達になれると思う。(勝手に)

たとえば、

「いやいやいやいあぁー」

「すごいねぇ君。これすごいすごい」

「いやー水がすごいすごいすごい」

「いやーいいよねぇー君」

「えぇ(汗)すごいですね」

っていう感じで、もうクンクン感でなくもう自分の世界にいっちゃっている人。

弟子が引いちゃってるよ。オイオイ。ぐらいの人。

いまだに、美術館でお会いしたことがない。

ぜひ一度は・・・・

 

まぁ真面目にけっこう脳みそ来たのは、

レモンとパンと水のグラスの作品、レモンとパンとワイングラス、木々の囀り?

みたいな作品。
(今回作品名のリストもらい忘れました。済みません)
完璧にレモンならレモンの存在感を超えて、

かかれている物体のリアリティーが共鳴しあい独特の磁場を発生した。

で最後に、ギャラリー8にあった五味さんの「飛行計画」という最近の作品。

これがさらにいい!!

まぁ女性の顔、動物、羽なんかがかかれているのだが、

ヤッパリ例の磁場が発生する。

ぜんぜん脈絡の無いような構成(静物画ではない)、

五味さんは剥製屋さんに勤める女性が・・・というストーリで作ったと何かにあったが

現実にありそうなパンやレモン、木とかそういう感じではない組み合わせ。

それのリアリティーから起こる磁場。

絵の前でしばらく瞑想しました。

すんごく良かった。

夢見ごこちで居ると罠が・・・

美術館ってカフェがあるんですよね。

ついついエスプレッソ飲んでしまった。余韻に浸りながら。

脳みそに来るコーヒーではないけど、少しサードウェーブを意識したのか?

少し酸味の感じられるエスプレッソであった。

ギャラリーカフェも素敵です。

エスプレッソとかコーヒーは500円なんで良心的な金額。

写真絵画は写真のように描かれた絵が、

それ自身の存在感を超えてこちらに訴えてくる力を持ったときすげぇなぁーと思った。

すっかり「五味文彦」さんのファンになりました。

 

そして船橋に戻ってきて、もう一軒。

船橋の本町通り。中央図書館から大神宮へ向かって、郵便局、をすぎて京葉ガスプラザの2階。

「BejyCafe・心(ベジカフェ・シン)」

ベジカフェ心 入り口

ベジカフェ心 入り口

 

ここに小松菜のアイスクリームがあるというので、ソレを食べに行った。

小松菜アイス 済みません食べ過ぎた

小松菜アイス 済みません食べ過ぎた

 
美味しいです。

僕が食べたものはネットリとした食感で、甘さとあの草もちのような感じ、まぁ厳密には違いますけど、の青菜の味。

僕は草もちが好物です。しかも餡がはいっていないのが好き。

あぁ関係ないか・・・

全然、青臭さは感じないけど、小松菜を感じるエッセンスがある。

で、わりとしつこくなくキレがある味わい。

勉強になりました。

このネットリ感が今の僕には大変勉強になった。

アイスであんな感じなんだぁーと。

スィーツ好きな人とかはすでに知っているのかもだけど、僕はあまり知らなかった。

また、ゴルゴンゾーラのアイスクリームがあるというので、それも勉強の為に・・・

 

これも勉強になった。

こちらはネットリ系ではなくシャーベットのような食感。

バランスが取れているけど、香りがわかりやすい感じだった。

まぎれもなくブルーです。

 

二つのアイスを食して帰りました。

あーーーいい休日。

脳みそ来ました。

五味文彦さん。大好きです!!