喫茶いずみのマスター について

大学時代からコーヒーが好きで文化祭で「純喫茶・カフェ」というダブルネーム的なお店をやった。 その味をしめてサラリーマンを経て独学で自家焙煎コーヒー店を開業。

コーヒーを飲みに・・・帰ってきて大雨の船橋散歩

とある・・・

とある・・・

今日はとあるコーヒーを飲んできました。

 

僕の焙煎したものも淹れていただいた。

 

僕が淹れたものより、甘味が全面に出ていて、苦みや酸味が包み込まれていた印象。

 

自分が淹れたものとは全然違う。

 

 

 

 

 

それから、とある方のコーヒー。

 

いやーーよかったです。

 

無茶苦茶いいっす!!

 

強い流れがあり、いろんな味わいが重なり合っているが、遠くから見ると

 

明らかにしっかりとした山・・・っていう感じだった。

 

理系の物理学を学んだ人にはわかる例えだけど、(わかんない人は読み飛ばしてください)

 

量子力学の二重スリット実験。

 

ネットで検索するとすぐに出てきます。

 

ここでは詳しく書かないですが、一つ一つは粒子なのだがお互いに干渉しあって、

 

干渉縞をつくる。

 

一つ一つの粒子を見ると、粒子なんだけど、たくさんの粒子でみると、

 

干渉縞が現れる。

 

実験では、このようなことから、粒子は粒子と同時に波の性質を持つ(確率分布をもった)何か

 

だということがわかり、量子力学の大きな基礎となる実験で、この話を知ったとき大きく感動した。

 

 

ま、何が言いたいかというと、一つ一つの粒子を打ち込んでいったら、干渉縞が見えた。

 

(コーヒーにおきかえると)一つ一つの味覚要素が重なり合って、

 

大きなベクトルを生み出しているということが言いたかった。

 

苦み、甘味、酸味・・・というものに分解したときの明確さよりも、全体としての味わい。(ベクトル)

 

そんなことを今日もはっきりと感じました。

 

 

いろいろと話をして勉強になりました。

 

また、一つのコーヒーを皆で飲んで、あれこれ自由な気持ちで感想を決めつけずに、

 

「これはどうだろうか・・・?」という雰囲気で言い合うのがとても面白かった。

 

こういう風に一つのコーヒーを囲んで味わい話し合うというのは僕もみんなでやってみたいなぁと感じました。

 

ほかにも、コーヒーの珍しい話などを聞きことができ本当に本当に勉強になりました。

 

お話ができてすごく感謝ですしとても楽しかったです。


 

 

 

 

それから、今日は船橋まで戻ってきてお散歩。

 

 

雨の海老川沿い。

雨の海老川

雨の海老川

 

 

 

 

何度か僕のブログに登場している、船橋奇妙スポット。

 

妙泉

妙だ・・・妙泉!!

妙だ・・・妙泉!!

 

同じ僕の店の屋号がいずみなので親近感がある。

 

 

さくさく歩いて、

 

JRのガードをくぐる。

JR高架下

JR高架下

 

 

もうすぐなくなるパールプラザのボウリング場。

ボウリング場なくなっちゃうのかぁ・・・

ボウリング場なくなっちゃうのかぁ・・・

 

さすがの大雨で途中でバスに乗り・・・医療センターで下車。
医療センターそばの田んぼの橋。

 

田んぼの中の橋

田んぼの中の橋

 

 

夏見緑地の側道。

夏見緑地の側道

夏見緑地の側道

 

 

 

コーヒーを淹れた場所にあった花瓶にドクダミが活けられていた。

 

 

そんな思いでがあったので、道端に咲いたドクダミを・・・

ドクダミの花

ドクダミの花

 

 

 

今日は11000歩。

 

まぁまぁ歩きました。

 

謎めいたブログになりましたが、大変にコーヒーコーヒーな一日。

 

とても刺激的でした。

 

そして久々に船橋をゆっくり散歩できたのでよかったです。

 

 

来週は少し遠めのコーヒー紀行。

 

楽しみにしててくださーい。

 

あぁコーヒーって本当に面白いです。

市ヶ谷から新橋までのイトー散歩、朝はドトール

いやはや、梅雨に入ってきましたねぇ2106年6月。

 

どんよりしているが、気温はそれほど高くもなく、雨は降っていないので、

 

歩くのは大変都合がいい。

 

今日はけっこう盛りだくさん・・・っていつもですが・・・暇つぶしにどうぞーーー

 

 

まずは、おなじみドトールコーヒー船橋南口店。

 

 

マサミ氏がいなかったので、レジに並んでハンドドリップを普通に注文。

 

今日はブラジル。

成田さんドリップ ブラジル

成田さんドリップ ブラジル

 

 

ドリップは先日のハンドドリップ選手権で予選を勝ち抜いた成田さん。

 

 

さっくり、手馴れた感覚でドリップしてくれる。

 

 

成田さんがドリップしたブラジルは、香ばし苦甘い。そしてうっすら酸味。

 

おぉーーいいです。

 

ちょうど飲みたい感覚のものでした。

 

もう少し酸味よりなのかなぁと思いましたが、そんなことはなかった。

 

香ばし苦甘い。

 

冷めると少し酸味の輪郭がはっきりする。

 

基本に忠実な味わいが出ていてホッとしましたです。

 

あーードトールでこの味わいはすごいっす。

 

 

今日をスタートするのにちょうどよい。

 

 

そして久々にジャーマンドックも頂く。

 

いやはや、無茶苦茶うまいっす。

 

ベルクのドックも美味しいけど、ドトールのドックも身びいきなわけではないが美味しいっす。

シンプルで素敵です。

 

バイトしているときに、ドトールのジャーマンドックを食べてかなり驚いた。

 

パンが普通じゃない!!ってところに驚いた。

 

いままで僕が知っているホットドックはパンがフニャフニャした、焼きそばパンのパンの部分の

 

パン。(わかるかこれで・・・?)

 

そんなフニャパンを想像していたが違う。

 

やや歯ごたえがある、当時はフランスパンみたいだけど、ちょっと違うんだよなぁ。

 

あのパンすげぇ。と心から思った。

 

相変わらず、シンプルなドトールのドックパンにはさまれた、ウインナー。

 

そしてマスタードソースの組み合わせ。

 

お客様の中には当時ケチャップを希望される方もいたが(いま対応しているかは不明です)

 

マスタードソースのあの感じがすごく美味しかった。

 

あんなに黄色いのにそこまで辛くないのも驚きだった。

 

当時、あの黄色さのからしだと、自分の尺度で推し測ってみてもすごく辛そうだなぁと勝手に思ってましたが

 

そんなことはなかったです。

 

ジャーマンドック美味しかったなぁ。


そして船橋からジャーマンドックのからしソース色の総武線各駅停車にのって市ヶ谷まで・・・

2016.6.6JR船橋 ホーム

2016.6.6JR船橋 ホーム

バイオテックという会社の中にある「戸嶋靖昌記念館」へ絵を鑑賞しに行く。

(※事前予約が必要な美術館です)

今日の展示は戸嶋靖昌さん一色!!

 

いやーー久々に絵画に触れて大変脳内環境が良くなりました。

 

色々感動しましたけど、戸嶋さんがアトリエにしていた場所から見たスペインのグラナダという場所の

 

風景を描いた絵。

 

今日の脳内状態だと、画面の暗い部分からすごく黒い風が流れてきて話しかけてきました。

 

ニンゲンにも闇の部分があるけど生きているよねぇみたいな・・・普段意識していないような

 

無意識の部分が街の風景の空気にまとわれているような感覚。

 

それは、俗っぽいけど、あるていて住宅街に洗濯物が干してあって、ソレからその家の人の生活が漏れでる。

 

そういうものを思い起こさせる。

 

グラナダの風景は、そういう街全体から、ニンゲンの匂いが(無意識の感じ)が抽出されて

 

そういうものが風として流れてくるような印象に今日は感じました。

 

あのタイプの絵だときっと何度見てもその時その時でぜんぜん違う。

 

それだから面白いし、味わい深い。

 

今ここにつらつら書いたけど、言葉にならない「感じ」がかーーーなり脳みそに響いてきました。

 

 

執行草船さんの像を描いた絶筆の絵もすごく良かった。

 

像が画面に描かれているのだけど、像から漏れ出てくる、そのものの「感じ」、

 

もしくは戸嶋氏が投影した「感じ」が画面にものすごく表現されていてすごくビンビンに感じる。

 

死とか虚無とか無限とか、執行さんの像を憑代にして浮かび上がるものがものすごく表現されていて驚く。

 

あと、入り口右手にあった、小ぶりの森のようなものを描いた作品も良かった。

 

学芸員の方もとても親切でありがたかったです。

 

しばらくぶりに絵を堪能出来すごく嬉しかった。


それから皇居付近をブラブラ散歩する。

半蔵門付近 小道

半蔵門付近 小道

 

 

半蔵門あたりからの急坂がなかなかいい景色。

皇居

皇居

 

ランナーがものすごい勢いで走っていく。

 

そういえばドトールのマサミ氏もここを走っていたとか言ってたかも・・・

 

 

最高裁判所をわき目に・・・

最高裁判所

最高裁判所

 

 

国会議事堂。

国会議事堂

国会議事堂

 

 

 

国会議事堂脇の謎坂。

議事堂そばの空白地帯

議事堂そばの空白地帯

 

 

 


少しだけ贅沢に「虎ノ門 砂場」

虎の門 砂場

虎の門 砂場

 

 

お蕎麦さいこーーーー!!

 

白魚かき揚げさいこーーー!!

 

立ち食いソバも無茶苦茶好きですが、やっぱりイイですねぇ。

 

汁がなかなか良かったっす。

 

僕は個人的にわさびを、ちびりちびり食べて口の中を爽やかにしながら食べるのが好きで、

 

ここのわさびは細かくねっとりしていていい感じでした。


 

 

満足したので、TORANOMON KOFFEE(トラノモン コーヒー)

 

写真を撮るより飲む!!

写真を撮るより飲む!!

エスプレッソ

 

 

おぉーーーやっぱりイイ!!

 

先日マサミ氏とサードの潮流を探ってたくさん酸味の多めのエスプレッソを飲んだが、

 

やっぱりイイ!!

 

どちらかというと、酸味に寄っているけど、苦い部分も配合されており、

 

あーーバランスがいいなぁーと感じる。

 

やはり完成されているなぁと思いました。

 

すごい!!

 

酸味でこじあけられて、どどどどどーーーーって苦味がはいりだーーーっとぬける。

 

 

どちらかというと低重心な感じだった。

 

ぴぎゃーーーーっていう酸味ではない。

 

勿論普通の人はお砂糖を入れて飲むことが美味しい前提な飲み物だとは思います。

 

 

それから、すこし、虎の門ヒルズの椅子でまどろむ。

 

会社員時代にここの椅子の存在を知っていたら、完全に休憩スポットだ。

 

 

ヒルズの庭も散歩。

虎ノ門ヒルズ 庭

虎ノ門ヒルズ 庭

 

紫陽花が綺麗だ。

渋いあじわいのアジサイ

渋いあじわいのアジサイ

 

 

エントランスが相変わらず素敵。

ヒルズ エントランス

ヒルズ エントランス

 

 

 


そして、ちょっと愛宕山まで足を延ばして散策。

 

男坂が無茶苦茶急。

愛宕神社 男坂!!

愛宕神社 男坂!!

 

愛宕神社にお参り。

 

神社で癒しの石に出会う。

境内の癒しの石(笑)

境内の癒しの石(笑)

 

 

ゆるい傾斜の坂道がツボポイント!!

愛宕神社 参道

愛宕神社 参道

 

 

都市の光景と神社が入り混じる。


 

 

 

最後に「草枕」

草枕 2016.6.6

草枕 2016.6.6

 

 

 

今日は無茶苦茶混んでました。

 

相吉さんすごく忙しそう。

 

それでも一人一人に声をかけてあーーーすごいなぁって思います。

 

 

デミタス。

 

先日飲んだ時の印象より重心が低い感じ。 (重心の高低がいい悪い関係ないです。印象としての話)

 

でも断然優しい。

 

やっぱりすごく美味しいです!!

 

 

落下傘が空中で開いて着地していくようなコーヒー。

いつもながら風の谷のナウシカで申し訳ないけど、こんな感じ。

風の谷のナウシカ4巻P135参照

風の谷のナウシカ4巻P135参照

 

これは粘菌がナウシカによって空中に投げ出され、本体に吸収される場面。

 

粘菌がフワ――って落ちていく。

フワーーって落ちて行っている部分の感じ。

 

落下傘が開いたように着地していくような感じ。

 

 

 

味わいでいうと苦味系なんだけど、今日のは無茶苦茶かすかに酸味の気配を感じる。

 

いやーー大変素晴らしかったです。

 

帰りにプチお土産も頂き、相吉さんありがとうございます!!

 

今日は15000歩。

 

市ヶ谷から新橋までの徒歩散歩。

 

充実していました。

 

新たなコーヒーの力を得ました。

 

また明日からも自分のコーヒーに向き合います!!

コーヒー油を求めてトーキョーの北をさまよう

今日は東京の北の方へ出かけていきました。

 

大きな目標は、コーヒー油。

 

それはいったい何なのだろう???

 

マスター。そんなの知らないの?

 

コーヒー屋さんで知らなかったらモグリだよ。

 

深煎りのコーヒーの表面にでる油のことだよ。

 

 

はいそうです。

 

いいえ。違います。

 

ほひ?!

 

 

なんてアンビバレンツ。

 

どっちなのーーーーーーー

 

 

たたみ!!なのーーー

たたみ!!

たたみ!!

 

 

もう意味不明です。


 

ってことで、疑問を抱えながら、駒込に降り立ちました。

 

もう悪酔いプーさんです。

 

 

 

 

 

有名な、旧古河邸。

旧古河邸

旧古河邸

 

建築家はJコンドルです。

 

ちょうどバラの季節で庭園のバラが有名です。

古河邸 バラ

古河邸 バラ

 

 

 

まぁそれはすごく良かったのですが、僕自身すごく感動したのが、

 

バラ庭園から下ったところに広がっている日本庭園。

 

 

これがもう、すんごいツボでした。

 

 

起伏。微妙な高低差。

 

池。

 

ウネウネした道。

 

エクスタシーーーー!!

 

 

非常に新緑が豊かで散歩をしていて気持ちが良い。

勢いのある新緑

勢いのある新緑

 

 

勢いのある緑。緑。緑。

新緑が綺麗な庭園

新緑が綺麗な庭園

 

 

足元には石ころがいい具合。

庭園の石ころ

庭園の石ころ

 

 

ねじり笑いする僕は、ねじれている木も親近感がわく。

ねじれた木 

ねじれた木

 

 

池の周りは、手前の近景と奥の遠景の創りこみ感がものすごく。

手前から奥を見るのがいい

手前から奥を見るのがいい

 

するめいかのようにじっくりかみしめて味わいたい。

 

池の奥!!

手前の池から奥

手前の池から奥

 

なんだかわかんないけど!!

この感じがはんぱねぇ!!

この感じがはんぱねぇ!!

 

滝のあたりも典型的で、もうヤヴァイ!!

起伏を利用した滝

起伏を利用した滝

 

 

調べてみると、ここの日本庭園を創った人は、小川治兵衛(七代目)という方で

 

いろいろ有名なお仕事をされている方らしいです。

 

僕自身は、こう庭園内に高低差があったり、狭いながらも絶妙な奥行感が表現されていたりして

いい感じのエクスタシー

いい感じのエクスタシー

 

なんだかエクスタシー。陽気なプーさんなんです。

 

港区の国際文化会館にも七代目小川治兵衛さんの庭があるそうなので、

 

機会があれば行ってみようと思った。

 

庭園散策面白かった!!

 

短い庭園でも、散策から終わった後は、けっこう長い距離を歩いた感覚があって、

 

いやはや、いい感じでした。

 

旧古河邸また来たいっす。


 

 

 

それから、ほくほくして、コーヒー油の謎を解きに。

 

きっと霜降り牛肉なら、その謎がとけるかも?

霜降り?しもふり商店街

霜降り?しもふり商店街

 

 

 

ではなく・・・

 

 

コーヒー屋。

 

「百塔珈琲」

百塔珈琲

百塔珈琲

 

LCF系のコーヒー店。

 

もう様々な雑誌に載っていて無茶苦茶有名なお店です。

 

飲んだのはグアテマラ。

 

サンタカタリーナ農園

 

苦味、甘味、酸味のバランスがちょうどいい。

 

それぞれが混然一体になっている感覚。

 

全部の味わいがどれも出すぎてなくいい感覚で調和しているなぁって感じ。

 

実力派って感じですよねぇ。

 

美味しかったです!!

 

 

いやーーしかし、コーヒー油はここにはなかったなぁ。

 

代わりに真空管アンプが置いてあってすごくかっこよかった。

 

いいなぁーー

 

もーーー悪酔いプーさん。クダまいちゃう。


 

 

 

もう駒込を脱出だ!!

 

 

消失点のある風景を写真に収め、

駒込駅からの光景

駒込駅からの光景

 

 

 

赤羽へ・・・

 

 

とうとう来た!!

 

コーヒー油。

噂のコーヒー油

噂のコーヒー油

 

 

これをラーメンに入れて食べる。

 

ここは金字塔というラーメン屋さん。

今日は塩ラーメンを注文。

 

ラーメンを注文すると、特定のメニューにはコーヒー油が付く。

 

これを味変アイテムとして使うのだ。

 

まずは普通にラーメンを食べる。

 

鳥とわかんないぐらいの臭みがないスープ。

 

だけど、しっかり乳化している油のコクがすごく、クリーミーだ。

 

チャーシューは、ブタのベーコン。なかなかのこだわり。

 

 

そして味変アイテム。

 

コーヒー油

 

 

ぐ。ぐぐぐ。

 

若干コーヒー油による香ばしさが追加された印象。

 

だけど、鶏がらクリーミースープの牽引力が半端ない。

 

くぅぅーーー。

 

 

美味しかった。

 

だけどコーヒーの力は僕が期待しすぎました。

 

正直何かが起こるか?!と思いましたが、そこまでではなかったです。

たしかに味はかわりますが・・・脳みそに来るレベルではなかったっす(笑)

 

 

ラーメンは美味しいです。

 

もう少しさっきの経験をもとに研究をしてみよう。

焙煎 塩 そば 

焙煎 塩 そば

 

 

もーーー悪酔いプーさん くだ巻いてポン!!!!


それから、赤羽から王子までブラブラ散歩。

 

 

紫陽花をみて、

アジサイのリズム

アジサイのリズム

 

 

謎のコケの壁を見て

こけの壁

こけの壁

 

 

飛鳥山へ登りました。

飛鳥山 

飛鳥山

 

 

今日は18000歩。

 

いい歩き!!!!

 

 

また明日から早起きして通常業務&練習を欠かさずに行おう。

 

コーヒー淹れるのが楽しいぜ!!

 

ラーメン&コーヒー油の研究もしたいと思います。

「ねるっこ」と「コーヒーの鬼がめでた石」の見物@荻窪 そして夜は船橋コーヒータウン化計画会議

面白いものが開発されたらしい。

 

それは「ねるっこ」

 

ねるっことは・・・

 

コーヒーラヴァーの方ならピンとくるかもしれない。

 

 

何となく、富士珈機から発売されている、「みるっこ」に似ていると思いませんか?

 

そうなんです。

 

ネーミングセンスがもう、ドンピシャ。

 

富士珈機から発売予定の道具。

 

ネルドリップをどなたでも簡単にできる道具です。

 

福岡の美美の森光さんと富士珈機と共同で開発したそう。

 

 

 

おいてある場所は、荻窪の「珈琲IKOMA」

 

荻窪のすずらん商店街の中央のわかりやすい場所。

 

 

いったら焙煎の匂いがプンプン。

 

 

店主の生駒さんは初対面ながら快く迎えて下さって、

 

すごく親切に説明してくださった。

生駒さんが説明してくれる

生駒さんが説明してくれる

 

はい。

 

これが「ネルっこ」です。

ネルっこ 滴下中

ネルっこ 滴下中

 

 

上部ステンレスの筒に穴があけられている。

 

ココにお湯を注ぐと点滴上のお湯がネルに注がれる仕組みだ。

詳しくいうと、この筒に開けられた穴の直径。

 

また円筒の底が段々になっており、ネル面からの距離が微妙に違う。

 

そういう工夫で、上手にネルに点滴ができるようになっている。

 

抽出量は240ccらしく、同時に2杯分できます。

 

 

豆は生駒さんがディスカバリーで焙煎したジアチマーナヨシマツ(ブラジル)

 

抽出しているときから、ブラジルとわかる香りがしている。

全面に落ちる。

全面に落ちる。

 

範田さんの指導を受けているらしく、焙煎の感じは教科書通りの感覚。

 

 

さて肝心の液体は?!

 

 

 

 

美味しいです。

 

酸味からの甘味と香ばしさ。

 

まろやかな旨味って感じです。

 

 

下手な人がネルドリップするより確かに綺麗に抽出されている。

 

いろいろ奇抜な道具が出てくる中、これは僕は良いと思います。

 

マジメな感じの道具でした。

 

 

この道具を見たときに思い出したのは、円錐ドリッパーでおなじみのコーノ式ドリップ。

 

コーノ式抽出は現在いろんな方法があるが、元祖抽出を素人が行うための道具といった位置づけ。

 

 

ネルっこと構造はほぼ同じで、プラスチックの円筒形の入れ物にお湯を注いでいく。

 

そうすると点滴状にお湯が自然に落ちてきて、あらーー素人にもコーノ式円錐ドリップの

 

真髄の味わいを出すことができる。

 

 

ここでは詳しく書かないが、それぞれの設計思想を比べると興味深いと思います。

 

 

 

もう少し手直しをしてから、正式に「ねるっこ」が発売されるそうです。

 

 

 

 

さて、IKOMAさんの店内にはコーヒーファンがよだれを流すものが置いてあり、

 

吉祥寺「もか」標氏がめでた石なるものが置かれていた。

珈琲ファン垂涎 鬼がめでた石

珈琲ファン垂涎 鬼がめでた石

 

僕も触ってコーヒーが美味しくなるようにと思う。

 

 

 

店内には大坊氏や、いなほ書房の星田氏、そして標婦人の写真までありとても興味深かった。

 

 

初対面なのに大変に親切にしていただいた、生駒氏に感謝です。


 

 

 

さて、ほくほくしてお店をでて、お散歩です。

 

 

すずらん通り商店街を抜けて、環八をわたり、しばらく行くと善福寺川にいきあたる。

 

 

そこをぶーーーらぶら。

 

こんな川の風景を見ながらゆるゆる歩いて、

善福寺川

善福寺川

 

 

偶然入ったペルシャ料理を売るカフェでラムの骨付き肉を食べる。

ラム骨肉 ライス添え

ラム骨肉 ライス添え

 

これがクリティカルヒット。

 

一緒についてきたラム肉を煮たスープをご飯にかけて食べるとこれが無茶苦茶旨いっす!!

 

シェフ曰く肉じゃがのようなものだと・・・うんわかるかも(笑)

 

 

 

それから西荻窪のどんぐり舎でほろ苦ブレンドを飲んだ。

どんぐり舎

どんぐり舎

 

名物のどんぐりクッキーも大変美味しかったです。

 

 

さらに、西荻窪を散歩。

 

 

大きな欅の木を見たり、

西荻窪名物 けやき

西荻窪名物 けやき

 

滑り台ですべったり。

ながーーーい滑り台

ながーーーい滑り台

 

 

とても楽しいゆるーーーい散歩であった

 

 

今日は13000歩。

 

まぁまぁ歩きました。

 


それから今日のブログの後半部分がサクサクしてるなとお思いの方・・・そのとおりです(笑)

 

夜は船橋コーヒータウン化計画という目標のもとに、

 

船橋コーヒーフェスティバルの打ち合わせ。

ちょっと帰宅が遅くなったのでサクサク後半を仕上げました。すみましぇん。

 

地域紙の編集長とコーヒー屋さん同士で話せてとても楽しい。

 

きっとそれぞれ、自分のコーヒー(店、主義)はこういうものだ!!というのがあるが、

 

皆で並列にそれぞれが、それぞれで輝くという感覚での会合のように僕は感じ、

 

とても良い雰囲気だと思った。

 

そんな中で、皆さんが自分のお気に入りのコーヒーを見つけられるような

 

コーヒーがたくさんある街になるといいと思いました。

 

船橋コーヒーフェスティバル。10月開催予定です。

 

 

自分のコーヒーの道をしっかり歩いて、コーヒータウンに貢献できればと思いました。

 

がんばりまーーっす!!

いつもの黄金コース ダフニ&ランブル

まずはダフニ

今日は先日の大阪の流れで、黄金コースのダフニからのランブルへ行ってきました。

 

ちょっと軽めのコーヒー屋巡りっす。

 

さっそくダフニ。

2016.5.16ダフニ

2016.5.16ダフニ

 

 

お昼休み時に重なり、近くの会社に勤める会社員もちらほら。

 

「ここのコーヒーは癖になる」と隣の席の会社員。

 

食後のコーヒー休憩に立ち寄ったのだろう。

 

 

コロンビアを注文。

 

 

うーーーーん。甘いっていう印象。

 

苦味に中の甘さがとてもいい感じ。

 

味わいの中では甘味が先に来る。

 

ほんわりとしていて、あとを引く感覚。

 

押しが強いかと聞かれるとそこまでではないが、

 

甘くほろ苦く美味しい印象。

 

びーーーっしり下支えがあるので、個性というか全体が柔らかくても

 

飲みごたえが十分あるようなコーヒー。

 

コーヒーに旨味という言葉を用いるなら、それが一番合いそうな感じ。

 

おいしーーーって感覚。

 

 

 

さらに次は

 

グアテマラ

 

こっちはやや軽めだがやっぱり甘い。

 

これは焼き芋の皮の甘さを薄めたような感覚。

 

グアテマラは僕にとっては焼き芋なんですけど、それがしっかりと表れている感じ。

 

美味しかったです。

 

さっきのコロンビアに比較するとより軽やか、かつ苦味と甘味の層がやや薄いが、旨味に切り替わるのが

 

早めに感じるような感じ。

 

もっとコロンビアだと、図太い感覚。

 

グアテマラでは軽やか、かつ甘味と苦みの質が違う。

 

旨味ももちろん感じるような感覚。

 

 

 

で、先日のなんちの話を桜井さんに話すとすごく嬉しそうに話を聞いていた。

 

また、襟立さんのお墓の話や、蘭館の鎌田氏の話などがでて今日も大変に勉強になりました。

 

 

 

これで、先日から続いた、大阪への聖地を巡る旅の輪がひとつ閉じたような気がしました。

 

ひとつコーヒーラヴァーの皆さんに今後話していけることが増えました。

 

こういう風に話を聞いたり、または自分自身が語ったりすることで、

 

日本のコーヒー店の息吹は引き継がれていくのだと思います。


 

それから、昔、チーズ専門のお店で働いていた時のそばにある天龍という餃子屋で

 

遅めの昼食を食べる。

 

たまたま天龍をでたところが、僕が昔勤めていたことのあるチーズ屋さんの真裏。

 

今はそのチーズ店はないけど、懐かしくなり写真を撮った。

今はなきチーズ店の裏

今はなきチーズ店の裏

 

 

なつかしーーーー!!

 

よくこのそばのドトールで社長がコーヒーを買ってきてくれて、

 

お店で勤務しているスタッフにご馳走をしてくれたのを覚えています。


 

 

それからランブル。

2016.5.16ランブル

2016.5.16ランブル

 

 

今日は4時前に行ったので、なんだか大盛況!!

 

 

むがーーって感じです。

 

カウンターの一番奥のタバコを吸って、数字のパズルをやっている紳士の隣へ。

 

 

まずは、メキシコ 76年 をデミタスで。

 

 

 

ぐほーーーー

 

やっぱりイイ!!

 

きますねぇーーーキテマスキテマス。

 

最近違う毛色のコーヒーばっかり飲んでいたので、体の失われたピースがしっかりはまる感じ。

 

2月ぶりに来たので3か月ぶりになってしまった。

 

メキシコは酸味がちのオールドです。

 

黒いパン酸味のきいたパンの酸っぱさにそっくり。

 

不思議だ。

冷めてくると、さらに、かなり微妙に昆布っぽさが少し出てくるがかなり微量だ。

 

エチオピアの古いやつにはあまり感じない感じ。

 

おおざっぱにいうと、

 

エチオピアの古いものだと、もっとパンの酸味よりから、複雑な枯草感になる。

 

ブラジルの古いものもやっぱり、パンの酸味系からの複雑枯草感。

 

以前ランブルで飲んだ、コロンビアの54年には海系の味わいがあるので不思議だ。

 

イエメンモカの古いものは海系になるような感覚。

 

まだ、どの国のコーヒーがどういう道筋でオールドに変容するかは、頭の地図ができていない。

 

 

どかーーーって外国の人が押しかけてくるので、うまく2杯ありつけるか?!ってタイミング。

 

 

さらにブレンドのデミタス。

 

うーーーさわやか!!

 

デミタスだと完全に酸味より。

これは後味の感じを飲む感じ。

飲み下した後口のカラメルのような甘い残り味が独特。

飲み下した後の形を見てほしい!!

 

うーーさわやかと言っていので、

隣で、抽出風景を撮影しているアジア系の外国の方の動画の音声に完全に録音されたと思う。

 

うーーー爽やか。いいっすねぇーと(笑)

 

 

どしどし海外の方が押し寄せてくるので、

 

僕もここは定期的にしっかりとランブルへ通いをしたいなと思った。

 

ランブルのデミタスを飲んでうなりまくり、海外の人たちに日本のコーヒーの中枢はこんな感じだと

 

微力も微力だがアピールしたいと思う。

きっとそういうことがコーヒーを守るだろうから。

 

コーヒー好きがみんなでデミタス飲んでうなっていたら、海外の人達ももっと日本のコーヒーの

 

深い理解を促すのじゃないか?

 

たしかに観光客はフジヤマ、ゲイシャ、ニンジャーーの世界だろうけど・・・

 

それでも、日本の中心的な観光地の銀座にあるので、やっぱり時代とともに変化するって

 

いうことはあるだろうし、そういうことも受け入れていてもランブルはランブルだろうし。

 

 

 

まぁ何はともあれああいうたくさんのお客さんを、鮮やかな仕事で次次とこなし、

 

ドシドシとコーヒーができていく様を見るのはうわーーーすげぇーーーって感じでした。

 

鮮やかだった。

 

そういう仕事はとても緊張感があり、とても良かった。

 

 

 

 

船橋に戻り、夕方になって少し雲が取れてきた。

 

西武の屋上へ登って雲を見る。

西武の屋上 飛行機雲

西武の屋上 飛行機雲

 

 

なかなか爽やかな5月の青空。気持ちが良い。

 

 

 

さらに船橋の風景ももう一枚切り取っておく。

船橋の光景 船橋北口

船橋の光景 船橋北口

 

 

きょうはまぁまぁ歩いて13000歩。

 

先日からの大阪の聖地へ廻った旅の区切りがつきました。

 

西の襟立。東の関口。

 

いろいろなコーヒーが乱立する日本。

 

今後のコーヒー界はどうなっていくのだろう・・・

 

長く長く見つめていきたいと思います。

 

その為にも自分のコーヒーは常に研究していかねばならない!!

大阪の聖地へ・・・その後京都を見物②

大阪を後にして、そして京都へ向かいます。

 

京都での大きな目的は、以前お客様に教えていただいた、パティスリータンドレス

タンドレス

タンドレス

 

HPを詳しく見ていただきたいが、週のうち3日しか営業していない。

 

そしてケーキは交響楽。

 

 

こんなうたい文句なら絶対行きたいとおもう。

 

 

 

京都駅からバスに揺られて50分くらい。

 

 

落ち着いたところにあった。

 

 

大雨のせいか、3時ころでもなんとかケーキにありつくことができた。

 

何種類かのケーキを頂く。

チョコのケーキ

チョコのケーキ

 

とても感動した。

 

オーヴォンビュータンのような押しの強い折重なった構築感の味わいと勝手に想像したが、

 

それを期待するとそれは裏切られる。

 

タンドレスのものは、鮮やかな色彩が広がる感覚。

杏のケーキ

杏のケーキ

 

 

すごく俗っぽくいうと、京都のすまし汁。

 

穏やかなんだけど、ぱぁぁぁぁあーーーーって出汁が香って、ふんわり味わいって感じ。

すまし汁だけどもハーモニー!!

 

それがすごく鮮やかで印象に残る。

 

 

層になったケーキでも、ベースの香りがしっかりとあってそれが広がっていく感じ。

 

味わいが次次と展開するよりも、鮮やかな香りが広がって変わっていく感覚。

 

勿論ケーキによっては、上のソースの具合。スポンジの感じなんかで、

 

いろいろと感覚は違うが、日本刀ですぱーーーーって切られたかのよう。 自分は切られたことないけど。

 

そんな印象でした。

魂が豊かになる。


 

それから、だいぶ時間がおしていたが雨降る中、下鴨神社へ。

 

 

参道に沿ってある糺の森。

糺の森

糺の森

 

ウィキペディアによると、原生林ではあるが、

 

1934年その翌年の水害で、植生回復の為植林されたもりのようです。

 

明治神宮のような、ゼロから創られた森というよりも、

 

原始林をベースに植生して管理された森といった様相か・・・

 

雨の印象もあるが、とてもしっとりとした森。

 

そしてよく管理されているなぁという印象。

 

小川も脇に流れていてまた趣がある。

 

京都の森というのはこんな感じなのかなぁと感じました。

大木

大木

 

 

 

そして大雨だったので、宿へと向かいました。

 

旅費を節約するために、夜はゲストハウスにお泊り。

 

少し休んでから、ゲストハウス近くのカフェで食事をして、銭湯である船岡温泉へ行きました。

 

銭湯を改装したカフェ。

宿近くのカフェ

宿近くのカフェ

 

昔ながらの銭湯。

船岡温泉

船岡温泉

 

とてもよかったです。


そして2日目である今日は京都のコーヒー店へ。

 

その前に、宿の近くにあった神社へ散歩。

 

船岡山という小高い丘になっており、朝食前の腹ごなしにちょうどよい。

船岡山

船岡山

 

緑がとてもきれいであった。

船岡山

船岡山

 


 

そして、下鴨神社からの上鴨神社。

 

こちらは鬱蒼としているというより、カラッと明るい印象。

 

参道が森でなく明るく開かれたせいかもしれない。

 

お参りして初めて知ったのだが、ここは雷を祀る神社とのこと。

 

珍しいなぁと思いながら、お参りしました。

 

 

そして境内をブラブラしていると、渉渓園と呼ばれる一種の庭がある。

苔や小川の流れる小庭

苔や小川の流れる小庭

 

なんんとなくそこに引き付けられて行ってみる。

 

なかなか見事な大木がありました。

見事な神木

見事な神木

 

 

 


それから、コーヒー店。

 

「王田珈琲」

 

11時に開店。

 

大体ピッタリに行ったけど、お店に人の気配がしない・・・

 

およよ。

 

ネット上では情報を調べたのに・・・

 

まぁしょうがないです。

王田珈琲

王田珈琲

 

次は

 

「直珈琲」

直珈琲

直珈琲

 

ここも開店とほぼ同時に入店。

 

エチオピア を飲みました。

 

ペーパードリップの抽出。

 

酸味系の軽やかな味わいで飲みやすかった。

 

 

さらに

 

「六曜社」

六曜社

六曜社

 

 

ブレンドとチーズトースト

 

 

普通に美味しイイ!!

 

古い純喫茶やなぁと感じました。


 

 

なんだか、まっだまだ脳みそに来ません。

 

うーーーむ。

 

それでも帰りの新幹線の時刻が迫っている。

 

諦めきれないので、すこしぶらぶら。

 

店には入らなかったけど、先斗町界隈をぶらつく。

 

なんだかすごく京都っぽかった。

 

 

そして、バスに乗って京都駅に戻ってきました。

 

最後に京都っぽいものをと、駅ナカの抹茶を飲めるお店へ・・・

 

期待しないで、抹茶の濃茶をデミタス代わりに飲みます。

 

実は生まれて初めて抹茶の濃茶を頂いたのですが、

 

これが思いのほかものすごく良かったです。

抹茶 濃茶

抹茶 濃茶

 

わりとキテマス!!

 

甘味と、グルタミン系っぽいような旨味がばしーーーー!!

 

どろろーーーーって感じ。

 

すばらしい!!

 

町田康風にいうなら、茶の倫理。茶倫です。

 

チャリンやわぁーーー全く。

 

こんな駅ナカでこんなにすごいお抹茶を飲めるなんて!!!!

 

 

最後にして、京都の茶の懐が計り知れない。

 

なんとなく、コーヒーが不発気味に終わったが、最後の最後にちてこんな駅ナカで

 

茶倫を知る。

 

 

 

これでこれなので、もしかしたら、京都で濃茶だったら心象世界へ行けるかもしれない。

 

次回来ることがあれば、茶を通して京都の計り知れなさを感じることができるかもしれない。

 

京都ではコーヒーは不発なのか!?

 

それも今後の課題となりました。

 

 

9日 18000歩

 

10日 17000歩

 

 

なかなか歩いた一日でした。

 

コーヒーの源流へいき日本のコーヒーの重心の空気を感じることができて大変実りのあるたびになった。

 

最高です!!

 

あと茶の倫理も勉強しました(笑)

 

大阪の聖地へ!!①

過去はつぎからつぎへと流れ出す事件のまぎれもない連鎖によって現在と結ばれている

 (※チェーホフ 神学生より)

 

 

 

 

今日は遠征してきました。

 

コーヒーの世界の聖地を訪ねる旅。

 

日本の自家焙煎コーヒー店の草創期。

 

東の関口。西の襟立。

 

言わずと知れたカフェ・ド・ランブル

 

関口氏は入り口の椅子に座って姿を見ることができる。

 

 

かたや西の襟立氏。

 

吉祥寺 もか の標氏の師匠と言える存在の方。

 

先日、再発売された標氏の「苦味礼賛」や、嶋中氏の「コーヒーに憑かれた男たち」、

 

「コーヒーの鬼がゆく」にそのエピソードが載っている。

<もう帰ろう。それでコーヒーの味をわかろうなどということはあきらめよう・・・中略

おいしいコーヒーなんてひとつもないじゃないか。>

 

そう思いながら歩いていたとき、ふっと目に止まった小さな店

新歌舞伎座の横に入った路地にある、古ぼけた「なんち」というコーヒー店が目に入った。 

(※苦味礼賛より)

 

標氏が見つけたのは、大阪の新歌舞伎座の横手にあったとされる「なんち」というお店。

 

 

 

導かれるように標氏が見つけた襟立氏のやっていた「なんち」。

 

 

現在、何もないのはわかっているが、どうしてもそこを訪れたい。

 

そんな思いが強くなり、ある人に聞いてみた。

 

そしたら、別の方が詳しく知っているということで手紙を出したのだ。

 

しばらく待っていたら、丁寧な地図入りの手紙が戻ってきた。

 

本当にありがたいことだ。

 

本当にありがとうございます。

 

 

そんなわけで、ピンポイントで、日本のコーヒーの源流に近い部分にある場所を

今回訪れることができた。いわゆるコーヒー界の伝説の場所(笑)

 

 

場所は。なんば。

 

随分昔。学生時代に、友達と遊びに来たことがある。

 

また、今回はコーヒーを携えてくることになるとは、全く思っていなかった。

 

 

新歌舞伎座の横手にあったとされる、「なんち」のあった場所はすぐに見つかった。

 

ここかぁーーという感じ。

 

 

標氏が最後に諦めかけて、フッと入った店。

 

歌舞伎座の横手

歌舞伎座の横手

 

 

 

ココだったのか!!

 

じわじわと感動した。

 

そして、コーヒー豆にも見せてあげました。

 

なんてことのない場所だったけど、激しく感動しました。

伝説の地はこのあたり。

伝説の地はこのあたり。

 

 

 

 

さらに!!

送って下さった地図には襟立氏がやっていた別の屋号の店。

 

「リヒト」の場所も載っていた。 (後年息子氏が北海道に同名の※リヒトをオープンさせるがそれとは別。※つい最近閉店した)

 

 

 

そして地図に載っている場所を探して、千日前のあたりをうろうろ。

うろうろ探す

うろうろ探す

 

なんばグランド花月をうろうろ。

 

現在の建物とちょっと違っていて、少し苦戦。

 

 

 

大雨のなかうろうろして、なんとか見つける。

 

手紙によると、ここに5、6坪の店を構えて、店の外の石畳の上で焙煎機を置いて豆を焼いていたらしい。

おそらく リヒトのあった場所

おそらく リヒトのあった場所

 

 

ここだったのか!!

 

とちょっとうるんでしまいました。

 

すごく感動。

記念撮影

記念撮影

 

 

 

おおげさに思うかもしれないけど、

 

エチオピアやイエメンから始まり、日本のコーヒーの先人達に引き継がれてきた、

 

歴史の鎖の一端に触れた気がして、激しく感動しました。


 

 

 

 

無事に今回の旅の大きな目的を果たしたので、精進落とし。

 

 

ダフニの桜井さんがたこ焼きの話をするので、たこ焼きを食べました。

「わなか。千日前店」

たこ焼き

たこ焼き

 

 

とても有名なお店みたいです。

 

大雨の平日の朝早い時間。

 

すぐに食べることができました。

 

 

じんわり美味しいっす。

 

ぜんぜんくどくない。

 

で、粉に火がしっかり入りつつ、出汁の旨味と一体感があるトロっとした中身。

 

外側は確かにカリッと焼きが入ってコーティングされている。

 

 

あっという間に平らげる。

 

普通のお店で食べると、もっとグサッとくる感じがある。

 

よくいう表現だが、あっさりしつつしっかりとたこ焼きで、何個でも行けそうな感じになる。

 

そんな美味しさがありました。

 

たこ焼きありがとう!!


 

 

 

 

それから、手紙をくれた方へのお礼として、なんばCITYのお店に伺った。

 

蘭館珈琲ハウス

蘭館珈琲ハウス

 

もちろんその本人はいらっしゃらないのだけど、念を込めてありがたくコーヒーを頂戴した。

 

飲んだものはモカマタリ。

 

軽いながらも、モカの気配があるようなコーヒーだった。

 

豆も100g購入。あとで自分の道具で、濃く淹れてみようと思った。

 

店長の明るくいい感じの接客にすごく好感がもてた。


そしてそして、

 

機屋で行っている、手網焙煎品評会を通じて知ったコーヒー屋さん。

 

その人がお店をつい最近オープンしいたとネットで知ったので訪れる。

 

「井尻珈琲焙煎所」

 

大阪でもDEEPな大正というスポット。

 

何となく、飲み屋街な感じ。

 

関東の京成でいったら、立石とか高砂とかあのあたりか?

 

 

自己紹介をしながら入っていくと、井尻さんはすごく暖かく迎えて下さった。

 

ありがたい。

 

飲んだのはエチオピア モカ

 

おぃぃぃ!!!

 

美味しい!!

 

僕のイメージしていたものよりは浅いが、深煎りのコーヒーに分類されるだろう。

 

 

苦味にカヴァされた酸味。

 

重低音のように酸味が響く。

 

その上で奏でている苦味。

 

酸味に引き連れられている、ナチュラルかなぁ?違っていたら修行不足!!の

 

そんな香り。

 

しっかりと焦点が合っているコーヒーであった。

 

ネルとポットをみて、おぉーーーいいわぁーとすごく嬉しくなってしまう。

 

 

お店の内装も、昔、喫茶店だったところをとてもきれいにリフォームしたそうで、

 

いきなりしっくり落ち着く。

 

店内にしつらえられた本棚に、ちょい本のセレクトチョップが・・・

 

少ない本でキテイルせんす。って感じ。

 

 

楽しく談笑させていただき、すごく良かった。

井尻珈琲焙煎所

井尻珈琲焙煎所

 

それからそれから・・・京都へむかいました。

 

続きは次の更新で。

 

 

ステーキを焼くことはコーヒーを焼くこと。船橋から千葉へコーヒーを飲みに

コーヒーを焙煎するということは、コーヒー豆がどのように焼けているかを想像しながら行う。

 

そして、ここぞというときに豆を火からおろす。

ここぞというときに豆を上げる!!

ここぞというときに豆を上げる!!

 

もちろん、豆が良いように火力調節も行う。

 

豆がどのように焼けているかを想像する、「想像力」、ここぞというときにあげる「直観力」

 

あと、いままでの「経験力」がものを言うだろう。

 

 

 

ステーキを焼くことも、全く同じだ。

 

肉がどのように焼けているかを想像しながら、焼く。

 

そして、自分のイメージ通りに焼きあがると、嬉しくてニンマリしてしまう。

 

ぜひコーヒーを焙煎する人は、ステーキを焼くこともお勧めしたい(笑)

 

 

そんなわけで、「イト― ステーキを焼くの巻」

 

 

 

ステーキ肉を隣のヨークマートで購入。

 

閉店間際の、安売りワゴンに入っているアメリカ産の赤身が多い部分のやつだ。

 

これでも丁寧に焼けば美味しい・・・はず!!

 

 

 

ステーキのコツは2つ。

 

ステーキを焼くことで、コツとしてみんないうのは肉を常温にしておくこと。

 

そうすると、焼きの感じが想像しやすいらしい。

 

なので、そのまま室温に1時間近く出しておく。

 

 

 

もう一つはニンニクをスライスにすること。

 

これを事前にフライパンでカリカリに焼いたのをステーキに乗っけて食べると段違いで美味しさが違う。

 

よく鉄板ステーキ屋さんで、目の前でシェフが必ず、

 

スライスニンニクを丁寧にカリカリに焦がしてくれますよねぇ。

 

それです。それですよ。奥さん。

 

 

 

では準備万端の状態でステーキ焼き開始。

 

まぁ心の準備としてカーーーーーーツ(喝)!!!などと叫んでおくともちろんもっと良い。

 

気合が入ります。そういうものです。

 

ステーキは想像力と直観力。

 

 

 

 

根気よく、ニンニクをカリカリに。今日は10分強かなぁー

じっくりニンニクをカリカリにする

じっくりニンニクをカリカリにする

 

 

さてステーキです。

 

使っているフライパンは鉄製のもの。

 

便利なテフロン加工のフライパンもありますけど、すこし面倒な鉄製のフライパンを使い慣れると

 

なかなかいい感じです。

 

うまく言えないけど、焼きのメリハリが付く感じ。

 

屋台の焼きそばは美味しいけど、おうちのはああならない(ま、美味しいけど)。

 

そんな印象に似ています。

 

 

手をかざして5秒くらいで熱くなるところまで、弱火で熱する。

 

それから油をなじませて、開始です。

 

 

表面をしっかり焼き上げます。

 

ここで、フライパンの表面温度が高いと、すぐに焦げ付く。

 

今回は投入温度がばっちり!!

 

いい中点です(笑)

 

ジュ――――――っと長い感じの音。決していかにもジュ!!ではない。

 

 

これでほぼ成功したようなもの。

肉(豆)の投入完了(笑)

肉(豆)の投入完了(笑)

 

我慢してしばらく表面を形成して、1はぜを待って(うそ)、裏返します。

 

それから、弱火に落として、2ハゼを待ちます(笑)。ここが肝心ですが、

 

ひっくりかえして、弱火におとしたあとで、どれくらいまで中心に火が通るかを見極めるのだ。

 

これがうまーーくイメージ通りに行くと楽しい。

 

プロのステーキ職人は完璧なのだろう。

 

 

食べるときの写真は今日はありませんが、というか食べるのに夢中でありません。

 

上手に中心まで火が通っており柔らかい。

 

いーーお肉が焼けました。いやーーー雑味のない、いいコーヒーです(笑)

 

ステーキ今回は成功した。

 

楽しかったなぁー

 

 

ぜひ焙煎をする人は、ステーキを上手にやいてみましょう(笑)


 

 

 

さてさて、それから、今日は先日のダフニからの流れ。

 

蘭館珈琲ハウス

 

かの東の関口。西の襟立。の襟立氏が顧問として招かれたお店。

 

大阪を中心にチェーン展開をしているが、千葉にもそれがある。

 

HPを見てみると、千葉の三越(現そごう)に店舗があると・・・

 

おぉーーー

 

しかし、しかし、これは閉店してしまったらしい。

 

 

あいやーーー

 

 

まぁそれでも、千葉に行こうと心を決めていたので、予定通り千葉へ。

 

そ、その前に、

 

いつものドトール。

 

ドトールコーヒー船橋南口店

 

マサミ氏からメールが。

 

サイフォンのコーヒーを飲みに来てくださいとのこと。

 

これは行くっきゃない!!

 

さてさて、さっそくサイフォンのコーヒー。

往年のサイフォン

往年のサイフォン

 

謎のブレンド???

 

 

サイフォンに対してとても懐疑的です。

 

行っていきなり飲ませてもらう。

 

おいぃーーー!!悪くない。

 

それほど、混濁しておらず、ハンドドリップにも近い勢いがある。

 

サイフォンは粉を煮込んでしまうところがあんまりいい感じしないが、

 

マサミ氏の抽出を見ていると、それほど煮込まない。

 

20秒ほどと言っている。

 

フラスコの下のお湯でも薄まるのが気になるけど、そんなことはあまり感じなかった。

 

 

うん美味しいなぁという印象。

 

ぜんぜんいけますよぉーー。美味しいですぅーー。

 

 

もう一つ。僕が持参したコーヒーでも特別に抽出してもらった。

 

これは僕が焙煎してブレンドしたものだが、結構、というか設計思想が旨く表現されていた。

 

コーヒーらしい感じ。ほろ苦く甘い。抽出によってはうまく酸味も活かせるし、冷めてくると甘くなる。

 

こっちもサイフォンだったが、なかなかどうして。

 

美味しいです。

 

教科書通りに3分待つ!!というのはもう古いのかぁー

 

 

それと、今回感じたのが、抽出の垣根が崩れてきていること。

 

ペーパードリップやネルドリップは成分を選んで抽出する。

 

少し以前までは、ある程度、方法が限られていたが、現在いろんなコーヒー店。

 

スタイルがあり、多種多様。

 

そして従来の方法でもいろんな工夫で、美味しい・・・というか弱点を克服するような方法

 

もあるのだろう。

 

まぁ僕自身は、ネルドリップ大好きなんですけど、そういう百花繚乱でいいとおもう。

 

いろんなコーヒーがこの極東のジャポンで発酵している。

 

ドトールのマサミ氏もいろんなコーヒーを、いろんな抽出方法で淹れてくれて大変に楽しい。

 

船橋は結構カオスな街であると僕は思う。

 

あのフナッシーもそんな感じじゃないか。

 

そういうのを楽しめる素地があってもいいと思います。

 

マサミ氏とともに船橋をコーヒーの街へ!!

 

そのためには僕も美味しいコーヒーを創るために日々努力をしていかなければ!!


 

 

 

 

 

さてさて、それから、千葉へいってきました。

 

千葉の有名店

 

「豆NAKANO」

 

 

千葉駅10番線ホームから見えると聞いたけど、一体どういうことか・・・

 

いってすぐにわかりました。

 

狭い店。

 

店からの眺めがグッときます。

千葉駅10番線

千葉駅10番線

 

 

けっこうこの手の店は好みです。

 

ホンジュラスを注文。

 

ドーナッツドリッパーで抽出。

 

温度が高いうちは香ばしい感じにうっすら酸味。

 

冷めてくると、酸味の中にもはちみつの(プレーンの)香りのような感覚がある。

 

美味しくいただきました。

ホンジュラス

ホンジュラス

 

飲んでいる間も焙煎している。

 

2ハゼをしっかり聞いての煎り止め。

 

店内にコーヒーのいい匂いとともに、煙が広がる。

 

おぉぉーーーインスピレーション北山(笑)

 

いいっすねぇーーー!!

 

 

 

はい、それから、すぐそばの花やの奥のコーヒーも気になったがやってません。


 

 

ブラブラ腹ごなしにお散歩。

 

 

千葉公園。

 

ネコがづぅらーーーー

ネコが寝そべる

ネコが寝そべる

 

 

ボートもどぅらーーー

ボートがどぅらー

ボートがどぅらー

 

 

フジの花もどぅらーーー

いい香りに包まれる 藤の花

いい香りに包まれる 藤の花

 

 

蓮の花で知られるこの公園。

 

蓮の池を望むこの小屋がとてもいい空気を出していた。

池を望むあずま屋

池を望むあずま屋

 

 

 

そしてモノレールにも乗りました。

 

初めてのモノレール最高!!

初めての千葉モノレール

初めての千葉モノレール

 

けっこう高低差もあって楽しい。


 

 

 

 

さらにさらに。

 

「TAPO‘S COFFEE(タポスコーヒー)」

 

 

ここではエスプレッソ。

タポスのエスプレッソ

タポスのエスプレッソ

 

酸味&苦味系のバランス。

 

悪くないです。

 

そして初めてのむエスプレッソにラム酒を入れて飲むスタイル。

 

これも美味しい!!

 

 

いい感じで千葉散歩を終えます。

 

ピラミッドパワーで今日も充実!!

 

10000歩。

 

今日は抑え気味でした。

 

さてさて、次回のブログ更新は5月10日予定です。

 

GWの5月2日(月)は営業。

 

5月9日(月)10(火)は連休します。

 

その時のコーヒー行脚は次のブログをお楽しみに。

 

次回!!憧れの聖地を訪ねることができるのか!!

そしてプリンの台座を見ることができるのか?!

 

あぁコーヒー。されどコーヒー。

 

コーヒーを焼くのもいいけどステーキを焼くのも楽しいです。

ダフニからの山食。それから浜離宮の草枕。

今日はダフニへ・・・

 

ダフニの入り口にある黄色い花が満開!!

ダフニ入り口の花 満開!!

ダフニ入り口の花 満開!!

 

 

 

さっそくケニアを・・・

 

香りからもうケニアだなぁって感じ。

 

オレンジより濃いようなそしてミカンみたいな甘さのような・・・

 

そんなのが入り混じった香りがカップから立ち上る。

 

そしてその印象を裏切らない感じ。

 

やや酸味が優勢のようだけど、案外苦味もしっかりついてきていて

 

そこそこ深い焙煎だなぁと感じる。

 

苦味を先行させていないのがそうだよなぁー

 

ケニアってこんなオレンジやミカンが入り混じっているキリンのような印象だなぁと感じる。

 

最初から最後までこう、そういう味わいが強く。

 

押しが強かったです。

 

 

そして、イブラヒム モカ

 

これはうごーーー!!

 

やっぱり!!

 

ココだよねぇー

 

この香りって感じ。

 

深煎りではないとこれになんないですよねぇ。

 

香りだけが浮き出ていて、その下側にビッシリ旨味の苦味があるような印象。

エジプトのパピルスみたいだ。

 

 

 

それからマンデリン

 

マンデリン

 

あぁ

 

コレなんすねぇ。

 

押しの強い香りではないが、全体の骨格からそれとわかるような感じ。

 

備長炭の香りをうーーーーーんと薄めた感じ・・・もしくは小学校の時に

 

鉛筆を紙にこすり付けながら絵なんかを書くと手が真っ黒になる。

 

その手の部分の匂いを嗅いだときの匂いか・・・

 

 

それがそこはかとなくただよう。

 

苦味ベースだが、酸味の気配がしっかりとある。

 

いわゆる、泥臭いようなマンデリンではないのだが、明らかにソレとわかる感じ。

 

 

 

 

って感じです。

 

キチンと豆の素材を曲げずに、加工する感じ。

 

魚のアジならアジを刺身・・・それを、なめろうとか・・・アジの感じをしっかり生かしながら料理する感覚。

 

ダフニの桜井さんのコーヒーを飲むと、桜井さんの表現というよりも、

 

(ま、もちろん焙煎の意志。その人が創りたいコーヒー像の意志はあるが)

 

 

マンデリンならマンデリンを飲みに来た―――!!

 

って感じ。あくまでもマンデリンが先行なのだ。桜井さんの表現というよりも

 

マンデリン。それを桜井さんが意志をもって焙煎している。そんな感じ。

 

素材を生かすというのはこういうことだよなぁと肌で本当に感じる。

 

 

アジの料理でも、様々な加工やソースを施して重ねていくフランス料理(僕のとらえているイメージでは)

 

のようなものでは、やっぱり調理人の表現というものが生かされてくるであろう。

 

それは勿論、魚のアジの料理ではあるが、そしてもちろん魚のアジの味がするのだろうけど、

 

構築された世界観ということではもはや、素材というより調理人の思想が色濃く出てくるのだろう。

 

さっきから味かアジかが、ここまで書いてきてややこしい例えを出してしまったなぁと思いながら(笑)

 

 

 

 

きょうは桜井さんのお話をかなり聞くことができて楽しい。

 

何故だかいつもたこ焼きの話が出るのはなぜなのか・・・と思いながら・・・

 

もんじゃ焼きではないたこ焼きを求めて、旅をしたいです。

 

 

それとか、ランブルの味わいともかの味わいの違いについての感じとか・・・

 

 

 

そして、今日の一番の収穫だったのは、桜井さんが焙煎した油の回っていない豆。

 

まぁコーヒー豆は焙煎を深くすると、油が出てくるものなんです。

 

それがどういうわけだか、深く焙煎していても全く油が回っていない。

 

みたところ、かなり黒い。

 

カブト虫の背中の感じを超えてさらに深い段階。

 

青黒く見えるポイントまで焼きこんである。

 

のにもかかわらず、油がなくカラカラしている。

 

焙煎豆はかなり深く焼くと・・・というか僕はそこまで焼いたらどうかと思ってやったが、

青いのだ。赤黒いところから青黒い段階に入る。

 

唐突だが、夜空の星もそうだ。

 

べテルギウスといわれる星は赤く輝く。真っ赤な炎を連想させて温度が高そうだが、

 

シリウスは青白い。こちらの方がっもっともっと温度が高い。

 

そんな違いがある。

 

青い。青黒いけど油が回っていない。

 

そんな豆。僕も焼いてみたい。

 

でも素材が生かされている感じがいいなぁー

 

 

 

桜井節が最高でした。

 

あのような先輩がああいう風にまだ美味しくなるわよと言いながら、仕事をしている姿をみて

 

僕達みんな頑張らないとな!!と心から思ったのでした。

最後までカウンターに立っているものが勝ちとはそうかもなぁ・・・

この時期のダフニは美しい2016.4.18

この時期のダフニは美しい2016.4.18

 

 

 


それから、恒例の山食。

静かなところで一休み 山食!!

静かなところで一休み 山食!!

 

山食のカツカレー美味しかった。

 

ややスパイシーながら酸味、まったりした油のコク感。

 

たいへん素晴らしい。

 

いつもながら胸がきゅんとしてしまう。

なぜか入り口付近に美女が待ち構える

なぜか入り口付近に美女が待ち構える

いやいや、山食入り口にいる美女の写真にじゃないっすよーー(笑)

慶応大学構内の緑も素晴らしい。

構内の新緑

構内の新緑

 

 


それから、カレッタ汐留を経由して・・・

印象的な都市の光景

印象的な都市の光景

 

 

 

浜離宮庭園へ・・・

浜離宮庭園

浜離宮庭園

 

 

入り口から入ったところは、芝生なんですが・・・

 

案外巨木も残っている。

浜離宮 巨木

浜離宮 巨木

 

フジの花も綺麗だなぁ~

ふじが見事!!

ふじが見事!!

 

 

富士見山もこんもり緑。

緑の山

緑の山

 

 

 

それから、海が近いので都市の光景。

海辺の都市の光景

海辺の都市の光景

 

 

 

最後にまた緑。

あーーーいい森!!

あーーーいい森!!

 

 

あーーーいい腹ごなしであった。


 

 

 

 

それから、草枕。

草枕2016.4.18

草枕2016.4.18

 

 

草枕はしばらく来ていなかった。

 

相吉さんは元気そうだった。

 

デミタスを頂く。

 

おほほほほーーー

 

深い。

 

この感じでこういう味わいならかなり深い感じがあるなぁー

 

ブレンドというけど、一体感がものすごい。

 

継ぎ目が全く見えない。

 

キレ―――にやすり掛けしていて大変に滑らかな球体だ。

 

さっきの桜井さんのコーヒーとは全く違うけど美味しい。

 

すごい!!

 

今日のものは苦味から、一瞬、揮発的な油の味わいからの、深く深く焙煎したコーヒーにある甘味だ。

 

それらが滑らかな球体に沿って展開されていく感覚だったかなぁー

 

あーー良かった。

 

 

 

とても満足な一日。

 

15000歩

 

まぁまぁ歩きました。

 

青黒く、そして油の回らないコーヒー。

 

焼いてみよう!!

阿佐ヶ谷と吉祥寺散策 (雨水&ワゾー&ライトアップ)

今日は阿佐ヶ谷まで行ってきました。

 

まずはタッパーを返すために、「珈琲 雨水」 へ

珈琲 雨水

珈琲 雨水

 

 

看板の上に置かれたミルをシゲシゲと眺める。

 

これが噂のミルなのね・・・

 

地元の小学生よ・・・ここのミルにはいたずらしてはいけないゾヨ(笑)

 

まぁこういうの触りたくなる気持ちはわからないくはないけどね・・・

 

 

いぜんバスに乗っていて、バスの入り口付近にある、料金を支払う箱のボタンをどうしても

 

押してみたくて、押したら無茶苦茶バスの運転手さんに叱られました。

 

そういうものです。

 

 

 

 

最近自家焙煎を始めたらしく、おすすめとして、自家焙煎の豆のメニューが店内に掲示されている。

 

その中から、イエメンモカを選択。

 

あとはガトーショコラ。

 

イエメンモカ

 

美味しいです。

 

デミタスではないけど、わりかし濃いめの濃度だと僕は思った。

 

もちろん苦味主体の味わい。

 

強めの苦味とコクの中に、モカだよなぁという感じの甘い感覚が入っていた。

 

 

続いてガトーショコラ。

 

んっうまし!!

 

生チョコのようなと説明書きにあるけど、本当にそのような感覚。

 

濃いめのここのコーヒーと合わさると素晴らしい。

 

ぐいぐいコーヒーが進んでシマウマ。

 

 

・・・・・・・・

 

 

コーヒーとガトーショコラを楽しみながら、店主の加藤君に話をしていると、

 

だんだん、僕達の会話に加わる同席したおじさんがいた。

 

 

コーヒー店ってこういう面白いことが起こるからやめられません。

 

自然に別の人と会話になる。こういうのは面白いですよねぇ。

 

醍醐味の一つです。

 

 

 

パッと会話をしたところ、かーーーーーなり詳しそうな人。

 

1000件ぐらいの喫茶店にいったそう。

 

 

瞬間的に、スワっ!!

 

この方が有名なコーヒー狂で知られるあの方か?!

 

と思いを巡らす。

 

と思っていると、おじさんから先制パンチ(笑)

 

「(コーヒー店は)どの辺を行くんですか?」

 

と大変便利かつ注意深く答えなければいけない質問。

 

これはその人のコーヒーの嗜好や考え方を知るうえで重要なものだ。

 

音楽でもなんでもそうだろう。

 

 

 

僕は、ランブル、草枕、ダフニと答えたような気がする。

 

もし相手が本当のコーヒー狂のあの人なら、例えばバッハや大坊さん、そして今はトラムと答えると

 

良いかもしれないが、まだ相手を図りかねる。

 

いろいろ話すと、かなり面白い方で、広島のコーヒー店のモンクという店の話題が出たり、

 

熊本のアローコーヒー

 

仙台の※がらしゃ(※現在は別名で営業)などなど。

 

それとか、有楽町のマーブルというカレーの美味しいお店を教わったりした。

 

なかなか大技の出しあいで面白かった。

 

立ち食いそばの話も出来そうな人だった。

 

 

会話をしていて、おじさんにあなたはどういった方ですかと聞かれたので、

 

「コーヒーの神様に仕えてますー」と自己紹介しておきました。

 

これは作曲家が生み出された音楽に奉仕するといったような意味合いな感じっすかねぇー

 

「コーヒーに奉仕してます」と言い換えても同義な感じです。

 

 

 

いったいあのおじさんは、あの有名なあの人だったのか・・・それは定かではないが

 

違っていると思う。

 

それでも(独自の論理がありながらも)かーーーーーーーーーーーーーーーなり詳しそうな人だった。

 

なかなか面白かったです。

 

加藤君とはゆっくり今回はお話しできなかったのでまた今度の楽しみにしよう。

珈琲 雨水

珈琲 雨水

 

 


 
それから、ここまで来たので

 

「カフェ ドゥ ワゾー」

ワゾー2016.4.11

ワゾー2016.4.11

 

 

ここでは次の手網品評会のお題。

 

ハワイコナ デミタスで・・・

こきーーーーー

無茶苦茶いい!!

カップの匂いから気配が違った。

ちょっとオールドっぽいなぁと感じさせる匂いから期待が高まり、

その期待を裏切らない。

酸味ではじまるんだけど、それがいつの間にか、苦味の旨味みたいなものに切り替わり

オールドのような古い本にまかれた皮のカバーの香りに発酵中のパンの表皮系香りが入り混じって

いる感じ。

酸味ではいるが、じんわぁーーーーと広がって閉じていく。

穏やかだがしっかりとしている。

 

 

ワゾーの宋さんの淹れ方も素晴らしくいやーーーすごかった。

 

テーブルに置かれたコケが瑞々しく快かった。

 

 

 

コーヒーを大人しく飲んでいると、カウンターに無言で座るオジサンが一人。

 

それを見て、「いらっしゃい」というなり奥に引っ込む宗さん。

 

そのおじさんは、豆をどうやら買いに来たようだ。

 

無言で豆を受けとり支払いを済ませて帰っていった。

 

いいものみたわぁー

 

これも喫茶店のワンシーンだよなぁー

 

宗さんの仕事ぶりをみて清々しい気持ちでお店を後にした。

 

阿佐ヶ谷の路地の緑は綺麗だった。

阿佐ヶ谷の木

阿佐ヶ谷の木

 

 

 

 


それから吉祥寺へ・・・

 

いつもいく骨董屋さんへ・・・

 

目的のものは見つからなかった。

 

とおりに見つけた、なんか名前を聞いたことがある店。

 

「LIGHT UP COFFEE(ライト アップ コーヒー)」

 

カップが素敵な水色

カップが素敵な水色

エスプレッソを注文。

 

(ブラジルを使用したとのこと)

 

 

ほぉぉぉーーー酸っぱい。

 

きぃぃーーーーって感覚ですねぇ。

 

酸味のなかに蜜があるようなないような。

 

そんな飲み物であった。

 

すごくフレッシュで、豆が新鮮な印象を受けたエスプレッソだった。


 

 

 

そしてカレーの「まめ蔵」

まめ蔵 

まめ蔵

 

 

やさいカレーを注文。

 

すごく美味しかった。

 

やや酸味系のカレー(これってカレーの感想 笑)で、スパイシーさ。

 

旨味のコクがしっかり。ごろっと野菜が入っていて美味しかった。

 

店内もほっこり系とでもいうのか素敵です。

 

 

 

そして、食事中の方すみません。

 

カレーを食べた後、お腹が催したのでトイレを借りました。

 

用を足して出てきたら、こんなオシャレな店にいそうなオシャレ女子が僕の後に入るではないか!!!

 

 

もう僕の心ははりさけそうだ。

 

おぉぉーー一体どうしたら。

 

 

 

 

どうしよもできない。

 

立ち食い蕎麦屋ならこんなこと起こらないのに・・・・

 

 

オシャレな店だとこんなことが起こってしまう。

 

すごく気にしていると、さっさとでてきた印象。

 

も・し・か・し・て僕のせい。(笑)

 

 

 

えーーー吉祥寺を満喫して家に帰りました。

 

今日は11000歩。

 

宗さんのハワイコナ 無茶苦茶すごかった。

 

ポットの水滴も参考になりました。

 

明日からも自分のコーヒーをさらに進化させるために頑張ろう!!