大雨の草枕、ヘッケルン

いやーーー今日は無茶苦茶大雨ですねぇ~

 

ゆっくりめに出発した今日は新橋。

 

このところ立て続けに、草枕さんで喫茶いずみの名前を聞いたというお客様が来てくださったので、

 

そのお礼に・・・

 

 

 

「草枕」

 

草枕 外に置いてあるメニュー

草枕 外に置いてあるメニュー

大雨で開店直後だったので、店内に人はまばら。

 

まずは、版画をプレゼント。

 

ずいぶん前にTさんが作っていたものだったけど、

 

持ってくるのを忘れたりでなかなかお持ちすることができなかった。

 

喜んでいただいたようですごく嬉しかったです。

 

 

 

早速デミタス。

 

おぉぉぉぉぉおおおおおおお。 

苦みの芯がしっかり立っており、やっぱり落下傘がふんわり開いていくように甘味が出てくる。

 

ものすごく透明度が高い。

今日のモノはベクトルが集中している感じがある。

苦みーーー甘味――――っていう感じ。 

すごく見えやすかった。

おいしいですぅ。 

冷めてくると、苦みから甘味に切り替わるあたりで、黒コショウの辛くない部分の風味に近いものがあった。

黒コショウの辛さを抜いた部分。ホールで一度かじってみてください 

それと、それこそシナモンの甘味の部分を感じました。

別に黒コショウやシナモンの味わいとか香りがする感じではないけど、

そんなものを思い浮かばせたみたいな感覚。

 

水まんじゅうを思い浮かべるという人もいたが、そのような感じもあの透明度からわからなくもない。

 

ランブルのコーヒーもすごくきれいだけど、こういう風に透明!!って際立たせるのが最近の相吉さんの

 

特徴だなぁと個人的に思いました。もちろん苦みから甘味という感覚で・・・

 

 

 

そしてちょうど、入店早々最近、相吉さんが訪れたというある店。

 

その店の話題で盛り上がる!!

 

楽しい。むちゃくちゃ楽しい!!

 

いろいろとコーヒーを飲んだことなどを聞いた。

 

そしてご厚意でそれも飲ませていただいた。

 

いやーーすごい。

 

何がすごいかというと、ちゃんと相吉さん風のコーヒーに仕上がっている点。

 

あたりまえと言ったらあたりまえかもしれないけど。

 

 

大変に楽しい訪問であった。

 

 

 

それから、「ヘッケルン」

 

2016.9.20ヘッケルン

2016.9.20ヘッケルン

 

 

ここはよく純喫茶巡りなどの本に紹介されている。

 

コーヒーとプリンで有名なお店。

 

実は草枕からは目と鼻の先。

 

大雨の中、店内に入るとホッとする空気感。

 

 

クリーム池を思い出して、クリームソーダーを注文。

 

もう飲んだのは、5年以上前だということしかわからない・・・

 

それとプリン。

 

 

クリームソーダーは期待通り。

 

かき氷のメロンの味わい。

 

よく、かき氷のシロップは実をいうとおんなじ味わいで、色だけが違うんですよと教えてくれる人が

 

いるけど、どうなのだろう。

 

区別がつくようだけど、実際目隠しでテストされたら自信がないなぁと思う。

 

 

そしてプリンはおいしい!!

 

変にお客さんに媚びてない。

 

昔っぽいプリン。

 

いやーーおいしいです。

 

初めて行ったのでマスターとの会話はできませんでしたが、にじみ出てます。

 

いい感じが・・・

 

 

たぶん常連のお客様が来るたびに言われる

 

「いらっしゃい・・・ました~」

 

 

なかなか味わい深い。

 

 

 

今日は大雨なんでそれから帰ろうと・・・

 

谷ラーメンに寄ろうとしたのだけど、2時に間に合わず・・・

 

また次回!!今日はおとなしく船橋へ引き返してきました。

 

 

これでも一応10000歩。歩いてました。

 

 

明日からまた姿勢を正して力を抜いた抽出の練習をしていこう。

 

来週は大磯まで遠征です。

 

天気がいいといいなぁ。

 

(コーヒーネタはちょっとないかもです)

 

 

船橋珈琲フェスティバルは10月22日(土)

 

船橋西武1階で開催です!!

かみ の こーひー???

今日は、もうおなじみ、ドトール船橋南口店のマサミ氏とプチコーヒーツアー。

 

どこに行くかというと、

 

かみのコーヒー

 

 

??

 

?????

 

か、み、さまのコーヒー???

いえいえ。違います。

 

「神乃珈琲」というところができたらしい。

 

 

ドトールコーヒーの船橋工場の工場長(詳しい役職は失念しました)の菅野さんが、

 

トップになって創った旗艦店らしい。

 

星乃珈琲やら、神乃珈琲やら、ドトール・日レスホールディングス周辺はなんとまぁ。

 

そのうち天乃珈琲や、海乃珈琲、はたまた光乃珈琲なんかもあらわれるかも(笑)

 

 

 

 

 

 

そんな神乃珈琲へ電車で向かう途中に、ドトールのスーパーバイザーの方と会う。

 

そこで挨拶。

 

また、神乃珈琲のお店の近くでは、船橋工場の実質トップの方とも挨拶していたし・・・

 

 

ドトールの中では超有名人なのですねぇ。マサミさん。

 

すごいっす。

 

さてさて、そんな「神乃珈琲」

 

神乃珈琲

神乃珈琲

 

それは学芸大の駅から通り沿いに行き、目黒通りに出たところにあります。

 

目黒通りに出た瞬間にここかぁと思いました。

 

やっぱり会社員の時、目黒からの営業ついでに、目黒通りをずーーーっと抜けて都立大学まで

 

歩いて飛び込み営業した気がします。

 

最近では、ポケモンのスポットでも有名そうな碑文谷公園とか・・・

 

 

やはり船橋を歩いている感覚とは違うなぁという印象。

 

 

 

お店の感じは今風にいうなら、青い瓶をさらにを斜め上に行った店(笑)

 

まず思ったのは、一杯一杯ハンドドリップで淹れている空気感。

自分の名前を呼ばれると一瞬思ってしまう

自分の名前を呼ばれると一瞬思ってしまう

これはブルーボトルっぽいオマージュか、それを俺は越えてやるぞというための設定か。

 

おそらく後者だろう。

 

 

大きな焙煎機が背景に見えて、ほんとコーヒーコーヒーしている。

 

やりたいことをやったという感覚。

 

メニューでは、神乃ブレンド、壱、弐、参とブレンドが目を引くが

マンデリンがストレートメニューにあったのでそれを飲んだ。

 

抽出は特筆すべきものではないが、ちゃんと真面目にやっている感じ。

 

基本に忠実という印象。

 

 

さて、マンデリン。淹れたての時の香りがすごくよい!!

 

誰がどうやってもマンデリン!!って感覚。

 

煎り止めは少し浅い感覚。

 

苦みまで持ってこないあたりで止めてある。

 

冷めてくると酸味が持ち上がってくる感覚。

 

普通に提供されて、質の高いマンデリンだなぁと思わせる説得力があった。

神乃珈琲 マンデリン

神乃珈琲 マンデリン

 

 

コーヒーを飲んでいると、エビさんが挨拶に。

 

なんでもこの方もとても偉い人のようで、マサミ氏がきたら挨拶していて

 

そして親しげに話をしている。

 

おぉぉぉーーーマサミ氏。ドトール内でもすごい人なんすね。

 

完全にマサミ氏の牙城という感じだ。

 

さてさてエビさんはなんだか、初対面で大変失礼かもですが、なんとなくおんなじ空気を感じる。

 

さっきの電車であったスーパーバイザーさんや、船橋工場の超偉い人。

 

その人達よりも、エビさんのほうがなんかコーヒーの話ができそうな感じがした。

 

 

 

ブレンド弐、は言われるとエチオピアを芯に使っている感覚のコーヒー。

 

非常に質の高さを感じた。

 

ブレンド壱、はすぐにマイルドブレンドを思い浮かべられる感じ。

 

ドトールの流れだからと言われて飲むからだと思うけど、

 

そのマイルドブレンドがむちゃくちゃよくなったらこれになるかなぁと思わせる感じ。

 

 

 

そしてエスプレッソ。

 

立ち上る感じの香りはやや酸味より。

 

酸味が来てすぐにぐしゅーーとした苦み。鹹味も強い。

 

すごく何かに傾いているでもなく、バランスがとられている感じ。

 

 

 

人が感じる何かいう意思はそれぞれに感じないが、こういう大量供給のものですごく質が高い感じがする。

 

焙煎機直結の何か大型の装置を見つめるマサミ氏

焙煎機直結の何か大型の装置を見つめるマサミ氏

 

 

店内にはセミナールームも備えている。

 

 

すごいですねぇーーー

 

 

このあと、新プロジェクトの打ち合わせのためタクシーに乗って別の場所へ向かうマサミ氏を見送って・・・

 

 

 


 

神乃珈琲へ向かう途中に気になったお店。

 

「香気 学芸大学店」

おいしそうな雰囲気

おいしそうな雰囲気

 

坦々麺がメインのお店らしい。

 

辛いものが食べられるなんて嬉しい。

 

もちろん烈火坦坦麺。

 

楽しめるレベルの辛さ。

 

辛いと思わせて、山椒のしびれに入ってきて、ゴマなんかのうまみでまとまってきていて

 

うめーーーー!!!っていう感じ。

 

非常に調和のとれた辛さだった。

 

船橋には有名な火鍋屋さんがあるが、あそこの辛さからのしびれの感覚には結構近いと思う。

 

スパイスの密集度は(いろいろなものが入っていそうな感覚)は火鍋屋さんのほうがもちろん断然上だが、

 

スープ単体としてのうまさは、坦坦麺として作られているこちらに軍配が上がるだろう。

 

烈炎坦坦麺

烈炎坦坦麺

 

唐辛子とうか山椒がしっかりしているので何か清々しい印象。

 

ぜひ神乃珈琲とセットで訪ねてみてもいいと思います。

 

 

またここの坦坦麺屋さんのそばには、「かつよし」というおいしそうなトンカツ屋もあった。

 

学芸大学

 

ドトールとコロラドが並んである珍しい光景も見ることができる。

 

珍しい光景

珍しい光景

 

 


その後明治神宮を散策。

 

いつもの森。

明治神宮の森

明治神宮の森

 

さんざんこのブログで書きましたが、素晴らしい人工林。

 

設計当初の理想の姿になっているのでしょうか?

 

ザクザク歩いてお参り。

 

 

 

睡蓮が咲いていたり、

睡蓮?が咲いている

睡蓮?が咲いている

 

キノコをたくさん見たり。

 

キノコ キノコ

キノコ キノコ

たっぷり森林浴して過ごしました。

 

 


 

それから船橋へ戻ってきて・・・ローリエ(月桂樹)がなかったので買い出しに

 

丸山町のティランガスパイスへ。

 

いったら以前のスパイスの店っていうか、カレー屋になっていた。

 

スパイスを買おうとしていたのに・・・

 

 

 

「ローリエを買いに来たけど、売ってない?」

 

 

「前ここはスパイス売ってたキガシマース。」

 

店に座っていた、なかなか侮れなさそうだがいい感じ、というかたぶん友達になれる感じの店主が現れる。

 

 

「イマハ ここではヤメテしまった。」

 

「おろしをしていたけど、イマハカレーやにした。」

 

 

「ローリエ???」

 

 

「あぁえーと、ゲッケイジュ。ベイリーフ。」

 

「ベイリーフある???」

 

「どれくらいいるの?」

 

「100gぐらいいる。」

 

「100g?」

 

「オオイネ」

 

「おおいです」

 

「ヤスクシテ」

「ヤスク。ダウン ダウン(笑)」

  

 

「あー60gあるよ。」

 

「いっぱいよ。ゼンブいるの?」

 

 

「いるいるいるいる。」

 

「あなたいくらで買ってんの?」

 

「いやーーー100g×××円だよーー」

 

「えー高いねぇーーもっとワタシ安いよー」

 

 

 

何やら一覧表を見ている。

 

「×××円」

 

ごーーーーむちゃくちゃ安い!!

 

しかもこの香りのレベル!!!!

 

最高だぜあんた。

 

ちなみにブラックペッパーやシナモン。カルダモンの値段も聞いてみると素晴らしい!!

 

今度からここに買いに来る!!

 

そのかわりカレーを食べに来て。と誘われるので絶対行く!!と約束する。

 

 

ローリエいっぱい

ローリエいっぱい

いやーーーかなりの収穫にほくほくする。

 

うわーー今度SBのカレー粉がなくなったらここで買って自分で調合するほうが安上がりだぜ!!

 

スパイスの仕入先が見つかってよかった。

 

そして新しい友達に知り合った気分。

今日は15000歩

 

 

明治神宮で御神心を引いたら「忍」の文字をいただく。

 

耐え忍んで生み出します!!

 

関口さん、襟立さん、標さん、大坊さん、そして関さん。みんなが紡いできた流れをしっかり受け継ぐように。

 

 

コジロウと亀戸餃子

今日はいろんな所要。

 

6年も営業していたので、保健所の飲食業許可更新の手続き。

 

テナントの更新手続き。

 

朝からいろいろ。

 

 

 

そして、今日はワイルド珈琲。

ワイルド珈琲

ワイルド珈琲

 

ここは何回か焙煎セミナーでお世話になってよく通いました。

 

ちょっと焙煎機があったので見に行きました。

 

新品同様の井上製作所HR11。素晴らしい!!

 

 


 

それから今日はコジロウさんへ。

 

 

2016.9.5コジロウ

2016.9.5コジロウ

なんか昨年の合宿後とほぼ同じ行動。

 

昨年も、合宿後そんなに時間をおかずに、コジロウさんのコーヒーを飲みにいったっけなぁー

 

 

ブラジル 濃厚 ダブルで・・・

 

 

ぼうわぁーー

 

温かいとほろ苦く、そこにぶっとい酸味の感覚。

 

そこから香りというかミネラル、湿った枯れ葉みたいなものが広がってくる。

 

酸味の出方は、ランブルのカルモシモサカ93‘やブラジル110年に似ている。

 

酸っぱいパン的な感じがある。

 

そこから安定している富士山のすそ野のようにどどーーって広がる。

 

重心の低いコーヒーであった。

 

 

冷めてきてもこの印象は変わらない。

 

しっかり一杯のなかにある。

 

もう一つ。

 

たまにしか焼かないそうだが、マタリの深煎り。

 

 

香りがやヴぁい。

 

これはこれは、牡蠣というよりも、カマンベールチーズの熟成したアフィネ!!

 

カマンベールチーズは表面が白いカビに覆われていて、中身がいかにもチーズらしい身が入っている。

 

ここが、熟成して時間がたってくるとドローーってしてくる。

 

表面は特有のアンモニアのような香りが漂うが、中身がドローーってしてくるものは

 

塩からのようなうまみを伴ってきて大変においしい。

 

ヤギのフレッシュチーズなんかとは別の道筋で味わいが変わってくる。

 

 

その白カビ系のチーズが熟成して、ドローってした時のあの感覚が入っていた。

 

これが・・・深煎り!!

 

またもやマタリ9

 

すごいっす。

 

こちらは香りが来て、シュッて消えていく。気配が残る印象。

 

すごいなぁ。先日の機屋のコーヒーはこちらに近いか?!

 


それからおしゃべり猫を見にいつものところへ・・・

 

今日は・・・

ね、

 

ね、

 

ネコが落ちてました。

 

ネコが落ちている(笑)

ネコが落ちている(笑)

近所の人の話ではシロと呼ばれるネコらしい。

 

近所の人に親切にされているらしく、人が近寄っても大丈夫。

 

おさわりし放題な感じであった。

いいネコだわぁ~


 

 

それからオーさんのアイスコーヒー。

 

ゆるく、話をする。

 

50歳になった時の体の変化とか・・・

 

いままでいた会社の話とか・・・

 

コジロウさんもそうだけど、オーさんも僕に優しくてすごく癒されました。

 

スカイツリー

スカイツリー

 

 

 


 

遅めの昼食は亀戸餃子。

 

餃子だけの店(笑)どっかできいたフレーズ(笑)わかる人はコーヒー好きです。

 

亀戸餃子 

亀戸餃子

大学生の頃、散歩の達人に亀戸の特集があって、亀戸餃子が載っていた。

 

3皿以上はもやしがつくらしいとかそんなことが書いてあった。

 

すごく亀戸餃子はおやじっぽそうで憧れた。

 

大学当時はおやじっぽいことがカッコよかったのだ!!

 

おやじっぽいことがカッコいいと同様に思っていたのか分からないけど、友人のA君とつるんでは、

 

京成沿線の大衆酒屋へ繰り出して、よくわかんないけどホッピーなど飲んだものだ。

 

あとかっこつけてコブクロなどという臓物系のモノをたのんだり・・・

 

 

 

今から振り返ると、もう少しカッコいいことが別にあったような気もするのだが、

 

当時の自分からすると、おやじっぽいことがカッコいいことの対象だったのだ。

 

亀有のまずいやというおでん屋でおでんを食べたり。

 

立石あたりの大衆酒屋で飲んだりもした。

 

そんなおやじっぽい場所の憧れの一つであった亀戸餃子。

 

今日初めて入った。

 

すごくよかった。

 

餃子だけの店。

 

パリッと少し小ぶりの餃子。

 

味わいは、やや野菜系が強い感じで肉も入ってるという感じ。

 

小皿に盛られたからしをつけてもおいしかった。

 

2時ころの店内は、空いたときをねらって入ってくる、餃子をつまみに飲んでいるおじさんがちらほら。

 

こ、これが僕の大学時代のカッコいいこと!!

 

お店のおばちゃんは、餃子の残りが、少ないとお代わりを聞いてくるシステムになっているらしく、

 

ベテランのおじさんは、さらに7分くらい残った餃子をちびちびしながら、ビールを飲んでいる。

 

しかも、こういう町の中華料理屋にありがちな老酒を飲む。

 

この光景!!これだよコレ!!

 

4皿食べてお店を出ました。

 

すごくよかった亀戸餃子。

 

 

今日は早めに戻って10000歩。

 

自分を見るために三番瀬へ・・

三番瀬 

三番瀬

 

しばらく海を眺めて、自分と向き合いました。

 

日が沈んでいく

日が沈んでいく

波の音が自分を埋めていきました。

 

三番瀬いいよなぁーー

 

明日からも頑張ります!!

 

まずは自分のコーヒーだ!!

三番瀬 光と空

三番瀬 光と空

2016機屋コーヒー合宿

今日は先週のことを・・・8月29日~31日にやったコーヒー合宿のことです。

直に僕から聞いた方々も大勢いらっしゃるかもしれませんが・・・どうぞ・・・


 

今日からコーヒー合宿in盛岡@機屋2016

 

先週に引き続き台風が来ているというのも、何という符号だろう。

 

今年はそういうめぐりあわせなのかもしれない。

 

早朝の船橋は、小雨がしっかり降りしきる天気。

 

バス停に立っているだけでじっとりと濡れる。

 

 

・・・

・・・

・・・

 

3回目になると待ち合わせもお手の物で、

 

待ち合わせ場所が全然わからず・・・という事態にはもうならなかった。

 

関さんに車でピックアップしてもらい、まずはラーメンの材料の買い出し。

 

手羽元、豚バラ、玉ねぎ、ニンニク、ネギなどを買い出し。

 

 

ラーメンの煮込みを開始してからコーヒー合宿開始。

 

今年のテーマは大坊さんごっこ。

 

先週、機屋の皆さんと行ったツアーで大坊さんに触れたので、ちょうどよい機会。

 

それを自分たちでやる。

 

大坊さんが言っていたポイントは、酸味と苦みが消えるポイント。

 

そういうポイントで甘味がでてくるという。

 

そこを手網焙煎でやってみる。

 

豆は、先日関さんが福岡の美美の森光さんから仕入れたというエチオピア ヤンニハラールモカ

 

これを手網で焙煎して抽出を繰り返す。

 

こうしたトライアルすることが先日のあの時間につながる。

 

ヤンニモカは標さんにも由来がある豆。

 

吉祥寺もかへ通っていた大坊さん、関さん。

 

そのコーヒーを作り出していた標さんの豆。

 

先日の関さんと大坊さんとの対話。

 

そしてランブル。

 

こうした要素がひとつずつのパズルになっており、

 

日本のコーヒーの源流からくまれた流れの一端を巡れるのだろうか・・・とも思う。

 

 

過去はつぎからつぎへと流れ出す事件のまぎれもない連鎖によって現在と結ばれている

 

(※チェーホフ 神学生より)

 

 

鎖の一端をもってカチャリと鳴らしたら、もう一方の一端もカチャリと鳴った。

 

 

 

 

 

まずは、そういう意識をもって手網焙煎をした関さんの豆を飲む。

 

苦くて飲みやすい香りのあるコーヒー。

 

これを出発に、大坊さんが言っている、酸味が消えて、苦み出るポイントを探っていく。

 

 

僕の手網。1回目。

 

大坊さんの焙煎を想像しながら焙煎した。

 

抽出。

 

苦い。

 

少し苦いだろうなと、2回目。

 

少し時間がかかったけど、弱く火を通せました。

 

 

それを抽出して飲む。

 

苦いけど酸味もある。

 

 

 

 

途中昼食のカレーをはさんで、前から名前を聞いていた六分儀という盛岡市内の有名な喫茶店へいく。

 

六分儀はとても落ち着いている喫茶店だった。

 

マイルドブレンドはコーヒーらしい香ばしさと、言ったら・・・と人が思い浮かべそうな喫茶店だった。

 

・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

 

 

そうしてもう一度、抽出をして今度は、みんなで行っている手網品評会の準備。

 

今月のお題はブラジル ティピカアマレロ。

 

順番に淹れて品評会。

 

手網品評会 みんなで飲み比べ

手網品評会 みんなで飲み比べ

結果からいうと僕はびりでした。

 

あたりまえと言えばそうなのだが、採点シートの点数がそのままやっぱり、感覚的においしいなぁという感じ

 

のコーヒーになっている。

 

入りの酸味からの甘味や香りがしっかりと展開していくのが高得点な印象。

 

味わいの感覚として、こういうのがあって、こういうのが来るよねぇというのはあるけど、

 

それぞれが違いました。

 

個人的には優しい印象で広がっていく、長山さんのものと、

 

太い線で押すように広がっていく関さんのものが対照的であった。

 

自分のモノを振り返ると少し異質で、香りとか展開感がよわいなぁと感じました。

 

それは、自分のコーヒーの飲み方や、焙煎、

 

抽出などすべての部分が絡まってこういう味わいになっているのだなぁと感じました。

 

 

 

夜はみんなで懇親会。

 

おなじみの盛岡のメンバーでとても楽しかった。

 

機屋のムンクとお土産にもらったムンク

機屋のムンクとお土産にもらったムンク

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2日目。

 

昨日の手網したものをもう一度抽出。

 

朝来る、長山さんにブラインドテイスティングとして関さんのもの。

 

僕が2回焼いたものを飲んでもらう。

 

もちろんぴったり一致。

 

すごいです。

 

関さんの手網したものは、苦いようなそうでないような・・・そこに香りを感じる。

 

僕のモノは単純に味覚的要素。そしてそこの部分だけで考えていると関さん。

 

単純に僕はものを考えすぎているらしい。

 

単純に酸味が減って苦みがくる・・・というのではなく、DNA染色体のように苦みと酸味が絡まりあうような

 

イメージを持つことで創りだすと・・・

 

 

以上のことを踏まえて、さらに手網。

 

まろやかにじっくり、豆の肌が焦げないように焙煎

 

1回目

 

少しゆっくり火を通していこうかなぁと弱火にして焙煎。

 

なーんかひよる。

 

2回目

 

同じ火力でもっと丁寧に。それでも全然だめだった。

 

 

3回目

 

やはり最初のようにしようということで、やりました。

 

4回目

 

こちらは3回目と同じようにやりました。

 

 

結局、自分の迷いがそのまま反映されるような感じ。

 

それぞれ抽出をしても結局、1日目の2回が目的意識を持って進められたなと思いました。

 

 

これは、何か一つのことを決めて進めるときに、これがだめだったから、では次の方法を試します・・・

 

とすぐに捨てるのではなく、目先のことを変える小手先ではない、決めて深めるという方法ができてない。

 

自分の性質を改めて見つめなおさせられたと思った。

 

 

 

それから、お店にいたスタッフでブラジルを淹れあいっこしましょう会。

 

50ccでそれぞれが淹れあう。

 

結局自分の淹れるコーヒーは明らかにだめで、アルバイトさんにも及ばないなという印象をいだいた。

自分なりに、1年間やったつもりだが、ぜんぜんできていないということだった。

 

 

この日を振り返ると、やはり関さんの大坊さんオマージュのコーヒーがすごかった。

 

僕の場合は、大坊さんオマージュと聞いたらやっぱり黒くテカテカにした豆を焼いて

 

表現しようと考えるけど、関さんの場合はそうではなかった。

 

自分の領域で大坊さんの味わいを創る。

 

それって神がかった感じ。

 

今のコーヒー屋でこんなことできるのは関さんだけだろうと思った。

 

 

 

あと2日目の思い出は、嫌いを極めたくて立川談志をすべて見たという関さん。

 

あと、なみだ巻きと萌・・・

 

なみだ巻きは今度別のところでも食べてみたいなぁと思った。

 

萌については今度研究してみようと思います。

 


 

 

3日目

 

いいぇぇーーい。

 

神子田の朝市に連れて行ってもらう。

 

ラーメンを食べたかったが、昨晩の夕食で結構おなかいっぱいだったので食べる気がない。

 

きゅうり!!

きゅうり!!

きゅうりを見るたびに昨晩聞いた、関さんの屋台のきゅうり事件を思い出してニヤニヤしてしまう。

 

きゅうり・・・もう無理!!!!!って(笑)すごく面白かったです。

 

これをかいている今も面白い。

 

 

そしてまたお店に戻って、抽出。

昨日手網したものをそれぞれ抽出する。

 

それを今度は内澤さんに飲んでもらう。

 

4回目の僕の深煎りと関さんのモノがどっちがどっちか、だったが歴然の差。

 

 

それから、いつものように掃除機で掃除して、トイレを洗って開店準備のお手伝い。

 

 

そして最後にもう一度手網。

 

関さんにけいこをつけてもらいながら焼いた。

 

 

それから、接客、抽出練習をはさみながら、関さんのお弟子さんの

 

「うつわ わたなべ」へ・・・

 

うつわ わたなべ

うつわ わたなべ

 

ブラジル

 

関さんのものよりは深煎りだったが、ブラジルはブラジルだった。

 

印象的にほろ苦い部分が芯になって甘味と香りで広がっていく感覚。

 

ほんわぁーーという感じ。

 

 

タンザニア スノートップ

 

これがほんとによかった。

 

匂いこそ酸味がきつそうなものの、甘い。

 

水面に甘味の波紋が広がっていく感覚だった。

 

すごい!!

 

 

あとは焙煎機の掃除をやったり、ハンドピックをやり、最後に関さんの総括を聞く。

 

3年間通いあまり成長の見られなかったこと。

 

抽出のこと。

 

モノづくりに対する姿勢のこと。

 

メモを取るということ。

 

自分のコーヒーを創るということ。

 

ひとりになる時間を創るのも手だということ。

 

他人のコーヒーを一切飲まないということ。

 

自分のコーヒーすらも飲まないということ。

 

時間のぎりぎりまで、訓示を受ける。

 

僕は大丈夫です!!がんばります!!

 

また来年の為に自分を磨いていこう。

 

そう素直に思いました。

 

機屋の皆さんありがとうございます!!

 

 

あ、、、厄除けのお守りもってかえってくんのわすれた・・・(笑)

(9月5日のことは9月7日に更新します。)

 

2016.9.5機屋

2016.9.5機屋

 

機屋の皆さんとコーヒーツアー(嵐とともに関さんがやってきた日)

いやはや。タイフーーンな一日。

嵐とともにトーキョーに関さんがやってきた!!

 

 

 

いろいろな意味で大変に思い出に残る貴重な一日であった。

 

今日はお世話になっている、盛岡の機屋の関さん一家とそこのスタッフの長山さん。

 

そして、僕の計5人でコーヒーツアーをしたのだ。

 

 

でも、でもその前に・・・・

 

 

 

いつものおなじみ、「ドトールコーヒー船橋南口店」

 

 

先日から、僕のお店とドトールにおいてあるモランゴというコーヒーを飲みに行きました。

 

モランゴとはポルトガル語で苺という意味で、その名前の通り苺のような風味がするコーヒーです。

 

それを、先日から僕のところと、裏メニューということでマサミ氏のところにこっそりおいてあるんです。

 

 

僕のところに置いてあるものと、マサミ氏のところに置いてあるものは違う焙煎の思想のもので、

 

長くゆっくり火を入れたものと、さーーーーーっと火を入れたものの違い。

 

詳しく言うと、僕のところは26分ぐらいで1ハゼ終了ぐらいまで、少しジリジリ火を入れた感じ。

 

マサミ氏のところには13分半ぐらいで1ハゼの途中までもっていった感じ。

 

それぞれがそれぞれで面白いです。

 

 

で、そのさーーーーっと火を入れたモランゴ(苺)を飲みに行きました。

 

ドトールでモランゴ飲み比べ

ドトールでモランゴ飲み比べ

 

ペーパードリップで。

 

くほーーー酸味がふろーーらるっす。

 

飲みやすい。

 

 

僕自身が淹れたものよりおいしい。

 

すこうし冷めてくると、若い苺のような感覚から甘くなってきます。

 

それが冷めて冷たくなるまで続く感じ。

 

マサミ氏用のスペシャル焙煎を僕が淹れたときは、もっとゴギーーーって酸味に寄りすぎていて

 

ほかのものが見えなかった。

 

 

マサミ氏が淹れるとちゃんと少し冷めてきたときに若い苺がしっかり見えました。

 

 

 

さらに同時に、エアロプレスで淹れた苺も飲みました。

 

 

エアロプレスで抽出された液体を薄める前の原液は、ブチャーーーすっぺーーーーーって感じでしたが、

 

薄めると、ほんのり酸っぱ苦い感じ。

 

何も言わないでだされたら、都内のサードウェーブで飲めるようなタイプのコーヒー

 

といって全く差し支えない感覚。

 

まぁでも苺感はペーパーで淹れたときのほうが鮮やかだったかなぁーと思いました。

 

そして、会話はもっぱら10月22日に船橋で開催される、

 

船橋コーヒー祭(船橋コーヒーフェスティバル)話。

 

時間がない中少しだけその話もできました。

 


 

そして、関さんたちを迎えるために東京駅へ・・・

 

 

 

東京駅まで向かう総武線から外を見ると、間欠的に降る雨と風が台風の感じ。

 

無事に目的がかなえられればと思った。

 

 

東京駅について、無事に東北新幹線が動いていることを確認。

 

 

 

新幹線の改札付近の人のごった返しを見ていると結構時間つぶしになる。

 

切符がまがってもうたーーーって改札員に報告して入ってくる関西弁の人。

 

列に並んで見ず知らずの?人に話しかけるっギターをもった、チョイ悪風の外国人。

 

いそいそとJRパスというきっと外国人向けの券で改札を通る人たち。

 

半狂ら気味で子供たちを連れて歩く母親。

 

 

 

 

 

 

うぉーーー夏休みの新幹線乗り場ってすげぇなぁーーーと思いました。

 

 

そして、無事に関さんたちと合流。

 

 

 


 

まずは、ベアーポンドエスプレッソ(熊沼)へ!!!!!

 

電車大丈夫か?!

 

関さんはそんなに気にしていないようだったが、電車が止まっていないかが僕はものすごく気になった。

 

東京駅からの中央線と小田急線は無事だった。

 

ちょうどベアポンドの開店時間にぴったりぐらいに到着。

 

 

 

店の前についたら、無情にもシャッターが閉まっていた。

 

CLOSEの文字も見える。

 

ここまで来てだめだったか・・・

 

 

確かに、ベアポンドのお店の感じではちょっと台風の風や雨の中営業するのはちょっと無理だろうなぁと

 

うっすら思ってました。

 

 

店の中をのぞくと、人影と電気がついている。

 

助かった。

 

台風の影響で、ちょっと開店が遅れているのだろう。

 

その後の予定もあるので、待てるだけ待って、入れないときはあきらめようと・・・

 

 

外は土砂降りの雨。

 

せっかく盛岡からベアポンドのエンジェルステインを飲みに来ているので、

 

なんとか、行けそうな時間に開いてくれ!!と念じる。

 

 

 

 

近くのコンビニで待っていたが開く気配がないので、関さんがもともと働いていた、

 

花泥棒の下北沢(北口店)へ・・・

無情にも開店していない花泥棒

無情にも開店していない花泥棒

 

 

しかーーし、ここもまだ開店していない。

 

で、もう一度ベアポンドへ引き返す。

 

 

 

そうすると、うれしいことに、シャッターが開いている。

 

が・・・まだOPENではない。

 

 

 

あきらめきれないので、そばのお店の軒先で見守っていると、田中さんの奥さんが入っていった。

 

おぉーー。これはいける!!

 

ほどなくして開店。

 

 

よかった。

 

今日はどうしても一件目にここに来たかった!!

 

さてさてエンジェルステイン。

 

 

じじじじっじーーーー。

 

先日のよりも今日のものは(自分の体調もあるかもしれないけど)苦みに寄っている。

 

苦み&しょっぱみからの酸味にじーーりじーーり抜ける感覚。

 

先日感じた鰹節感は全くなかった。

 

どちらが良いとかそういうことではなく、自分がそういう風に感じた。

 

苦み&しょっぱみから酸味のじーーりじーーりって感じ。

 

相変わらずの濃茶のようなコーヒー。

 

一緒にいった機屋の長山さんは、ジビエのソースにかかってそうな感じと面白い感想を言っていたのが

 

印象的だった。

 

すこし行儀が悪いけど、今日はカップのそこに残ったシミも舌を伸ばしてなめて楽しみました。

 

粉の感覚があるので、口の中に入れると長い時間楽しめる感覚がある。

 

じーーりじーーり今日も楽しみました。

 

 

さすがに台風がかなり盛り上がっているので、店内にいるのは僕たちだけであった。

 

飲み終わってサクッとお店をでた。

 

また来れてとてもうれしい。

 

 

熊沼2016.8.22

熊沼2016.8.22

 


それから昼食。

 

関さんの希望で青春の幻影をもとめ、吉祥寺の上杉か、ホープ軒へ行こうとしたけど、

 

ちょっと時間が厳しい。

 

そんなわけで、下北沢のなんか知らないイタリアンの店で昼食をとる。

 

 

 

それから関さんの青春の幻影をもとめて、そして、昼食の口を切り替える為に花泥棒(下北沢店)

 

ブラジル 18g80cc

ブラジル 18g80cc

 

ここではそれぞれ思い思いのモノを。

 

長山さんはマタリ

 

僕はブラジル

 

関さんはカフェオレ

 

関さんの奥さんはウィンナーコーヒー

 

関さんの娘さんはキリマンジェロ

 

焙煎機がここにあったとか、店の絨毯がいいとか、そんな話をしていた。

 

僕自身はカフェオレを飲んでいる関さんが衝撃的であった。

 

しかもカップがでかすぎる(笑)

 

 

僕自身がのんだブラジルおいしかったです。

 

ほわぁーーとしていました。

 

酸、苦い甘いからのほんわぁーーと。展開時間は短いが、おいしい感じのコーヒーだった。

 

 

次にベアポンドへ来たときは花泥棒も寄りたいなぁと思いました。

 

 

 


 

 

それから移動して今回のツアーの大きな目的地へ。

 

台風なのに無事について本当に良かった。

無事に・・・

無事に・・・

電車が止まったりいろいろな障害が来るかと思えばそんなこともなく、

 

ほぼほぼ予定通りに到着。

 

 

またあの方のコーヒーが飲めるとは!!

 

無茶苦茶幸せです。

 

しかもベアポンドからの流れで・・・ぐぐぐ・・・コーヒーピーポーーピーポーです。

 

 

関さんとあの方との会話から始まる。

 

関さんが店を始めたころのことや、最初がどんなんだったかなど、正直僕は知らないことが聞けた。

 

それから、まずは薄めにいれたコーヒー。

 

初めてこの濃度のモノをちゃんと一杯飲みましたがとてもおいしいです。

 

やわらかい印象の感じ。

 

舌に刺激なところがなく、苦みにバウンドしつつ甘味に昇華されていく。

 

ふんわぁーーーと。飲んでいて自然に飲める感覚。

 

くほーーー。すーーって飲んでしまう感覚です。

 

上に上がる感じがありましたです。

 

 

 

 

そして自然に関さんとあの方との焙煎のポイントについての会話。

 

僕は2人がどのポイントを意識しているかというのが会話から結構漏れ出ていて、

 

それを聞くのが楽しかったし、純粋にそれを文章に起こしても、ものすごくよいものになるんじゃないかなぁ

 

と思い、その場に僕がいれることをすげぇ幸せに感じました。

 

あの方はふっと消えるポイント。そうするとコーヒーにしたときに甘味を感じる。

 

特にそれを濃く創ったら一番強く。

 

 

 

 

関さんは香り。どういう濃度で作ってもいいけど、香りが残る感覚。

 

今はない吉祥寺もかのアルベルトブレンドを飲んだ時に、家に帰るまでその感じが残っている。

 

そんなものを残す感覚。ということを話の最中に言っていた。

 

 

ランブルなどの話も交えつつ、お互いのコーヒーのことを2人とも楽しそうに話をしていたのが

 

すごくよかったなぁと思いました。

 

僕のとらえている感じでいうと、あの方のコーヒーは気体感。

 

ふわーーっとした霧とか、雲。そんな感じ。そこにしっかりとした意思の力をくみ取る。

 

 

片や関さんのコーヒーは花びらが次々に開いていく感覚。

 

両者とも、地下の洞窟にたたえられた湖の水みたいな透明感が共通に思えます。

 

 

 

 

それから、濃く作ったあの方のコーヒー。

 

おぉーーーー来てます。

 

今日のはしっかり芯があってそこに甘味がまとわれている感覚。

 

上昇感というよりも、黒い球体の周りにフワァーーーっと煙がまとっている感覚。

 

うげぇーーー今日も来てよかったーーー

 

コーヒー味わっているときは2人の貴重な会話を聞き洩らした・・・あいやーー

 

 

 

 

それからさらに余興で僕が持って行った酸っぱいコロンビア。

 

 

おぉーーーすっぺーーーー

 

あの方が淹れてもちゃんと反映されるんだなぁと思いました。

 

関さんの評はまだ焙煎未了という感じでしたが、酸味のあとの消える感じがぉぃーーと思いました。

 

 

あの方がコーヒーを淹れている間聞こえるのは外の大雨の音。

 

かすかなエヴァンスのピアノ。

 

エトガーエンデの絵を思い出すような背中。

 

あーーーいい時間をいただいた。

 

あれよあれよと、2時間半ぐらいコーヒーを囲みながら話をしていた。

 

何はともあれ、お互い違う部分でコーヒーは創っているのだろうけど、楽しそうに会話をしていたのが

 

すごくよかったし、その場にいられたというのが何とも幸せでした。

 

あーー面白かった。

 

 


 

それから、次は吉祥寺のホープ軒で関さんの青春の幻影を求めにいくという話も出たが、

 

やっぱり今日はランブルへ・・・

 

今日のランブルは、台風のせいか、時間帯のせいか、お客さんは少なかった。

 

 

落ち着いてコーヒーが飲める感じでした。

 

皆さん思い思いのモノを。

 

僕はまずは

 

コスタリカ 04‘

 

おぉーーーいいです。

酸味かちの中にちょっと赤えんどう系の感じがあって。

 

ほめぇーーーって感じ。

 

ちょっと夕方遅いので、僕がほわーーっとして感想がうすいです(笑)

 

 

そして、

 

ニカラグア サンドライ

 

ぼーーーこれはこれは・・・

 

サンドライってわかる!!って感じ。

 

銘柄はわからないけど、たぶんブラインドでもサンドライでしょう?と当てられそうな感じ。

 

なんかこれは以前、銘柄を忘れたけどなんやったかなぁ、ミカフェートの豆を飲んだ時の

 

ナチュラルの感じに近い。(ちょっとなんの豆だったか記憶があいまい)

 

もしくは、缶コーヒーでナチュラルの香りを付けたやつがあったように思ったけど、

 

それをものすごーーーーーーーーーーーーーく上品にしてランブルにしかないようにしたような感じ。

 

 

この味わいは僕はランブルでは初めて味わいました。

 

匂いがしっかり来ましたです。

 

また今度のんでみよーーー

 

座っていると、会社帰りのお客さんたちが続々と入ってくる。

 

関さんは3杯目を飲みたそうにしていたが、帰りの新幹線の時間もあるので、

 

そそくさと引き上げる。

 

記念写真。

 

機屋の皆さん@ランブル2016.8.22

機屋の皆さん@ランブル2016.8.22

 

 

 

 

 

 

いやーーーーーーー今日はすごく貴重な一日。

 

いろいろなコーヒー飲んだです。

 

ドトール。

 

ベアポンド。

 

あの方。

 

ランブル。

 

 

コーヒー業界は今いろいろな価値観が交錯としている。

 

きっと飲み手も交錯としている。

 

様々なコーヒーもあるし、情報が氾濫としている。

 

そういうものに惑わされずに、今ここの目の前にあるカップに表現されたコーヒーを感じる力。

 

提供したらもうお客さんがどう飲もうと勝手だろうけど、

 

こんなに魑魅魍魎といろいろなコーヒーが乱立している世の中。

 

 

どのコーヒーが良いか・・・というよりは、目の前のコーヒーを味わう力。

 

スタイル、ファッション、ストーリー。そういうことではなく。目の前の一杯。

 

そこを存分に味わう。

 

そのためには、会話しない。させないというのも一つの考え方だし、僕自身はむちゃくちゃ聞きます。

 

その人が感じたことを。それを目の前のカップを通して話ができるのがとても楽しいなぁと感じました。

 

とても思い出に残る一日。

 

16000歩。

 

来週8月29日(月)~8月31日(水)珈琲合宿@機屋 の為お休みです。

 

ブログ更新は順次追って更新します。

 

お楽しみに!!

ランブルからのホットケーキ。だしを飲んでスープの仕込みをして南インドのカレーを

すっかり夏まっさかり!!

 

今日はいろいろ忙しかった!!

 

まずはランブルへ行ってきました。

2016.8.15ランブル

2016.8.15ランブル

 

 

開店直後にも関わらず、かなりこんでおり、久々にテーブル席へすわる。

 

 

メニューが更新されており、知らないようなものもちらほら・・・

 

 

まずは、ゴールドラベルにあった、

 

 

エチオピア ブルーナイル(サンドライ)

 

ふぉーーーーー

 

もちろん来てます!!

 

 

香りすげぇ。

 

エチオピア モカ以外の何物でもない、モカの香りがしっかり。

 

干したマンゴーとか干したリンゴが入り混じったような香りを軽やかな酸味が引き連れている。

 

まったくしつこくなくて、ほわっぁーーって感じ。

 

すっきりとしていて、本当に良いところだけ飲ませてくれているって感覚。

 

最初から最後までモカモカしている。

 

ほんわぁーーーー

 

 

ほんわぁーーーって感覚。

 

わかりやすくて飲んでいて楽しい。

 

モカ(エチオピア)の香りを知りたいという時に飲ませたい、お手本のようなコーヒーだった。

 

 

 

 

そして、次は見たことのないやつ。

 

ブラジル (バイーア)72’

 

恥ずかしい話で、ブラジル6州の中の産地の一つというのを今日まで知らなかった。

 

ちなみに、僕は「南ジェイラス」と間違いそうな、「ミナスジェライス州」筆頭に、

 

「エスピリトサント州」「サンパウロ州」「バイア州」「ロンドニア州」「パラナ州」とある。

 

正直、ミナスジェイラス以外知りませんでした。

 

それぞれの州のことを後で勉強しておきます。

 

 

さてさて、ブラジル バイーア 72‘

 

 

くーーーーー完全に来てます。

 

少し酸味系の味わいだが、やや煎り進んである印象。

 

カルモシモサカにみられるような、パンの表皮系の香りに黒糖のような感じが入り混じっている感覚。

 

以前あったカルモシモサカ92‘の記憶を比較すると、それよりごくごくわずかに深めの焙煎かなぁと思う感じ。

 

その独特の香りから、ある種のうまみのようなものに切り替わってくる。

 

こちらも飲んでいて楽しい!!

 

 

 

オールドコーヒーの例えはさまざまだけど、自分の系統を思い出すと、

 

・昆布系

・古い和服の衣装系

・和ダンス系

・畳系

・新鮮な鉛筆を削ったカス系

・パンの表皮系

・赤えんどう豆系

 

なんかに大別される感覚かなぁと思いました。

 

 

ブラジル バイーヤ おいしかった。

 

 

 

 

今日はお会計の時に関口氏と少し会話もできたし、

 

中西タッチもあってなんかご利益ありそうなランブル訪問であった。

 

関口氏は足を触っていたので、足がかゆいのですか?と聞いたら、さすって血行をよくしているのだそう。

 

それだけの会話でも感動しました。

 


 

 

 

そして日本橋へ移動して・・・

 

「花時計」

花時計 ホットケーキ

花時計 ホットケーキ

 

 

ここはホットケーキのお店。

 

今はなくなってしまった、ホットケーキの有名店 万惣の流れをくむ店らしい。

 

たまたま行くつもりがなかったが、通り道にあったので、入店してみました。

 

店に入った瞬間・・・ぐぐぐ。ここは良い!!って感じです。

 

店のたたずまいとお客さんの黙々とホットケーキを食べている感じが、ここはうまい店だ!!

 

と訴えかけてくる感じ。

 

ホットケーキセット。

 

 

ホットケーキの見た目は昔の職人系の感じ。

 

まずは何もつけないで食べる。

 

バターの塩気とやわらかい生地。

 

しっかり焼かれた感じで粉の甘味が引き出されている。

 

まったくくどくなく、まるで上品などら焼きの皮を分厚くしっかりさせたようなものをほおばっている感覚。

 

先週のウエストのモノはリッチな生地だったがこちらのものはもう少し素朴で、やや軽くふんわりしている。

 

2枚食べても全くくどくならない。

 

シロップをかけて食べても素晴らしい感じ。

 

 

蒲田のシビタスよりは軽めの印象だけど、確かにああいう構成感の生地に近いんだろうなぁと思いました。

 

ホットケーキにも系譜があるんだなぁと勉強になりました。

 

 

 


そしてそして、今日の目的はそば屋。

 

「そばよし」

 

 

がびーーーん

 

いったら夏季休業。

 

 

また今度にしよう。

 

 


しょうがないので、というか行くのを決めていた

 

「だし場」

 

 

久々の だし場

久々の だし場

合わせだしのホットを・・・

 

 

うめーーーー

 

 

優しい。塩やしょうゆを入れないブラックでいただく。

 

甘味と香り。うまみが調和しており体にしっかり染み入ってくる。

 

暑いときの水分補給はこういうものがいいかもしれない。

 

 


 

 

 

そして急いで今日は戻ってきました。

 

 

仕込みがあるんです。

 

噂のあれです。店では一切お出ししませんが・・・あくまでも個人的趣味のものとして・・・

 

 

 

今日は鳥を煮込むところから・・・

 

ネギが高いので、玉ねぎ。そして先日Sさんにいただいた梨も1つだけリンゴの代わりに。

 

そしてニンニクを入れてグラグラさせる。

 

一日目の仕込み完了

一日目の仕込み完了

 

これで一日目終了。

 

 

 


 

そして仕込みが終わったらさらに今度はドライブ。

 

 

先日の茨城ドライブのS女史にまたお世話になる。

 

車で連れて行ってくれるなんて、すごーーくありがたい。

 

 

 

八千代の「葉菜」さん

 

この店は以前から噂をきいてました。

 

南インドカレーのお店。

 

2016.8.15 葉菜

2016.8.15 葉菜

 

開店時間に少し早かったので周囲をブラブラ・・・

 

なんともいい店舗街

なんともいい店舗街

 

その中にある、角一さんという店が、ものすごく強烈な磁場を発している。

 

店内満席!!満席!!満席!!という感じ。

 

いつか訪れたい場所だ。

強力な重力源!!

強力な重力源!!

 

 

 

 

さてさて、ひとまわりして戻ってくると、お店が開いてました。

 

そしたらびっくり!!

 

S女史がサプライズでNさんご夫婦も呼んでくれていました。

 

 

みんなで楽しく南インドカレーのプレートをいただく。

 

 

単品単品のカレーが一つずつおいしいのだが、もうそんなのどうでもよくて、

 

それぞれのカレーをむちゃくちゃに混ぜながら食べるスタイルがヤヴァイ。

 

混然一体となったカオスが良い。

でもこれが、最初から混然一体ではだめで、それぞれの小鉢に入れらえてくるのがなんだかぐっと来ます。

 

 

特徴としてはスパイシーだけど、体に優しくて、漢方をいただいているかのよう。

 

全然おなかにもたれない感じ・・・と言いながらご飯もお代わりしてしまい、満腹満腹。

 

最高の夏バテ予防食だなぁと思いました。

 

こういうカレーは自分では作れないです。

 

葉菜さんまた行きたいわぁーーー

 

 

今日はまぁまぁあるいて14000歩。

 

 

来週はいよいよです!!

 

きんちょーーーするーーー

 

NEXT Coffee!!

勝田台の空

勝田台の空

ベアポンドエスプレッソからのストリーマーカンパニー。ウエストで甘いもの祭り!!

今日は久々に行ってきました!!

 

ベアポンド エスプレッソ 

 

ベアポンド 壁 2016.8.8

ベアポンド 壁 2016.8.8

 

このサイトに詳しいことが書いてあったが、お店の名前の由来。

 

ベアポンドとはニューヨーク州の別荘地にある小さな池が由来らしい。

 

サイトによるとブルースウェーバーという人がその池を題材に写真集を作っているらしい。

 

ネットにあった写真を何枚かみた・・・少し雰囲気はわかるような・・・・

 

 

 

 

そして、ベアポンドはその名前にあるように、熊の居住区の沼らしい。

 

熊の居住区では熊のルールに従うと・・・

 

 

 

 

さてさて、

 

エンジェル ステイン

うごーーーきたきた。

 

これの大きな特徴は質感だ。

 

液体のようで液体ではない。

 

一般のエスプレッソは液体の感覚が強いけど、こちらはもっと濃度というか粒子がしっかりと感じる

 

飲み物というかなんというか・・・独特の質感。

 

 

 

エスプレッソの概念を越えてます。

 

一般の人にわかる例でいうと、ココアありますよねぇ~

 

ココアをネルときに、少量のお湯で粉を練る。あの感じとか・・・

 

 

僕は即座に思い出すのは、濃茶。

 

あの粉だか液体だかわからない。

 

飲むというより、口に入った質感を楽しむ。

 

 

 

味わいは、ぬぬぬぬぬーーーーーと酸味で口蓋が押し上げられる感覚。

 

そこから、舌に乗ったエンジェルステインが、苦みと甘味を展開していく感覚。

 

今日の感覚ではチョコ的な苦さから、鰹節(新しい)、そしてジリジリ甘味で減衰していく。

 

 

 

向かいの席にエンジェルステインを飲んでいる外国の人がいたけど、なんとなく飲み方がおんなじ。

 

飲むというより、口に入れてジリジリ味わっている。

 

観察していると、口をもごもごしている。

 

液体が入っている感じという動きではない。

 

 

少し液体が冷えてくると、苦みに味わいが寄ってくる。

 

ジリジリ苦みから鰹節。それから、口内に残ったコーヒーの粒子が甘味へと転じてくる。

 

 

もっと記憶ではきつい液体だった気がしたが、今日の印象では、すごく練りこまれている、

 

そしてかなりバランスが取れて安定している世界に見えました。

 

4年前の記憶では(記憶で味の比較は危険だけど・・・)もっと酸味がビシバシ来ていたような気がしたが・・・

 

(4年前の印象 ここから読んでね)

ぶほーーーむちゃくちゃよかったです。

 

 

 

 

そしてカフェオレも・・・

 

 

ナーーーメラカ。

 

融合感がすごい。コーヒーとミルクの継ぎ目が見えない。

 

予想ではもっとコーヒーの酸味の部分がミルクと共鳴して酸味に響くかなぁと思ったけど、

 

甘い。

 

カフェオレあめぇーーーーって感覚でした!!!

 

 

熊の居住区を壊さないように、飲み終わったらすぐに店を出る。

 

Coffee people have to be Sexy

 

もぎーーーーーーー!!!!!

 


 

 

はい次いきます!!

 

「ストリーマーコーヒーカンパニー 原宿店」

ストリーマーコーヒーカンパニー カフェラテ

ストリーマーコーヒーカンパニー カフェラテ

 

 

ここでは先日人に教えてもらって、カフェラテを。

 

 

おおーーーおいしい!!

 

非常に鮮やかな模様。

 

こちらのものはしっかりとコーヒーが主張しつつ、ミルクの感覚がくる。

 

コーヒーとミルクの合わさった飲み物を飲んでいるという感覚。

 

エスプレッソの感覚を楽しみたい人はこちらのほうが好みかもしれない。

ストリーマー 看板

ストリーマー 看板

 


よっしゃーー次ぃぃ!!!

 

 

「銀座ウエスト 青山ガーデン」

ウエスト青山ガーデン

ウエスト青山ガーデン

 

ここではホットケーキ!!

 

 

キレーーな見た目。

触りたくなる表面

触りたくなる表面

 

 

なめらかで頬ずりしたくなるような表皮だ。

 

もしかしたら、指で触ってしまう人はいたかもしれない。

 

 

さっそく・・・

 

ほんわぁーーーって感覚。

 

やわらかいスポンジに近いような感覚。

 

ふさぁーーーー そして口の中でムグムグするとあのたとえようのない、

 

ホットケーキ特有の香りがひろがりつつ甘さ。熱で溶けたバター。おいしい。

 

トミィやニット、ピノキオ、珈琲家のような職人さん達のホットケーキも素晴らしいが、

 

ここのものは、またここので美味しいです。

 

毎日これを食べろと言われると大変かもしれない。時々、リッチに上品に食べる!!

 

そんなホットケーキだ。

 

シロップを交えて食べてもフンワァーーー。

 

おいしい!!

 

粉が焼かれた甘味日向のような甘味より、しっかり作られたスポンジケーキのおいしい甘みを余すとこなく!!

 

そのような印象であった。

 

 

そしてそして、この店でしか食べられないスフレ!!

 

これがヤヴァイ。

 

大切に持ってこられるスフレは期待感が高まる。

 

テーブルに置かれたと同時に、カスタードをかけてすぐに食べる!!

 

食べる!!

 

食べる!!のだ!!

 

決して写真にとるような余裕はない。

 

温かいうちに、存分にバターと卵の香りがたっているアツアツのうちに!!

 

ごごごごご!!と食べる。

 

卵のふんわりとした香りと、バター、カスタードが入り混じってぐほ!!

 

瞬殺です。

 

 

今日の食事はこれでいらないだろう。

 

 

最高の気分でお店を出ました。

 

 

 

夕方上がった血糖値を消化するために散歩しました。

 

素敵な夕焼け。

馬込沢の夕暮れ2016.8.8

馬込沢の夕暮れ2016.8.8

 

 

12000歩。

 

明日からも、セクシーにがんばりまーす(笑)

船橋ドトールへお祝いを言いに&小さいカレー屋・・・そして法事からの幕張の海

先週に引き続き、今日も近場ネタで・・・

 

 

まずは、われらが船橋のコーヒーのドン(笑)

 

ドトールコーヒー船橋南口店の店員さんが、

 

ジャパンハンドドリップチャンピョンシップの決勝に3名輩出するという快挙。

 

 

 

正直、ドトールってちょっときっとコーヒーの専門性といいわれると、少し低い位置に見られていたと思う。

 

その点スタバは、けっこうゲイシャを一部店舗で提供したり、

 

リザーブシリーズと言ってスペシャリティークラスの豆を販売したり。

 

さらに最近では六本木のアークヒルズのスタバの新しい旗艦店。

 

EXPERIENCE BAR・・・それは店内でサイフォンを飲むことができる新しいワンランク上のスターバックス。

 

 

そんなところに負けない全国で初。ハンドドリップが楽しめるドトールコーヒー船橋南口店。

 

 

 

 

そしてそこから、3名決勝に輩出し、最高は全国で成田女史の6位。

 

すげぇーーーーおめでとうございます。

 

一緒に決勝までいった有坂女史は9位。三木女史は16位。

 

全国でそういう位置にいる人がゴロゴロしているなんて・・・なんてすごいのだろう。

 

これは店長のマサミ氏の指導のおかげなのだろうと思う。

 

そういう人材を育てていることができるとは・・・そして、ドトール内での接客コンテストでも上位だと聞きます。

 

人間を雇って育てるというのは難しいことなのだろうと思うし、

それをこのような形で結果に表すということが本当にすごいなぁと思います。

 

きっとこういう草創期があって10年、20年したらマサミ氏がきっとものすごい位置にいるのじゃないか?と思う今日この頃です。

 

だって、2012年からやっているこの大会の上位入賞者。

 

まずは、小野さん。この人ドトールで、船橋南口店が大きくなった時にゲストとして呼ばれた。

 

そして、美美の宮崎さん・・・現在はマスカルコーヒーの人。

 

さらにこの前ドトールにも来ていた尾籠さん。

 

そして、そして、蘭館珈琲の田原さん。

 

すげーーー

 

なんかすげぇーーー

 

そういう人を輩出する大会に成田さん、有坂さん、三木さんの3人ファイナリストなんてーー!!

 

すごいです。ほんと。

 

 

 

 

 

そんな人たちを育てるマサミ氏すげぇです。

 

 

そんなマサミ氏が淹れてくれた謎のサードウェーブのコーヒー。

 

ドリッパーを通常より大きいものを使い、アクをへばりつかせるそう。

粉をへばりつかせる抽出

粉をへばりつかせる抽出

 

 

ものはエチオピア。

 

温かいうちは、やや酸味もあるが苦みの部分が盛り上がってきている。

 

いやらしい部分は全くない。

 

 

人肌程度に冷めてくると今度は酸味が盛り上がってきて、説明通りローズヒップティーのような味わいになる。

 

 

ものすごく刺激的な酸味を想像したけど、まったくそんなことなかった。

 

 

 

それからさらに成田女史の登場!!

 

おめでとうをいって、コーヒーを飲みながらひとしきり大会の様子を聞きまくる。

 

なんだかんだ言いながらこのようにコーヒーの話をするのがこの上なく楽しい。

 

コーヒーは僕が大会の練習用に焼いたコロンビア

 

バランスよくおいしかったです。

 

ほろ苦く、甘く。酸味でしまっている。

 

素晴らしかったです!!

 


 

 

 

 

 

それから、最近話題になっていた、小さいカレー屋「COCCIO(こっちょ)」

コッチョ

コッチョ

 

 

スパイシーチリビーンズを注文。

 

いやぁおいしいです。

 

僕は辛い物が大変好きなので、まぁ普通に感じましたけど、辛さをしっかり感じるという感覚。

 

豆の感じとひき肉の感じが相まってうめぇーーーって感じ。

 

気軽に、はいれていい感じでした。

 

 


そして午後は法事。

 

夏見のお寺まで・・・

 

少し時間があったので、周辺を散歩する。

 

いつもの夏見の謎遺跡。

 

「夏見稲荷神社」

 

ここって不思議なことにそんなに狐狐していないんですよねえーなんだか・・・

 

お稲荷さんってけっこう狐狐しているところが多いと思うんですけど、どっちかというと神社よりの空気

 

がします。

 

以前も紹介しましたが、ここの盛り土の山が、昔の城郭の一部とされているらしいです。
ここのサイトが詳しい。

 

何枚か写真に収めました。

夏見城の城郭あと?

夏見城の城郭あと?

 

 

ついでにブランコもビシバシ漕ぎまくる。

ブラブラ ブランコ法事前

ブラブラ ブランコ法事前

 

 

 

周囲に青い建物があったので、ほんと夏らしい空とコラボ!!

 

 

青空×青い建物!!

青空×青い建物!!

 

 

無事に法事が終わりひと段落。

 

青空を仰ぐ あちぃ!!

青空を仰ぐ あちぃ!!

 


そして新しい僕の相棒のゴン太君と幕張まで。

 

幕張の海 2016、8、1

幕張の海 2016、8、1

 

マサミ氏はこの周辺を走っているらしい。

 

市川海老蔵のようなスケジュールをこなす人にはきっとマラソンが必要なのだろう。

 

 

夕闇が落ちる前の空を何枚か写真に収めた。

幕張の海Ⅱ 2016.8.1

幕張の海Ⅱ 2016.8.1

 

夕暮れ前の空の感じがとっても胸に迫る。

 

そして海風がとても気持ち良い。

幕張の海Ⅲ 2016.8.1

幕張の海Ⅲ 2016.8.1

海と空を見ているとなんだか気持ちが良い。

 

とても心地よい。

 

なんだか離れがたい。

 

幕張の海Ⅳ 2016.8.1

幕張の海Ⅳ 2016.8.1

 

今日は10000歩

 

いろいろ所要があったのでそこまで歩かないかなぁと思ったが大丈夫であった。

 

 

来週はきっといつものようにコーヒー店へ行けるだろう。

 

今行きたい店は・・・・セクシーです(笑笑)

 

ほうご期待!!

萌季屋からの市川真間・・・夜はベルクの開店記念日!!からの・・・

今日は近場で第一部!!

 

本八幡の萌季屋さん。

 

 

 

のまえに・・・

 

 

西船橋でちょっと用事があったので、

 

カクヤコーヒースタンド・・・・の開店前の感じ。

カクヤコーヒースタンド 開店前

カクヤコーヒースタンド 開店前

 

 

あたりまえだけどカクヤ君はいましぇーーん。

 

 

 


 

はいそして、本八幡へ移動して・・・

 

「萌季屋」

萌季屋 2016.7.25

萌季屋 2016.7.25

 

 

常連のT君がすごくはまっていた熱帯の魅惑というブレンドを注文。

 

おぉーーーおいしい。

 

瞬間的に思ったのは苦くてコクがあって誰もが思い描く、ほろ苦いコーヒーという印象の期待に沿ってある感覚だと感じました。

 

それから、液体の余韻がなんとなく香りを感じさせる印象。

 

 

それが冷めてくるとより香りがわかりやすくなってくるという感じ。

 

ほろ苦―――いっていう印象を裏切らない感じ。

 

お店の明るくて素敵な感じは相変わらずで、会社員だったころ豆を買いに行っていた当時を思い出すし、

 

新鮮な印象が失われないなぁ~って感じでとてもよかった。

 


 

 

それから今日は市川真間へお散歩・・・

 

 

単純にブラブラ歩いて、真間山の参道まで

 

この参道を歩くのは2014年の関口一郎氏の誕生日会の時以来だ。(詳しくはこのリンク)

 

 

今日は真間山(真間山弘法寺)をお参りをせずに、そのすぐそばにあった喫茶店に入った。

 

 

地元の人の憩いの場となっているそこは、いい感じであった。

 

コーヒーはおそらく自家焙煎ではなくどこからか仕入れている豆。

 

どこにでもある喫茶店のおいしいコーヒーの味わいがしました。

 

一口評でいうと、やや軽めの香ばしいタイプのコーヒーであった。

 

店内に流れていた日本昔話が印象的。

 

 

 

川を越えてさらに歩く。

川を越える

川を越える

 


「平野珈琲」

平野珈琲

平野珈琲

 

2年前に通った時から気になっていたお店。

 

豆のラインナップを見るとアタカ系の豆を仕入している感じ。

 

 

イエメンモカ ホワイトキャメルを飲む。

 

おぉーーーーモカモカしている。

 

 

浅煎りのモカで基本に忠実に焙煎している感覚。

 

おそらくペーパードリップの味わい。

 

モカと聞かれればモカといえるような感じのコーヒーだった。

 

 

 

 

 

 

店内に置いてあった本を見ていると2004年のクーネルという雑誌があった。

 

なんとそこにはオオヤミノル、中川ワニに並んで、関さんが載っていた。

 

髪の毛が黒々としていて、今より若かったのだなぁと思いしげしげ写真を眺める。

 

雑誌の記事自体には目新しいことは書いていなかったけど、12年前。

 

今の僕にそんなに遠くない年齢の時の関さんに出会ったようでうれしかったと同時に、やっぱり若い時から

 

すごかったのだなぁと、記事を読みながら思いました。

 


 

・・・

・・・

・・・

 

 

そして今日の第二部!!

 

新宿へ移動です。

 

まず、「ベルク!!」

 

 

きたーーーーーーーーーーーーーーー!!

 

きました!!

 

店内がめちゃくちゃ混雑していると思ったら、今日は26周年の開店記念日!!(7月25日)

 

店内がお祭りモードです。

ベルク26th開店記念祭

ベルク26th開店記念祭

 

生ビールがなんと220円(おひとりさま3杯まで)

 

やべぇ。

 

それからおなじみベルクのホットドックをいただく。

 

ベルク ドック

ベルク ドック

うげーーーやっぱりうめーーー

 

 

やわらかめのパンとややジューシーなベルクのソーセージ。

 

なんにもつけないで本当においしい。

 

このなんにも付けない。っていうのが日本人のツボを刺激する、と僕は思う。

 

 

一杯のかけそば・・・ぐねーーー惹かれます。

障子とふすま・・・くぅーーーシンプルですやーーん

ホットコーヒーをブラックで・・・うんうん。日本人はブラックで飲みたがる!!

 

 

いやーーーなんもつけないでこのうまさ。最高です!!!!

 

 

それから、サービスの骨付き肉のハム。

 

提供されるのはハムなんだけど、これがむちゃくちゃ好印象。

 

どぎつくないんです。塩っけもまぁまぁ。やわらかい印象。

 

さっぱりしていておいしかったです。

 

 

あとポークアスピック。やべぇです。

 

コーンビーフようだけど、なめらかで穏やかでコクやうまみがしっかり。

 

豚脂をおいしく食べている感覚。

 

最高です。

 

 

 

 

 

最後は大麦と牛肉の野菜スープ

 

ぶへぇーーー絶妙。塩が入っていないような入っているような。

大麦と牛肉の野菜スープ

大麦と牛肉の野菜スープ

 

そんな感じ。優しい味わい。

 

最初はなんにも入れないで飲んでその後少し塩を足してカスタマイズする感じで今日は楽しみました。

 

(ベルク通信80号)に詳しく書かれているが、種子島出身の副店長が貝の汁をイメージして作ったものだそう。

 

それも塩も、少なく効果的に、使うらしい。うーーーーー。絶妙っす!!!

 

これは外食産業で出てくるスープでトップを争う塩分濃度の少なさだろう。

 

これに塩をいれて自分流に味わいを変えてもいいよって感じさせる懐具合が、

 

ベルクのホットドックのシンプルになんにも付けないで食べるということにも通じているようで

 

哲学したわぁ~とひとりごちました。

 

 

 


 

そして今日の最後の目的地!!

 

マティーニ飲みました。

 

むぐーーー。

 

すぐに日本刀を思い浮かべました。

 

けっこう液体は辛い感覚を思わせる味わいが主体。

(庶民的な感じだと、ロッテのガムのブラックブラックの辛さ)

 

それを口の中で泳がせると、甘い例えようのない独特な香りが入り混じった感じのものが

 

ふわふわ広がる。

 

それが最後にしっかりまた、辛味で閉じていく。

 

すごくメリハリのある感じ。

 

日本刀の刀身。

 

そこに現れた波紋が、甘味やそのほかの香りの部分に思わせる。

 

しっかりと貫かれた意思、そして甘い香り。

 

アルコール度数も高いらしいけど、それを感じさせず、

 

しっかり液体の世界がある。それも密度が高い感じで・・・

 

 

わずか一時間弱の滞在でしたか、すごくいい経験になりました。

 

少しいただけだけど、すごくすごく勉強になる部分がありました。

 

帰りの電車で一緒に行ったSさんとさっきの思い出をずーーっと語りました。

 

いいものって受け取るものがすごく大きいです。

 

 

ああーーーすごい。

 

またきっとこういうことも僕のコーヒーの一部になるんだなぁと思いました。

 

明日からもおいしいコーヒー創りまーーっす!!

 

今日は16000歩 まぁまぁだぜ!!

ランブル詣でとルノワール。昼食をはさんで・・・

いやーー暑い季節到来っす。

 

暑いですねぇ。

 

空気が密度を増して、光がものすごく鮮明になってきますです。

 

そんな今日は、ランブルへ・・・・

 

2016.7.11ランブル

2016.7.11ランブル

 

開店から少ししてからだったので、まだ店内は混雑していない。

 

早速おすすめの、

 

「スマトラ(ワハナ)」を・・・

 

 

マキさん抽出。

 

びょえぇーー

 

いいです。

 

コクや味わいの輪郭ははっきりしているけど、案外上品だなぁという印象。

 

酸味が主体の感覚。

 

それがほぐれて、甘味&ぜんぜんいきすぎない苦みで広がっていく。

 

スマトラにイメージするような香りの部分というより味覚的特徴が強い。

 

熱帯雨林の緑色が存分にきました。

 

僕が以前焙煎したものは、もっと深かったが、

 

瓶の中に入っていたものは2週間目ぐらいでもうっすら油がにじむ程度の感じであった。

 

酸味があってもキレイなビームのような酸味の集合。そして青臭くない感覚でまとまっている。

 

それから、甘味から少しの苦みへ展開していく。

 

グラデーションの感じが熱帯雨林だわぁ~ほんと・・・って感じです。

 

 

 

それからさらにおすすめの

 

「ブルンジ」

 

ごぉ。

 

これは無茶無茶いいっす!!

 

発酵過程にあるパンの酸味系っす。

 

完全に味わいがまとまっていて、鮮烈!!

 

はっきりとした酸味から、酸っぱいパンのような感覚に変わりつつ、甘味で落ちてくる。

 

オールドだともっと枯れている感じだが、これは鮮烈!!

 

ランブルにあるブラジルのシモサカの酸味の部分の展開に似ている。

 

見た目も豆が小粒でちっちゃい感じ。どことなくブラジル???ぽいか???

 

かなり鮮烈な印象を残すコーヒー。

 

いぎゃーーやっぱりランブル。

 

このブルンジは寝かしてもおいしそうだなぁと思う。

 

こういう風な酸味の焙煎すげぇ!!

 

 

 

短い滞在だが濃厚に楽しむことができました。

 

 


 

有楽町 高架下

有楽町 高架下

 

それから・・・谷ラーメンへ・・・と思っていくと・・・

 

ありゃーーーやってねぇーーー

 

 

高架橋の工事で、お店の閉店を余儀なくされたんだなぁ・・・

 

と思い。トボトボ・・・

 

 

って思っていたら、な、なんと・・・

 

好きな写真家さんが上京の際に、ステーキ&カレーを食べるということをネットで紹介していて、

 

おいしそうだなぁ~と思っていた店が、目の前に現れた。

 

 

 

うがーーーこれは、神の思し召しぃーーー

 

そしてさらにお客感謝!!

 

ステーキカレー850円→650円に・・・しかも毎日って・・・

ステーキカレー650円

ステーキカレー650円

 

 

それをもちろん注文。

 

 

いやーーーマイルドでおいしいです。

 

それほど主張のしないマイルドなカレーと、中がレアなさっぱしとした赤身のステーキの組み合わせは

 

これは何てことだろう。

 

もっと油ギッシュかなぁと想像したがそんなことはなかった。

 

ステーキ&カレーなんて昭和のごちそうが詰まっている。

 

ほかにもエビフライを注文する人を良く見かけるがこれも名物なのだろう。

 

次回来たときおなかの具合によっては注文してみよう。

 

おなかもちょうどいいし、これが650円は素晴らしい!!

 

ひっきりなしのお客様と、サクサクお客をこなす接客係のおばちゃんの、一瞬見せる愛嬌が

 

ぐっとひきつけるものがあり、またここへ足が向いてしまう。

 

大変おすすめできるお店です。写真家さんに感謝だわぁ~

 

それから、谷ラーメンがあきらめきれないので、その跡地を見に行ったら・・・

 

なんと、もう別の場所で営業しているとのこと。

 

うれぴぃ。

 

やっぴぃ。

 

すぐそばらしいので見に行った。

 

 

あった。

 

谷ラーメン 新店舗!!

リニューアル 谷ラーメン

リニューアル 谷ラーメン

 

すごい。

 

ピカピカだけどおんなじ感じ。

 

少し中をのぞくと、いつものおじさんがいて安心した。

 

また次来たときは必ずこよう!!

 

よかった。谷ラーメンあって・・・


 

 

それから電車に乗って・・・

 

「国立新美術館 ルノワール展」

国立新美術館 壁面

国立新美術館 壁面

 

 

ルノワールの絵を初めて見に行きました。

 

なんとなく知ってはいたけど・・・初めての体験。

 

 

展示序盤の風景画にまずやられる。

 

何点かおかれていたが、最初に展示されている「セーヌ川のはしけ」と「イギリス種の梨の木」

 

とでは全然感じが違っていて面白かった。

 

 

ルノワールは人物を描いた印象が強かったので興味深い。

 

個人的な感想では、空気や光のツブツブがひとつひとつしっかりと感じられるような・・・

 

というかそういうのが脳みそに伝わってくる印象。

 

 

モネは画面全体の鮮烈さが(もちろん部分部分で感じるところがあるが)光のまとまりとなってくる。

 

 

 

「セーヌ川のはしけ」では、油絵具なのか、そのタッチの感じがひとつひとつのツブツブになって、

 

そのときの風景の「感じ」がものすごく空気まで伝わってくる。

 

 

タッチがふんわりとしている「イギリス種の梨の木」ではふんわりとした感じなのだが、

木の印象や空気の感覚が細かく伝わってくるような印象がすごく強い。

 

 

それがゆえにその場の感覚がとっても一枚の絵から僕自身は感じました。

 

 

そして、「ぶらんこ」

 

 

いやっはーーこれがまたなんていうかすごい!!

 

さっき、風景画を見て目が慣らされているというか・・・木漏れ日の印象。

 

描かれている人のいい感じ。楽しそうな感じ。

 

奥行きのある風景。

 

これらが混然一体になって押し寄せてくる。

 

うげーーー。

 

無茶苦茶いいです。

 

ほんとその場にいるみたい。

 

写真よりも実態の「場」を脳みそに働きかけてくる。

 

 

うぎゃーーー。すごくよかった。

 

 

 

それで、最高だったかと思うと。違った。

 

「ムーラン・ド・ラギャレットの舞踏会にて」

 

 

ほぎぃ・・・ほぎぃ

 

いいよう。いいよう。

 

すごい。

 

思い出すだけですごいよぉ。

 

って感じ。

 

さっきの「ぶらんこ」にもまして人々の感覚。(幸福そうな顔や躍動感のあるうごきとか・・・)

 

そんなものがありつつ、その風景の場の空気感。

 

風景と人間が混然一体となっている。

 

それらが全部話しかけてきて半端ない!!!!

 

教科書とかで見たときは全然なんにも感じなかったけど、やっぱり生はすごい!!

 

印象派の世紀の名画ってわかる気がする。

 

あの絵にしかない時間がそこにはっきり存在している。

 

一度全部見に行った後で、もう一度見たけどやっぱりそこにはあの絵の時間が存在している。

 

なかなかこのような絵を見る機会があってすごくよかった。

 

すごい!!

 

 

 

ふわーーーってした感じで展覧会場を出ると、ミュージアムショップが・・・

 

 

そこにはさっきの「ムーラン・ド・ラ・・・・・」のレプリカが・・・

 

「ぜんぜん違う」と口走ってしまう。

 

 

印刷と生では違うのは当たり前なんだけど、圧倒的な存在の前にやっぱり大人げもなく

 

レプリカショップの前で「ぜんぜん違う」と口走ってしまった。

 

それを聞いたレプリカショップの店員さんが話しかけてくる。

 

(あなたはそれは間違っている)という視線を笑顔で投げかけてきつつ・・

 

「オルセーで本物を見たことありますか???」

 

「あそこのライティングでは・・・こうなんですよ(LEDの電灯で絵を照らしながら)」

 

 

「ぜんぜん違う」

 

「ぜんぜん違います」

 

「ぜんぜん違うでしょ?オルセーのライティングとここのライティングは違うんですよ」

 

「だからオルセーで展示されてる、本物を見たことないのにぜんぜんちがうは全然違いますよ」

といわれる。

すみません気を付けます。と謝ってその場を立ち去った。

 

なんだか、さっきの感動に水を差されたようでクサクサしました。

レプリカショップの前で大人げない独り言を言ってしまった・・・すみましぇん。

 
それでも、さっきのランブルのコーヒーや、本物のムーラン・ド・ラを思い出したら心がやっぱり安らぎました。

 

 

 

本物のモノの力はほんとにすごい!!

 

 

そして美術館でゆっくり休憩して家に帰る。

国立新美術館 円錐

国立新美術館 円錐

 


 

 

帰り道夕焼けがきれいだったので写真を撮った。

 

一枚は、海老川沿いの夏見台緑地。

 

夏見緑地の夕焼け

夏見緑地の夕焼け

 

もう一枚は近所の丸山のよく行くお気に入りの場所。

丸山の夕暮れ

丸山の夕暮れ

 

僕は通っていないけど法田中がよく見えます。

 

下校途中の子供たちの合唱の声がよく聞こえた。

 

 

14000歩。

 

ランブルのコーヒー。

 

ステーキカレー

 

ムーラン・ド・ラ

 

 

こうしたものは僕のコーヒーの一つになっていくのだろう。

 

7月18日(月)は営業の為次のブログ更新は7月25日(月)になります。

 

ゲージュツの力でロングランがんばりまーーっす!!