下北沢へ行く

今日は下北沢まで出掛けていった。
下北沢へ行くには総武線で新宿まで出て、そこから小田急線へ乗り換える。

いっつも思うのだけど、小田急線に乗り換えるとグッと旅情が高まる。
窓の外の景色に釘付けです。

下北沢駅は初めて降りる。
目的地のお店は北口にある。
駅を下りるとけっこう人が多くにぎわっている。
ピーコック前のトタン屋根の小さいお店がひしめく一角がとってもいい。
「おでん」と書かれ、一杯飲み屋みたいな店があったがここは我慢、我慢。
今日はコーヒーを飲みに来たのだ。
歩いているとギターを背負った人が多い。オシャレなカチューシャをした女子が多い。
オシャレなDrスランプのアラレちゃんのような黒ぶちデカメガネをする男女が多い。
そんなデカメガネはあまりみないのよ・・・
いや待てよ、最近知り合いにそんな人がいたかなぁー
それと、外国人もけっこう多い。
目指すお店は「BEAR POND ESPRESSO」(ベア ポンド エスプレッソ)だ。
なんでもNYで仕事をしていたマスターがNYのエスプレッソバーに通っているうちに、そのエスプレッソにはまりお店を開店したという。
ゴリゴリのドリップコーヒー原理主義の僕が行ったかというと、そこのエスプレッソは類まれなるものだと聞いたからだ。
美味しいコーヒーならエスプレッソも好きです。

それで、少し迷いながらも店にたどり着く。

「エスプレッソ下さい」
「それは今ありません」
「え・・・・・・・・」
「14時までのメニューなんです」

(ぐぅぅぅ。いかん。
 がっくし。 房州の千葉の国からはるばるやってきたというのに・・・
 どういうこっちゃの。エスプレッソの店やないのあんたのお店は・・・)

ということを頭のなかで思う。

あまりのショックで店のテーブルに頭(こうべ)をたれて「がっくし」と言ってしまった。
そしたらNY帰りのマスターが明らかに引いていた。

わちゃー 田舎人丸出しやないのー

気を取り直して、やや引き気味のマスターに「レッド アイ」なるものを注文。
これはフレンチプレスで抽出したコーヒーにエスプレッソを入れたものらしい。
これで少しはこの店のエスプレッソの雰囲気わかるかなと注文した。
飲んでみる。コーヒーオイルのコクとやや酸味を感じる。これはこれで独特の世界を作っている。
予想外にキレがけっこう良い。
想像力を働かせて、ここのエスプレッソの味を思い浮かべるが、ちょっとわからない。
エスプレッソの為に、また再訪しようと思う。
お店にしばらく座っていると、この店は来るお客さんがオシャレなことオシャレなこと。すごいハイセンスな髪型したお兄さんとか、おかっぱ頭にアラレちゃんメガネした人。
ハーフの若いお母さん。
いやぁ。客層がなんとなくニューヨーカー。
僕もアノ店に通ったらニューヨーカーになれるかもしれない。
今日わかったのは、まずはアラレちゃんメガネを装着するとニューヨーカーに近づくと思う。

 

ベアーポンド

BEAR POND ESPRESSO

 

名曲喫茶ライオンへ行く

名曲喫茶ライオン

名曲喫茶ライオン

昨日は以前勤めていたお店の、しゃちょーと一緒にお酒を飲みに行ったので帰りが遅くなってブログを書けなかった。

 

昨日は、しゃちょーと一緒にお酒を飲みに行く約束があったのだが、その前に渋谷にある「名曲喫茶ライオン」へ行ってきた。
喫茶いずみでも、昼間はクラッシックをBGMとしてかけていて、お客さんから昔は名曲喫茶なるものがあり、そこでクラッシックを聞いたという体験を聞いた。
なんでも当店にあるようなステレオのスピーカーよりも、もっと巨大なスピーカーで音楽をかけており「音」が良いらしいということを聞いた。

 

喫茶店を担うものとしては、コーヒーの味だけではなくそうした喫茶文化を知る必要もあるなと思い、現存していて良さそうな「名曲喫茶ライオン」へ出掛けていくことにしたのだ。

 

「名曲喫茶ライオン」は道玄坂を少し登って右に入ったところにある。迷うかな?と思ったがすぐに見つかる。

 

まず入って驚いたのは空気。
教会のようになんか独特。静寂や澄んだ空気とも違う独特の場がそこにあった。
音を立てないように一番前の席に腰かけ、しばしスピーカーを観察する。
いやっはー でかい、でかい。
そしてスピーカーが平面になってない。微妙に角度がつけてあるのと、左右対称じゃない。
一階の席から見上げるように、よーーく眺めた。

 

行ったときは、ハイドンの弦楽四重奏曲 「雲が行くまでまとう」をかけていた。
知らない曲だったけど、あぁ音がいい。弦の響きや抑揚がよく伝わってくる。

 

そして、お客さんのリクエストでベートーベンの「運命」
僕は「運命」の第四楽章の歓喜に満ちた旋律が好きでこれを聞いたら、帰ろうと思った。

 

さっきの「弦」とはまた違う。特に息遣いのような、抑揚がはっきり伝わる。自分の店のスピーカーではそんなんじゃなかった。
第四楽章を聞いて思わずニヤニヤしてしまった。

これはまた来たいなぁーと思って店を後にした。

 

そしてベートーベンの「運命」の第四楽章みたいな歓喜に満ちた芸術家の岡本太郎の「明日の神話」をじっくりみる。

明日の神話

渋谷駅にある身近な芸術 「明日の神話」

さっきの演奏を思い出してまたニヤニヤしてしまった。
何か楽しいところを見つけたなぁーと思う。
今度は上手く曲をリクエストしたいなー

2回目ベーコンも失敗ナリ!!

2回目ベーコン

2回目ベーコン

いやはや、今回もベーコンは失敗であった。
燻製具合は燻製器を購入したおかげで、完璧なのであったが、しっぱいことしょっぱいこと。

もうわかった。
流水だよ。流水!!
少しづつ、惜しげもなく流水による塩抜きを次回は行おうと思う。
もうそろそろ、暖かくなってしまうので、今シーズンはあと機会が少ないだろう。
それと、本気で本を購入して勉強しようかとも思う。
なんか燻製のとりこになってしまう。

なかなか、上手くいかないことを乗り越えた時の快感ってとても素敵。
きっとこの燻製技術を自分のものにしたときは、いい気分だろうなぁと思う今日この頃。

また燻製作りに挑戦!

今日は、昨日錦糸町のタイランドというお店で高校の山岳部時代の同級生と一緒に飲んだので、ゆっくりの起床だった。
昨日の錦糸町のタイランドは美味しかった。
たまに辛いものやエスニックなものがどうしても食べたくなるので、店を選んだ人の特権で大変満足した。
まぁそれで、ゆっくり起きた今日は燻製ベーコン作りに再挑戦している。
前回はベーコンの塩抜きが失敗して、塩辛く、また燻製も充分に熱が浸透しておらずダメだった。
そこで今回はもう本気で行くワ。と思いケーヨーD2で燻製器を1980円で購入してベーコンを燻製している。

燻製器

ついに買っちゃった。燻製器の「いぶし屋」

今度はすこぶるやりやすい。
温度管理も燻製器上部につけた、温度計でしっかり管理が出来る。
これで良くできるであろう。

今回思ったけど、自分の性格として、やっぱり道具は最初からしっかりとしたものをそろえたほうが良いみたい。
前回はこれ

中華なべ燻製器

ボールが目立つが下が中華なべなんです。

 

中華なべで燻製したんだけど、いまいち道具の信頼性がないように思った。
デジタルの熱伝対の温度計で温度を測りながらやったけど、中が生の失敗だった。

きっとこの燻製器は、そりゃあもう違いますよ。
道具の信頼性が違う。
ちょうどさっき火からおろしたので、味見はまた後日になるかしら。

成功を祈ってます。

神のみそ汁(誰かのパクリ)

 

オリジナルスタンプ完成!!

念願の、お店オリジナルゴム印を作りましたー!!!

喫茶いずみ スタンプ

喫茶いずみ スタンプ完成!!

黒ゴムにして、インクも金属やプラスチック面などにも押せるような豪華なものにした。
それなりの金額はしたけれども満足のいく出来です。

いまや、ハイテクの時代なので、絵の具で書いた絵と自作の習字文字をパソコンで合成してお店のショップカードを作成した。
これをさらに、パソコンでモノクロ加工してはんこ屋さんに電子メールで送信するとそのままのものが出来上がる。
本当に素晴らしい世の中です。
ハイテクノロジーはすごい。

しかし、だ。

実をいうとですね。このハイテクノロジーにもてあそばれてしまったのです。
振り返ると先々週のこと。
確定申告の帰りに、はんこ屋さんの看板が見えたので前々からのお店のオリジナルスタンプの見積もりを依頼しようと思い立った。
そうすると、初心者マークをつけながら親切なおばさん店員が綿密に見積もり金額や相談に乗ってくれた。
そして、実際の画像データを見ないと作成が可能かどうかわからないとのこと。
じゃあ、また今度お店にお持ちしますよ、といってその場は帰った。
それから忙しくて、メールでデータを送信するから確認してと、例のはんこ屋に電話すると別の若い女性の店員がでてぜんぜん話を知らなくて、もう一度親切なおばさんの店員に説明したことを繰り返した。
そしてメールで再度見積もりや確認をして正式に注文し完成したと電話が入る。
トントン拍子だ。

それで今日、例のはんこ屋へ現物を引き取りに行く。
それで親切なおばさんが出てきて、はんこを探してくれる。
いやーそれが出てこないのです。はんこがない。どこへ消えたのか?
もう、2人がかりでその辺の棚を探してるのだけど出てこない。

なんでやろ。
先日相談に乗ってくれた店員さんがいて、
「喫茶いずみさんですよね?先日データをお持ちいただくということで承っていたのですが注文受けましたか?」
「えっ!メールでデータ送ったんですけどねぇ。Kさんという店員にですね」
「????Kさん そういったものはいないのですが・・・」

(ちょっと不安がよぎって)
「ん ここは、はんこ屋××船橋南口さんですよね」
(今度は店員が驚く)
「えっ 当店は、はんこ屋□□なんです」
「あーーーーーーー間違えた。申し訳ございません!!」

ってはんこ屋、間違えたのです。

はんこ屋××
はんこ屋□□

という感じに前半は同じ。後半がちょっと違う。
紛らわしい。まぁ僕が悪い。
よくよくはんこ屋の名前を覚えずに、インターネットで検索して電話番号を調べかけるメールを送る。
最近のネット検索ではうる覚えでもヒットする。素晴らしいハイテク。
ネットですぐに電話がわかって、メールでデータも送れる。

ここで、すり替わったのね。はんこ屋さんが・・・

担当者もデーターがあればハイテクなんですぐに、はんこはつくれる。
だから、どの店にたのんでも同じようにつくれるのだろう。
ハイテクなんで。
それで、ちょっと話が通じなかったのが疑問だったが大してよくあることだろうと思ったし、その後の作成もスムーズだった。
で、今日いって初めて違うはんこ屋に注文していたことが発覚。

途中ですりかわってもわかんないね。はんこ屋さん。
親切なおばさん本当にスミマセン。

ベーコンにかまける一日

今日はベーコンの原料の豚バラブロックに一日中かまけていた。

先週、豚バラブロックを漬け汁(ソミュール液)につけて毎晩ひっくり返しては面倒を見ていた。
そしていよいよ7日間が過ぎたので次の工程にうつるのだ。

まず、いつものように朝5時半ぐらいに起床して朝食をとる。
そして間髪をいれずに、塩抜きを始める。
台所が空く6時に豚バラブロック(通称BBBとしてスリーBちゃん)を鍋に入れて塩抜きを開始。

一応、インターネットの知識を総合するとどうやら2時間くらいで、様子を見るのが良い。とのことなのでそれを目安に待つ。
一番参考にしているサイトに、流水で2時間塩抜きをすると書かれている。

そんな、流水って・・・もったいない。
いやじゃ。

理屈で考えると、スリーBちゃんは現在塩漬けにされていて、塩分が高い。
水にさらせば、自然の法則で濃度が均等になるように、つまりは水に塩が流れでる。
スリーBの周囲の水に塩が移動すれば、Bちゃんの塩分が抜ける。
周囲の水に塩分がありすぎると、今度はBちゃんの塩分が抜けなくて意味がなくなる。
そこで水を交換する必要性がある。
このために流水で、水を循環させる必要がでてくる。
そんなの30分くらい置きに容器内の水をすべて取り替えれば良いだろう。
それが水の節約だよ。

ということで30分置きに水を取り替える。
まぁ、でもしかしだね、よくよく考えると流水の流量と水を全て30分おきに入れ替えるのはどちらが良いかという(ブツブツ)・・・・・・

それで、2時間後にフライパンでBちゃんを少し切って食べる。

すごく、しょっぱい!!
あわわ。こりゃいかん。
まだまだだわ。
もしかしたら、塩分濃度高すぎか?と思う。
参考にしたサイトには大体2時間が目安らしいのに・・・
流水か?流水じゃなきゃいけないのか?

それでも、めげずにまだまだ水につけておいて、おなじみ「ケーヨーD2」へ燻製用のチップやその他必要なものを買いに行く。
そこで偶然に目にする。
「塩抜きは4~5時間ぐらいが目安です。また少しあまいと感じられるぐらいがちょうど良い塩加減です」

ほっっほー。4~5時間が良いのか。また少し甘いぐらいが良いのか?
近頃の若いものは信じらない。2時間とは大違いじゃないか。
先ほど6時から水につけたのでまだ4時間か。
それに、塩が甘いぐらいが良いのだから、念には念を入れて6時間の方針でいきましょう。部長。はいそうしましょう。

そして6時間後。Bちゃん切って味見。

うーちょっと甘いのか。塩抜きすぎかもしれない。ほんのり塩が感じられる。どこまで濃縮されるだろう?
まぁ今回はこの段階で乾燥の過程に移る。

フックにかけてベランダに干す。

Bちゃん

Bちゃんに愛着がわきすぎて、付着した黒コショウの粒さえいとおしい

今日は寒くてちょうど良い気候だろう。ただし風が強い。
Bちゃんが地べたに落ちやしないかと、心配になる。
とりあえず30分ほしてすぐに様子を見る。

あぁ あるじゃない無事にベランダに干されていた。鳥や猫もきていない様子。
例のサイトには3時間で肉があめ色になり、乾燥をやめると書いてある。
そしたら、ちょっと喫茶店でも行くかということで、コーヒーを飲みにいくが、Bちゃん下に落ちないか気が気じゃない。
ちょっと過保護だよね。Bちゃんに。

喫茶店でコーヒーを飲んでいるあいだ(これは別の話)も、チラリとBちゃんがよぎる。
そしてコーヒー2杯飲んで、急いで家に帰る。

まず、もうベランダに目が行く。
ある。ある。Bちゃん。落ちてなかった。それだけですごく嬉しい。

状態をすぐに確認。3時間前とあんまし変わっていない。
いやーあのサイトの条件と環境が違うらしい。
他のサイトを見たら、「一昼夜干す」とも書いてあるので、今日の完成はあきらめて一晩中干し続けることにした。
猫に食われるなよ。Bちゃん。

税務署、ベーコン、喫茶店な日

今日は確定申告をしに税務署まで行く。

税務署

無機質な税務署

店の収支報告書はパソコンであらかじめ作成してあるのですぐに提出して帰れるかと思ったが、そうは簡単にいかない。
魔の手が伸びる。

提出のコーナーへ行き収支報告書を出す。

「はいどうぞ」
「??これは収支報告書ですね。申告は行わないのですか?」
「えっ いや行います。これだけじゃダメなんですね?」
「あちらのプレハブ小屋で作成してきてください」

自信満々で収支報告書だけを渡そうとしていた。
そうだよ。

よく考えればわかるじゃない。申告書類が必要なのだ。
結局プレハブ小屋送りになる。

列にならんで、「青色申告ですね」「はい。こっちのコーナーへどうぞ」

と、プレハブ小屋で申告書類の作成にかかる。

「??????」
どうしたら・・・

しばらくパソコンの前で固まっていたら、美容室のお兄さんみたいな爽やかなお兄さんに僕の状況を察知されて
「この左側を選択してください」

って教えてもらい次の画面にすすむ。
またまた内容がわからない。

「??????」
どうしたら・・・

はい。爽やか兄さん登場。ここに営業収支を記入してくだされば結構です。
あぁそうなの。
なんかいっぱい項目があって実は2項目ぐらいしか入れてなく悪いので他の項目を記入しようとすると、

爽やか兄さん登場。むむ。完全に僕はマークされている。
あとは何も記入しなくて結構です。
あぁ結構けっこう。
ありがとう爽やか兄さん。完全にわかんなかったです。
あのパソコンの前では無意識でした。

そして無事に申告書を作成して税務署で確定申告を済ませる。
それから、かねてから挑戦してみたかった「燻製ベーコン作り」にとりかかる。
まず事前の下調べによると、塩は良いものを使ったほうがいいらしい。

なので、天下の東武百貨店の調味料コーナーで迷う迷う。
大体小分けで、ヨルダンの死海の塩、や有名ブランドの亜国の塩、など値段も200gで700円するものから、1kgで300円ぐらいで購入できるものもある。
まぁここはみんなの仲をとりもって中ぐらいがいいでしょう、そうでしょうということで、
イタリアの天日塩なるものを700g購入する。

それから庶民の味方「イトーヨーカドー」で豚のバラ肉1kgと黒コショウ、ナツメグ、ローズマリー、ジップロックを購入して材料をそろえる。

早速、家に帰って制作に取り掛かる。

肉に塩をすり込む。

豚バラブロック

豚バラブロック

肉に塩をすり込むのが初めてで、どんな具合かが良くわからないが肉の表面に塩をまぶして、こねくりまわす。

そして塩漬けする為の漬け汁をつくる。

漬け汁

こんだけだとスパイシーな汁

鍋に塩、スパイスを入れてひと煮立ち。
香りのある液体が出来上がる。
これをジップロックに入れて作業終了。これを7~10日かん寝かすらしい。

ベーコン下ごしらえ

今日の作業完了。ちょっと見えるローリエや黒コショウが「っぽい」

ベーコン作っておなかすいたので今日のお昼ゴハン。

ヤキニク定食

メイド 母。料理上手だよなぁー

これは母親が用意してくれた昼食。昨日の夕食のおかずの流用。お肉を焼いたやつ。
あまりにも美味しかったので1時間コタツで昼寝してしまう。
昼寝して元気になったので、まえまえから気になっている喫茶激戦区「塚田駅」へ行く。

東武野田線 塚田駅

この光景でなんとなく駅前が想像できる?

この東武野田線塚田駅はうちの店から2キロぐらいはなれたところにあるのだが、駅周辺に3件もの喫茶店がひしめく。
今日はそのうちの2店へ行ってくる。

まずはココ。
「デジャブ」

デジャブ

奥の赤いテント屋根がそう。デジャブ

塚田駅の踏み切りのそば。
事前情報で、店のママさんは髪型ポコンということがわかっている。
入店してママさんの髪型に目がいってしまう。
まさに髪型ポコン。(気になる人は確認してみてね)
キャラが立っている。素晴らしい。
いろいろな色が混じる独特なエプロン?のような着物。細縁のメガネに細長の目。
キャラが立っている。

店の雰囲気は常連さん95%ぐらいの確率です。
この店はカウンターに座らずに壁際のテーブル席に腰をかけて、外を眺めるとグッとくる。

線路脇の店なので、電車の姿を眺められる。
外を見ると線路が近く。っていうのがグッと来る。電車好きです。
また、小学生が下校時間なので店の前を良く通る。
店のわんこを触っていき、店の中にいた常連さんが、「わんちゃん、かわいがられているねぇ」って言ってる。

あの壁際の席で座っていると飽きない。電車見れるし。
長年経営していて景色に溶け込んでいるなぁという印象。
窓が透明な店はいい。
それから2件目。
「bali bali」

bari bari

ちょっと遠すぎたか?一番左側の入り口がそう

この店は最近出来た。
これは面白い。なぜか。
店のなかにいる接客のオバちゃんと店内の内装がまったくそぐわない。
オバちゃんは人のよさそうな笑みで、「定食屋」という言葉が似合う店にいそうな感じだが、店内は「東南アジアリゾート」
一挙に異次元度が高まる。
目の前にはインド料理店によく飾ってある「ガネーシャ」という象の神様がプリントされた布。
入り口近くにはサーフボード。

店の奥を見ると「オバちゃん」
むぅぅぅ。異次元。

コーヒーを飲んでいるとオバちゃんが、

「はい。かぼちゃのにっころがし。サービスね」
「コーヒーにはおかしいわよねぇ」

ってまさに家庭料理のかぼちゃ。
店内は「東南アジア風」。ふぉっほ。異次元。
あたまが混乱しそうなところで「コーヒー美味しかったです」といって店を出た。
いやはや。完全に塚田駅の2つの店はキャラがそれぞれ違う。

東京堪能

今日のブログは長いから気をつけてください。

疲れを感じたら無理をせず休憩しましょう。それではどうぞ・・・

 

今日はゆっくり東京見物をしてきた。

まず久々に以前、勤めていた事務所へ顔をだして社長に挨拶をしてくる。
気合が入っていたので社長より早く事務所に到着。
しかたがないので事務所のマンションから、慣れ親しんだ風景を見る。
何の変哲もない飯田橋の交差点。

飯田橋交差点

社長をまちながら下を見る。飯田橋交差点

社長にコーヒーを持ってきたので淹れてあげて話をする。
すると旅行関係の会社だったのに、会話のキーワード第一位を発表すると、

「乳酸菌!!」
?????。ん、ん。

乳酸菌はまったく旅行に関係ない。
まして僕が行ったのだからコーヒーの「コ」の字が出てきてもよさそうなものだが、社長のマシンガントークには「乳酸菌」。
新しい商売なのか?社長の・・・
どうもそうでないらしく、しきりに僕に豆乳とヨーグルトを混ぜて発酵させたものを摂取すると良いと薦めてくる。
社長に言わせるとスーパーで売られているヨーグルトの乳酸菌はいわゆる仮死状態にあり効果が少ないらしい。
そこで自分で発酵させた「生きた」乳酸菌を摂取すると健康なことこの上ないという。
さらに社長は米のとぎ汁を発酵させたものを風呂に入れて入浴して水虫が完治したという。

たしかに社長は僕が勤めていたときよりパワーアップしているようだ。
健康状態も以前よりよさそうに見えた。
以前は血圧が高すぎて事務所のソファーで寝ていたことがあったり(単に飲みすぎなのか?)、病院にもよく通っていた記憶がある。
たしかに乳酸菌がきいているのだろうと思われた。
そんなわけで社長の乳酸菌話を一時間聞いて事務所を後にした。
まぁ社長が元気そうで何よりだった。
それからサントリー美術館で催されている「大阪市立東洋陶磁美術館コレクション 悠久の光彩 東洋陶磁の美」展を見る。

展覧会ポスター

展覧会ポスター

サントリー美術館は六本木ミッドタウンにある。
ミッドタウンへは初めて行った。
久々の都会感が存分に味わえる。
都会っぽいでしょ?このビル。

Tokyo Midtown

ビルが迫るように建つ ミッドタウン オサレだよ中身は

展覧会は写真に撮れないけど、素晴らしい内容のものだった。
展覧会をみて自分の好みがわかってきた。
どちらかというと、装飾が綺麗なものよりも素朴でそっけないものや、よりシンプルで釉薬の美しさを見せる作品が好きらしい。
時代的にはかなり昔のもののほうが好みのようだ。
かなり良い作品がそろっていたようで、ぜんぜん知識がない僕でも壷なら壷なりの曲線の緊張感で独特の存在感を訴えてくる。
それぞれがなにか独特の存在感やリアリティーをもっていていいなぁーと思った。
すっかり「美」の世界に魅了された僕は現世的な社長の乳酸菌の話をすっかり忘れて、よっしゃ散歩しようぜ。

 

ここからは写真でどしどしつづってイクよ。(時間がない人はこの辺で一休みしてまた後で読んでね)
まずミッドタウンを出て六本木ヒルズの方向へ歩く。
遠くに新宿の摩天楼を望む心霊スポットで有名?な六本木トンネルを凝視する。
いい!!

六本木トンネル

トンネル上にかすかに見える新宿の摩天楼

遠くに見える摩天楼とトンネルの暗闇感。
やっぱりココは観光スポットです。
そして六本木ヒルズを無視してテレビ朝日通を麻布方向へ・・・

コーヒーハンターとして有名な川島良彰氏がオーナーの「ミカフェート」で一杯1,200円のコーヒーを飲む。

ミカフェート

ミカフェート ネームプレートだけ ごめんね

例によって店内の写真は恥ずかしいから撮れませんでした。
パナマのコトワ農園2009年産のものを飲む。
これはとても素晴らしい。カトゥーラの品種でも、流行のゲイシャ種を上回るフルーティーなコーヒー。
やっぱり時代の先端はこれなんだろうなと思う。
1200円の価値はあった。

そしてそこから僕の大好きな坂道ジャングル&外国人の嵐の中心部「ア・ザ・ブ」へ・・・
もうねぇ日本にいながら別世界ですよ。麻布はさ。
なんか非日常感が漂っている。
坂の立体感で風景がよくよく変化して、歩いている人が「フォローダウン」「ゴー ゴーアヘッド」なんか言ってってここはなんなの。サイバー都市なの?って感じぃ・・・

まず手始めに謎の小道へ入る。

なぞの小道

なぞの小道 この場所知ってる?麻布だよ。

なんか麻布っぽくないでしょ?

それでうねうねして、坂を登るとこの絶景!!

六本木ヒルズ

この風景すきなのよねぇ

さいこー 素晴らしいです。僕は麻布はここが一番好き。
足元には昔からの古くて哀愁漂う一軒家がひしめく。そして見上げると六本木ヒルズ。人類を感じるよねここは。(やや意味がわからない)
本当は葉巻でも持っていたら一服したいところだ。
ここでコーヒー飲んだら美味いだろうなぁ、と思う。いつかやろ♪
一時間でもこの光景は眺めていられる。
いつだか撮った写真も載せておきます。

六本木ヒルズ

夕暮れ時のヒルズ 綺麗

少し光りだすヒルズはカッチョいい。

そしてフラフラ歩く。インターナショナルスクールの脇を通り、ここは日本ではないと実感して急に郷愁を覚えたので神社へお参り。
その神社の蔵。

巴紋の扉のある蔵

巴紋の扉のある蔵

扉の巴紋が素敵。扉の質感もなんか良い。

神社の手洗い。

神社の手洗い場

石の色合いの味と、満々とたたえた水が清潔。

石がくり貫かれているタイプのもの。
すがすがしい感じが出ていて、大きな神社ではないのにいい印象を与える。
それからまたフラフラ。今度は途中の建物に目を奪われる。
斜めに差し込む光が石造りの建物にいい影を与えていていい。
外国だよねぇココは。さっきまで日本を思っていたのに。

教会風建築

教会風建築

それで自然を満喫したくなり有栖川記念公園へと自然に足が向く。
あんな都会とは思えない緑。緑。緑

教会風建築

うっすらと獣道?とベンチの存在

小川。小川。小川。写真とってたら子供に不思議そうに見られる。

有栖川公園 小川

人工的すぎる小川 不自然すぎる小川だ

歩いているとポカポカして春が近いかなぁと思ったら梅がほころんでいる。
他の木はまだだったけど、この木は咲いていた。

梅

梅が咲く。その下でお姉さんが睡眠してました

春の日差しの緑の葉っぱの影。きれいねぇ。

葉っぱの緑

影と光のリズム 春の日差し

前近代的なスタイルのトイレ。わりとこのデザイン好きです。
建築家誰だろう?目隠しの格子のデザインが見えすぎてていい。

有栖川公園 公衆トイレ

素晴らしいデザインの公衆トイレ やっぱり目隠しが見所

振り向くと池。

有栖川公園 池

池はみんなの憩いの場

そして有栖川公園脇の南部坂を登る。
振り返ると遠くに町並。
たぶんこの光景の大きな輪郭は、昔から変わっていないと思う。
昔の人も後ろ振り返って景色眺めただろう。
この立体感はなかなか官能的です。

南部坂

南部坂下の町並みに思いを寄せる

そうして最後は麻布十番まで下っていく。
そして前うちの店のお客さんのおじさんが言っていた喫茶店を探し当てる。
たぶんアノ人このセンスだろうと入る。

茶路

茶路

その人は店が白いといっていた。
コーヒーが薄く、さらになぜかお茶もでると言ってた。

ビンゴ!!この店でした。
店内白く、コーヒー薄く、煎茶がでる。
僕も気になっていた。
今日入れてよかった。コーヒー500円なり。
昭和レトロな雰囲気の場所だった。

「コーヒーにねウィスキーボンボン入れるとおいしいわよ。ね おいしいでしょ」
って常連客が会話していた。

いやーいい散歩した日。

今日のブログはやりすぎたね。最後まで見た人、お疲れ様。東京散歩できたでしょ?

濃厚な日、月曜日

日曜日の夜は親切なおじさんの家に招かれて夕食をご馳走になった。

それがこれ。

ねぎすき焼き

ねぎすき焼き

なんでしょう?なんだろう。

ねぎすき焼き 四銃士verというらしい。

あ、あれもつけときます?

あーそうね。つけとく。つけといてお姐さん。

じゃあ、ねぎすき焼き 四銃士ver®←つけちゃった・・・(いいのかなぁ)

その名の通りねぎのすき焼きなんだけど、ねぎを写真のように立てるのがミソで、
そうすることによって汁がねぎに吸い上げられて、その味のグラデーションをより楽しめる料理法らしい。

これはねぇ。
やっぱり美味しい。
普通ね、ねぎなんかすき焼きの脇役なんだけどホントねぎを楽しめる料理でよかった。
また四銃士っていうのは、牛、豚、鶏、羊の四種の肉が、中央のねぎの姫を守るというよく訳がわからない業界用語だ。

この鍋を始めるときにねぎを立てるのに苦労する。
このすったもんだがなかなか味わい深く、いい思い出になる。

「うゎあ ぜんぜん立たないですね ねぎ」
「いや ちょっと押さえてて 沢山やれば立つから 腱鞘炎だから押さえらんないよ」
「あー ぜんぜんダメですね。 あー。」
「ゴムでやってあとでタコ糸で縛ろう」

っていう会話をしながら、やっとねぎが立ち鍋をはじめられる。
ねぎが立たないとなんかぜんぜんダメな鍋だと思う。

ねぎすき焼き 四銃士ver

四人の肉がねぎ姫を守護している

それでも後半は苦労して立てた、ねぎはバラバラになりもうどうでも良くなってしまう。
なんかそんなもんだよね。
いやぁ本当においしかったです。大変いいお酒の席だった。

そして流石に月曜の今日は昨日が遅く午後までゆっくりしていた。
昼食は無性にあんまり具の入ってないラーメンが食べたくて、ネギとほうれん草と卵、ハムのラーメンをたべた。本当は崖の上のポニョみたいなラーメンをしたかったけど、いかんかった。
昨日よく酒を飲んだので汁がうまい。

らーめん

崖のうえのポニョみたいなやつ目指したけど現実はこんなもんです

それから雨だったので遠出する気がなく船橋駅まで出掛けていき、その場で焙煎するコーヒー豆をうりにしている「LOHAS」へ行く。

LOHAS

オンデマンド焙煎コーヒー店 のLOHAS

本当はコーヒーだけを飲みたいのだが、あくまでも焙煎豆の販売が主体なので喫茶は行っていないようだ。
その場でお姉さんが焙煎してくれている間に、試飲といってコーヒーが飲める。

今日の試飲はブラジルピーベリー。苦く香ばしく甘い感じ。行田団地のカフェ ブレニーの味に近いがややコクが上の気がした。ストレートで充分いける。
豆はエチオピア イリガチェフを購入した。
こちらは後での楽しみだ。

そして、家に帰ろうとしたら高校の同級生から電話がある。
「実は今、店の前にいるんだけど、今日休みなんだ?」
「えーええー。いるの今。店に?あーわかった。行く行く。バスで行くから30分待っててね」
って急遽、店に行き高校の同級生のS田君と再会する。
S田君は僕が会う度にコーヒーの話をするので、彼もコーヒー好きになり今では自宅でも手網でコーヒーをたまに焙煎するらしい。
そんな彼なので、せっかくの定休日だからと一緒にコーヒーの焙煎をする。営業中はできないね。
こうなるとホントに子供に帰っていたずらをするようなものだ。
まぁ同業者には絶対に見せられない。

そして彼にコーヒーを淹れてもらって、コーヒーを飲む。
さらにさっきの「LOHAS」で購入した豆もS田君に淹れてもらい飲む。
そんなS田君のドリップは僕とほぼ変わらなかった。すごい。

そしてさらに今しか飲めないコピ ルアックを飲んでいただく。(これは僕が淹れました)
彼は実は獣医をしていて猫の糞のコーヒーといったら感心をした様子だった。
獣医だからより感動があるのかも知れない。
獣医のS田君は4月から修行で石川県に行くそうでしばらく会えなくなる。
そんなわけで夕食を僕の家に招待した。
高校時代のアルバムをみながら思い出にひたっていい時間であった。
なかなか濃厚な日、月曜日だった。

またカレーと棚を作る。

今日はまずは初詣に船橋大神宮へ行く。
そこで家内安全と商売繁盛を祈願した。
それから家に帰ってきてお爺さんと昼食。

なにを作ったかと言うとカレーです。
そろそろマスターのレパートリーが読めてきていると思うが、これが僕の日常です。

材料はコレ。

カレーの材料

鶏肉に割引シールが張ってある

チキンと大豆を主体にしました。
たまねぎ、ニンニク、しょうが、マッシュルーム、チキンの手羽、大豆、トマトの缶詰、スパイス各種

①油を入れた鍋で、ニンニク、しょうが、ホールスパイス(黒コショウ、鷹のつめ)を炒める。

ニンニク、しょうが、鷹のつめなど

最初の香りを出す。この時点でもういい匂い・・・

 

②香りが出たらたまねぎ投入。一気に強火。焦げないようにひたすら混ぜる。

たまねぎ投入

たまねぎ投入!!強火でファイヤー!!

 ③あめ色たまねぎは、うそ臭いので(多分隣のカレー屋のラジャンもやってない)適当にしんなりしたらトマト缶を投入。ひたすら混ぜる。まだまだ強気で強火だぜ!

 

トマト缶投入!!

トマト缶投入!!水分をぶっ飛ばせ!!

④水がなくなったらチキン、大豆、パウダースパイス(クミン、コリアンダー、フェヌダリーク、SBのカレー粉)を入れ炒める。忙しいので写真なし!

⑤大体チキンに火が通り、水分がなくなったら水をいれ煮込む。塩、砂糖なんかで味を決めて出来上がり。

ほぼ出来上がり

ほぼ出来上がり。味決めて煮込むだけ

 
今日も上出来!!

チキン大豆カレー

チキン大豆カレー。美味しいよー

美味しい。
お爺さんも喜んでいた。

あまりのうまさでコタツで昼寝しそうになるが、グッとこらえて食器をすぐ洗い、コーヒータイム。

酸味のしっかりしたニカラグアを飲む。

食後のコーヒー

食後のコーヒーはいいねぇ

カレーの後はこのすごく浅く焙煎したコーヒーが美味しいなぁと心から思った。
で、少しコタツで昼ねする。
そして気合を入れて「ケーヨーD2」へ行き店の棚の材料を買いに行った。
場所的に金属製のアングルを選ぶ。
そして店ですったもんだして4時30分くらいにやっと形になる。

棚 増設!!

棚 増設!! どこに増えたか、この写真でわかったあなたはすごい!

途中ボルトがうまくはまらなくて一人で出来るのか?と不安がよぎったが何とかなった。
ああいうときって、無理な体勢でボルト押さえたりするけどあれが一番大変なのよねぇ。
なんとか形になって、棚の転倒防止のツッパリ棒を入れたら6時すぎ。
もう時間切れなので、後はまた明日作業しようと思った。