いやー食欲の秋です。
先日の月曜日の夜はお世話になっている船橋ステンレス工業さんで、
焼き鳥キャラバンと称して焼き鳥を試食する会があった。
船橋ステンレス工業さんでは、「焼き鳥器」としてステンレスで制作された
焼き鳥用の焼き場を制作している。
その焼き鳥器を制作した社長さんなんで焼き鳥焼くのが上手。
上手といったレベルではないのか・・・
今風にいうとネ申って感じっす。
僕自身、船橋ステンレス工業の兎澤社長の焼く焼き鳥が船橋、いや全国でもトップレベルだと信じている。
いちど、喫茶いずみの開店準備期間中にネルの枠の制作をお願いして、なぜか食べられた焼き鳥。
あの焼き鳥がすんごい美味しかった。
そのファーストインパクト以来、兎澤社長の焼き鳥の信望者だ。
それで、先日たまたまいらした社長と当店のお客様が盛り上がり、
社長のご厚意でこのような会をセッティングしてもらった。(と僕は思ってます)
18時くらいに喫茶いずみへ集合して、社長が運転するワゴン車で工場へ。
工場は臼井市にありだいた車で30分くらいはかかる。
社長のトークを聞きながらあっという間に到着。
いったらすでに噂の焼き鳥器に炭が準備され火を起こしている。
晩秋の枯れ葉が舞う夜に、炭の煙の臭いが甘ったるくていいです。
子供の頃祖母が畑をやっていて、いらないものを燃やす煙の感じ。
いいっすねぇー
みごとな手さばき(と言っても本人達はなにも考えずに仕事してるでしょうけど)で準備。
また兎澤社長の焼き鳥器を購入し、免許皆伝??したSさんも手伝いで来てくれていた。
何も考えずに焼けると言っていたが、かなりやればそういう風に体が反応して動けるのだろう。
で、また焼いている間の社長のトークがまた面白い。
ついついそのトークと焼き鳥のうまさにひかれて通ってしまう。
ぜったい社長は焼き鳥屋さん向いていると思う。(勝手にすいません)
でほどなくして出てきた焼き鳥。
うめぇぇぇぇぇぇっぇぇぇぇっぇぇぇぇぇっぇぇぇぇぇっぇぇぇぇぇぇ!!!
あの時のままだ。
ふわっと全体がしていた。
これ以上は言葉で伝えきれない。
その場にいる全員が納得の味。
こんなにうまい焼き鳥初めて食べた!!って感じです。
水っぽくなくパサつきもなく、肉全体がふわぁーって感覚。
材料にむちゃくちゃこだわっているかというとそうではなく、あの焼き鳥器の熱伝導と焼き手。材料の串のさし方。
これらがそろっていて実現できるのかなぁと。
すなぎも。
これも焼き鳥屋産で食べるより、ふわぁーと柔らかい砂肝でとても良かった。いままでで一番美味い。
秘伝のタレを漬けた焼き鳥も良かった。
そしておどろたのはネギマ。
ネギマ恐るべし。
ネギマって、ネギと鳥を交互に食べるイメージでしょう?
鳥の間にネギが挟まっている感じ。
あれは違うのね。
鳥、ネギ、鳥、ネギという感じで挟まっているのだけど、
最初の鳥を食った瞬間にほわぁーとネギの香り。
くわぁー。やられた。こういう感じは焼き立てじゃないとダメでしょうけど、これはすげぇ。
脳みそにきたっす。
もちろん単体のネギ美味いですけど。絶妙に食べる瞬間にネギの香りが来て幸せだった。
そーして焼きおにぎりも単純に網焼きで焼いたものだけど、すごくシンプルな味でいいっす。
冷凍食品の焼きおにぎりもあれはあれで美味しいけど、オーバーデコレーションな味だと比べてわかった。
そして、さらに燻製豚バラ。
いー感じに油が落ちている。
いやはや、これもむちゃくちゃうめーーーって感じです。
油とチップの香り。とても良いごちそう。
焼き立てがむちゃくちゃいいっすねぇ―。
そんな感じで船橋ステンレス工業の兎澤社長に大変お世話になった夜です。
どうもありがとうございます。