長津川公園で花見&コーヒー野点

今日はお花見をしてきました。

 

花見でコーヒーの野点です。

 

 

 

 

今や有名なコーヒー店をやっている、F君とK君を招いてのお花見野点。

 

都内からここまで来ていただいてホント嬉しい。

 

 

 

 

 

せっかく2人が船橋まで来てもらうので、何か船橋特産のものを食べていただこうと、

 

ホンビノス貝を七輪で焼いて食べようと思った。

 

ぐふーーー。実は僕が大好きなんです。

 

牡蠣も好きだけど、ホンビノス貝を焼いて食べるとちょーーー美味しいんです。

 

 

 

新鮮なホンビノス貝をもとめ、船橋市場へ・・・

 

 

朝の市場・・・と言っても10時ころだともう閉店しているお店が多く、少し遅かったかなぁと

 

 

お目当てのホンビノス貝。

 

貝をたくさん並べていて、いい空気感で並んでいそうなお店のものを選びました。

 

やっぱり市場で購入すると安いです。

 

少し多めに買ったけど、金額が安いので驚く。

 

スーパーで購入するとこの2~3倍はするよなぁー

 

 

 

朝の市場の感じがとてもよかった。

朝の船橋市場

朝の船橋市場

 

 

 

それと、市場に来たら、寄ってしまうコーヒー屋さん。

 

「ビーンズハウス」

 

 

お店に入ると・・・

 

 

???

 

 

あれ、おじさんは???

 

 

カウンターに腰かけている妙齢の夫婦に尋ねる。

 

 

今出かけてるよー。

 

すぐ戻るから、まっててあげてーー

 

 

とここに優しさを感じる。

 

 

ほどなくおじさんが戻ってきて、お持ち帰りコーヒーを注文する。

 

今日はまだコーヒーを一杯しか飲んでいなかったので、体に染みる。

 

昔の喫茶店風の味わいというのだろうか・・・懐かしい。

 

こういうコーヒーも嫌いじゃないし、あのカウンターに座っていた妙齢の夫婦の優しさや、

 

楽しそうに会話するおじさんの感じがとてもよかった。


 

 

 

 

ホンビノスを入手して、準備が万端に整ったので、いずみでF君とK君を待つ。

 

 

 

待っている間に、豆を焙煎しておく。

 

二人が到着して、豆を焼いているところだったので、焙煎を見せた。

 

やっぱりさすが2人ともコーヒー屋なので、焙煎には興味津々であった。

 

先週の僕もそうだったけど、やはり焙煎をしているので、他の人の焙煎が興味深い。

 

自分の領域というのもあるけど、純粋に興味深い。

 

焙煎機の前で、ワイワイ説明しながらやるのも大変楽しかった。


 

 

 

 

 

みんな揃ったので、喫茶いずみ近くの公園。

 

長津川親水公園へ移動。

満開の長津川公園2016.4.4

満開の長津川公園2016.4.4

 

 

 

 

素晴らしい!!

 

満開です!!

 

 

 

雨もふってなく日差しも強くなく・・・いい感じ。

 

 

さっそく、コーヒーを淹れました。

コーヒーを淹れるイトー それを見る二人

コーヒーを淹れるイトー それを見る二人

 

 

野点してまず驚いたことがある。

 

 

それは風があるということ。

 

僕を含め、F君K君は点滴を使う感じで抽出をする。

点滴の抽出

点滴の抽出

 

野点だと、点滴している湯が、風で曲がる。

 

 

 

ぐねねねーーー

 

まるで強力な重力場のようだ。

 

強力な重力がある場合は、光が曲げられる。

 

太陽のそばを通る光線はその重力によって直進せずに少し曲がるという。

まさにそんな感じだ。

 

 

 

いかに室内で淹れられるコーヒーが理想的な状況で淹れられているかを感じ取れた。

 

 

 

 

 

それから、さらに今日は2人分用のフィルターで4人前のコーヒーを淹れているという無理をする。

(外ではネルを使うのは面倒なので、ペーパーフィルターを利用したネルっぽく抽出できるような淹れ方の為。)

 

 

F君が抽出し始めると、今度はコーヒーの土手が決壊しかかるので、2人がかりで抑えるのです。

ペーパー決壊の危機に2人で抑える

ペーパー決壊の危機に2人で抑える

 

 

 

 

さらにK君

 

 

今度は座った姿勢。

座り姿勢での抽出

座り姿勢での抽出

 

またまたみんなで抑える。

3人のコンビネーション抽出

3人のコンビネーション抽出

 

 

だんだん3人で抑えながら抽出するのが楽しくなってきたーーーーーー!!

 

 

3人の手の抑えがまた味わいに深みをもたらす。

 

わけがわかんないけど、3人寄れば文殊の知恵。

 

そして、この3人の微細な振動がまた一度だけのコーヒーを創りだすはず(笑)

 

 

抽出量はとりあえず普通の感じ。

 

30gで200ccって感じかなぁ。

 

たいへん美味しくいただきましたです。

 

 

 

また、野点ではやっぱり紙コップではなく、しっかりした磁器のカップをあえて用意していくのが

 

よいなと感じました。

 

紙コップじゃちょっと雰囲気でないですねぇー


 

 

 

 

 

そして、ホンビノス貝を忘れてはいけません。

 

七輪をよういしておきながら全然火がおきない。

 

というか、コーヒーを淹れている間ほおっておきすぎて、火をしっかり成長させてなかった。

 

 

段取りが初めてなので悪すぎていかんなぁーと思いながら、

 

あわてて炭をたしつつ、F君の扇ぎの力を借りて、火が盛大に起こる。

 

 

皆で、さすがいつもコーヒーを焙煎した後ウチワで冷ましているだけあるーー

 

すげーーー!!と言い合った。

 

ぼぉおおおおって炎があがり感動しました。

 

 

そして無事にホンビノス貝が焼けました。

ホンビノス貝 むちゃくちゃうまいっす

ホンビノス貝 むちゃくちゃうまいっす

 

 

とてもおいしかったです。


 

 

 

 

 

 

東京と違って、長津川はそれほど人が多くなく、ゆっくりゆるい感じで桜を見れてすごく良い。

 

K君が、三陸へ行ったときに、たまたま一本だけ津波で残った桜がすごくきれいだったという会話や、

 

お馴染みコーヒーネタなどで盛り上がる。

 

 

 

まぁ、ゆるい感じの会話です。

 

やっぱりコーヒー屋をやっているだけあって会話の感じがなんか文化的だったような気がする(笑)

お弁当の写真 から揚げうまし!!

お弁当の写真 から揚げうまし!!

 

 

 

で、お弁当担当のCさん特製のから揚げも盛大になくなったところで、最後のお楽しみ。

 

 

K君のお店特製のチーズケーキ。

イトーがケーキを食べます(笑)

イトーがケーキを食べます(笑)

 

 

 

こんな変顔をしながらホールをかぶりつ・・・いてましぇん。

 

 

 

 

ケーキの前に最近焙煎を始めたというK君のコーヒーをデミタスで淹れることに。

最初は普通に注湯

最初は普通に注湯

 

もう、ほんとあふれそうっ

 

 

ってな感じの粉量。

 

ここはみんなで協力だ。

だんだん抑え始めます(笑)

だんだん抑え始めます(笑)

だんだん3人の息があってきている。

 

きっとあのときのウッドストックも会場とジミヘンの一体感はこんな感じだったはず(笑)

きっと三人の意識が量子力学的な揺らぎに確率を収束させ、コーヒーの分子によい影響をあたえ

 

ありえないぐらい美味しいコーヒーが淹れられるはずだ。

今日のピークポイント!!!

3人の手の感じがなんだかいい感じっす。

 

3人の手の感じに注目!!

3人の手の感じに注目!!

 

うううううううーーーー

 

野点でこんな面白いことが起こるとは思わなかった!!

 

 

3人で協力しながら淹れるコーヒーというのも、なかなか面白い。

3人の力で1杯のコーヒーを!!

3人の力で1杯のコーヒーを!!

 

 

なんとなく周りの人も注目していた気がする。

 

みんなでペーパーを持って抽出するコーヒーは未だかつてあっただろうか!!!

 

サードウェーブもびっくりだ!!3人寄ればモンジュのコーヒー(笑)

 

 

 

だいたい50gぐらいだったか・・・それで100cc抽出で安心の濃度。

 

おぉーーーって感じで飲む。

 

 

 

いやーーー今日の野点面白かったなぁーーーー

 

 

コーヒーという共通言語で交われるのは大変面白いです。

 

初めてだったので、ぜんぜん段取りが悪かったけど、まぁそれでもとても楽しめた。

 

 

最高の長津川公園での花見で野点。

 

これは受け売りだけども、コーヒーも誰と飲んだかっていうのも大切なんだなぁと。

 

どんなテンションで飲めるか。

 

味わいの感想を言い合える感じとか・・・

 

 

すごく思い出に残る一日であった。

 

ほとんど歩かなくて6400歩。

長津川公園の桜2016.4.4

長津川公園の桜2016.4.4

 

 


おまけ・・・

 

 

よるは気分が高揚したので、印西の観覧車へ・・・

 

 

暗闇に広がる、ニュータウンの光景がとてもギャラクシーのようだった。

印西のギャラクシー

印西のギャラクシー

 

案外風が強くて、揺れる観覧車はものすごく恐ろしかった。