喫茶いずみのマスター について

大学時代からコーヒーが好きで文化祭で「純喫茶・カフェ」というダブルネーム的なお店をやった。 その味をしめてサラリーマンを経て独学で自家焙煎コーヒー店を開業。

赤坂 きの珈琲&千駄木 ミルクホール

今日もまたまたコーヒーを飲みに。

だいたいコーヒーを飲みに行くのは都内が多いので、

自宅から船橋まではなーーるべく歩くことにしている。

喫茶いずみにくる元気なご長寿組は基本は良く歩くことよく歩くこと・・・

お店で動き回るのと、歩くのではやはり運動の質が違うだろう。

だから今日も歩数稼ぎで、自宅からお店付近まで歩いて、途中からバスに乗った。

その途中で見つけた黄色いフリージア(だと思う)

綺麗なフリージア しっとり

綺麗なフリージア しっとり

 

 

昨晩の雨でしっとり濡れていて、においをかいだら香しいいい匂い・・・

ちょっとうっとりっす。

それから総武快速線で東京駅まで出て地下鉄を乗り継いで、赤坂までやってきました。

赤坂見附のあたりをブラブラしていたら、

なんだかみんな坂道に吸い込まれていくなぁーーと見ていたら。

「赤坂不動尊」

赤坂不動尊 多くの人の通勤経路?!

赤坂不動尊 多くの人の通勤経路?!

 

見ているとホントに人が大勢この門をくぐっていく。

そんなに参拝客が多いのかと思って、門をくぐっていくとどうも違う様子。

通勤経路になっているらしい。

わりと僕はお不動さんが好きで、2年前に急にお告げがあったので、成田山新勝寺のお不動さんを拝みに行ったりもした。

お不動さんは、背中に恐ろしい火炎をしょっているおっかなさそうな、まぁいわゆるホトケさまである。

不動尊(参考画像)火炎恐ろしいっす

不動尊(参考画像)火炎恐ろしいっす

今日もたまたま目についたので、挨拶をしておく。

 

僕の前には、「ノーマクサンマンダァー バーザラダンセンダー・・・・」

と非常に熱心にお参りをしているおじさんがいた。

ここはこじんまりとしており、わりと可愛い感じで外にお不動さんの石像が置かれている。

お不動さんのトレードマークの火炎もここでは形象化されていて、恐ろしさが弱い。

成田山とは違い非常に庶民的な感じだ。

赤坂不動尊 石像

赤坂不動尊 石像

 

お参りを済ませたのちに・・・・

はい。

やってきました。

「きの珈琲 本店」

きの珈琲

きの珈琲

 

赤坂の円通寺通りにある。

一本入ったところにあるので、喧噪とは無縁。

店内もシックな感じで落ち着いている。

ブラジルの濃いめを注文。

液体の量でいうと150ccぐらいだろうか・・・

味わいは、しっかり骨太の感じ。

やや酸味が基調で香ばしさで抜けていく感覚。

若干飲み進めるごとに収斂感が感じられるようになるが、こういう表現のブラジルのほうが落ち着くっす。

マスターは宮越屋で働いていたそうで、豆も宮越屋のものを使っているらしい。

 

抽出はネルドリップで、かーーなり丁寧に抽出している。

使用されていたポットも見せてもらったが、独自に口を加工していて、抽出に対する仕事ぶりがうかがえた。

ポットの尖った口をコーヒーの抽出面に刺すように湯を流しているので

一瞬「ハーモニーの黒澤さんか?!」と思いそれを伝えたが「????」で通じんかった。

またオタクっぷりを発揮してしまった。

あかんわぁ ほんまに・・・

 

そして2杯目は深煎りのフレンチブレンド。

それを薄めの抽出で・・・

なぜそうしたのかというと、

極深煎りのコーヒーにさっぱりと点てた時に出現する清涼感(人によってはマスキングという感覚)に興味があるからだ。

はたしてきの珈琲さんではどうか・・・

 

非常に上手に点てられた綺麗で美味しい深煎りのブレンドだったが、

大きめのカップで一杯飲み終わる時間感覚でも清涼感は出現しなかった・・・

誤解しないでほしいですけど、ここのコーヒーかーーーなり美味しいです。

あの、清涼感はやはり福岡の美美の豆でしか出現しえないものなのか・・・

同じ深煎りでも細かいところは違うのだろう。

一時間ぐらいを過ごして店を後にする。

それから次に向かった先は、根津。

根津神社のつつじが綺麗であった。

文豪にまつわるイロイロなスポットもあるけど、

根津神社で一番大好きなスポットというか、好きなものはコレ!!

水の深い藍色が良い。

水の深い藍色が良い。

 

手水舎の石。

ちょっと写真の技術がいまいちなので伝わりづらいが、

なぜだか、ふかーーーい青い色。

とってもきれいです。

いろんな神社の手水舎の水受けの石を見るが、ここのはとっても魅力的。

これは実物を是非見てほしい

これは実物を是非見てほしい

ぜひぜひ皆さんも・・・

それでもって、根津にきたらやっぱり

「結構人ミルクホール」

ミルクホール

ミルクホール

今日は普通に注文して、タンザニアブラックバーン農園。

やっぱり以前と同じように、中盤あたりで独特の個性が持ち上がってきて、HORIGUCHIの豆を使用している店では抽出がピカ一だなぁーと思う。

すんごいっす。

山本さん。

他のHORIGUCHI系のコーヒーとは明らかに一線を画している。

ブラジルのマウカデシーマも飲むがこちらも冷めてくるとピーナッツクササが全開になっており、大変に素晴らしい。

あくまでもコーヒーは個人の好みの問題もあるが、山本さんの淹れるものはやはり美味しいと感じる。

 

まぁ今日は昨日の夜(日曜日)が美容室でのイベントをやって遅かったので、手加減してこれで打ち止めっす。

今日もまぁまぁ歩いて14000歩。

やっぱりコーヒー飲みにいって幸せです。

あー楽しかったなぁー。

池尻大橋の夜 ヨーカドーで幸せ♡そして草枕&ランブルからの巨大空間へ・・・

昨日(日曜日の夜)は久々に大学時代の友人と会っていた。

店を閉めたあとに向かったのは渋谷から近い池尻大橋。

なんでそんなところへ行ったかというと、

内田百閒先生にゆかりのある居酒屋があるというので行かなくちゃーといって出かけてきた。

僕の大学時代の友人が僕に内田百閒面白いよ・・・と教えてくれた。

大学時代から、彼に読書の傾向の影響を受けている。

会社員の頃は月一度ほど彼の部屋に良く泊まりにいった。

喫茶いずみを始めてからは、そうそう頻繁に会えなくなってしまったが・・・

そんな百閒を知っている彼なんでこれは最高の同行者だなぁーと思った。

詳しい場所を良く地図で調べなかったので、彼の持っているスマッフォでナビしてもらった。

ほどなく店に到着。

はい。

ひょうたん 閉まってた・・

ひょうたん 閉まってた・・

 

 

 

残ねーーーーーーん!!

お店休みでした・・・(とほほほー)

事前に電話で確認しておくべきだった・・・

それでも、まぁ彼とはいつでもどこでもお酒を飲めれば良いので、ふらっとこの店に入りました。

「保月(ほうづき)」

保月(ほうづき)

保月(ほうづき)

 

どうもお魚がメインのお店で、魚嫌いの彼には申し訳ないことをした・・・

でも店の感じからはそれ、読み取れないです。

で、近況っていっても相変わらずなわけでまぁどうとでもないことをしゃべる。

お料理がわりと創作的な感じで一番うまいなぁーーーって感じたのが、

煮大根の唐揚げ。

おいちぃ

煮汁を良く含んだ大根を、薄く粉をつけて揚げてあるのだろうか・・・

詳しい技法まではわからないけど、とにかくこれが美味しい。

煮汁の感じ。大根のミネラルの感じ。そして揚げ物のコク。

これらが混然一体となって、いやっはーーーー美味しい。

あと意外に濃いめの煮汁で絹豆腐をしっかり煮込んである煮豆腐も良かった。

場所が場所なだけに、店内はとてもオシャレな空間でした。

昔からの友人と飲むのは本当に楽しい。

僕は友人と飲むときは、酔っぱらってくると、次第に無口になる癖があるのだけど、

まぁ無口になっても

「・・・・これ 美味しいな」「・・・・・うん・・・・うまいな」

って感じでまぁ無口でも気心が知れているので、なんてことはない。

今回は時間が短いのでそんなに話題に事欠くことはなかったのだが・・・

 

それから友人の部屋で一夜を明し、朝食は武蔵小杉の旧イトーヨーカドー(現セブン&ワイ)へ・・・

 

夢の場所。

ポッポ(地下フードコート)

ポッポ(地下フードコート)

「ポッポ」

ここはまぁ直営のフードコート。

変に懲りすぎたラーメンを食べるより、こうしたところでラーメンを食べるのがとてもうらぶれていて良い。

開店直後に行ったので、お店のおばちゃんの接客が完璧。

チャーシューメンを注文。

 

なんてことのない、ラーメン。天然系の味わいは感じられなかったが素朴で美味しい。

駅そばに通じる良さがそこにはある。

たこやきも売っていたので、昨日の宿代の代わりに二人で半分づつたべた。

久々のたこ焼きはとてもおいしかった。

チャーシューメン 綺麗に食べました。

チャーシューメン 綺麗に食べました。

 

いやー綺麗に平らげました。

忙しいときは別なんでしょうけど、ポッポのおばさん達の接客が最高クラス。

優しいけど、べっとりしていない。

まさに「蕎麦屋の3時状態」素晴らしい!!

お客さんが興味深げにのぞいていたら、「いらっしゃいませー どうぞー」(しかも2人で声揃っている)

帰りは「ありがとうございます またどうぞー」(また声揃っている)

って、しかも真心がこもっている感じ。

マニュアルで言わされていない。

しかも働いているおばさんの息がぴったり。

見ていて気持ちがイイ。

よく立ち食いソバやとかでも、良い店には必ずこういう感じのおばさんが働いていて、ソバが余計にうまくなる。

誠心誠意働いているおばさん素晴らしいっす。美しき日本!!

 

ヨーカドーの地下のフードコートで満足して僕たちは幸せだなぁーと思う。

下手なファミレス行くよりとても良いと思う。

 

そして友人と別れて、新橋へ。(武蔵小杉には最近総武横須賀線が止まるようになってからは非常に便利だ。)

友人も誘ったけど、俺はコーヒー飲めないからと・・・

はい。

「草枕」

草枕

草枕

スーパーレケンプティの勉強の為に飲みに行く。

事前情報であるときとないときがあるので、聞いてくださいとのこと。

マスターの有吉さんに聞いたらあるので、

スーパーレケンプティーのデミタスを・・・

ほごぉぉぉ。

美味しい。

最初の一口目が最大のピークポイント。

よく映画かなんかで泥の沼地から、泥人形が湧き上がってくるようなシーンがあると思うが、

一口目でむわわわわぁーーーーーって盛り上がる。

そんな感じ。

それからは、芯があるしっかりとした苦味が美味しく感じるコーヒー。

とてもとても美味しいコーヒーでした。

以前デミタスではないものを飲んだけど、やっぱり僕はデミタス美味しいなと思いました。

 

はい。

そしてここまで来たらやはりお参りは欠かせません。

「カフェ・ド・ランブル」

今日は何となくお店混んでましたねぇー

開店直後な感じだったと思うけど・・・

まず中西君おすすめの

「エチオピアモカ ナチュラル グジ」

ふげぇぇぇーーー

いいですコレ。

いわゆるオーバーデコレーション系ではない。

しっかりとランブル的に焼き直されている。

基本酸味が主体の味わいで、枯れた草みたいな感じとほんのかすかに例のオーバーデコレーションな香り。

舌が慣れてくると素晴らしいのは、わりと甘口でボディーがしっかりとした白ワインの酸味に似たような感覚

があってひじょーーーうに素晴らしい。

集中して飲んだけど、昨日の夜更かしが効いているのかわからないが、つかみにいって脳みそに来る感じ。

どうやったらあんな感じになるのかは謎です。

自分が焼いたらどうしてもオーバーデコレーション系の味わいになってしまう。

それはそれで良いと思う。

ただこうした奥ゆかしい表現もできるならやってみたいと思う。

 

そして最近お気に入りの

「オルコロ」

内田さんの一杯点て。

いやーーーーーきます。来てます。

来てますよ。

海。

昆布が・・・

素晴らしい。

やられます。

完全に・・・

睡眠不足の弱った脳みそでも完璧に来ます。

しかも最後は浮遊するようなイメージ。

すげぇなこれ。

カウンターに突っ伏してもいいと思いました。

最近サードウェーブのお店に何軒かいったがやっぱりランブル落ち着きます。

いいよなぁーランブル。

今日は関口さん(神)と目があいました。パイプタバコを楽しんでました。

帰りにパシャリ。

ランブル 中西君 後姿

ランブル 中西君 後姿

林さんが換気扇のお掃除をしていた。

 

上質のコーヒーを3杯飲んで、脳内環境がよくなってきたので、まぁとりあえずブラブラ。

銀座のアップルストアの傍のハナミヅキの木

ハナミヅキ アップルストア側

ハナミヅキ アップルストア側

無機質な壁面にすごくそんなに派手ではないハナミヅキが映えていて素敵だなぁーと思う。

 

それから昔の職場だったあたりをブラブラ。

昔のキャバレー。白いばら。

懐かしのキャバレー 白いばら

懐かしのキャバレー 白いばら

「あなたの郷里の娘をよんでやってください」

ズキューン。

昭和の香り。

入店したことはありませんが、きっと変な意味ではなく素晴らしいと思う。

おじ様達が求めている、カラオケが導入される前の会話でもてなす接客。

きっとここで働く女性たちは誠心誠意働いていると思う。

意外に若い女性が多いと聞いたこともある。

実際はわかりませんが・・・

素敵ですよね。

日本的なお酌が発展してこうした形になっていたのではないのだろうかなぁと思う。

海外ではこういう類の店は見られないのではなかろうか・・・

よく時代劇で、女房が主人にお酌している。

アレが源泉なんじゃないかなぁー、、、と勝手な推測。

 

はいそれから、

ここに来ました。

この銅像でわかるかな?

太田道灌

太田道灌

太田道灌(江戸城を築城した人)

わかんないっすか・・・

このアップわかるか?

道灌さんのズボン 魚のような質感

道灌さんのズボン 魚のような質感

 

戦国武将のズボンが案外魚っぽい質感。

なんだか目を奪われました。

すみません。個人的なツボなポイントでした。

なんか偉大な戦国武将の太田道灌が半漁人っぽく思えた一件。

 

はいお遊びは終わりね。

ここ!!

巨大な宇宙船!!

巨大な宇宙船!!

大好きな空間。

みて!!

みてみて!!

7階部分から 美しい

7階部分から 美しい

(7階から)

素晴らしい!!!!

宇宙船みたいでしょ?

はるかな時空を超える巨大な宇宙船の内部を思わせる。

もうお分かりですよね。

東京国際フォーラム。

大好き。

この巨大な空間感覚を切り出したラファエル・ヴィニオリ氏は偉大です。

結構外国人の観光客も一眼レフで似たような写真を撮っている。

 

ここのお勧めとしてはこの順序で・・・

まず入ってすぐにエレベーターで7階までいって一番上の階で、宇宙船ポサを楽しむ。

そして角度を変えて反対側。

内部の曲線と直線の組み合わせの空間性が素晴らしい

内部の曲線と直線の組み合わせの空間性が素晴らしい

 

こちらも人間が作り出した力を感じる。意志の力。とても力強い!!

そして回廊があるので、それに沿って下へ下へ降りていく。

途中で下を眺める。

影が印象的。無機質な街に思える

影が印象的。無機質な街に思える

上からの影が魚の骨のよう。

写真にすると死んだ都市のようで美しい。

それからさらに回廊を下へ下へ・・・

この廊下の部分好きっす。

回廊の下層。空間が良い

回廊の下層。空間が良い

 

この曲り角度といい(山手線の線路のカァブをうまく取り入れてあるための曲線ともいわれる※記憶違いかもしれない)

素晴らしい。

そして地下のホールまで降りてくる。

ここまで来ると、上の巨大な空間に気が付くだろう。

上に開ける巨大空間

上に開ける巨大空間

 

で上記の写真の柱部分のあたりから上を見上げるのが、東京国際フォーラムの最高の僕的楽しみ方。

 

こんな感じ。

僕のツボ。巨大空間を楽しめる!!

僕のツボ。巨大空間を楽しめる!!

写真で見ると伝わりづらい部分もあるが、この位置からだと全部舟形の空間をすべて見渡せる。

反対側からの眺めではだめで、有楽町に近い側のほうでないとダメ。

巨大かつ偉大。素晴らしい

巨大かつ偉大。素晴らしい

ホント巨大な空間感覚がとても素晴らしい。

どわわわぁぁぁぁぁぁーーーっと。

大阪の太陽の塔から受ける空間感覚に似ている。

太陽の塔もあの大きさで、ああいう構造物の空間感覚ではないと成立しない。

畏怖を思わせる。

同じように、この東京国際フォーラムの舟形空間もこの大きさで、この角度が一番感じる。

巨大な空間。そしてこの切り出された空間からくる畏怖。

簡単な言葉で表すと「すげぇ」になるのだけど。

大好きです。

皆さんもぜひ楽しんでください

皆さんもぜひ楽しんでください

みんなも喫茶いずみのマスター目線で東京国際フォーラム見てみてねー

この東京国際フォーラムから受ける「畏怖」をコーヒーに生かせたら本当にすごいのだろうなぁー。

睡眠不足であったがなかなか楽しめた休日。

友達と会って、ヨーカドで幸せ感じて、素晴らしいコーヒー飲んで、素晴らしい建築を見て。あーリア充っていうのかなこれを・・・

意外に歩いていて13000歩。

今日の感じでまた新たなコーヒーを作ってみよう。

 

千鳥ヶ淵の桜をみてコーヒー屋3件はしごして・・・(表参道 クチューム、cobi coffee、原宿 THE ROASTERY)

今日は運動のために自宅から船橋まで歩く。

テクテク歩いていくとだいたい7000歩弱。所要時間で1時間弱ぐらい。

風は冷たいながらも、歩いていると、体がホカホカしてきて冬ではないのだなぁーと感じる。

ほら。

蔓日日草

蔓日日草

蔓日日草(つるにちにちそう)が咲いている。

よく道端で見ます。

そして船橋駅到着。

久々にさっちゃんの写真。

 

さっちゃん今日も良い笑顔

さっちゃん今日も良い笑顔

いい笑顔してるぅー♪

それから電車にのって千鳥ヶ淵へ・・・

はい。

 

千鳥ヶ淵

千鳥ヶ淵

綺麗ですねぇー

少し葉桜気味のものもあったけど、まだまだ桜は見ごろでとてもよかった。

平日だったので、そんなに人も多くなくゆるりと見ることができた。

 

千鳥ヶ淵で思い出すのは、旅行関係の仕事をしていた頃・・・

取引先の旅行会社が日帰りの花見ツアーで千鳥ヶ淵のツアーに来る。

その時の大型バスの駐車場所が靖国神社で、そこの駐車場にスムーズに駐車できるように場所取りをする。

基本はそんな場所取りはできないのだが、バス到着の直前にいって、交渉すると何とかできた。(今はどうか不明)

そんなわけで、バスが4台編成できてバスを滞りなく駐車&お客さまを千鳥ヶ淵まで案内したことが思い出された。

あれはあれで、面白かった。

それ以来、桜の時期には訪ねていなかったので懐かしかった。

たぶん5年ぶりぐらいだったかなぁー。

水と桜の組み合わせってとっても良くて、ついつい見入ってしまう。

ボートと桜

ボートと桜

菜の花も良い感じっす。

菜の花 綺麗ねぇー

菜の花 綺麗ねぇー

 

 

そしてお約束どおり、千鳥ヶ淵を通り抜けそしてコーヒーを飲みに・・・

 

今日は、パリで一番人気のコーヒー店が表参道に出店したというので行ってきた。

名前は「クチューム」

クチューム 表参道

クチューム 表参道

 

なんか最近フランスってキーワードが頻出だったので、とてもよい機会だなぁーと思った。

たとえば、あるコーヒーの巨匠がフランスへ見聞しにいったとか、

イベントでフランスのコーヒーの特集があったとか・・・

喫茶いずみにもフランス人の男の子が来たとか・・・

7月14日はパリ祭だったとか・・・

さてその「クチューム」

何が面白いかというと、スチームパンク。

話にはきいていたものの、初めて見ました。

正直機構がよくわからないのですが、抽出原理はサイフォンに近い。

インターネットの情報をあつめると、

①抽出温度の設定範囲が広い

②ペーパードリップのキレがありながらも、フレンチプレスのような風味が出る

とのこと。

でも飲んでみないとわかんない。

さて。

スチームパンクで抽出された、

「エチオピアモカ ネキサ」

ふげぇぇーーー

擬音語でたとえるなら、

ヒョレーーーーン

だ。

軽く香ばしく飲みやすい液体。

確かにコーヒーオイルのようなコクをわずかに感じる。

コーヒーオイル分がなければシャバシャバの液体で良くないだろう。

味わいとしては、酸味がちでいかにもエチオピアモカらしい香りがする。

こういうのが今流行の感じなんだろうなあーと思う。

新しく、オシャレで、なんだかわかんないけど、知的で恰好いい!!みたいな・・・

これはこれで今の流れなのだろうなと思う。

フランスのコーヒーはドリップ文化ではなく、エスプレッソマシンを使う機械抽出の文化になっている。

それの新しいタイプのものなのかもしれない。

そしてこのクチュームにハリオのペーパーフィルターで抽出されたコーヒーがあったのでそれも飲んでみる。

 

ブラジル(銘柄失念 すみません)

思ったより酸っぱくない!!が第一印象。

コーヒーの濃度の感じはいい感じで美味しい。

日本に昔からあるような酸味のあるブラジルではなく、やはり明るく浅く焙煎したコーヒー。

どうしてそういう違いがあるのかは焙煎の過程によるものだろうけどこうも違うと面白い。

クリアな液体で、香ばしさの中にすっきりとした明るい酸味があって、少しナッツのような感じもある。

2杯飲んだので店を後にする。

 

それからすぐそばの、

「cobi coffee」

写真はサイトを参照に・・・

BLOOM&BRANCHという雑貨や洋服のセレクトショップの一角にある。

飲んだのはネルドリップのメキシコ

これは軽めのコーヒーまぁまぁ良かったっす。

これも酸味系の味わい。

衝撃があるかというとそうではない。

そしてびっくりしたのがエスプレッソ。

これはすごくいいっす。

おもーーーーい錨を引きずってきたけど、それがなくなって急にふぁわーっと来る解放感とでも例えるです。(主観的ですが)

基本酸味とチョコレート感のあるかなりしっかりとしたパンチの利いた味わいなのだが、チリチリ感やイガイガ感がなく、ばっちりハマッテいる。

いやーーー美味しかった。

次いって同じ味わいなら本当にすごいのだと思う。

脳みそには来なかったけど、とーーーーーーーーっても良いサードウェーブ系のエスプレッソであった。

 

さらにさらに、原宿まででて、

キャットストリート沿いにある、

「ザ ロースタリー」

 

ここは三軒茶屋にあるNOZYコーヒーの関連のようでストーリがあるらしい。

ここではカフェオレを飲む。

THE ROASRTERY

THE ROASRTERY

 

かわいらしいハート型のラテアート

甘くコーヒーと調和した味わい。

上手な感じ。

素直に美味しい感じでした。

しばらく座っていると、豆がものすんごい売れていること売れていること・・・・

これを見ているとサードウェーブのとどまることなんかないんじゃない?と思う。

確実にそして着実にサードウェーブは日本に入っている。

10年後にどのように淘汰されるかはわからないが、今の若い世代には偉大な影響を与えるだろう。

新しいタイプの3店舗をみて大変勉強になりました。

案外今日はマジメテイストだったなぁー。

ちなみに今日はよーーーーく歩いて20000歩達成!!!

お腹も良く減りました。

今日もコーヒーな日でとーーーーーっても良かったっす。

ボンベイの激辛カレーの後のコーヒーからのストリームヴァレー

今日は柏へお出かけした。

一つはもう一度カレーの後のコーヒーを味わうこと。

もう一つは、幻の名コーヒー店「コリアス」の名前を久々に目にしたからだった。

柏はこの建築で有名ですよね。

これ。

「そごう柏店」

柏 そごう いい建築!!

柏 そごう いい建築!!

 

いかにも1970年代の夢が詰まった建築。

空中レストランが同時多発的にできた時代でもあったのだろう。

空中回転レストランがエンターテイメントの象徴だった時代の名残だ。

壁面の△の模様も前近代的な装飾で良い。

船橋の西武デパートの壁面なんかにも通じる良さがある。

船橋西武 壁面 良い壁面模様

船橋西武 壁面 良い壁面模様

ウルトラマンだとか、岡本太郎の太陽の塔とか、ちょっと古いけど東京モノレールとか、(あのロゴ好きっす)

新幹線0系だとか・・・

あの空中レストランは、そんな時代の余韻を感じさせるものだ。

それ以後に生まれた僕はあくまでも余韻としか感じられないが、街の中にそうした気配があって良いと思う。

いまでは決して眺望は良くないだろう。

いつの時代だって人々は高いところが好きなんだと思う。

なんでしょうね。

僕も馬鹿なので大好きです。

 

さて、そんなわけで「ボンベイ」へやってきました。

ボンベイ 柏西口店

ボンベイ 柏西口店

辛い物に目がない僕はいっつも激辛のカシミールカレーを注文します。

はいこれね。

写真撮るより食べたーい

写真撮るより食べたーい

 

やっぱり今日も辛かった。

どっちらかというとサラサラとしているカレー。

カシミールはビシバシ辛さが来る。

で、あとはデミグラスソースを伸ばしたような酸味を感じさせる味わい。

これを書いている今もよだれが出てくる・・・

 

そしてだ。

これが今日の目的です。

でたーーーボンベイのデミタス!!

でたーーーボンベイのデミタス!!

カレー屋のコーヒー。

可愛げのあるチョコレートと角砂糖が添えられてくる。

ミルクはないのがミソ。

ビリビリの口をチョコレートの甘味でクールダウン。

まだビリビリしているけど、一口コーヒーをすする。

 

むがぁー

辛さで味がわかんない&コーヒーの温度が高く刺激が強くて味わうどころじゃなかった。

ここで角砂糖を入れて、少し冷ます。

ふがぁー。

いいいいいいいぃ。

辛さで繊細な味を感じられないところに、甘味を帯びた苦い液体。

素敵です。

最後の一滴までゆっくり味わえる。

あーーー満足っす。

カップに少し残ったコーヒーも大事に味わった。

 

に、しても隣に座った僕と同じ注文した人食べるのクソ早かったなぁー

あれは辛さの勢いで食べてる感じだわー。

ぼわぁぁぁぁって食べてましたね。

食後のコーヒーも接客担当のお姉さんが早めに持ってきてたもんなぁー

 

 

はい。

それから舌のクールダウンにちょうど良いぐらいの距離が離れている、ストリームヴァレー。

ゆるゆる歩いて30分はかかるだろうか・・・

行く途中の道に咲いている桜が見ごろで素晴らしい。

桜の沿道

桜の沿道

綺麗ですね。

はい。

柏のスタバならぬストバ・・・・「ストリームヴァレー」

ストリームヴァレー3.31

ストリームヴァレー3.31

桜が咲いていたので花見がてら流れてくる客が多そうだなぁーと思っていたら、やっぱりそう。

カウンターに座るなり「濃厚モカマタリ下さい」

しげしげ見られる。

確かに。

メニューにないので注文するときは、しげしげと様子見ながら池田さんに聞いてみてください。

このマスターの池田さんのしげしげ感が大好き。

「盛岡のUさんがバーテンダースーツどうのこうのっていってました」

と言ったら笑った。

濃厚モカマタリ

深めの焙煎。

うまい。

それほど飲みづらさは感じない。

大坊珈琲店のモカのデミタスより薄い感じかな。

モカの残滓がある感覚。

冷たくなってくると、より開いてきてモカの香りがするなぁーって感じ。

脳みそにきそうだけど、脳みそに来る閾値(しきいち)が上がっているので、顔の中でいったらアゴぐらいまで(わかる人にはわかるか?!)

上質のコーヒーだなぁと思う。

 

 

店が結構混んでいるので、本棚にあった古田織部を題材にした「へうげもん」という漫画を読む。

読みながら、タイミングを見計らって、お勧めの濃厚タイプのコーヒーをと・・・

そうすると池田さんが「コヴェントガーデンがあります」と

もう原料の豆がないのであと一月飲めるかと・・・とのこと

これは、Uさん効果で聞けた話だが(Uさんありがとー)、コリアスの頃から伝わるブレンドらしい。コードネームは「S1」というらしい。

さっきの柏のそごうじゃないけど、時代の残滓が感じられるというか・・・

でてきた

コヴェントガーデン(濃厚タイプ)

コレ。

いいっす。

無茶苦茶いいブレンド。

あくまでも自分の主観だが、時間感覚でいうと、真ん中が一番絶好だった。

甘く、ナッツやウッディーさを感じながらもかすかに酸味を出しつつかーーーーーーーなり調和がとれている。

一口。

二口。

飲み進めていくと何となくステンレスでできた美しい球体を感じる。

その球体の端が金色に輝いて三日月になったような・・・・(あくまでも主観的なイメージです)

真ん中で、甘味に絡まるナッティー&ウッディーさが頂点に達してそんな感じだった。

じわじわ脳みそに来る感じだった。

あとは▲かんじで綺麗なバランスを残して引いていく。

これは記憶に残る一杯でした。

以前のんだ濃厚ブルマンより、印象に残った。

味のインパクトは濃厚ブルマンが強いのだけど、こうバランス感覚というか・・・・

頭が下がる仕事でした。

すげぇぇーーーー

くわぁぁぁっぁぁー!!

写真でいうとこんなイメージか・・・

僕の脳内イメージ

僕の脳内イメージ

 

それから、店内がかなり込み合ってきた。

3杯目のお勧めブレンドを濃厚タイプで。コードネームは「S2」

時間かかりますけど・・・・

って感じで待っている間に「へうげもん」を一巻~九巻まで読んでしまった。

かなりお店混んでました。

 

で、読んでいて一番極まったのが、4巻で、織部殿が金の茶器をくさして仲間と笑っているところ・・・

ぜんぜん伝わらないのを覚悟で書くが、先日行った駒沢大学前にある、誰も知らないコーヒーワールド「ハーモニー」の

黒澤さんスーパーフルボディーを注文した時に、

うやうやしく、下からカップの内側が金色の(たぶんにイギリスのコールポートのものだろう)取り出して

嬉しそうにスーパーフルボディーを出してくれた時を思い出してしまい笑う。

全くハーモニーの黒澤さんのコーヒーがそういう贅沢派手好みということではないです。(念のため)

単純にその金色の茶器からハーモニーの黒澤さんが思い出されて、ツボに入り笑う。

それを見ていた池田さんも笑っておられた・・・

はい。

お勧めブレンド。第二弾。

こっちはエチオピアモカベースらしい・・・

明るい・・・

よーーーくまとまっている。

明るいブレンドだ・・・

美味しい。

個人的にはさっきのコヴェントガーデンのが凄みを感じる。

疲れさせない、コーヒー。

今の感じのコーヒーにあるようなフルーティー先行の味わいではない。

ちゃんと一線を画している。

でもエチオピアモカだなぁーと感じさせるが、そうでもない。

タンザニアも入れているらしい。

あーーーいいコーヒーだった。

結局3時間弱いて、時間切れ。

東武野田線でお家に帰りました。

若干少な目の1万歩。

いやはや。大満足な一日であった。

記憶に残るブレンドありがとうございます!!

ラムしゃぶの夜から 阿佐ヶ谷~中野散歩(カフェ・ドゥワゾーと第三波のBar Zingaroを訪ねて)

昨日(日曜日の夜)は親切なオジサンの家で「ラムしゃぶ」をご馳走になった。

「ラムしゃぶ」美味しいっす。

ラム肉は臭いイメージがあって敬遠されそうだが、全くそんなことはない。

また、冷え症やダイエットにも良いらしい。

はい。

ラムしゃぶ 出汁とってます

ラムしゃぶ 出汁とってます

骨でだしをとってます。

この骨はなんでも、ハムがついていた骨でハム屋さんで投げ売りされているらしい。

はい。

ラム肉 安い!!

ラム肉 安い!!

ラム肉。

安っ!!

ららぽーとのお肉が安くてよいとの評判の「ロピア」で購入したみたいです。

いやはや。安くても、とてもおいしい。3人で1kgは平らげました。

で、ラムしゃぶにはもう一つの楽しみがあるのです。

それが。

コレ!!!

ラムしゃぶ後のスープ

ラムしゃぶ後のスープ

これ

これ

 

 

 

画像を詳しく見てほしいけど、すごく澄んでますでしょう?

この金色のスープを飲むのがホントに幸せっす。

人によっては受け付けないでしょうね。

 

ラムしゃぶをした後には、最高のスープがとれる。

ラム肉のにおいはものすごくするのだが、油が溶けていて最高のコクを醸し出している。

また今回は、男子鍋の乗りで、

巨大なしいたけや昆布そしてハム骨も入っていて良い出汁が出ていることこの上ない。

うどんをすすって。

無茶苦茶うめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ(羊なだけに・・・)

 

いいよぉー

大好き。ラムちゃん。

油がいい感じっす。

これは脳みそにきそうな感じ。

一緒にいた二人に気が付かれないように、スープを結構飲んでました。

油と出汁最高っす。

これで、ビタミン。ミネラル補給!!

 

 

 

それで、まぁ今日は起床はしたものの、やっぱり眠いのでまたこたつで二度寝。

家で朝食兼昼食を取ってから出かける。

 

 

今日は阿佐ヶ谷の「カフェ ドゥ ワゾー」確か二羽の鳥って意味だったと思う。

ワゾー 雰囲気最高

ワゾー 雰囲気最高

 

訪問は2012年の4月以来なので、ほぼ2年ぶりです。

行ったら、なんとなく宋(そう)さんあたふた。

常連さんもいて、会話を聞いていたら、義理の母親がなくなって、そのことであたふたしていたらしい。

常連さんもみんなそれを聞きに来ていたよう。

宋さんがぜんぜん尖がってない会話で、ホントに阿佐ヶ谷に溶け込んでるなーという印象。

こちらもホッコリする。

あの時と同じように、ブラジルを注文。

すると・・・

小さい女の子が・・・入店。

「すいません。ひゃくえんだまにかえてください」

おぉ?!宋さんのお孫さんなのか?

って見ていると。

おかあさんじゃなくて、おばあさんが(お婆さんにみえないっす)ほどなく入店。

 

で、この小さい女の子は「リコ」ちゃんって呼ばれていたんだけど、

宋さんがコーヒー淹れているところをガン見。

カウンターに両手をついてしっかり見ていて、可愛いったらありゃしない。

「そんなに見るとだめだよ」

バァバァにたしなめられていた。

「いっぱいみてコーヒーをバァバァに淹れてあげな」

っていうような会話をしてました。

うーーーん。映画のワンシーン。使えます。監督!!

 

そして出てきたブラジル。

相変わらずのお味。

うーーーん。磨かれている。

今日のは2年前の印象よりも軽い感じであったが、ほど良い柔らかい酸味とふーーーと甘く香ばしい感覚。

ギュウギュウの個性はないけど、今のサードウェーブとは明らかに一線を画するような味わい。

2年前に来たときはどうしてこのような一線を画する味わいの違いがあるのか?

また、自分はどうやったら出せるのか?ということが全くわからなかったが、

今の自分ではおぼろげながらではあるが、糸口をしっかりとつかんでいる実感がある。

こんどはデミタスでも飲んでみたいなぁと思う。

ゆっくり、ゆっくり味わって店を後にした。

あーーーそれにしても宋さんはかっちょいい!!

大坊さんに次いでダンディズムを感じる。

素敵だなと思う。

 

それから、阿佐ヶ谷から中野まで歩く。

ふらぁーっと適当に。

阿佐ヶ谷の神明宮を通りかかったのでお参り。

阿佐ヶ谷 神明宮

阿佐ヶ谷 神明宮

いい神社ですねぇ。

婚礼をしていた。

境内に桜が咲いていたので、写真に撮った。

境内の桜

境内の桜

春ですねぇ。

それからブラリブラリ。

知らない土地を歩くのはとても良い。

昔ながらの銭湯。

典型的な銭湯

典型的な銭湯

開いていたら間違いなく入浴していただろう。

 

 

相撲の暖簾が印象的な謎の商店。

ガラスの色と暖簾の色がマッチしていて大変に良い調和を醸し出している。

謎の店 相撲暖簾

謎の店 相撲暖簾

 

阿佐ヶ谷駅から少し行くと住宅街に入る。

玄関先のやたら存在感の強いサボテン。

強い存在感のサボテン

強い存在感のサボテン

 

高円寺の駅近くの昭和レトロな「篠崎商店」&「小料理 おにぎり き世」

篠崎商店&き世

篠崎商店&き世

 

 

これは最高のコンビだ。

「篠崎商店」の前には謎の封印された桶?が・・・

一種の芸術作品

一種の芸術作品

丁寧に念入りに何重にも張られたガムテープが、絶対に封印を解いてはいけない。とのメッセージを。

でも、それよりも何よりも、このガムテープの経年変化の具合が見事でそれに目を奪われる。

案外綺麗だわぁー

 

はい。そして目を「き世」ちゃんのほうに。

見てください。

き世 メニュー

き世 メニュー

これは手本です。

かっちょえぇぇーーーー!!

「コーラ ビール 御酒」

むぐぅぅ。

シンプル。

これですべてを語っている。

情報過多なメニュー表よりも、この店の実在をすべて語っている。

素晴らしい。

行間を読むのが楽しい。

イイですねぇ。

いいものを見せていただいた。

 

 

そうして、高円寺を通りすぎて、線路端を歩いていると・・・

今日一番いい写真。

ねじれ鉄 トマソンか?

ねじれ鉄 トマソンか?

 

素晴らしい。

自分としては最高の写真が撮れました。

ねじれた鉄。

トマソンの一種だろう。

ねじれ具合が秀逸。

鉄の実在感がとても良い。

また背景のコンクリートのそっけなさがそれを助長している。

かなり意識して写真撮りました。

この散歩はこのねじれ鉄を見出す為にあったのだろう。

 

そして、中野へ到着。

何をしに来たって?

それは。

ここ。

中野ブロードウェイ

中野ブロードウェイ

中野ブロードウェイ

ヲタクの聖地。

サブカルチャーの町。

脳内が顕在化しているような場所。

ここには、なんとサードウェーブ系の店があるので行ってきた。

「Bar Zingaro」(写真なしですみません。サイトを参考にしてください)

 

お花のキャラクターで有名な村上隆がプロデュースしたカフェで、

エスプレッソやドリップコーヒーやエアロプレスのコーヒーが飲める。

コーヒーは「FUGLEN TOKYO(フグレン)」のもの。

(※フグレンは北欧のカフェの東京での出店 今流行のサードウェーブ系)

 

日本テレビの上重アナウンサーを女性にしたような感じの女性がいて、ドリップコーヒーを注文。

銘柄はケニア

これは美味しいっす。

かなりイケてるドリップコーヒー。

サードウェーブらしい、わかりやすい酸味を主体に置いた味わい。

豆の核心を突く味わいではないが、非常に上質な豆を使い、良好に抽出されていてとてもおいしい。

いいっすねぇーーー

 

これが想像以上に良かったので、エスプレッソも注文。

くわっ!!

これは刺激的なエスプレッソっす。

刺激の強さでいうと、下北BEAR POND>ポールバセット>Bar Zingaro>AMAMERIA ESPRESSO って感じ。

わりと刺激的。これはお砂糖を入れて飲んだほうが調和がとれる味わいだろう。

このレベルだと、酸味の中に、しょうゆのような独特の風味すら感じる。

くわっ!!って感じで飲みました。

 

それで、あとはブロードウェイ内を堪能。

僕は人気が少ない4階が好きです。

こんな感じ。

4階は医者のテナントが多い

4階は医者のテナントが多い

 

 

 

あと二階でっきで、待ち合わせの女性。

2階デッキ 待つ女性

2階デッキ 待つ女性

 

「つぼ」な店は、4階の「でことらんど」入店はしなかったけどキッチュすぎる。

店内はピンク色で、いろんな可愛い小物が所せましと置かれている。

キッチュだ。

店番をしている女の子の所在なさげなところも素晴らしい。

 

まぁそんな散歩を楽しんで。1万6000歩。

昨日のラムしゃぶのカロリーは消費したかな?

ゆるいブラリ散歩楽しかったなぁー

武蔵小山のコーヒー店2軒 コーヒーローストブラン&AMAMERIA ESPRESSO(アマメリアエスプレッソ)

今日は目黒のそばの武蔵小山までコーヒーを飲みに出かけてきた。

まずは一件目。

「コーヒーローストブラン」

コーヒーローストブラン

コーヒーローストブラン

よくあるオンデマンド方式のお店。

生豆を選んで、焙煎している間にコーヒーを飲めるというお店。

知り合いの知り合いということで、焙煎機の操作を特別にさせてもらう。

以前、僕が店を始める前に、会社が休みの日曜日に自宅の前でコーヒーを焙煎して販売していた。

こんな感じで・・・

喫茶いずみ 路上時代

喫茶いずみ 路上時代

 

で、その時に使用していたテストロースターがあるのだが、それに近い感じ。

つくりは堅牢で、操作はとてもシンプル。

それは喫茶いずみで使用している、井上製作所のHR11に似ている。

 

店主に聞きながら操作をする。

基本的に火力は全開で、2ハゼぐらいまで持っていく感じ。

いろいろ最適な感じとか探ってみたいが、郷に入っては郷に従えということで、いう通りに焼いた。

仕上がりは結構良い感じ。

とても楽しかった。無理を聞いてくれてありがとうございます。

その時は飲まなかったがまたお店にに持って行って飲んでみようと思う。

店主が出してくれたコーヒーも優しい感じで美味しかった。

エチオピアモカ イリガチョフだったかな それと、ペルー オルテギアだったかな

それぞれ優しい味わいで、女性店主の人柄が出ていると思った。

船橋にもLOHASという同じタイプの店があるが、このローストブランさんの出してくれたコーヒーのほうが好み。

同じようなやり方の店でもやはり店主の資質によって違う味わいになるのだろうと思った。

 

 

 

 

それから、かーーーなり気になっていた最新のスタイルのお店。

同じ武蔵小山にある。

「アマメリア エスプレッソAMAMERIA ESPRESSO」

アマメリア エスプレッソ おっしゃれー!!

アマメリア エスプレッソ おっしゃれー!!

 

おほほー。

おしゃれっす。

グヌルるぅぅぅぅぅーーーーー

もてそうじゃないか。

しかもお店のお兄さんさわやかで小動物のような敏捷性を感じる。

かっちょええっす。

でもヒカリエの中のポールバセットへ行った時のような疎外感を感じさせず、フレンドリー。

がっついて、エスプレッソ ダブル。

がっついた注文にも関わらず、さわやかに「はい かしこまりましたぁー!!」って感じ。

おぉぉぉぉ。

素晴らしいっす。

僕より一枚上手かもかも・・・

 

むぐぐぐぅぅぅぅぅぅ。

いい店だここは。なんだかいい店と思う。勝手にライバル心むき出しだが・・・・

さわやかお兄さん。素晴らしい。

路線が違うけどなんでこんなにライバル心????

なぜにそんなライバル心がわくのかよくわからないのだが・・・

 

さて肝心のエスプレッソ。

これがうめぇぇぇぇぇぇぇぇーーーー。

基本は酸味があるタイプのエスプレッソなんだけど、かなり調和がとれていて、良い仕事をされているなぁー

って思いました。

脳みそに来るか来ないかは来ないタイプのコーヒーだった。

自分が知る、他店と比較してみると、

下北沢のBEAR PONDはもっと刺激に満ちていて、量は少な目。個性は抜群。

渋谷にあるヒカリエのポールバセットはBEAR PONDほどじゃないけど、これもしっかり刺激的。

そして今回のアマメリアは非常に調和がとれている。

飲みやすい感じだが、ちゃんと思想も感じられて美味しい。

酸味主体だけど、しっかり苦味(刺激は少ない)の部分で味を抑えている感じ。

特別な個性があるかというとそうではないけど良い酸味系のエスプレッソだなぁーと。

勉強になったっす。

そしてさらに、エアロプレスのコーヒー。

わからない人のために説明すると、注射器のような容器にコーヒーの粉を詰めてお湯を入れて抽出する道具。

とでもいうのだろうか。

例のお兄さんが結構丁寧にわかりやすく説明してくれる。

うぉぉぉぉ。お兄さん ぱわぁ全開っす。

銘柄はコスタリカのモンテブリサス。

これ結構おいしいっす。

味わいは香ばしい甘味寄りの酸味系のコーヒー。うっすらトマト感がある。

フレンチプレスほど、ドッシリしておらず飲みやい。

でも油が結構入っているので特有のしっかりとした味わいがある。

なかなか面白いなぁー

 

うーーん。サードウェーブの本流の中にあるコーヒー屋なのだろう。

フレンドリーで尖った感がなく良い感じのお店だなぁーと思った。

オシャレなんだけど、オシャレ過ぎず、疎外感も感じなかった。

今の若い人たちはこういうコーヒーに影響を受けていく世代なのだろうかなぁー

僕がコーヒーに目覚めた頃は、

スターバックスが上陸して間もなくスペシャリティーコーヒーが急速に広まりつつある時代。

HORIGUCHIなんかにとても影響を受けた世代です。

いまの20代はこうした今流行しているサードウェーブに大いに影響を受ける世代なのだろう。

それぞれの世代で強く影響を受けたコーヒーというのがあるわけで、そうしたものはコーヒー屋をやっている上で

知識や時代の雰囲気として知っていてもいいかなぁーと思う。

 

それから、今日はお散歩感はあんまりないんですけど、僕の大好きな、なんせ無料の展望施設。

市川のアイリンクタウン。

いいーーー夕日。

東京に沈む夕日 2014 3.17

東京に沈む夕日 2014 3.17

きれーですねぇ。

霞がかっていて遠くは見えなかったけど、大変良い夕日であった。

 

今日は割とよく歩いて1万6000歩。

うーーーーーん。素晴らしい。

いい一日だったなぁー。

確定申告から平野遼さんの絵を見に・・・そして荻窪の邪宗門へ・・・

今日は先日からの懸案事項であった、確定申告。

3回目となう今年は要領がよくわかっていて、事前にすべての書類を用意して、あとは提出するのみの状態。

はい。

税務署。

申告書作成はプレハブへ!!

申告書作成はプレハブへ!!

「申告書作成はプレハブへ」

ふっふっふっふっふっふ。

今年のワタシは違うのだよ。

もう提出するだけなのだ!!

ちらりと、プレハブ小屋のほうを見たら、恐ろしい数の人が行列している。

コワヤ コワヤ

良かった。

さっさと提出して終わる。

まぁE-TAXにするとさらに良いんですけどね・・・

 

 

それから今日は半蔵門にあるバイオテックという会社内の戸嶋靖昌記念館 分館で開催されている、

「戸嶋靖昌 光のゆらぎ 展」へ行ってきました。

ここに最近気になっている平野遼さんという方の絵があるとうので行ってきました。

なんで気になりはじめたのかはやっぱりコーヒーつながり。

大坊珈琲店にも平野さんの絵がありました。

そんなわけで見に行ってきたのです。

 

 

戸嶋さんの絵も結構好みでしたけど、平野遼さん

完璧っす。

あの人の絵。すごい。

生がイイ!!

生が。

あれは印刷難しいっす。

生の情報量がいい。

いまの僕の脳みそに来たのは平野遼さんの「夜の囁き」

 

あれはホントにすごい。

脳の無意識の部分に直接話しかけてくる感じがある。

書かれているのは抽象的なものなんだけど、話しかけてくる部分がイロイロあって。

恐ろしいぐらいです。

完璧に脳みそに来ます。

 

あれってコーヒーにも似てるかもしれない。

本当にすごいコーヒーはああいう風に、無意識の部分まで味覚で訴えてくるというか。

僕がコーヒー屋だから肩持ちすぎだよぉーといわれるかもだけど、あれはそんな感じがする。

「夜の囁き」

むぐぐぐぐぐぐぐぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅー!!!

これ書いてる今でも余韻あるぐらい。

大変良い絵だった。

なかなか面白いスポットを教わった。感謝!!!

そしてこれを惜しげもなく(無料で!!)展示しているバイオテック㈱の執行社長にも感謝!!

また平野遼さんを見に行きますです。

 

 

それから次はコーヒー店へ・・・・

ここで唐突に問題です。

福岡の「美美」の森光さんが人生で3回感動したコーヒーがあるらしいけど、それをすべて答えなさい。

 

 

 

 

 

 

いいですか・・・

①銀座 ランブルのグァテマラ

うわぁー やっぱし・・・森光さんは深いのと浅いのどっちを飲まれたのだろう・・・

②吉祥寺 モカのブレンド

うわぁー 鬼がきました・・・・そうだよなー修行していたわけですし・・・・

そしてこれが今回のきっかけ。

③荻窪 ヒカリ(この店は閉店)

なんじゃーそりゃー知らないやん。勉強不足でした・・・・

 

それで、ヒカリは閉店しているんですけど、荻窪の「邪宗門」という店で、貴重な資料があるので

それを見てこようと思った。

それはこんな看板が似合う一角。

ルパンの館

ルパンの館

 

 

ルパンの館

どんな人が来るんだろう。

そして肝心の邪宗門へ入ろうとしたら、何か様子がおかしい・・・

扉はあいていて、しばらく佇んでいると・・・

「すいません3時10分から開けます」

と、とても感じが良いお婆さんが・・・

ちょっと時間があるので、喫茶店へ行くのに喫茶店で時間をつぶす

 

「イナズマカフェ」

イナズマカフェ

イナズマカフェ

店内の奥へ入ったら全然印象が違った。

何かというと、壁面に有名な漫画家が直接書いたイラストがびっしり・・・

こ、こりゃあファンにはたまらないだろうなぁー

さらっとエスプレッソを飲んで立ち去る。

 

はい、戻ってきました。

「邪宗門」

荻窪 邪宗門

荻窪 邪宗門

 

 

 

 

階段を上がると素晴らしい空間。

うーーーーん。いい!!!

好みです。

時代が堆積してる感じ。

全体的に古いけど、没落しているようではない。

時間が積もっている印象。

お店のママに

「1972年卒業の日大二高の方がかかれた学生新聞のコピーがあると聞いたのですけど・・・」

「あーあれね」

「どこいったかしらねぇー」

「・・・・」

「あ 一番上にあったわ」

と見せてくれました。

40年以上前の荻窪を知る資料として大変貴重なもの。

そして例の「ひかり」

ありました・・・

ひかり アルバム

ひかり アルバム

 

 

 

 

ここだったのかぁー。森光さんの感動の一つは・・・

影に触れました。

でまぁ他にもお客さんが来るまでの少しの間、ママさんと話をしたんですが、

このママさんとっても素敵です。

聡明でとっても優しい。

たぶんイロイロな苦労もなさったと思う。

その分芯がしっかりと感じられて、尊敬できます。

ここはお勧めです。

ゆっくり時間が持てる人に。

 

で、話戻りますけど、例のマップすごく面白いです。行ったら見てみてください。

高校生の寸評が秀逸。

ラーメン屋の寸評「にんにく5杯でげんき一杯」

 

やきとり屋の寸評では

「串を落とすと安くなる」

えっ?そういうこと・・・それいいのか?など

 

「コーヒーまずい」

あからさま・・

 

「水のあとに煎茶がでる」

これは、麻布十番の茶路か?!(わかる人は喫茶いずみマニアです)

 

「二高生はこない」

なるほど・・・

「こわいお兄さんがくる」

あなたたちは大丈夫か?!

 

とかいろいろ。

このセンス脱帽です。

今度いったらコピーさせてもらいたい。

 

帰り際に「お体お大事にしてください」といったら、「あなたも頑張ってね」って・・・

ファンになるわぁー素晴らしいっす。

いい人に触れました。

 

 

それから、電車に乗って家に帰ろうとしたら、夕日がいい感じ。

ちょっと道草して、三番瀬海浜公園へ行ってきました。

 

こんな感じ。

三番瀬海浜公園

三番瀬海浜公園

 

 

三番瀬海浜公園2

三番瀬海浜公園2

 

三番瀬海浜公園3

三番瀬海浜公園3

 

 

今日の最後のヒカリ。

良かったーーーーー。

けど 寒かったーーーー

脳みそにきて、素敵なコーヒー屋のお婆さんにあって、海をみて。

今日も良い一日であった。

1万3000歩。まぁまぁ歩きましたね。

おなかもよく減ります。

ふきのとうのスパゲッティーを作りトレインカフェ(勝田台)そして印旛沼へ・・・

注)今日のブログは長いんで、休憩時間を設けながら読んでください

 

 

昨日お店の常連のお客様のKさんからふきのとうを頂いた。

ふきのとう

ふきのとう

 

ね、

 

綺麗でしょ?

早速生で食べてみる。

 

むがぁぁぁぁぁぁぁーーー

脳に来る。

さわやかでしっかりとした苦味。土のミネラルだぁぁぁー!!

そして後から追いかけてくるように、フキ特有の香り ふさぁぁぁぁー

そしてほんのり舌に苦味が残り、香りも通り過ぎていく。

う、うめぇ。

これコーヒーで出せないかな?

 

・・・・・・

・・・・・・

どうだろう・・・・

 

そして真面目に料理。

僕の昼ごはんは例によって、ちょっと早めの9時。

まぁ基本はシンプルにニンニクと鶏肉いためて、それにフキノトウを絡める感じで・・・

ネットの情報を総合して、フキノトウはみじん切りすると、すぐに黒く変色するので、手早く!!

そして、少し砂糖を入れるとGOODらしい。

それだけで。

はい

おまちどう

見た目が地味っす

見た目が地味っす
フキノトウのパスタ

 

いやはや美味しいです。

ニンニクとオリーブのマッチョな味わいに、フキノトウの苦味と香りが新撰組の斉藤一みたいに切り込んでくる!!!

 

いいっすねぇーーー

これは。

今日の割合より、もっともっとたくさん入れてもいいかもしれない。

あ、でも絡めると、ずーーーとフキノトウで飽きるから、上にペーストっぽく載せて崩しながらでもうまいかも・・・

これたぶん、ホタテの貝柱も美味しそう・・・

って色々考える。

 

たぶんに2人前をペロリと完食。美味しかったーーーー

 

そして丁寧にコーヒーを入れて、飲む。

30g50cc抽出 ペーパードリップで

30g50cc抽出 ペーパードリップで

 

あーーーーー口の中さっぱり。脂っこい料理のあとには濃いコーヒーうまいっす。

 

今度は普通の抽出で、うちのおじいさんにもコーヒーを入れてあげた。

「こぉひぃは体があたたまるんだよぉー」と言ってた。

 

はいそして。お出かけです。

今日はおしゃれを勉強しに?勝田台のトレインカフェへ

京成線の勝田台の駅から10分くらいかなー

みちはわかりやすいです。

トレインカフェ入り口

トレインカフェ入り口

 

コーヒーの味をみるのはもちろんだけど、今日はこのオサレ空間でいかに「シレッ」と過ごせるかが課題だ。

 

言動がオタクっぽ過ぎるのでどこまでそれを感じさせないか。

 

まぁ無理だけどね・・・

 

開店が11時30分というのでだいたいぴったりにつく。

看板をいじっているお姉さんに

「あっ いいっすか?もう大丈夫ですか」

「早くないっすか」

「・・・・(苦笑い)大丈夫です。もうあけるところですので・・・」

もごぉぉぉぉ

おたくっぽさ全開やないですかぁ、兄さん・・・

アキマセンやろぉ。。。。。

いかん。体制を立て直さねば。

 

そして店内へ・・・

うわぁーめっちゃ好みです。

電車じゃないですかーーー。最高!!

てっちゃんってほどではないが、列車の食堂車で食事する感じで良い。

阿呆列車の内田百閒先生がクソうらやましぃー。夢の超特急 ハトとかにのりてぇぇぇー

ヒマラヤさんけいになりてぇぇえー

あ、話それた・・・

コーヒーはおすすめくださいと席に着く以前に注文。

ここでも多少引いていた・・・

ちょっとグイグイ行き過ぎるのよね。ぼかぁ

 

ここで落ち着いて、「よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり」を取り出し読む。

とりあえずよく知っている人の、羽海野チカ(ハチクロで有名な)とよしながさんの対談の部分を読む。

 

読み始めるとコーヒーが・・・

G1ブレンド

ん。深い。

これはクンクンにエチモカのナチュラルっぽい感じが・・・

そのG1でしょうね・・・

結構美味しいなぁー

時間感覚における味わいの展開がミルクホールの山本さんの淹れるコーヒーにほとんど同じだ。

 

で、この 羽海野チカ(ハチクロで有名な)とよしながさんの対談が面白れぇ。

結構感情丸出しで読んでしまう。

にやにやしたり。真剣になったり。

けっこうこれはコーヒー屋同士の会話でも同じだと思った。

たとえば・精神的ストリップっていう段落で言ってることとか(まぁ興味あれば読んでください)

コーヒー屋同士の出会いでも共通するんじゃないかなぁ

最初の出会いで、もう次ぎ会えるか会えないかが決まるみたいな・・・

クリエーター同士の会話面白いっす。

 

ここでお代わり。

ブラジル マカウバ デ シーマ

おぉぉ

うめぇー

これは堀口系の中で結構いいんじゃないですか・・・

今日出てきたものはかーーーなり好みっす。

脳みそには来ないけど、かなり好みです。

いいなぁー

 

それからここを後にして佐倉の印旛沼へ。

駅をでて、

佐倉の田園風景

佐倉の田園風景

 

こんな光景のところをしばらく歩く。

 

印旛沼をよく見渡せるのは、「サンセットの丘」という場所でそこまでは、記憶があいまい。

 

道行く人に聞きながら歩く。

 

「サンセットのおかぁー?知らないなー運動公園のほうだよ。方角として」

 

運動公園まで到着。

良い光景。

巨大な鉄柱

巨大な鉄柱

 

おおおぉぉぉ。

 

良い存在感。

 

野球場のライトの支柱なんですけどね・・・

運動公園まで来たけど、よく道がわかりません。

また道行くおじさんに聞いてみる。

「サンセットの丘知りません?」

「???風の丘かぃ」

 

「うーーーーん」

「この方向か」

「うーーーん」

「うーーーん」

おじさんを悩ませてしまう。

「よーーく俺行ってるんだけど、口じゃあ説明できないから車のっけて行ってあげるよ」

「定年して暇だからさ」

 

ありがたい感謝です。

正直このおじさんに感動した。言葉に馴致されていないというか、プリミティブというか・・・

サラリーマンでゴリゴリに固まっている人なら、段取りよく説明できるだろうけど・・・

よくいく場所を言語化できない・・・なんか素敵。

このプリミティブおじさんのおかげで、車に乗せてもらえたし・・・

そして、

 

こーーんな木を見ながらあるいて、

木 印旛沼

木 印旛沼

 

 

こんな素朴な農道をみたり、

変哲もない農道

変哲もない農道

 

さらに送ってくれたところから歩いて20分。

 

着きました。

 

サンセットの丘!!

 

ちょっと曇ったけど印旛沼

ちょっと曇ったけど印旛沼

 

いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

いいなぁー

脳が水を欲していたので、完全に脳みそに来る。

しばらく、太陽の光が水に反射しているキラキラを楽しむ。

綺麗だわぁ印旛沼

綺麗だわぁ印旛沼

 

いいなぁぁぁー

堪能しますよねぇー

 

しばらく楽しんで、今度は印旛沼に近づく。

まだ冬っぽい印旛沼

まだ冬っぽい印旛沼

 

 

だいぶ歩いてくたびれてきた。

 

水の広がり

水の広がり

 

綺麗ですよね。

心があらわれたので、これをさらに良い思い出にするために、

知らない町で床屋に行きます。

 

旅先での床屋は非常にリスクが高い反面、エキゾチシズムを色濃く感じられる行為だ。

 

くたくたになって駅まで戻ってきてこの目についた床屋。

名前がわからない床屋

名前がわからない床屋

 

待合室が結構広くて、おじさんが2人待っていた。

以外に回転は早そうだった。

待っている間に、こんな本が待合室に。

コーヒー専科

コーヒー専科

 

内容はともかく古い本で興味深かった。

暇つぶしになりました。

 

そしていよいよ散髪。

正直むちゃくちゃ不安です。

とりあえず希望を伝える。

あとは目をつぶります。

 

じょき、じょき。

(意外にはさみのキレが悪いなぁ 手入れしてんのか)

じょき、じょき

(意外に迷いがないなぁー大丈夫か・・・)

そんなに不安なら見ればいいのにと思うが、いいのです。それが楽しい。

(え、そんな角度で切ってんのいいの?)

しばらくすると、すきバサミですいてくれる。

そして・・・

 

あ。上手だわぁこのおばさん。

迷いがなさ過ぎてすごかった。

もうここまで来るとおばさんを大好きになる。

あとは洗髪と髭剃りなんだけど、ちょっとのことですべての物事がうまく見える。

いやはや。

これはあれだよ。

ブラームスだよ。

交響曲第一番!!!

 

緊張したティンパニーからの入り・・・

不安感。重々しい感じ。

不信感。

そして目を開けた時。

コラールだ!!

歓喜!!!

 

そして極まったのがあれだ。

耳毛そり。

通常はそのまま剃刀でやるのだけど、意表をつかれた!!

電動の剃刀。そんなもんあるなんて知らなかったが・・・エクスタシィィィーーー(アホです すんません)

コラールだ!!

そして。

おばちゃんに

「さっぱりしましたーありがとうございます」

って言ったら

満面の笑み(^^)

 

ブラームス ありがとう

交響曲第一番が今演奏終わりました!!!

時間感覚も一時間弱

素晴らしい!!

しかも2100円

良心的だ。

 

とても充実した一日。

 

1万5000歩 意外に少ないかも・・・

ありがとう。あのおばさん。

ありがとう。道教えてくれた人。車に乗せてくれた人。

ふきのとうくれたKさんありがとう。

ブラームスに今日はやられました・・・・

 

 

コーヒーを一人で堪能して、お茶茶でニコニコ湯な一日

今日はねぇ、正直あんまりネタがないのですよねぇ・・・

まずはお店に朝から行って、確定申告のための計算や焙煎をちょこちょこ。

それから一人の店内をいいことに、

先日、お客さまからいただいた、福岡の名店「美美」のコーヒーを再度じーーーーくり味わう。

銘柄は、ムニールモカ

営業中に飲むのと違い、完全に一杯のコーヒーを楽しめる。

写真は使い回しですが、中身はおんなじ、美美のムニールモカ

写真は使い回しですが、中身はおんなじ、美美のムニールモカ

 

美美の森光さんのやり方は、豆を50℃のお湯で洗ってから焙煎するというやり方。

 

焙煎はかーーーなりの深煎り。

強烈な個性を出すというか、そぎ落とす美学というものを再度感じる。

ちゃんとプロセスの意図が完全に伝わる。

コーヒーを介したコミュニケーションで作り手の森光さんに思いをはせる。

この辺は、良い芸術品を鑑賞するのと共通する。

2杯目の今日はもう脳みそに、ビシビシ 来まくっている。

 

自分のムニールモカと全く違う。

 

一番の特徴は後味の消え方。まったくフッと消える感覚。

 

これはほかにないのだろう。

 

洗って味をクリアにするというのは、こういう極致まで行くのだろう。

 

それから、目を閉じて、瞑想しながら心行くまでコーヒーを味わった。

 

久々に一人でカウンター席に座って楽しむ。よいです。

 

たまにはね。

 

それから、ネルドリップを教えてほしいという人がいたので、それを教えること数時間。

 

一日ではなかなか難しいですよね。

 

まだ教えるほど、言語化できていないが、自分のやり方は伝えられるので・・・・

 

その後、ちょっといただいた台湾茶で結構遊ぶ。

台湾茶 GABA強化

台湾茶 GABA強化

いまいち台湾茶の入れ方がよくわからないのだが、

6グラムを130ccぐらいのお湯で遊ぶ。

道具はもちろんコーヒーのサーバー。

GABAを強化した台湾茶らしいけど、これはこれはあまーーーく、うまみのような感覚がある。

4煎目ぐらいまで遊ぶ。

まだ自分の理想的な濃度とかではないけど、雰囲気は楽しめた。

 

 

それから、家に戻ってきて夕ご飯時。

久々にあそこへ・・・

馬込沢の名湯 ニコニコ湯

馬込沢の名湯 ニコニコ湯

 

もうここは昭和なんです。

 

前も紹介したけど本当にいい。

 

僕なんかはたまに行くだけなのだけど、常連のおじさん達の日常がそこにあって・・・

中学生のころから思い出した時に行っている。

 

ニコニコ湯 参考写真

ニコニコ湯 参考写真

 

これは明るい時の写真なんだけど、この絵がまたいいのです。

川の奥へ 奥へ・・・・と目線をたどっていくと、いつの間にか風景の中にいる自分がそこにいて。

良い絵だと思う。

 

エキゾチシズムを刺激される。ミニチュアを眺めて旅を疑似体験するような楽しさ。

 

ココは例にもれず湯がものすごく熱い。

 

ここで中学生のときにやせ我慢を学習した。

 

今日はそれほど熱くは感じなかったが・・・・

 

で、浴槽はいっつもいい感じの入浴剤が入れてあって、なーーんやったかなぁー

 

セリ科の植物を利用して・・・・

 

ユーカリのようなちょっと違うような・・・・

 

すがすがしいにおい。

 

正直今のスーパー銭湯の心地よい使い勝手とは別の良さがそこにあって、とてもよいと思う。

 

 

かえりに焼き鳥一本だけたべたいなぁーって思ったけど、今はその一本だけの焼き鳥を気軽に買えないのよ・・・

ニコニコ湯の近くのマルエツの敷地に焼き鳥屋さんがあって、一本だけ買って大事に食べたけど、

今はそれができないのよねぇー

それだから、あの銭湯の入り口にある居酒屋さんにおやじは集うのか・・・・

今の僕ではまだ入れないなぁー

 

昭和レトロな銭湯。今日もありがとう ニコニコ湯。

 

ちなみに全然歩かなかった6000歩。

お散歩感は少ないけど、とてもよい一日であった。

ニコニコ ニコニコ湯)^o^(

 

 

日本橋三越で森本草介展を見に、それからコーヒーを飲みにぶらぶら(浅草 なにわや&本所吾妻橋 カフェ スタイル コジロウ)

今日は先日、土気のホキ美術館へ行ったこと言っていたら、ホキ美術館で取り上げられている

森本草介さんの展覧会のチケットをくれる人がいたので一緒に見に行った。

森本草介さんは例にもれず写真絵画の分野の方で、主に裸婦画やフランスの風景を描かれている。

日本橋三越

日本橋三越

 

展覧会はホキ美術館より点数が多く見応えのあるものであった。

最終日のせいなのだろうか、大勢の人が来ていた。

個人的には美術品を鑑賞するときは静かな環境で作品に向き合いたいけどしょうがないっす。

脳みそに来ちゃう絵はなかったけど、それは個人的嗜好が影響するので悪いということではないです。

でも迫力!!

あれだけ、裸婦の絵を見たのは初めてです。

かなりのリアリティーで女性の柔らかさや視線を通した実在感などが感じられる。

絵にはちょっとしたキャプチャーもついていて、これもホキ美術館にはなかった。

キャプチャーがあると、絵の解釈がキャプチャーにとらわれるけど、まぁそれもいいのかもしれない。

図録がないので不明だが、森本さんは女性に着せる洋服にもこだわりがあるようで、

コスチュームをデザインしたというようなキャプションも見受けられた。

森本さんの絵では女性が独特の視線を投げかけているのがなかなか素敵だなぁーと思った。

あと、フランスの風景画でなんてことないところの風景の絵が精密に書かれていてこれもよかった。

また、五味文彦さんのようなチョーリアルな静物画もあったが、これはキョーーーレツな磁場は発生してなかった。

きれいで、美しいという良さはあったけど、いやったらしいぐらいの(岡本太郎風表現)はなかった。

そんなこんなで30点ぐらいの森本草介さんの絵を堪能できた。

時間がたって、結構な枚数をみたので、それらのリアリティーが共鳴してきたような感じもなった。

 

会場をでると、森本草介さんがいらしたので、少し話をした。

「いやー女性の柔らかい質感がとてもリアリティーがあってすごく良かったです」

「あと風景画のところの水が書かれているそのリアリティーもとても印象的でした」

と感想を述べることができてとぉぉぉぉぉってもよかった。

普段芸術品をみても製作者に直接感想を言う機会がないのでこれは大変にうれしかった。

 

それから日本橋に来たらわかりますでしょ?

ここ。ここ。

最高のBAR。

「だし場!!」

日本橋 だし場

日本橋 だし場

 

以前もここで紹介しましたけど、コレド日本橋にある「にんべん」が経営している。

基本はだし汁が100円で飲めるんです。

最高!!

これをしてくれるだけで僕はあなたのファンで応援します!!!ってなっちゃう。

今日は昆布・かつおの合わせだしを飲む。

これが100円ですもんねぇ。

最初は何もいれずに。そのあと備え付けの塩やしょうゆで味付けする。

ちょっとお買いもの帰りや、芸術を鑑賞した後は、だしでアミノ酸の補給を!!!

美味しかったー

それから地下鉄に乗り、合羽橋へ・・・・

銀座線田原町出口案内板

銀座線田原町出口案内板

 

銀座線で行く場合は田原町が最寄駅なんですけど、田原駅の案内板そばのガードマンに今年のお仕事MVP賞をあげたい!!!

 

すごい。あのガードマン。

 

むちゃくちゃサービス精神が旺盛。

 

案内版を見ている人がいたら、即座にあんない!!

切符を買ってる外国人には率先して話しかけている。

 

彼は英語も堪能なんだぜ。

 

「ほえあーあゆーごぉいんぐ?」

って外国人にも親切。

 

一番心を動かされたのは、日本人の観光客が重たいキャリーバックを持っている。

それを即座に察知!!

 

そしてさーーーーーっとものすごい速さで階段の上まで運んでいた。

 

東京メトロの職員なのかよくわからないが、とにかく田原町改札口の警備員さん!!

 

あなたを尊敬します。下手なホテルのポーターより良いサービス!!

 

一緒に仕事がしたくなる人だと思った。

 

それから合羽橋でお買いものして、浅草の「なにわや」さんというコーヒー屋へ・・・・

なにわや

なにわや

店の感じがすんごい浅草っぽい。

 

カウンターと小上がりがあって、常連のおじさんたちが入れ替わり立ち代わり。

ぱっとコーヒー飲んで帰っていく。

やや控えめのマスターもとてもよくて、グングンにコーヒーの話ができそうな感じはしなかったけど、

 

ぴったりこの店にマッチしていた。

 

飲んだのはガテマラ

 

いやー美味しい。こう表現していいのかわからないが、昔風の味わい。

抽出はとても丁寧なネルドリップ。

味の構成は、酸味と香ばしい系の苦味になっていて、この酸味の質感がやっぱり、豆かんの赤えんどうを連想させ、

今はやりのサードウェーブみたいなフルーティーで明るい酸味ではないし、

かといって、重厚感がある恐ろしい感じとも違う。

 

それでも飲みごたえがあって、十分美味しいと感じる一杯であった。

浅草へ来たらこのコーヒー屋さんだと思った。

そして浅草寺へお参り。

浅草寺 今日は騙されない

浅草寺 今日は騙されない

先日ここへ来たときは、新手の詐欺か?!と思うお兄ちゃんがいて、

僕に500円のカンパを求めていた。

詳しい話はここでは避けるが、もしやいないかなと思ったが、さすがにいなかった。

会社がいやになって秋田からなけなしの貯金をもって出てきたが、ホテルで生活しながら就活をして

あっという間に金がなくなった。

そんなバカっぽいところが逆に本当っぽかったので500円カンパした次第です。

あえたらあえたで、今度は友達になれそうだったがそうではなかった。

さらに浅草、隅田川を突っ切って、

「カフェスタイルコジロウ」ヘ

2014 2 17 カフェスタイルコジロウ

2014 2 17 カフェスタイルコジロウ

 

ここには喫茶いずみにもある、井上製作所リードミルの最新作が導入されたホットな情報があったのでさっそく駆けつけた。

ありますねぇ。

RG05

むちゃくちゃ恰好いい!!

スマトラを飲む

 

いやぁぁぁぁぁ!!

いいっす。

脳にきます。

表現でいうと、酸味よりの表現だが、ビシバシスマトラの核心に触れる感じ。

いいわぁ。

すんごい美味しい。

リードミルの影響もかなりあるのだろうと思う。

完全に次世代へ、あのランブルの味を受け継いでいる。

きっとコジロウさんはさらに進化させていくのだろう。

 

良い芸術作品に触れ、コーヒーを飲んで大満足な休日であった。

14000歩。いいうんどうでした。

人知れず頑張っている田原町のガードマンに心から表彰状を送りたい。