BEAR POND ESPRESSO 下北沢

今日はコーヒー屋さんを3件はしごしてきた。
ネタを小出しでいきますので、3件見たい人は、ブログ毎日チェックしてください。
まぁとりあえず今日は先週のリベンジの

「BEAR POND ESPRESSO」

BEAR POND ESPRESSO

BEAR POND ESPRESSO

ここは下北沢にある。
先週も行ったので迷わずに到着。
先週15時過ぎにいったら、お目当てのエスプレッソがなかったので今日は気合を入れて、10時に店の前に着く。

恐る恐る扉を開けて、

「こんにちわー 開いてます?」
「すみません10時半ぐらいから開けますー」
だったのでしばらくブラブラして来て、10時半を過ぎたぐらいにもう一度。

エスプレッソは無事にあった。
良かったと思う。

そしてやっと目的のエスプレッソ。
かなり量が少ない。20ccぐらいかなー
噂どおりの味。すごい!!
通常のエスプレッソは苦味が主体の味なのだが、最初はビターチョコのような苦味こそ感じるが、後でマターっとした酸味を感じる。
普通のエスプレッソしか知らない人間にとっては驚きの味だろう。かっちょいい。
これがコーヒーギョーカイの最新スタイル、サードウェイブなんだな・・・
うわーどうしよう。
僕も最新の流行スタイルに乗ってしまった。
どないしよ。

僕はコーヒーギョーカイで言ったら何なんだろう。
古いようで新しいようで・・・
自分の立ち位置はよくわかりません。

ってなことを考えて、すぐにエスプレッソが無くなってしまうので、もう一杯注文。
やっぱり同じ味がした。
当たり前か・・・

なにか店主と会話をしたいのだが、ニューヨーカーと共通の言語を知らないので、
「エスプレッソ美味しかったですー」と言って店をでた。

店をでる時にやっぱり、英語を話す人が入ってきた。
やはりNYスタイルなのだろう。かっちょいい。
僕もNYへ行ったらニューヨーカーが店に来るかもしれない。

実は下北沢のあと渋谷もいったの・・・

それでね実は、「BEAR POND ESPRESSO」でエスプレッソの飲めなかったから確か渋谷にもこの店があるなと思い、下北沢から井の頭線で渋谷へ向かった。

 

またコレをみれるとは思いもしなかった。
先週コレを見たときはしばらくは来ないと思ってた・・・
いつみてもいいですね。
岡本太郎の「明日の神話」

明日の神話

明日の神話

それから宮下公園のそばにその「NO8 BEAR POND ESPRESSO」はあった。
店内は手前が簡単な立ち飲みスペース。
奥は広く席がとってある。

奥の席に座りメニューを見る。

どわぁぁぁちゃー

ないやん

ESPRESSO

エスプレッソはどこなの。

あんたの店はESPRESSOないのね・・・

こういう日は、もうとことんこういう日。
ありますよね。何をやってもパッとしない日が。

またレッドアイを注文しそうになるが、ここはアメリカーノを注文。
なかなかこれもキレが良い。
コーヒーオイルのコクがよく出たコーヒー。
ちょっと今の僕には重たかった。
渋谷らしくハイセンスなビジネスマンがパソコン広げて仕事をしていた。
しばらく、なんでこんな渋谷でコーヒーを飲んでるんだろうと自問した。
そもそも、下北沢からおとなしく引き返せばよかったのだろう。
まぁそれでもせっかく渋谷まで来たので、店を出て散歩することにした。

青山通りと平行してある裏道をずーっと歩く。
この青山の裏は僕は大好きです。
あんまり写真を撮るようなところはないけど、なんかゴージャスっていうかセレブっていうかなんかわからないけど、歩きたくなる。

表参道を横切ってさらにすすむ。
このあたりって美容室多いよね。
あとガラス張りで閑散とした空間に店員がポツリといる店。

なにかのオフィスだろうけど、大きなスタイリッシュなテーブルのみがおいてあり、それをはさんで何か会話をしている男女。
ゆらりゆらりしている。

あれが労働なのか?

現代の労働なのか?

ガランとした何もないオフィスでゆらりゆらり話をするのが最先端の労働なのか?
よくSF小説で過去から来た人が未来人が何をやっているかわからないということがあるが、そんな感じだ。
まぁ近代の貨幣がもたらした労働のスタイルなのでしょう。

そのまま進んで今日の一枚。

青山北町アパート

青山北町アパート

裏側からとってます。
「青山北町アパート(都営青山北町団地)」

この団地けっこう古い。
1957年から1968年にかけて建設されたもの。
青山のオシャレな雰囲気らしからず、昔の東京を感じさせるものだろうと僕は大好きです。

さらに歩いていくと・・・
バランス石。

バランス石

3つの石の存在感が独特 なんの為に???

なにこれ?
何の為かは意味はないだろう。
こういう意味のないものが大好きだねぇー。
いいねぇーコレ。
たぶんこの散歩はこの為にあった。
独特の存在感。
たぶん雪だるまになりたかったのだろう。

 

それからさらに青山から神宮球場の前へでて絵画館へ。
絵画館まえの馬。

絵画館前の馬

行ったことある人は知っている。絵画館前の馬

夕暮れ時の逆校の写真

 

そして5時のお知らせが鳴ったので家に帰ろうと思い信濃町駅へ向かう。

そこでも一枚。
キョーレツな逆光の写真。

信濃町駅前

車に反射した光と建物の影の光景 (信濃町駅前)

奥の代々木ドコモタワーがかろうじてわかる。
この光はやっぱりこの瞬間しかないんだろうな・・・

下北沢へ行く

今日は下北沢まで出掛けていった。
下北沢へ行くには総武線で新宿まで出て、そこから小田急線へ乗り換える。

いっつも思うのだけど、小田急線に乗り換えるとグッと旅情が高まる。
窓の外の景色に釘付けです。

下北沢駅は初めて降りる。
目的地のお店は北口にある。
駅を下りるとけっこう人が多くにぎわっている。
ピーコック前のトタン屋根の小さいお店がひしめく一角がとってもいい。
「おでん」と書かれ、一杯飲み屋みたいな店があったがここは我慢、我慢。
今日はコーヒーを飲みに来たのだ。
歩いているとギターを背負った人が多い。オシャレなカチューシャをした女子が多い。
オシャレなDrスランプのアラレちゃんのような黒ぶちデカメガネをする男女が多い。
そんなデカメガネはあまりみないのよ・・・
いや待てよ、最近知り合いにそんな人がいたかなぁー
それと、外国人もけっこう多い。
目指すお店は「BEAR POND ESPRESSO」(ベア ポンド エスプレッソ)だ。
なんでもNYで仕事をしていたマスターがNYのエスプレッソバーに通っているうちに、そのエスプレッソにはまりお店を開店したという。
ゴリゴリのドリップコーヒー原理主義の僕が行ったかというと、そこのエスプレッソは類まれなるものだと聞いたからだ。
美味しいコーヒーならエスプレッソも好きです。

それで、少し迷いながらも店にたどり着く。

「エスプレッソ下さい」
「それは今ありません」
「え・・・・・・・・」
「14時までのメニューなんです」

(ぐぅぅぅ。いかん。
 がっくし。 房州の千葉の国からはるばるやってきたというのに・・・
 どういうこっちゃの。エスプレッソの店やないのあんたのお店は・・・)

ということを頭のなかで思う。

あまりのショックで店のテーブルに頭(こうべ)をたれて「がっくし」と言ってしまった。
そしたらNY帰りのマスターが明らかに引いていた。

わちゃー 田舎人丸出しやないのー

気を取り直して、やや引き気味のマスターに「レッド アイ」なるものを注文。
これはフレンチプレスで抽出したコーヒーにエスプレッソを入れたものらしい。
これで少しはこの店のエスプレッソの雰囲気わかるかなと注文した。
飲んでみる。コーヒーオイルのコクとやや酸味を感じる。これはこれで独特の世界を作っている。
予想外にキレがけっこう良い。
想像力を働かせて、ここのエスプレッソの味を思い浮かべるが、ちょっとわからない。
エスプレッソの為に、また再訪しようと思う。
お店にしばらく座っていると、この店は来るお客さんがオシャレなことオシャレなこと。すごいハイセンスな髪型したお兄さんとか、おかっぱ頭にアラレちゃんメガネした人。
ハーフの若いお母さん。
いやぁ。客層がなんとなくニューヨーカー。
僕もアノ店に通ったらニューヨーカーになれるかもしれない。
今日わかったのは、まずはアラレちゃんメガネを装着するとニューヨーカーに近づくと思う。

 

ベアーポンド

BEAR POND ESPRESSO

 

名曲喫茶ライオンへ行く

名曲喫茶ライオン

名曲喫茶ライオン

昨日は以前勤めていたお店の、しゃちょーと一緒にお酒を飲みに行ったので帰りが遅くなってブログを書けなかった。

 

昨日は、しゃちょーと一緒にお酒を飲みに行く約束があったのだが、その前に渋谷にある「名曲喫茶ライオン」へ行ってきた。
喫茶いずみでも、昼間はクラッシックをBGMとしてかけていて、お客さんから昔は名曲喫茶なるものがあり、そこでクラッシックを聞いたという体験を聞いた。
なんでも当店にあるようなステレオのスピーカーよりも、もっと巨大なスピーカーで音楽をかけており「音」が良いらしいということを聞いた。

 

喫茶店を担うものとしては、コーヒーの味だけではなくそうした喫茶文化を知る必要もあるなと思い、現存していて良さそうな「名曲喫茶ライオン」へ出掛けていくことにしたのだ。

 

「名曲喫茶ライオン」は道玄坂を少し登って右に入ったところにある。迷うかな?と思ったがすぐに見つかる。

 

まず入って驚いたのは空気。
教会のようになんか独特。静寂や澄んだ空気とも違う独特の場がそこにあった。
音を立てないように一番前の席に腰かけ、しばしスピーカーを観察する。
いやっはー でかい、でかい。
そしてスピーカーが平面になってない。微妙に角度がつけてあるのと、左右対称じゃない。
一階の席から見上げるように、よーーく眺めた。

 

行ったときは、ハイドンの弦楽四重奏曲 「雲が行くまでまとう」をかけていた。
知らない曲だったけど、あぁ音がいい。弦の響きや抑揚がよく伝わってくる。

 

そして、お客さんのリクエストでベートーベンの「運命」
僕は「運命」の第四楽章の歓喜に満ちた旋律が好きでこれを聞いたら、帰ろうと思った。

 

さっきの「弦」とはまた違う。特に息遣いのような、抑揚がはっきり伝わる。自分の店のスピーカーではそんなんじゃなかった。
第四楽章を聞いて思わずニヤニヤしてしまった。

これはまた来たいなぁーと思って店を後にした。

 

そしてベートーベンの「運命」の第四楽章みたいな歓喜に満ちた芸術家の岡本太郎の「明日の神話」をじっくりみる。

明日の神話

渋谷駅にある身近な芸術 「明日の神話」

さっきの演奏を思い出してまたニヤニヤしてしまった。
何か楽しいところを見つけたなぁーと思う。
今度は上手く曲をリクエストしたいなー

コーヒー店訪問記  道化宿へ行く(南浦和)

道化宿

道化宿

南浦和にある道化宿という喫茶店へ行ってきた。
ネットでの評判では、最近僕がいった中央林間の「ぜにさわ」の系統に近い味とのこと。
自宅からは武蔵野線で一本でいける。

まずは、マンデリンを飲んでみる。
これはこれは美味しい。
一般的にイメージされるマンデリンは深煎りの味だが、ここのは酸味と独特の香り(口に含んだときの)やコク透明感のある味わいが素晴らしい。
すっと舌になじんで酸味、香り、コク、余韻がのこっておいしいなぁと思う。

そして、ガテマラを飲む。
これも酸味先行な味だが、独特の甘みに絡まった香ばしさが、マンデリンと違う。やや軽め。
これも透明感と舌のなじみがとてもよい。

さらに、ブラジルも飲む。
これは甘み先行。少し酸味が入ってほんのり甘く香ばしい。コーヒーって感じ。
同じように透明感のあるコーヒー。

このマスターも僕は好きです。
銭澤氏は全力投球で来る感じだけど、この道化宿のマスターは昔から今の喫茶店を淡々とやってきているという感じ。
若い頃いろいろ研究なさって今の味にたどり着いたことや、今の人は味盲になってきているという話に意気投合したりした。
マスターがお話されていたけど、自分のコーヒーは最近、浅煎り派などと言われるが、それはそうではなく40年以上前はこの「道化宿」のようなコーヒーが多かったということを言っていて、
自分はそのときの美味しいコーヒーを追及しそのままであると。
さらに美味しいコーヒーの条件として、まったく同感だったのは透明感があってもしっかり味が残るコーヒーだということ。
これは僕の考えているコーヒーの理想と同じ方向性だと思った。

まぁこうした「道化宿」や、「ぜにさわ」といった浅煎りのコーヒーの味は逆に新しいといったらマスターは笑っていた。
時代は、一巡りしてまた新しい味を僕は知りました。
エスプレッソ信者がのんだらどう思うのだろう?

2回目ベーコンも失敗ナリ!!

2回目ベーコン

2回目ベーコン

いやはや、今回もベーコンは失敗であった。
燻製具合は燻製器を購入したおかげで、完璧なのであったが、しっぱいことしょっぱいこと。

もうわかった。
流水だよ。流水!!
少しづつ、惜しげもなく流水による塩抜きを次回は行おうと思う。
もうそろそろ、暖かくなってしまうので、今シーズンはあと機会が少ないだろう。
それと、本気で本を購入して勉強しようかとも思う。
なんか燻製のとりこになってしまう。

なかなか、上手くいかないことを乗り越えた時の快感ってとても素敵。
きっとこの燻製技術を自分のものにしたときは、いい気分だろうなぁと思う今日この頃。

また燻製作りに挑戦!

今日は、昨日錦糸町のタイランドというお店で高校の山岳部時代の同級生と一緒に飲んだので、ゆっくりの起床だった。
昨日の錦糸町のタイランドは美味しかった。
たまに辛いものやエスニックなものがどうしても食べたくなるので、店を選んだ人の特権で大変満足した。
まぁそれで、ゆっくり起きた今日は燻製ベーコン作りに再挑戦している。
前回はベーコンの塩抜きが失敗して、塩辛く、また燻製も充分に熱が浸透しておらずダメだった。
そこで今回はもう本気で行くワ。と思いケーヨーD2で燻製器を1980円で購入してベーコンを燻製している。

燻製器

ついに買っちゃった。燻製器の「いぶし屋」

今度はすこぶるやりやすい。
温度管理も燻製器上部につけた、温度計でしっかり管理が出来る。
これで良くできるであろう。

今回思ったけど、自分の性格として、やっぱり道具は最初からしっかりとしたものをそろえたほうが良いみたい。
前回はこれ

中華なべ燻製器

ボールが目立つが下が中華なべなんです。

 

中華なべで燻製したんだけど、いまいち道具の信頼性がないように思った。
デジタルの熱伝対の温度計で温度を測りながらやったけど、中が生の失敗だった。

きっとこの燻製器は、そりゃあもう違いますよ。
道具の信頼性が違う。
ちょうどさっき火からおろしたので、味見はまた後日になるかしら。

成功を祈ってます。

神のみそ汁(誰かのパクリ)

 

オリジナルスタンプ完成!!

念願の、お店オリジナルゴム印を作りましたー!!!

喫茶いずみ スタンプ

喫茶いずみ スタンプ完成!!

黒ゴムにして、インクも金属やプラスチック面などにも押せるような豪華なものにした。
それなりの金額はしたけれども満足のいく出来です。

いまや、ハイテクの時代なので、絵の具で書いた絵と自作の習字文字をパソコンで合成してお店のショップカードを作成した。
これをさらに、パソコンでモノクロ加工してはんこ屋さんに電子メールで送信するとそのままのものが出来上がる。
本当に素晴らしい世の中です。
ハイテクノロジーはすごい。

しかし、だ。

実をいうとですね。このハイテクノロジーにもてあそばれてしまったのです。
振り返ると先々週のこと。
確定申告の帰りに、はんこ屋さんの看板が見えたので前々からのお店のオリジナルスタンプの見積もりを依頼しようと思い立った。
そうすると、初心者マークをつけながら親切なおばさん店員が綿密に見積もり金額や相談に乗ってくれた。
そして、実際の画像データを見ないと作成が可能かどうかわからないとのこと。
じゃあ、また今度お店にお持ちしますよ、といってその場は帰った。
それから忙しくて、メールでデータを送信するから確認してと、例のはんこ屋に電話すると別の若い女性の店員がでてぜんぜん話を知らなくて、もう一度親切なおばさんの店員に説明したことを繰り返した。
そしてメールで再度見積もりや確認をして正式に注文し完成したと電話が入る。
トントン拍子だ。

それで今日、例のはんこ屋へ現物を引き取りに行く。
それで親切なおばさんが出てきて、はんこを探してくれる。
いやーそれが出てこないのです。はんこがない。どこへ消えたのか?
もう、2人がかりでその辺の棚を探してるのだけど出てこない。

なんでやろ。
先日相談に乗ってくれた店員さんがいて、
「喫茶いずみさんですよね?先日データをお持ちいただくということで承っていたのですが注文受けましたか?」
「えっ!メールでデータ送ったんですけどねぇ。Kさんという店員にですね」
「????Kさん そういったものはいないのですが・・・」

(ちょっと不安がよぎって)
「ん ここは、はんこ屋××船橋南口さんですよね」
(今度は店員が驚く)
「えっ 当店は、はんこ屋□□なんです」
「あーーーーーーー間違えた。申し訳ございません!!」

ってはんこ屋、間違えたのです。

はんこ屋××
はんこ屋□□

という感じに前半は同じ。後半がちょっと違う。
紛らわしい。まぁ僕が悪い。
よくよくはんこ屋の名前を覚えずに、インターネットで検索して電話番号を調べかけるメールを送る。
最近のネット検索ではうる覚えでもヒットする。素晴らしいハイテク。
ネットですぐに電話がわかって、メールでデータも送れる。

ここで、すり替わったのね。はんこ屋さんが・・・

担当者もデーターがあればハイテクなんですぐに、はんこはつくれる。
だから、どの店にたのんでも同じようにつくれるのだろう。
ハイテクなんで。
それで、ちょっと話が通じなかったのが疑問だったが大してよくあることだろうと思ったし、その後の作成もスムーズだった。
で、今日いって初めて違うはんこ屋に注文していたことが発覚。

途中ですりかわってもわかんないね。はんこ屋さん。
親切なおばさん本当にスミマセン。

本八幡 萌季屋 訪問

萌季屋

萌季屋

先日、市川市本八幡にある「萌季屋」さんへ行って来た。
自家焙煎のコーヒー店で系統でいうとホリグチのグループだ。
ホリグチ系の店ではトップクラスだろう。

お店を開く前のサラリーマンだった頃は、よくここの豆を会社帰りに買って帰った。
いつしか自分で豆を焙煎するようになってからは行かなくなってしまったが、久々に訪問した次第だ。

お店は相変わらず、明るくてスタイリッシュな店内。
まぁ正直、うちの店よりもスタイリッシュでうらやましい。僕はそこのセンスが弱い。

お店の人は寡黙な夫婦。静かだけど素敵な夫婦だなぁと思う。
何回か通うと少し会話できるといった感じで、こういう距離感のある接客も一つの方法だろうと思う。
また通って会話が出来るくらいまでなれるといいなぁ。
お店でニカラグアとマンデリンを飲む。
ペーパードリップで抽出された綺麗なコーヒー。
全体的にコクがしっかり。
同じホリグチ系の臼井にある「豆蔵」は軽めだろう。

ニカラグアはコクと甘みと軽い酸味で調和のとれた味。
美味しいです。

マンデリンはこれは☆☆☆☆☆ってかんじ。
香りが素晴らしい。
これはこれは恐れいります。スミマセン。
苦味とのバランスが香りと調和している。
ニカラグアよりもピンと来る。
ガテマラも試して見たかったがちょっとお腹がいっぱいなので、我慢して豆を購入した。

下手に淹れたネルドリップのコーヒーよりは、この店のペーパー抽出のコーヒーの方が断然旨いと僕は思う。
あのご夫婦は、また通うと覚えてくれるだろうか?

ベーコンにかまける一日

今日はベーコンの原料の豚バラブロックに一日中かまけていた。

先週、豚バラブロックを漬け汁(ソミュール液)につけて毎晩ひっくり返しては面倒を見ていた。
そしていよいよ7日間が過ぎたので次の工程にうつるのだ。

まず、いつものように朝5時半ぐらいに起床して朝食をとる。
そして間髪をいれずに、塩抜きを始める。
台所が空く6時に豚バラブロック(通称BBBとしてスリーBちゃん)を鍋に入れて塩抜きを開始。

一応、インターネットの知識を総合するとどうやら2時間くらいで、様子を見るのが良い。とのことなのでそれを目安に待つ。
一番参考にしているサイトに、流水で2時間塩抜きをすると書かれている。

そんな、流水って・・・もったいない。
いやじゃ。

理屈で考えると、スリーBちゃんは現在塩漬けにされていて、塩分が高い。
水にさらせば、自然の法則で濃度が均等になるように、つまりは水に塩が流れでる。
スリーBの周囲の水に塩が移動すれば、Bちゃんの塩分が抜ける。
周囲の水に塩分がありすぎると、今度はBちゃんの塩分が抜けなくて意味がなくなる。
そこで水を交換する必要性がある。
このために流水で、水を循環させる必要がでてくる。
そんなの30分くらい置きに容器内の水をすべて取り替えれば良いだろう。
それが水の節約だよ。

ということで30分置きに水を取り替える。
まぁ、でもしかしだね、よくよく考えると流水の流量と水を全て30分おきに入れ替えるのはどちらが良いかという(ブツブツ)・・・・・・

それで、2時間後にフライパンでBちゃんを少し切って食べる。

すごく、しょっぱい!!
あわわ。こりゃいかん。
まだまだだわ。
もしかしたら、塩分濃度高すぎか?と思う。
参考にしたサイトには大体2時間が目安らしいのに・・・
流水か?流水じゃなきゃいけないのか?

それでも、めげずにまだまだ水につけておいて、おなじみ「ケーヨーD2」へ燻製用のチップやその他必要なものを買いに行く。
そこで偶然に目にする。
「塩抜きは4~5時間ぐらいが目安です。また少しあまいと感じられるぐらいがちょうど良い塩加減です」

ほっっほー。4~5時間が良いのか。また少し甘いぐらいが良いのか?
近頃の若いものは信じらない。2時間とは大違いじゃないか。
先ほど6時から水につけたのでまだ4時間か。
それに、塩が甘いぐらいが良いのだから、念には念を入れて6時間の方針でいきましょう。部長。はいそうしましょう。

そして6時間後。Bちゃん切って味見。

うーちょっと甘いのか。塩抜きすぎかもしれない。ほんのり塩が感じられる。どこまで濃縮されるだろう?
まぁ今回はこの段階で乾燥の過程に移る。

フックにかけてベランダに干す。

Bちゃん

Bちゃんに愛着がわきすぎて、付着した黒コショウの粒さえいとおしい

今日は寒くてちょうど良い気候だろう。ただし風が強い。
Bちゃんが地べたに落ちやしないかと、心配になる。
とりあえず30分ほしてすぐに様子を見る。

あぁ あるじゃない無事にベランダに干されていた。鳥や猫もきていない様子。
例のサイトには3時間で肉があめ色になり、乾燥をやめると書いてある。
そしたら、ちょっと喫茶店でも行くかということで、コーヒーを飲みにいくが、Bちゃん下に落ちないか気が気じゃない。
ちょっと過保護だよね。Bちゃんに。

喫茶店でコーヒーを飲んでいるあいだ(これは別の話)も、チラリとBちゃんがよぎる。
そしてコーヒー2杯飲んで、急いで家に帰る。

まず、もうベランダに目が行く。
ある。ある。Bちゃん。落ちてなかった。それだけですごく嬉しい。

状態をすぐに確認。3時間前とあんまし変わっていない。
いやーあのサイトの条件と環境が違うらしい。
他のサイトを見たら、「一昼夜干す」とも書いてあるので、今日の完成はあきらめて一晩中干し続けることにした。
猫に食われるなよ。Bちゃん。