ステーキを焼くことはコーヒーを焼くこと。船橋から千葉へコーヒーを飲みに

コーヒーを焙煎するということは、コーヒー豆がどのように焼けているかを想像しながら行う。

 

そして、ここぞというときに豆を火からおろす。

ここぞというときに豆を上げる!!

ここぞというときに豆を上げる!!

 

もちろん、豆が良いように火力調節も行う。

 

豆がどのように焼けているかを想像する、「想像力」、ここぞというときにあげる「直観力」

 

あと、いままでの「経験力」がものを言うだろう。

 

 

 

ステーキを焼くことも、全く同じだ。

 

肉がどのように焼けているかを想像しながら、焼く。

 

そして、自分のイメージ通りに焼きあがると、嬉しくてニンマリしてしまう。

 

ぜひコーヒーを焙煎する人は、ステーキを焼くこともお勧めしたい(笑)

 

 

そんなわけで、「イト― ステーキを焼くの巻」

 

 

 

ステーキ肉を隣のヨークマートで購入。

 

閉店間際の、安売りワゴンに入っているアメリカ産の赤身が多い部分のやつだ。

 

これでも丁寧に焼けば美味しい・・・はず!!

 

 

 

ステーキのコツは2つ。

 

ステーキを焼くことで、コツとしてみんないうのは肉を常温にしておくこと。

 

そうすると、焼きの感じが想像しやすいらしい。

 

なので、そのまま室温に1時間近く出しておく。

 

 

 

もう一つはニンニクをスライスにすること。

 

これを事前にフライパンでカリカリに焼いたのをステーキに乗っけて食べると段違いで美味しさが違う。

 

よく鉄板ステーキ屋さんで、目の前でシェフが必ず、

 

スライスニンニクを丁寧にカリカリに焦がしてくれますよねぇ。

 

それです。それですよ。奥さん。

 

 

 

では準備万端の状態でステーキ焼き開始。

 

まぁ心の準備としてカーーーーーーツ(喝)!!!などと叫んでおくともちろんもっと良い。

 

気合が入ります。そういうものです。

 

ステーキは想像力と直観力。

 

 

 

 

根気よく、ニンニクをカリカリに。今日は10分強かなぁー

じっくりニンニクをカリカリにする

じっくりニンニクをカリカリにする

 

 

さてステーキです。

 

使っているフライパンは鉄製のもの。

 

便利なテフロン加工のフライパンもありますけど、すこし面倒な鉄製のフライパンを使い慣れると

 

なかなかいい感じです。

 

うまく言えないけど、焼きのメリハリが付く感じ。

 

屋台の焼きそばは美味しいけど、おうちのはああならない(ま、美味しいけど)。

 

そんな印象に似ています。

 

 

手をかざして5秒くらいで熱くなるところまで、弱火で熱する。

 

それから油をなじませて、開始です。

 

 

表面をしっかり焼き上げます。

 

ここで、フライパンの表面温度が高いと、すぐに焦げ付く。

 

今回は投入温度がばっちり!!

 

いい中点です(笑)

 

ジュ――――――っと長い感じの音。決していかにもジュ!!ではない。

 

 

これでほぼ成功したようなもの。

肉(豆)の投入完了(笑)

肉(豆)の投入完了(笑)

 

我慢してしばらく表面を形成して、1はぜを待って(うそ)、裏返します。

 

それから、弱火に落として、2ハゼを待ちます(笑)。ここが肝心ですが、

 

ひっくりかえして、弱火におとしたあとで、どれくらいまで中心に火が通るかを見極めるのだ。

 

これがうまーーくイメージ通りに行くと楽しい。

 

プロのステーキ職人は完璧なのだろう。

 

 

食べるときの写真は今日はありませんが、というか食べるのに夢中でありません。

 

上手に中心まで火が通っており柔らかい。

 

いーーお肉が焼けました。いやーーー雑味のない、いいコーヒーです(笑)

 

ステーキ今回は成功した。

 

楽しかったなぁー

 

 

ぜひ焙煎をする人は、ステーキを上手にやいてみましょう(笑)


 

 

 

さてさて、それから、今日は先日のダフニからの流れ。

 

蘭館珈琲ハウス

 

かの東の関口。西の襟立。の襟立氏が顧問として招かれたお店。

 

大阪を中心にチェーン展開をしているが、千葉にもそれがある。

 

HPを見てみると、千葉の三越(現そごう)に店舗があると・・・

 

おぉーーー

 

しかし、しかし、これは閉店してしまったらしい。

 

 

あいやーーー

 

 

まぁそれでも、千葉に行こうと心を決めていたので、予定通り千葉へ。

 

そ、その前に、

 

いつものドトール。

 

ドトールコーヒー船橋南口店

 

マサミ氏からメールが。

 

サイフォンのコーヒーを飲みに来てくださいとのこと。

 

これは行くっきゃない!!

 

さてさて、さっそくサイフォンのコーヒー。

往年のサイフォン

往年のサイフォン

 

謎のブレンド???

 

 

サイフォンに対してとても懐疑的です。

 

行っていきなり飲ませてもらう。

 

おいぃーーー!!悪くない。

 

それほど、混濁しておらず、ハンドドリップにも近い勢いがある。

 

サイフォンは粉を煮込んでしまうところがあんまりいい感じしないが、

 

マサミ氏の抽出を見ていると、それほど煮込まない。

 

20秒ほどと言っている。

 

フラスコの下のお湯でも薄まるのが気になるけど、そんなことはあまり感じなかった。

 

 

うん美味しいなぁという印象。

 

ぜんぜんいけますよぉーー。美味しいですぅーー。

 

 

もう一つ。僕が持参したコーヒーでも特別に抽出してもらった。

 

これは僕が焙煎してブレンドしたものだが、結構、というか設計思想が旨く表現されていた。

 

コーヒーらしい感じ。ほろ苦く甘い。抽出によってはうまく酸味も活かせるし、冷めてくると甘くなる。

 

こっちもサイフォンだったが、なかなかどうして。

 

美味しいです。

 

教科書通りに3分待つ!!というのはもう古いのかぁー

 

 

それと、今回感じたのが、抽出の垣根が崩れてきていること。

 

ペーパードリップやネルドリップは成分を選んで抽出する。

 

少し以前までは、ある程度、方法が限られていたが、現在いろんなコーヒー店。

 

スタイルがあり、多種多様。

 

そして従来の方法でもいろんな工夫で、美味しい・・・というか弱点を克服するような方法

 

もあるのだろう。

 

まぁ僕自身は、ネルドリップ大好きなんですけど、そういう百花繚乱でいいとおもう。

 

いろんなコーヒーがこの極東のジャポンで発酵している。

 

ドトールのマサミ氏もいろんなコーヒーを、いろんな抽出方法で淹れてくれて大変に楽しい。

 

船橋は結構カオスな街であると僕は思う。

 

あのフナッシーもそんな感じじゃないか。

 

そういうのを楽しめる素地があってもいいと思います。

 

マサミ氏とともに船橋をコーヒーの街へ!!

 

そのためには僕も美味しいコーヒーを創るために日々努力をしていかなければ!!


 

 

 

 

 

さてさて、それから、千葉へいってきました。

 

千葉の有名店

 

「豆NAKANO」

 

 

千葉駅10番線ホームから見えると聞いたけど、一体どういうことか・・・

 

いってすぐにわかりました。

 

狭い店。

 

店からの眺めがグッときます。

千葉駅10番線

千葉駅10番線

 

 

けっこうこの手の店は好みです。

 

ホンジュラスを注文。

 

ドーナッツドリッパーで抽出。

 

温度が高いうちは香ばしい感じにうっすら酸味。

 

冷めてくると、酸味の中にもはちみつの(プレーンの)香りのような感覚がある。

 

美味しくいただきました。

ホンジュラス

ホンジュラス

 

飲んでいる間も焙煎している。

 

2ハゼをしっかり聞いての煎り止め。

 

店内にコーヒーのいい匂いとともに、煙が広がる。

 

おぉぉーーーインスピレーション北山(笑)

 

いいっすねぇーーー!!

 

 

 

はい、それから、すぐそばの花やの奥のコーヒーも気になったがやってません。


 

 

ブラブラ腹ごなしにお散歩。

 

 

千葉公園。

 

ネコがづぅらーーーー

ネコが寝そべる

ネコが寝そべる

 

 

ボートもどぅらーーー

ボートがどぅらー

ボートがどぅらー

 

 

フジの花もどぅらーーー

いい香りに包まれる 藤の花

いい香りに包まれる 藤の花

 

 

蓮の花で知られるこの公園。

 

蓮の池を望むこの小屋がとてもいい空気を出していた。

池を望むあずま屋

池を望むあずま屋

 

 

 

そしてモノレールにも乗りました。

 

初めてのモノレール最高!!

初めての千葉モノレール

初めての千葉モノレール

 

けっこう高低差もあって楽しい。


 

 

 

 

さらにさらに。

 

「TAPO‘S COFFEE(タポスコーヒー)」

 

 

ここではエスプレッソ。

タポスのエスプレッソ

タポスのエスプレッソ

 

酸味&苦味系のバランス。

 

悪くないです。

 

そして初めてのむエスプレッソにラム酒を入れて飲むスタイル。

 

これも美味しい!!

 

 

いい感じで千葉散歩を終えます。

 

ピラミッドパワーで今日も充実!!

 

10000歩。

 

今日は抑え気味でした。

 

さてさて、次回のブログ更新は5月10日予定です。

 

GWの5月2日(月)は営業。

 

5月9日(月)10(火)は連休します。

 

その時のコーヒー行脚は次のブログをお楽しみに。

 

次回!!憧れの聖地を訪ねることができるのか!!

そしてプリンの台座を見ることができるのか?!

 

あぁコーヒー。されどコーヒー。

 

コーヒーを焼くのもいいけどステーキを焼くのも楽しいです。

ダフニからの山食。それから浜離宮の草枕。

今日はダフニへ・・・

 

ダフニの入り口にある黄色い花が満開!!

ダフニ入り口の花 満開!!

ダフニ入り口の花 満開!!

 

 

 

さっそくケニアを・・・

 

香りからもうケニアだなぁって感じ。

 

オレンジより濃いようなそしてミカンみたいな甘さのような・・・

 

そんなのが入り混じった香りがカップから立ち上る。

 

そしてその印象を裏切らない感じ。

 

やや酸味が優勢のようだけど、案外苦味もしっかりついてきていて

 

そこそこ深い焙煎だなぁと感じる。

 

苦味を先行させていないのがそうだよなぁー

 

ケニアってこんなオレンジやミカンが入り混じっているキリンのような印象だなぁと感じる。

 

最初から最後までこう、そういう味わいが強く。

 

押しが強かったです。

 

 

そして、イブラヒム モカ

 

これはうごーーー!!

 

やっぱり!!

 

ココだよねぇー

 

この香りって感じ。

 

深煎りではないとこれになんないですよねぇ。

 

香りだけが浮き出ていて、その下側にビッシリ旨味の苦味があるような印象。

エジプトのパピルスみたいだ。

 

 

 

それからマンデリン

 

マンデリン

 

あぁ

 

コレなんすねぇ。

 

押しの強い香りではないが、全体の骨格からそれとわかるような感じ。

 

備長炭の香りをうーーーーーんと薄めた感じ・・・もしくは小学校の時に

 

鉛筆を紙にこすり付けながら絵なんかを書くと手が真っ黒になる。

 

その手の部分の匂いを嗅いだときの匂いか・・・

 

 

それがそこはかとなくただよう。

 

苦味ベースだが、酸味の気配がしっかりとある。

 

いわゆる、泥臭いようなマンデリンではないのだが、明らかにソレとわかる感じ。

 

 

 

 

って感じです。

 

キチンと豆の素材を曲げずに、加工する感じ。

 

魚のアジならアジを刺身・・・それを、なめろうとか・・・アジの感じをしっかり生かしながら料理する感覚。

 

ダフニの桜井さんのコーヒーを飲むと、桜井さんの表現というよりも、

 

(ま、もちろん焙煎の意志。その人が創りたいコーヒー像の意志はあるが)

 

 

マンデリンならマンデリンを飲みに来た―――!!

 

って感じ。あくまでもマンデリンが先行なのだ。桜井さんの表現というよりも

 

マンデリン。それを桜井さんが意志をもって焙煎している。そんな感じ。

 

素材を生かすというのはこういうことだよなぁと肌で本当に感じる。

 

 

アジの料理でも、様々な加工やソースを施して重ねていくフランス料理(僕のとらえているイメージでは)

 

のようなものでは、やっぱり調理人の表現というものが生かされてくるであろう。

 

それは勿論、魚のアジの料理ではあるが、そしてもちろん魚のアジの味がするのだろうけど、

 

構築された世界観ということではもはや、素材というより調理人の思想が色濃く出てくるのだろう。

 

さっきから味かアジかが、ここまで書いてきてややこしい例えを出してしまったなぁと思いながら(笑)

 

 

 

 

きょうは桜井さんのお話をかなり聞くことができて楽しい。

 

何故だかいつもたこ焼きの話が出るのはなぜなのか・・・と思いながら・・・

 

もんじゃ焼きではないたこ焼きを求めて、旅をしたいです。

 

 

それとか、ランブルの味わいともかの味わいの違いについての感じとか・・・

 

 

 

そして、今日の一番の収穫だったのは、桜井さんが焙煎した油の回っていない豆。

 

まぁコーヒー豆は焙煎を深くすると、油が出てくるものなんです。

 

それがどういうわけだか、深く焙煎していても全く油が回っていない。

 

みたところ、かなり黒い。

 

カブト虫の背中の感じを超えてさらに深い段階。

 

青黒く見えるポイントまで焼きこんである。

 

のにもかかわらず、油がなくカラカラしている。

 

焙煎豆はかなり深く焼くと・・・というか僕はそこまで焼いたらどうかと思ってやったが、

青いのだ。赤黒いところから青黒い段階に入る。

 

唐突だが、夜空の星もそうだ。

 

べテルギウスといわれる星は赤く輝く。真っ赤な炎を連想させて温度が高そうだが、

 

シリウスは青白い。こちらの方がっもっともっと温度が高い。

 

そんな違いがある。

 

青い。青黒いけど油が回っていない。

 

そんな豆。僕も焼いてみたい。

 

でも素材が生かされている感じがいいなぁー

 

 

 

桜井節が最高でした。

 

あのような先輩がああいう風にまだ美味しくなるわよと言いながら、仕事をしている姿をみて

 

僕達みんな頑張らないとな!!と心から思ったのでした。

最後までカウンターに立っているものが勝ちとはそうかもなぁ・・・

この時期のダフニは美しい2016.4.18

この時期のダフニは美しい2016.4.18

 

 

 


それから、恒例の山食。

静かなところで一休み 山食!!

静かなところで一休み 山食!!

 

山食のカツカレー美味しかった。

 

ややスパイシーながら酸味、まったりした油のコク感。

 

たいへん素晴らしい。

 

いつもながら胸がきゅんとしてしまう。

なぜか入り口付近に美女が待ち構える

なぜか入り口付近に美女が待ち構える

いやいや、山食入り口にいる美女の写真にじゃないっすよーー(笑)

慶応大学構内の緑も素晴らしい。

構内の新緑

構内の新緑

 

 


それから、カレッタ汐留を経由して・・・

印象的な都市の光景

印象的な都市の光景

 

 

 

浜離宮庭園へ・・・

浜離宮庭園

浜離宮庭園

 

 

入り口から入ったところは、芝生なんですが・・・

 

案外巨木も残っている。

浜離宮 巨木

浜離宮 巨木

 

フジの花も綺麗だなぁ~

ふじが見事!!

ふじが見事!!

 

 

富士見山もこんもり緑。

緑の山

緑の山

 

 

 

それから、海が近いので都市の光景。

海辺の都市の光景

海辺の都市の光景

 

 

 

最後にまた緑。

あーーーいい森!!

あーーーいい森!!

 

 

あーーーいい腹ごなしであった。


 

 

 

 

それから、草枕。

草枕2016.4.18

草枕2016.4.18

 

 

草枕はしばらく来ていなかった。

 

相吉さんは元気そうだった。

 

デミタスを頂く。

 

おほほほほーーー

 

深い。

 

この感じでこういう味わいならかなり深い感じがあるなぁー

 

ブレンドというけど、一体感がものすごい。

 

継ぎ目が全く見えない。

 

キレ―――にやすり掛けしていて大変に滑らかな球体だ。

 

さっきの桜井さんのコーヒーとは全く違うけど美味しい。

 

すごい!!

 

今日のものは苦味から、一瞬、揮発的な油の味わいからの、深く深く焙煎したコーヒーにある甘味だ。

 

それらが滑らかな球体に沿って展開されていく感覚だったかなぁー

 

あーー良かった。

 

 

 

とても満足な一日。

 

15000歩

 

まぁまぁ歩きました。

 

青黒く、そして油の回らないコーヒー。

 

焼いてみよう!!

阿佐ヶ谷と吉祥寺散策 (雨水&ワゾー&ライトアップ)

今日は阿佐ヶ谷まで行ってきました。

 

まずはタッパーを返すために、「珈琲 雨水」 へ

珈琲 雨水

珈琲 雨水

 

 

看板の上に置かれたミルをシゲシゲと眺める。

 

これが噂のミルなのね・・・

 

地元の小学生よ・・・ここのミルにはいたずらしてはいけないゾヨ(笑)

 

まぁこういうの触りたくなる気持ちはわからないくはないけどね・・・

 

 

いぜんバスに乗っていて、バスの入り口付近にある、料金を支払う箱のボタンをどうしても

 

押してみたくて、押したら無茶苦茶バスの運転手さんに叱られました。

 

そういうものです。

 

 

 

 

最近自家焙煎を始めたらしく、おすすめとして、自家焙煎の豆のメニューが店内に掲示されている。

 

その中から、イエメンモカを選択。

 

あとはガトーショコラ。

 

イエメンモカ

 

美味しいです。

 

デミタスではないけど、わりかし濃いめの濃度だと僕は思った。

 

もちろん苦味主体の味わい。

 

強めの苦味とコクの中に、モカだよなぁという感じの甘い感覚が入っていた。

 

 

続いてガトーショコラ。

 

んっうまし!!

 

生チョコのようなと説明書きにあるけど、本当にそのような感覚。

 

濃いめのここのコーヒーと合わさると素晴らしい。

 

ぐいぐいコーヒーが進んでシマウマ。

 

 

・・・・・・・・

 

 

コーヒーとガトーショコラを楽しみながら、店主の加藤君に話をしていると、

 

だんだん、僕達の会話に加わる同席したおじさんがいた。

 

 

コーヒー店ってこういう面白いことが起こるからやめられません。

 

自然に別の人と会話になる。こういうのは面白いですよねぇ。

 

醍醐味の一つです。

 

 

 

パッと会話をしたところ、かーーーーーなり詳しそうな人。

 

1000件ぐらいの喫茶店にいったそう。

 

 

瞬間的に、スワっ!!

 

この方が有名なコーヒー狂で知られるあの方か?!

 

と思いを巡らす。

 

と思っていると、おじさんから先制パンチ(笑)

 

「(コーヒー店は)どの辺を行くんですか?」

 

と大変便利かつ注意深く答えなければいけない質問。

 

これはその人のコーヒーの嗜好や考え方を知るうえで重要なものだ。

 

音楽でもなんでもそうだろう。

 

 

 

僕は、ランブル、草枕、ダフニと答えたような気がする。

 

もし相手が本当のコーヒー狂のあの人なら、例えばバッハや大坊さん、そして今はトラムと答えると

 

良いかもしれないが、まだ相手を図りかねる。

 

いろいろ話すと、かなり面白い方で、広島のコーヒー店のモンクという店の話題が出たり、

 

熊本のアローコーヒー

 

仙台の※がらしゃ(※現在は別名で営業)などなど。

 

それとか、有楽町のマーブルというカレーの美味しいお店を教わったりした。

 

なかなか大技の出しあいで面白かった。

 

立ち食いそばの話も出来そうな人だった。

 

 

会話をしていて、おじさんにあなたはどういった方ですかと聞かれたので、

 

「コーヒーの神様に仕えてますー」と自己紹介しておきました。

 

これは作曲家が生み出された音楽に奉仕するといったような意味合いな感じっすかねぇー

 

「コーヒーに奉仕してます」と言い換えても同義な感じです。

 

 

 

いったいあのおじさんは、あの有名なあの人だったのか・・・それは定かではないが

 

違っていると思う。

 

それでも(独自の論理がありながらも)かーーーーーーーーーーーーーーーなり詳しそうな人だった。

 

なかなか面白かったです。

 

加藤君とはゆっくり今回はお話しできなかったのでまた今度の楽しみにしよう。

珈琲 雨水

珈琲 雨水

 

 


 
それから、ここまで来たので

 

「カフェ ドゥ ワゾー」

ワゾー2016.4.11

ワゾー2016.4.11

 

 

ここでは次の手網品評会のお題。

 

ハワイコナ デミタスで・・・

こきーーーーー

無茶苦茶いい!!

カップの匂いから気配が違った。

ちょっとオールドっぽいなぁと感じさせる匂いから期待が高まり、

その期待を裏切らない。

酸味ではじまるんだけど、それがいつの間にか、苦味の旨味みたいなものに切り替わり

オールドのような古い本にまかれた皮のカバーの香りに発酵中のパンの表皮系香りが入り混じって

いる感じ。

酸味ではいるが、じんわぁーーーーと広がって閉じていく。

穏やかだがしっかりとしている。

 

 

ワゾーの宋さんの淹れ方も素晴らしくいやーーーすごかった。

 

テーブルに置かれたコケが瑞々しく快かった。

 

 

 

コーヒーを大人しく飲んでいると、カウンターに無言で座るオジサンが一人。

 

それを見て、「いらっしゃい」というなり奥に引っ込む宗さん。

 

そのおじさんは、豆をどうやら買いに来たようだ。

 

無言で豆を受けとり支払いを済ませて帰っていった。

 

いいものみたわぁー

 

これも喫茶店のワンシーンだよなぁー

 

宗さんの仕事ぶりをみて清々しい気持ちでお店を後にした。

 

阿佐ヶ谷の路地の緑は綺麗だった。

阿佐ヶ谷の木

阿佐ヶ谷の木

 

 

 

 


それから吉祥寺へ・・・

 

いつもいく骨董屋さんへ・・・

 

目的のものは見つからなかった。

 

とおりに見つけた、なんか名前を聞いたことがある店。

 

「LIGHT UP COFFEE(ライト アップ コーヒー)」

 

カップが素敵な水色

カップが素敵な水色

エスプレッソを注文。

 

(ブラジルを使用したとのこと)

 

 

ほぉぉぉーーー酸っぱい。

 

きぃぃーーーーって感覚ですねぇ。

 

酸味のなかに蜜があるようなないような。

 

そんな飲み物であった。

 

すごくフレッシュで、豆が新鮮な印象を受けたエスプレッソだった。


 

 

 

そしてカレーの「まめ蔵」

まめ蔵 

まめ蔵

 

 

やさいカレーを注文。

 

すごく美味しかった。

 

やや酸味系のカレー(これってカレーの感想 笑)で、スパイシーさ。

 

旨味のコクがしっかり。ごろっと野菜が入っていて美味しかった。

 

店内もほっこり系とでもいうのか素敵です。

 

 

 

そして、食事中の方すみません。

 

カレーを食べた後、お腹が催したのでトイレを借りました。

 

用を足して出てきたら、こんなオシャレな店にいそうなオシャレ女子が僕の後に入るではないか!!!

 

 

もう僕の心ははりさけそうだ。

 

おぉぉーー一体どうしたら。

 

 

 

 

どうしよもできない。

 

立ち食い蕎麦屋ならこんなこと起こらないのに・・・・

 

 

オシャレな店だとこんなことが起こってしまう。

 

すごく気にしていると、さっさとでてきた印象。

 

も・し・か・し・て僕のせい。(笑)

 

 

 

えーーー吉祥寺を満喫して家に帰りました。

 

今日は11000歩。

 

宗さんのハワイコナ 無茶苦茶すごかった。

 

ポットの水滴も参考になりました。

 

明日からも自分のコーヒーをさらに進化させるために頑張ろう!!

長津川公園で花見&コーヒー野点

今日はお花見をしてきました。

 

花見でコーヒーの野点です。

 

 

 

 

今や有名なコーヒー店をやっている、F君とK君を招いてのお花見野点。

 

都内からここまで来ていただいてホント嬉しい。

 

 

 

 

 

せっかく2人が船橋まで来てもらうので、何か船橋特産のものを食べていただこうと、

 

ホンビノス貝を七輪で焼いて食べようと思った。

 

ぐふーーー。実は僕が大好きなんです。

 

牡蠣も好きだけど、ホンビノス貝を焼いて食べるとちょーーー美味しいんです。

 

 

 

新鮮なホンビノス貝をもとめ、船橋市場へ・・・

 

 

朝の市場・・・と言っても10時ころだともう閉店しているお店が多く、少し遅かったかなぁと

 

 

お目当てのホンビノス貝。

 

貝をたくさん並べていて、いい空気感で並んでいそうなお店のものを選びました。

 

やっぱり市場で購入すると安いです。

 

少し多めに買ったけど、金額が安いので驚く。

 

スーパーで購入するとこの2~3倍はするよなぁー

 

 

 

朝の市場の感じがとてもよかった。

朝の船橋市場

朝の船橋市場

 

 

 

それと、市場に来たら、寄ってしまうコーヒー屋さん。

 

「ビーンズハウス」

 

 

お店に入ると・・・

 

 

???

 

 

あれ、おじさんは???

 

 

カウンターに腰かけている妙齢の夫婦に尋ねる。

 

 

今出かけてるよー。

 

すぐ戻るから、まっててあげてーー

 

 

とここに優しさを感じる。

 

 

ほどなくおじさんが戻ってきて、お持ち帰りコーヒーを注文する。

 

今日はまだコーヒーを一杯しか飲んでいなかったので、体に染みる。

 

昔の喫茶店風の味わいというのだろうか・・・懐かしい。

 

こういうコーヒーも嫌いじゃないし、あのカウンターに座っていた妙齢の夫婦の優しさや、

 

楽しそうに会話するおじさんの感じがとてもよかった。


 

 

 

 

ホンビノスを入手して、準備が万端に整ったので、いずみでF君とK君を待つ。

 

 

 

待っている間に、豆を焙煎しておく。

 

二人が到着して、豆を焼いているところだったので、焙煎を見せた。

 

やっぱりさすが2人ともコーヒー屋なので、焙煎には興味津々であった。

 

先週の僕もそうだったけど、やはり焙煎をしているので、他の人の焙煎が興味深い。

 

自分の領域というのもあるけど、純粋に興味深い。

 

焙煎機の前で、ワイワイ説明しながらやるのも大変楽しかった。


 

 

 

 

 

みんな揃ったので、喫茶いずみ近くの公園。

 

長津川親水公園へ移動。

満開の長津川公園2016.4.4

満開の長津川公園2016.4.4

 

 

 

 

素晴らしい!!

 

満開です!!

 

 

 

雨もふってなく日差しも強くなく・・・いい感じ。

 

 

さっそく、コーヒーを淹れました。

コーヒーを淹れるイトー それを見る二人

コーヒーを淹れるイトー それを見る二人

 

 

野点してまず驚いたことがある。

 

 

それは風があるということ。

 

僕を含め、F君K君は点滴を使う感じで抽出をする。

点滴の抽出

点滴の抽出

 

野点だと、点滴している湯が、風で曲がる。

 

 

 

ぐねねねーーー

 

まるで強力な重力場のようだ。

 

強力な重力がある場合は、光が曲げられる。

 

太陽のそばを通る光線はその重力によって直進せずに少し曲がるという。

まさにそんな感じだ。

 

 

 

いかに室内で淹れられるコーヒーが理想的な状況で淹れられているかを感じ取れた。

 

 

 

 

 

それから、さらに今日は2人分用のフィルターで4人前のコーヒーを淹れているという無理をする。

(外ではネルを使うのは面倒なので、ペーパーフィルターを利用したネルっぽく抽出できるような淹れ方の為。)

 

 

F君が抽出し始めると、今度はコーヒーの土手が決壊しかかるので、2人がかりで抑えるのです。

ペーパー決壊の危機に2人で抑える

ペーパー決壊の危機に2人で抑える

 

 

 

 

さらにK君

 

 

今度は座った姿勢。

座り姿勢での抽出

座り姿勢での抽出

 

またまたみんなで抑える。

3人のコンビネーション抽出

3人のコンビネーション抽出

 

 

だんだん3人で抑えながら抽出するのが楽しくなってきたーーーーーー!!

 

 

3人の手の抑えがまた味わいに深みをもたらす。

 

わけがわかんないけど、3人寄れば文殊の知恵。

 

そして、この3人の微細な振動がまた一度だけのコーヒーを創りだすはず(笑)

 

 

抽出量はとりあえず普通の感じ。

 

30gで200ccって感じかなぁ。

 

たいへん美味しくいただきましたです。

 

 

 

また、野点ではやっぱり紙コップではなく、しっかりした磁器のカップをあえて用意していくのが

 

よいなと感じました。

 

紙コップじゃちょっと雰囲気でないですねぇー


 

 

 

 

 

そして、ホンビノス貝を忘れてはいけません。

 

七輪をよういしておきながら全然火がおきない。

 

というか、コーヒーを淹れている間ほおっておきすぎて、火をしっかり成長させてなかった。

 

 

段取りが初めてなので悪すぎていかんなぁーと思いながら、

 

あわてて炭をたしつつ、F君の扇ぎの力を借りて、火が盛大に起こる。

 

 

皆で、さすがいつもコーヒーを焙煎した後ウチワで冷ましているだけあるーー

 

すげーーー!!と言い合った。

 

ぼぉおおおおって炎があがり感動しました。

 

 

そして無事にホンビノス貝が焼けました。

ホンビノス貝 むちゃくちゃうまいっす

ホンビノス貝 むちゃくちゃうまいっす

 

 

とてもおいしかったです。


 

 

 

 

 

 

東京と違って、長津川はそれほど人が多くなく、ゆっくりゆるい感じで桜を見れてすごく良い。

 

K君が、三陸へ行ったときに、たまたま一本だけ津波で残った桜がすごくきれいだったという会話や、

 

お馴染みコーヒーネタなどで盛り上がる。

 

 

 

まぁ、ゆるい感じの会話です。

 

やっぱりコーヒー屋をやっているだけあって会話の感じがなんか文化的だったような気がする(笑)

お弁当の写真 から揚げうまし!!

お弁当の写真 から揚げうまし!!

 

 

 

で、お弁当担当のCさん特製のから揚げも盛大になくなったところで、最後のお楽しみ。

 

 

K君のお店特製のチーズケーキ。

イトーがケーキを食べます(笑)

イトーがケーキを食べます(笑)

 

 

 

こんな変顔をしながらホールをかぶりつ・・・いてましぇん。

 

 

 

 

ケーキの前に最近焙煎を始めたというK君のコーヒーをデミタスで淹れることに。

最初は普通に注湯

最初は普通に注湯

 

もう、ほんとあふれそうっ

 

 

ってな感じの粉量。

 

ここはみんなで協力だ。

だんだん抑え始めます(笑)

だんだん抑え始めます(笑)

だんだん3人の息があってきている。

 

きっとあのときのウッドストックも会場とジミヘンの一体感はこんな感じだったはず(笑)

きっと三人の意識が量子力学的な揺らぎに確率を収束させ、コーヒーの分子によい影響をあたえ

 

ありえないぐらい美味しいコーヒーが淹れられるはずだ。

今日のピークポイント!!!

3人の手の感じがなんだかいい感じっす。

 

3人の手の感じに注目!!

3人の手の感じに注目!!

 

うううううううーーーー

 

野点でこんな面白いことが起こるとは思わなかった!!

 

 

3人で協力しながら淹れるコーヒーというのも、なかなか面白い。

3人の力で1杯のコーヒーを!!

3人の力で1杯のコーヒーを!!

 

 

なんとなく周りの人も注目していた気がする。

 

みんなでペーパーを持って抽出するコーヒーは未だかつてあっただろうか!!!

 

サードウェーブもびっくりだ!!3人寄ればモンジュのコーヒー(笑)

 

 

 

だいたい50gぐらいだったか・・・それで100cc抽出で安心の濃度。

 

おぉーーーって感じで飲む。

 

 

 

いやーーー今日の野点面白かったなぁーーーー

 

 

コーヒーという共通言語で交われるのは大変面白いです。

 

初めてだったので、ぜんぜん段取りが悪かったけど、まぁそれでもとても楽しめた。

 

 

最高の長津川公園での花見で野点。

 

これは受け売りだけども、コーヒーも誰と飲んだかっていうのも大切なんだなぁと。

 

どんなテンションで飲めるか。

 

味わいの感想を言い合える感じとか・・・

 

 

すごく思い出に残る一日であった。

 

ほとんど歩かなくて6400歩。

長津川公園の桜2016.4.4

長津川公園の桜2016.4.4

 

 


おまけ・・・

 

 

よるは気分が高揚したので、印西の観覧車へ・・・

 

 

暗闇に広がる、ニュータウンの光景がとてもギャラクシーのようだった。

印西のギャラクシー

印西のギャラクシー

 

案外風が強くて、揺れる観覧車はものすごく恐ろしかった。