明けましておめでとうございます
本年も喫茶いずみをよろしくお願い致します
年始はハワイ コナをスペシャルコーヒーで用意しております。
どうぞコーヒー初めにいらして下さいませ
喫茶いずみ マスター
昨日12月28日に年末の蓄音機の会(特別編)ということでベートーベンの第九の演奏を行いました。
録音は1935年のもので、ウィーン交響楽団のものでした。
あくまでも主観的な感想ですが、まず聞いていて特徴的だったのは聞いていて疲れない。
CDの音は聞いていてダイレクトに脳みそに来るようで、同じ第九を聴いていても第一楽章から第四楽章まできくと疲れる感覚がある。
これがレコードだと不思議なもので、空気のように音が漂っておりぜんぜん一時間近くの演奏を聴いていても平気だ。
詳しい知識がないので推測になりますが、蓄音機の時代ではその演奏の空気まるごとを録音して聞く。
現代ではピアノならピアノの音を抽出して録音するというやり方の違いによるものではないだろうかと思う。
まぁああでもなく、こうでもなくといろいろきりがないのでこの辺にしておきます。
いずれにしても1935年の演奏という時代の空気感(場のような感じ)すべてを内包しているのがあのレコード盤に封じ込められているのをひしひしと感じました。
いやぁー蓄音機っていいですねぇー
第五回蓄音機の会が無事終了いたしました。
寒い中来ていただいたお客様どうもありがとうございます。
クリスマスソング特集だったので、有名な「ジングルベル」や
「きよしこのよる」、「ホワイトクリスマス」などを中心に演奏が行われました。
今回で5回目になりますが、やはり蓄音機の音は良いです。
蓄音機の会が終了して、CDのBGMに変えたときの味気なさはいつも感じます。
今回特に感じたのは、蓄音機そのものに得意不得意がありぴったりハマルものだとスーッと胸に響いてくる。
レコードの状態、使う蓄音機、使用する針これらがぴったりハマルとあぁーいいなぁーと自然に感嘆する。
ちょっとその曲の音域(オーケストラかそうでない単独の楽器かなど)針とレコードの相性がいまいちだとなんとなくいまいちになる。
この辺はコーヒーも全く同じで、生豆、焙煎、抽出すべてがぴったりとハマルとスーッとしみてきて美味しいなと思える。
そんなコーヒーと蓄音機の共通点を今日は学びました。
いよいよ年末ですねぇー。
もうドドーっと2012年が過ぎ去ろうとしてますねぇー
いいですねぇ年末のコノ雰囲気。
年末の恒例行事が今年もやってきました。
8時に机につきます。
構成を考えること15分。
白画用紙に下書き。
そして本番!!
年賀状です。
僕の年賀状は一枚一枚手書きなんです。(年始に届く分のみです。)
数がとても少ないのでコレでいけます。
来年の年賀状も良い出来です。
8時に作成を開始して、着色、文章書き、宛名書き、を終えたら12時30分を過ぎていた。
モザイクかけた感じで見てください。
それから家にお蕎麦やうどんがなかったので素麺をゆでる。
汁はヤマキの汁にモヤシ、鶏肉、干ししいたけを入れ、さらに溶き卵、ごま油を少々。
最後は片栗粉でとろみをつける。
それにネギをものすごい沢山とゆずを少々切ってかける。
カンセー。
あんかけ素麺。
ごったがえした新宿の小便横丁のような味がした。美味しい。
思い出したら新宿の小便横丁へ行きたくなったなぁー
大学出てすぐの23歳ぐらいの時にチーズ専門店で勤めており、
新宿高島屋で催事の仕事があって、その仕事帰りに職場の2歳ぐらい年上の先輩が格好つけて、
「イトークン 俺、飲み屋好きなんだ。ちょっといい店知ってんだゼ。知らないだろ。汚い店がうまいっていうのは」
ってつれてこられたのが小便横丁のホルモン焼き屋だった。
実はそれ以前に大学時代から京成沿線の下町で飲むのが好きで、汚い店の感じは知っていたけど、
「いやぁーいいっすねぇー」と犬のようについていった。
いったらやはり汚い店でホルモンは結構美味しかった。確か牛のテールスープがとてもよかったと覚えている。
まぁ先輩をたてたというかなんというか和平交渉を図ったっていうのが正確なニュアンスです。
あぁーあの先輩は今頃どうしているのだろう・・・
いまならギクシャクせずに接することが出来そうな気がしますです。
話は全然それてしまったけど、お腹がいっぱいになったので船橋まで往復歩くことにした。
目的はうちのお爺さんが最近「鮭のトバ」が気になる気になると口癖のように言っているので、
今夜の晩酌にと「鮭のトバ」を買う為に出掛けていった。
東武の地下で聞いてみると、ウチコレしかないんですーって手渡されたのが
「鮭トバチップ」というやつで「鮭のトバ」が薄く切られていてこんなんじゃないって思った。
でも案内してくれた人に手渡されてしまったので買わないとも言い出せずに、
トバをもったまま売り場を一周してさっきの店員に見えないように
「鮭トバチップ」を元に戻して、さっきの店員に見られないように東武を出た。
それから西武の地下にも理想の「鮭トバ」がなくて、途方にくれていたら、
「シャポーのオーカワ水産でいつも銀鮭買うんだ」ってお客さんが言ってたのを思い出す。
そこならある!!ひらめいていったら理想の「鮭トバ」があった。
生まれて初めて食べる「鮭トバ」はとっても美味しくてお酒のおつまみに最高でした。
今日は午前中から午後にかけてほとんど、お店の外の大きな看板の手直しをしていた。
お昼も店の隣のカレー屋「ラジャン」で済ませた。
チキンカレーの激辛を注文。
オーナーのボダラがコレを食えと青唐辛子を差し出してくる。
「ワタシはコレ 2個食べるネ。頭すっきりするよ。
パウダーの唐辛子お腹クルケド、このアオトオガラシ大丈夫ネ!!」
「ワタシは辛さは中からマデネ でもコノ、アオトオガラシ食べながら食べるとイイヨ」
ボダラ。
僕は激辛なのよ。
アナタは中辛なんだろ。
激辛の僕に青唐辛子はヤバイゼ。
ダブルの辛さに思わず店の壁に頭を打ち付けてしまったよ。
ホール担当のラムちゃんもちょっと笑ってたなぁー。
ホホホー
そしてあなたの店のチキンカレーの味が後半わかんなかったよ。
辛いもの好きには分かるネタなんだけど、肉の塊が食うときに辛すぎて嫌になる。
あーたぶん僕みたいな変な人じゃないと分からないだろう。
ひき肉はいいんだけど、塊が辛いときはダメ!!
まぁそれでも辛いものがとても好きなんで良かった。
たぶんこれはお腹に来ないだろう。あ、お尻にも。
明日コーヒーの味わかるかなぁ?
お会計しようとしたら、オーナーのボダラが俺のおごりダ!!と頑としてお金を受け取らない。
青唐辛子の洗礼のお陰なのか、なんだかよくわからないけど、いやぁどうもありがとう。
こんど何かお礼をしよう。いったいボダラは何が好きなんだろう??
そういえば酒もタバコもやらなさそうで、真面目な感じするものなぁー
まぁまたゆっくり考えよう。
それから、のこぎり、かなづちを使ってDIYした体を休めようと
ゆらり ゆらゆら ざわめいて~♪って近所のスーパー銭湯「湯楽の里」へ行ってきた。
「湯楽の里」は「船橋健康センター」と並ぶ大きな入浴施設だ。
お店のお客さんとの会話でもしばしば話題が出る。
なかでも電気風呂と炭酸泉と塩サウナの3つが話題に出る。
以前にもいったことがあるのだが、もう一度効能をしっかり確かめようと思った。
まず電気風呂。
入っても全然ピリピリしないじゃん。
あの看板に皆だまされているだけなんだ。
んーでもうそではないだろうと良く見ると、浴槽の端に2枚の白い板がついている。
コレだ!!
白い2枚の板の間に入るとビリビリくる。
おぉぉぉ。かなり刺激的!!
ほんとビリビリくる感じがわかる。
電極のそばはかなりクルです。
なんか効き目がすごそうで怖くなってスグに出てしまった。
皆あれをやっているのだろうか?疑問だ。
さっきの人は刺激的でないところにはいってたよなぁー
どこに入浴するのがいいのだろう・・・
(じつはこの刺激をもう一度味わいたくてシメにもう一度電気風呂に入りました。
もちろん電極板の近くに)
それと疑問といえば、電気風呂の隣にあるジェットバブル風呂。
浴槽といってもちょっと深く中腰になると首までつかる感じになる。
ジェットが出る位置をたぶん腰に当てるのだろうけど、
なんか中腰のままであたるってところが疑問だ。
そもそも風呂は疲れをとるところであって、楽な姿勢で風呂につかるものだろう。
それが、中腰?
僕の入り方がなにかおかしいのだろうと、隣の人も見たけど首まで使って泡でみえないけどたぶん中腰。
ジェットは1分ぐらいで切れるのでソレを潮に利用者は出て行くようだ。
まぁ中腰で風呂に入ることもたまにはあるのだろう。風呂の楽しみは人それぞれなんだろう。
それからぬるめの炭酸泉でゆっくりつかって塩サウナも存分に楽しんだ。
DIYをして刺激的なカレーと刺激的な電気風呂とでとてもよいマゾ?な一日だった。
今日は歳末なので、今年最後のランブル詣でに行ってきた。
相変わらずの外観です。
昼過ぎに行ったら結構混んでました。
流石コーヒーの総本山。
いつもはカウンターの左端(入り口に近い方)に座るのだが中央へ座る。
すると水道関係が良く見える。
おおー喫茶いずみで使ってる日本ガイシ製の「C1」が置いてあった。
同じ浄水器使っていたなんて嬉しい。
やっぱり選ぶとそれになるよなぁーって思う。
関口さんの本にはRO式(逆膜浸透式)浄水器を使用していると書かれているような気もするが・・・
コーヒーの抽出用とお冷用で分けているのかも知れない。
肝心のコーヒーは喫茶いずみにもある「イブラヒム モカ」を飲む。
イブラヒム モカとはイエメン産モカの銘柄でコーヒーを詳しい人なら一度は耳にした事のある名前だろう。
デミタスのストレートで飲む。
全然僕がやったのと違う。
なんでこの違いがでるの????
と半分訝りながら飲みました。
やはり焙煎時のガス種の違いからくる味の違いなのだろうか・・・
いろいろ検証しないとわからない。
それから苦味系の「セレベス トラジャ」と飲む。
しっかり独特の香りがありつつ苦すぎずコクがありキレもある。
苦味系ではものすごい差は感じにくいが、やっぱりどことなく違うようなものは感じる。
全くランブルと同じ味になってしまっても面白くないので自分の新しい境地を探そうとも思うが、
まだまだ力の差はあるように感じました。
技術を磨きつつ新境地を開いていこうかと思った。
帰りに小部屋を見ると関口さん(神)が座っていた。
ちょっと今日は良く見れた。
神は紺色のベストをお召しになられていた。
あまり直視すると心を惑わされそうだし、急に話しかけるのも何ていってよいのかわからない。
神の声は一度「ありがとうございました」と聞いた事があったか・・・
こうして今年のランブル詣では無事に終了した。
そして、まだ時間が早いのでお散歩することにした。
今日はまったくあてがないので、赤坂方面へとりあえず歩くことにした。
新橋を抜け、溜池山王をすぎTBS近くの通りへ
すると
「生きている珈琲 コヒア アラビカ」という看板が目に留まる。
これは知らない店だ。
なにか匂うので地下の店内へ。
店のマダムがメニューを差し出す。
ストレートコーヒーが1200円からだ。
うへぇ高い!!
この値段だと味の期待が持てる。
迷っているとマダムが、
「コーヒー好きですか?」と聞くので
「ハイ大好きです」と答える。
「じゃあーストロングブレンドが良いわよ」
「それでお願いします」
って飲んだ。
苦くコクがありキレもある美味しいコーヒー。
コーヒーよりもマダムの個性がキョーレツな感じ。
ストロングブレンドで1500円。
この値段だと、上野の「北山コーヒー」やコーヒーハンターの「ミ・カフェート」クラスだが、
この2店に比べるとコーヒーの個性が劣るような感じがするが、それはマダムのトーク料かな。
まぁ面白い店に入れてよかった。
それから、紀尾井坂まで歩き
上智大の脇を通って、四谷や市ヶ谷のボーエイチョウを一周して十分歩いて船橋まで帰った。
先日11月26日(月)にアイスクリーム専門店のまるふく農場さんで、コーヒーの講習会を行ってきた。
雨の寒い午後。参加者は少なかったが、かえって濃密な時間をすごせたと思う。
正直いうと自分が一番楽しかったです。
講習会の概要は、
で初歩的な知識を完璧に身に着けていただく内容でした。
参加者からは、コーヒー焙煎を間近に見られて良かった。と大変好評でした。
わりと人数が少なくかえって参加者の一体感があり自分としては良い印象を得ました。
こういった機会を与えてくれたまるふく農場のオーナー竹村さんに感謝します。
コーヒーの神様スンマセン。
今日は紅茶の専門店へ行ってきたんです。
コーヒーの神には仕えてますデス。
もしや喫茶いずみに紅茶が登場するのでは?ということでは全然ありません。
紅茶好きのお客様の影響を受けて紅茶の味覚に興味がわいたからなんです。
はい。
今日行った紅茶店。
神田の古本屋街「すずらん通り」の紅茶専門店
1974年創業「Tea House TAKANO」
店舗の公式HPの
「紅茶を愛している人のサイトです」
「丁寧な暮らしをしている方は写真をクリックしてお入りください」
っていう言葉にズキュンとくる。
この人は紅茶の神にきっと仕えている。
まずメニューを見て、セリンボン茶園(2番茶)を飲む。
この言葉から全然どんな意味も汲み取れない。
知識があればもう少し理解があるとおもうけど・・・
美味しい紅茶って初めて飲んだ。
これはすごくバランスが良い。
やや控えめな香り、甘み、そして渋み!!
「渋み」って敬遠されそうなイメージがある。
コーヒーで言うところの酸味系の味わいが敬遠(酸味=腐敗→良くないもの)されるのと似ている。
だが、このうっすら感じる渋みこそが紅茶にさらに深い味わいをもたらしていると思う。
(他の店の紅茶がどのようなものかは知りませんが)
(渋みの記述については、このTAKANOのこのコラムもよく読んでください。)
おぉーこんな味覚の世界があったのかぁーと素直に感動した。
香ばしいような香り、甘み、渋み。
ゆっくり丁寧に味わって飲んだ。
そしてさらに、この店のイチオシの茶葉。
ウヴァ ウヴァ ハイランド
これはチョットすごいゼ。
本当にメントールのような味わいがする。失礼な話トクホン(湿布)の香りがもろにする。
そして、適度な渋み。
うーーーんと唸ってしまった。
こんな世界があったんだぁーと。
メントールのような香りに合わさった、適度な渋みがうまい。
歯茎に来るような、嫌じゃない渋み。
渋いのがうまいって体感できた。
コーヒーの場合はダメなんだよな。
ゴクゴクわずかな渋みなら良いが、紅茶のように美味しさの一要因として持ってくることは出来ない。
少なくとも今の僕にはちょっと難しい。
コーヒー以外の世界に触れて大いに刺激を受けた。
紅茶好きの人にはいろいろ一家言あるでしょうが、紅茶の美味さの一つの要素を良く理解できました。
今度は、華やかな感じの紅茶も飲んでみたいなと思った。
今日はとても寒くてコタツがとっても良かった。
朝、ご飯を食べてパジャマのままコタツで30分寝た。
さらにコラムの文章を書いてwebページを更新して30分コタツで寝た。
さらにさらに、お昼ごはんを食べてコーヒーを飲んでからも30分コタツで寝た。
コタツから離れられない。
コタツ病だわ。
本当はお客さんから聞いた面白そうな紅茶専門店「メゾンド ボウ」があったので神楽坂まで出掛けようとしたけど、
月曜日がその店も定休日なので(祝日は営業だそう)また今度の機会にすることにした。
そんなわけで今日は久しぶりに海を見に行こうと思い稲毛海岸まで、最近非常に調子の良いゴリ男君で行ってきた。
ちょっと寒めで天気の悪いアンニュイな海も僕は好きだ。
普段自然から遠ざかって生きているとこうした、まぁ人工の海岸でもとっても精神衛生に良いように思う。
海に近づくと常に波の音が聞こえて大変心地よい。
天気が良いとトーキョーの街が綺麗に見えるのに曇っていてなんだか判然としない。
写真を撮りながら海岸を歩いていると「キーン キン キンっ」
と断続的に音が聞こえる。
なんだろうと辺りを見回す。
遠くでおじさんがハンマーで石をたたいている。
何だろう?
アーティストだろうか?
何かの作品作りの為に石を割っているとか・・・
近づいてみるとヤッパリおじさんが石をハンマーで割っている。
「何をやってらっしゃるんですか?」
「ハンマーで石を割って鉱物を調べているんだよ」
「えっ 鉱物ですか?」
「コバルトが中にあるんだよ。コレはどうだか」
「えーすごいですね。何かの研究ですか?」
「いや。趣味なんだよ。昨日は山口県にいた。趣味のためならね。」
鉱物大好きのオジサンだった。
なんとなくハンマーで石を割るのを邪魔してはいけないなと思いその場を立ち去った。
またあのオジサンが海岸にいたら話しかけてみようと思った。
最近やっとこういう風に知らない人とお話できるようになった。
海岸を歩いてホッコリできた一日。
ホントはコタツで寝すぎた罪悪感から歩きたかったのです。
おまけ
家猫を見た。
小笠原産コーヒーがお客様から好評です。
味わいとしては、苦み系のコーヒーです。
どちらかというと野性的な感じ。
しっかりと土壌の味(主観的には石灰のようなミネラルの味、近似的にトラジャの個性の香)
を感じ、それでいて栗のような香ばしさと甘み、コクで消えていく。
もちろん清涼感があります。
コーヒー好きの人にもう少し解説しますと、品種はアラビカ種でもっと詳しいものは特定できていないそうです。
当店では焙煎を中煎り(2ハゼが入る瞬間)で煎り止めしてあります。
好みは別れそうな味わいですが、国内産でこれだけの個性がしっかりした味のコーヒーができることに驚きを感じます。
個人的にはとても良いと感じました。
割といい勢いで減ってますのでお早めにどうぞ・・・