合羽橋散策

盛岡の合宿話はもう少しまってって下さい。

ただいま書き途中なので・・・(一日目あたりまで書きました)

だいたいお店に来てくれた人にはお話した感じですが・・・

 

さて、今日は久しぶりの休日。

まずは早起きして、手網品評会用の豆を焙煎する。

締め切った店内でやるので、暑い暑い。

休みの日に行なうと集中できるので大変にいいことが分かった。

その後に営業が控えていると、やはり落ち着かない。

なんとか焙煎を終わらせて、発送した。

 

それから合羽橋へ行く。

合羽橋へ行くときは、船橋からだと総武線で浅草橋まで行ってそこから徒歩で向かう。

久々のお散歩感を楽しむ。

浅草橋から合羽橋へ向かう途中の食堂の看板。

ミズタニ食堂

ミズタニ食堂

ぱっと見「ダフニ」に見えてしまう。

もうビョーキです。

これが、ダフニっぽく読めそうだなと思った人は、おんなじビョーキにかかってます(笑)

 

ミズタニ食堂のはす向かいにある会社のロゴ。

上に伸びる大西造花装飾

上に伸びる大西造花装飾

やたら文字の上の部分が間延びしていて面白いなぁと思う。

 

そして、テクテク歩いてハイ!!!!

合羽橋。

ニイミ

ニイミ

いっつもおんなじニイミのコックさん。

 

ブラブラ歩いて、ヘンテコなお菓子の型。

ゆるいお菓子の型

ゆるいお菓子の型

ゆるい感が素敵っす。

このお菓子の型の存在は人から教わったのだが、何となくデザインがゆるーーーくなんとも言えない味わいがある。

 

あと合羽橋はやはり飲食店向けの業務用品を販売している街なんだけど、その合羽橋道具街から脇に伸びる路地が味わい深い。

合羽橋 路地

合羽橋 路地

なんの変哲もない路地なんだけど、こういうところに僕は東京の下町を感じる。

フワっと感じるというか。

 

こういうスカイツリーが見える風景。

スカイツリーの路地

スカイツリーの路地

そして電線が否応なしに張り巡らされているところなど。

巨大感がとても強い。

合羽橋をずーーーーっと南(浅草橋側)から通り抜けて、北の端っこまで抜けて、交差点を左へ行ったところに食堂がある。

「入谷食堂」

入谷食堂

入谷食堂

 

ここ。素敵。

昭和レトロです。

メニューはいろいろな定食や親子丼、玉子丼、かつ丼がある。

メンチカツ定食を食べた。

行ったときはお昼の部が終了になるころで、店内に人は僕以外に一人とあとは従業員。

おそらく家族経営で、僕以外にいた常連さんのような親戚のような人と家族のように会話している。

メンチカツ定食に集中していたのでよくわからなかったが、共通の知り合いが離婚して再婚したという会話をしていた。

そしてしばらくすると、この定食やの中学生ぐらいの娘さんが帰ってきて、先客との会話に少し加わる。

なんかこの感覚が先日、合宿へいった機屋の娘さんが、帰ってきて、親しいお客さんと会話している感じに近いなぁーいいなぁー

って思った。

 

昼の部が終了する間際だったので、さらっと食べて店を後にした。

それから、目的のコーヒー屋の開店までコーヒー屋で時間つぶし。

それはこの店。

「Bridge」

ブリッジ

ブリッジ

 

オシャレっす。この店。

設計事務所が奥にあるところで、オッッシェレェ―――!!!って感じ。

「えーーーエスプレッソ下さい」

と言ったら、

「うちのお店のエスプレッソは非常に濃度がこくて・・・ウンヌンカンヌン・・・・」

と来たので、

「大丈夫です。変態なんでかなりの濃度のものでも大丈夫です」

と真顔で答えた。

「(笑)わかりました」

って納得される。

納得される自分もどうかと思うが、まぁそもそもの話、

真顔で変態ってふつうは言わないだろうが、この人なら大丈夫って気がしたので

言ってしまって、あがぁーーー引かれてしまったかー(反省)と思う。

肝心のエスプレッソのお味はサード系。

ひ、非常に刺激的。

刺激的すぎて睡魔が襲ってきた???ので、15分くらい店内でコックリコックリする。

 

ゆっくり2階へいって様々なオブジェも見たかったがそろそろかなぁと、店を後に・・・

 

そして目的の店へ。

とその前にさらに寄り道して、

というか、東本願寺の建築に魅かれる。

屋根のそり上がりが迫力ある。

均整のとれたそり上がり

均整のとれたそり上がり

むぐぅうううううという感覚。

若干時間が経った経年変化の感じもあり味わい深い。

墓石と、本願寺の屋根。

墓石と屋根

墓石と屋根

この角度が一番迫力がある。

この角度好き 東本願寺

この角度好き 東本願寺

屋根のそり上がりが迫力あり力強い。

 

そして夏の暑い太陽光線に黒っぽい瓦屋根が反射する様。

黒光りな屋根

黒光りな屋根

 

いいです。好みです。

十二分に満喫したのちに。

名前や店の写真はネットに載せてはいけないお店。

合羽橋道具街の入り口からほど近い、この看板を目印にする店。

なぞの名店

なぞの名店

噂を聞いて行ってきました。

ジャズとコーヒーのお店。

 

3時半から4時くらいにお店を開けるらしい。

モカを飲む。

くわぁぁーーーーーーーーーーー!!

カップから立ち上る香りで予感があったが、無茶苦茶いい。

デミタスではなく普通の濃度。やや濃いめって感じ。

 

これは完全に来ます。

あくまでも主観的なしかも抽象的な感じだと、2つの中心があるコーヒー。

一つはなんだかエチオピアレケンプティーなんかに感じる香りに似ているけどちがう、イリガシェフェでもないかな、

でもなんかそういった類の香り。

そしてもう一つは今まで嗅いだことのない、お線香とか、線香花火とかタバコとかそういうことを連想させるような

けっしていやではない無機的な煙のような香り。

この二つの香りが中心になって伸び縮むような、

先日、機屋の関さんがしめぎさんのコーヒーがチューインガムのように伸び縮む感覚がある。

と言っていたのはこれなんじゃないかな?という感覚。

いままで飲んだ経験がない感覚だった。

ただこれはあくまでも僕の主観的なもので、たぶんに美味しい複雑な香りのするモカだよねって感想が一般的かもしれない。

いやでも、これはすごい。

しっかりと別の世界感が切り出されていた。

ちょっと今日は時間がないので、一杯でやめたけど、ほかの物も飲んでみたいお店であった。

いやぁーーいろいろあるんだな。

勉強になりました。

 

今日はそこそこ歩いて16000歩。

短時間であったけど、濃厚な合羽橋散策であった。

あーーー今日も無茶苦茶楽しかった。