宇都宮へ小旅行 いい旅夢気分♪

※今日は長めの旅行記です 時間のあるときにお読みください※

 

いやぁ

ゴールデンウィークでしたねぇ。

といっても僕はお店あるので、今日(月曜日)のみお休みでした。

ゴールデンウィークなんで遠出してきました。

前々から気になっていたウィーンの画家「クリムト」の展覧会が

宇都宮美術館で開催されるというので出掛けていった。

 

宇都宮って結構遠いです。

通常なら上野まで出て、宇都宮まで新幹線を使いたいところだが、

そんな予算はない。

ケーヒ削減ということで、チケットショップで東武鉄道株主優待券なるものを1枚900円で

手に入れる。

これは東武線区間内なら乗り放題の乗車券の扱い。

大変にナイスだ。

僕の自宅は最寄り駅が「東武野田線 馬込沢駅」でそこから東武宇都宮までずーーーーと

900円でいける。

そんなわけで、今日は朝の6時過ぎに家を出た。

ずーーと東武線。

ずっと東武線

ずっと東武線

 
はるばる3時間ぐらいで東武宇都宮に到着。

それからバスへ乗って宇都宮美術館へ。

 

やっと到着。

宇都宮美術館

宇都宮美術館

 

到着したときには10時をすこしすぎたところだった。

ちょっと疲れましたね。

おかげで、宇都宮までの距離感が体感できた。

 

やっとこさ見れた展覧会はとてもよかった。

これ、展覧会の案内ポスターです。

クリムト展 ポスター

クリムト展 ポスター

 

「クリムトの絵画がどのような変異をたどっていったか?」

っていう展示の企画の意図も良く見えて良い内容だった。

もちろん展示の目玉である<黄金の騎士>も良かったが、

<アッター湖畔>・・・水面が画面のほとんどでちょっと印象派のモネっぽいです。

<リア ムンク>・・・クリムトのパトロンだった家の若いお嬢さんのデスマスク。

           自分的にこれすげぇきました。脳みそに。ああいう人が実際に死んだん

           だと思った。

<赤子>・・・これも脳みそにきました。赤子の視線が良いです。

        緻密さは実物から感じないが赤子のまとっている布の感じ、背景のかん

        じ、そして赤子の視線。

        すべてで結構脳みそにきました。

あと消失して今はなくなったけど、印刷で再現してあった<哲学><医学><法学>の巨大三部作。

僕はちょっと大げさな感じがちょっと笑いを誘ってしまった。

アノ絵をみて笑う自分もどうかしていると思うが、なんか笑ってしまった。

なんか大げさというか・・・

絵を見て笑えるのは僕的には良い脳みその状態だと思っているので良かった。

きっとオリジナルが残っていたら、「すげぇ脳みそにきた」と思う。

 
まぁそんなこんなでかなりクリムトを満喫してきました。

そしてミュージアムショップを足早にみて、またバスに乗り込み宇都宮駅前へ戻る。

いい絵でけっこう「脳みそにきている」ので帰りのバスの車中ではゲージュツ家気取りです。

こんなシートの裂け目でさえも、神様の意図に思える(笑)。

シートの裂け目

シートの裂け目さえもがゲージュツに見える。今日この頃

 

 

 

 
そんなこんなで、宇都宮駅にもどるともう12時。

お腹グウグウですよ。

ふだんの昼食はお店の開店前の9時30分頃食べているので、12時になると目が回る。

というかもうダメになる。

それでも昼食前に我慢して行くときに目に留まった神社におまいりした。
神社の名前は二荒山神社。

この本殿までの階段(由緒坂というらしい)がとても印象的。

二荒山神社 由緒坂

二荒山神社 由緒坂

本殿もなかなか渋い感じでよかった。

二荒山神社 本殿

二荒山神社 本殿

 
無事にお参りを済ませる。

 

 

そしてやっと何かを食べようという気になる。

やっぱり宇都宮といったら餃子ですよね。

っていうのは僕は懐疑的です。

渋い餃子屋があれば別なのだが、きっとカンコー客相手のお店だろう。

まぁソレ目的で家族や友達ときたらソレに乗るけど今日は一人なので自由に振舞える。

そんなわけで、目をつけていたオリオンどおり商店街を散策。

そして完全に僕の好みの店があった。

それが・・・

ここだ!!

「やきそば屋」

やきそば屋

やきそば屋

 

 

最高です!!

みた目で5つ☆を取れる。

都内ではちょっと難しいかもしれない。

メニューは

大盛り(高校生向け)300円

普通盛り200円

小盛り(子供向け)100円

だったと思う。

迷わず大盛りを注文。

待っている間にテーブルを見ると、

’ソースは一口食べてからつかうか決めてください’と

うーーーーん。タイプです。

こういうことお店さん 書いてください。

しかもマジックの手書き。

すばらしい。

ぜひ見せてあげたいが、店内写真はちょっと遠慮しました。

かんじんの焼きそばが運ばれてくる。

中太の麺でもっちりした感じ。

色紙切りのキャベツがほんのすう切れ。

肉なんか入ってないんだゼ。

ソースの味。

いやぁーうめぇ。

ぜんぜんくどくはないです。

もったりしていて良い。

ほんとの「焼きそば」

繊細な食い物ではないけど、無茶苦茶良かったです。

正直、感動して大盛りをもう一つ頼みたかったが

まだ食べなければならないものが帰り道にあるのでグッとこらえました。

宇都宮の餃子なんて面白くないぜってあなたにお勧めの店です。

 
それから食事をした後といえばもうお分かりですよね。

コーヒー。

たまたま昨日来たコーヒー好きなお客さんに宇都宮でコーヒー屋さん知らないですかねぇ?

と聞いたらコノ店を教えてくれました。

「花&カフェ パストラル」

花綺麗です パストラル

花綺麗です パストラル

オリオンどおり商店街の一番端っこにあります。

店内は結構落ち着いた感じの店。

素敵です。

行ったら常連さんとマスターが話でかなり盛り上がっていた。

ブラジルで濃い目を注文。

600円なり。

たぶん60ccから70ccぐらいの量があった。

わりと濃い目な感じ。

甘み&苦み系のブラジルだった。

わりと美味しい部類だけど少し口腔内にのこる収斂性があったかな。

マスターが常連さんと盛り上がっていたので漫画のもやしもんをここでも読む。

飲み終わる頃にマスターが話しかけてくる。

「いろいろコーヒー廻られているんですか?」

(うぇそんな感じなのか。漫画読んでたのに?)

(まぁ僕もコーヒー好きそうなお客さんが入ってきたら7割ぐらいの確率でわかるけど・・・)

「えーまぁ 千葉の船橋に住んでいるんですけど、ちょっと美術館まで来たついでに寄りました」

 

けっこう気さくで話しやすくこれなら、常連さんとああいう感じで盛り上がるのも納得ですって思って、

ついでにコノ周辺で美味しいコーヒーのお店教えてくださいと聞いてみた。

 
近くだったので行ってみました。

はい。

「おーるどびーんず」

おーるどびーんず

おーるどびーんず

メニューをみてイエメン モカ バニーマタルを注文。

700円なり。

クリアなコーヒー。

やや深入り気味で酸味は感じられない。

イエメンらしい香りも感じます。

ストロングなコーヒーになれている人から見ると少し、ほんの少し軽めに感じるかも知れないが、

美味しいです。

真面目なコーヒーだったです。

時計を見るともう1時40分。

あーもう帰らなければならない。

帰りも3時間かかるから、もうタイムリミットです。

 

美術館、神社、やきそば、コーヒー2店

ここまでいければもう十分。

颯爽と東武線にのってすぐに昼ねしてしまった。

 
それから今日はまだあるのよ。

もう一軒行きたい店が・・・・

それがココ。

東武線春日部駅  らーめん

東武線春日部駅  らーめん

東武線春日部駅のホーム上のラーメン屋。

ここのラーメンが素朴でぜひ紹介しておきたかった。

味のバリエーションは塩と醤油の2種類。

今回は塩を選択。

450円。

もうラーメンの王道です。

なると、メンマ、チャーシュー、わかめ、輪切りネギ。

いやぁーうまいっす。

素朴でうまい。

店に来るお爺さんたちに食べさせたい!!

最近のちょっとうるさいラーメンとはぜんぜん違う。

ここはね、ちゃんと鶏がらで出汁とってるんですよ。

駅構内なのに珍しい。

行ったときもおばちゃんが鶏がらを測っていた。

常連との会話も素晴らしい。

「おばちゃん みてー」

「僕ね高校生クイズに入賞したんですよ」

「あらぁすごいじゃない」

「・・・・へぇー・・・・(よく聞き取れない)すごいじゃない」

とひとしきり高校生の彼はおばちゃんの前を陣取ってラーメン食いながら話をする。

し、師匠。

人生の師匠だ。

高校生でカウンター越しに会話するあのカンロク。

僕は高校生のときそんなレベル高くなかったっす。

「またくるねぇー」

「気をつけるんだよぉー」

 

で、おばちゃん彼が帰ったあとも

「あのこなんでもやるわよね」

「へぇそうなの」

「驚いちゃったクイズ大会であんな賞とってさぁ」

 
いい店ですねぇ。

ラーメンと人情が交じり合う。

高校生でも常連になれる店。

ラーメン美味しいです。

春日部に行ったらぜひ行きたいラーメン店。

 

そんなこんなで無茶苦茶遠出を楽しんできました。

いやぁいい旅夢気分♪

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