今年もやってきました!!
珈琲合宿2019@機屋 盛岡!!
今年で5回目です。
5回目の今年は仲間が大勢です。
僕を含めて合計4人!!
僕がスカウトした、会社員のWさん
盛岡から参加の会社員をやめて感動した大坊珈琲屋さんの味わいづくりを目指す、
コーヒー屋さんになりたいTさん
そうして、高円寺でやっている珈琲店長月の飯田君
なかなか面白くなりそうです!!
関東から参加組の僕たちは早朝に東京駅に待ち合わせて
軽く遠足気分です(笑)(手前から珈琲店長月 飯田、外資系サラリーマンW、喫茶いずみ 伊藤)
そういえばこういう感じで新幹線に乗ったことなかったかもなぁ~
あっという間に盛岡です。
駅から出て、待ち合わせ場所の車置き場へ行きます。
見回すと、あれれ、関さんどこだ???
いました。
機屋号が駐車場にいます。
そして中身がもぬけの殻です。
新しい待ち合わせパターンだなぁ~と思って、
荷物を積み込んでいると、関さん登場!!
微妙に新幹線の到着時刻を僕が誤っていたようです(笑)
すぐさま盛岡から参加のTさんと合流して、盛岡のソウルフード
白龍のじゃじゃ麵を食べに行きました。
朝から最高です!!
にんにくたっぷりで、辛くして、酢をかけて・・・
堪能しました。
〆に一種の卵スープのようなチータンタンまで飲んで完了!!
もう満足です!!
あとはコーヒーまっしぐら!!
今年の珈琲合宿のお題は大坊珈琲!!
今年はスペシャルで、大坊さんからも焙煎豆の提供を受けています。
皆で自己紹介がてら、コーヒーを淹れあいます。
大坊さんのコーヒーで・・・
しばらくぶりの機屋のカウンターなんで感触を確かめるように、
淹れました。
なんにもしないで、ぐあーーーっと淹れた。
苦くてしっかりとして、要素が多めに入った一杯。
あぁ大坊さん。
お次は盛岡在住 大坊珈琲リスペクトTさん
ほほほほーー
苦めだけど、甘くまったり。うめーーー
珈琲店長月 飯田君
うぉーーーこんな感じだよなぁ~
苦く甘い!!
東京在住 外資系会社員Wさん
甘い!!綺麗で甘い!!
飲みやすい。
で、間髪入れずに2名づつ焙煎。
初日の今日はグアテマラを大坊スケール7.0を目指しながら。
皆で2回づつやってます。
すごい熱気です!!
コーヒーファイヤーです。まさに!!
焙煎したものをそれぞれ出来上がって順に飲んで感想戦!!
合間に機屋のコーヒーも感想戦。
けっこう毎度のことながら沢山飲むデス。
僕の焙煎したグアテマラは、1回目はまあ、苦めで高音域で高らかになっている印象。
理想とちょっと違うなあ~とおもい、2回目。
結構寄せられた。
大坊スケールだと6.7くらいかなぁ~
感心したのは長月の飯田君。
さすがにプロなので、一度目は結構浅めのグアテマラで今回の大坊珈琲の趣旨には
合っていない焙煎度合いのモノではあったが、これがどうして
なかなかというかグアテマラってこんな感じぃ~みたいに表現されていてビビる。
飯田君の2回目はしっかり苦みに寄せていた。
2回目は組み合わせでたまたま2人で焙煎室にこもり手網したのだが、
同じ空間でプロ同士が焙煎しあうのは貴重だったのと、けっこう盛大に
ハゼていたのに、こんな味わいに作れるのかぁ~と感心。
僕なんかついつい最近までもっとダメダメだったのですごいと思う。
東京参加組の外資系会社員Wさんは1回目は苦戦して焼けていない感じの
酸味の味わいだったものの2回目は苦めになってちゃんと修正している感じ。
さすがここまで来るだけある。
大坊珈琲リスペクト盛岡参加組のTさんは1度目が結構感触いい。
グアテマラの大坊さんの説明するような、苦み少し渋みすら感じるような酸味がかすかに
入り混じる。2回目は不本意な結果で酸味に寄りすぎていてとても残念そうであった。
機屋スタッフのオギノさんも一度混じって手網していた。
大坊スケールのコーヒーではないが、酸味の線が太いコーヒーに仕上がっていた。
事前に彼女が手網していたグアテマラより、要素を削って焼いてあり
これもまた寄せているなぁ~と思いました。
それぞれ感想戦しながら沢山飲む。
あと、合間に機屋のオールドコーヒーも淹れる。
ペルーチャンチャマヨ96‘
飯田君はブラジルセラード97‘
僕は知らない豆ながら美味しい感じ。
なんだかペルーは薬草のようであった。
飯田君のセラードは少し軽めであったが、あーーこれっす。って感じ。
よくこんな感じで淹れられるなぁ。
僕はちゃんといれられるまで、すごく時間がかかった。
って感じでいろいろコーヒー飲んで、総括で関さんが大坊さんのコーヒー。
うーーーんコレコレ!!という感じ。
あの匂いで入りつつ、苦み、甘味へ展開していく。
さすが!!という感じ。
そしてスマトラ07‘
香りで来るような感じ。
軽いようだけど印象ははっきり。
もうチョイ苦いかな~とおもったら案外酸味よりになっている。
もっと表現技法の謎を解くため関さんの生抽出を匂いを嗅ぎながら、横でみた。
勉強になる。
夜はみんなでラーメン食べた。
楽しかった。
2日目
早朝から動きます。
時間がもったいないので、6時から機屋のカウンターでコーヒーを淹れはじめる。
機屋のブラジルを中心に、昨日関さんの抽出を見て得たヒントから検証する。
圧力をかけない感じ。それを念頭にする。
まだまだ再現性は低いがなんかある。という感触を得る。
長月の飯田君や、外資系会社員のWさんが起きてきたので、
カレーの仕込みを始めます。
鍋に一杯のカレーを作る。
みんなで手分けして、玉ねぎを切りまくる。
無心に玉ねぎを切る飯田君がなんだかよくわからないけど大坊珈琲っぽい空気を出していて
僕は一人でツボに入る(笑)
そうこうしているうちに、大坊珈琲リスペクトTさんも加わって、
1時間ぐらいでカレーの下準備完了!!
これを一人でやるのは超大変だった。
人の力は偉大です(笑)みんなありがとう。
機屋を掃除して、噂の皆でラジオ体操!!
朝からの準備体操はとても気持ちが良い。
長月の飯田君をはじめ合宿組はなんだかラジオ体操を良く知っているのが面白い。
特に大坊珈琲リスペクトのTさんの動きは丁寧であった(笑)
また、関さんの腰が痛そうなのが印象的だ。(笑笑)
2日目の午前中はエチオピア ハラーの7.0を目指してみんなで手網。
焙煎室では2つのコンロを使って焙煎するので、2人でシャコシャコする。
組み合わせがかぶったことのない人を選びながらやる。
2日目1回目の手網はちょっと苦いなぁという感じ。
もっと太くあまーーくなりたいなという印象。
朝の第一波のお客様が来たので、その応対。
そうして、コーヒーとうつわわたなべが開店したので、初めてな長月、飯田君
外資系会社員Wさん、機屋スタッフ オギノさんで飲みに行く。
超絶優しいわたなべさんは優しく迎えてくれる。
それぞれ思い思いの注文を・・・
僕はグアテマラを飲みました。
酸味が明るく空から光が差すような感じでの広がりがあった。
それから、みんなで六月の鹿へ・・・
こちらでは、ブラジルデミタス。
ほぉーーーー
低重心で飲みやすい感じ。
柔らかいにがさから入って、甘さに胡散していく印象。
前回ここへ来た時も印象があったのでそれにした。
超絶おしゃれなお店は最高だった。
ここでもみんな思い思いのものを頂く。
ツイツイいろんなことを会話してしまい時間があっという間。
たまたま置いてあった、アメリカ直輸入のイエメンが珍しい。
小粒でよぉぉーーーくしまっていそうだ。
機屋に帰ると関さんと大坊珈琲リスペクトTさんが絶賛焙煎中。
焙煎室も暑いが二人の熱量も感じる。
食事をして、再度手網焙煎。
2回目のハラーは苦く太くできたが、もうちょっと浅いというか酸味の切れ端
がほしいかな~って感じだ。
2ターン目のお客様は、岩手のコーヒーラヴァーおなじみUさん登場。
焙煎中だった僕なので長月の飯田君にコーヒーを淹れてもらい、
僕は彼に自分の手網&ペルー チャンチャマヨ96を飲んでいただいた。
さらに関東のコーヒーラヴァー 天下の御朱印帳集めました!!Yさんも登場。
ブラジルのセラード97‘を出す。
飯田君や僕をみてうれしそうだ。
午後は後半は混沌としつつ、関さんはドリップ理論をやろうとしているので
面白い試み。
機屋では当たり前らしいのですが、おんなじ豆をちがう人が淹れて
ブラインドティスティング。誰が淹れたのか?好みの味はどれかを当てる。
最初はプロ組。
僕と関さんと飯田君が機屋のブラジルを淹れる。
35g150cc
うごーーそれ練習してねぇーとかいいいながら淹れる。
自分の感覚では関さんのブラジルは甘くてうわーーわかるでしょ。これみたいな感じ。
結論から言うと混戦ぎみ。
飲み手は、機屋スタッフのきょうや君、ナカダさん、合宿組のTさん&Wさん。
得た印象はブラインドだと案外わからないものなのかなぁ~とおもったり、
でも中にはピッタリ誰がどうだと当てる人もいたり。
飲み手側も真剣勝負で面白い。
こういう風に飲み手が受け取るのかぁ~となるのが面白い。
お次は
機屋スタッフのきょうや君、合宿組のWさん、Tさんで淹れる。
どんな感じかはなんとも言えない。
こちらも結論から言うと、それぞれの人の印象がはっきり出ていて面白いと思った。
関さんと僕が評価が反対なのも面白かった。
あとは関さんと抽出つばぜり合い。
アマチュアの外資系サラリーマンのWさんの黒くてまだらな豆を僕と関さんで
どのように淹れるかをやる。
僕はむーーな豆なので、苦みからの甘味に処理しようとする気持ちで
中盤からだーーーーっと薄める。
かたや関さんはじっとり淹れている。
関さんのはこういう豆でも酸味から甘味に展開していて、
うほーーっという感じ。
僕のは苦み&甘味。大坊珈琲というお題では忠実だったと前向きにとらえる。
お次は、飯田君が焙煎したエチオピアを淹れる。
製作者がどういう風に淹れてほしいかを聞いて表現
「酸味だち」をしてほしい。
え、これで!!
粉の匂いを嗅ぐと酸味のほわほわした感じ。
さっきの関さんの抽出に忠実に淹れていく。
ねっとりじっとり。
慎重に50ccを淹れた。
僕のコーヒーは苦みから甘味最後に酸の気配という感じ
関さんのは今度は苦みからの甘味。
こんかいはいい鍔ぜりあいができたかなぁ~と思うがまだ力量のさがあると感じる。
かにの泡が出ないので、そのまま淹れて、
(あんまり長くやりたくないので)30ccでとめたとのこと。
一瞬30ccで、ずりーーーと思ったが、まだ30ccでの表現の引き出しは
少ないのでまだここだよなぁ~と思った。
とても楽しい鍔ぜりあいだった。
東京へ帰る飯田君を駅で食事がてら送り出してから、
みんなでワインを飲みました。
コーヒー談義で夜の1時頃まで過ごす。
すげーー
3日目
いつも通り5時頃起床。
一時間はブログで前日起きたことを書く。
6時くらいから、だれもいない機屋のカウンターでバンバンコーヒーを淹れる。
昨日見たこと、気になったこと。
一時間半ぐらいゆっくりと自分と向き合いながらコーヒーを淹れられてよかった。
そうこうしているうちに、外資系サラリーマンWさんが起床してくる。
うぉぉーーテンション低っ(笑)
ちょうど昨日ブラインドで他の皆さんが淹れていた、ヤンニハラールモカは関さんが、
どんな味わいかが気になったので、検証のために抽出していた。
そこにWさんが起きてきたので、流れでヤンニハラールモカの抽出。
僕が見ている前で3杯淹れてもらった。
それぞれがばらばらの味わいで、なかなか難しいだろうなぁ~と共感する。
時間がもったいないので、さらに手網で焙煎。
豚ガマ焙煎することを想定して、まき上げての焙煎。
25分でじょじょに上げていき、ピチピチとハゼで終わらす。
味わいは焙煎直後だが、華やかで酸味と苦みが絶妙に入り混じる感覚。
さらにさらに、3日目の今日はブタ釜での焙煎を目的としていて、
自分のところからブラジル晩秋をもってきているので、その予行練習として、
ブラジルを手網で焙煎。
20分。1ハゼは10分くらいかなぁ~
そばでは、大坊珈琲リスペクトTさんが手網焙煎。
お店のカウンターではおそらく外資系会社員Wさんが抽出の練習をしている。
すげぇ時間だ。
ビシバシ焙煎して抽出。
コーヒー屋としては当たり前のことなのだが、店でやるよりも密度が濃く
時間が過ぎていく。
そして待ちに待った豚ガマの焙煎。
合計3釜煎りました。
1度目は、派手に大失敗。
機屋ではありえないぐらいの深煎りのコーヒー。
2度目
何とか、ストライクゾーンギリギリに行けたかなぁ~という感じ。
それぞれ淹れてみると、1釜目では、苦いところから引き伸びる酸とつんのめる味。
2釜目は酸味からふわーーっと開きそうな何かがある。
悪くないなぁと思ったが、もう少し甘味が欲しいと思いました。
まぁ焙煎後の時間をおいてみないと何とも言えないです。
ぐわーーっと焙煎していると、関さんがブタ釜の焙煎を見せてくれる。
900gを入れて総合19分。
12分ごろから赤焦げ茶になって、少しいじって、15分ぐらい1ハゼ。
酸から甘い匂い。ぷっくら膨らんでいい具合になってきて終了。
僕の機械の焙煎よりは、後半がどぁーーーーーっと上がってくる感覚。
それを少しだけもらって飲む。
酸味からのフンワリした甘味。
美味しかった。
ああいう時間感覚を試してみよう。
そうしてさらにブタ釜でもう一釜。
ブラジル。
今度はこわごわと焙煎した。
18分くらいで膨らんできて25分で終了。
匂いの感じと豆の見た目が似ているところで上げる。
と言っても、そういう匂いがしてきて、しばらく待ってから上げる感覚。
で、あっという間に、帰る時間。
うがーー今回は早い!!
昼食のカレーを3時くらいに食べ、
総括をして終わる。
飯田君は昨日かえっているので、残ったみんなで記念撮影。
大変いい時間を過ごしました。
何かの種が生まれた時間を共有できたなぁ~と感じました。
機屋の皆さん今年もお世話になりました。
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