イエメン人が経営している「Mocha Coffee」へ行く!!

いやっほー
やっと代官山にある「Mocha Coffee(モカ コーヒー)」へ行って来れた。

mocha coffee

新しい巡礼地 mocha coffee

ここは、なんとイエメン人のフセイン アハマドさんが経営しているお店なんです。
いやはや、イエメンはコーヒーの起源の土地。
そんな本場の人が自分の目で見てきたコーヒーを直接空輸して持ってくる。
そりゃあすごいなぁーって、ぜひともいってみたかったのだが、
定休日が月曜日(喫茶いずみも月曜日)かぶっていて一生このすげぇ店にはいけないのだろうか・・・
と思っていたけど、最近祝日の月曜日は営業をするようになったので、このチャンスにと鼻息を荒くしていってきたのだった。

ちょうど開店直後で、誰もいない。
ゆっくりといろいろ話が出来る。
フセインさんは日本語があまり通じないと聞いてきたのだが、今日は奥さんもお店にいて言葉の心配はなかった。

 

さっそくコーヒーをのむ。
イエメン イスマイリ

フルーティーでフレッシュな印象。
す、素晴らしい。
もう少し独特かなと思ったけどそうでもない。
かなり洗練された味わい。
クリアで透明だ。

冷めると個性爆発という感じ。
自分が使っているイエメン産モカとは全く違い、なんか木の実のような木の皮のようななんかわからないけどそんな匂いも感じる。
他の産地の豆にはないです。

さらに、
イエメン なーんだったかな とにかくフセインさんと話しに夢中でなにかもう一つ飲む。

これはまた別の酸味。シャープな酸味。説明書きに白ワインのようだとあったが、まさにそれそのもの。
これはいいほうの酸味。
冷めてもそのまま。
これも美味しかった。

あと、ギシルも飲ませてもらったがこれもすげぇ美味しい。
甘みがとても強いギシルだった。
正直うちの店においてあるものより上質な感じがした。
フセインさんが「アラビアのウィスキーさ」というほど透き通った琥珀色の液体は良かった。
沢山仕入れたら分けてくれるそうなのでお楽しみに。

アラビアのウィスキーさってかっこう良すぎるゼ。フセインさん・・・

というわけでまぁいろいろと話ができた楽しい訪問だった。
コーヒーのことだと奥さんの通訳を介さなくてもなんとなくわかる。
話をするのはなかなか英単語を知らないのでダメだったけど。
お互い専門的な会話だとなーんかわかる。
その中で印象的なのが、

「日本人はコーヒーオタクすぎてデンジャラスだ」

いやぁ
こりゃあーちょっと僕はオタクなので戒めなければいけない。

グサリときましたねぇー。この言葉は。

あまりオタクオタクしすぎるとよくないのかも知れない。
あえてイエメン人にデンジャラスさを感じるコーヒーをつくるのも手ですけど・・・
また、

「コーヒーは結局お客さんの前に出てきたコーヒーが美味しければプロセスはどうでもいいのさ」

といっていた。
これには僕も共感を覚えて。
「ウンウンそうだよ。フセインさん。全くその通りさ。」
という意味を込めて大きくうなずいておいた。

専門職の場合は言葉がわかんなくても何とかなっちゃうってわかった一日。

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