大阪の聖地へ・・・その後京都を見物②

大阪を後にして、そして京都へ向かいます。

 

京都での大きな目的は、以前お客様に教えていただいた、パティスリータンドレス

タンドレス

タンドレス

 

HPを詳しく見ていただきたいが、週のうち3日しか営業していない。

 

そしてケーキは交響楽。

 

 

こんなうたい文句なら絶対行きたいとおもう。

 

 

 

京都駅からバスに揺られて50分くらい。

 

 

落ち着いたところにあった。

 

 

大雨のせいか、3時ころでもなんとかケーキにありつくことができた。

 

何種類かのケーキを頂く。

チョコのケーキ

チョコのケーキ

 

とても感動した。

 

オーヴォンビュータンのような押しの強い折重なった構築感の味わいと勝手に想像したが、

 

それを期待するとそれは裏切られる。

 

タンドレスのものは、鮮やかな色彩が広がる感覚。

杏のケーキ

杏のケーキ

 

 

すごく俗っぽくいうと、京都のすまし汁。

 

穏やかなんだけど、ぱぁぁぁぁあーーーーって出汁が香って、ふんわり味わいって感じ。

すまし汁だけどもハーモニー!!

 

それがすごく鮮やかで印象に残る。

 

 

層になったケーキでも、ベースの香りがしっかりとあってそれが広がっていく感じ。

 

味わいが次次と展開するよりも、鮮やかな香りが広がって変わっていく感覚。

 

勿論ケーキによっては、上のソースの具合。スポンジの感じなんかで、

 

いろいろと感覚は違うが、日本刀ですぱーーーーって切られたかのよう。 自分は切られたことないけど。

 

そんな印象でした。

魂が豊かになる。


 

それから、だいぶ時間がおしていたが雨降る中、下鴨神社へ。

 

 

参道に沿ってある糺の森。

糺の森

糺の森

 

ウィキペディアによると、原生林ではあるが、

 

1934年その翌年の水害で、植生回復の為植林されたもりのようです。

 

明治神宮のような、ゼロから創られた森というよりも、

 

原始林をベースに植生して管理された森といった様相か・・・

 

雨の印象もあるが、とてもしっとりとした森。

 

そしてよく管理されているなぁという印象。

 

小川も脇に流れていてまた趣がある。

 

京都の森というのはこんな感じなのかなぁと感じました。

大木

大木

 

 

 

そして大雨だったので、宿へと向かいました。

 

旅費を節約するために、夜はゲストハウスにお泊り。

 

少し休んでから、ゲストハウス近くのカフェで食事をして、銭湯である船岡温泉へ行きました。

 

銭湯を改装したカフェ。

宿近くのカフェ

宿近くのカフェ

 

昔ながらの銭湯。

船岡温泉

船岡温泉

 

とてもよかったです。


そして2日目である今日は京都のコーヒー店へ。

 

その前に、宿の近くにあった神社へ散歩。

 

船岡山という小高い丘になっており、朝食前の腹ごなしにちょうどよい。

船岡山

船岡山

 

緑がとてもきれいであった。

船岡山

船岡山

 


 

そして、下鴨神社からの上鴨神社。

 

こちらは鬱蒼としているというより、カラッと明るい印象。

 

参道が森でなく明るく開かれたせいかもしれない。

 

お参りして初めて知ったのだが、ここは雷を祀る神社とのこと。

 

珍しいなぁと思いながら、お参りしました。

 

 

そして境内をブラブラしていると、渉渓園と呼ばれる一種の庭がある。

苔や小川の流れる小庭

苔や小川の流れる小庭

 

なんんとなくそこに引き付けられて行ってみる。

 

なかなか見事な大木がありました。

見事な神木

見事な神木

 

 

 


それから、コーヒー店。

 

「王田珈琲」

 

11時に開店。

 

大体ピッタリに行ったけど、お店に人の気配がしない・・・

 

およよ。

 

ネット上では情報を調べたのに・・・

 

まぁしょうがないです。

王田珈琲

王田珈琲

 

次は

 

「直珈琲」

直珈琲

直珈琲

 

ここも開店とほぼ同時に入店。

 

エチオピア を飲みました。

 

ペーパードリップの抽出。

 

酸味系の軽やかな味わいで飲みやすかった。

 

 

さらに

 

「六曜社」

六曜社

六曜社

 

 

ブレンドとチーズトースト

 

 

普通に美味しイイ!!

 

古い純喫茶やなぁと感じました。


 

 

なんだか、まっだまだ脳みそに来ません。

 

うーーーむ。

 

それでも帰りの新幹線の時刻が迫っている。

 

諦めきれないので、すこしぶらぶら。

 

店には入らなかったけど、先斗町界隈をぶらつく。

 

なんだかすごく京都っぽかった。

 

 

そして、バスに乗って京都駅に戻ってきました。

 

最後に京都っぽいものをと、駅ナカの抹茶を飲めるお店へ・・・

 

期待しないで、抹茶の濃茶をデミタス代わりに飲みます。

 

実は生まれて初めて抹茶の濃茶を頂いたのですが、

 

これが思いのほかものすごく良かったです。

抹茶 濃茶

抹茶 濃茶

 

わりとキテマス!!

 

甘味と、グルタミン系っぽいような旨味がばしーーーー!!

 

どろろーーーーって感じ。

 

すばらしい!!

 

町田康風にいうなら、茶の倫理。茶倫です。

 

チャリンやわぁーーー全く。

 

こんな駅ナカでこんなにすごいお抹茶を飲めるなんて!!!!

 

 

最後にして、京都の茶の懐が計り知れない。

 

なんとなく、コーヒーが不発気味に終わったが、最後の最後にちてこんな駅ナカで

 

茶倫を知る。

 

 

 

これでこれなので、もしかしたら、京都で濃茶だったら心象世界へ行けるかもしれない。

 

次回来ることがあれば、茶を通して京都の計り知れなさを感じることができるかもしれない。

 

京都ではコーヒーは不発なのか!?

 

それも今後の課題となりました。

 

 

9日 18000歩

 

10日 17000歩

 

 

なかなか歩いた一日でした。

 

コーヒーの源流へいき日本のコーヒーの重心の空気を感じることができて大変実りのあるたびになった。

 

最高です!!

 

あと茶の倫理も勉強しました(笑)