サードウェーブの波乗り

今日はこのブログでおなじみのミスターMこと、

 

ドトール船橋南口店のマサミ氏と一緒にサードウェーブの波乗りをしに行ってきた。

 

サードウェーブっていったい何なのだろう???

 

ウェーブって波なんだろう。

 

最近、世間をにぎわせている重力波との違いはあるのか・・・

 

違いますよね間違いなく・・・

 

 

 

 

まぁサードウェーブという言葉を聞くようになってシバラクたつように思う。

 

正直に告白しますけど、一体全体サードウェーブってなんなのだろう。

 

なんとなくわかるようなわからないような感じです。

 

そんなわけで、サードウェーブをもう一度体感してみたい!!

 

波をぜひぜひ感じたい。

 

そう、サーファーでいうビックマンデーだぜ!!

 

月曜日はカレーがビックマンデーだぜ!!
えっと・・・確かに、サードウェーブの本流と思われるブルーボトルなどに行ってみた。

(こちらを参照にしてください)

 

あの周辺のコーヒーは一様に酸味が際立っていた。

 

また、産地というものをしっかり明示していた。

 

お店の人が、一人一人コーヒーを淹れていた。

 

そんな印象だ。

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

 

つい先日、マサミ氏がサードウェーブコーヒーを飲みに行こう!!と誘いがあったので、

 

喜んでいくことにしたのだ。


 

 

 

 

待ち合わせを9時にドトールでということで、ウホウホ出かけて行った。

 

 

ドトールへ行ってみた。

 

待ち合わせのマサミ氏は・・・・

 

 

えっ???

 

 

何しているのあの人。

 

 

制服すがたなんですけど・・・・

 

 

もしや約束をお忘れなんですか???

 

 

あいやーーー昨日メールしときゃ良かった。

 

 

あがが。

 

 

 

ま、気を取り直して入店すると、どうもマサミ氏は約束を忘れていたわけではなく、

 

今日のツアーの初めに僕に飲ませたいコーヒーがあるとのこと。

ドトール エチオピアモカ

ドトール エチオピアモカ

 

ものは、エチオピア。

 

濃いめに抽出してくれた。

 

 

ブラインドしたかったようですけど、もう抽出時の匂いでわかりやすすぎる匂い。

 

完璧にエチオピアとわかる。

 

ナチュラルの特徴がしっかり出ていました。

 

酸味系の明るい感じ。ふつうに美味しく飲める感覚。

 

酸っぱくて、いわゆる果実臭がするコーヒー。

 

サードウェーブで良く提供されそうと言われるとそんな感じです。

 

この濃度だと、酸味がかなり際立っている感じ。

 


 

 

 

 

 

エチオピアで幕開けしたコーヒーツアー。

 

まずは中メギュロ(中目黒)

 

 

 

ここには先日も来たばかりなのだが、新しく今注目を集めるオニバスコーヒー

 

オニバスコーヒーが中目黒に新店を出したというので行ってきました。

「オニバスコーヒー 中目黒店」

オニバス 中目黒店

オニバス 中目黒店

 

 

オニバスは初体験です。

 

 

エスプレッソを注文。

 

マサミ氏はコスタリカ。

 

 

 

注文後提供されるまで待つ。

 

見回すと、お店の中にでデードリッヒの焙煎機が置いてある。

 

焙煎中を見ることができる。

 

ガラス張りで焙煎をどのように行っているかがわかる。

 

丸見えで食いつくように見てました。

 

パソコンで焙煎の温度曲線をしっかり確認してました。

 

なんか何本かのグラフが表示されていた。

 

すごく管理されている感じ。

 

すごいなぁーと眺めていた。

 

豆は何を煎っていたかわからないですが、一ハゼの途中ぐらいで釜上げしていた感じです。

 

パソコンによる温度曲線での管理がいまや一般的になっていることを認識する出来事であった。

 

 

えーさてさて、出てきましたエスプレッソ。

オニバス エスプレッソ中目黒(2016 2.22)

オニバス エスプレッソ中目黒(2016 2.22)

 

 

さっそく一口。

 

 

きぃぃぃーーーって感じ。

 

今風に表現すると、

 

ベリー、グレープフルーツ、シイタケ、ドライフルーツ、アーシー

 

ティーライク

 

って言葉の連想。

 

ブレンドとのことだけれども、すごく巧妙でまとまっている印象。

 

けっこう強めの液体だけど、わりと飲みやすい感覚。

 

大きく酸味に偏っていますけど、まとまっているなぁという感覚だった。

 

世界観の話をすると、そこまでは脳みそには来なかった。

 

 

マサミ氏の飲んでいたコスタリカ。

 

立ち上る香りが良い。豆の香り。トーモロコシのよう。

 

液体の強度は強くないけど香りをふんわり残す感じ。

 

 

飲んでいて美味しいなぁという感じだった。

 

 

今日お店にいたひとがわりとギョーカイの人が多かったような印象です。

 

僕たちもそうだったですけど、結構にぎわってました。

 

安定の美味しさといったところだ。

 

 

マサミ氏はお店で研究用に豆も購入してました。


 

 

 

それから、目黒川沿いを歩いていく。

 

 

 

マサミ氏がプリンのお店に引き込まれそうだったので、

 

「それ、たぶんデパートとかで買えるやつですよ」

 

と言ったら、奥さんにも同じようなことを言われるらしく、

 

イトーもどうもマサミ氏の奥さんのようであったらしい。

 

 

歩いていたら、空気感の出ているカフェを発見!!

 

「サイドウォーク スタンド」(←様子をよく伝えているサイトのリンク)

 

サイドウォークスタンド

サイドウォークスタンド

 

 

 

長髪のフワ――っとした感じの店主がいらっしゃった。

 

迷わずエスプレッソ。

エスプレッソ サイドウォーク

エスプレッソ サイドウォーク

 

豆はオールプレスエスプレッソのものを使用しているようです。

 

マサミ氏はコールドプレスコーヒー(水出しコーヒー)

 

エスプレッソ。

 

苦味&酸味の入り混じり系。

 

落ち着いていて僕自身は好印象なエスプレッソだった。

 

オールドコーヒーではないけど、一瞬かすかにそんな感覚すらあってよかった。

 

割と飲みやすい感じでした。

 

気負った感じがないお店の方との会話もちょっと楽しかった。


 

 

 

 

ぐいぐい歩いて次。

 

 

「P・N・B」

 

デンマークのロースターの豆を使ってコーヒーを提供しているお店。

 

無茶苦茶気になります。

 

 

 

つ、爪が甘かったよぉーーー。ここは定休日だったようです。

 

がく・・・

店内がガラス張りで見えるが、とてもシンプルな構成。

 

すごく素敵だなぁと思う。

 

 

まぁ定休日なのでしょうがないです。

 

 

そして、マサミ氏と気になった店。

 

「中華げんこつ」

 

げんこつ

げんこつ

 

 

この雰囲気をみたらピンとくる人。

 

あなたは僕たちの仲間です(笑)

 

 

いやぁ。この外観。

 

そして店名。

 

店から発せられるオーラ。

 

完全に強力な重力を発生している。

 

 

注文したのはラーメンと半チャーハンのセット。

 

醤油ラーメン。

 

とてもよかったです。

 

甘いです。

 

玉ねぎ浮いてます。

 

 

素敵です。

 

澄んだほうの豚骨の出汁が強調されている味わい。

 

背油も浮いてます。

 

甘くコクがあり醤油な感じ。

 

有楽町の「谷ラーメン」ほどのインパクトではないが大変良い印象。

 

一緒のチャーハンもいわゆるチャーハンであった。

 

近頃、豚骨には昔ながらの澄んだ方の出汁の取り方もあるのだなぁと知ったので、

 

このようなことがわかる。

 

 

いやーーー当たりのお店であった。

 

 

目黒川の花見の時期でも穴場そうなお店だなぁー

 

 

いいお店を発見しました。


 

 

 

それから、首都高速の大橋ジャンクション。

目黒天空庭園(大橋ジャンクション)

目黒天空庭園(大橋ジャンクション)

 

ここを利用して作られた、公園。

 

「目黒天空庭園」

 

腹ごなしに散歩する。

 

いい曲線を出してます。

いーーー曲線!!

いーーー曲線!!

 

 

コーヒー効果で二人ともトイレに行きたくなる。

 

代わりばんこにいって男の友情を深めました(笑)

 

肝心の庭園はあいにくの曇天だったです。

庭園から・・・

庭園から・・・

 

 

 

すこし、コーヒーが下に下がってきたので、次なる店へ・・・


 

 

「Bubbles Chill Coffee(バブルス チル コーヒー)」

 

カップは大きいけど中身はエスプレッソです

カップは大きいけど中身はエスプレッソです

 

すごくハイセンスな感じ。

 

エスプレッソを注文。

 

お。おおおおおお。

 

苦い。

 

ぬわぁーーーーっとした苦さ。

 

液体のテンションは高くないけど、ぬわぁーーーっとしている。

 

ビルでいうと三階ぐらいの高さで苦味が広がる。

 

ちょっと例えようが難しいが、たばことかをかみつぶしたような苦さとでもいうのかなぁー

 

そんな特殊な印象。

 

この時の豆はパプアニューギニアであるとのことです。

 

 

そしてその近くの店。


 

 

「GOOD PEOPLE&GOOD COFFEE」(グッドピープル&グッドコーヒー)

 

グッドピープル・・・

グッドピープル・・・

 

 

 

ここでもエスプレッソ。

グッドコーヒー エスプレッソ

グッドコーヒー エスプレッソ

 

酸味から苦味に切り替わる印象。

 

ほぐわぁーーー

 

最後にマサミ氏はゆずポン。とお馴染みの味のたとえが出てきたがそういうのはわからなくない。

 

しっかりバランスを取っている印象だ。


 

 

 

 

 

しかし池尻大橋すごいです。

 

こんなにどっさどっさあるなんて。

 

船橋をコーヒーの街にしようということを考えている僕とマサミ氏は大変勉強になります。

 

正直僕は池尻大橋周辺がこのようにコーヒーの街になっているとは知らなかった。

 

スタイルとしてのコーヒーが定着している感じ。

 

お洋服屋さんに入るような感じかなぁ。

 

スタイルでコーヒーを飲む。

 

そんな感じ。そういうのにCDショップへいってCDを選ぶように、コーヒーを飲むような感じというのか。

 

うまく言えないけどそういう印象を受けます。

 

そして全体的に酸っぱいコーヒーが多い。

 

 

 

もしかしたら、サードウェーブというのは、コーヒー屋。それ自身が起こしている波なんじゃないの???

 

消費者側というか、コーヒー屋が発信していること。そしてコーヒー屋自身が、サードウェーブという

 

「波」の影響をうけていうからこういう風になるのではないのかなぁー

 

押しなべて、強烈な世界観を受けるコーヒーには出会わない。

 

ニンゲンの心象世界に入ってくるコーヒー。そんなコーヒー。

 

人生を変えてしまうコーヒーに出会いたいなと心から思うのです。

 

まぁでもそんなコーヒーだけではみんな疲れてしまうから、こういったスタイルのコーヒーも

 

大切なのだろう。

 


 

 

 

そして僕たちは、サードウェーブの最初の潮流にあると思うところ。

 

三軒茶屋

 

意外にノジーコーヒーは三軒茶屋の駅からあるく。

 

先日いったレッドクローバーさんを通りすぎて、

 

古い建物

古い建物

 

こういう建物をわき目にてくてく、

てくてく、

都営団地の取り壊しが決まっているみたい。

空き地が広がる

空き地が広がる

 

なんか、もっとにぎやかなところにあると思ってましたよー

ちょっとバッハっぽいですねぇーと会話しながら到着。

 

「NOZY COFFEE」

 

ノジーコーヒー

ノジーコーヒー

 

ここはかなり前に聞いて訪れたことがなかったお店。

 

注文したのはホンジュラスのエスプレッソ2種類とコスタリカをフレンチプレスで。

ノジーコーヒーで

ノジーコーヒーで

 

 

 

注文を待つ間、僕たちの店では見ない客層だなぁと苦笑いしながら眺める。

 

 

エスプレッソはそれぞれ強力です。

 

ホンジュラス ブエナビスタ

 

 

ホンジュラス サバナ

 

サバナの方が酸味が強力。

 

きゅーーーーーーっと来るタイプ。

 

かなり冷めてきてから、ジャスミンの香りが開いた。

 

 

ブエナビスタは、飲み始めから少し経つと開いてくる。

 

強力な酸味に牽引されるのだが、ウーロン茶的ななんかを感じそして後味にビスケットまで行かないけど

 

そんなのに混じったドライフルーツ。

 

そんな印象。

 

 

 

そしてフレンチプレスのコスタリカ。

 

これは軽やかだった。

 

まぁわりと飲みやすい。

 

酸味があるが、これと言ってあまり印象に残らない感覚だった。

 

むしろそれだからこそ飲みやすいのか。

 

 

そんな感じ。

 

 

ノジーを飲み終えるころには二人とも満身創痍といった感じ。

 

ぐぅぅぅーーーって感じ。

 

脱力感が半端ない。

 

これがうわさのチルダウンってやつぅ???

 

 

こうして一日回ったけど、やはりこの中ではオニバスが際立つと思う。

 

エスプレッソのブレンドの構築感。

 

カップ一杯を最初から最後まで飲み終えるときの印象。

 

 

あとで思い出すと、大変良かったです。

 

艶やかさというよりは、作りこまれたテクノ音楽のようです。

 

そして、オニバスのドリップ。

 

コチラも、軽い感じなのだが、こう香りの強度がしっかりしていて美味しいなぁと思わせる感じがあった。

 

ノジ―はノジ―でスタイルを確立しているのだが、今日の印象ではオニバスが際立っていた。

 

 

そしてノジ―をあとにして、ボテンボテンとあるいて帰る。

 

いやーーーお腹がいっぱいですねぇと会話する。

 

例えば昔ながらのランブルとかダフニとか・・・そのほかのお店でガンガンに飲んだ後はこういう

 

感じにはならないんだよなぁーと言い合った。

 

だからこそマサミ氏は自分の方向性も確認できたとも・・・

 

これに対しては僕自身も同じ印象です。

 

これはあくまでも個人個人の嗜好の問題とは思いますけど、こう飲んだ後のありがた感。

 

いいアートに触れた!!そんな印象がなかったかなぁという感じであった。

 

それでも、飲み物としては完成していると思います。

 

サードウェーブ。

 

体感できた一日。

 

 

15000歩。

 

僕達は僕達の街でコーヒーを創っていこうと思いました。