カフェの教科書的な休日(笑)

今日は「カフェの教科書」的な休日!!

 

 

これだ!!

カフェの教科書 (エイ出版社

カフェの教科書 (エイ出版社

 

 

昨年の11月に発売されたムック本。

 

ムック本????

 

 

この文章を書いて急にムック本のムックって・・・とwikiで調べてみると、

 

MAGAZIN(マガジン)とBOOK(ブック)の混成語。

 

つまりは雑誌と本の性格を併せ持つような本とのこと。

 

なーーるほど。

 

 

 

ついでに、ガチャピンとムックのムックも気になったが、

 

こちらは由来についてはわからなかった。

 

体が赤い毛むくじゃらでできているので、ムックムックしている・・・

 

そこからムックとつけられたとインターネットで紹介するサイトもあったが、

 

真相はいったいどうだったのだろう・・・分からない。


 

 

 

 

そんなムック本に今日は大きく影響された今回の休日。

 

 

 

カフェの教科書に、大阪の有名な店が紹介されていて、

 

その店のキーマカレーのレシピが紹介されていた。

 

なんだかそれなら自分にもできそうだったのでやってみた。

 

ま、そんなん言っても独自アレンジです。

 

ふきのとう!!!!

鍵山氏提供 ふきのとう

鍵山氏提供 ふきのとう

 

 

先日、雑草博士の鍵山先生にふきのとうをたくさんいただきました。感謝です!!

 

それを生かしたお料理です。

 

ふきのとうの爽やかな香りと苦みはきっとカレーに生かせる!!!

 

ということで、キーマカレーINふきのとう。

 

 

まず、八角、ローリエ、唐辛子、クミン。この塊のスパイスを油で煮出す。

ま、この辺は家にあるスパイスでなんでもいいと思う。

スパイスを煮出す

スパイスを煮出す

 

もうこの時点で成功が約束されたような匂い。ほんわぁーーー。

 

 

 

それから、ニンニク、ショウガ、ニンニクの芽。ネギもあればよりイイらしい。

そして玉ねぎを、みじん切りにしたもの。

 

 

先にニンニク、ショウガ、ニンニクの芽も加えて香りを出す。

 

 

更に玉ねぎのみじん切り。そしてふきのとうのみじん切り。

香味野菜で香り出し

香味野菜で香り出し

 

 

 

しっかりいたまったら、閉店近くに10%引きで販売していた牛豚肉のひき肉。

 

ひき肉を使うことで、煮込み時間を短縮できる大きなメリットがあり、これはイイ!!

 

しっかり火を通して、SBのカレー粉とトマト缶を加える。

SBのカレー粉は絶大です。何もしなくていい。

肉とトマト缶を入れたらいっきにカレーらしく

肉とトマト缶を入れたらいっきにカレーらしく

 

そして、これも鍵山さんから随分前に頂いていた、スダチ果汁。

あと麺つゆ、鶏がらスープの素。塩。砂糖。牛乳を入れて味を調える。

 

ここの味を調えるっていうところがこの上なく楽しい。

 

今までの工程が実を結び、味が混然一体となってくる。

長い旅だった・・・

30分間の旅が今ここで終着を迎える。

 

 

はい。出来上がり。

ふきのとうのキーマカレー

ふきのとうのキーマカレー

 

 

たいへん美味しかったです。


 

 

 

 

はい。

 

カフェの教科書だったったー。

 

 

これの表紙を飾る店。

 

Cafe 鈴木

 

この店は本厚木にある。

 

鈴木の開店時間が14時なので、同じ本厚木の店。

 

「いる1ばん」

どことなく いずみと似たような雰囲気

どことなく いずみと似たような雰囲気

 

ここは喫茶いずみの常連のNさんに聞きました。

 

結果として大変良かったです。

 

 

何となくいずみの雰囲気にも近いですし・・・とても親近感があった。

 

 

抽出はふつう、少し濃いめ(100cc)、デミタス(60cc)が選択できる。

 

豆はメニューを見ると、昔ながらのラインナップに加え、最近のスペシャリティーをポチポチ。

 

 

ブラジル サントス 普通

 

おおおお。うん。うぬうぬぬーー

美味しいです。

ブラジルってこんな感じですよねぇって感じの感じがしっかり。

飲みやすいけどしっかりしてました。

少し深めかなぁー

 

 

ブラジル 手摘み完熟豆 デミタス

 

 

これは喫茶いずみにもある豆。

おぉぉぉぉぉぉーーー

いいです。

飲みやすいけどしっかりブラジルだよなぁって感じ。

重厚さや、心象世界とは無縁のコーヒーではあるが、

こういうコーヒーはなかなかないのではと思う。

飲みやすく、ブラジルってコレだよねぇってわかりやすいです。

豆のそのままを引き出す印象がある。

素材をそのまま出す感じ。

 

 

 

さらに。さらに。

 

モカマタリ (デミタス)

 

 

おおおおおおーーー

あーわかるわかる。イエメンのモカってこんな風味だよねぇ。

ってこちらもそんな印象。

やはり飲みやすい。

激しい何かや、心象世界、凄み。そういうものとは無縁だが、

しっかり豆のそのものの感じを自然に引き出してある。

そんな焙煎。

味わい。

 

 

先日購入した、苦味礼賛ではないけど、標さんの「豆の手助けをする」

 

そんな考えがあるとしたら、この店の味わいはそうだと思う。

 

素材を殺さない、そのままな感じ。

 

そして優しい味わい。

 

 

常連さんも入れ替わりやってきて、マスターとのやり取りを楽しんでいる。

 

ほっとする地域に溶け込んだいい店だなぁと心から思った。


 

 

 

 

そして、「Cafe 鈴木」

カフェ鈴木

カフェ鈴木

 

 

 

入るところから茶室を思わせるやや低めの入り口。

 

必要なものしか見せない、そういう照明。

 

暗いけど、必要なものはしっかりと見せるようなものか。

 

それも不自然さを感じさせないような感じっすかねぇ。

 

 

リストレットを注文

 

(ここでのリストレットはネルで濃いめに抽出されたとメニューに。お店によって基準は異なるようだが、意味合いとしてはエスプレッソを少な目で濃いめに抽出した液体を指すことが多い。)

 

 

 

ほほほほーーー飲みやすい。

 

軽やかで、飲みやすい。野外で炭を焼いているような軽やかな印象。

 

こちらも心象世界や、重厚感、思想、そういった感じの方ではない。

 

苦味が軽やかに浮上していく印象。

 

備長炭系の味わいかなぁー

 

 

通常はグイグイとブラックでこのまま飲むのですが、店主が一緒に添えたバー(お菓子)を浸しながら

 

食べると美味しいですよとのことだったので、そうしてみた。

 

このお菓子との組み合わせすごく良い。

 

このように組み合わせを楽しむのもたまには楽しいなぁと思った。

 

自分の好みではグイグイコーヒーのみを楽しむのが好きだが、こういう楽しみ方もいいなぁと思う。

 

また、一緒にスライスされたチーズケーキも、美味しい。

 

スライスの量がまたちょどよく、少な目で濃いめのコーヒーと一緒に楽しむという考え方が

 

しっかり伝わる。

 

勧められるままに楽しむっていうのもやっぱりそうなんですよねぇー

 

 

そして、トイレ休憩。

 

手洗いがとても素敵だった。

 

特に手を洗う洗面台。

 

一度は経験するといいトイレだと思います。

 

 

 

 

コーヒーゼリー(30秒でお召し上がりください)

 

 

アイスクリームにラム酒をかけて、そこにシェーカーで冷やされたコーヒーゼリーの原液のようなもの。

 

すくってアイスと食べると無茶苦茶美味しい。

 

苦味が生きていると感じた。

 

苦味が美味しい。

 

たしかに見ているうちに、ゼリーが固まってくる。

 

そして、固まると苦味が立ってきて、さっきの調和が苦味よりにシフトした。

 

これは30秒ってそういうこと?!と思いました。

 

苦味のコーヒーゼリーも美味しいものだなぁと思いました。

 

そして口直しにエスプレッソが。

 

これも飲みやすい。

 

上品だがしっかりしている。

 

繊細な印象を受けた。

 

 

これも珍しく、テーブルに置かれた砂糖・・・といってもお菓子作りに使う粉糖のようなもの。

 

和三盆のようだなぁと思う。

 

これを少し入れて飲むと優しい繊細な飲み物に変身する。

 

エスプレッソに砂糖を入れるともっと強いが、そうじゃない。

 

繊細な和菓子にも通じるような感じ。

 

美味しかったです。

 

 

Cafe鈴木の世界観に触れました。

 

 

 

あーー楽しかった。

 

小田急線で出かけたので帰りに・・・

2016.2.8小田急新宿駅で

2016.2.8小田急新宿駅で

 

 

 

 

 

そして30年前の僕。

30年前・・・新宿駅で・・・

30年前・・・新宿駅で・・・

 

基本変わってませんね。

 

 

今日は少な目で10000歩。

 

カフェの教科書的な休日でした。

 

また明日から素晴らしいコーヒーを創るために精進精進!!!!