今日はトーキョーのとあるところへ・・・
この日を随分楽しみにしてました。
ここはブログには書かないでくださいとのことで、液体の感想だけ記します。
そこで、2杯の液体を飲みました。
1杯目。
酸味と一体になった、ほど良く焼けたバケットの表皮をトースターで焼いて焦がす一歩手前の
小麦粉のうま味を含んだような苦味とは表現しきれないような味わいが第一波で押し寄せて、
そこからヌワァーーーーっと大変に良いお吸い物や澄んだスープを 飲んだ時にあとで立ち上がってくるように気配がくる。
おぉぉーーーとここでなる。
液体自体はそれほどキョウレツな個性ではないが、油をまとわない良い出汁。
昆布だしや、鰹節の一番だし、そんなものを飲んだ感覚。
冷めてくるとやっぱり気配がしっかり。
おぉぉぉーーという感覚です。
やっぱり冷めてくると、湖がありそこの霧が晴れたかのように水面が見え始める。
そんな世界観。
ぐぐぐぐーーー
2杯目。
こっちのは、これまた面白い。
さっきのに比較すると、やや苦味より。と言っても単純にそんな感じではなく・・・
苦味が見えやすい。こっちのはカラメルソースに近いです。それがうっすら酸味をまとっており、
なぜかわからないけど、(たぶん苦味のせいなのか?)液体に芯棒が入っている感じ。
その芯棒をよりどころにしてやっぱり気配が上がってくる。
さっきと同じように、通常の味覚の部分から、気配がわいてくるように2段階で感じる。
で、こっちも冷めてくると霧が晴れたように気配がくっきり。
湖が現れるように・・・しっかり気配という景色が見える。
そしてこの気配はやっぱりどのここの豆の共通言語として感じる。
うぅぅぅむむむぅ。
勉強になりました。
豆を6か月置いておくこと・・・抽出した液体を3,4日たってから飲むこと。
渋みの話。
日本料理の話。
そのようなことを聞いた。
わざわざ、足を運んだ甲斐があって、すごく身に染みました。
そしてものすごく会話が楽しかったです。
いやーありがとうございます。
そんな感じ。
それから、ホームタウンの船橋へもどって、ドトールコーヒー船橋南口店。
店長の梶氏がいたので、ネルドリップのデミタス(濃いめの抽出)をお願いしました。
(ハンドドリップは通常メニューですが、ネルドリップ(濃いめの抽出)は提供できる人が限られています。
(飲みたい人は確認してくださいねー)
銘柄はマイルドブレンド。
こぉぉぉぉーーー。
無茶苦茶酸味に寄ってるぅぅぅーーー
この濃度で拡大すると、マイルドブレンドってこんなんなのかぁぁぁーーって感覚。
僕が想像するよりは、浅い焙煎なのかなぁーーそれか、味わいにハリを持たすために
意識的に配合された酸味系の味わいがこのようにデミタスにすると立ち上ってくるか・・・
この豆を焙煎している人に設計思想を聞いてみたいなぁと興味を持ちました。
そして、冷めてくると、マイルドブレンドのイメージの酸味の中に甘い感覚が立ち上ってくる。
ドトールではもちろんコーヒーマシンで抽出されたものが提供される。
そして、マシンでの滞留時間も考えてのこの思想なのだろうか・・・
少し時間経過しても甘いみたいな・・・
マイルドブレンド 面白いです。
ありがとうございまーーーっす!!
それから、今日は夜は近所のニコニコ湯へ・・・
420円。
昔ながらの銭湯。
ちょっと熱めのお湯。
ここは日替わりで薬草の入浴剤が入っている。
今日はたしかジッコウ。耳慣れない。
赤茶色のお湯。
壁に書かれた、摩周湖の景色を見ながらゆっくり浸かった。
昔の銭湯って、昔からの純喫茶に似ている感じがするなぁと湯船で考えていた。
なんだか奇妙な連携感がある。
同じ場所にいる感じ。
これが、新しいスーパーセントーに代表されるようなところではこういう空気感にはならない。
お互いの気配を感じながらお風呂につかる。
これがまたたまらない。
常連さんと番頭さんとの会話とか・・・面白いなぁって感じます。
古い銭湯と古い喫茶店って楽しみ方がどこか共通する感じがあるなぁ~としみじみ思いました。
今日は目的だけを済ます感じでしたので、10000歩
少ないなぁ・・・
それぞれ楽しかったなぁ~
今日勉強したことをさっそく明日お店で実験開始してみようと思いました。
あーーコーヒーって面白い!!