濃厚な日、月曜日

日曜日の夜は親切なおじさんの家に招かれて夕食をご馳走になった。

それがこれ。

ねぎすき焼き

ねぎすき焼き

なんでしょう?なんだろう。

ねぎすき焼き 四銃士verというらしい。

あ、あれもつけときます?

あーそうね。つけとく。つけといてお姐さん。

じゃあ、ねぎすき焼き 四銃士ver®←つけちゃった・・・(いいのかなぁ)

その名の通りねぎのすき焼きなんだけど、ねぎを写真のように立てるのがミソで、
そうすることによって汁がねぎに吸い上げられて、その味のグラデーションをより楽しめる料理法らしい。

これはねぇ。
やっぱり美味しい。
普通ね、ねぎなんかすき焼きの脇役なんだけどホントねぎを楽しめる料理でよかった。
また四銃士っていうのは、牛、豚、鶏、羊の四種の肉が、中央のねぎの姫を守るというよく訳がわからない業界用語だ。

この鍋を始めるときにねぎを立てるのに苦労する。
このすったもんだがなかなか味わい深く、いい思い出になる。

「うゎあ ぜんぜん立たないですね ねぎ」
「いや ちょっと押さえてて 沢山やれば立つから 腱鞘炎だから押さえらんないよ」
「あー ぜんぜんダメですね。 あー。」
「ゴムでやってあとでタコ糸で縛ろう」

っていう会話をしながら、やっとねぎが立ち鍋をはじめられる。
ねぎが立たないとなんかぜんぜんダメな鍋だと思う。

ねぎすき焼き 四銃士ver

四人の肉がねぎ姫を守護している

それでも後半は苦労して立てた、ねぎはバラバラになりもうどうでも良くなってしまう。
なんかそんなもんだよね。
いやぁ本当においしかったです。大変いいお酒の席だった。

そして流石に月曜の今日は昨日が遅く午後までゆっくりしていた。
昼食は無性にあんまり具の入ってないラーメンが食べたくて、ネギとほうれん草と卵、ハムのラーメンをたべた。本当は崖の上のポニョみたいなラーメンをしたかったけど、いかんかった。
昨日よく酒を飲んだので汁がうまい。

らーめん

崖のうえのポニョみたいなやつ目指したけど現実はこんなもんです

それから雨だったので遠出する気がなく船橋駅まで出掛けていき、その場で焙煎するコーヒー豆をうりにしている「LOHAS」へ行く。

LOHAS

オンデマンド焙煎コーヒー店 のLOHAS

本当はコーヒーだけを飲みたいのだが、あくまでも焙煎豆の販売が主体なので喫茶は行っていないようだ。
その場でお姉さんが焙煎してくれている間に、試飲といってコーヒーが飲める。

今日の試飲はブラジルピーベリー。苦く香ばしく甘い感じ。行田団地のカフェ ブレニーの味に近いがややコクが上の気がした。ストレートで充分いける。
豆はエチオピア イリガチェフを購入した。
こちらは後での楽しみだ。

そして、家に帰ろうとしたら高校の同級生から電話がある。
「実は今、店の前にいるんだけど、今日休みなんだ?」
「えーええー。いるの今。店に?あーわかった。行く行く。バスで行くから30分待っててね」
って急遽、店に行き高校の同級生のS田君と再会する。
S田君は僕が会う度にコーヒーの話をするので、彼もコーヒー好きになり今では自宅でも手網でコーヒーをたまに焙煎するらしい。
そんな彼なので、せっかくの定休日だからと一緒にコーヒーの焙煎をする。営業中はできないね。
こうなるとホントに子供に帰っていたずらをするようなものだ。
まぁ同業者には絶対に見せられない。

そして彼にコーヒーを淹れてもらって、コーヒーを飲む。
さらにさっきの「LOHAS」で購入した豆もS田君に淹れてもらい飲む。
そんなS田君のドリップは僕とほぼ変わらなかった。すごい。

そしてさらに今しか飲めないコピ ルアックを飲んでいただく。(これは僕が淹れました)
彼は実は獣医をしていて猫の糞のコーヒーといったら感心をした様子だった。
獣医だからより感動があるのかも知れない。
獣医のS田君は4月から修行で石川県に行くそうでしばらく会えなくなる。
そんなわけで夕食を僕の家に招待した。
高校時代のアルバムをみながら思い出にひたっていい時間であった。
なかなか濃厚な日、月曜日だった。

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