今日は銀座を歩いていたら偶然に高校時代に同じ山岳部だった友人にあった!!
「あれぇーK君じゃん」
「イトー君?」
ってどうやらK君は百貨店に勤めていてちょうどお得意さんとの打ち合わせの帰り
に会ったようだった。
昼休みを利用して、コーヒーを飲みに行った。
ちょうど彼の勤める百貨店の事務所がカフェ・ド・ランブルからは目と鼻の先だったが、
まぁ普通に会話したかったので、仏蘭西屋という喫茶店に入った。
クラシカルな昔の喫茶店という感じで、女給さんもこれまたクラシカルなメイド服で迎えてくれる。
ブレンドコーヒー530円なり。
味は特筆すべきものはなかったけど、話をしながらお代わりまでもらってしまう。
友達のお笑い芸人のライブ(投票制で順位を決める)を見に行って組織票を入れようとか、
また山岳部の仲間集めて低い山に登ろうとか、
K君はいい感じの彼女がいるけど占いによると今年は結婚しないほうがよいとか、
太ってしまって昼飯をあまり食べないとか
そんな他愛もない話をして別れた。
それから以前勤めていた事務所の社長が寂しがっていると人づてで聞いていたので、
特に予定がなかった今日はそこへも立ち寄った。
僕が事務所を辞める頃は酒の飲みすぎで体調を崩し勝ちだった社長はとても元気そうだった。
開口一番に
「体調どうですか?みたところ元気そうですねぇ?」
を皮切りにひとしきり漫談を繰り広げた。
相変わらずの感じでとてもよかったです。
これ僕が勤めていた頃の事務所です。
僕がやめてから3年経ついまでも独特のアットホームな事務所の雰囲気は変わっていなかった。
業界はいま大きく変わっているので大変厳しいと社長はおっしゃっていた。
ひとしきり漫談が終わり、「コッチ来て」と自室へ呼び仕事の資料を見せて説明し始めたので、
これは仕事させられるカモ?と思い「いやぁー今日はそろそろ帰るです」といって事務所を後にした。
そうして家に早く戻ってきたので、久々に馬込沢の銭湯「ニコニコ湯」へ行ってきた。
僕が小学生の頃から何にも変わんないです。
銭湯を中心に小さい居酒屋が数件。
ニコニコ横丁。
この横丁の突き当たりにニコニコ湯。
ここはホント昭和です。
昭和を楽しみたい人はぜひぜひ一緒に行きましょう。
「420円です。お湯熱いけど薄めないで下さいね」
「あー大丈夫ですよ」
このニコニコ湯の湯は熱い。
銭湯の雛形というべきところ。
いまどきのスーパー銭湯と違って何にもない。
富士山の絵。
高く青空のような水色で塗られた天井。
昔ながらのタイル。
時代が集積されたぬくもりがあるです。
体洗って湯につかるとヤッパリ熱い。
ラベンダー色の入浴剤の匂いがすがすがしくて「いいー」とついつい口走ってしまう。
熱いのでそんなに長く浸かっていられない。
すこし休んで2度入って風呂からでる。
まーったりとした時間が流れているんですよね。
この人があんまりいない時の脱衣場のまーったり感は星5つです。
いいよなぁー。最高です。
東南アジアの安宿にも同じゆるさを感じる。
常連客のタオルが何気に干してあったり・・・
ロッカーの扉がところどころなかったり・・・
風呂から上がって脱衣場でパンツ一丁になり涼む。
最高の贅沢です。
喜びだった。
こういう情緒のあるものは文化遺産で残して欲しいが、コノご時世よくわかんないです。
いずれにしても、昭和の時代を色濃く残す「ニコニコ横丁」
知らない人はぜひぜひ行って欲しい。
懐かしさのあまり泣きたくなる人・・・は、いないかぁ・・・
ピンバック: 10 carat diamond price