羊骨ラーメンを作る

雨の日ですねぇ。

雨の日は外へ出たくないですよねぇ。

そんな日は家でコトコト煮込み料理を楽しもう。
煮込み料理といっても今日はラーメンです。

先週とんこつラーメンを食べたっていうのに!!

やっぱりラーメン美味しいです。

 

今日のラーメンは羊の骨で作る「羊骨ラーメン」

ちまたではラームンなどという人もいるらしい。

なんで手軽な鶏がらでやらないのかって?

それはラムに脳みそが侵されているからなんです。

 

きっかけは、だいぶ以前のネギすきにラム肉が入っていて無茶苦茶美味しかったこと。

これね

ネギすき四銃士ver

思い出の
ネギすき四銃士ver
このときにラム肉にやられた

 

ラムっておいしいんだぁー

一度気になり始めるともうだめです。

お客さんがトルコで美味しい羊を食べたときいたら無茶苦茶話にくいついたり、

ジンギスカンが終わった後で、あの兜みたいな鍋に残った油を番茶に注いで飲むという珍しい話

を聞いて感嘆の声をあげたり、

隣のカレー屋で働いている「ラム」ちゃんに必要以上に話しかけたり、

まぁ早い話が羊と恋愛しているんだねキット。

 

推察するに、オタクの気性と恋愛とはほぼイコールではないだろうか。
オタク≒恋愛

 
という公式がなりたつだろうと思う。

オタクに恋愛べたなのが多いのは、

エネルギー保存の法則でオタクにエネルギーがつぎ込まれると

恋愛へのエネルギーの流入がだめになるからだろう。

 
と、わけのわかんない話はもうやめにして、

羊のラーメン。

まず羊の骨でスープをとります。

 

まず沸騰したお湯にラムの骨を投入。

それで下茹で。

羊の骨の下茹で

羊の骨の下茹で

 

 

これをすることで独特の臭さがぬけます。

 
10分ぐらい煮ると

茶色い塊が灰汁です。

茶色い塊が灰汁です。

 
ほおぅらね・・・

なべの周囲におどろおどろしい灰汁が出てきます。
それから湯をすて骨を鍋にもどして煮るだけ。

今日はネギやたまねぎニンニクのかけらも一緒に入れました。

ねぎ、ニンニクなど入れて煮込む

ねぎ、ニンニクなど入れて煮込む

4時間後にコレをこすと・・・・

黄色味がかったラムスープ

黄色味がかったラムスープ
綺麗な出来上がりです

 

 

黄色味がかったスープ

一口飲むと、むわぁーっと油のうまみが広がる。

う、うめぇー。

スープの鍋じたいからは、羊の匂いがするけどスープを味わうとそうでない。

というか全く羊の匂いは気にならないです。

とにかく、やや油分の多いコクのあるスープが取れた。

 
そして羊スープの味の下支えとして、魚介系もあわせる。

前日に昆布2枚、干ししいたけ2つ、桜えび少々を水につける。

水出し魚介系スープ

水出し魚介系スープ

これを沸騰寸前まで加熱して濾す。
はいこっちも綺麗なスープの出来上がり。

こちらは油のキラキラ感はないです

こちらは油のキラキラ感はないです

 

それとチャーシューもラム肉を使用しました。

スープを煮込んでいるときに、ぶつ切りのラム肉を一緒に煮込みました。

適度なときに取り出して、さっきの魚介系の出汁と醤油、味醂を合わせた漬け汁につけておきます。

こんな感じ。

ラムのすね肉

ラムのすね肉

7時から仕込んで12時くらいに完成です。

羊スープと魚介系をおおよそ3対1でまぜて、タレであじつけ。

タレは醤油、味醂、塩でつくりました。

 

はい出来上がり。

ラム骨ラーメン

ラム骨ラーメン

 
美味しく頂きました。

鶏がらよりコッテリしているけど、しつこい感じがしない。

スープ一滴も残さずに飲んでしまった。

お爺さんにも同じラーメン食べてもらいました。

 

羊骨ラーメン

羊骨ラーメン

「たくぅ うどんかーこれは」

「いや ラーメン ラーメン作ったんだよ」

「ほらコノ骨で」

しばらくしてお爺さん今日のラーメン美味しい?

ってきいたら美味しいよって。

良かった。

しかも汁一滴も残してなかったです。

つくりがいがありました。

コメントを残す