日曜の閉店後にほっこり飲みに行く

僕がお酒を心置きなく飲めるという日はやはり、日曜日の夜と月曜日だ。

長野の旅館に住み込みで働いていた、小学校の同級生がこちらへ帰郷しているので

はじめてお酒を飲みに行くことにした。

日曜日。喫茶いずみの営業時間は19時まで。

みんなとの約束があるので絶対に19時までは営業。

それ以前からコソコソシンクを洗ったり、ミルの掃除をしたりしていた。

そして19時。

電気を消してばーーーっと店を閉める。

少しでも早く飲みに行きたかったのでたぶん店を19時15分には出ていた。

普段はゆっくり閉店作業するので20時くらいまでかかります。

 

そうして家に荷物をおいて、向かった先は

東武野田線「馬込沢駅」

馬込沢駅で待ち合わせ

馬込沢駅で待ち合わせ

 

喫茶いずみのある夏見台とはまた違う地域性でしょうね。

駅前には「華勝園」というラーメン屋がある。

ここはいまどきのうるさいラーメンではなくサイレントラーメン?だ。

昔の中華食堂の感じ。

経営が変わって若干味が変わったとなっているが、今でも美味しいです。

たしか昔は「鯉の丸揚げ」・・・時価  みたいなメニューも入っており、

東海林さだおの丸かじりシリーズのセンスにぴったりっす。(あーわかんないか・・・)

 

まぁ今日はその華勝園ではなくて、馬込沢でお気に入りのお店。

「鳥忠」

鳥忠

鳥忠

 

 

ここはまぁ焼き鳥屋です。

近所にこういう焼き鳥屋さんはとてもいいです。

技が編込まれた焼き鳥かというとそうではないですけど、美味しいです。

けっこう具が大きくてそれほど高価でもない。

庶民のお店。

焼き鳥のほかにも鳥めしがあってそれも美味しいです。

同級生のK君と焼き鳥とビールで近況を語り合った。

というか僕はコーヒー屋なんでそんななにも何のだけど・・・・

 

 

K君は大学を卒業してから長野の旅館に就職し、

このまま長野の旅館で一生かなぁと疑問に思って

思い切って旅館を退職して世界へ放浪の旅にでた

んじゃなくて、

今度は新宿のホテルで同じような職につくそうだ。

また同じような職に就いたのがK君らしい。

 

 

僕ら30代前半はきっと結婚する人はもう家庭生活で、自分の人生に疑問を持たずに、

というかそう考える時間はないだろう。

K君や僕みたく結婚せずにただ仕事をしているとふと、このままでいいのかという不安がよ

ぎるのだろう。

まぁ僕はコーヒーの道があるので全くそんなこと思わないけど・・・・

 

 

そういう漠然とした不安に取り付かれ自殺・・・・芥川龍之介じゃないか・・・

ではなく、なんか急に職をやめたり人生を見つめなおすというのタイミングってあるのだろう。

「K君に結婚すればいいんじゃね」

って適当なことはいわなかった。

まぁK君がえらんでいるからそうなんだろうぐらいのことを言ったような気がした・・・

まぁそんな話を焼き鳥に舌鼓をうちつつしました。

最後の〆は僕は鳥でだしをとったスープ派だ。

鳥忠のは軽めでコショウと柚子が効いたやつで美味しかった。

 

 

それから酔っ払って気分が良いので、近所をブラブラ散歩することにした。

結局久しぶりの同級生との散歩は

「あーここ○○君の家だよねぇー」

とか

「あれここの保育園更地になったじゃん」

とか

「あーあいつ同級生と結婚したんだってねぇー」

とかそんな感じでブラブラした。

暗い街の散歩

暗い街の散歩

最後に丸山のベスト絶景ポイントへK君を案内する。

「あーいいねぇ 家いっぱいじゃん」

「ここはじめて来た」

「拓ちゃんとこなければ一生来なかったと思う」
あーそうか。

いい夜だ。

おぉーほっこり同級生と近所の散歩。

心が満たされた。

うれしいなぁー。

友は大事です。

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