今日もまだまだ自粛生活!!
今日のブログは2本立てです。
まずは、研究ダブル焙煎
そして、近場にできたふくろう珈琲に行ってきました。
ダブル焙煎
行ってみましょー!!
ダブル焙煎とは、豆を焙煎している途中で釜から出して、冷却したうえで
もう一度希望の焙煎度合いまで焙煎することです。
なぜそれをするかというと、
焙煎しづらい硬い豆とか水分量の多い豆にたいしてダブル焙煎をすることで
渋みやえぐみを残さないで適正に仕上げることができるという手法なのです。
で、僕は今回は発想が全く違います。
まずこれをご覧ください。
![1997年 エチオピア シダモG4](http://blog.kissa-izumi.com/wp-content/uploads/2020/05/20200518_16440720web-508x381.jpg)
1997年 エチオピア シダモG4
これはオールドコーヒーです。
エチオピアシダモG4 1997年
生豆を寝かせるとこのように茶色く変化します。
これがどうしても僕は焙煎途中の豆に見えて仕方がなかったのです。
また、焙煎途中に感じる匂いもどことなくオールドコーヒーっぽい。
そんなわけで、オールドコーヒーっぽい色で一度釜から出して、
もう一度焙煎したらオールドコーヒーのような味わいになるのではないか?!
と考えたわけです。
要は、オールドコーヒーの短縮化。
これについては、ほかにも考えられる短縮方法があったそうです。
超音波をあてつづけたり、ドライヤーの熱風をあてるなど。
また牛乳に浸したりしてそのような感じにするなどなど。
お酒の世界では、寝かしたいお酒を海底に沈めて熟成を早めようとする試みもあるそうです。
時間の仕事はなかなか人間には越えられないのでしょうか?
さてさて、実践です。
まず、焙煎機で豆を途中まで焼きました。
![ダブル焙煎 一段目](http://blog.kissa-izumi.com/wp-content/uploads/2020/05/20200514_09303102web-508x381.jpg)
ダブル焙煎 一段目
実際やってみたい人のためのデーターは下記です。
下死点 80℃
焙煎時間 8分
終了釜温度 150℃
火力 中火
あくまでもこのデーターは参考程度です。
それぞれの釜によって環境が違いますので、本当に参考です。
大切なのは、オールドのあの香りがする頃をねらって焙煎を終了。
翌日、手網と焙煎機で検証。
手網
焙煎時間17分
1ハゼ 8分
2ハゼ なし
火力 一定
![手網 ダブル焙煎 2段目](http://blog.kissa-izumi.com/wp-content/uploads/2020/05/20200515_08581903web-508x381.jpg)
手網 ダブル焙煎 2段目
手網の所感
予想通り。
少し進めた分だけ1ハゼが早い
全体に火が入りやすくなっている
が、それほど通常の手法は変えないほうがいいような所感
豆が冷えているので
また反応が始まる温度帯までは結局同じだからと考える。
焙煎機
焙煎時間 17分
1ハゼ 10分30秒
2ハゼ なし
火力 中→弱中(少しだけ弱火へ)
特別に一度火が入っているからと言って大きな変化はなかった。
通常の80%の熱量で希望のローストまで行く感じ。
味わいは、オールド化はならなかった(そんなに簡単ではない笑)
片鱗さえも見えない。この手法は今の僕では手ごたえは感じない。
ところが、味わいが全体にまろやかで焙煎の熱の入れ方としての
新しい見地を得ることは大いにできた。
ある意味前半にゆっくり豆を温めて、後半に急激に入れていくような手法をとると
このような味わいになるのだなぁと感じた。
エッジの立ち方とかインパクトは弱いが、セピア色のような繊細な景色を見せるには
良いやり方だなと思う。
もうすこし回りくどく焙煎するのもありなんだなぁ~と手ごたえを得ました。
この手法は面白いので後日さらに検証していきたいと感じました。
はいそして。久ぶりコーヒー散歩っす。
ここ最近ほぼ夏見台をでない生活が続いていました。
今日は台地を少し飛び出して、塚田駅というところの近くにある、
新しいコーヒー屋へ行ってきました。
![夏見周辺地図](http://blog.kissa-izumi.com/wp-content/uploads/2020/05/20200518_17151121web-286x381.jpg)
夏見周辺地図
夏見台と塚田の関係はこんな感じで、
最近ブログに登場する長津川親水公園の位置はこんな感じです。
そこから東武線の線路を向こうへ行く感じの場所にあります。
そこにふくろう珈琲というところができたそうです。
そしてそのふくろう珈琲のコーヒーはすぐそばのカフェで飲めると聞いて
久しぶりの外食&コーヒーに喜んで行ってきました。
自宅からはおよそ4000歩くらいの距離にありました。
Cour Café
![CourCafeとふくろう珈琲](http://blog.kissa-izumi.com/wp-content/uploads/2020/05/20200518_13412912web-508x381.jpg)
CourCafeとふくろう珈琲
フレンチトーストとお肉のプレートを食べました。
久しぶりの外食ということだけで、とても嬉しく幸せでした。
店内はとってもおしゃれで素敵です。
フレンチトーストは分厚くしつこくなく、こういった食事にもあわせられるという感じ
なかなか良かったです。
食後のコーヒーはシングルオリジンを選ぶと、ふくろう珈琲のものになるみたいです。
食後のコーヒー
![CourCafe コーヒー](http://blog.kissa-izumi.com/wp-content/uploads/2020/05/20200518_13025710web-508x381.jpg)
CourCafe コーヒー
機械抽出。見た目通りの味わい
苦み系ではっきりした感覚
ま、そんな感じ。
でも、外でコーヒー飲むのが久しぶりなので無茶苦茶うれしい気持ちでいっぱいでした。
そして、そのカフェの隣にあるふくろう珈琲
ここは豆の販売所。
![ふくろう珈琲](http://blog.kissa-izumi.com/wp-content/uploads/2020/05/20200518_13410911web-508x381.jpg)
ふくろう珈琲
障がい者の自立支援も行っていて作業も障がい者と行っています。
いろんな豆を試飲できてそれを選んで購入する仕組みです。
器具を持っていない人用にドリップパックも販売してました。
いろいろと飲んで一番印象が良かったグアテマラを購入。
人のよさそうな店員が接客とても楽しかったです。
![ふくろう珈琲 グアテマラ](http://blog.kissa-izumi.com/wp-content/uploads/2020/05/20200518_15390015web-508x381.jpg)
ふくろう珈琲 グアテマラ
そしてお家でネルで抽出して飲んでみました。
わりと酸味からの香ばしさっていう感じのコーヒ―
バランスよく仕上がってしっかり飲める印象です。
![ふくろう グアテマラ](http://blog.kissa-izumi.com/wp-content/uploads/2020/05/20200518_15424817web-508x381.jpg)
ふくろう グアテマラ
いやーーしばらくぶりにコーヒー散歩できて本当に良かったです。
今日は10000歩 まぁまぁ歩いたぜ!!
明日からもコーヒー頑張るぜ―――!!!
うらーーーーー!!
![長津川親水公園](http://blog.kissa-izumi.com/wp-content/uploads/2020/05/20200518_13575313web-286x381.jpg)
長津川親水公園